JPH06203001A - 電子メッセージ通信の経路選択方法 - Google Patents
電子メッセージ通信の経路選択方法Info
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- JPH06203001A JPH06203001A JP22959493A JP22959493A JPH06203001A JP H06203001 A JPH06203001 A JP H06203001A JP 22959493 A JP22959493 A JP 22959493A JP 22959493 A JP22959493 A JP 22959493A JP H06203001 A JPH06203001 A JP H06203001A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Multi Processors (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のスイッチとリンクとからなる大規模の
並列プロセシングシステムのネットワークを通して発信
ステーションから着信ステーションに電子メッセージを
送る方法。 【構成】 電子メッセージは一連のスイッチのそれぞれ
に送られる。各スイッチはメッセージの中のルート信号
を読み、ルート信号で指定された出力ポートに接続して
いる入力ポートを持つスイッチ又はステーションにメッ
セージを送る。発信ステーションで始まり最初の宛先候
補で終わる候補パスが指定される。１つ又はそれ以上の
宛先候補が着信ステーションである場合には、着信ステ
ーションで終わる候補パスが選択され、選択された候補
パスに対応する一連のルート信号が生成される。宛先候
補のどれもが着信ステーションでない場合は候補パスは
さらに拡げられる。
並列プロセシングシステムのネットワークを通して発信
ステーションから着信ステーションに電子メッセージを
送る方法。 【構成】 電子メッセージは一連のスイッチのそれぞれ
に送られる。各スイッチはメッセージの中のルート信号
を読み、ルート信号で指定された出力ポートに接続して
いる入力ポートを持つスイッチ又はステーションにメッ
セージを送る。発信ステーションで始まり最初の宛先候
補で終わる候補パスが指定される。１つ又はそれ以上の
宛先候補が着信ステーションである場合には、着信ステ
ーションで終わる候補パスが選択され、選択された候補
パスに対応する一連のルート信号が生成される。宛先候
補のどれもが着信ステーションでない場合は候補パスは
さらに拡げられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子通信に関する。具体
的には、本発明は、複数のスイッチやリンクからなるネ
ットワークを通して電子メッセージを発信ステーシヨン
から着信ステーシヨンへ送信する技術に関するものであ
る。
的には、本発明は、複数のスイッチやリンクからなるネ
ットワークを通して電子メッセージを発信ステーシヨン
から着信ステーシヨンへ送信する技術に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】本発明で述べる大規模の並列プロセシン
グシステムは、スイッチネットワークによって相互に接
続された数多くのプロセサからなる。ネットワーク内の
各スイッチは８個の入力ポートと８個の出力ポート、即
ち８個のデユープレックスチャネルを持ち、入力ポート
と出力ポートのどれもがスイッチの中で切り換え可能で
ある。各プロセサは１つのデユープレックスチャネルを
持ち、それにより、１つのスイッチの１つのデユープレ
ックスチャネルと接続されている。また、各スイッチの
１つのデユープレックスチャネルは、プロセサのデユー
プレックスチャネル又は別のスイッチのデユープレック
スチャネルと接続されている。このように、数多くのパ
ラレルプロセサとスイッチとからなるスイッチネットワ
ークの中において、或るプロセサから別のプロセサにメ
ッセージを送るルートは数多くできるので、最適なルー
トを一義的に選択できる方法がない。
グシステムは、スイッチネットワークによって相互に接
続された数多くのプロセサからなる。ネットワーク内の
各スイッチは８個の入力ポートと８個の出力ポート、即
ち８個のデユープレックスチャネルを持ち、入力ポート
と出力ポートのどれもがスイッチの中で切り換え可能で
ある。各プロセサは１つのデユープレックスチャネルを
持ち、それにより、１つのスイッチの１つのデユープレ
ックスチャネルと接続されている。また、各スイッチの
１つのデユープレックスチャネルは、プロセサのデユー
プレックスチャネル又は別のスイッチのデユープレック
スチャネルと接続されている。このように、数多くのパ
ラレルプロセサとスイッチとからなるスイッチネットワ
ークの中において、或るプロセサから別のプロセサにメ
ッセージを送るルートは数多くできるので、最適なルー
トを一義的に選択できる方法がない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数のスイ
