JPH06206368A - 選択的相変化インク組成物及びその付着方法 - Google Patents
選択的相変化インク組成物及びその付着方法Info
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- JPH06206368A JPH06206368A JP5293648A JP29364893A JPH06206368A JP H06206368 A JPH06206368 A JP H06206368A JP 5293648 A JP5293648 A JP 5293648A JP 29364893 A JP29364893 A JP 29364893A JP H06206368 A JPH06206368 A JP H06206368A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 間接印刷方法に適する変相インク組成物及び
その使用方法を提供する。 【構成】 本発明インク組成物及びその使用方法は、イ
ンクの圧縮降伏強度を利用し、インクを中間転写面から
最終受像面もしくは最終サブストレートに転写すると
き、その温度範囲でインクに順応性をもたせ、インクが
最終サブストレートに転写され周囲温度に冷却されたあ
と、インクに延性をもたせてひび割れなどを防ぐように
した。
その使用方法を提供する。 【構成】 本発明インク組成物及びその使用方法は、イ
ンクの圧縮降伏強度を利用し、インクを中間転写面から
最終受像面もしくは最終サブストレートに転写すると
き、その温度範囲でインクに順応性をもたせ、インクが
最終サブストレートに転写され周囲温度に冷却されたあ
と、インクに延性をもたせてひび割れなどを防ぐように
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にいえば、選択
的相変化(選択的に相が変わる)インク組成物及びこれ
をサブストレート(印刷媒体)に付着する方法に関し、
もっと詳しくいえば、中間転写面を用いる間接印刷過程
で使用する選択的処理順応性をもつ相変化(以下「変
相」と略す。)インク組成物及びこれを最終サブストレ
ートにくっ付け固着する方法に関するものである。
的相変化(選択的に相が変わる)インク組成物及びこれ
をサブストレート(印刷媒体)に付着する方法に関し、
もっと詳しくいえば、中間転写面を用いる間接印刷過程
で使用する選択的処理順応性をもつ相変化(以下「変
相」と略す。)インク組成物及びこれを最終サブストレ
ートにくっ付け固着する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変相インクは一般に、大気温度において
固体相にあるが、インクジェット印刷装置の高い操作温
度では液体相にある。このジェット操作温度では、液体
のインク滴が印刷装置から噴出され、該インク滴は、印
刷媒体の表面に接触すると急速に凝固して所定パターン
の固まったインク滴となる。
固体相にあるが、インクジェット印刷装置の高い操作温
度では液体相にある。このジェット操作温度では、液体
のインク滴が印刷装置から噴出され、該インク滴は、印
刷媒体の表面に接触すると急速に凝固して所定パターン
の固まったインク滴となる。
【0003】変相インクは、変相インク融和性着色剤と
結合する変相インク担体組成物を含む。カラー変相イン
クは、上述のインク担体組成物に適合した減色法原色着
色剤を結合させて作るのがよい。本発明の減色法原色変
相インクは、4つの成分染料、すなわちシアン、マゼン
タ、黄及び黒より成る。使用する減色法原色着色剤は大
抵、カラーインデックス(C.I.)のどれかの類から
の染料、溶剤染料、分散染料、変性酸及び直接染料並び
に限られた数の塩基性染料を含む。
結合する変相インク担体組成物を含む。カラー変相イン
クは、上述のインク担体組成物に適合した減色法原色着
色剤を結合させて作るのがよい。本発明の減色法原色変
相インクは、4つの成分染料、すなわちシアン、マゼン
タ、黄及び黒より成る。使用する減色法原色着色剤は大
抵、カラーインデックス(C.I.)のどれかの類から
の染料、溶剤染料、分散染料、変性酸及び直接染料並び
に限られた数の塩基性染料を含む。
【0004】変相インクは、出荷や長期間の貯蔵などの
間、室温にて固体のままであるから望ましいインクであ
る。また、インク蒸発によるノズルの詰まりに関連した
問題を大幅に軽減するので、インクジェット印刷の信頼
性を改善する。更に、インク滴を直接印刷媒体にくっ付
ける従来の変相インクジェットプリンタでは、該液滴が
サブストレートに接触すると直ぐに固まり、印刷媒体に
沿うインクの移動が妨げられ、ドット(点)の質が改善
される。本明細書で述べる方法及びインク組成物につい
ても、これが当てはまる。
間、室温にて固体のままであるから望ましいインクであ
る。また、インク蒸発によるノズルの詰まりに関連した
問題を大幅に軽減するので、インクジェット印刷の信頼
性を改善する。更に、インク滴を直接印刷媒体にくっ付
ける従来の変相インクジェットプリンタでは、該液滴が
サブストレートに接触すると直ぐに固まり、印刷媒体に
沿うインクの移動が妨げられ、ドット(点)の質が改善
される。本明細書で述べる方法及びインク組成物につい
ても、これが当てはまる。
【0005】インクジェット印刷において変相インクを
直接くっ付ける最初の従来技術では、静電型印刷装置に
より単色インクを噴出していた。例えば、米国特許第3
653932号では、セバシン酸のジエステルから成る
インク基剤を用い30°〜50℃の低温で溶融するイン
クを得ている。米国特許第3715219号では、同様
な方法により、パラフィン・アルコールを基剤とした他
の低融点インク(30°〜60℃)を得ている。しか
し、低融点変相インクをサブストレートへの印刷に用い
ると、オフセット(裏移り)問題が生じる。すなわち、
これらのインクにより印刷したサブストレートを、あと
で用いるために積み重ねて貯蔵する場合、特に周囲温度
が高くなったりすると、これらのサブストレートが互い
にくっ付くことがある。
直接くっ付ける最初の従来技術では、静電型印刷装置に
より単色インクを噴出していた。例えば、米国特許第3
653932号では、セバシン酸のジエステルから成る
インク基剤を用い30°〜50℃の低温で溶融するイン
クを得ている。米国特許第3715219号では、同様
な方法により、パラフィン・アルコールを基剤とした他
の低融点インク(30°〜60℃)を得ている。しか
し、低融点変相インクをサブストレートへの印刷に用い
ると、オフセット(裏移り)問題が生じる。すなわち、
これらのインクにより印刷したサブストレートを、あと
で用いるために積み重ねて貯蔵する場合、特に周囲温度
が高くなったりすると、これらのサブストレートが互い
にくっ付くことがある。
【0006】米国特許第4390369号及び同第44
84948号は、木ろう、カンデリアろう、カルナバろ
う等の天然ろうインク基剤を用いた単色変相インクの製
法を開示している。このインクは、ドロップ・オン・デ
マンド・インクジェット装置から直接65°〜75℃の
温度でくっ付けて印刷される。米国特許法第46593
83号では、Cが20〜24の酸又はアルコール、ケト
ン及びアクリル樹脂可塑剤を含むインク基剤を用いて単
色インク組成物を得ている。これらの単色インク組成物
は、耐性がなく、直接くっ付けて印刷すると日常の取扱
いや折り曲げによって汚れ易い。
84948号は、木ろう、カンデリアろう、カルナバろ
う等の天然ろうインク基剤を用いた単色変相インクの製
法を開示している。このインクは、ドロップ・オン・デ
マンド・インクジェット装置から直接65°〜75℃の
温度でくっ付けて印刷される。米国特許法第46593
83号では、Cが20〜24の酸又はアルコール、ケト
ン及びアクリル樹脂可塑剤を含むインク基剤を用いて単
色インク組成物を得ている。これらの単色インク組成物
は、耐性がなく、直接くっ付けて印刷すると日常の取扱
いや折り曲げによって汚れ易い。
【0007】日本特許出願昭53−128053号で
は、アセトアミドなどの室温で固体のアミドを、印刷イ
ンクとして用いている。米国特許第4684956号
は、剛性微結晶ろう(炭化水素のろう)及び微結晶ポリ
エチレンろうを用いた単色変相インクを開示している。
この溶融した組成物は、ドロップ・オン・デマンド・イ
ンクジェット直接付着技法を用いて、種々の多孔質及び
非多孔質のサブストレートに使用できる。
は、アセトアミドなどの室温で固体のアミドを、印刷イ
ンクとして用いている。米国特許第4684956号
は、剛性微結晶ろう(炭化水素のろう)及び微結晶ポリ
エチレンろうを用いた単色変相インクを開示している。
この溶融した組成物は、ドロップ・オン・デマンド・イ
ンクジェット直接付着技法を用いて、種々の多孔質及び
非多孔質のサブストレートに使用できる。
【0008】欧州特許第177352号及び同第206
286号は、カラーの変相インク直接印刷について述べ
ている。これらの方式のインク基剤は、第1の例では脂
肪酸、熱可塑性ポリエチレン及び変相(相変化)材料よ
り成り、第2の例では熱硬化樹脂ペアのアルコール部
分、有機溶媒(o−及びp−トルエン・スルホンアミ
ド)の混合物及び染料より成っている。
286号は、カラーの変相インク直接印刷について述べ
ている。これらの方式のインク基剤は、第1の例では脂
肪酸、熱可塑性ポリエチレン及び変相(相変化)材料よ
り成り、第2の例では熱硬化樹脂ペアのアルコール部
分、有機溶媒(o−及びp−トルエン・スルホンアミ
ド)の混合物及び染料より成っている。
【0009】米国特許第4830671号には、インク
ジェット印刷条件の下で安定と均一の作用特性をもつ高
温で溶ける変相カラーインク組成物が記載されている。
この変相インクの樹脂バインダは、1当量の重合された
脂肪酸、2当量のジアミン、及び2当量のモノカルボン
酸を縮合反応させて生成する。
ジェット印刷条件の下で安定と均一の作用特性をもつ高
温で溶ける変相カラーインク組成物が記載されている。
この変相インクの樹脂バインダは、1当量の重合された
脂肪酸、2当量のジアミン、及び2当量のモノカルボン
酸を縮合反応させて生成する。
【0010】PCT公開WO91/10711号には、
インクジェット印刷によって直接付着する高温溶融イン
クが記載されている。そのカラーのインクジェット像
は、比較的溶融範囲が狭く、冷却時の結晶化を阻害し、
通過光の減衰を減少させる。下にあるサブストレート上
に直接付着させる変相インク組成物について米国特許第
4889560号、同第4889761号、同第499
2304号、同第5084099号に開示されている
が、これらは全部本特許出願の譲り受け人に譲渡されて
おり、これらを本明細書の関連部分に援用する。
インクジェット印刷によって直接付着する高温溶融イン
クが記載されている。そのカラーのインクジェット像
は、比較的溶融範囲が狭く、冷却時の結晶化を阻害し、
通過光の減衰を減少させる。下にあるサブストレート上
に直接付着させる変相インク組成物について米国特許第
4889560号、同第4889761号、同第499
2304号、同第5084099号に開示されている
が、これらは全部本特許出願の譲り受け人に譲渡されて
おり、これらを本明細書の関連部分に援用する。
【0011】変相インクの担体組成物は、脂肪酸アミド
含有化合物を含むものがよい。それはまた、可塑剤及び
粘着付与剤を含んでもよい。このインク組成物のほぼ均
一な厚さの薄膜は、光を直進させるので、このインク
は、いま上に引用した特許に記載されたように使用する
とき、オーバーヘッド透明画を作るのに適する。
含有化合物を含むものがよい。それはまた、可塑剤及び
粘着付与剤を含んでもよい。このインク組成物のほぼ均
一な厚さの薄膜は、光を直進させるので、このインク
は、いま上に引用した特許に記載されたように使用する
とき、オーバーヘッド透明画を作るのに適する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術はすべ
て、インクを直接サブストレート上に別々の液滴の形で
噴出する直接変相インクジェット方法に関するものであ
る。米国特許第4889560号などの従来変相インク
方式では、インクジェット印刷方法を用いて変相インク
をサブストレートに直接付着させるので、特殊な選択的
処理順応性を必要としない。しかし、直接方法において
有効に作用する変相インクは、最初中間転写面にくっ付
け次いで最終受像面(サブストレート)に付着させる間
接方法では、必ずしも思い通りに作用しない。本発明
は、これらの問題を、選択的処理順応性をもつ変相イン
ク組成物を用いることにより解決しようとするものであ
る。
て、インクを直接サブストレート上に別々の液滴の形で
