JPH06211692A - 免疫増強剤 - Google Patents

免疫増強剤

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JPH06211692A
JPH06211692A JP5024913A JP2491393A JPH06211692A JP H06211692 A JPH06211692 A JP H06211692A JP 5024913 A JP5024913 A JP 5024913A JP 2491393 A JP2491393 A JP 2491393A JP H06211692 A JPH06211692 A JP H06211692A
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JP
Japan
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human
human lysozyme
lymphocytes
lysozyme
cells
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JP5024913A
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English (en)
Inventor
Koji Furumiya
耕二 古宮
Tetsuya Takesono
哲也 竹園
Masashi Tani
眞至 谷
Hiroshi Tanimura
弘 谷村
Yuuki Yamagami
裕機 山上
Takuya Tsunoda
卓也 角田
Shizuma Mizobata
静馬 溝端
Kohei Noguchi
浩平 野口
Makoto Iwahashi
誠 岩橋
Mikiko Tamai
美妃子 玉井
Tsukasa Hotta
司 堀田
Kazuo Arii
一雄 有井
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Eneos Corp
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Nippon Oil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヒトリゾチームを有効成分とする非経口免疫
増強剤 【効果】 ヒトリゾチームを非経口的に投与することに
より、ヒトリンパ球の免疫作用を増強し、癌、エイズ等
の発症の予防または治療に有用である。また、ヒトリン
パ球をヒトリゾチームと併用すると、その効果をさらに
高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、副作用をできるだけ低
減し、免疫増強効力を高めた免疫増強剤に関する。本発
明の免疫増強剤は、非経口的に投与され免疫活性を増強
し、その作用によって制癌剤、エイズ治療剤、癌転移抑
制剤、感染防御剤等として用いられる。
【0002】
【従来の技術】ヒトリゾチームは、 130個のアミノ酸か
らなる塩基性蛋白質であって、涙、粘液、唾液、卵白、
ミルク等に存在する酵素である。この酵素は、主として
ペプチドグリカンのグリコシド結合を加水分解し、バク
テリアの細胞壁を消化し、バクテリアを溶解する作用を
もつ。またこの酵素の作用として、浮腫抑制、膿粘液分
解、抗ヘパリン活性、組織修復活性など知られており、
リゾチームの塩化物がアクディーム等の酵素製剤および
風邪薬への配合剤として市販されている (医歯薬出版株
式会社「最新医学大辞典」参照) 。本発明者らは、組換
えDNA技術の手法を活用することによってパン酵母を
宿主として使用してリコンビナント・ヒトリゾチームを
大量に生産することに成功した (特開平2-234673号公報
参照) 。そして、その用途について種々検討を重ねたと
ころ、ヒトリゾチームに動物細胞の増殖促進作用があ
り、無血清培地成分として利用できることを見出した
(特開平4-218365号公報) 。この研究を進めたところ、
ヒトリゾチームをサイトカインとともに添加した培地で
ヒト体内から採取したヒトリンパ球を培養すると、得ら
れるヒトリンパ球が癌細胞に対する傷害活性を高めるこ
とを見出した (特願平3-199959号) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、さらに
ヒトリゾチームの活性について検討したところ、ヒトリ
ゾチームが各種の腫瘍細胞等の増殖を抑制し、ヒトの免
疫を増強する作用があり、これを医薬として利用できる
ことを見出して、本発明を完成するに至った。また、こ
の作用は、ヒトリゾチームとヒトリンパ球とを共存させ
るといちじるしく高まることを見出した。すなわち、本
発明の課題は、ヒトリゾチームを有効成分とする非経口
免疫増強剤を提供することにある。さらに、本発明の課
題は、ヒトリゾチームとヒトリンパ球とを有効成分とす
る非経口免疫増強剤を提供することにある。なお、卵白
リゾチームについて免疫増強効果が検討されたことがあ
るが (東北医誌93 32(1980))、卵白リゾチームには免疫
増強効果がほとんどなく、ヒトリゾチームに医薬として
使用できる程度のいちじるしい免疫増強効果があること
が見出されたことは、実に驚くべきことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ヒ