ッチやリンクからなるネットワークを通して電子メッセ
ージを発信ステーションから着信ステーションへ送信す
る技術に関するものである。例えば、電子メッセージ
は、スイッチとリンクからなるネットワークで結ばれた
複数のコンピュータプロセサからなるシステムの中の発
信側プロセサから着信プロセサに送ることができる。
ッチやリンクからなるネットワークを通して電子メッセ
ージを発信ステーションから着信ステーションへ送信す
る技術に関するものである。例えば、電子メッセージ
は、スイッチとリンクからなるネットワークで結ばれた
複数のコンピュータプロセサからなるシステムの中の発
信側プロセサから着信プロセサに送ることができる。
【０００４】スイッチとリンクからなる通信ネットワー
クでは、電子メッセージをある発信ステーシヨンからあ
る着信ステーシヨンに送るのに複数の経路（以下パスと
言う）がありうる。複数のパスはそれぞれ長さが異な
る。ある一定の長さをとると、発信側プロセサと着信側
プロセサの間には１個又は複数の異なるパスがありう
る。
クでは、電子メッセージをある発信ステーシヨンからあ
る着信ステーシヨンに送るのに複数の経路（以下パスと
言う）がありうる。複数のパスはそれぞれ長さが異な
る。ある一定の長さをとると、発信側プロセサと着信側
プロセサの間には１個又は複数の異なるパスがありう
る。
【０００５】本発明の目的は、電子メッセージを複数の
スイッチとリンクからなるネットワークを通して発信ス
テーシヨンから着信ステーシヨンに送るときに、短いパ
ス（発信ステーシヨンから着信ステーシヨンへのいくつ
かのパス各々と同じ長さかより短いパス）を使いネット
ワークを効率良く使用する方法を提供することにある。
スイッチとリンクからなるネットワークを通して発信ス
テーシヨンから着信ステーシヨンに送るときに、短いパ
ス（発信ステーシヨンから着信ステーシヨンへのいくつ
かのパス各々と同じ長さかより短いパス）を使いネット
ワークを効率良く使用する方法を提供することにある。
【０００６】本発明のもう一つの目的は、電子メッセー
ジを複数のスイッチとリンクからなるネットワークを通
して発信ステーシヨンから着信ステーシヨンに送るとき
に、短いパス（発信ステーシヨンから着信ステーシヨン
へのいくつかのパス各々と同じ長さかより短いパス）に
沿った通信ルートを割り当て、ネットワークを効率良く
使用する方法を提供することにある。
ジを複数のスイッチとリンクからなるネットワークを通
して発信ステーシヨンから着信ステーシヨンに送るとき
に、短いパス（発信ステーシヨンから着信ステーシヨン
へのいくつかのパス各々と同じ長さかより短いパス）に
沿った通信ルートを割り当て、ネットワークを効率良く
使用する方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電子メ
ッセージを複数のスイッチとリンクからなるネットワー
クを通して発信ステーシヨンから着信ステーシヨンに送
る方法は、１つ又は一連の複数のルート信号を作成する
ことよりなる。各々のルート信号はスイッチ網の中の１
つのスイッチの出力ポートを指定する。電子メッセージ
は、一連のルート信号をつくることによって生成され
る。電子メッセージは、１つ又は一連の複数のスイッチ
の各々に順番に送られる。各々のスイッチはメッセージ
の中のルート信号を読み、そのメッセージを、ルート信
号で指定された出力ポートに接続されている入力ポート
を持つ別のスイッチ又はステーシヨンに送る。
ッセージを複数のスイッチとリンクからなるネットワー
クを通して発信ステーシヨンから着信ステーシヨンに送
る方法は、１つ又は一連の複数のルート信号を作成する
ことよりなる。各々のルート信号はスイッチ網の中の１
つのスイッチの出力ポートを指定する。電子メッセージ
は、一連のルート信号をつくることによって生成され
る。電子メッセージは、１つ又は一連の複数のスイッチ
の各々に順番に送られる。各々のスイッチはメッセージ
の中のルート信号を読み、そのメッセージを、ルート信
号で指定された出力ポートに接続されている入力ポート
を持つ別のスイッチ又はステーシヨンに送る。
【０００８】本発明によるルート信号を生成するステッ
プは、あるスイッチ（スイッチｍ）の出力ポート（ｏm
とする）を別のスイッチの入力ポートに接続するスイッ
チリンクそれぞれに重みづけをして（以下ウエート
ｗo m）、このウエートを記録することよりなる。発信ス
テーシヨンから始まり、スイッチ網の最初のいくつかの
宛先候補で終わる１つ又は複数の候補パスが確定され
る。最初の宛先候補の各々は、発信ステーシヨンに直接
接続されている入力ポートを持つスイッチの出力ポート
に直接接続されている入力ポートを持つスイッチ又はス
テーシヨンよりなる。もし、１つ又は複数の宛先候補が
着信ステーシヨンである場合には、着信ステーシヨンで
終わる宛先候補が選択され、この選択された候補パスに
対応する一連のルート信号が生成される。
プは、あるスイッチ（スイッチｍ）の出力ポート（ｏm
とする）を別のスイッチの入力ポートに接続するスイッ
