JPH06204070A - 長方形コイルの巻線方法および巻線機 - Google Patents

長方形コイルの巻線方法および巻線機

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Publication number
JPH06204070A
JPH06204070A JP4359386A JP35938692A JPH06204070A JP H06204070 A JPH06204070 A JP H06204070A JP 4359386 A JP4359386 A JP 4359386A JP 35938692 A JP35938692 A JP 35938692A JP H06204070 A JPH06204070 A JP H06204070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
winding form
winding mold
drive shaft
rectangular
Prior art date
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Pending
Application number
JP4359386A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Sakai
純一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP4359386A priority Critical patent/JPH06204070A/ja
Publication of JPH06204070A publication Critical patent/JPH06204070A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 巻型1の長辺部11の中間に凹部14を設
け、巻型1を回転した時、巻型1の駆動軸3に垂直方向
の巻型1の最端部の位置に倣って電線10をガイドする
出口ローラ9を移動し、かつ巻型に巻付けた電線の最外
周に接触しない程度に出口ローラ9を巻型1に近付ける
ものである。 【効果】 長方形コイルの長辺部に膨らみがなくなるの
で、コイルの寸法精度が高く、コイルの占めるスペース
が小さい長方形コイルを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器の長方形コイ
ルを形成する巻線方法および巻線機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、長方形の巻型に電線を巻付けてコ
イルを成形する場合、巻型の一部分に電線の一方端を固
定し、巻型を回転して巻型の周囲に電線を巻付けてい
る。しかし、電線に弾性があるため、図5に示すよう
に、巻型1のコーナ部13で正確に直角に曲がらず、コ
ーナ部13とコーナ部13の間の長辺部11に沿って巻
付けられる電線10は幾分浮き上がって、長辺部11に
密着しない。したがって、コイルの寸法精度が悪く、コ
イルの占積率も悪いので、巻型の直線部に膨らみを持た
せ、電線を巻型に密着するようにしたものが開示されて
いる(例えば、実開平2−26359号、実開平4−8
8352号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、コイルの形状が正確に長方形にならず、長方形の溝
の中に装着するような場合は、隙間が出来て不安定にな
ると共に、コイルの占める空間が大きくなり、とくに電
線の太さが大きくなるほど膨らみの影響が大きくなると
いう欠点があった。本発明は、コイルの直線部に膨らみ
のない、長方形コイルを形成することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、長方形の巻型
を回転して前記巻型に電線を巻付ける長方形コイルの巻
線方法において、前記巻型の長辺部の中間に凹部を設
け、前記巻型を回転した時、前記巻型の駆動軸に垂直方
向の前記巻型の最端部の位置に倣って前記電線をガイド
する出口ローラを移動し、かつ前記巻型に付けた前記電
線の最外周と接触しない程度に前記出口ローラを前記巻
型に近付けるものである。前記方法を実現する巻線機
は、長辺部の中間に凹部を設けた長方形の巻型と、前記
巻型を回転駆動する駆動軸と、前記駆動軸に垂直な横軸
方向に前記駆動軸の回転数の2倍のピッチで前記巻型の
対角線の長さと短辺部の長さの差の1/2以上のストロ
ークを往復移動し得る倣い手段と、前記倣い手段によっ
て移動する出口ローラとを備えたものであり、とくに前
記倣い手段が、巻型の回転量の2倍の回転量で回転する
クランク機構で構成したものである。
【0005】
【作用】電線を巻型に巻付ける時、出口ローラによって
電線が長方形の巻型の長辺部にに近付けられるので、電
線がコーナ部で直角に曲げられ、長辺部で膨らむことが
なくなる。
【0006】
【実施例】本発明を図に示す実施例について説明する。
図1は本発明の実施例を示す側面図で、巻型1は断面を
長辺部11と短辺部12からなるほぼ長方形に形成し、
各コーナ部13の間の各辺に凹部14を形成してあり、
巻型プーリ2を駆動する駆動軸3に固定して、巻型プー
リ2と同期して巻型1が回転するようにしてある。駆動
軸3と平行に設けられたクランク軸4には巻型プーリ2
の直径の1/2の直径を有するクランクプーリ5を固定
し、巻型プーリ2とクランクプーリ5にはタイミングベ
ルト21を巻き掛け、巻型プーリ2が1回転する時にク
ランクプーリ5が2回転するようにしてある。クランク
プーリ5には径方向に伸びる摺動溝51を設け、摺動溝
51にはクランクピン52を備えたスライドブロック5
3を摺動し得るように装着し、調整ねじ54によってク
ランクピン52のストロークが、巻型1の対角線の長さ
と短辺部12の長さの差の1/2より大きい長さになる
ように位置を調整できるようにしてある。駆動軸3とク
ランク軸4の間には駆動軸3とクランク軸4を結ぶ方向
に伸びる摺動部61を備えたガイドブロック6を設け、
摺動部61に摺動するスライダ7を設けてある。スライ
ダ7のクランク軸4側の端部には、ロッド8の一方端を
自由に回動し得るように連結ピン81によりピン連結
し、ロッド8の他方端をクランクピン52にピン連結し
てある。スライダ7の駆動軸3側の端部には出口ローラ
9を自由に回動し得るように支持してある。91はガイ
ドローラで、電線10を出口ローラ9に円滑に供給する
