JPH06210167A - 吸着剤組成物及びその製造方法 - Google Patents

吸着剤組成物及びその製造方法

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JPH06210167A
JPH06210167A JP5279613A JP27961393A JPH06210167A JP H06210167 A JPH06210167 A JP H06210167A JP 5279613 A JP5279613 A JP 5279613A JP 27961393 A JP27961393 A JP 27961393A JP H06210167 A JPH06210167 A JP H06210167A
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fuller
activated carbon
medium
adsorbent
mixing
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JP5279613A
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Thurman C Thorpe
サーマン・クレイ・ソープ
John F Weaver
ジヨン・エフ・ウイーバー
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Akzo Nobel NV
Original Assignee
Akzo Nobel NV
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/02Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving viable microorganisms
    • C12Q1/04Determining presence or kind of microorganism; Use of selective media for testing antibiotics or bacteriocides; Compositions containing a chemical indicator therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J20/00Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
    • B01J20/02Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material
    • B01J20/20Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material comprising free carbon; comprising carbon obtained by carbonising processes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験サンプル及び培地中に存在する阻害及び
抗菌物質を中和又は除去する非樹脂状吸着剤及びその製
造方法を提供する。 【構成】 フラー土に結合した活性炭からなる非樹脂状
吸着剤組成物であって、活性炭約20〜80%、フラー
土約20〜80%、粉末アニオン交換樹脂約0.1〜
0.7%、カチオン性高分子電解質約0.3〜1.3%
及びアニオン性高分子電解質約0.01〜0.12%を
含有する組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂状及び非樹脂状吸着
剤並びにモレキュラーシーブを成長培地に加えることに
より、サンプルの培養中に微生物を迅速に検出し、検出
される微生物の数を増加させる装置及び方法に係る。こ
れらの吸着剤はサンプル及び培地中に存在する阻害性及
び抗菌物質を中和又は除去することが知見された。本発
明は更に、特定の非樹脂状吸着剤及びその製造方法に係
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】液体成
長培地中でサンプルを培養することによりサンプル中の
微生物の存在を検出することは公知である。医療テスト
サンプルは体液(例えば血液、尿及び脳脊髄液)及び他
の固体又は半固体サンプル(例えば食塩水又は他の液体
試薬中に流動させた組織)を含む。工業サンプルは微生