チリンクそれぞれに重みづけをして（以下ウエート
ｗo m）、このウエートを記録することよりなる。発信ス
テーシヨンから始まり、スイッチ網の最初のいくつかの
宛先候補で終わる１つ又は複数の候補パスが確定され
る。最初の宛先候補の各々は、発信ステーシヨンに直接
接続されている入力ポートを持つスイッチの出力ポート
に直接接続されている入力ポートを持つスイッチ又はス
テーシヨンよりなる。もし、１つ又は複数の宛先候補が
着信ステーシヨンである場合には、着信ステーシヨンで
終わる宛先候補が選択され、この選択された候補パスに
対応する一連のルート信号が生成される。
【０００９】もし宛先候補が着信ステーシヨンでないと
きには、スイッチ網内で、発信ステーシヨンで始まり次
の宛先候補で終わる拡大された候補パスが１つ又は複数
指定される。次の宛先候補の各々は、その前の宛先候補
の出力ポートに直接接続されている入力ポートを持つス
イッチ又はステーシヨンよりなる。拡大された候補パス
の各々は、候補パス上のスイッチリンクのウエートより
なるパスウエートを持つ。
きには、スイッチ網内で、発信ステーシヨンで始まり次
の宛先候補で終わる拡大された候補パスが１つ又は複数
指定される。次の宛先候補の各々は、その前の宛先候補
の出力ポートに直接接続されている入力ポートを持つス
イッチ又はステーシヨンよりなる。拡大された候補パス
の各々は、候補パス上のスイッチリンクのウエートより
なるパスウエートを持つ。
【００１０】もし、次の１つ又は複数の宛先候補が着信
ステーシヨンであるときは、着信ステーシヨンで終わ
り、かつ、同じ着信ステーシヨンで終わる他のそれぞれ
の候補パスに等しいかより良いパスウエートを持つ候補
パスが選択される。この選択された候補パスに対応する
一連のルート信号が生成される。こうして作成された宛
先候補がまだどれも着信ステーシヨンでないときには、
１つ又は複数の宛先候補が着信ステーシヨンになるまで
上述の方法で候補パスが拡大される。
ステーシヨンであるときは、着信ステーシヨンで終わ
り、かつ、同じ着信ステーシヨンで終わる他のそれぞれ
の候補パスに等しいかより良いパスウエートを持つ候補
パスが選択される。この選択された候補パスに対応する
一連のルート信号が生成される。こうして作成された宛
先候補がまだどれも着信ステーシヨンでないときには、
１つ又は複数の宛先候補が着信ステーシヨンになるまで
上述の方法で候補パスが拡大される。
【００１１】各々の候補パスは、一連の１つ又はそれ以
上のスイッチからなり、これらのスイッチは発信ステー
シヨンに直接接続する入力ポートを持つスイッチで始ま
り、候補パスの宛先候補に直接接続する出力ポートを持
つスイッチで終わる。さらに、各々の候補パスは、発信
ステーシヨンを最初のスイッチの入力ポートに接続する
ステーシヨンリンクと、最後のスイッチの出力ポートを
着信ステーシヨンにつなげるステーシヨンリンクとから
なっている。
上のスイッチからなり、これらのスイッチは発信ステー
シヨンに直接接続する入力ポートを持つスイッチで始ま
り、候補パスの宛先候補に直接接続する出力ポートを持
つスイッチで終わる。さらに、各々の候補パスは、発信
ステーシヨンを最初のスイッチの入力ポートに接続する
ステーシヨンリンクと、最後のスイッチの出力ポートを
着信ステーシヨンにつなげるステーシヨンリンクとから
なっている。
【００１２】さらに、拡大された候補パスの各々は、パ
ス上の１つのスイッチの出力ポートを同じパス上の別の
スイッチの入力ポートに接続する１つ又はそれ以上のス
イッチリンクよりなる。
ス上の１つのスイッチの出力ポートを同じパス上の別の
スイッチの入力ポートに接続する１つ又はそれ以上のス
イッチリンクよりなる。
【００１３】本発明の方法により指定される拡大された
候補パスのそれぞれのペアは、発信ステーシヨンから、
パスが分岐する共通ブランチスイッチまで延びる共通の
パスを持っている。本発明の一つの面を述べると、第１
及び第２の候補パスを持つ共通ブランチスイッチの出口
に接続されている第１の候補パスのスイッチリンクのウ
エートが、同じ第１及び第２の候補パスを持つ共通ブラ
ンチスイッチの出口に接続されている第２の候補パスの
スイッチリンクのウエートよりも良い場合には、第１の
候補パスのパスウエートは第２の候補パスのパスウエー
トより良い。
候補パスのそれぞれのペアは、発信ステーシヨンから、
パスが分岐する共通ブランチスイッチまで延びる共通の
パスを持っている。本発明の一つの面を述べると、第１
及び第２の候補パスを持つ共通ブランチスイッチの出口
に接続されている第１の候補パスのスイッチリンクのウ
エートが、同じ第１及び第２の候補パスを持つ共通ブラ
ンチスイッチの出口に接続されている第２の候補パスの
スイッチリンクのウエートよりも良い場合には、第１の
候補パスのパスウエートは第２の候補パスのパスウエー
トより良い。
【００１４】選択された候補パスに対応する一連のルー
ト信号を生成するステップは、この候補パスを形成して
いるリンクに接続しているスイッチの出力ポートを指定