トリゾチームを有効成分とする非経口免疫増強剤に関す
る。さらに、本発明は、ヒトリゾチームとヒトリンパ球
とを有効成分とする非経口免疫増強剤に関する。本発明
におけるヒトリゾチームは、ヒトの胎盤、白血球、尿、
母乳、涙等の各組織及び分泌物中に見出され、これらか
ら抽出精製したりあるいは前記した遺伝子工学的手法に
よって得ることができる。このようにして得られたヒト
リゾチームは、さらに陽イオン交換樹脂あるいは分子篩
等を用いて精製し、純度を 99.99%以上に高めることが
できる。
【0005】一方、ヒトリンパ球は、骨髄に由来する幹
細胞によって産生される。従って、このような、ヒトリ
ンパ球産生幹細胞を培養することによって得ることがで
きる。リンパ球には、Bリンパ球とTリンパ球があり、
これらはいずれでも使用できるし、さらにこれらに属さ
ないK細胞;NK細胞等を使用することができる。ヒト
リゾチームの使用量は、症状、性別、年令等によって相
違するが、通常成人1日当り 0.1〜1,000mg(25,000〜25
0,000,000 単位、測定方法について Anal.Biochem., 12
8. 77(1988) を参照) 、好適には1〜100mg (250,000〜
25,000,000単位) を1回〜数回に分けて投与する。投与
方法は、非経口的に投与される。具体的には、皮下注
射、筋肉内注射、静脈注射、動脈注射あるいは腹腔また
は胸腔内注射等で投与される。これを経口的に投与する
と、腸からの吸収効率が低く活性が弱まり、また速効作
用がないので望ましくない。従って、非経口的に投与さ
れる。
【0006】製剤は、ヒトリゾチーム 0.1g (25,000,0
00単位)を塩酸塩とし、生理食塩水、リン酸緩衝液(PB
S) または Hanksの緩衝液、蒸留水10mlに溶解し、アン
プルに充填し、活性が失われない程度にコールド殺菌あ
るいは加熱滅菌することによって調製される。またヒト
リゾチームとこれらの溶解液とを用時溶解型にしておく
こともできる。
【0007】本発明では、これにヒトリンパ球を有効成
分として加えてもよい。ヒトリンパ球は、これを保管し
ていたものを用いることもできるし、また治療を受ける
者の体内から採取し、これをあらかじめ培養しておいた
ものをヒトリゾチームとともに投与してもよい。この場
合、ヒトリゾチームとヒトリンパ球とを個別にあるいは
混合して一剤の形で投与できるようにしてもよいし、ま
たヒトリンパ球を投与した後一定時間、例えば1〜20日
後にヒトリゾチームを投与してもあるいはヒトリゾチー
ムを投与した後、一定時間、例えば1〜30日後にヒト
リンパ球を投与してもよい。本発明の免疫増強剤には、
このようなヒトリゾチームとヒトリンパ球を同時に投与
できる剤型ばかりではなく、両者を個々に調製し、順次
投与できるようにした剤型も包含される。ヒトリンパ球
の投与量はヒトリゾチームmg当り107 〜108 個程度が適
当であり、これを前記したようなヒトリゾチームの投与
量とともに使用する。
【0008】次に、本発明について実施例を挙げて具体
的に説明する。
【実施例1】特開平4-25527 号公報に記載されている方
法によって合成ヒトリゾチーム遺伝子を含む分泌発現プ
ラスミドを作成し、これを酵母に導入し、得られた形質
転換酵母を、グルコースを炭素源とした培地で培養し、
培養液中にヒトリゾチームを分泌させた。得られた培養
上清をメッシュ0.45μm フィルターで濾過して形質転換
酵母を除去し、濾液を分画分子量 5,000〜10,000で限外
濾過して約20倍に濃縮して脱塩を行うとともにヒトリゾ
チームの濃縮を行った。この濃縮液 1,000mlを陽イオン
交換カラムクロマト (陽イオン交換樹脂 SP-Sepharose
HP、700cc)にかけ、ヒトリゾチーを陽イオン交換樹脂に
吸着させ、脱着液NaClを用いてヒトリゾチームを樹脂か
ら脱着分離し、さらにこの分離液液をゲル濾過カラムク
ロマト (充填樹脂Superdex 75PG 、充填量5,000ml 溶離
液、10mM NaCl)にかけてヒトリゾチームに類似する塩基
性不純物を分離除去した。一方、ヒトリゾチームを含む
分離液を限外濾過してパイロジュン発生物質を除き、さ
らにメッシュ0.22μm のフィルターで濾過して除菌を行
い、濾液を凍結乾燥して精製ヒトリゾチームを得た。
【0009】
【実施例2】胃癌患者のリンパ球を採取し、これを、イ
ンターロイキン2(IL-2) を含む血清あるいは無血清培地
(培地は発明者らが開発したNOC 905 培地 (特開平4-21
8365号公報参照))に接種して培養条件5%CO2 条件下37
℃で培養し、リンパ球効果細胞 (E)を活性化させた。こ
れを、51Crで標識したK-562, KATO-III, Daudi, 自己腫
瘍細胞等の癌細胞標的細胞(T) と各E/T で接触 (具体的
には96穴マイクロプレートに標的細胞(T) を1×104/10
00μl と効果細胞(E) を10×104 /100μl(E/T10) 、(T)
を1×104 /100μl と(E) を20×104 /100μl(E/T 20)
、(T) を1×104 /100μl とE を40×104 /100μl(E/T
40) をそれぞれ加えた) させるさいに、いわゆるエフ
ェクターフェーズに実施例1で得られた精製ヒトリゾチ
ーム(HLY)を添加して37℃で4時間接触させ、癌細
胞に対する傷害活性増強能を検討した。この結果を次の
