JPH06203641A - 異方性導電テープ - Google Patents
異方性導電テープInfo
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- JPH06203641A JPH06203641A JP36149692A JP36149692A JPH06203641A JP H06203641 A JPH06203641 A JP H06203641A JP 36149692 A JP36149692 A JP 36149692A JP 36149692 A JP36149692 A JP 36149692A JP H06203641 A JPH06203641 A JP H06203641A
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- Japan
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- anisotropic conductive
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- conductive particles
- adjacent terminals
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 LCDパネルとこれを駆動するドライバの接続
に用いる異方性導電テ−プを提供すること。 【構成】 熱硬化性接着剤2に導電性粒子3及び非導電
性粒子4の両粒子を配合した異方性導電テ−プ1。 【効果】 本発明の異方性導電テ−プを用い、熱圧着に
よりLCDパネルと駆動ドライバ実装TCP(TAB)とを接続す
る際、隣接端子間に気泡が生じ、該気泡内に粒子が数珠
つなぎ状に接触したとしても、該数珠つなぎ状に接触し
ている粒子中に少くとも非導電性粒子が確率的に混在
(介在)することになり、この非導電性粒子により“隣
接端子間の短絡”を防止することができる。また、本発
明の異方性導電テ−プの使用により、特に隣接端子間ピ
ッチが0.1mm以下程度の狭ピッチの熱圧着が可能であ
り、更に、再圧接等のリペア作業が不要であり、スルー
プット向上の効果が生じる。
に用いる異方性導電テ−プを提供すること。 【構成】 熱硬化性接着剤2に導電性粒子3及び非導電
性粒子4の両粒子を配合した異方性導電テ−プ1。 【効果】 本発明の異方性導電テ−プを用い、熱圧着に
よりLCDパネルと駆動ドライバ実装TCP(TAB)とを接続す
る際、隣接端子間に気泡が生じ、該気泡内に粒子が数珠
つなぎ状に接触したとしても、該数珠つなぎ状に接触し
ている粒子中に少くとも非導電性粒子が確率的に混在
(介在)することになり、この非導電性粒子により“隣
接端子間の短絡”を防止することができる。また、本発
明の異方性導電テ−プの使用により、特に隣接端子間ピ
ッチが0.1mm以下程度の狭ピッチの熱圧着が可能であ
り、更に、再圧接等のリペア作業が不要であり、スルー
プット向上の効果が生じる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異方性導電テ−プに関
し、詳細には、LCDパネルとこれを駆動するドライバの
接続に用いる特に狭ピッチ対応の異方性導電テ−プに関
する。
し、詳細には、LCDパネルとこれを駆動するドライバの
接続に用いる特に狭ピッチ対応の異方性導電テ−プに関
する。
【0002】
【従来の技術】LCDパネルとこれを駆動するドライバと
を接続するため、従来より異方性導電テ−プが使用され
ている。従来の異方性導電テ−プを図4(該テ−プの構
造図)に基づいて説明すると、この異方性導電テ−プ11
は、熱硬化性接着剤12にφ10μm程度の大きさの導電性
のある粒子(導電性粒子13)を配合し、テ−プ状に固め
たものである。導電性粒子13としては、樹脂製の球に金
メッキを施したものや半田粒子などが使用されている。
を接続するため、従来より異方性導電テ−プが使用され
ている。従来の異方性導電テ−プを図4(該テ−プの構
造図)に基づいて説明すると、この異方性導電テ−プ11
は、熱硬化性接着剤12にφ10μm程度の大きさの導電性
のある粒子(導電性粒子13)を配合し、テ−プ状に固め
たものである。導電性粒子13としては、樹脂製の球に金
メッキを施したものや半田粒子などが使用されている。
【0003】次に、従来の上記異方性導電テ−プ11を使
用し、LCDパネルとこれを駆動するドライバとを接続す
る手段を図5及び図6に基づいて説明する。図5は、そ
の接続状態を示す平面図であり、図6はその断面図であ
る。まず、接続しようとするLCDパネル15の端子(LCDパ
ネル側端子15’)と駆動用ドライバの搭載されたTCP(TA
B)(駆動用ドライバ実装TCP16)の端子(駆動用ドライバ実
装TCP側端子16’)との間に異方性導電テ−プ11を配置す
る。
用し、LCDパネルとこれを駆動するドライバとを接続す
る手段を図5及び図6に基づいて説明する。図5は、そ