する一連のルート信号を形成することよりなる。
ト信号を生成するステップは、この候補パスを形成して
いるリンクに接続しているスイッチの出力ポートを指定
する一連のルート信号を形成することよりなる。
【００１５】スイッチリンクのウエートを記録するステ
ップは、スイッチｍの出力ポートｏmにつながっている
スイッチリンクの各々のウエートｗo mの最初のｋの値を
記録することによりなり、ここで、ｋは或る定数であ
る。例えば、最初のウエートｋの値は０でも良い。
ップは、スイッチｍの出力ポートｏmにつながっている
スイッチリンクの各々のウエートｗo mの最初のｋの値を
記録することによりなり、ここで、ｋは或る定数であ
る。例えば、最初のウエートｋの値は０でも良い。
【００１６】着信ステーシヨンで終わる候補パスを選択
するステップは、選択された候補パスを形成しているス
イッチリンクのそれぞれのウエートｗo mを変える（例え
ば、増やす）ことによりなる。ウエートは定数ｋ’で変
えても良い。例えば、ｋ’を＋１としても良い。
するステップは、選択された候補パスを形成しているス
イッチリンクのそれぞれのウエートｗo mを変える（例え
ば、増やす）ことによりなる。ウエートは定数ｋ’で変
えても良い。例えば、ｋ’を＋１としても良い。
【００１７】候補パスを形成しているスイッチリンクの
ウエートが、その候補パスを選択したことによって増え
た場合、第１及び第２の候補パスを持つ共通ブランチス
イッチの出口につながっている第１の候補パスのスイッ
チリンクのウエートが、同じ第１及び第２の候補パスを
持つ共通ブランチスイッチの出口につながっている第２
の候補パスのスイッチリンクのウエートより少ない時、
第１候補パスのパスウエートはより良いと言える。
ウエートが、その候補パスを選択したことによって増え
た場合、第１及び第２の候補パスを持つ共通ブランチス
イッチの出口につながっている第１の候補パスのスイッ
チリンクのウエートが、同じ第１及び第２の候補パスを
持つ共通ブランチスイッチの出口につながっている第２
の候補パスのスイッチリンクのウエートより少ない時、
第１候補パスのパスウエートはより良いと言える。
【００１８】或る発信ステーシヨンと宛先ステーシヨン
との間のルート信号を再生成するのを防ぐには、一連の
ルート信号をルートテーブルに記録しておくと良い。そ
うすれば、ルートテーブルから一連のルート信号を読ん
でメッセージを生成することができる。
との間のルート信号を再生成するのを防ぐには、一連の
ルート信号をルートテーブルに記録しておくと良い。そ
うすれば、ルートテーブルから一連のルート信号を読ん
でメッセージを生成することができる。
【００１９】本発明では、着信ステーシヨンには入力ポ
ートがある。メッセージの中の一連のルート信号の最後
のルート信号は、着信ステーシヨンの入力ポートに直接
接続しているスイッチ出力ポートを指定している。
ートがある。メッセージの中の一連のルート信号の最後
のルート信号は、着信ステーシヨンの入力ポートに直接
接続しているスイッチ出力ポートを指定している。
【００２０】本発明では、メッセージを順次送り出すス
テップは、発信ステーシヨンに直接接続している入力ポ
ートを持ち、かつ、少なくとも２つの出力ポートを持つ
第１のスイッチにメッセージを送ることからなる。メッ
セージの中からルート信号が読まれ最初のスイッチの出
力ポートがわかる。メッセージは次に、ルート信号で指
定されている最初のスイッチの出力ポートに直接接続し
ている入力ポートを持つ第２のスイッチに送られる。
テップは、発信ステーシヨンに直接接続している入力ポ
ートを持ち、かつ、少なくとも２つの出力ポートを持つ
第１のスイッチにメッセージを送ることからなる。メッ
セージの中からルート信号が読まれ最初のスイッチの出
力ポートがわかる。メッセージは次に、ルート信号で指
定されている最初のスイッチの出力ポートに直接接続し
ている入力ポートを持つ第２のスイッチに送られる。
【００２１】本発明での方法では、ルート信号を読んだ
後、ルート信号をデイスエーブルするステップがとられ
る。
後、ルート信号をデイスエーブルするステップがとられ
る。
【００２２】本発明には、拡大された候補パスのパスウ
エートとして、その候補パスに沿った複数のスイッチリ
ンクのウエートの合計の値を使うこともできる。
エートとして、その候補パスに沿った複数のスイッチリ
ンクのウエートの合計の値を使うこともできる。
【００２３】
【作用】本発明は、複数のスイッチとリンクとからなる
ネットワークを通して発信ステーションから着信ステー
ションに電子メッセージを送る方法に関するものであ
る。電子メッセージは一連のスイッチのそれぞれに送ら
れる。各スイッチはメッセージの中のルート信号を読
み、ルート信号で指定された出力ポートに接続している
入力ポートを持つスイッチ又はステーションにメッセー
ジを送る。ルート信号は各スイッチリンクを記録するこ
とにより生成される。発信ステーションで始まり、最初
の宛先候補で終る候補パスが指定される。各候補パス
は、発信ステーションに直接接続している入力ポートを