噴出する直接変相インクジェット方法に関するものであ
る。米国特許第4889560号などの従来変相インク
方式では、インクジェット印刷方法を用いて変相インク
をサブストレートに直接付着させるので、特殊な選択的
処理順応性を必要としない。しかし、直接方法において
有効に作用する変相インクは、最初中間転写面にくっ付
け次いで最終受像面(サブストレート)に付着させる間
接方法では、必ずしも思い通りに作用しない。本発明
は、これらの問題を、選択的処理順応性をもつ変相イン
ク組成物を用いることにより解決しようとするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明による変
相インクは、中間転写面を介して間接的にサブストレー
トに付着される。したがって、後述のように、それはま
ず中間転写面にライン状に沈着される。中間転写面上の
変相インクの図形(パターン)は、それからサブストレ
ートに接触転写される。
相インクは、中間転写面を介して間接的にサブストレー
トに付着される。したがって、後述のように、それはま
ず中間転写面にライン状に沈着される。中間転写面上の
変相インクの図形(パターン)は、それからサブストレ
ートに接触転写される。
【0014】本発明方法による変相インクの中間転写面
を介する上記間接付着には、サブストレートに印刷する
のに必要な幾つかの機械的及び物理的特性を必要とす
る。本発明は、間接付着に必要なパラメータを満たす特
殊な所望の流動及び機械特性をもつインクを、変相イン
ク融和性着色剤と変性した変相インク担体組成物とを結
合させることで、思いがけなく生成している。本発明は
また、中間転写面を介して間接的に上記変相インク組成
物を最終サブストレートにくっ付け、それに変相インク
組成物を固着させ、印刷されたサブストレートを作り上
げる過程も含む。
を介する上記間接付着には、サブストレートに印刷する
のに必要な幾つかの機械的及び物理的特性を必要とす
る。本発明は、間接付着に必要なパラメータを満たす特
殊な所望の流動及び機械特性をもつインクを、変相イン
ク融和性着色剤と変性した変相インク担体組成物とを結
合させることで、思いがけなく生成している。本発明は
また、中間転写面を介して間接的に上記変相インク組成
物を最終サブストレートにくっ付け、それに変相インク
組成物を固着させ、印刷されたサブストレートを作り上
げる過程も含む。
【0015】一般に、本発明の変相インク組成物は、選
択的処理順応性をもつ変性された変相インク担体組成物
を適合した変相インク着色剤組成物と結合させるという
定式によって処方することができる。このような定式で
処方した選択的変相インク組成物は大抵、型に入れて固
体のインク棒とし、インクジェット印刷装置に入れる。
次いで温度を、選択的流動特性をもつ液体相となるよう
な第1の高い操作温度に上げる。それから一般にインク
ジェットを、インクジェット印刷装置のインクつぼ及び
プリントヘッド内に、この比較的高い操作温度の液体と
して保持する。
択的処理順応性をもつ変性された変相インク担体組成物
を適合した変相インク着色剤組成物と結合させるという
定式によって処方することができる。このような定式で
処方した選択的変相インク組成物は大抵、型に入れて固
体のインク棒とし、インクジェット印刷装置に入れる。
次いで温度を、選択的流動特性をもつ液体相となるよう
な第1の高い操作温度に上げる。それから一般にインク
ジェットを、インクジェット印刷装置のインクつぼ及び
プリントヘッド内に、この比較的高い操作温度の液体と
して保持する。
【0016】それから、液状の変相インク組成物をサブ
ストレートに所定のパターンに間接付着させる。例え
ば、該インク組成物を中間転写面上に沈着させ、中間転
写面上で所定パターンを示す固体として維持する。この
中間転写面は、処方されたインクの融点より低いが周囲
温度より高い中間温度に保たれる。この中間温度で、該
インクは、順応性、即ちこれを次の過程で使用できる特
殊な機械特性を有する。
ストレートに所定のパターンに間接付着させる。例え
ば、該インク組成物を中間転写面上に沈着させ、中間転
写面上で所定パターンを示す固体として維持する。この
中間転写面は、処方されたインクの融点より低いが周囲
温度より高い中間温度に保たれる。この中間温度で、該
インクは、順応性、即ちこれを次の過程で使用できる特
殊な機械特性を有する。
【0017】次の過程で、該インクを圧力挟み(pre
ssure nip)を用いて最終サブストレートに
「画像状」又は「ページ状」に転写する。ただし、その
圧力は、上述の中間温度における固体状の順応性がある
インクの圧縮降伏強度より大きくする。最終サブストレ
ートは、圧力挟みに供給する前に中間温度より高い温度
に加熱するのがよい。圧力挟みの中で、該サブストレー
トは、所望の画像や図形を作る順応性のあるインク滴と
接触させられる。この転写過程で、インク滴は、平坦化
され、延ばされ、サブストレートが紙の場合はサブスト
レートの中に溶け込む。最終過程は、圧力挟みから最終
サブストレートを取出し、中間転写面からサブストレー
ト及びインク層を離すことである。この過程でインク
は、中間転写面からはぎ取られるときに受ける引っ張り
力により付着不良が生じないように十分な粘着力を保持
しなければならない。最終サブストレート上の均一な厚
さの変相インク組成物の薄膜は、周囲温度に冷却したと
き延性があって十分な可撓性を有するものでなければな
らない。そうすれば、画像は、高度の明度、色(彩)
度、透明度及び熱的安定性をもつ一方、折り曲げても割
れないであろう。
ssure nip)を用いて最終サブストレートに
「画像状」又は「ページ状」に転写する。ただし、その
圧力は、上述の中間温度における固体状の順応性がある
インクの圧縮降伏強度より大きくする。最終サブストレ
ートは、圧力挟みに供給する前に中間温度より高い温度
に加熱するのがよい。圧力挟みの中で、該サブストレー
トは、所望の画像や図形を作る順応性のあるインク滴と
接触させられる。この転写過程で、インク滴は、平坦化
され、延ばされ、サブストレートが紙の場合はサブスト
レートの中に溶け込む。最終過程は、圧力挟みから最終
サブストレートを取出し、中間転写面からサブストレー
ト及びインク層を離すことである。この過程でインク
は、中間転写面からはぎ取られるときに受ける引っ張り
力により付着不良が生じないように十分な粘着力を保持
しなければならない。最終サブストレート上の均一な厚
さの変相インク組成物の薄膜は、周囲温度に冷却したと
き延性があって十分な可撓性を有するものでなければな
らない。そうすれば、画像は、高度の明度、色(彩)
度、透明度及び熱的安定性をもつ一方、折り曲げても割
れないであろう。
【0018】中間転写面を用いる間接付着方法において
は、変相インク組成物はサブストレートに質の高い印刷
をするのに幾つかの流動及び機械特性をもたねばならな
いことが確認された。固体状態にある本発明の変相イン
ク組成物のこれらの所望特性は、幾つかの分析技法を用
いて指定し測定できる。かかる技法の1つは、動的(ダ
イナミック)機械分析(DMA)である。DMAは、材
料の粘弾性を測定し、該材料の弾性及び粘性の成分を特
定できる技法である。その測定は、インク組成物に交番
する(振動的又は動的)歪みを与えると同時に、種々の
周波数及び温度において交番する応力及び位相角を測定
して行う。インク組成物の動的応力(σ * )は、2つの
成分に分けられる。これらは、「弾性応力」成分と「粘
性応力」成分である。前者は、加えられた力の与えられ
た歪みと同相の部分の大きさであり、後者は、加えられ
た力の与えられた歪みと位相が一致しない部分の大きさ
である。動的係数(E* )は、歪みに対する動的応力の
比から決定できる。したがって、これも該係数の同相成
分E′と該係数の非同相成分E″に分けられる。E′
は、歪みが与えられたサンプル(試験品)に蓄えられる
エネルギを表す。E′は、式E′=σ0 /ε0 (cos
δ)によって決まる。E″は、与えられた歪みの下で粘
性の散逸によるエネルギ損失を表す。E″は、式E″=
σ0 /ε0 (sinδ)によって決まる。
は、変相インク組成物はサブストレートに質の高い印刷
をするのに幾つかの流動及び機械特性をもたねばならな
いことが確認された。固体状態にある本発明の変相イン
ク組成物のこれらの所望特性は、幾つかの分析技法を用
いて指定し測定できる。かかる技法の1つは、動的(ダ
イナミック)機械分析(DMA)である。DMAは、材
料の粘弾性を測定し、該材料の弾性及び粘性の成分を特
定できる技法である。その測定は、インク組成物に交番
する(振動的又は動的)歪みを与えると同時に、種々の
周波数及び温度において交番する応力及び位相角を測定
して行う。インク組成物の動的応力(σ * )は、2つの
成分に分けられる。これらは、「弾性応力」成分と「粘
性応力」成分である。前者は、加えられた力の与えられ
た歪みと同相の部分の大きさであり、後者は、加えられ
た力の与えられた歪みと位相が一致しない部分の大きさ
である。動的係数(E* )は、歪みに対する動的応力の
比から決定できる。したがって、これも該係数の同相成
分E′と該係数の非同相成分E″に分けられる。E′
は、歪みが与えられたサンプル(試験品)に蓄えられる
エネルギを表す。E′は、式E′=σ0 /ε0 (cos
δ)によって決まる。E″は、与えられた歪みの下で粘
性の散逸によるエネルギ損失を表す。E″は、式E″=
σ0 /ε0 (sinδ)によって決まる。
【0019】位相角(δ)は、与えられた歪みに対する
測定された応力の、材料の粘弾性による遅れである。損
失タンジェント(tanδ)は、損失係数E″の蓄積係
数E′に対する比である。tanδは、よく散逸(減
衰)係数と呼ばれるが、これは、サイクル(周期)当た
り散逸するエネルギの1サイクル間に蓄えられる最大ポ
テンシャル・エネルギに対する比である。終わりに、ガ
ラス転移温度(Tg)は、係数tanδが約0.5〜3
桁程度大きく低下する温度で、tanδの明瞭なピーク
を伴う。Tgより下では、材料は脆い固体のようであ
る。Tgでは、材料は革のような固体になりエネルギを
散逸することができる。Tgを越えると、材料はゴムの
ような固体になる。動的特性は普通、一定周波数におけ
る温度の関数として、又は一定温度における周波数の関
数としてE′,E″及びtanδをプロットしたもので
示す。John D.Ferryによる「重合体の粘弾
特性」と題する図書第3版の第11章第264〜320
頁によれば、温度を変化させることは、全緩和過程にお
ける周波数軸に沿うシフトに対応し、全緩和過程におい
てさほど大きさの変化はないことになっている。
測定された応力の、材料の粘弾性による遅れである。損
失タンジェント(tanδ)は、損失係数E″の蓄積係
数E′に対する比である。tanδは、よく散逸(減
衰)係数と呼ばれるが、これは、サイクル(周期)当た
り散逸するエネルギの1サイクル間に蓄えられる最大ポ
テンシャル・エネルギに対する比である。終わりに、ガ
ラス転移温度(Tg)は、係数tanδが約0.5〜3
桁程度大きく低下する温度で、tanδの明瞭なピーク
を伴う。Tgより下では、材料は脆い固体のようであ
る。Tgでは、材料は革のような固体になりエネルギを
散逸することができる。Tgを越えると、材料はゴムの
ような固体になる。動的特性は普通、一定周波数におけ
る温度の関数として、又は一定温度における周波数の関
数としてE′,E″及びtanδをプロットしたもので
示す。John D.Ferryによる「重合体の粘弾
特性」と題する図書第3版の第11章第264〜320
頁によれば、温度を変化させることは、全緩和過程にお
ける周波数軸に沿うシフトに対応し、全緩和過程におい
てさほど大きさの変化はないことになっている。
【0020】上述した機械分析技法のもう1つは変相イ
ンク組成物の大きなサンプルに対する圧縮降伏テストで
ある。降伏応力は、応力歪み曲線において材料が応力の
増加なしに変形し続ける点の応力である。これは、転写
過程において固体の順応性があるインク滴を連続する薄
膜に延ばすのに必要な圧力を決めるので、上述の印刷方
法にとって重要である。
ンク組成物の大きなサンプルに対する圧縮降伏テストで
ある。降伏応力は、応力歪み曲線において材料が応力の
増加なしに変形し続ける点の応力である。これは、転写
過程において固体の順応性があるインク滴を連続する薄
膜に延ばすのに必要な圧力を決めるので、上述の印刷方
法にとって重要である。
【0021】温度又はレートの関数としての圧縮におい
てインクが受ける変形には、種々のタイプがある。イン
クは、分子結合の剪断及び破砕により使えなくなれば、
脆いと分類することができる。その特徴は、伸長度(歪
みに正比例する)が低いことであり、高応力に対しては
ほどほどで変化しない。応力−歪み曲線の下の面積の積