表1〜4に示す。この表の結果に示されるように、いず
れの願細胞に対しても活性化リンパ球の傷害活性を顕著
に増強することが判明した。
【0010】
【表1】 癌細胞 K−562の傷害活性 ─────────────────────────────────── HLY濃度 (μg/ml) 癌細胞傷害活性 (%Cx) E/T 10 E/T 20 E/T 40 ─────────────────────────────────── 0 36 41 40 1 59 60 57 10 68 71 74 50 73 79 80 100 75 80 82 ─────────────────────────────────── なお最大遊離は標的細胞を1N-HClで処理した時の放射活
性とした。癌細胞 (T)は 51Cr でラベルしてそのdoseを
放射活性で測定したものである。
【0011】
【表2】 癌細胞KATO−III の傷害性 ─────────────────────────────────── HLY濃度 (μg/ml) 癌細胞傷害活性 (%Cx) E/T 10 E/T 20 E/T 40 ─────────────────────────────────── 0 18 22 24 1 29 34 33 10 39 43 46 50 46 54 60 100 51 55 58 ───────────────────────────────────
【0012】
【表3】 癌細胞 Daudiの傷害性 ─────────────────────────────────── HLY濃度 (μg/ml) 癌細胞傷害活性 (%Cx) E/T 10 E/T 20 E/T 40 ─────────────────────────────────── 0 45 52 52 1 58 59 60 10 70 73 78 50 80 89 90 100 81 87 90 ───────────────────────────────────
【0013】
【表4】 癌細胞自己腫瘍細胞の傷害活性 ─────────────────────────────────── HLY濃度 (μg/ml) 癌細胞傷害活性 (%Cx) E/T 10 E/T 20 E/T 40 ─────────────────────────────────── 0 31 38 42 1 50 52 51 10 63 71 77 50 71 82 88 100 72 85 90 ───────────────────────────────────
【0014】
【実施例3】胃癌患者から採取したヒトリンパ球をイン
ターロイキシン-2を含む無血清培地及びその培地にヒト
リゾチーム50μg/mlを添加した、培地で2週間培養し、
培養リンパ球のphenotype を測定した。その結果を表5
に示す。表5に示されるとおり、ヒトリゾチームはCD
4陽性細胞(ヘルパーT細胞)の割合を顕著に高め免疫
能増強効果があることが判明した。なお、肺癌あるいは
胆嚢癌に罹病している患者からヒトリンパ球を採取し、
上記と同じ試験を行なったところ同様の結果が得られ
た。
【0015】
【表5】 培養リンパ球のphenotypes (陽性率の平均%) ──────────────────────────────────── 細胞 例数 CD3 CD4 CD8 CD16 CD25 ──────────────────────────────────── LAK HLY無添加 6 31 10 32 23 19 LAK HLY添加 6 78 42 59 17 31 TIL HLY無添加 5 99 35 67 1 26 TIL HLY添加 5 99 68 75 1 33 ──────────────────────────────────── LAKはLymphokine Activated Killer を、TILは T
umor Infiltrating Lymphocytes を示す。CD3 はT細
胞、CD4 はヘルパーT細胞、CD8 はキラーT細胞、CD16
はナチュラルキラー細胞、CD25はIL-2レセプターα鎖の
発現機能を持った活性化T細胞におけるそれぞれのリン
パ球の表面抗原を示したものである。また、陽性率はFl
ow cytometry法(FACS can)によって測定した。この表に
みられるようにHLYを添加した場合は、無添加の場合
にくらべてCD3, CD4, CD25等の免疫増強作用を示すリン
パ球あるいはCD8 のように癌細胞の特異的傷害作用増強
に関与するリンパ球の割合は増加し、CD16のような免疫
増強作用に密接な関係のないリンパ球は増加しないかむ
しろ低減していることが見出された。
【0016】
【実施例4】胃癌患者から採取したTILにより Limit
ing dilution法で CD4+ クローン(100% CD4陽性細胞)
を樹立し、免疫増強作用を示す CD4+ クローンの増殖(N
OC 905培地にIL-2 200U/ml添加したものを基本培地とし
37℃で4日間培養した)に及ぼすヒトリゾチームの効果
を検討した (学会発表のみ) 。この増殖量の判定には、
DNA合成能、すなわち3H-thymidineの取り込み量 (37
℃で4時間取り込み反応)を測定することによって行な
った。この結果を表6に示す。表6に示されるように、
ヒトリゾチームは、 CD4+ クローンの増殖能増強に効果
のあることが判明した。
【0017】