持つスイッチの出力ポートに直接接続している入力ポー
トを持つ。１つ又はそれ以上の宛先候補が着信ステーシ
ョンである場合には、着信ステーションで終わる候補パ
スが選択され、選択された候補パスに対応する一連のル
ート信号が生成される。宛先候補のどれもが着信ステー
ションでない場合は候補パスはさらに拡げられる。拡大
された候補パスのそれぞれは、候補パスに沿ったスイッ
チリンクのウエートからなるパスウエートを持ってい
る。１つ又はそれ以上の拡大された宛先ステーションが
着信ステーションである場合、着信ステーションで終わ
り、かつ着信ステーションで終わる他の候補パスに等し
いかより良いパスウエートを持つ候補パスが選択され
る。そうでない場合は候補パスはさらに拡大される。
ネットワークを通して発信ステーションから着信ステー
ションに電子メッセージを送る方法に関するものであ
る。電子メッセージは一連のスイッチのそれぞれに送ら
れる。各スイッチはメッセージの中のルート信号を読
み、ルート信号で指定された出力ポートに接続している
入力ポートを持つスイッチ又はステーションにメッセー
ジを送る。ルート信号は各スイッチリンクを記録するこ
とにより生成される。発信ステーションで始まり、最初
の宛先候補で終る候補パスが指定される。各候補パス
は、発信ステーションに直接接続している入力ポートを
持つスイッチの出力ポートに直接接続している入力ポー
トを持つ。１つ又はそれ以上の宛先候補が着信ステーシ
ョンである場合には、着信ステーションで終わる候補パ
スが選択され、選択された候補パスに対応する一連のル
ート信号が生成される。宛先候補のどれもが着信ステー
ションでない場合は候補パスはさらに拡げられる。拡大
された候補パスのそれぞれは、候補パスに沿ったスイッ
チリンクのウエートからなるパスウエートを持ってい
る。１つ又はそれ以上の拡大された宛先ステーションが
着信ステーションである場合、着信ステーションで終わ
り、かつ着信ステーションで終わる他の候補パスに等し
いかより良いパスウエートを持つ候補パスが選択され
る。そうでない場合は候補パスはさらに拡大される。
【００２４】
【実施例】図１は、本発明を使ってメッセージを送る方
法に使える通信ネットワークの１例をブロック図で示し
たものである。この例で、ステーシヨンＳＴ０からＳＴ
１５は電子メッセージを発信する発信ステーシヨンと電
子メッセージを受信する着信ステーシヨンとの両方を示
す。ステーシヨンＳＴ０からＳＴ１５は、例えば、コン
ピュータプロセサを持ったコンピュータノード、電子メ
ッセージを送受する通信回線、あるいは、コンピュータ
プロセサと通信回線の間に必要なアダプタである。
法に使える通信ネットワークの１例をブロック図で示し
たものである。この例で、ステーシヨンＳＴ０からＳＴ
１５は電子メッセージを発信する発信ステーシヨンと電
子メッセージを受信する着信ステーシヨンとの両方を示
す。ステーシヨンＳＴ０からＳＴ１５は、例えば、コン
ピュータプロセサを持ったコンピュータノード、電子メ
ッセージを送受する通信回線、あるいは、コンピュータ
プロセサと通信回線の間に必要なアダプタである。
【００２５】通信ネットワークはさらに、スイッチＡか
らＨよりなる。図２に示すように、それぞれのスイッチ
は、入力ポート０から７、出力ポート０から７を持つ。
入力ポートは、クロスバ２０によって切り替えられて、
出力ポートに接続されている。即ち、クロスバは、どの
入力ポートとどの出力ポートとをも接続することができ
る。各入力ポートは、メッセージバッフア２２によって
クロスバ２０に接続されている。ルート論理回路２４は
メッセージバッフア２０からルート信号を読み、入力ポ
ートを、望む出力ポートにつなげるために出力ポート選
択シグナルをクロスバ２０に送る。仲裁回路２６が、２
つ以上の入力ポートが同一の出力ポートを取り合う場合
の解決に当たる。
らＨよりなる。図２に示すように、それぞれのスイッチ
は、入力ポート０から７、出力ポート０から７を持つ。
入力ポートは、クロスバ２０によって切り替えられて、
出力ポートに接続されている。即ち、クロスバは、どの
入力ポートとどの出力ポートとをも接続することができ
る。各入力ポートは、メッセージバッフア２２によって
クロスバ２０に接続されている。ルート論理回路２４は
メッセージバッフア２０からルート信号を読み、入力ポ
ートを、望む出力ポートにつなげるために出力ポート選
択シグナルをクロスバ２０に送る。仲裁回路２６が、２
つ以上の入力ポートが同一の出力ポートを取り合う場合
の解決に当たる。
【００２６】図１に戻る。各ステーシヨンはスイッチの
１つの入力ポートにステーシヨンリンクによって接続さ
れ、スイッチの１つの出力ポートに別のステーシヨンリ
ンクによって接続されている。従って、図１において、
ステーシヨンとスイッチをつなぐ１本の線は、図式的
に、各ステーシヨンとスイッチとを結ぶフルデユープレ
ックスリンクを形成する２つのステーシヨンリンクを表
している。
１つの入力ポートにステーシヨンリンクによって接続さ
れ、スイッチの１つの出力ポートに別のステーシヨンリ