物の存在又はレベルを試験しなければならない薬剤、食
品又は任意の製品を含む。
【0003】これらの微生物の検出はサンプル自体の条
件により損なわれ得る。例えば、医療サンプルは処理方
法により多少レベルの抗生物質を含有し、血清、血漿及
び溶解赤血球は天然に微生物阻害剤を含有することが知
られている。薬剤及び食品のような工業サンプルも微生
物の成長を阻害する抗菌物質又は保存剤を含有し得る。
更に、培養培地を調製する際に加圧下で非常に高い温度
で培地をオートクレーブ処理すると、微生物に対して毒
性の副生物を形成する場合がある。微生物汚染を検出す
るためには、これらの阻害又は細菌物質を除去又は中和
することが必要である。
【0004】抗菌物質を除去するために合成アニオン交
換及び非イオン性吸着剤樹脂を使用することは周知であ
り、医療診断手順における使用が既に記載されている。
特に、これらの樹脂は抗生物質及び他の抗菌物質を血液
サンプルから除去するのに有用であることが示されてい
る。医療サンプル中のこれらの阻害剤を除去すると、微
生物をより迅速に回収及び検出することができ、微生物
同定及び正確な抗生物質感受性試験を実施することがで
きる。
【0005】Melnickらの米国特許第4,14
5,304号は、抗生物質を含む抗菌物質を体液から除
去するために合成アニオン交換及び非イオン性樹脂を使
用し、こうして標準培養法により病原体を除去すること
ができると記載している。この特許に記載されている樹
脂は細菌が樹脂に付着するのを阻止しながら帯電抗生物
質を選択的に除去するために非イオン性洗剤で被覆され
ている。サンプルを樹脂で処理後、溶出液を成長培地中
で培養する。抗生物質の樹脂結合度は樹脂の総交換能、
細孔径及び表面積に依存することが示されている。
【0006】参考資料として本明細書の一部に加えるW
atersの米国特許第4,632,902号は、イオ
ン交換樹脂及び非機能的(non−functiona
l)吸着剤樹脂を成長培地に直接組み込むことによりM
elnickの方法を改善している。除去される阻害物
質は患者に投与された抗生物質と、血清、血漿及び溶解
赤血球に含まれる天然に存在する阻害物質とを含む。樹
脂は使用前に非イオン性洗剤又は界面活性剤で被覆され
ず、樹脂の細孔径は限定的ではない。
【0007】上記のような樹脂の使用は、樹脂、特に高
疎水性の非イオン性ポリスチレン樹脂の洗剤処理が必要
な場合と不必要な場合があることを示している。こうし
た混同は、非イオン性ポリスチレン樹脂が一般に親水性
環境中で使用できるように出荷前に製造業者により界面
活性剤で前処理されているという事実に起因し得る。即
ち、これらの樹脂を湿潤させ、特にブロス培地との親水
性反応を生じるためには、洗剤又は界面活性剤処理が絶
対に必要である。疎水性樹脂を処理しないならば、樹脂
は抗菌成分と結合反応することなく液体培地の頂部に浮
遊する。
【0008】一方、培地中で吸着剤を使用すると、タン
パク質、炭水化物及び他の培地成分は吸着剤に非特異的
に結合し得る。これらの成分が十分に結合し、従って微
生物に接近できないならば、微生物は検出されない。こ
の結合は吸着剤と培地との体積及び濃度の比に依存す
る。
【0009】毒性副生物及び成長成分を培地から除去す
ると、培地の色が変化する。吸着材料の量及び特定培地
の組成に依存して、培地は無色になり、成長を維持でき
ないことを示す。しかしながら、化学的に定義又は半定
義された培地のように無色である場合には最適成長性能
を維持し得るので、培地の成長維持能は必ずしも色によ
り示されない。
【0010】培地組成は多様な微生物の最適成長を提供
する上で限定的である。これは、例えば米国特許第4,
945,060号に記載されているように微生物成長の
尺度として二酸化炭素の生成を使用する場合に特に重要
である。成長促進成分の適正比は、微生物成長を迅速に
検出するために種々の代謝経路を有する種々の微生物か
ら最適な二酸化炭素生成を提供するために不可欠であ
る。吸着材料による培地成分の除去は、特に付加的成長
助剤(例えば血液)を添加しない場合に微生物の検出に
必要な最適二酸化炭素生成を維持するように注意深く制
御されなければならない。
【0011】培地中で合成樹脂を使用すると、体液、特
に血液からの微生物の回収を改善することができる。こ
れらの流体は栄養性であり、従って、吸着剤を含む培地
中の栄養分の不足を補償する。しかしながら、テストサ
ンプルが樹脂を含有する培地に何ら栄養価を加えること
ができない場合には、微生物を回収及び検出する能力は
著しく低下し得る。
