JPH06205587A - 枝路対に対する接続回路網及びその使用方法 - Google Patents

枝路対に対する接続回路網及びその使用方法

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JPH06205587A
JPH06205587A JP5274927A JP27492793A JPH06205587A JP H06205587 A JPH06205587 A JP H06205587A JP 5274927 A JP5274927 A JP 5274927A JP 27492793 A JP27492793 A JP 27492793A JP H06205587 A JPH06205587 A JP H06205587A
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Udo Seidl
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多パルス変換装置‐ブリッジ回路に使用され
る枝路対に対するRCD2 枝路対接続回路を、中間回路
母線上の脈動する電圧過上昇がほぼ回避されるように構
成する。 【構成】 2つのターンオフ可能な電力用半導体T1、
T2;T3、T4;T5、T6から成る1つの枝路対3
6に対し、2つのRCD接続回路40、42を含むRC
D枝路対接続回路38を設け、それぞれRCD接続回路
40、42の抵抗R1、R2;R3、R4;R5、R6
に別のダイオードD1´、D2´;D3´、D4´;D
5´、D6´を、一方の別のダイオードD2´、D4
´、D6´の陽極が導電的に枝路対36の正の直流電圧
端子48と、また他方の別のダイオードD1´、D3
´、D5´の陰極が導電的に枝路対36の負の直流電圧
端子46と接続されるように電気的に並列に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つのターンオフ可能
な電力用半導体素子から成る枝路対に対する、2つのR
CD接続回路を含むRCD枝路対接続回路から成る接続
回路網および多パルス変換装置ブリッジ回路に対する使
用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速スイッチング絶縁ゲートバイポーラ
トランジスタ(IGBT)に対するRCD接続回路は雑
誌“etz”、第110巻、1989年、第10号、第
464〜471頁から、また高速スイッチング‐バイポ
ーラパワートランジスタ(LTR)に対するRCD接続
回路は雑誌“etz”、第109巻、1989年、第1
9号、第894〜899頁から知られている。これらの
RCD接続回路はターンオフ可能な電力用半導体素子を
ターンオンまたはターンオフの際の過電圧または過負荷
から保護する。
【0003】スイッチング過程で変換装置の電力部のイ
ンダクタンスがたいてい、高さおよび継続時間に応じて
電気的構成部分の損傷を生じ得る高いエネルギーの過電
圧を惹起する。なかんずく比較的高速でスイッチングす
るIGBTモジュール自体がその際危険にさらされてい
る。このような過電圧に対して保護するため、先ず主電
流回路の寄生的インダクタンスを好都合な配線により最
小化することが有利である。さらに種々の形式の接続回
路網が利用され、また最短の仕方で保護すべきターンオ
フ可能な電力用半導体素子と接続される。これにはさら
に、許容された逆方向動作範囲“RBSOA”内での作
動を保証し、また時としてターンオフ損失電力を減ずる
という課題が与えられる。
【0004】公知のRCD単一接続回路は、並列抵抗を
有するダイオードに直列に接続されているコンデンサか
ら成っている。このRCD単一接続回路はモジュールの
各トランジスタに対応付けられている。IGBTのター
ンオフの際に主電流は先ずダイオードを通って流れ、コ
ンデンサを充電する。その電圧はIGBTのコレクタ‐
エミッタ間電圧とほぼ同一であり、また時間に関係し
て、負荷回路内の付属のフリーホィーリングダイオード
が導通状態になるまで増大する。その結果として制限さ
れる電圧急峻度は、ターンオフの際にIGBT内に生ず
る損失電力を減じ、このことはパルス周波数の増大と共
に有意義になり得る。コンデンサのなかに蓄積されたエ
ネルギーはすぐ次のターンオンの際に接続抵抗を介して
消散される。しかし、このことは基本的に望ましくな
い。なぜならば、たとえばより高いパルス周波数の際に
接続抵抗において熱に変換される損失電力がかなりの値