ンクによって接続されている。従って、図１において、
ステーシヨンとスイッチをつなぐ１本の線は、図式的
に、各ステーシヨンとスイッチとを結ぶフルデユープレ
ックスリンクを形成する２つのステーシヨンリンクを表
している。
【００２７】同様に、スイッチＡからＤのそれぞれは、
スイッチＥからＨのそれぞれの入力ポートにスイッチリ
ンクによって接続された出力ポートを持っている。スイ
ッチＡからＤのそれぞれは、スイッチＥからＨのそれぞ
れの出力ポートに別のスイッチリンクによって接続され
た入力ポートを持っている。従って、スイッチＡからＤ
の１つとスイッチＥからＨの１つとを接続する各ライン
は、図式的に、フルデユープレックス通信チャネルを形
成する２つのスイッチリンクを表している。
スイッチＥからＨのそれぞれの入力ポートにスイッチリ
ンクによって接続された出力ポートを持っている。スイ
ッチＡからＤのそれぞれは、スイッチＥからＨのそれぞ
れの出力ポートに別のスイッチリンクによって接続され
た入力ポートを持っている。従って、スイッチＡからＤ
の１つとスイッチＥからＨの１つとを接続する各ライン
は、図式的に、フルデユープレックス通信チャネルを形
成する２つのスイッチリンクを表している。
【００２８】各リンクは、例えば、８データラインとデ
ータラインにタグ情報をつけるための１つの「タグ」ラ
インからなる。
ータラインにタグ情報をつけるための１つの「タグ」ラ
インからなる。
【００２９】図１に示した通信ネットワークのトポロジ
ーは、各スイッチについて、また、各スイッチの入力ポ
ートと出力ポートの１組毎について、それらに接続され
ているステーシヨン又はスイッチをリストアップするこ
とによって記述することができる。従って、図１で示し
たスイッチ接続のトポロジーは表１に表せる。
ーは、各スイッチについて、また、各スイッチの入力ポ
ートと出力ポートの１組毎について、それらに接続され
ているステーシヨン又はスイッチをリストアップするこ
とによって記述することができる。従って、図１で示し
たスイッチ接続のトポロジーは表１に表せる。
【表１】 表１のスイッチ接続のトポロジーは手作業で点検しても
作れるし、また、通信ネットワークのどこからでもネッ
トワークサーチをして自動的に作ることもできる。
作れるし、また、通信ネットワークのどこからでもネッ
トワークサーチをして自動的に作ることもできる。
【００３０】電子メッセージはＳＴ０から１５の発信ス
テーシヨンからスイッチＡからＨ及びリンクを通じて一
つ又はそれ以上のルート信号を生成することで着信ステ
ーシヨンＳＴ０からＳＴ１５に送られる。ルート信号の
それぞれは、スイッチ網の中の１つのスイッチの出力ポ
ートを指定する。電子メッセージは一連のルート信号を
持っている。メッセージは順番に一連の１つ又はそれ以
上のスイッチの各々に送られる。それぞれのスイッチは
メッセージの中のルート信号を読み、ルート信号で指定
されている出力ポートに接続されている入力ポートを持
つスイッチ又はステーシヨンに、メッセージを送る。
テーシヨンからスイッチＡからＨ及びリンクを通じて一
つ又はそれ以上のルート信号を生成することで着信ステ
ーシヨンＳＴ０からＳＴ１５に送られる。ルート信号の
それぞれは、スイッチ網の中の１つのスイッチの出力ポ
ートを指定する。電子メッセージは一連のルート信号を
持っている。メッセージは順番に一連の１つ又はそれ以
上のスイッチの各々に送られる。それぞれのスイッチは
メッセージの中のルート信号を読み、ルート信号で指定
されている出力ポートに接続されている入力ポートを持
つスイッチ又はステーシヨンに、メッセージを送る。
【００３１】例えば、メッセージは先ず発信ステーシヨ
ンと直接接続している入力ポートを持つ第１のスイッチ
に送られる。第１のスイッチは少なくとも２つの出力ポ
ートを持っている。図１の例では、各スイッチは８個の
出力ポートを持っている。
ンと直接接続している入力ポートを持つ第１のスイッチ
に送られる。第１のスイッチは少なくとも２つの出力ポ
ートを持っている。図１の例では、各スイッチは８個の
出力ポートを持っている。
【００３２】メッセージを受け取ったスイッチはメッセ
ージの中のルート信号を読む。ルート信号はスイッチの
出力ポートを指定している。その後、そのスイッチは、
読まれたルート信号で指定された第１スイッチの出力ポ
ートに直接接続している入力ポートを持つ第２のスイッ
チ（又は着信ステーシヨン）にメッセージを送る。
ージの中のルート信号を読む。ルート信号はスイッチの
出力ポートを指定している。その後、そのスイッチは、
読まれたルート信号で指定された第１スイッチの出力ポ
ートに直接接続している入力ポートを持つ第２のスイッ
チ（又は着信ステーシヨン）にメッセージを送る。
【００３３】図３に、本発明の方法で使用出来る電子メ
ッセージの例を図式的に示す。この例では、メッセージ
パケットは、１バイト８バイナリビットからなる２５５
バイトまでの可変長を持つことができる。パケットの第
１バイトにはメッセージの長さを表す情報が入ってい
る。それに続く何バイトかにはルート情報が入ってい