分がその材料の靱性(粘り強さ)を示すので、脆い材料
は強いがしなやかでない。脆い性質は、伸長度が低く
(即ち、余り延性又は可撓性がない)、靱性(即ち、エ
ネルギを散逸する能力)も低いので、サブストレート上
のインクの耐久性を損う。
てインクが受ける変形には、種々のタイプがある。イン
クは、分子結合の剪断及び破砕により使えなくなれば、
脆いと分類することができる。その特徴は、伸長度(歪
みに正比例する)が低いことであり、高応力に対しては
ほどほどで変化しない。応力−歪み曲線の下の面積の積
分がその材料の靱性(粘り強さ)を示すので、脆い材料
は強いがしなやかでない。脆い性質は、伸長度が低く
(即ち、余り延性又は可撓性がない)、靱性(即ち、エ
ネルギを散逸する能力)も低いので、サブストレート上
のインクの耐久性を損う。
【0022】インクは、分子を互いに滑(すべ)らせて
流すことにより使えなくなれば、延性があると考えられ
る。その特徴は、伸長度及び靱性が高いことである。延
性は、圧力を加えて破砕することなく流すことによりイ
ンクを延ばすことができるので、転写、融合又は固着を
含む印刷方法にとって望ましい性質である。
流すことにより使えなくなれば、延性があると考えられ
る。その特徴は、伸長度及び靱性が高いことである。延
性は、圧力を加えて破砕することなく流すことによりイ
ンクを延ばすことができるので、転写、融合又は固着を
含む印刷方法にとって望ましい性質である。
【0023】剪断じま(shear banding)
は、インクが粘着力を失う場合、延性と弱い性質との間
の変わり目に生じる。剪断じまの特徴は、インクが弱く
(薄く)なりつつあることを示す45°角の交差じまで
あることである。弱い性質の特徴は、インクがくずれる
ことである。これは、材料の粘着力が失われることによ
る。これは、伸長されたとき短い分子が互いに通過して
流れると発生するといわれている。この弱い性質は、サ
ブストレート上のインクの耐性、該インクの直進的光透
過性及び印刷時の転写効率の低下につながるので、画像
転写及び融合過程では回避すべきである。
は、インクが粘着力を失う場合、延性と弱い性質との間
の変わり目に生じる。剪断じまの特徴は、インクが弱く
(薄く)なりつつあることを示す45°角の交差じまで
あることである。弱い性質の特徴は、インクがくずれる
ことである。これは、材料の粘着力が失われることによ
る。これは、伸長されたとき短い分子が互いに通過して
流れると発生するといわれている。この弱い性質は、サ
ブストレート上のインクの耐性、該インクの直進的光透
過性及び印刷時の転写効率の低下につながるので、画像
転写及び融合過程では回避すべきである。
【0024】こうしてサブストレートに最終的にくっ付
けられる変相インク組成物は、優れたカラー特性を示す
印刷を作り上げる。均一な厚さの変相インク組成物の薄
膜は、真直ぐに光を通し、後述のようなC* ab及びL
* 値を示す。
けられる変相インク組成物は、優れたカラー特性を示す
印刷を作り上げる。均一な厚さの変相インク組成物の薄
膜は、真直ぐに光を通し、後述のようなC* ab及びL
* 値を示す。
【0025】
【実施例】本発明は、中間転写面を介して最終サブスト
レートにインクを間接的にくっ付ける方法に使用する選
択的変相インク組成物を含むものである。本発明による
選択的変相インク組成物は、変相インク着色剤組成物と
変性した変相インク担体組成物とより成る。この変性し
た変相インク担体組成物は、該インク組成物を中間転写
面を介して最終サブストレートに間接的に付着させるの
に必要なパラメータを満足させる所定の流動及び機械特
性をもつ選択的インク組成物を生成するように、処方さ
れる。
レートにインクを間接的にくっ付ける方法に使用する選
択的変相インク組成物を含むものである。本発明による
選択的変相インク組成物は、変相インク着色剤組成物と
変性した変相インク担体組成物とより成る。この変性し
た変相インク担体組成物は、該インク組成物を中間転写
面を介して最終サブストレートに間接的に付着させるの
に必要なパラメータを満足させる所定の流動及び機械特
性をもつ選択的インク組成物を生成するように、処方さ
れる。
【0026】変性した変相インク担体組成物は、一般に
脂肪アミドを含む材料より成る。この脂肪アミドを含む
材料は、テトラアミド化合物である。変性した変相イン
ク担体組成物を生成するのに好適なテトラアミド化合物
は、脂肪酸、ジアミン(エチレンジアミン)及び2量体
酸の反応生成物を含むを可とする2量体酸を基剤とする
テトラアミドである。本発明の目的のためには、用語
「2量体酸」は、水素処理したオレイン酸2量体生成物
を意味するのがよい。かかる2量体酸の好例は、オハイ
オ州シンシナチのヘンケル会社のエメリー部門で生産し
ている、Empol 10082 2量体酸として知ら
れる生成物である。10〜22の炭素原子を有する脂肪
酸を、2量体酸を基剤とするテトラアミドの生成に用い
るのがよい。
脂肪アミドを含む材料より成る。この脂肪アミドを含む
材料は、テトラアミド化合物である。変性した変相イン
ク担体組成物を生成するのに好適なテトラアミド化合物
は、脂肪酸、ジアミン(エチレンジアミン)及び2量体
酸の反応生成物を含むを可とする2量体酸を基剤とする
テトラアミドである。本発明の目的のためには、用語
「2量体酸」は、水素処理したオレイン酸2量体生成物
を意味するのがよい。かかる2量体酸の好例は、オハイ
オ州シンシナチのヘンケル会社のエメリー部門で生産し
ている、Empol 10082 2量体酸として知ら
れる生成物である。10〜22の炭素原子を有する脂肪
酸を、2量体酸を基剤とするテトラアミドの生成に用い
るのがよい。
【0027】これらの2量体酸を基剤とするテトラアミ
ドは、ユニオン・キャンプ社によって生産され、エチレ
ンジアミン、2量体酸及び次のような脂肪酸、即ち、デ
カン酸(ユニオン・キャンプX3203−23)、ミリ
スチン酸(ユニオン・キャンプX3202−56)、ス
テアリン酸(ユニオン・キャンプX3138−43,X
3164−23,X3202−44,X3202−4
6,X3222−655,X3261−37,X326
1−53及びX3290−72)及びドコサン酸(ユニ
オン・キャンプX3202−36)の反応生成物を含
む。本発明の目的のためには、2量体酸を基剤とするテ
トラアミドは、2量体酸、エチレンジアミン及びステア
リン酸を1:2:2の化学当量比で反応させた生成物が
最もよい。ステアリン酸は、脂肪酸反応物がよい。とい
うのは、その2量体酸及びエチレンジアミンとの付加生
成物(アダクト)が2量体酸を基剤とするテトラアミド
のうち粘性が最も低いからである。その原料も一番入手
し易いので、コストが最も易くなる。
ドは、ユニオン・キャンプ社によって生産され、エチレ
ンジアミン、2量体酸及び次のような脂肪酸、即ち、デ
カン酸(ユニオン・キャンプX3203−23)、ミリ
スチン酸(ユニオン・キャンプX3202−56)、ス
テアリン酸(ユニオン・キャンプX3138−43,X
3164−23,X3202−44,X3202−4
6,X3222−655,X3261−37,X326
1−53及びX3290−72)及びドコサン酸(ユニ
オン・キャンプX3202−36)の反応生成物を含
む。本発明の目的のためには、2量体酸を基剤とするテ
トラアミドは、2量体酸、エチレンジアミン及びステア
リン酸を1:2:2の化学当量比で反応させた生成物が
最もよい。ステアリン酸は、脂肪酸反応物がよい。とい
うのは、その2量体酸及びエチレンジアミンとの付加生
成物(アダクト)が2量体酸を基剤とするテトラアミド
のうち粘性が最も低いからである。その原料も一番入手
し易いので、コストが最も易くなる。
【0028】脂肪酸を含む材料は、モノアミドを含んで
もよい。実際の好適例では、変相インク担体組成物は、
テトラアミド化合物とモノアミド化合物の両方を含む。
モノアミド化合物は一般に第1級又は第2級モノアミド
のどちらかを含むが、第2級モノアミドの方がよい。第
1級モノアミドのうち、ウィトコ・ケミカル社生産のK
emamideSのようなステアルアミド(ステアリン
酸から得たアミド)を使用できる。第2級モノアミドに
ついては、同じくウィトコ・ケミカル社生産のベヘニル
・ベネンアミド(Kemanide EX−666)及
びステアリル・ステアルアミド(Kemamide S
−230及びKemamide EX−672)が極め
て有用である。なお、本発明の変性した変相インク担体
組成物を生成するのに特によいモノアミドは、ステアリ
ル・ステアルアミドである。
もよい。実際の好適例では、変相インク担体組成物は、
テトラアミド化合物とモノアミド化合物の両方を含む。
モノアミド化合物は一般に第1級又は第2級モノアミド
のどちらかを含むが、第2級モノアミドの方がよい。第
1級モノアミドのうち、ウィトコ・ケミカル社生産のK
emamideSのようなステアルアミド(ステアリン
酸から得たアミド)を使用できる。第2級モノアミドに
ついては、同じくウィトコ・ケミカル社生産のベヘニル
・ベネンアミド(Kemanide EX−666)及
びステアリル・ステアルアミド(Kemamide S
−230及びKemamide EX−672)が極め
て有用である。なお、本発明の変性した変相インク担体
組成物を生成するのに特によいモノアミドは、ステアリ
ル・ステアルアミドである。
【0029】本発明の好適な脂肪アミド含有化合物は、
互いに融和する複数の脂肪アミド材料より成る。一般
に、変性した変相インク担体組成物の生成に複数の脂肪
アミド含有化合物を用いる場合でも、その変性担体組成
物は殆どただ1つの溶融転移点を有するだけである。そ
の変相インク担体組成物の融点は、少なくとも85℃位
がよい。
互いに融和する複数の脂肪アミド材料より成る。一般
に、変性した変相インク担体組成物の生成に複数の脂肪
アミド含有化合物を用いる場合でも、その変性担体組成
物は殆どただ1つの溶融転移点を有するだけである。そ
の変相インク担体組成物の融点は、少なくとも85℃位
がよい。
【0030】好適な変性変相インク担体組成物は、テト
ラアミド及びモノアミドより成るが、好適例におけるモ
ノアミドに対するテトラアミドの重量比は、約2:1か
ら約1:10であり、約1:1から約1:3がもっとも
よい。
ラアミド及びモノアミドより成るが、好適例におけるモ
ノアミドに対するテトラアミドの重量比は、約2:1か
ら約1:10であり、約1:1から約1:3がもっとも
よい。
【0031】変相インク担体組成物には、種々の変性剤
を加えることができる。ただし、これらの変性剤のう
ち、サブストレートへの間接付着に要求されるパラメー
タを満足させる特性をもつ変相インク組成物を生成する
ように使用できる幾つかの変性剤のみが、本発明の範囲
の中に入る。例えば、好適な変性剤は、幾つかの粘着付
与剤を含む。好適な粘着付与剤は、脂肪アミド含有材料
と融和性があるものを包含する。これらには、例えば荒
川化学工業株式会社製のKE−311脂肪(水素処理さ
れたアビエチン(ロジン)酸のグリセリンエステル)、
ハーキュリーズ・ケミカル社製のForal 85(水
素処理アビエチン(ロジン)酸のグリセリンエステル、
Foral 105(水素処理アビエチン(ロジン)酸
のペンタエリトリトール エステル)及びCellol
yn21(フタル酸の水素処理アビエチレン(ロジン)
アルコール エステル)、ネビル・ケミカル社製のNe
vtac 2300及びNevtac 80(合成ポリ
テルペン樹脂)並びにグッドイヤー・ケミカル社製のW
ingtack 86(変性合成ポリテルペン樹脂)が
含まれる。ただし、最もよい粘着付与剤はKE−311
である。
を加えることができる。ただし、これらの変性剤のう
ち、サブストレートへの間接付着に要求されるパラメー
タを満足させる特性をもつ変相インク組成物を生成する
ように使用できる幾つかの変性剤のみが、本発明の範囲
の中に入る。例えば、好適な変性剤は、幾つかの粘着付
与剤を含む。好適な粘着付与剤は、脂肪アミド含有材料
と融和性があるものを包含する。これらには、例えば荒
川化学工業株式会社製のKE−311脂肪(水素処理さ
れたアビエチン(ロジン)酸のグリセリンエステル)、
ハーキュリーズ・ケミカル社製のForal 85(水
素処理アビエチン(ロジン)酸のグリセリンエステル、
Foral 105(水素処理アビエチン(ロジン)酸
のペンタエリトリトール エステル)及びCellol
yn21(フタル酸の水素処理アビエチレン(ロジン)
アルコール エステル)、ネビル・ケミカル社製のNe
vtac 2300及びNevtac 80(合成ポリ
テルペン樹脂)並びにグッドイヤー・ケミカル社製のW
ingtack 86(変性合成ポリテルペン樹脂)が
含まれる。ただし、最もよい粘着付与剤はKE−311
