JPH06205703A - 完全自動傘 - Google Patents

完全自動傘

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JPH06205703A
JPH06205703A JP32433592A JP32433592A JPH06205703A JP H06205703 A JPH06205703 A JP H06205703A JP 32433592 A JP32433592 A JP 32433592A JP 32433592 A JP32433592 A JP 32433592A JP H06205703 A JPH06205703 A JP H06205703A
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JP
Japan
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umbrella
claw
inner tube
spring
ring
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JP32433592A
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Shotsu Tai
勝通 戴
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顕著に簡素化された構造の完全自動傘を提供
する。 【構成】 シャンク1は内管11と外管12とよりな
り、内管11はその上端に中間のリング13と延長部1
4とを有し、一方外管12はその上端に下のリング15
を有し、傘開放スプリング2は延長部14内に支受さ
れ、延長部14の周りのシリンダ3には下端に上のリン
グ31を有し、傘閉鎖スプリング4は内管11の周りに
設けられ、ロック機構は上と下の爪5,6よりなり、天
蓋構造体7は上,中間及び下のリング31,13,15
に連結され、ワイヤ8は前記上の爪5と下のリング15
間を連結し、ハンドル9には傘の開閉操作を制御する作
動体91を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は完全自動傘、更に詳細に
は顕著に構造を簡素化した完全自動傘に関する。
【0002】
【従来の技術】本件発明者は特願平3−186516
号,同3−241193号,同4−150874号を発
明した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの実施におい
て本発明は部品が余りにも多く克服せねばならない製造
上及び組立上の多くの欠点を発見した。故に本発明の目
的は上述の従来技術の欠点を克服し、顕著に簡素化され
た構造の完全自動傘を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】シャンク1は互いに相対
的に摺動することのできる内管11と外管12とよりな
り、前記内管11の上部には中間のリング13及びその
中間のリング13の延長に延長部14を有し、一方外管
12の上部には下のリング15を有し、両内外管11,
12は互いに並ぶ上と下の孔16,17、18,19を
夫々有し、傘開放スプリング2は前記内管11の延長部
14内に望遠鏡状に伸縮すべく支受され、この延長部1
4の周りに相対的に摺動すべく設けられたシリンダ3の
下端には上のリング31が設けられ、傘閉鎖スプリング
4は、前記内管11の周りに中間リング13と外管12
の上端間に制限された状態で望遠鏡状に伸縮すべく設け
られ、ロック機構は、前記傘開放スプリング2を圧縮状
態に制限するように上の並んだ孔16,17と係合する
上の爪5と前記傘閉鎖スプリング4を圧縮状態に制限す
るように下の並んだ孔18,19と係合する下の爪6と
よりなり、天蓋構造体7はその構成リブの一端を経て前
上,中間及び下のリング31,13,15に夫々接続さ
れ、前記上の爪5と下のリング15間を連結するワイヤ
8は上の爪5を押し引きすべく運動させ、ハンドル9に
は夫々傘を開閉すべく制御する作動体91を設けてなる
ものである。
【0005】
【作 用】準備状態ではシリンダ3を作動して傘閉鎖ス
プリング4を圧縮する。ハンドル9の作動体91により
上の爪5を孔16,17より外すと傘開放スプリング2
により傘は開く。ハンドル9の作動体91により孔19
より下の爪6を外すと傘閉鎖スプリング4により傘は閉
じる。
【0006】
【実施例】図1示のように本発明は大別してシャンク
1,傘開放スプリング2,シリンダ3,傘閉鎖スプリン
グ4,上の爪5,下の爪6,天蓋構造体7,ワイヤ8,
ハンドル9等よりなる。
【0007】シャンク1は互いに摺動できる内管11と
外管12とよりなる。この内管11の上部には中間リン