る。ルート情報の後に、メッセージデータが来る。図３
の例では、パケットは４個のルートバイトとＮ個のデー
タバイトが入っている。
ッセージの例を図式的に示す。この例では、メッセージ
パケットは、１バイト８バイナリビットからなる２５５
バイトまでの可変長を持つことができる。パケットの第
１バイトにはメッセージの長さを表す情報が入ってい
る。それに続く何バイトかにはルート情報が入ってい
る。ルート情報の後に、メッセージデータが来る。図３
の例では、パケットは４個のルートバイトとＮ個のデー
タバイトが入っている。
【００３４】メッセージを受け取ったスイッチは各メッ
セージパケットの最初のルートバイトを調べ、パケット
を送るべき出力ポートを決定する。１つのルートバイト
には、１ビットのフイールド選択（例えば、ビット７）
と、２つの３ビットのルートフイールド（例えば、ビッ
ト４ー６とビット０ー２）がある。例えば、フイールド
選択ビットが０なら、スイッチは、メッセージパケット
をルートフイールドの上の桁で指定された出力ポートに
送り、フイールド選択ビットを１に変える。フイールド
選択ビットが１の場合、スイッチはメッセージパケット
をルートフイールドの下の桁で指定された出力ポートに
送り、ルートバイト全体を捨て、長さバイトの内容の値
を１減らす。
セージパケットの最初のルートバイトを調べ、パケット
を送るべき出力ポートを決定する。１つのルートバイト
には、１ビットのフイールド選択（例えば、ビット７）
と、２つの３ビットのルートフイールド（例えば、ビッ
ト４ー６とビット０ー２）がある。例えば、フイールド
選択ビットが０なら、スイッチは、メッセージパケット
をルートフイールドの上の桁で指定された出力ポートに
送り、フイールド選択ビットを１に変える。フイールド
選択ビットが１の場合、スイッチはメッセージパケット
をルートフイールドの下の桁で指定された出力ポートに
送り、ルートバイト全体を捨て、長さバイトの内容の値
を１減らす。
【００３５】このようにして、ルートバイトのそれぞれ
は、パケットが２個のスイッチチップスを通して送られ
るようにする。Ｒ個のルートバイトを連結することによ
り、各メッセージパケットは２Ｒ個までのスイッチを通
して送られる。メッセージパケットが着信ステーシヨン
に到着した時には、ルートバイトはなくなっている。
は、パケットが２個のスイッチチップスを通して送られ
るようにする。Ｒ個のルートバイトを連結することによ
り、各メッセージパケットは２Ｒ個までのスイッチを通
して送られる。メッセージパケットが着信ステーシヨン
に到着した時には、ルートバイトはなくなっている。
【００３６】本発明により、一連のルート信号は、スイ
ッチｍの出力ポートｏmを別のスイッチの入力ポートに
接続するスイッチリンクそれぞれに対するウエートｗo m
を記録することによって、生成される。表２に最初のス
イッチリンクウエートの例を示す。
ッチｍの出力ポートｏmを別のスイッチの入力ポートに
接続するスイッチリンクそれぞれに対するウエートｗo m
を記録することによって、生成される。表２に最初のス
イッチリンクウエートの例を示す。
【表２】 表２で、各スイッチリンクは、それが接続されているス
イッチ出力ポートによって指定されている。例えば、ス
イッチＡをスイッチＥに接続しているスイッチリンク
は、スイッチＡの出力ポート４への接続で指定されてい
る（図１参照）。同様に、スイッチＡをＦに接続してい
るスイッチリンクはスイッチＡの出力ポート５への接続
で指定されている。図１の残りのスイッチリンクも同様
である。
イッチ出力ポートによって指定されている。例えば、ス
イッチＡをスイッチＥに接続しているスイッチリンク
は、スイッチＡの出力ポート４への接続で指定されてい
る（図１参照）。同様に、スイッチＡをＦに接続してい
るスイッチリンクはスイッチＡの出力ポート５への接続
で指定されている。図１の残りのスイッチリンクも同様
である。
【００３７】スイッチリンクのウエートを記録するステ
ップは、例えば、スイッチｍの出力ポートｏmに接続さ
れているスイッチリンクのそれぞれのウエートｗo mの最
初の値ｋを記録することよりなり、ｋは或る定数を表
す。表２に示すように、図１のネットワークの全てのス
イッチリンクは最初の値をｋ＝０にしてある。
ップは、例えば、スイッチｍの出力ポートｏmに接続さ
れているスイッチリンクのそれぞれのウエートｗo mの最
初の値ｋを記録することよりなり、ｋは或る定数を表
す。表２に示すように、図１のネットワークの全てのス
イッチリンクは最初の値をｋ＝０にしてある。
【００３８】本発明にしたがって、一連のルート信号を
生成するためには、スイッチネットワークの中の発信ス
テーシヨンで始まり最初の宛先ステーシヨンの候補で終
わる１つ又はそれ以上の候補パスを指定する。最初の宛
先候補のそれぞれは、発信ステーシヨンに直接接続され
ている入力ポートを持つスイッチの出力ポートに直接接
続されている入力ポートを持つスイッチ又はステーシヨ
ンである。
生成するためには、スイッチネットワークの中の発信ス
テーシヨンで始まり最初の宛先ステーシヨンの候補で終