である。
【0032】処方に添加できる好適な他の変性剤とし
て、幾つかの可塑剤がある。例えば、「Santici
zer」の商品名でモンサント社から販売されているフ
タル酸エステルの多くは、この目的に合うものである。
ただし、好適な可塑剤はSanticizer278
で、これは、フタル酸のジエステルをベンジンアルコー
ル及び「Texanol」と混合したものである。
て、幾つかの可塑剤がある。例えば、「Santici
zer」の商品名でモンサント社から販売されているフ
タル酸エステルの多くは、この目的に合うものである。
ただし、好適な可塑剤はSanticizer278
で、これは、フタル酸のジエステルをベンジンアルコー
ル及び「Texanol」と混合したものである。
【0033】他の添加剤を変相インク担体組成物と結合
させてもよい。一般的な変相インク化学組成物には、担
体組成物の変色を防ぐため、酸化防止剤を加える。好適
な酸化防止剤には、チバ・ガイギ社製のIrganox
1010や、ユニロイヤル・ケミカル社製のNaug
ard 76、Naugard 512及びNauga
rd 524が含まれる。ただし、最もよい酸化防止剤
はNaugard 524である。
させてもよい。一般的な変相インク化学組成物には、担
体組成物の変色を防ぐため、酸化防止剤を加える。好適
な酸化防止剤には、チバ・ガイギ社製のIrganox
1010や、ユニロイヤル・ケミカル社製のNaug
ard 76、Naugard 512及びNauga
rd 524が含まれる。ただし、最もよい酸化防止剤
はNaugard 524である。
【0034】上述の変性剤は本発明の好適な実施例に使
用されるが、これまで概述したものと類似の機械及び流
動特性をもつ種々の異なる変相インク組成物を生成する
ため、類似の特性をもつ他の材料と結合させたり又はそ
れを使用したりしてもよい。これらの他の材料として
は、パラフィン、微結晶ろう、ポリエチレンろう、エス
テルろう、オリゴマー又は低分子量重合体及び、EVA
共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、EVA/ア
クリル酸共重合体、イオノマー、アクリル酸とポリアミ
ドの共重合体などの共重合体がある。
用されるが、これまで概述したものと類似の機械及び流
動特性をもつ種々の異なる変相インク組成物を生成する
ため、類似の特性をもつ他の材料と結合させたり又はそ
れを使用したりしてもよい。これらの他の材料として
は、パラフィン、微結晶ろう、ポリエチレンろう、エス
テルろう、オリゴマー又は低分子量重合体及び、EVA
共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、EVA/ア
クリル酸共重合体、イオノマー、アクリル酸とポリアミ
ドの共重合体などの共重合体がある。
【0035】好適例では、変相インク担体組成物は、テ
トラアミド及びモノアミド化合物並びに粘着付与剤、可
塑剤及び酸化防止剤を含む変性剤より成る。この変相イ
ンク担体組成物の好適な組成範囲は、次のとおりであ
る。即ち、約10〜約50重量%のテトラアミド化合
物、約30〜約80重量%のモノアミド化合物、約0〜
約40重量%の粘着付与剤、約0〜約30重量%の可塑
剤及び約0〜約2重量%の酸化防止剤。
トラアミド及びモノアミド化合物並びに粘着付与剤、可
塑剤及び酸化防止剤を含む変性剤より成る。この変相イ
ンク担体組成物の好適な組成範囲は、次のとおりであ
る。即ち、約10〜約50重量%のテトラアミド化合
物、約30〜約80重量%のモノアミド化合物、約0〜
約40重量%の粘着付与剤、約0〜約30重量%の可塑
剤及び約0〜約2重量%の酸化防止剤。
【0036】変相インクのもう1つの重要な特性は、粘
度である。溶融インクの粘度は、インクジェット装置の
要求に適合し、インクの他の物理的性質に対して最適で
なければならない。本発明の目的のために、変相インク
の粘度は大きな円錐をもつFerranti−Shir
ley円錐板粘度計で測定する。変相インク担体組成物
の140℃における粘度、したがって本発明のインク組
成物の粘度は、約5〜約30センチポイズがよく、約1
0〜約20センチポイズが更によく、約11〜約15セ
ンチポイズが最もよい。
度である。溶融インクの粘度は、インクジェット装置の
要求に適合し、インクの他の物理的性質に対して最適で
なければならない。本発明の目的のために、変相インク
の粘度は大きな円錐をもつFerranti−Shir
ley円錐板粘度計で測定する。変相インク担体組成物
の140℃における粘度、したがって本発明のインク組
成物の粘度は、約5〜約30センチポイズがよく、約1
0〜約20センチポイズが更によく、約11〜約15セ
ンチポイズが最もよい。
【0037】前述のように、上記変相インク担体組成物
から作った本発明の変相インクは、優れた物理的特性を
示す。例えば、本発明の変相インクは、従来の変相イン
クと異なり、ほぼ一様な厚さの薄膜に用いたとき、高レ
ベルの明度、色度及び直進的透光性を示すので、オーバ
ーヘッド投射技法を用いてカラー映像を伝えることがで
きる。また、好適な変相インク組成物は、DMA(動的
機械分析)、圧縮降伏テスト及び粘度計により測定した
とき、上述のような好適な機械及び流動特性を示し、も
っと重要なことに、間接印刷方法に使用したときに有効
に作用する。
から作った本発明の変相インクは、優れた物理的特性を
示す。例えば、本発明の変相インクは、従来の変相イン
クと異なり、ほぼ一様な厚さの薄膜に用いたとき、高レ
ベルの明度、色度及び直進的透光性を示すので、オーバ
ーヘッド投射技法を用いてカラー映像を伝えることがで
きる。また、好適な変相インク組成物は、DMA(動的
機械分析)、圧縮降伏テスト及び粘度計により測定した
とき、上述のような好適な機械及び流動特性を示し、も
っと重要なことに、間接印刷方法に使用したときに有効
に作用する。
【0038】本発明方法に用いる各変相インクに対する
透過スペクトルは、機器メーカーから供給される適切な
標準校正器を用い、ASTM E805(材料の色又は
色差の器具による測定方法の実施基準)に規定された測
定法に従い、市販のスペクトル光度計(ACSスペクト
ロセンサII)によって測定した。本発明の一部として本
発明方法に使用するインクの総合測定色学的性能を実証
し定量化する目的で、変相インクの各サンプルに対し、
1976CIE L* (明度)、a* (赤色度−緑色
度)及びb* (黄色度−青色度)CIELAB値を計算
するため、ASTM E308(CIE方式を用いて物
体の色を計算する標準方法)のあと3刺激値の統合によ
り測定データを変形した。更に、刊行物CIE15.
2,Colorimetry(1986年ウィーン、C
IE中央事務局、第2版)に従って、CIELAB精神
測定の色度C* ab及びCIELAB精神測定の色相角
(hue angle)に対する値を計算した。
透過スペクトルは、機器メーカーから供給される適切な
標準校正器を用い、ASTM E805(材料の色又は
色差の器具による測定方法の実施基準)に規定された測
定法に従い、市販のスペクトル光度計(ACSスペクト
ロセンサII)によって測定した。本発明の一部として本
発明方法に使用するインクの総合測定色学的性能を実証
し定量化する目的で、変相インクの各サンプルに対し、
1976CIE L* (明度)、a* (赤色度−緑色
度)及びb* (黄色度−青色度)CIELAB値を計算
するため、ASTM E308(CIE方式を用いて物
体の色を計算する標準方法)のあと3刺激値の統合によ
り測定データを変形した。更に、刊行物CIE15.
2,Colorimetry(1986年ウィーン、C
IE中央事務局、第2版)に従って、CIELAB精神
測定の色度C* ab及びCIELAB精神測定の色相角
(hue angle)に対する値を計算した。
【0039】従来の変相インクと異なり、本発明方法に
用いる変相インクの性質は、ほぼ均一な厚さの薄膜が比
較的高いL* 値を示す。例えば、本発明インクの厚さ約
20ミクロンのほぼ均一な薄膜は、少なくとも約65の
L* 値を有する。これは好ましい値であるが、少なくと
も約75のL* 値がもっとよく、少なくとも約85が最
もよい。
用いる変相インクの性質は、ほぼ均一な厚さの薄膜が比
較的高いL* 値を示す。例えば、本発明インクの厚さ約
20ミクロンのほぼ均一な薄膜は、少なくとも約65の
L* 値を有する。これは好ましい値であるが、少なくと
も約75のL* 値がもっとよく、少なくとも約85が最
もよい。
【0040】ここで使用した変相インクは、ほぼ一様な
厚さの薄膜として測定するとき、比較的高いC* ab値
を有する。従来の変相インクは、ほぼ一様な厚さの薄膜
においても、光の直進透過率が極めて低かった。本発明
方法に用いる変相インク組成物は、減色法の原色黄、マ
ゼンタ、シアンのカラー変相インク組成物を約10ミク
ロンの厚さのほぼ均一な薄膜として付着させた場合、上
記黄色インク組成物については少なくとも約40、上記
マゼンタ・インク組成物については少なくとも約65、
上記シアン・インク組成物については少なくとも約30
のC* ab値を有する。これらは、好ましい値である。
厚さの薄膜として測定するとき、比較的高いC* ab値
を有する。従来の変相インクは、ほぼ一様な厚さの薄膜
においても、光の直進透過率が極めて低かった。本発明
方法に用いる変相インク組成物は、減色法の原色黄、マ
ゼンタ、シアンのカラー変相インク組成物を約10ミク
ロンの厚さのほぼ均一な薄膜として付着させた場合、上
記黄色インク組成物については少なくとも約40、上記
マゼンタ・インク組成物については少なくとも約65、
上記シアン・インク組成物については少なくとも約30
のC* ab値を有する。これらは、好ましい値である。
【0041】黒色変相インク成分は、上記インクの色の
鮮明度が最大になるよう、光透過率が最小レベルにある
ことも重要である。したがって、黒色変相インクの厚さ
が約10ミクロンのほぼ均一な薄膜のL* 値は、約35
を越えないのがよく、約30を越えないのが更によく、
約25を越えないのが最もよい。
鮮明度が最大になるよう、光透過率が最小レベルにある
ことも重要である。したがって、黒色変相インクの厚さ
が約10ミクロンのほぼ均一な薄膜のL* 値は、約35
を越えないのがよく、約30を越えないのが更によく、
約25を越えないのが最もよい。
【0042】それぞれの変相インク及びインク担体組成
物は、薄膜の最終サブストレートに転写したとき、全く
耐久性がある。耐久性の1つの指標は、摩耗抵抗であ
る。本発明の目的のために、上記担体組成物から生成し
た変相インクの最終印刷サンプルを、500グラムの荷
重を加えたCS−230研摩ホイールを用いるTele
dyne Taber研摩機モデル5130でテストし
て、摩耗抵抗を決定した。研摩ホイールは、各サンプル
毎にS−11面替えディスクで新しい表面を付け替え
た。紙に印刷したサンプルは、ASTM D406F−
84(Taber研摩機による有機被膜の摩耗抵抗の標
準試験方法)に従ってテストした。透光性薄膜に印刷し
たサンプルは、ASTM D1304Q−85(透明プ
ラスチックの表面研摩に対する抵抗の標準試験方法)を
用いてテストした。印刷サンプルを上述のようにテスト
した結果、優れた摩耗抵抗を示した。
物は、薄膜の最終サブストレートに転写したとき、全く
耐久性がある。耐久性の1つの指標は、摩耗抵抗であ
る。本発明の目的のために、上記担体組成物から生成し
た変相インクの最終印刷サンプルを、500グラムの荷
重を加えたCS−230研摩ホイールを用いるTele
dyne Taber研摩機モデル5130でテストし
て、摩耗抵抗を決定した。研摩ホイールは、各サンプル
毎にS−11面替えディスクで新しい表面を付け替え
た。紙に印刷したサンプルは、ASTM D406F−
84(Taber研摩機による有機被膜の摩耗抵抗の標
準試験方法)に従ってテストした。透光性薄膜に印刷し
たサンプルは、ASTM D1304Q−85(透明プ
ラスチックの表面研摩に対する抵抗の標準試験方法)を
用いてテストした。印刷サンプルを上述のようにテスト
した結果、優れた摩耗抵抗を示した。
【0043】変相インク及びインク担体組成物の耐久性
を測定する他のテストは、オフセット転写テスト(又は
ブロッキング・テスト)である。これは、サブストレー
ト上に印刷された変相インクが、印刷生成物を互いに積
み重ねたとき、周囲温度又は高い温度で隣接サブストレ
ートに粘着するかどうかを見るものである。このブロッ
キング・テストは、担体組成物から生成した変相インク
のサンプルを紙又は薄膜サブストレート上に印刷し、該
サブストレートをマニラ紙挟み機の幅が約8.5インチ
(約21.59cm)で長さが約11インチ(約27.