【0012】培地中の抗菌物質を除去又は中和する場
合、中和度は多数の因子に依存する。これらの因子はサ
ンプルと培地の希釈比、サンプル中の抗菌物質濃度及び
サンプルに含まれる特定生物の抗菌物質感受性を含む。
抗生物質を投与した患者からの血液サンプルの場合に
は、達成可能な特定の抗生物質の最大治療レベルは抗生
物質毎に異なる。従って、最適試験状況では、吸着剤の
量を各サンプル毎に変えるべきである。
【0013】合成樹脂は体液を含む培養物から阻害物質
を除去することが知られているが、体液及び非体液サン
プル(例えば食品及び工業製品)の両方に同様の機能を
発揮する他の物質を見いだすことが望ましい。本発明
は、微生物を迅速に回収及び検出するために必要な培地
の成分を維持しながら、テストサンプル中の抗菌物質を
除去、阻害又は分離することができる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、抗菌物質の存
在下で樹脂又は非樹脂状吸着剤を含む成長培地中で培養
されるサンプル中の微生物の回収及び検出を増進するた
めの装置及び方法に係る。抗菌物質の中和、結合又は阻
害は体液中に存在する物質に制限されず、微生物成長培
地に内在的に含まれる阻害物質及び毒性副生物を含有す
る工業サンプルも含む。
【0015】サンプル中の微生物の回収及び検出を増進
し、生物活性を連続的に監視するための装置は、滅菌培
地と、前記サンプル及び前記培地中に存在する抗菌物質
を中和、結合又は阻害するのに有効な量の樹脂もしくは
非樹脂状吸着剤又はその組み合わせからなる吸着剤との
存在下でサンプルを培養するための内部チャンバを有す
る密閉可能な標本容器から構成され、該容器は、少なく
とも1個の透明セクションと、容器の内側で透明セクシ
ョンの領域に配置されたセンサ手段とを備えており、透
明セクションを通してセンサ手段の外観変化を容器の外
側から連続的に監視し、密閉後に容器の保全性を損なう
ことなく生物活性を監視できるように構成されている。
センサ手段はアタッチメント又は支持媒体である膜と、
インジケーター媒体とを含み、インジケーター媒体は生
物の代謝活性の産物に暴露された際に検出可能な変化を
示すことができるように選択される。
【0016】培養物中の微生物の回収及び検出を増進す
るための方法は、培地を調製する段階と、抗菌物質を中
和、結合又は阻害するのに有効な量の非樹脂状吸着剤を
培地に加える段階と、培地にサンプルを接種する段階
と、インキュベートする段階と、結果を測定する段階と
を含む。
【0017】本発明は更に、フラー土に結合した活性炭
のような非樹脂状材料及びその製造方法も提供する。
【0018】図1は本発明の装置と該装置を監視するた
めに使用され得る血液培地器具の機能的部分の全体的外
観を示す。図面中、(1)は容器、(2)はセンサ、
(3)は樹脂状又は非樹脂状吸着剤を含む培地、(4)
は光源、(5)は光検出器である。
【0019】動作中、装置全体は微生物成長に適切な環
境を提供すると共に室光を光検出器から遮断するインキ
ュベータの内側の撹拌機上に配置されている。
【0020】本発明の1態様は濁り度を目視検査する従
来方法により、又は代謝産物の産生により微生物の成長
を検出することにより(例えば米国特許出願第322,
874号及び米国特許第4,945,060号に記載さ
れているように装置の内側に結合した二酸化炭素センサ
を使用して二酸化炭素を検出することにより)、微生物
成長を検出するための装置である。この装置は更に、培
地中のサンプルから抗菌物質を中和、結合又は阻害し、
従って、これらのサンプル中の微生物の回収及び検出を
増進し得る材料(例えば米国特許第4,632,902
号に記載されている樹脂状材料や非樹脂状吸着材料)を
培地中に含み得る。
【0021】一般に、抗菌物質は特に、抗生物質、体液
サンプル中の抗生物質、保存剤、静菌剤、殺菌剤及び培
地の調製中に生成された毒性副生物を含有する。抗菌物
質は更に、補体及び抗体のように血液中に天然に存在す
る成分を含む。
【0022】本明細書中で使用する「吸着剤」なる用語
は、抗菌物質を中和、結合及び阻害する全吸着材料を含
む。これらの吸着剤は米国特許第4,632,902号
に定義されているような樹脂及び非樹脂状吸着剤を含
む。
【0023】本明細書中で使用する「樹脂」なる用語は
吸着剤のサブ類であり、天然に存在する樹脂及び合成樹
脂(例えばイオン交換樹脂、非機能性ポリマー樹脂吸着
剤及び特にジビニルベンゼンに架橋結合したポリスチレ
ン樹脂)を含むものと更に定義される。