グ13が固定される。延長部14,前記中間リング13
の上に延長して形成される。前記外管12には下のリン
グ15がその外管12上を摺動すべく可動に設けられ
る。両内外管11,12には上の孔16,17と下の孔
18,19が夫々設けられている。図2示の準備状態で
は前記内管11は前記外管12の下の位置にあって上の
孔16,17と下の孔18,19は夫々互いに並んだ位
置にある。
【0008】傘開放スプリング2は内管11の延長部1
4内に望遠鏡状に伸縮すべく支受されている。この延長
部14はシリンダ3内に包囲されている。前記シリンダ
3は前記開放スプリング2の望遠鏡状の作用によって前
記延長部14に対し摺動する。このシリンダ3の下端に
は上のリング31の下端に固定されている。
【0009】傘閉鎖スプリング4は前記中間リング13
と前記外管12の頂端間に制限された状態で顕微鏡状に
設けられている。前記外管12は内管11に対し前記閉
鎖スプリング4の望遠鏡状作用によって滑動可能であ
る。前記上と下の爪5,6はロック機構を構成する。前
記下の爪6は前記内管11の下端にヘアスプリング61
によって弾撥すべく支持され、一方前記上の爪5は同様
のヘアスプリング51によって容器52内に弾撥すべく
支持され、容器52はまた内管11内で滑動可能であ
る。勿論前記容器52には上の爪5の鉤部が突出するた
めのスリットが設けられている。
【0010】ワイヤ8は前記上の爪5と前記下のリング
15間を連結する。外管12はその下のリング15より
下に縦のスロット20を有し、一方内管11もまた対応
する中間部分に縦のスロット21を有する。ワイヤ8は
その上端がそれて並列しているスロット20,21を通
過し、次に折れて下のリング15に係合している。ワイ
ヤ8は前記上の爪5を押引きできるよう剛性を有する。
【0011】天蓋構造体7は通常のものと全く同じであ
るから詳細な説明は不要でここでは省略する。唯その上
と中間と下のリブ構造体は夫々上,中間及び下のリング
31,13及び15に対応して枢着されている。ハンド
ル9はシャンク1の下端に設けられている。ハンドル9
内の作動体91には2つの***部92と93が設けら
れ、夫々は外管12の上と下の孔17,19に対向して
いる。更に前記下のリング15は前記内外管11,12
のロック孔23,24をロックするよう並列するロック
体22が設けられ、これにより下のリング15を更に安
定に支持して偶然に天蓋構造体7が滑り出すのを阻止す
る。
【0012】次にこの装置の動作を説明する。傘を開く
前に使用者には準備作用が必要である。例えば片手でハ
ンドル9を保持してシリンダ3の端部を地面,壁の裏面
或は他方の手に置く。片手によって僅かな力を作用させ
ると前記外管12は内管11に対して動き、前記傘閉鎖
スプリング4を圧縮する。傘の閉鎖状態では傘開放スプ
リング2は圧縮状態に保持されるので、この準備操作で
は傘閉鎖スプリング4のみが僅かな力で容易に圧縮され
る。前記外管12に保持されたハンドル9は内管11に
対し上に動き、前記下のリング15のロック体22を対
応するロック孔23,24から外に押し、その上と下の
孔17,19が夫々上と下の孔16,18と並ぶ位置ま
で動かす。
【0013】この点で図2示のように上の爪5はワイヤ
8によって下方に押されて並んだ孔16と17内にロッ
クされ、傘開放スプリング2を圧縮された状態にロック
して制限する。一方下の爪6は同時に内管11によって
外管12に対し下方に動き、並んだ孔18と19内にロ
ックされ、傘閉鎖スプリング4を圧縮された状態にロッ
クして制限する。
【0014】この準備状態で傘は何時でも開くことがで
きる。例えばハンドル9を保持している手の親指で作動
体91の上側を押すと上の爪5は傘開放作動部92によ
って並んだ孔16と17外に外れ、傘開放スプリング2
のロック状態は解放される。これによって前記傘開放ス
プリング2は圧縮時に蓄積されたエネルギーによって膨
張し、シリンダ3は前記内管11の延長部14に対して
上方に動き、天蓋構造体7は開く。同時に下のリング1
5は外管12の上端まで上方に動き、ロック体22は並
んだロック孔23,24内にロックされ、また上の爪5
はワイヤ8によって上方に引張られる。図3示のように
このとき下の爪6はロック状態に保持される。
【0015】傘を閉じるときには使用者は作動体91の
下側を圧すのみでよく、これによって前記下の爪6は傘
閉鎖作動部93によって押されて外管12の下の孔19
の外に外れ、ロック状態の傘閉鎖スプリング4は開放さ
れる。これによって傘閉鎖スプリング4は圧縮時に蓄積
されたエネルギーによって膨張し、外管12は内管に対
し下方に動き、天蓋構造体7は閉じる。同時に傘開放ス
プリング2は圧縮され、下の爪6は内管11によって或
る距離上方に動き、図1示の状態に戻る。
【0016】
【発明の効果】上述のように本発明による自動傘の配置