の接続状態を示す平面図であり、図6はその断面図であ
る。まず、接続しようとするLCDパネル15の端子(LCDパ
ネル側端子15’)と駆動用ドライバの搭載されたTCP(TA
B)(駆動用ドライバ実装TCP16)の端子(駆動用ドライバ実
装TCP側端子16’)との間に異方性導電テ−プ11を配置す
る。
【0004】次に、この接続部分に250℃前後の熱を加
えながら、接触面に対し垂直方向に加圧し熱圧着する。
これにより図5及び図6に示すように、両端子15’、1
6’間に存在する導電性粒子13の接触により導通をとり
ながら、両端子15’、16’を熱硬化性接着剤12で固定す
る。このように、熱硬化性接着剤12に導電性粒子13を配
合した異方性導電テ−プ11(図4参照)を用い、図5及び
図6に示すように、この導電性粒子13を介してLCDパネ
ル側端子15’と駆動用ドライバ実装TCP側端子16’とを
導通させながらLCDパネル15と駆動用ドライバ実装TCP16
とを接合させている。
えながら、接触面に対し垂直方向に加圧し熱圧着する。
これにより図5及び図6に示すように、両端子15’、1
6’間に存在する導電性粒子13の接触により導通をとり
ながら、両端子15’、16’を熱硬化性接着剤12で固定す
る。このように、熱硬化性接着剤12に導電性粒子13を配
合した異方性導電テ−プ11(図4参照)を用い、図5及び
図6に示すように、この導電性粒子13を介してLCDパネ
ル側端子15’と駆動用ドライバ実装TCP側端子16’とを
導通させながらLCDパネル15と駆動用ドライバ実装TCP16
とを接合させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
異方性導電テ−プ11では、熱圧着時に、隣接端子間に熱
硬化性接着剤12が流れ込み難く、そのため図5及び図6
に示すように、隣接端子間に気泡17が発生する場合があ
る。そして、この気泡17内に導電性粒子13が集合しやす
く、隣接端子間のピッチが0.1mm以下程度の狭ピッチ
になると、この導電性粒子13が数珠つなぎ状になり、図
5及び図6に示すように、隣接端子間が短絡するという
現象が生じる欠点を有している。例えば、本発明者等の
テスト結果によれば、隣接端子間のピッチが0.12mmの
製品の場合、前記の現象が1.8%発生することを確認し
た。
異方性導電テ−プ11では、熱圧着時に、隣接端子間に熱
硬化性接着剤12が流れ込み難く、そのため図5及び図6
に示すように、隣接端子間に気泡17が発生する場合があ
る。そして、この気泡17内に導電性粒子13が集合しやす
く、隣接端子間のピッチが0.1mm以下程度の狭ピッチ
になると、この導電性粒子13が数珠つなぎ状になり、図
5及び図6に示すように、隣接端子間が短絡するという
現象が生じる欠点を有している。例えば、本発明者等の
テスト結果によれば、隣接端子間のピッチが0.12mmの
製品の場合、前記の現象が1.8%発生することを確認し
た。
【0006】本発明は、従来の異方性導電テ−プの上記
欠点を解消する異方性導電テ−プを提供することを目的
とする。詳細には、本発明は、LCDパネルと駆動ドライ
バを実装したTCP(TAB)との間の異方性導電テ−プを熱
圧着する際、隣接端子間に気泡が生じたとしても、該気
泡内で生じる導電性粒子による隣接端子間短絡を防止す
ることができる異方性導電テ−プを提供することを目的
とし、そして、特に隣接端子間ピッチが0.1mm以下程
度の狭ピッチの熱圧着が可能である狭ピッチ対応の異方
性導電テ−プを提供することを目的とする。
欠点を解消する異方性導電テ−プを提供することを目的
とする。詳細には、本発明は、LCDパネルと駆動ドライ
バを実装したTCP(TAB)との間の異方性導電テ−プを熱
圧着する際、隣接端子間に気泡が生じたとしても、該気
泡内で生じる導電性粒子による隣接端子間短絡を防止す
ることができる異方性導電テ−プを提供することを目的
とし、そして、特に隣接端子間ピッチが0.1mm以下程
度の狭ピッチの熱圧着が可能である狭ピッチ対応の異方
性導電テ−プを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱硬化性接着
剤に導電性粒子及び非導電性粒子の両粒子を配合するこ
とを特徴とし、これにより前記目的とする異方性導電テ
−プを提供するものである。即ち、本発明は、「熱硬化
性接着剤に導電性粒子及び非導電性粒子を配合してなる
ことを特徴とする異方性導電テ−プ。」を要旨とするも
のである。
剤に導電性粒子及び非導電性粒子の両粒子を配合するこ
とを特徴とし、これにより前記目的とする異方性導電テ
−プを提供するものである。即ち、本発明は、「熱硬化
性接着剤に導電性粒子及び非導電性粒子を配合してなる
ことを特徴とする異方性導電テ−プ。」を要旨とするも
のである。
【0008】以下、本発明を詳細に説明すると、本発明
において、熱硬化性接着剤としては例えばエポキシ系接
着剤など周知の熱硬化性樹脂接着剤を適宜使用すること
ができ、特に限定されるものではない。また、導電性粒
子としては、従来の異方性導電テ−プに配合する導電性