94cm)の1ポンド(約453.6g)アルミ片の下
に入れ、10ポンド・ブロックの重さを均等に加える間
接転写法を用いて行う。これらの印刷サンプルを約60
℃の一定温度の炉内に24時間入れて置く。本発明の変
相インクの印刷サンプルは、上述のブロッキング・テス
トを受けた結果、オフセット(裏移り)転写は生じなか
った。
を測定する他のテストは、オフセット転写テスト(又は
ブロッキング・テスト)である。これは、サブストレー
ト上に印刷された変相インクが、印刷生成物を互いに積
み重ねたとき、周囲温度又は高い温度で隣接サブストレ
ートに粘着するかどうかを見るものである。このブロッ
キング・テストは、担体組成物から生成した変相インク
のサンプルを紙又は薄膜サブストレート上に印刷し、該
サブストレートをマニラ紙挟み機の幅が約8.5インチ
(約21.59cm)で長さが約11インチ(約27.
94cm)の1ポンド(約453.6g)アルミ片の下
に入れ、10ポンド・ブロックの重さを均等に加える間
接転写法を用いて行う。これらの印刷サンプルを約60
℃の一定温度の炉内に24時間入れて置く。本発明の変
相インクの印刷サンプルは、上述のブロッキング・テス
トを受けた結果、オフセット(裏移り)転写は生じなか
った。
【0044】変相インク組成物の上述したDMA特性
は、実験的に決定した。これらの動的測定は、ニュージ
ャージ州ピスカタウェイのレオメトリックス社製のRh
eometrics Solids Analyzer
(RSAII)で、2片持ばり幾何学を用いて行った。上
記サンプルの大きさは、厚さが約2.0±1.0ミリ、
幅が約6.5±0.5ミリ、長さが約54.0±1.0
ミリであった。約1Hzの所望の力振動又は試験周波数
及び約1.0×10-5%〜1%の自動歪み範囲の下で、
時間−硬化の掃引を行った。試験温度範囲は、約−60
°〜約90℃であった。好適な変相インク組成物は一般
に、(a)約−10°〜80℃の温度で延性又は可撓性
があり、(b)約−100°〜−40℃の範囲でE′の
値が約1.5×109 〜1.5×1011dyn/cm2
のガラス領域を有し、(c)約−50°〜60℃の温度
範囲の変移領域があり、(d)約−10°〜100℃の
範囲でE′の値が約1.0×106 〜1.0×1011d
yn/cm2 のゴム状領域を有し、(e)E′の終端領
域として約30°〜160℃の温度範囲を有する。ま
た、変相インク組成物のガラス転移温度の範囲は約−4
0°〜40℃である。変相インク組成物のtanδピー
ク下の積分に対する温度範囲は約−80°〜80℃で、
積分値は約5〜40の範囲であり、変相インクのtan
δのピーク値(ガラス転移温度に対応)に対する温度範
囲は約−40°〜40℃で、tanδのピークは約1.
0×10-2〜1.0×10である。
は、実験的に決定した。これらの動的測定は、ニュージ
ャージ州ピスカタウェイのレオメトリックス社製のRh
eometrics Solids Analyzer
(RSAII)で、2片持ばり幾何学を用いて行った。上
記サンプルの大きさは、厚さが約2.0±1.0ミリ、
幅が約6.5±0.5ミリ、長さが約54.0±1.0
ミリであった。約1Hzの所望の力振動又は試験周波数
及び約1.0×10-5%〜1%の自動歪み範囲の下で、
時間−硬化の掃引を行った。試験温度範囲は、約−60
°〜約90℃であった。好適な変相インク組成物は一般
に、(a)約−10°〜80℃の温度で延性又は可撓性
があり、(b)約−100°〜−40℃の範囲でE′の
値が約1.5×109 〜1.5×1011dyn/cm2
のガラス領域を有し、(c)約−50°〜60℃の温度
範囲の変移領域があり、(d)約−10°〜100℃の
範囲でE′の値が約1.0×106 〜1.0×1011d
yn/cm2 のゴム状領域を有し、(e)E′の終端領
域として約30°〜160℃の温度範囲を有する。ま
た、変相インク組成物のガラス転移温度の範囲は約−4
0°〜40℃である。変相インク組成物のtanδピー
ク下の積分に対する温度範囲は約−80°〜80℃で、
積分値は約5〜40の範囲であり、変相インクのtan
δのピーク値(ガラス転移温度に対応)に対する温度範
囲は約−40°〜40℃で、tanδのピークは約1.
0×10-2〜1.0×10である。
【0045】図1は、本発明の印刷方法に用いる適正な
変相インク組成物に対し試験周波数が約1Hzのとき
の、温度の関数としての蓄積係数E′を示す一般的曲線
図である。この曲線は、4つの異なる領域、ガラス状、
変移、ゴム状及び終端領域に分けられる。
変相インク組成物に対し試験周波数が約1Hzのとき
の、温度の関数としての蓄積係数E′を示す一般的曲線
図である。この曲線は、4つの異なる領域、ガラス状、
変移、ゴム状及び終端領域に分けられる。
【0046】ガラス状領域では、上記インクは、固くて
脆い固体に類似し、E′が約1×1010dyn/cm2
と高い。これは、この領域では分子が動くのに十分な熱
エネルギ又は十分な時間がないためである。この領域は
室温より十分に低い必要があり、そうすれば、インクは
室温で脆くならず紙への室温特性に影響を与えない。
脆い固体に類似し、E′が約1×1010dyn/cm2
と高い。これは、この領域では分子が動くのに十分な熱
エネルギ又は十分な時間がないためである。この領域は
室温より十分に低い必要があり、そうすれば、インクは
室温で脆くならず紙への室温特性に影響を与えない。
【0047】変移(transition)領域は、蓄
積係数E′の値が約1桁ぐらい大きく低下するのが特徴
である。これは、分子が配座変化を受けるのに十分な熱
エネルギ又は時間をもつためである。この領域では、イ
ンクは、固くて脆い状態から皮革のようにしなやかな状
態に変わる。
積係数E′の値が約1桁ぐらい大きく低下するのが特徴
である。これは、分子が配座変化を受けるのに十分な熱
エネルギ又は時間をもつためである。この領域では、イ
ンクは、固くて脆い状態から皮革のようにしなやかな状
態に変わる。
【0048】ゴム状領域は、E′が高原のように緩やか
に低下する部分である。この領域では、インクに可撓性
を与える短時間の弾性変形反応がある。学説によれば、
この領域での動き又は流れに対する抵抗は、結晶領域か
らの分子のもつれ又は物理的交差結合によるとされてい
る。良好な転写及び固着並びに室温特性のため適切な温
度範囲でこの高原領域を得るようにインクを微調整する
ことは、これらの変相インク組成物の処方にとって極め
て重要である。ゴム状領域は、転写・固着時の順応性が
ある状態と、最終サブストレート上における延性がある
状態の両方状態のインクを包含する。
に低下する部分である。この領域では、インクに可撓性
を与える短時間の弾性変形反応がある。学説によれば、
この領域での動き又は流れに対する抵抗は、結晶領域か
らの分子のもつれ又は物理的交差結合によるとされてい
る。良好な転写及び固着並びに室温特性のため適切な温
度範囲でこの高原領域を得るようにインクを微調整する
ことは、これらの変相インク組成物の処方にとって極め
て重要である。ゴム状領域は、転写・固着時の順応性が
ある状態と、最終サブストレート上における延性がある
状態の両方状態のインクを包含する。
【0049】最後に、終端領域において蓄積係数は再び
減少する。この領域では、分子がもつれを解消して流れ
るのに十分なエネルギ又は時間をもつと考えられてい
る。
減少する。この領域では、分子がもつれを解消して流れ
るのに十分なエネルギ又は時間をもつと考えられてい
る。
【0050】図2は、本発明印刷方法に用いる変相イン
ク組成物の一般的tanδ対温度曲線図である。ガラス
状領域では、tanδ(散逸係数)は小さい。tanδ
曲線のピークは、変移領域で発生し、材料のTg(ガラ
ス転移温度)を示す。tanδ曲線の下方面積はインク
の相対的靱性を示し、これは変形時に散逸するエネルギ
量を表す。tanδは前述のように損失係数E″を蓄積
係数E′で割ったものに等しいので、tanδ及び損失
係数の両方の曲線を指定する必要はない。
ク組成物の一般的tanδ対温度曲線図である。ガラス
状領域では、tanδ(散逸係数)は小さい。tanδ
曲線のピークは、変移領域で発生し、材料のTg(ガラ
ス転移温度)を示す。tanδ曲線の下方面積はインク
の相対的靱性を示し、これは変形時に散逸するエネルギ
量を表す。tanδは前述のように損失係数E″を蓄積
係数E′で割ったものに等しいので、tanδ及び損失
係数の両方の曲線を指定する必要はない。
【0051】また、上記変相インク組成物を圧縮降伏テ
ストによって分析した。この圧縮降伏強度測定は、ノー
スカロライナ州キャリーのMTSシンテック社製のMT
SSINTECH2/D機械テスタで、小さな円筒形サ
ンプル・ブロックを用いて行った。代表的なサンプルの
寸法は、約19.0±1.0ミリ×約19.0±1.0
ミリである。等温降伏応力は、温度(約25°〜約80
℃)及び歪み速度の関数として測定した。その材料は、
約40%まで変形した。
ストによって分析した。この圧縮降伏強度測定は、ノー
スカロライナ州キャリーのMTSシンテック社製のMT
SSINTECH2/D機械テスタで、小さな円筒形サ
ンプル・ブロックを用いて行った。代表的なサンプルの
寸法は、約19.0±1.0ミリ×約19.0±1.0
ミリである。等温降伏応力は、温度(約25°〜約80
℃)及び歪み速度の関数として測定した。その材料は、
約40%まで変形した。
【0052】本発明の間接印刷方法に適する変相インク
組成物の、温度の関数としての好ましい降伏応力は、次
式により表される。 YS=mT+I ただし、YSは温度の関数としての降伏応力、mは勾
配、Tは温度、Iはインターセプト(切片)である。
組成物の、温度の関数としての好ましい降伏応力は、次
式により表される。 YS=mT+I ただし、YSは温度の関数としての降伏応力、mは勾