と構成は顕著に簡素化されるが、構造は充分に強く、安
定である。更に操作は容易かつ確実で製造コストは大き
く節減される。本発明は好ましい実施例により詳細に記
述したが、本発明の範囲内でその精神を逸脱することな
く、多くの変更,修正,変化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自動傘の一実施例の閉じた状態の一部断
面とした正面図である。
【図2】同開放前の準備状態の一部断面とした正面図で
ある。
【図3】同開放した状態の一部断面とした正面図であ
る。
【符号の説明】
1 シャンク 2 傘開放スプリング 3 シリンダ 4 傘閉鎖スプリング 5 上の爪 6 下の爪 7 天蓋構造体 8 ワイヤ 9 ハンドル 11 内管 12 外管 13 中間リング 14 延長部 15 下のリング 16 上の孔 17 上の孔 18 下の孔 19 下の孔 91 作動体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャンクは互いに相対的に摺動すること
    のできる内管と外管とよりなり、前記内管の上部には中
    間のリング及びその中間のリングの延長に延長部を有
    し、一方外管の上部には下のリングを有し、両内外管は
    互いに並ぶ上と下の孔を夫々有し、 傘開放スプリングは前記内管の延長部内に望遠鏡状に伸
    縮すべく支受され、 この延長部の周りに相対的に摺動すべく設けられたシリ
    ンダの下端には上のリングが設けられ、 傘閉鎖スプリングは、前記内管の周りに中間リングと外
    管の上端間に制限された状態で望遠鏡状に伸縮すべく設
    けられ、 ロック機構は前記傘開放スプリングを圧縮状態に制限す
    るように上の並んだ孔と係合する上の爪と前記傘閉鎖ス
    プリングを圧縮状態に制限するように下の並んだ孔と係
    合する下の爪とよりなり、 天蓋構造体はその構成リブの一端を経て前上,中間及び
    下のリングに夫々接続され、 前記上の爪と下のリング間を連結するワイヤは上の爪を
    押し引きすべく運動させ、 ハンドルには夫々傘を開閉すべく制御する作動体を設け
    てなる完全自動傘。
  2. 【請求項2】 前記下の爪はヘアスプリングによって前
    記内管の下端に弾撥すべく設けてなる請求項1に記載の
    完全自動傘。
  3. 【請求項3】 前記上の爪はヘアスプリングを弾撥すべ
    く、かつ容器内で内管内を摺動可能に設けられている請
    求項1に記載の完全自動傘。
  4. 【請求項4】 前記下のリングは前記内外管に対応すべ
    く配置された一対の並ぶ孔内に係合すべくロックされる
    ロック体が設けられている請求項1に記載の完全自動
    傘。
  5. 【請求項5】 前記外管には前記下のリングより下の位
    置に縦のスロットを設け、一方前記内管にはその対応す
    る位置に縦のスロットを設けてなる請求項1に記載の完
    全自動傘。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤは上端がそれて前記内管と外
    管の並んだ縦のスロットを夫々通過し、次に折曲って下
    のリングに係合する請求項5に記載の完全自動傘。
JP32433592A 1992-12-03 1992-12-03 完全自動傘 Expired - Lifetime JPH0763414B2 (ja)

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JPH0763414B2 JPH0763414B2 (ja) 1995-07-12

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010099486A (ko) * 2001-10-08 2001-11-09 윤규석 자동으로 접는 우산
KR101599897B1 (ko) * 2015-02-25 2016-03-07 김낙진 자동 우산
CN107960765A (zh) * 2017-12-28 2018-04-27 河南省花城办公家具有限公司 一种柜体防倾倒装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20010099486A (ko) * 2001-10-08 2001-11-09 윤규석 자동으로 접는 우산
KR101599897B1 (ko) * 2015-02-25 2016-03-07 김낙진 자동 우산
CN107960765A (zh) * 2017-12-28 2018-04-27 河南省花城办公家具有限公司 一种柜体防倾倒装置

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