粒子と同様、樹脂製の球に導電性金属(例えば金)をメ
ッキしたものを使用することができ、一方、非導電性粒
子としては、例えば樹脂球又は半田粒子に樹脂をコ−ト
したものを使用することができるが、本発明はこれらの
粒子に限定されるものではない。
において、熱硬化性接着剤としては例えばエポキシ系接
着剤など周知の熱硬化性樹脂接着剤を適宜使用すること
ができ、特に限定されるものではない。また、導電性粒
子としては、従来の異方性導電テ−プに配合する導電性
粒子と同様、樹脂製の球に導電性金属(例えば金)をメ
ッキしたものを使用することができ、一方、非導電性粒
子としては、例えば樹脂球又は半田粒子に樹脂をコ−ト
したものを使用することができるが、本発明はこれらの
粒子に限定されるものではない。
【0009】次に、本発明における異方性導電テ−プ中
の非導電性粒子の作用について説明する。両粒子を含有
する異方性導電テ−プでは、このテ−プを使用してLCD
パネルとこれを駆動するドライバとを接続する際、熱圧
着時に従来と同様隣接端子間に気泡が生じ、この気泡中
に粒子が数珠つなぎ状に接触したとしても、該数珠つな
ぎ状に接触している粒子中には、少くとも非導電性粒子
が確率的に混在(介在)することになり、この非導電性
粒子により隣接端子間における短絡を防止し得る作用効
果が生じるものである(後記図2、3参照)。
の非導電性粒子の作用について説明する。両粒子を含有
する異方性導電テ−プでは、このテ−プを使用してLCD
パネルとこれを駆動するドライバとを接続する際、熱圧
着時に従来と同様隣接端子間に気泡が生じ、この気泡中
に粒子が数珠つなぎ状に接触したとしても、該数珠つな
ぎ状に接触している粒子中には、少くとも非導電性粒子
が確率的に混在(介在)することになり、この非導電性
粒子により隣接端子間における短絡を防止し得る作用効
果が生じるものである(後記図2、3参照)。
【0010】本発明において、非導電性粒子の配合割合
(配合量)は、端子間隔、非導電性粒子径及び必要な圧
接抵抗によって任意に調整することができるが、非導電
性粒子の含有率Zは、全粒子(両粒子の全量)に対し
て、次式(1)に示す量が好ましい。
(配合量)は、端子間隔、非導電性粒子径及び必要な圧
接抵抗によって任意に調整することができるが、非導電
性粒子の含有率Zは、全粒子(両粒子の全量)に対し
て、次式(1)に示す量が好ましい。
【0011】上記式(1)に示すように、非導電性粒子の
配合量は、“当該異方性導電テ−プで接続する端子間ピ
ッチ”及び“非導電性粒子の直径”により定めるのが好
ましく、これにより前記したとおり、隣接端子間におけ
る短絡を防止し得る作用効果が生じる。具体的には、LC
Dパネル側端子と駆動用ドライバ実装TCP側端子との間を
通常の間隔とするが、隣接端子間ピッチを0.1mm以下
という狭ピッチとし、φ10μm程度の導電性粒子及び非
導電性粒子を用いた場合、約5〜20%の非導電性粒子の
配合量が好ましい。
配合量は、“当該異方性導電テ−プで接続する端子間ピ
ッチ”及び“非導電性粒子の直径”により定めるのが好
ましく、これにより前記したとおり、隣接端子間におけ
る短絡を防止し得る作用効果が生じる。具体的には、LC
Dパネル側端子と駆動用ドライバ実装TCP側端子との間を
通常の間隔とするが、隣接端子間ピッチを0.1mm以下
という狭ピッチとし、φ10μm程度の導電性粒子及び非
導電性粒子を用いた場合、約5〜20%の非導電性粒子の
配合量が好ましい。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を挙げ、本発明をより
詳細に説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例である異方性導電
テ−プを示す図である。この実施例1において、導電性
粒子3としては、φ10μm程度の樹脂ボ−ルに金メッキ
を施したものを用い、また、非導電性粒子4としては、
金メッキを施さない上記φ10μm程度の樹脂ボ−ルを使
用した。
詳細に説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例である異方性導電
テ−プを示す図である。この実施例1において、導電性
粒子3としては、φ10μm程度の樹脂ボ−ルに金メッキ
を施したものを用い、また、非導電性粒子4としては、
金メッキを施さない上記φ10μm程度の樹脂ボ−ルを使
用した。
【0013】まず、熱硬化性接着剤1中に上記導電性粒
子3及び非導電性粒子4を配合する。この非導電性粒子
4の配合量(%)は、全粒子(両粒子の全量)に対し
て、 (端子間ピッチ)×100/(粒子直径) の割合(具体的には約5〜20%の割合)で混合し、図1
に示す異方性導電テ−プ1を作製した。
子3及び非導電性粒子4を配合する。この非導電性粒子
4の配合量(%)は、全粒子(両粒子の全量)に対し
て、 (端子間ピッチ)×100/(粒子直径) の割合(具体的には約5〜20%の割合)で混合し、図1
に示す異方性導電テ−プ1を作製した。