にあるからである。従って、時として、コンデンサから
のエネルギーの有用な返還を可能にする高価な接続回路
網が使用される。
【0005】より安価な措置は枝路対またはモジュール
に対するRCD電圧制限器または直流側での和接続回路
である。ただしその代わりにこれらはあまり効率的でな
い。
【0006】枝路対に対するRCD電圧制限器として雑
誌“etz”、第110巻、1989年、第10号、第
464〜471頁から公知の、いわゆるRCD交叉接続
回路としても知られているRCD枝路対接続回路が使用
され得る。このRCD枝路対接続回路は、接続回路網に
おけるより短い導線長さを可能にするので、特により高
い出力電流を有する変換装置において有利である。IG
BTのターンオフの際に寄生的なインダクタンスに起因
して生ずるエネルギーは、それぞれ当該のダイオードを
経て相応に対応付けられているコンデンサに到達する。
このエネルギー部分のみがすぐ次のターンオフ過程まで
に関与する抵抗において消散されればよく、コンデンサ
のなかに蓄積された全エネルギーが消散されなくてよ
い。コンデンサの極端な放電はその際に回路により条件
付けられて回避される。従って、この接続回路方法の結
果として生ずる損失電力は比較的小さい。その代わりに
ここでは、RCD単一接続回路と異なり、ターンオフの
際の電圧急峻度、従ってまたターンオフ損失電力も減ぜ
られず、従ってIGBTはパルス周波数の増大と共にい
くらかより強く温度上昇する。
【0007】二パルスまたは六パルスブリッジ回路のな
かのインバータでは比較的高速でスイッチングするIG
BTモジュールに対して場合によっては特に安価な和接
続回路が直流側に使用され得る。この接続回路措置の機
能経過および作用は枝路対に対するRCD電圧制限器の
それらに類似している。
【0008】必要な場合に補足的に挿入される比較的小
さいキャパシタンスの制動コンデンサはそのつどの枝路
接続線のなかの残留する寄生的インダクタンスの影響を
減ずる。接続回路損失電力におけるその割合はわずかで
ある。
【0009】ドイツ実用新案第 9012147号明細書から2
つの高速スイッチング‐バイポーラトランジスタを有す
る回路装置に対する、RCD接続回路から成る接続回路
網は公知である。さらにこの枝路対はT形回路を形成す
る2つのコンデンサおよび1つの抵抗から成るRC2
続回路を設けられており、その端子は回路装置の端子
と、それぞれコンデンサ端子が入力端子と、また抵抗端
子が回路装置交流出力端と接続されているように電気的
に接続されている。前記RC2 接続回路によるRCD接
続回路(RCD交叉接続回路またはRCD和接続回路)
の補足により、高速スイッチング‐バイポーラトランジ
スタを有する回路装置に対する、周波数の高い電圧振動
および狭い電圧ピークを制動または平滑化する接続回路
網が得られる。その際に、直列に接続されているコンデ
ンサは回路装置の正‐負端子の間の電圧ピークを平滑化
する。抵抗は中間回路‐コンデンサによる振動を制動す
る。同様にモジュール出力端の振動が制動される。
【0010】より大きい電力の多パルス変換装置‐ブリ
ッジ回路にRCD交叉接続回路とも呼ばれる公知のRC
D枝路対接続回路を使用する際には下記の問題が確認さ
れている。
【0011】転流過程で、転流する変換装置弁に生ずる
過電圧の結果として、多パルス変換装置‐ブリッジ回路
を含んでいる周波数変換装置の中間回路母線上に電圧過
上昇が生ずる。この電圧過上昇は、多パルス変換装置‐
ブリッジ回路または周波数変換装置の多くの枝路が同時
に大きい電流を転流するぼど大きい。中間回路母線上の
この電圧過上昇の結果として、転流しない枝路のなかに
大きい電流がRCD枝路対接続回路のコンデンサおよび
ダイオードを経て流れる。出力電流に重畳されるこれら
の電流は、障害(過電流/過負荷または短絡)が生じて
いないにもかかわらず、UCE監視回路の使用の際に誤報
知を発し、または周波数変換装置の遮断を生じさせ得
る。
【0012】別の問題は、RCD接続回路の接続ダイオ
ードの導通相の間に付属の変換装置弁の電流も転流する
ときに生ずる。それにより付属のRCD接続回路の接続
コンデンサがターンオンする変換装置弁および導通する
接続ダイオードを経て短絡される。この接続ダイオード
はこの作動状態で非常に大きい逆電流に耐えなければな
らず、また中間回路電圧に抗してターンオフできなけれ
ばならない。このことは、より大きい電力の接続ダイオ
ードの使用により容易に対処し得ない異常な、場合によ