【0024】本明細書中で使用する好適材料である「非
樹脂状吸着剤」は吸着剤の別のサブ類であり、清澄化、
脱臭、脱色及び濾過に使用可能な天然及び合成非樹脂吸
着剤並びにモレキュラーシーブとして定義される。これ
らの非樹脂状吸着剤のうちには、抗生物質産生細菌を成
長させる培地から抗生物質を除去するために抗生物質の
産生中に使用される吸着剤と同一のものもある。これら
の細菌がプロセス中に損傷を受けるか否かについて、及
び培地中に残存するこれらの細菌の回収度については不
明である。
【0025】これらの非樹脂状吸着剤は、1)酸化アル
ミニウム(アルミナ)、2)ベントナイト、カオリン及
びフラー土のようなコロイド状天然水和ケイ酸アルミニ
ウム(クレー)、3)結晶質水和アルカリケイ酸アルミ
ニウム(ナトリウム又はカルシウムゼオライト)、4)
Davisilのようなシリカ(シリカゲル、シリカビ
ーズ)、5)Celite(Manville Pro
ducts Corporation,Denver,
Colorado,米国の登録商標)のような珪酸質珪
藻細胞及び多種の珪藻(滴虫土、珪藻土)のフラグメン
ト、並びに6)Carboraffin、Norit
(American Norit Company I
nc.,Jacksonville,Florida,
米国の登録商標)、Opocerbyl及びUltra
carbonのような非晶質炭素(特に活性炭)の種々
の形態を含む。輸送培地及び成長培地中の酸化の致死効
果を阻止するために使用されている天然に存在する吸着
剤活性炭も使用できる。この培地はNeisseria
gonorrhoeaeのような特殊栄養基を必要と
する生物の輸送及びLegionella種の培養に使
用されている。非樹脂状吸着剤は機能するために界面活
性剤で前処理する必要がない。界面活性剤で処理する
と、これらの材料の吸着能は低下することさえある。
【0026】培地に対して適当な比の吸着剤を使用する
と、抗菌物質を中和する能力を維持しながらオートクレ
ーブ処理済み培地中で生成される毒性副生物を除去し、
最適栄養培地を提供することができる。
【0027】非樹脂状吸着剤の多くは培養中の抗菌物質
を除去する。好適な非樹脂状吸着剤はコロイド状天然水
和ケイ酸アルミニウム(クレー)及び非晶質炭素(活性
炭)群の吸着材料である。その他の好適材料として、フ
ラー土又は活性炭を単独又は組み合わせて使用してもよ
い。
【0028】特に好適な非樹脂状吸着剤はセルロース繊
維に結合した高活性活性炭(Ecosorb(登録商
標)GL 241)、セルロース繊維に結合したフラー
土(Ecosorb(登録商標)GL 247)及びフ
ラー土に結合した高活性活性炭(Ecosorb(登録
商標)GL 248)である。これらの材料は、参考資
料として本明細書の一部に加える米国特許第4,23
8,334号に記載されているようなEcosorb
(登録商標)を主に使用してGraver Chemi
cal,Union,New Jersey,米国によ
り製造されている。要約すると、セルロース、ナイロン
繊維、レーヨン繊維、ポリプロピレン繊維及びポリ塩化
ビニル繊維のような一般に繊維であり且つ負又は正に帯
電され得る濾過助剤材料を、平常表面電荷と逆の表面電
荷を生成する電解質型の化合物で処理する。フラー土及
び他の非繊維材料のような他の材料を「濾過助剤」材料
として使用し得、後で処理すればよいことが知見され
た。処理済濾過助剤材料を水性懸濁液中で濾過助剤材料
と逆の電荷を有する活性粒状材料と混合し、最終吸着剤
又は濾材を生成する。
【0029】繊維上に逆表面電荷を生成するために使用
可能な化合物は、濾過助剤材料と共に結合が形成され、
平常表面電荷と逆の表面電荷を生成するために過剰の電
荷部位が維持されるように多数の電荷部位を有していな
ければならない。適切なカチオン性有機高分子電解質の
例としては、ポリアルキレンイミン、ポリアルキレンポ
リアミン及びポリビニルベンジル第4級アンモニウム塩
が挙げられる。
【0030】非樹脂状吸着剤組成物は粉末活性炭約20
〜80%、フラー土約20〜80%、粉末アニオン交換
樹脂約0.1〜0.7%、カチオン性高分子電解質約
0.3〜1.3%及びアニオン性高分子電解質約0.0
1〜0.12%を含有する。好ましくは、活性炭は約5
5〜60%であり、フラー土は約40〜45%であり、
粉末アニオン交換樹脂は約0.25〜0.35%であ
り、カチオン性高分子電解質は約0.55〜0.65%
であり、アニオン性高分子電解質は約0.04〜0.0
7%である。最適には、活性炭約58%、フラー土約4