【0014】次に、この異方性導電テ−プ1を用いて、
LCDパネルとこれを駆動するドライバとを接続する手段
を図2及び図3に基づいて説明する。図2は、その接続
状態を示す平面図であり、図3はその断面図である。前
記した従来法と同様、接続しようとするLCDパネル5の
端子(LCDパネル側端子5')と駆動用ドライバの搭載され
たTCP(TAB)(駆動用ドライバ実装TCP6)の端子(駆動用ド
ライバ実装TCP側端子6')との間に図1に示す異方性導
電テ−プ1を配置する。この接続部分に250℃前後の熱
を加えながら、接触面に対し垂直方向に加圧し熱圧着す
る。これにより、図2及び図3に示すように、両端子
5'、6'間に存在する導電性粒子3の接触により導通を
とりながら、両端子5'、6'を熱硬化性接着剤2で固定
する。
LCDパネルとこれを駆動するドライバとを接続する手段
を図2及び図3に基づいて説明する。図2は、その接続
状態を示す平面図であり、図3はその断面図である。前
記した従来法と同様、接続しようとするLCDパネル5の
端子(LCDパネル側端子5')と駆動用ドライバの搭載され
たTCP(TAB)(駆動用ドライバ実装TCP6)の端子(駆動用ド
ライバ実装TCP側端子6')との間に図1に示す異方性導
電テ−プ1を配置する。この接続部分に250℃前後の熱
を加えながら、接触面に対し垂直方向に加圧し熱圧着す
る。これにより、図2及び図3に示すように、両端子
5'、6'間に存在する導電性粒子3の接触により導通を
とりながら、両端子5'、6'を熱硬化性接着剤2で固定
する。
【0015】この実施例1では、隣り合う端子間(隣接
端子間)に従来法と同様気泡7が生じ、この気泡7中に
粒子が数珠つなぎ状に接触したとしても、該数珠つなぎ
状に接触している粒子中には、図2及び図3に示すよう
に、少くとも非導電性粒子4が介在し、この非導電性粒
子4により隣接端子間における短絡を防止することがで
きる。
端子間)に従来法と同様気泡7が生じ、この気泡7中に
粒子が数珠つなぎ状に接触したとしても、該数珠つなぎ
状に接触している粒子中には、図2及び図3に示すよう
に、少くとも非導電性粒子4が介在し、この非導電性粒
子4により隣接端子間における短絡を防止することがで
きる。
【0016】(実施例2)前記実施例1では、導電性粒
子1を製造する過程で生じる樹脂ボ−ルを非導電性粒子
4として流用したが、この実施例2では、導電性粒子と
して半田粒子を用い、非導電性粒子としてこの半田粒子
に樹脂コ−トをしたものを使用したものである。この実
施例2においても、前記実施例1と同様隣接端子間にお
ける短絡を防止することができる。
子1を製造する過程で生じる樹脂ボ−ルを非導電性粒子
4として流用したが、この実施例2では、導電性粒子と
して半田粒子を用い、非導電性粒子としてこの半田粒子
に樹脂コ−トをしたものを使用したものである。この実
施例2においても、前記実施例1と同様隣接端子間にお
ける短絡を防止することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したとおり、熱硬化
性接着剤に導電性粒子及び非導電性粒子の両粒子を配合
した異方性導電テ−プであり、この異方性導電テ−プを
使用することにより、LCDパネルと駆動ドライバを実装
したTCP(TAB)との間の熱圧着の際、隣接端子間に気泡
が生じたとしても、該気泡内で生じる導電性粒子による
“隣接端子間短絡”を防止することができる効果が生じ
る。そして、本発明の異方性導電テ−プの使用により、
特に隣接端子間ピッチが0.1mm以下程度の狭ピッチの
熱圧着が可能であるという利点を有し、更に、再圧接等
のリペア作業が不要であり、スループット向上の効果が
生じる。
性接着剤に導電性粒子及び非導電性粒子の両粒子を配合
した異方性導電テ−プであり、この異方性導電テ−プを
使用することにより、LCDパネルと駆動ドライバを実装
したTCP(TAB)との間の熱圧着の際、隣接端子間に気泡
が生じたとしても、該気泡内で生じる導電性粒子による
“隣接端子間短絡”を防止することができる効果が生じ
る。そして、本発明の異方性導電テ−プの使用により、
特に隣接端子間ピッチが0.1mm以下程度の狭ピッチの
熱圧着が可能であるという利点を有し、更に、再圧接等
のリペア作業が不要であり、スループット向上の効果が
生じる。
【図1】本発明の実施例である異方性導電テ−プを示す
構造図。
構造図。
【図2】図1の異方性導電テ−プで熱圧着を行った時の
接続状態を示す平面図。
接続状態を示す平面図。
【図3】図2の断面図。
【図4】従来の異方性導電テ−プの構造図。
【図5】従来の異方性導電テ−プを用いた接続状態を示
す平面図。
す平面図。
【図6】図5の断面図。
1 異方性導電テ−プ 2 熱硬化性接着剤 3 導電性粒子 4 非導電性粒子 5 LCDパネル 5’LCDパネル側端子 6 駆動用ドライバ実装TCP 6’駆動用ドライバ実装TCP側端子 11 異方性導電テ−プ 12 熱硬化性接着剤 13 導電性粒子 15 LCDパネル 15’LCDパネル側端子 16 駆動用ドライバ実装TCP 16’駆動用ドライバ実装TCP側端子 17 気泡