っては過大な負荷を意味する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、多パ
ルス変換装置‐ブリッジ回路にRCD枝路対接続回路を
使用する際のこれらの問題を簡単かつ安価な仕方で解消
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、それぞれRCD接続回路の抵抗
に別のダイオードが、一方の別のダイオードの陽極が導
電的に枝路対の正の直流電圧端子と、また他方の別のダ
イオードの陰極が導電的に枝路対の負の直流電圧端子と
接続される。
【0015】RCD枝路対接続回路のそれぞれRCD接
続回路を1つの別のダイオードにより補足することによ
って、これらの別のダイオードにより枝路対の接続回路
網の各コンデンサが各転流の際に共同作用するので、転
流過程における中間回路母線上の電圧過上昇を確実に減
ずるRCD2 枝路対接続回路とも呼ばれる接続回路網が
得られる。すなわち中間回路母線の電圧がそれぞれ枝路
対あたりRCD接続回路の2つの接続コンデンサにより
保護され、または中間回路電圧にクランプされる。
【0016】中間回路母線上の電圧過上昇が小さくなる
結果として、より小さい電流が転流に関与していない変
換装置弁のRCD接続回路の接続コンデンサおよび接続
ダイオードを通って流れる。RCD接続回路あたりの別
のダイオードによりこの電流はほぼ接続ダイオードから
遠ざけられ、従って、負荷電流がこの接続ダイオードの
導通相の間に所属の変換装置弁に転流するとき、この接
続ダイオードはもはや過大に負荷されない。それにより
変換装置の信頼性が、個々の構成要素をオーバーディメ
ンジョニングする必要なしに向上する。同じく、使用さ
れるUCE監視回路の誤報知が防止され、従ってこの監視
回路が課題通りに動作し得る。
【0017】こうして、それぞれRCD枝路対接続回路
のRCD接続回路を別のダイオードにより補足すること
によって、簡単かつ安価な仕方で、冒頭に記載した種類
の問題がもはや生じないRCD2 枝路対接続回路とも呼
ばれる枝路対に対する接続回路網が得られる。
【0018】さらに、本発明により既存の枝路対の接続
回路網を大きな費用なしに本発明によるRCD2 枝路対
接続回路に拡張し得る。その際に、これらの別のダイオ
ードがそれぞれ低インダクタンスで所属の接続コンデン
サを経て導電的に枝路対の直流電圧端子と接続されるこ
とは有利である。すなわち、別のダイオードを経ての電
流経路は枝路対の接続コンデンサおよび電力用半導体素
子を経ての電流経路よりも低インダクタンスでなければ
ならない。
【0019】
【実施例】以下には、変換装置の枝路対に対する接続回
路網を示す図面を参照して本発明を説明する。
【0020】図1には、600Vまたは750V直流電
圧架線2に接続される近距離鉄道の牽引駆動装置の等価
回路図が示されている。この牽引駆動の強電流設備はた
とえばIGBTトランジスタを有する2つのトランジス
タ変換装置4および6を含んでいる。トランジスタ変換
装置4および6はインバータ8または10、中間回路1
2または14および入力変換装置16または18を含ん
でいる。両トランジスタ変換装置4および6は共通の電
源フィルタ20と接続されている。入力変換装置16ま
たは18として昇圧/降圧調整器が設けられており、そ
の構成および機能はヨーロッパ特許出願公開第 0384222
A1号明細書に詳細に記載されている。各インバータ8お
よび10は、それぞれタコメータ24と接続されている
2つの三相電動機22に給電する。制動のために各トラ
ンジスタ変換装置4および6は制動回路を設けられてい
る。この制動回路は電源制動に対して優先性を有する混
合された電源/抵抗制動として動作する。制動の際に生
ずるエネルギーの電源および制動抵抗への分配は制動調
整器26および28により行われる。さらにこれらのト
ランジスタ変換装置4および6および電源フィルタ20
は測定量を検出するための変換器30を設けられてい
る。
【0021】近距離鉄道の運転の際にはインバータ8ま
たは10および入力調整器16または18の複数のトラ
ンジスタが同時に駆動される。すなわち複数の枝路が同
時により大きな電流を転流し、それによって中間回路母
線32上の電圧過上昇が生ずる。冒頭に既に述べたよう
に、この電圧過上昇の高さは同時に転流する枝路の数に
関係している。
【0022】図2には図1による近距離鉄道の牽引駆動
装置の一方のトランジスタ変換装置4の一部分が示され
ている。この部分は中間回路12、中間回路母線32の