配、Tは温度、Iはインターセプト(切片)である。
【0053】非処理状態、即ち最終印刷物が作成された
あと、又はインク棒が蓄えられ且つインクが延性状態又
は少なくとも約10°〜約60℃の温度範囲にある状態
では、好ましい降伏応力値は、約−9±−2psi/℃
〜約−36±−2psi/℃(1psi=6.8947
6kPa)のm及び約800±100psi〜約220
0±100psiのIによって与えられる。mが約−3
0±−2psi/℃で、Iが約1700±100psi
であるのが更によい。処理状態、即ち、少なくとも約3
0℃〜約80℃の温度でインクが順応性のある固体状態
にある間にインクを中間転写面からサブストレートへ間
接印刷するときには、好ましい降伏応力値は、約−6±
−2psi/℃〜約−36±−2psi/℃のm及び約
800±100psi〜約1600±100psiのI
によって与えられる。mが約−9±−2psi/℃で、
Iが約950±100psiであるのが更によい。
あと、又はインク棒が蓄えられ且つインクが延性状態又
は少なくとも約10°〜約60℃の温度範囲にある状態
では、好ましい降伏応力値は、約−9±−2psi/℃
〜約−36±−2psi/℃(1psi=6.8947
6kPa)のm及び約800±100psi〜約220
0±100psiのIによって与えられる。mが約−3
0±−2psi/℃で、Iが約1700±100psi
であるのが更によい。処理状態、即ち、少なくとも約3
0℃〜約80℃の温度でインクが順応性のある固体状態
にある間にインクを中間転写面からサブストレートへ間
接印刷するときには、好ましい降伏応力値は、約−6±
−2psi/℃〜約−36±−2psi/℃のm及び約
800±100psi〜約1600±100psiのI
によって与えられる。mが約−9±−2psi/℃で、
Iが約950±100psiであるのが更によい。
【0054】本発明の方法に使用するインクは、最初固
体状態にあり、約85°〜約150℃に温度を上げて熱
エネルギを加えることにより溶融状態に変化するものが
よい。温度をこの範囲より高くすると、インクの劣化又
は化学的分解が起こる。溶融インクは次いで、プリント
ヘッドのインクジェットから中間転写面を形成する液体
層の露出面にラスタ状に付着され、インクは、そこで中
間温度に冷却され、順応性のある状態に固まる。その状
態でインクを加圧及び融合ローラと、支持面であるドラ
ム上に中間転写面を形成する液体層との間の挟み部(n
ip)に入れることにより、インクは接触転写によって
最終受像面に転写される。固まったインクがその順応性
のある状態に維持される中間温度は、約30°〜約80
℃である。
体状態にあり、約85°〜約150℃に温度を上げて熱
エネルギを加えることにより溶融状態に変化するものが
よい。温度をこの範囲より高くすると、インクの劣化又
は化学的分解が起こる。溶融インクは次いで、プリント
ヘッドのインクジェットから中間転写面を形成する液体
層の露出面にラスタ状に付着され、インクは、そこで中
間温度に冷却され、順応性のある状態に固まる。その状
態でインクを加圧及び融合ローラと、支持面であるドラ
ム上に中間転写面を形成する液体層との間の挟み部(n
ip)に入れることにより、インクは接触転写によって
最終受像面に転写される。固まったインクがその順応性
のある状態に維持される中間温度は、約30°〜約80
℃である。
【0055】固体の順応性があるインク像が挟み部内に
入ると、それは、最終的な像の形に変形され最終受像サ
ブストレートに接着もしくは固着される。これは、加圧
及び融合ローラのみにより最終サブストレート上のイン
ク像に対して圧力を加えるか、又は圧力及び適宜加熱装
置より供給される熱を組合せて行う。この時点における
処理を容易にするために、選択的に加熱装置を追加して
熱を供給してもよい。インク像に加える圧力は、約10
〜約2000psiがよく、約500〜約1000ps
iがもっとよく、約750〜約850psiが最もよ
い。
入ると、それは、最終的な像の形に変形され最終受像サ
ブストレートに接着もしくは固着される。これは、加圧
及び融合ローラのみにより最終サブストレート上のイン
ク像に対して圧力を加えるか、又は圧力及び適宜加熱装
置より供給される熱を組合せて行う。この時点における
処理を容易にするために、選択的に加熱装置を追加して
熱を供給してもよい。インク像に加える圧力は、約10
〜約2000psiがよく、約500〜約1000ps
iがもっとよく、約750〜約850psiが最もよ
い。
【0056】圧力は、最終サブストレートが透明の場
合、光がインク像を真進する、即ち入口から出口までそ
の通路から余りそれることなく通過するように、インク
像を最終サブストレートに接着且つ十分に変形させるに
足りる大きさでなければならない。最終サブストレート
に接着すると、インク像は約20°〜約25℃の周囲温
度に冷却される。インク像を構成するインクは、ガラス
転移温度より上に保たれるとき、延性があり、又は割れ
目なしに降伏もしくは可塑変性できるものでなければな
らない。ガラス転移温度より下では、インクは脆くな
る。延性がある状態のインク像の温度は、約−10℃か
ら約融点までの間か又は約85℃より下である。
合、光がインク像を真進する、即ち入口から出口までそ
の通路から余りそれることなく通過するように、インク
像を最終サブストレートに接着且つ十分に変形させるに
足りる大きさでなければならない。最終サブストレート
に接着すると、インク像は約20°〜約25℃の周囲温
度に冷却される。インク像を構成するインクは、ガラス
転移温度より上に保たれるとき、延性があり、又は割れ
目なしに降伏もしくは可塑変性できるものでなければな
らない。ガラス転移温度より下では、インクは脆くな
る。延性がある状態のインク像の温度は、約−10℃か
ら約融点までの間か又は約85℃より下である。
【0057】以下述べる例は、本発明の範囲及び液体中
間転写面を用いるかどうかに関係なく首尾よく使用でき
る変相インクの処方を示すものであるが、本発明はこれ
らの例に限定されるものではない。
間転写面を用いるかどうかに関係なく首尾よく使用でき
る変相インクの処方を示すものであるが、本発明はこれ
らの例に限定されるものではない。
【0058】例1 本例は、米国特許第4889560号の例1に記載され
ているような直接インクジェット印刷技法により、変相
インク組成物を下に置いたサブストレートに有効に付着
させることはできるが、同じ変相インク組成物を本発明
の間接インクジェット印刷技法によっては有効に付着さ
せることができないものを示す。
ているような直接インクジェット印刷技法により、変相
インク組成物を下に置いたサブストレートに有効に付着
させることはできるが、同じ変相インク組成物を本発明
の間接インクジェット印刷技法によっては有効に付着さ
せることができないものを示す。
【0059】減色法原色の変相インクの固体インゴット
を、次のようにして生成した。変相インク担体組成物
を、58グラムのKemamide S−180、32
グラムのUnirez X37−51−15(ユニオン
・キャンプ社により製造され、1モルの2量体酸、2モ
ルのエチレンジアミン及び2モルのステアリン酸の反応
により作られた2量体酸を基剤とするテトラアミド材
料)及び10グラムのKE−311樹脂を500mlビ
ーカーに加え、かき混ぜながら約120℃の温度に加熱
して調製した。この材料を均質に溶解したのち、溶融し
た変相インク担体組成物をWhatman#3フィルタ
紙及び15psiの圧力を用いて加熱したMott装置
により濾過した。その溶融した変相インク担体組成物を
約105℃のビーカーに入れた。チバ・ガイギ社からの
Orasol Yellow 46Nの1重量%を該混
合物に添加し、それを約1時間約105℃でかき混ぜ
た。得られたインク組成物をWhatman#3フィル
タ紙を用いて約110℃に加熱したMott装置で濾過
した。濾過液を型に入れて固まらせ、固体のインク棒を
作った。
を、次のようにして生成した。変相インク担体組成物
を、58グラムのKemamide S−180、32
グラムのUnirez X37−51−15(ユニオン
・キャンプ社により製造され、1モルの2量体酸、2モ
ルのエチレンジアミン及び2モルのステアリン酸の反応
により作られた2量体酸を基剤とするテトラアミド材
料)及び10グラムのKE−311樹脂を500mlビ
ーカーに加え、かき混ぜながら約120℃の温度に加熱
して調製した。この材料を均質に溶解したのち、溶融し
た変相インク担体組成物をWhatman#3フィルタ
紙及び15psiの圧力を用いて加熱したMott装置
により濾過した。その溶融した変相インク担体組成物を
約105℃のビーカーに入れた。チバ・ガイギ社からの
Orasol Yellow 46Nの1重量%を該混
合物に添加し、それを約1時間約105℃でかき混ぜ
た。得られたインク組成物をWhatman#3フィル
タ紙を用いて約110℃に加熱したMott装置で濾過
した。濾過液を型に入れて固まらせ、固体のインク棒を
作った。
【0060】インクジェット・カラー印刷に必要な次の
ような他の原色着色剤と置き換えて、上述の手順を繰返
した。即ち、チバ・ガイギ社製のNeolane Re
dT−X8 400FAの約0.63重量%及びローム
・アンド・ハース社製のPrimene81Rの約0.
24重量%からマゼンタの固体インク棒を作った。ま
た、Sandoz社製のSavinyl Blue 6
LSの約1.1重量%及びSavinyl Black
and RLSの約1.6重量%からシアンの固体イ
ンク棒を作った。
ような他の原色着色剤と置き換えて、上述の手順を繰返
した。即ち、チバ・ガイギ社製のNeolane Re
dT−X8 400FAの約0.63重量%及びローム
・アンド・ハース社製のPrimene81Rの約0.