【表6】 ────────────────────────────────── HLY (μg/ml) 3H-thymidine の取り込み量 cpm (培養4日間、取り込み反応4hr) ────────────────────────────────── 0 32,000 1 56,000 10 79,000 50 96,000 100 105,000 ──────────────────────────────────
【0018】
【実施例5】製剤例 (1) 実施例1で得られた精製ヒトリゾチーム1gを
生理食塩水100ml に溶解し、フィルターで滅菌し、アン
プルに10mlずつ分注して精製ヒトリゾチームの静注液を
調製した。 (2) 実施例1で得られた精製ヒトリゾチーム1gを
10mgずつ分包し、別に実施例2で得られた活性リンパ球
108 〜107 個を用意し、使用時に両者を併用できるよう
にした。この使用法は活性リンパ球を静注によって投与
し、その後1〜30日以内に精製ヒトリゾチームを静注に
より投与するものである。
【0019】
【発明の効果】本発明の免疫増強剤を非経口的に投与す
ると、ヒトリゾチームが免疫作用を増強し、癌細胞を殺
傷し、癌の発生を予防または治療することができる。こ
の作用は、ヒトリゾチームが体内のまたは体外から投与
したヒトリンパ球と癌細胞との結合能力を高めるかある
いはヒトリンパ球の癌細胞傷害因子放出能を高めること
により生ずるものと思われる。さらにまた、腫瘍細胞自
体に直接作用して腫瘍細胞のリンパ球に対する感受性を
高めることも考えられる。従って、養子免疫療法によっ
て癌患者の体外で培養したヒトリンパ球を癌患者にもど
すさい、ヒトリゾチームを併用して投与すると癌細胞を
殺滅する効果を一層高めることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷村 弘 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内 (72)発明者 山上 裕機 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内 (72)発明者 角田 卓也 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内 (72)発明者 溝端 静馬 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内 (72)発明者 野口 浩平 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内 (72)発明者 岩橋 誠 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内 (72)発明者 玉井 美妃子 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内 (72)発明者 堀田 司 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内 (72)発明者 有井 一雄 和歌山県和歌山市7番丁27 和歌山県立医 科大学消化器外科教室内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトリゾチームを有効成分とする非経口
    免疫増強剤。
  2. 【請求項2】 ヒトリゾチームとヒトリンパ球とを有効
    成分とする非経口免疫増強剤。
JP5024913A 1993-01-21 1993-01-21 免疫増強剤 Pending JPH06211692A (ja)

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JP5024913A JPH06211692A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 免疫増強剤

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JP5024913A JPH06211692A (ja) 1993-01-21 1993-01-21 免疫増強剤

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JPH06211692A true JPH06211692A (ja) 1994-08-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008043767A1 (en) * 2006-10-11 2008-04-17 Thereapicon Srl Antimetastatic effect on human cell disorders
US7838275B2 (en) * 2000-07-07 2010-11-23 New York University Anti-HIV and anti-tumor peptides and fragments of lysozyme
KR20190111828A (ko) * 2018-03-22 2019-10-02 건국대학교 산학협력단 포스비틴 및 리소자임을 포함하는 면역증강용 약학적 조성물 및 건강기능식품

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