ようにしてある。出口ローラ9と巻型1の位置関係は、
駆動軸3とクランク軸4を結ぶ横軸X方向に対して巻型
1の長辺部11が垂直になるように配置した時、出口ロ
ーラ9の外周が巻型1に巻き付けた電線10の最外周と
接触しないように、クランクピン52のデッドポイント
の位置を決めてある。巻型1に電線を巻付ける場合、巻
型1の長辺部11が横軸Xに対して垂直になるように駆
動軸3に固定する。次にガイドローラ91を介して出口
ローラ9に巻きつけられた電線10の端部を巻型1の一
端に固定し、駆動軸3を回転する。駆動軸3を1回転す
ると、巻型1と共に巻型プーリ2が1回転し、更にタイ
ミングベルト21を介してクランクプーリ5が2回転す
る。この時、出口ローラ9は、図1に示すように、巻型
1の長辺部11が横軸Xに垂直の状態で巻型1に最も近
付き、巻型1が回転して長辺部11が横軸Xに平行に近
付くにしたがってクランクピン52の横軸方向の位置が
駆動軸3から離れる方向に移動し、同時にロッド8、ス
ライダ7を介して出口ローラ9も駆動軸3から離れ、図
2に示すように、巻型1の対角線上のコーナ部13が横
軸X上に来た時、出口ローラ9は長辺部11のコーナ部
13から外れる位置に移動する。更に巻型1が回転し、
図3に示すように、巻型1の長辺部11が横軸Xに平行
になった状態で、クランクピン52は駆動軸3から最も
離れたデッドポイントの位置に移動し、それに伴って出
口ローラ9は短辺部12に対向する位置に移動する。こ
の状態から更に巻型1が回転すると、クランクピン52
は駆動軸3側に近付き、図1に示すように出口ローラ9
を巻型の長辺部11に近付ける。このように、電線10
を巻型1に巻付ける時、出口ローラ9によって電線10
が長方形の巻型1の長辺部11に近付けられるので、図
4に示すように、電線10がコーナ部13で直角に曲げ
られ、長辺部11で膨らむことがなくなる。なお、上記
では巻型1が回転した時の横軸方向の端部にほぼ倣うよ
うに、出口ローラ9を横軸X方向に移動する手段として
クランク機構を使用したが、クランクプーリに巻型の端
部の横軸方向の移動位置に倣うカムを設け、カムによっ
て出口ローラを移動するようにしてもよい。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、長
方形コイルの長辺部に膨らみがなくなるので、コイルの
寸法精度が高く、コイルの占めるスペースが小さい長方
形コイルを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の実施例の動作中の状態を示す側面図で
ある。
【図3】本発明の実施例の動作中の状態を示す側面図で
ある。
【図4】本発明の実施例の長方形コイルを示す平面図で
ある。
【図5】従来例の長方形コイルを示す平面図である。
【符号の説明】
1 巻型 11 長辺部 12 短辺部 13 コーナ部 14 凹部 2 巻型プーリ 21 タイミングベルト 3 駆動軸 4 クランク軸 5 クランクプー
リ 52 クランクピン 6 ガイドブロッ
ク 7 スライダ 8 ロッド 81 連結ピン 9 出口ローラ 10 電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の巻型を回転して前記巻型に電線
    を巻付ける長方形コイルの巻線方法において、前記巻型
    の長辺部の中間に凹部を設け、前記巻型を回転した時、
    前記巻型の駆動軸に垂直方向の前記巻型の最端部の位置
    に倣って前記電線をガイドする出口ローラを移動し、か
    つ前記巻型に付けた前記電線の最外周と接触しない程度
    に前記出口ローラを前記巻型に近付けることを特徴とす
    る長方形コイルの巻線方法。
  2. 【請求項2】 長方形の巻型を回転して前記巻型に電線
    を巻付ける長方形コイルの巻線機において、長辺部の中
    間に凹部を設けた前記長方形の巻型と、前記巻型を回転
    駆動する駆動軸と、前記駆動軸に垂直な横軸方向に前記
    駆動軸の回転数の2倍のピッチで前記巻型の対角線の長
    さと短辺部の長さの差の1/2以上のストロークを往復
    移動し得る倣い手段と、前記倣い手段によって移動する
    出口ローラとを備えたことを特徴とする長方形コイルの
    巻線機。
  3. 【請求項3】 前記倣い手段を、巻型の回転量の2倍の
    回転量で回転するクランク機構で構成した請求項2記載
    の長方形コイルの巻線機。
JP4359386A 1992-12-25 1992-12-25 長方形コイルの巻線方法および巻線機 Pending JPH06204070A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4359386A JPH06204070A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 長方形コイルの巻線方法および巻線機

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JP4359386A JPH06204070A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 長方形コイルの巻線方法および巻線機

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JPH06204070A true JPH06204070A (ja) 1994-07-22

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ID=18464243

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JP4359386A Pending JPH06204070A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 長方形コイルの巻線方法および巻線機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113066659A (zh) * 2021-03-12 2021-07-02 中国科学院力学研究所 一种拼装式大磁矩方形线圈制作装置与方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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