24重量%からマゼンタの固体インク棒を作った。ま
た、Sandoz社製のSavinyl Blue 6
LSの約1.1重量%及びSavinyl Black
and RLSの約1.6重量%からシアンの固体イ
ンク棒を作った。
【0061】このインクを変相カラープリンタに入れ、
約140℃に加熱したインクジェットプリントヘッドか
ら直径約4.13インチの支持ドラムに支持された液体
中間転写面に付着した。印刷されたラスタ像を、約50
℃の温度を維持しながら融合ローラ及び支持ドラム間に
形成された挟み部内の圧力により、1枚のハンマーミル
・レーザ・プリント高解像度電子出版用紙にページ状に
接触転写した。その像は、十分に転写されず、弱くてく
ずれ易いもので、室温で紙を折曲げるとひび割れした。
約140℃に加熱したインクジェットプリントヘッドか
ら直径約4.13インチの支持ドラムに支持された液体
中間転写面に付着した。印刷されたラスタ像を、約50
℃の温度を維持しながら融合ローラ及び支持ドラム間に
形成された挟み部内の圧力により、1枚のハンマーミル
・レーザ・プリント高解像度電子出版用紙にページ状に
接触転写した。その像は、十分に転写されず、弱くてく
ずれ易いもので、室温で紙を折曲げるとひび割れした。
【0062】図3は、例1の処方(処方例A)に対する
DMA曲線図である。同図に示すDMA曲線には、非結
晶材料に関連する明瞭なゴム状(高原)領域がないこと
が明らかである。これは、この変相インク組成物が、高
いパーセントの結晶化度を有し、転写及び融合過程でイ
ンクを降伏させるのに一層多くの応力を要することを示
す。tanδピークの下の面積は約9.4で小さく、こ
れはインクが余りしなやかでないことを示す。
DMA曲線図である。同図に示すDMA曲線には、非結
晶材料に関連する明瞭なゴム状(高原)領域がないこと
が明らかである。これは、この変相インク組成物が、高
いパーセントの結晶化度を有し、転写及び融合過程でイ
ンクを降伏させるのに一層多くの応力を要することを示
す。tanδピークの下の面積は約9.4で小さく、こ
れはインクが余りしなやかでないことを示す。
【0063】図9は、処方例Aに対する圧縮降伏強度と
室温の関係を示す図である。ただし、歪み速度はほぼ
0.7sec-1で一定とし、降伏応力を温度の関数とし
てプロットしてある。室温から約35℃までは、インク
組成物は圧縮に脆い。これは、余り可撓性もしくは延性
がなく、最終サブストレートを折曲げるとひび割れし易
いことを示す。約35℃から約40℃までは、インク組
成物は延性を有する。この温度範囲は、間接印刷処理に
おいて効率よく使用するには狭すぎる。約40°〜約5
0℃の範囲では、インクは剪断しま(shear ba
nding)の徴候を示し始める。約50℃を超すと、
インクの機械特性は劣化し始め、インクは弱く脆い特性
を示す。これは、中間転写面を用いる間接印刷処理にお
いては全く望ましくないことである。というのは、イン
クは、このような状態で融合すると、有効な転写のため
の粘着力をもたなくなるからである。この処方例に対す
る降伏応力は極めて大きい。これは、転写時インクを融
合するのに比較的高い圧力を必要とするので、望ましく
ない。
室温の関係を示す図である。ただし、歪み速度はほぼ
0.7sec-1で一定とし、降伏応力を温度の関数とし
てプロットしてある。室温から約35℃までは、インク
組成物は圧縮に脆い。これは、余り可撓性もしくは延性
がなく、最終サブストレートを折曲げるとひび割れし易
いことを示す。約35℃から約40℃までは、インク組
成物は延性を有する。この温度範囲は、間接印刷処理に
おいて効率よく使用するには狭すぎる。約40°〜約5
0℃の範囲では、インクは剪断しま(shear ba
nding)の徴候を示し始める。約50℃を超すと、
インクの機械特性は劣化し始め、インクは弱く脆い特性
を示す。これは、中間転写面を用いる間接印刷処理にお
いては全く望ましくないことである。というのは、イン
クは、このような状態で融合すると、有効な転写のため
の粘着力をもたなくなるからである。この処方例に対す
る降伏応力は極めて大きい。これは、転写時インクを融
合するのに比較的高い圧力を必要とするので、望ましく
ない。
【0064】例2 本例は、米国特許第4889560号の例1の変相イン
ク組成物によっては達成されなかった可撓性及び靱性の
規格を満たす処方例を、処方例Bとして示すものであ
る。この処方例は、室温で可撓性があり、約50℃まで
で最終サブストレートに転写し固着しうる高温溶融イン
クを示す。このインクは、例1の手順に従い、次の原料
を用いて処方した。
ク組成物によっては達成されなかった可撓性及び靱性の
規格を満たす処方例を、処方例Bとして示すものであ
る。この処方例は、室温で可撓性があり、約50℃まで
で最終サブストレートに転写し固着しうる高温溶融イン
クを示す。このインクは、例1の手順に従い、次の原料
を用いて処方した。
【0065】
【0066】染料は、例1の手順に従い、本例のインク
担体組成物に次の量を加えた。 Orosol Yellow 46N 約2.00重量% Neolane Red E−XB 400FA 約1.26重量% Primene 81R 約0.48重量% Savinyl Blue GLS 約2.20重量% Savinyl Black RLS 約3.20重量%
担体組成物に次の量を加えた。 Orosol Yellow 46N 約2.00重量% Neolane Red E−XB 400FA 約1.26重量% Primene 81R 約0.48重量% Savinyl Blue GLS 約2.20重量% Savinyl Black RLS 約3.20重量%
【0067】図4には、処方例BのDMA曲線を示す。
インクのTgは約8.5℃であるから、室温でインクは
可撓性をもつはずである。E′に、Tgにおける大きさ
の約1桁程度の明瞭な低下が見られる。これは、インク
が余り結晶化されていないことを示す。蓄積係数E′は
転写・固着過程で例1の処方例Aの場合より低く、これ
は、インクを降伏させて延ばすのに必要なエネルギが少
なくて済むことを示す。これは、あとで圧縮テストの結
果により証明する。室温から約50℃にかけて短いゴム
状高原領域がある。約50℃より温度が高くなるとE′
は明瞭に低下し、これは、この温度を越えると機械強度
が失われ転写及び固着が実行できないことを示す。ta
nδピークの下の面積は約27.7で、これは、例1の
処方例Aより約3倍と大きく、インクが非常にしなやか
になることを示す。
インクのTgは約8.5℃であるから、室温でインクは
可撓性をもつはずである。E′に、Tgにおける大きさ
の約1桁程度の明瞭な低下が見られる。これは、インク
が余り結晶化されていないことを示す。蓄積係数E′は
転写・固着過程で例1の処方例Aの場合より低く、これ
は、インクを降伏させて延ばすのに必要なエネルギが少
なくて済むことを示す。これは、あとで圧縮テストの結
果により証明する。室温から約50℃にかけて短いゴム
状高原領域がある。約50℃より温度が高くなるとE′
は明瞭に低下し、これは、この温度を越えると機械強度
が失われ転写及び固着が実行できないことを示す。ta
nδピークの下の面積は約27.7で、これは、例1の
処方例Aより約3倍と大きく、インクが非常にしなやか
になることを示す。
【0068】図10は、処方例Bに対する圧縮降伏強度
対温度の曲線図である。ただし、歪み速度はほぼ0.7
sec-1と一定で、降伏応力を温度の関数としてプロッ
トしてある。室温から約35℃までは、処方例Bは延性
がある。これは、この組成物が室温で可撓性があり、紙
や透明なサブストレートに印刷されたとき、折曲げによ
ってひび割れしないことを示す。約35°〜約50℃の
範囲で剪断しまが生じ、約50℃を越えるとインクは弱
く脆くなる。この処方例に対する降伏応力は処方例Aよ
り低く、これは間接印刷処理にとって望ましいことであ
る。
対温度の曲線図である。ただし、歪み速度はほぼ0.7
sec-1と一定で、降伏応力を温度の関数としてプロッ
トしてある。室温から約35℃までは、処方例Bは延性
がある。これは、この組成物が室温で可撓性があり、紙
や透明なサブストレートに印刷されたとき、折曲げによ
ってひび割れしないことを示す。約35°〜約50℃の
範囲で剪断しまが生じ、約50℃を越えるとインクは弱
く脆くなる。この処方例に対する降伏応力は処方例Aよ
り低く、これは間接印刷処理にとって望ましいことであ
る。
【0069】図11は、処方例Bにおける圧縮降伏強度
対歪み速度の曲線図である。ただし、基準温度を約45
℃とし、処方例Bにおける降伏応力を縮小した歪み速度
の関数としてプロットしてある。10sec-1より下の
低い歪み速度では、インク組成物は弱くてくずれ易い。
歪み速度が増すと、インク分子は、互いに通過して流れ
る可能性が減じ、粘着力を保持することができる。縮小
したデータは、10個(1桁)速度が上がるたびに少な
くとも約5℃の利得があることを示す。これらの圧縮降
伏テストは、液体中間転写面を使う中間印刷処理時に用
いる速度より少なくとも2桁低い速度で行ってあるの
で、インクは、間接印刷処理の転写・固着過程におい
て、剪断しま及び弱い領域でなく安全な有延性及び剪断
しま領域の中にある。
対歪み速度の曲線図である。ただし、基準温度を約45
℃とし、処方例Bにおける降伏応力を縮小した歪み速度
の関数としてプロットしてある。10sec-1より下の
低い歪み速度では、インク組成物は弱くてくずれ易い。
歪み速度が増すと、インク分子は、互いに通過して流れ
る可能性が減じ、粘着力を保持することができる。縮小
したデータは、10個(1桁)速度が上がるたびに少な
くとも約5℃の利得があることを示す。これらの圧縮降
伏テストは、液体中間転写面を使う中間印刷処理時に用
いる速度より少なくとも2桁低い速度で行ってあるの
で、インクは、間接印刷処理の転写・固着過程におい
て、剪断しま及び弱い領域でなく安全な有延性及び剪断
しま領域の中にある。
【0070】このインクを変相カラープリンタに入れ、
約140℃に加熱したインクジェット・プリントヘッド
から直径約4.13インチの支持ドラムに支持された液
体中間転写面に付着した。印刷されたラスタ像を、約5
0℃の温度を維持しながら融合ローラ及び支持ドラム間
に形成された挟み部内の圧力により、Xerox402
4の平坦な紙にページ状に接触転写した。その像は、十
分に転写されており、均質な層の中によく溶け込んでい
て、顕微鏡検査でも粘着不良はなかった。その像はま
た、室温で紙を折曲げてもひび割れを示さなかった。
約140℃に加熱したインクジェット・プリントヘッド
から直径約4.13インチの支持ドラムに支持された液
体中間転写面に付着した。印刷されたラスタ像を、約5
0℃の温度を維持しながら融合ローラ及び支持ドラム間
に形成された挟み部内の圧力により、Xerox402
4の平坦な紙にページ状に接触転写した。その像は、十
分に転写されており、均質な層の中によく溶け込んでい
て、顕微鏡検査でも粘着不良はなかった。その像はま
た、室温で紙を折曲げてもひび割れを示さなかった。
【0071】例3 処方例Fは、テストしたインクの中で最もよいブロッキ
ング特性を有する処方例を示す。このインクは、室温に
おいて標準的な遅い折曲げ速度の下で可撓性があり、高
い転写・固着温度及び速度の下で延性があってその粘着
力を保持し、約40°〜約70℃の転写・固着温度範囲
で降伏応力が低く、室温で降伏応力が高く耐久性があ
る。
ング特性を有する処方例を示す。このインクは、室温に
おいて標準的な遅い折曲げ速度の下で可撓性があり、高
い転写・固着温度及び速度の下で延性があってその粘着
力を保持し、約40°〜約70℃の転写・固着温度範囲
で降伏応力が低く、室温で降伏応力が高く耐久性があ
る。
【0072】このインクは、例1の手順に従い、次のよ
うな原料を用いて処方した。
うな原料を用いて処方した。
【0073】染料は、例1の手順に従い、例2の場合と
同じ量をインク担体組成物に加えた。得られたインクを
変相カラープリンタに入れ、例2で説明したようにして
印刷した。
同じ量をインク担体組成物に加えた。得られたインクを
変相カラープリンタに入れ、例2で説明したようにして
印刷した。
【0074】図12は、処方例Fにおける降伏応力を温
度の関数としてプロットした曲線図である。インク組成
物は、少なくとも約25°〜約55℃において延性があ
る。この範囲における降伏応力は、処方例Aの高い値に
近い。したがって、インク組成物は、処方例Bより遙か
によいブロッキング特性及び耐久性をもつはずである。
約55°〜約70℃で、インクは、剪断しまを形成し始
めるが、なお粘着力を有する。この範囲の降伏応力は、
処方例Bとほぼ同じである。よって、中間転写面を用い
る間接印刷過程において、このインクを融合させるのに
高い圧力を必要としない。
度の関数としてプロットした曲線図である。インク組成
物は、少なくとも約25°〜約55℃において延性があ
る。この範囲における降伏応力は、処方例Aの高い値に
近い。したがって、インク組成物は、処方例Bより遙か
によいブロッキング特性及び耐久性をもつはずである。
約55°〜約70℃で、インクは、剪断しまを形成し始
めるが、なお粘着力を有する。この範囲の降伏応力は、
処方例Bとほぼ同じである。よって、中間転写面を用い
る間接印刷過程において、このインクを融合させるのに
高い圧力を必要としない。
【0075】図8に、処方例Fに対するDMA曲線を示
す。インクのTgは約16℃であるから、インクは室温
でなお可撓性もしくは延性をもつ。E′に、Tgにおけ
る大きさの約1桁程度の明瞭な低下が見られる。これ
は、インクが余り結晶化していないことを示す。蓄積係
数E′は転写・固着過程において処方例Aの場合より低
く、これは、インクを降伏させて延ばすのに要するエネ
ルギが少なくて済むことを示す。室温から約55℃にか
けて短いゴム状高原領域がある。約55℃より上の温度
では、E′の低下は例2の処方例Bの場合ほど急激では