2%、粉末アニオン交換樹脂約0.32%、カチオン性
高分子電解質約0.62%、及びアニオン性高分子電解
質約0.06%を使用する。
【0031】この非樹脂状吸着剤の組成の別の決定方法
としては、活性炭/フラー土g当たり約0.0032g
の粉末アニオン交換樹脂、フラー土g当たり約0.01
5gのカチオン性高分子電解質、及び活性炭g当たり約
0.001gのアニオン性高分子電解質を使用する。
【0032】この場合、負に帯電したフラー土はカチオ
ン性高分子電解質により正に帯電された材料に変化し、
その後、粉末アニオン交換樹脂により安定化される。炭
素は本質的に負電荷を有するが、弱い負電荷又は正電荷
を有する漂遊又は浮遊粒子であることが知られている。
アニオン性高分子電解質はこれらの弱い電荷を負電荷に
変える。処理済フラー土及び粉末活性炭の2材料は相互
に静電結合される。
【0033】具体的にはカチオン性高分子電解質を水に
加え、約5分間混合する。この溶液にフラー土を加え、
固体含有量5〜10%のスラリーを生成し、混合する。
粉末活性炭をスラリーに加え、固体含有量を約20%ま
で増加させ混合する。粉末アニオン交換樹脂を加えて混
合し、最後にアニオン性高分子電解質を加えて混合す
る。脱水し、湿性(55〜65%)ケーキを得る。
【0034】装置は本発明の吸着剤と併用して有用であ
るような組成の培地を含む。これらの培地はほとんどの
汎用培地(例えばトリプシン消化大豆ブロス、脳−心イ
ンフュージョンブロス、コロンビアブロス及びブルセラ
ブロス)を含む。抗菌物質の中和を生じる量(培地に依
存して約0.025〜約0.50g/ml培地)の非樹
脂状吸着剤を培地に加える。
【0035】非樹脂状吸着剤の存在下で培地の解毒によ
る成長性能の増進は種に依存する。これは培地中に内在
する毒性副生物に対する試験生物の感受性の相違によ
る。実施例2中の表2に示すように、大腸菌及びX.m
altophiliaは吸着剤を含まない培地中とフラ
ー土に結合した活性炭を含む培地中とで同一の検出時間
を示したが、P.aeruginosaは吸着剤を含む
ほうが長い検出時間を要した。H.influenza
e、N.meningitidis、S.aureu
s、S.pneumoniae及びS.pyogene
sはいずれも非樹脂状吸着剤を含まない培地よりも非樹
脂状吸着剤を含む培地のほうが短時間で検出された。
【0036】培地組成は必要に応じて、付加的栄養価を
もたない工業サンプル(例えば薬剤)から汚染生物を回
収及び検出することが可能な組成をとり得る。更に、吸
着材料と培地との反応は、必要に応じて培地中の毒性副
生物を除去し、サンプルの添加から独立して微生物の回
収及び検出を増進できるように操作され得る。この目的
のために、当業者は吸着剤の量と培地の量とを均衡さ
せ、抗菌物質の存在下及び不在下で中和能及び試験生物
の成長性能を考慮して最終組成を試験し得るであろう。
【0037】サンプルを装置に導入し、陽性成長が検出
されるまで、又は一般には5〜7日間が経過し、成長が
検出されなくなるまで装置をインキュベートする。
【0038】本発明の吸着剤は装置での使用に制限され
ない。これらの吸着剤を標準培地に添加後、サンプルを
接種し、吸着剤の表面積をより広く液体に暴露させるた
めに通常は振盪又は振動しながら被験サンプルの型に適
当な時間適正な温度でインキュベートし、生物が存在す
る場合には養分により良好に接触させ、代謝副産物濃度
の高い領域を回避するようにしてもよい。微生物成長の
決定に必要な温度及び時間は当業者に周知であり、生物
の型により多少異なる。
【0039】
【実施例】以下、非限定的な実施例により本発明を更に
説明する。
【0040】実施例1 吸着剤による抗生物質中和 微生物の回収及び検出を増進し、サンプル中の生物活性
を連続的に監視するために使用される培養びん装置は内
側チャンバを備える密閉可能な滅菌容器であり、少なく
とも1個の透明セクションと、容器の内側で透明セクシ
ョンの領域に配置されたセンサ手段とを有する。センサ
は容器の内側の生物活性に依存して外観が変化し、変化
は密閉後の容器の保全性を損なうことなく透明センサを
通して監視され得る。センサは例えば無傷又は磨砕又は
細断膜のような固体支持体であり、インジケーターが結
合又は装着されており、インジケーターは生物の代謝活
性産物に暴露された場合に検出可能な変化を示すことが
できるように選択される。培養びんとしても知られる容
器は以下に詳述するように培地と吸着剤とを収容してお
り、このびんにサンプルを接種する。
【0041】培養びんは、フラー土0.13g/ml、