一部分、インバータ8および三相電動機22を含んでい
る。このインバータ8は3つの相モジュール34から構
成されている。各相モジュール34は枝路対36から成
っており、それにRCD交叉接続回路とも呼ばれるRC
D枝路対接続回路38が対応付けられている。この公知
のRCD枝路対接続回路38は2つのRCD接続回路4
0および42から成っており、それぞれ接続コンデンサ
C1またはC2および接続ダイオードD1またはD2か
ら成る直列回路は所属のターンオフ可能な電力用半導体
素子T1またはT2に電気的に並列に接続されており、
また所属の接続抵抗R1またはR2はコンデンサC1ま
たはC2とダイオードD1またはD2との接続点を中間
回路母線32の負または正の中間回路母線と導電的に接
続する。
【0023】枝路対36は電気的に直列に接続されてい
る2つのターンオフ可能な電力用半導体素子T1、T2
またはT3、T4またはT5、T6から成っている。タ
ーンオフ可能な電力用半導体素子T1…T6としてはた
とえば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)
が設けられている。さらに、変換装置弁とも呼ばれるタ
ーンオフ可能な電力用半導体素子T1…T6としてバイ
ポーラ電力用トランジスタ(LTR)が設けられていて
もよい。
【0024】トランジスタ変換装置4のこの部分の寄生
的なインダクタンスは、たとえば等価回路図として正の
中間回路母線にまとめられているインダクタンスLp に
よりまとめられている。負の中間回路母線にはインバー
タ8の保護のためにヒューズ44が挿入されており、そ
れによってこの構成の寄生的なインダクタンスLp の値
が上昇する。
【0025】枝路対36のターンオフ可能な電力用半導
体素子T1、T2またはT3、T4またはT5、T6が
保護されるべき過電圧はブリッジ枝路の負荷転流の間に
生ずる。この過電圧は公知のRCD接続回路により制限
される。接続抵抗R1ないしR6を通じてインバータ8
の相モジュール34の接続回路網38の接続コンデンサ
C1ないしC6は中間回路12の中間回路電圧UZ の値
に充電される。ターンオフ可能な電力用半導体素子T1
ないしT6のターンオフの際に寄生的なインダクタンス
Lp に起因して生ずるエネルギーは、それぞれ当該のダ
イオードD1、D3、D5またはD2、D4、D6を経
て相応のコンデンサC1、C3、C5またはC2、C
4、C6に到達する。それによりそれぞれコンデンサC
1、C3、C5またはC2、C4、C6における電圧が
上昇する。この電圧上昇は中間回路母線32上の脈動す
る電圧過上昇として現れる。多くの相モジュールが同時
により大きい電流を転流するほど、この電圧過上昇の値
は高い。その際に電圧過上昇の値は中間回路電圧UZ
四分の一まで上昇し得る。それにより負荷電流に重畳す
る電流が生ずる。電圧過上昇の結果として流れる電流の
高さは負荷電流の50%にまで達し得る。それによっ
て、ここには詳細に示されていないUCE監視回路が誤報
知をしがちである。
【0026】図3による枝路36に対する本発明による
RCD2 枝路対接続回路ではそれぞれ公知のRCD枝路
対接続回路38のRCD接続回路40および42の接続
抵抗R1またはR2に別のダイオードD1´またはD2
´が電気的に並列に接続されている。その際に第1の別
のダイオードD1´は、その陽極が接続コンデンサC1
と接続ダイオードD1との接続点と、またその陰極が枝
路対36または相モジュール34の負の直流電圧端子4
6と導電的に接続されているように接続抵抗R1に電気
的に並列に接続されている。第2の別のダイオードD2
´は、その陽極が枝路対36または相モジュール34の
正の直流電圧端子48と、またその陰極が接続コンデン
サC2と接続ダイオードD2との接続点と導電的に接続
されているように接続抵抗R2に電気的に並列に接続さ
れている。寄生的なインダクタンスLp の値をそれほど
上昇させないために、各別のダイオードD1´…D6´
は低インダクタンスで所属の接続コンデンサC1…C6
を経て枝路対36の直流電圧端子46と接続されなけれ
ばならない。これらの別のダイオードD1´…D6´に
より中間回路母線32の電位がそれぞれ中間回路電圧U
Z の値に充電されている接続コンデンサC1…C6によ
り中間回路電圧UZ の値にクランプされる。中間回路母
線32の電位のこれらの多重(六重)のクランプにより
中間回路母線32上の電圧過上昇の値はかなり減ずる。
すなわちターンオフ可能な電力用半導体素子T1、…、