ない。これは、約70℃までなお幾らか機械力があるこ
とを示す。tanδピーク下の面積は約24で、これは
処方例Bより僅かに低いだけであるので、同様な靱性を
もつインクが得られる。
す。インクのTgは約16℃であるから、インクは室温
でなお可撓性もしくは延性をもつ。E′に、Tgにおけ
る大きさの約1桁程度の明瞭な低下が見られる。これ
は、インクが余り結晶化していないことを示す。蓄積係
数E′は転写・固着過程において処方例Aの場合より低
く、これは、インクを降伏させて延ばすのに要するエネ
ルギが少なくて済むことを示す。室温から約55℃にか
けて短いゴム状高原領域がある。約55℃より上の温度
では、E′の低下は例2の処方例Bの場合ほど急激では
ない。これは、約70℃までなお幾らか機械力があるこ
とを示す。tanδピーク下の面積は約24で、これは
処方例Bより僅かに低いだけであるので、同様な靱性を
もつインクが得られる。
【0076】例4 処方例Cは、ゴム状高原域が約70℃まで伸び、例2の
処方例Bと同じ特性の殆どを依然として保持する高温溶
融インクを処方するものである。このインクは、次の原
料を用い例1の手順に従って処方した。
処方例Bと同じ特性の殆どを依然として保持する高温溶
融インクを処方するものである。このインクは、次の原
料を用い例1の手順に従って処方した。
【0077】処方例Cに対するDMA曲線を図5に示
す。このDMAデータは、Tgが処方例Bの場合よりや
や低く、蓄積係数が例2の処方例Bより僅かに高く、ゴ
ム状高原域が約70℃まで伸び、tanδピーク下の面
積がやや小さいことを示している。このインクの室温特
性は、例1の処方例Aの場合に類似するはずである。こ
のインクの粘着性がなくなる温度限界は、例2における
処方例Bの場合より僅かに低い。
す。このDMAデータは、Tgが処方例Bの場合よりや
や低く、蓄積係数が例2の処方例Bより僅かに高く、ゴ
ム状高原域が約70℃まで伸び、tanδピーク下の面
積がやや小さいことを示している。このインクの室温特
性は、例1の処方例Aの場合に類似するはずである。こ
のインクの粘着性がなくなる温度限界は、例2における
処方例Bの場合より僅かに低い。
【0078】4色(シアン、マゼンタ、黄及び黒)のイ
ンクを変相カラープリンタに入れ、例2で説明したよう
にして印刷した。ただ、転写・固着温度範囲が約2°〜
約5℃ほど高かった。印刷された像の質は、例2におけ
る処方例Bの場合と同様であった。
ンクを変相カラープリンタに入れ、例2で説明したよう
にして印刷した。ただ、転写・固着温度範囲が約2°〜
約5℃ほど高かった。印刷された像の質は、例2におけ
る処方例Bの場合と同様であった。
【0079】例5 処方例Dは、Tgが高いものの、例4の処方例Cと同じ
長さのゴム状高原をもつ高温溶融インクの処方である。
インク担体組成物は、次の原料を用い、例1の手順に従
って処方した。
長さのゴム状高原をもつ高温溶融インクの処方である。
インク担体組成物は、次の原料を用い、例1の手順に従
って処方した。
【0080】図6は、処方例Dに対するDMA曲線図で
ある。このDMAデータは、Tgが例4の処方例Cの場
合より約19℃だけ高く、ゴム状高原域の長さがなお同
じで、tanδピーク下の面積が少し小さいことを示し
ている。このインクの室温特性は、可撓性で落ちるが、
tanδのピークがほぼ室温にあるので、エネルギ散逸
が多く、よりしなやかである。
ある。このDMAデータは、Tgが例4の処方例Cの場
合より約19℃だけ高く、ゴム状高原域の長さがなお同
じで、tanδピーク下の面積が少し小さいことを示し
ている。このインクの室温特性は、可撓性で落ちるが、
tanδのピークがほぼ室温にあるので、エネルギ散逸
が多く、よりしなやかである。
【0081】例6 処方例Eは、Tgが極端に低い高温溶融インクの処方で
ある。インク組成物は、次の原料を用い、例1の手順に
従って処方した。
ある。インク組成物は、次の原料を用い、例1の手順に
従って処方した。
【0082】処方例Eに対するDMA曲線を図7に示
す。本処方のTgは、約−7.3℃で室温よりかなり下
である。このインクは、室温で極めて可撓性がある。こ
のインクは、すべての処方例のうち最も靱性があり、こ
れは、tanδピーク下の面積の大きな値から明らかで
ある。蓄積係数E′の曲線は、2つの明瞭な変移部、1
つは室温特性としての高原域、もう1つは転写・固着を
容易にする低係数域を示している。
す。本処方のTgは、約−7.3℃で室温よりかなり下
である。このインクは、室温で極めて可撓性がある。こ
のインクは、すべての処方例のうち最も靱性があり、こ
れは、tanδピーク下の面積の大きな値から明らかで
ある。蓄積係数E′の曲線は、2つの明瞭な変移部、1
つは室温特性としての高原域、もう1つは転写・固着を
容易にする低係数域を示している。
【0083】例7 本例は、本発明の変相インク組成物の高い色度(C* a
b)及び明度(L* )の値を示すものである。次の表1
及び2に、例2及び3に用いた処方例について、原色及
び等和色に対する反射率スペクトル試験データを掲げ
る。(測定条件は、標準の光C、2度観測者(2deg
ree observer)、小面積視野、反射鏡あり
(specular included)、波長間隔2
30nmであった。)
b)及び明度(L* )の値を示すものである。次の表1
及び2に、例2及び3に用いた処方例について、原色及
び等和色に対する反射率スペクトル試験データを掲げ
る。(測定条件は、標準の光C、2度観測者(2deg
ree observer)、小面積視野、反射鏡あり
(specular included)、波長間隔2
30nmであった。)
【0084】
【表1】
【0085】
【表2】
【0086】好適な実施例にて本発明の原理を説明して
きたが、本発明がその原理から逸脱することなく種々の
変形、変更をしうるものであることは、当業者にとって
明らかであろう。例えば、本発明のインク組成物を作る
ために着色剤と使用するインク担体組成物は、粘性が少
ない半結晶もしくは結晶アミドろう、エステルろう、ポ
リエチレンろう、炭化水素もしくは樹脂を基剤とする非
結晶材料と結合した微結晶ろう又はパラフィン、又はオ
リゴマー、又は低分子量重合体もしくは共重合体、又は
粘着付与剤、又は可塑剤及びその化合物であってもよ
い。
きたが、本発明がその原理から逸脱することなく種々の
変形、変更をしうるものであることは、当業者にとって
明らかであろう。例えば、本発明のインク組成物を作る
ために着色剤と使用するインク担体組成物は、粘性が少
ない半結晶もしくは結晶アミドろう、エステルろう、ポ
リエチレンろう、炭化水素もしくは樹脂を基剤とする非
結晶材料と結合した微結晶ろう又はパラフィン、又はオ
リゴマー、又は低分子量重合体もしくは共重合体、又は
粘着付与剤、又は可塑剤及びその化合物であってもよ
い。
【0087】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
中間印刷処理においてインクを最終サブストレートに良
好に転写・固着することができる。なお、その詳細は、
実施例の説明のところで既に繰返し述べたので、重複記
載を省略する。
中間印刷処理においてインクを最終サブストレートに良
好に転写・固着することができる。なお、その詳細は、
実施例の説明のところで既に繰返し述べたので、重複記
載を省略する。
【図1】本発明に適する変相インク組成物の試験周波数
約1Hzにおける一般的な蓄積係数対温度特性を示す曲
線図である。
約1Hzにおける一般的な蓄積係数対温度特性を示す曲
線図である。
【図2】本発明に適する変相インク組成物の一般的なt
anδ対温度特性を示す曲線図である。
anδ対温度特性を示す曲線図である。
【図3】例1の処方例Aに対するDMA曲線図である。
【図4】例2の処方例Bに対するDMA曲線図である。
【図5】例4の処方例Cに対するDMA曲線図である。
【図6】例5の処方例Dに対するDMA曲線図である。
【図7】例6の処方例Eに対するDMA曲線図である。
【図8】例3の処方例Fに対するDMA曲線図である。
【図9】処方例Aにおける降伏応力と温度の関係を示す
図である。
図である。
【図10】処方例Bにおける降伏応力と温度の関係を示
す図である。
す図である。
【図11】処方例Bにおける降伏応力と歪み速度の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図12】処方例Fにおける降伏応力と温度の関係を示
す図である。
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロック・ヴィー・ブイ アメリカ合衆国 97219 オレゴン州 ポ ートランド,スート 46,サウスウェス ト・ルラデル・ストリート,4631 (72)発明者 リンダ・エム・ハーシィー アメリカ合衆国 97223 オレゴン州 ポ ートランド,サウスウェスト・アラウウッ ド・レーン,6265 (72)発明者 ハロルド(ハル)・アール・フレーム アメリカ合衆国 97119 オレゴン州 ガ ストン,サウスウェスト・スプリングヒ ル・ロード 6357
Claims (4)
- 【請求項1】 選択的相変化インク組成物をサブストレ
ートに間接的に付着させる方法であって、 a.相変化インク着色剤組成物と変性された相変化イン
ク担体組成物とを結合させて、間接的に付着させるのに
必要なパラメータを満たす所定の流動及び機械特性をも
つ上記選択的相変化インク組成物を生成すること、 b.上記選択的相変化インク組成物の温度を第1の高い
操作温度に上げて液相の選択的相変化インク組成物を作
ること、 c.液相の上記選択的相変化インク組成物を上記サブス
トレートに間接的に付着させるため、中間転写手段に第
2の高い操作温度を与えること、 d.上記選択的相変化インク組成物を上記中間転写手段
に所定のパターン及び液相で付着させること、 e.第2の高い操作温度にある上記中間転写手段上で、
固相の上記選択的相変化インク組成物の上記所定のパタ
ーンを作ること、 f.上記選択的相変化インク組成物を上記中間転写手段
から上記サブストレートに転写すること、 g.上記選択的相変化インク組成物を上記サブストレー
トに固着して印刷されたサブストレートを作ることの各
ステップを含み、上記選択的相変化インクの組成物は、 (1)上記第2の高い温度でこれに圧縮力が加えられた
とき順応して流れることができる圧縮降伏強度と、上記
選択的相変化インク組成物が上記サブストレートに固着
されたとき失敗を防ぐのに十分な内部粘着強度とを有
し、 (2)高度の明度及び色度をもつ上記選択的相変化イン
ク組成物のほぼ均一な厚さの薄膜が固着されたあと、上
記サブストレート上で高度の延性を有することを特徴と
する選択的相変化インク組成物付着方法。 - 【請求項2】 相変化インク組成物を使用する方法であ
って、 a.相変化インク着色剤組成物と変性された相変化イン
ク担体組成物とを結合させて、間接的に付着させるのに
必要なパラメータを満たす所定の流動及び機械特性をも
つ上記選択的相変化インク組成物を生成すること、 b.上記選択的相変化インク組成物の温度を第1の高い
操作温度に上げて液相の選択的相変化インク組成物を作
ること、 c.液相の上記選択的相変化インク組成物を受けるた
め、中間転写手段に上記第1の高い操作温度より低い第
2の高い操作温度を与えること、 d.液相の上記選択的相変化インク組成物を上記中間転
写手段に所定のパターンで付着させること、 e.上記選択的相変化インク組成物の上記所定パターン
を上記第2の高い操作温度より低い温度に冷却して、上
記中間転写手段上で順応性のある固相とすること、 f.上記順応性のある固相の選択的相変化インク組成物
の上記所定パターンを上記中間転写手段から上記サブス
トレートに転写すること、 g.上記順応性のある固相の選択的相変化インク組成物
の上記所定パターンを上記サブストレートに固着して印
刷されたサブストレートを作ること(ただし、上記選択
的相変化インク組成物は、これに圧縮力が加えられたと
き順応して流れることができる圧縮降伏強度と、上記選
択的相変化インク組成物が上記サブストレートに固着さ
れたとき失敗を防ぐのに十分な内部粘着強度とを有する
ものとする。)、 h.上記順応性のある固相の選択的相変化インク組成物
の所定パターンを周囲温度に冷却して、高度の明度及び
色度をもつ上記周囲温度に冷却された選択的相変化イン
ク組成物の均一な厚さの薄膜が固着されたあと、これに
上記サブストレート上で高度の延性をもたせることの各
ステップを含むことを特徴とする相変化インク組成物使
用方法。 - 【請求項3】 相変化インク着色剤組成物と変性された
相変化インク担体組成物とを含む選択的相変化インク組
成物であって、 上記選択的相変化インク組成物は、 a.それがサブストレート上に転写され固着されて該サ
ブストレートに印刷される場合、高い温度にある中間転
写面に液相で所定のパターンに付着するのに必要なパラ
メータを満足する所定の流動及び機械特性と、 b.外部から圧縮力が加えられたとき上記インクが順応
して流れるような圧縮降伏強度、及び上記インクが上記
サブストレートに固着されるとき失敗を防ぐのに十分な
内部粘着力と、 c.上記転写及び固着後における上記サブストレート上
の高度の延性と、 d.その均一な厚さの薄膜における高度の明度及び色度
とを有することを特徴とする選択的相変化インク組成
物。 - 【請求項4】 少なくとも着色剤及びインク担体組成物
を含み、インクジェット・プリントヘッドとの使用に適
するインク組成物であって、 該インク組成物は、E′を式E′=σ0 /ε0 (cos
δ)によって決める場合、E′のゴム状領域の温度範囲
が約10°〜約100℃であり、所望の試験周波数にお
いて約1.0×106 〜約1.0×1011のE′値を有
し、約−40°〜約40℃のガラス転移温度範囲を有す
ることを特徴とするインク組成物。
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