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 本発明において、非導電性粒子の配合割
合(配合量)は、端子間隔、非導電性粒子径及び必要な
圧接抵抗によって任意に調整することができるが、非導
電性粒子の含有率Zは、全粒子(両粒子の全量)に対し
て、次式(1)に示す量が好ましい。
合(配合量)は、端子間隔、非導電性粒子径及び必要な
圧接抵抗によって任意に調整することができるが、非導
電性粒子の含有率Zは、全粒子(両粒子の全量)に対し
て、次式(1)に示す量が好ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 まず、熱硬化性接着剤1中に上記導電性
粒子3及び非導電性粒子4を配合する。この非導電性粒
子4の配合量(%)は、全粒子(両粒子の全量)に対し
て、 (粒子直径)×100/(端子間ピッチ) (%) の割合(具体的には約5〜20%の割合)で混合し、図1
に示す異方性導電テ−プ1を作製した。
粒子3及び非導電性粒子4を配合する。この非導電性粒
子4の配合量(%)は、全粒子(両粒子の全量)に対し
て、 (粒子直径)×100/(端子間ピッチ) (%) の割合(具体的には約5〜20%の割合)で混合し、図1
に示す異方性導電テ−プ1を作製した。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱硬化性接着剤に導電性粒子及び非導電
性粒子を配合してなることを特徴とする異方性導電テ−
プ。 - 【請求項2】 非導電性粒子の含有率Z(全粒子中の
%)が次式(1)に示す量であることを特徴とする請求項
1に記載の異方性導電テ−プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36149692A JPH06203641A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 異方性導電テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36149692A JPH06203641A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 異方性導電テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06203641A true JPH06203641A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18473815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36149692A Pending JPH06203641A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 異方性導電テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06203641A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990065491A (ko) * | 1998-01-14 | 1999-08-05 | 윤종용 | 이방성 도전 필름 구조 |
US20120314172A1 (en) * | 2007-11-14 | 2012-12-13 | Panasonic Liquid Crystal Display Co., Ltd. | Liquid crystal display device with grounded by thermocompression bonding tape and double-side adhesive tape |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03112011A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-13 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 異方導電性材料、異方導電性接着剤およびその異方導電性接着剤を使用した電極間を電気的に接続する方法並びにその方法により形成される電気回路基板 |
JPH04223348A (ja) * | 1990-12-26 | 1992-08-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | 異方導電接続構造 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP36149692A patent/JPH06203641A/ja active Pending
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