T6のターンオフの際に生ずる過電圧は、中間回路電圧
Z への中間回路母線32の電位の多重のクランプによ
り、これらの別のダイオードD1´、…、D6´により
中間回路母線32の電位が非常に安定な電圧に変換され
ているので、はるかにわずかしか認められなくなり得
る。
【0027】中間回路母線32上の電圧安定化、すなわ
ちはるかにわずかな電圧過上昇の結果として、負荷電流
に重畳され得るはるかにわずかな電流しか生じ得ない。
それにより、詳細には示されていないUCE監視回路が再
びその課題の機能を引き受け、それによってインバータ
8の作動の信頼性が十分に改善される。さらに、生ずる
電流のほとんどの部分がこれらの別のダイオードD1
´、…、D6´により導通可能な接続ダイオードD1、
…、D6から遠ざけられ、従って、負荷電流が導通可能
な接続ダイオードD1…D6に所属の変換装置弁T1…
T6に転流するとき、これらの接続ダイオードD1、
…、D6はもはや過度に負荷されない。
【0028】こうして簡単かつ安価な仕方で、より大き
い電力のインバータ8の枝路対36に対する公知のRC
D枝路対接続回路38から、RCD2 枝路対接続回路と
も呼ばれる枝路対36に対する本発明による接続回路網
が、冒頭に述べた問題を生ずることなしに得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】近距離鉄道に対する牽引駆動装置の一例の等価
回路図である。
【図2】六パルス変換装置‐ブリッジ回路における公知
のRCD枝路対接続回路の一例の接続図である。
【図3】六パルス変換装置‐ブリッジ回路における枝路
対に対する本発明によるRCD2 枝路対接続回路の一実
施例の接続図である。
【符号の説明】
2 直流電圧架線 4、6 トランジスタ変換装置 8、10 インバータ 12、14 中間回路 16、18 入力変換装置 20 電源フィルタ 22 三相電動機 24 タコメータ 26、28 制動調整器 30 測定量検出用変換器 32 中間回路母線 34 相モジュール 36 枝路対 38 RCD枝路対接続回路 40、42 RCD接続回路 44 ヒューズ 46 負の直流電圧端子 48 正の直流電圧端子 C1…C6 接続コンデンサ D1…D6 接続ダイオード R1…R6 接続抵抗 T1…T6 ターンオフ可能な電力用半導体素子(変
換装置弁) Lp 寄生的インダクタンス D1´…D6´ ダイオード UZ 中間回路電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのターンオフ可能な電力用半導体素
    子(T1、T2;T3、T4;T5、T6)から成る枝
    路対(36)に対する、2つのRCD接続回路(40、
    42)を含んでいるRCD枝路対接続回路(38)から
    成る接続回路網において、それぞれRCD接続回路(4
    0、42)の抵抗(R1、R2;R3、R4;R5、R
    6)に別のダイオード(D1´、D2´;D3´、D4
    ´;D5´、D6´)が、一方の別のダイオード(D2
    ´、D4´、D6´)の陽極が導電的に枝路対(36)
    の正の直流電圧端子(48)と、また他方の別のダイオ
    ード(D1´、D3´;D5´)の陰極が導電的に枝路
    対(36)の負の直流電圧端子(46)と接続されてい
    るように電気的に並列に接続されることを特徴とする枝
    路対に対する接続回路網。
  2. 【請求項2】 それぞれ別のダイオード(D1´、D2
    ´;D3´、D4´;D5´、D6´)が低インダクタ
    ンスでRCD接続回路(40、42)の所属の接続コン
    デンサ(C1、C2;C3、C4;C5、C6)を介し
    て枝路対(36)の直流電圧端子(48、46)と接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の接続回路
    網。
  3. 【請求項3】 それぞれ請求項1による接続回路網を設
    けられている2つの枝路対(36)を二パルス変換装置
    ‐ブリッジ回路として使用することを特徴とする接続回
    路網の使用方法。
  4. 【請求項4】 それぞれ請求項1による接続回路網を設
    けられている3つの枝路対(36)を六パルス変換装置
    ‐ブリッジ回路として使用することを特徴とする接続回
    路網の使用方法。
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