セルロース繊維に結合した高活性活性炭(Ecosor
b GL241)0.13g/ml及び0.27g/m
l、フラー土に結合した高活性活性炭(Ecosorb
GL248)0.09g/ml及び0.17g/m
l、並びにEcosorb GL241とEcosor
b GL248の1:1混合物0.13g/mlからな
る非樹脂状吸着剤を補充脳−心インフュージョンブロス
に加えることにより調製した。10〜100CFU/m
lの初期接種材料量に達するようにStaphyloc
occus aureus ATCC 12600(A
merican Type Culture Coll
ection,Rockville,MD,米国)をこ
れらのびんに接種した。更に、S.aureusのこの
株に対して最小阻害濃度以上となるように代表的な抗生
物質、即ちアミカシン、セファロチン、クリンダマイシ
ン、エリスロマイシン、ゲンタマイシン、メチシリン、
テトラサイクリン及びトブラマイシンをびんに接種し
た。これらの抗生物質濃度は血液サンプルを培地で希釈
後にヒトで達成可能な治療レベルを表す。吸着剤を含ま
ない対照を使用した。接種したビンを次にBacT/A
lert(登録商標) Microbial Dete
ction System(Organon Tekn
ika Corporation,Durham,N.
C.,米国)に入れてインキュベーション及び監視し、
培養物が微生物成長に関して陽性になったときに自動的
に結果を得た。
【0042】結果を表1に示す。最後の列は培地中に非
樹脂状吸着剤を含まない場合には抗生物質の存在下で試
験生物が成長しなかったことを示す。一方、非樹脂状吸
着剤を使用した場合には吸着剤の種類及びその濃度に依
存して全抗生物質で試験生物が回収及び検出された。こ
の範囲の抗生物質では、セルロース繊維に結合した活性
炭及びフラー土に結合した活性炭の濃度が夫々0.09
g/ml及び0.17g/mlの場合に全種の抗生物質
でS.aureusの最良の回収が観察された。陽性培
養物における検出時間も非樹脂状吸着剤の種類とその濃
度に依存していた。
【0043】
【表1】
【0044】実施例2 吸着剤の存在下の微生物の成長性能 フラー土に結合した高活性活性炭0.09g/mlを含
有する補充脳−心インフュージョンを用いて実施例1に
記載した培養びんを調製した。次に各びんに大腸菌、
H.influenzae、N.meningitid
is、P.aeruginosa、S.aureus、
S.pneumoniae、S.pyogenes及び
X.maltophiliaを接種した。初期接種材料
量は10〜100CFU/mlとした。H.influ
enzaeを回収するために使用した培地にウマ血液中
に存在する成長因子を加えた以外は、付加的助剤を培地
に加えなかった。接種したびんを次にBacT/Ale
rt(登録商標)Microbial Detecti
on Systemに入れて監視した。陽性検出までの
時間を時間の単位で示す。
【0045】表2のデータから明らかなように、非樹脂
状吸着剤を含まない培地に比較して非樹脂状吸着剤を含
む培地に接種した数種の試験生物で検出時間が著しく短
かった。検出時間はこの表に示すように種に依存する。
H.influenzae、N.meningitid
is、S.aureus、S.pneumoniae及
びS.pyogenesは吸着剤の存在下のほうが検出
時間が短かったが、大腸菌、P.aeruginosa
及びX.maltophiliaでは吸着剤を含む場合
も含まない場合も検出時間に著しい相違はなかった。こ
のことから明らかなように、非樹脂状吸着剤は培地自体
中の毒性副生物を除去する機能的を有する。
【0046】
【表2】
【0047】実施例3 洗剤処理が吸着剤の抗生物質中
和に及ぼす効果 培養びんを調製する手順、接種材料調製物及び抗生物質
希釈は実施例1と同様に行った。セルロース繊維に結合
した高活性活性炭のサンプルを0.1重量%の界面活性
剤Triton(登録商標)X−100(Rohm &
Haas Co.,Philadelphia,P
A,米国)で処理した後、十分に水洗して残留界面活性
剤を除去した。培養びんを同一濃度の処理済み及び未処
理非樹脂状吸着剤から調製した。
【0048】表3に示す結果から明らかなように、非樹
脂状吸着剤を処理すると特定の抗生物質の中和は低下
し、従って、微生物を回収する能力は低下し、特定の抗
生物質の存在下で試験生物の検出時間が増加した。
【0049】
【表3】
【0050】実施例4 活性炭/フラー土吸着剤の製造方法 水性スラリー中で吸着剤を調製し、減圧ベルトフィルタ
ー又は類似の装置で脱水する。スラリー濃度は一般に固
体含有率5〜15%である(活性炭/フラー土)。
【0051】次のように100 lb(乾燥重量)バッ
チを調製する。
【0052】ジメチルジアルキルアンモニウムクロリド
0.62 lbを水1000 lbに加え、5分間混合
する。フラー土41.6 lbを溶液に加え、5分間混
合する。粉末アニオン交換樹脂0.32 lb(乾燥重
量)を加え、同様に5分間混合する。これにポリアクリ
ルアミド0.06 lbを加え、5分間混合する。(ポ
リアクリルアミドは0.1%水溶液として加える。)減
圧ベルトフィルターで脱水し、含水率55〜60%とす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置と該装置を監視するために使用さ
れ得る血液培地器具の機能的部分の説明図である。
【符号の説明】
1 容器 2 センサ 3 培地 4 光源 5 光検出器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
フロントページの続き (72)発明者 ジヨン・エフ・ウイーバー アメリカ合衆国、ノースカロライナ・ 27615、ラレイ、ウイルトン・サークル・ 1941

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラー土に結合した活性炭からなる非樹
    脂状吸着剤組成物であって、活性炭約20〜80%、フ
    ラー土約20〜80%、粉末アニオン交換樹脂約0.1
    〜0.7%、カチオン性高分子電解質約0.3〜1.3
    %及びアニオン性高分子電解質約0.01〜0.12%
    を含有する組成物。
  2. 【請求項2】 前記活性炭が約55〜60%であり、前
    記フラー土が約40〜45%であり、前記粉末アニオン
    交換樹脂が約0.25〜0.35%であり、前記カチオ
    ン性高分子電解質が約0.55〜0.65%であり、前
    記アニオン性高分子電解質が約0.04〜0.07%で
    あることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記活性炭が約58%であり、前記フラ
    ー土が約42%であり、前記粉末アニオン交換樹脂が約
    0.32%であり、前記カチオン性高分子電解質が約
    0.62%であり、前記アニオン性高分子電解質が約
    0.06%であることを特徴とする請求項1に記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 活性炭約20〜80%、フラー土約20
    〜80%、活性炭/フラー土g当たり約0.0032g
    の粉末アニオン交換樹脂、フラー土g当たり約0.01
    5gのジメチルジアルキルアンモニウムクロリド、及び
    活性炭g当たり約0.001gのポリアクリルアミドを
    含有する非樹脂状吸着剤組成物。
  5. 【請求項5】 a)カチオン性高分子電解質を水と混合
    し、溶液を形成する段階と、b)フラー土を溶液に混合
    し、約5〜10%の固体を含有するスラリーを形成する
    段階と、c)活性炭をスラリーと混合し、合計固体含有
    量を約20%まで増加させる段階と、d)粉末アニオン
    交換樹脂に混合する段階と、e)アニオン性高分子電解
    質に混合する段階と、f)必要に応じてスラリーを脱水
    し、活性炭/フラー土非樹脂状吸着剤を生成する段階と
    を含む方法により製造される請求項1に記載の非樹脂状
    吸着剤組成物。
  6. 【請求項6】 a)カチオン性高分子電解質を水と混合
    し、溶液を形成する段階と、b)フラー土を溶液に混合
    し、約5〜10%の固体を含有するスラリーを形成する
    段階と、c)活性炭をスラリーと混合し、合計固体含有
    量を約20%まで増加させる段階と、d)粉末アニオン
    交換樹脂に混合する段階と、e)アニオン性高分子電解
    質に混合する段階と、f)必要に応じてスラリーを脱水
    し、湿性ケーキを形成する段階とを含む請求項1に記載
    の非樹脂状吸着剤組成物の製造方法。
JP5279613A 1992-11-09 1993-11-09 吸着剤組成物及びその製造方法 Pending JPH06210167A (ja)

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