わる１つ又はそれ以上の候補パスを指定する。最初の宛
先候補のそれぞれは、発信ステーシヨンに直接接続され
ている入力ポートを持つスイッチの出力ポートに直接接
続されている入力ポートを持つスイッチ又はステーシヨ
ンである。
【００３９】表３は、図１に示した仮説の通信ネットワ
ークの中での発信ステーシヨンＳＴ０から始まる最初の
候補パスを示す。
ークの中での発信ステーシヨンＳＴ０から始まる最初の
候補パスを示す。
【表３】 表３の例では、発信ステーシヨンはステーシヨンＳＴ０
である。最初の宛先候補はステーシヨンＳＴ０，ＳＴ
１、ＳＴ２及びＳＴ３で、それぞれは、発信ステーシヨ
ンＳＴ０に直接接続されている入力ポートを持つスイッ
チＡの出力ポートに直接接続されている入力ポートを持
っている。また、最初の宛先候補はスイッチＥ、Ｆ、Ｇ
及びＨよりなり、それぞれは、スイッチＡの出力ポート
に直接接続されている入力ポートを持っている。表３
で、候補パスのそれぞれは、候補の宛先に接続されてい
るステーシヨンリンク又はスイッチリンクである。各リ
ンク番号の右の括弧の中の数字は表２のリンクのウエー
トである。
である。最初の宛先候補はステーシヨンＳＴ０，ＳＴ
１、ＳＴ２及びＳＴ３で、それぞれは、発信ステーシヨ
ンＳＴ０に直接接続されている入力ポートを持つスイッ
チＡの出力ポートに直接接続されている入力ポートを持
っている。また、最初の宛先候補はスイッチＥ、Ｆ、Ｇ
及びＨよりなり、それぞれは、スイッチＡの出力ポート
に直接接続されている入力ポートを持っている。表３
で、候補パスのそれぞれは、候補の宛先に接続されてい
るステーシヨンリンク又はスイッチリンクである。各リ
ンク番号の右の括弧の中の数字は表２のリンクのウエー
トである。
【００４０】通常、発信ステーシヨンは自分自身にメッ
セージを発信することはない。その場合には、宛先候補
ＳＴ０は表３から省いて良い。
セージを発信することはない。その場合には、宛先候補
ＳＴ０は表３から省いて良い。
【００４１】もし、一つ又はそれ以上のの宛先候補が着
信ステーシヨンである場合、着信ステーシヨンで終わる
候補パスが選択され、選択された候補パスに対応する一
連のルート信号が生成される。従って、図１の通信ネッ
トワークを表す表３の例では、スイッチＡの出力ポート
１、２及び３で指定された複数の候補パスが、宛先候補
ＳＴ１，ＳＴ２及びＳＴ３にぞれぞれ対応するように選
択されている。即ち、スイッチＡの出力ポート１を表す
ルート信号がステーシヨンＳＴ１へのパスとして生成さ
れ、スイッチＡの出力ポート２を表すルート信号がステ
ーシヨンＳＴ２への経路として生成され、スイッチＡの
出力ポート３を表すルート信号がステーシヨンＳＴ３へ
のパスとして生成される。
信ステーシヨンである場合、着信ステーシヨンで終わる
候補パスが選択され、選択された候補パスに対応する一
連のルート信号が生成される。従って、図１の通信ネッ
トワークを表す表３の例では、スイッチＡの出力ポート
１、２及び３で指定された複数の候補パスが、宛先候補
ＳＴ１，ＳＴ２及びＳＴ３にぞれぞれ対応するように選
択されている。即ち、スイッチＡの出力ポート１を表す
ルート信号がステーシヨンＳＴ１へのパスとして生成さ
れ、スイッチＡの出力ポート２を表すルート信号がステ
ーシヨンＳＴ２への経路として生成され、スイッチＡの
出力ポート３を表すルート信号がステーシヨンＳＴ３へ
のパスとして生成される。
【００４２】宛先候補のどれもが着信ステーシヨンでな
い場合、発信ステーシヨンで始まり次の宛先候補で終わ
る一つ又はそれ以上の拡大された候補パスが指定され
る。次の宛先候補の各々は、前の宛先候補の出力ポート
に直接接続されている入力ポートを持つスイッチ又はス
テーシヨンよりなる。拡大された候補パスの各々は、そ
の候補パス上に沿ったスイッチリンクのウエートよりな
るパスウエートを持つ。
い場合、発信ステーシヨンで始まり次の宛先候補で終わ
る一つ又はそれ以上の拡大された候補パスが指定され
る。次の宛先候補の各々は、前の宛先候補の出力ポート
に直接接続されている入力ポートを持つスイッチ又はス
テーシヨンよりなる。拡大された候補パスの各々は、そ
の候補パス上に沿ったスイッチリンクのウエートよりな
るパスウエートを持つ。
【００４３】着信ステーシヨンＳＴ４からＳＴ１５にと
っては、表３の宛先候補のどれも着信ステーシヨンでは
ない。従って、表４は、図１に示した通信ネットワーク
の最初の拡大された候補パスを表す。
っては、表３の宛先候補のどれも着信ステーシヨンでは
ない。従って、表４は、図１に示した通信ネットワーク
の最初の拡大された候補パスを表す。
【表４】 表４で、発信ステーシヨンはＳＴ０のままである。次の
宛先候補はスイッチＡ、Ｂ、Ｃ及びＤで、それぞれ、前
の宛先候補スイッチＥ、Ｆ、Ｇ及びＨの出力ポートに直
接接続されている入力ポートを持っている。前の宛先候
補ステーシヨンＳＴ０、ＳＴ１、ＳＴ２及びＳＴ３はス
イッチではないので、拡大された候補パスは通常これら
の前の宛先候補からは得られない。
宛先候補はスイッチＡ、Ｂ、Ｃ及びＤで、それぞれ、前
の宛先候補スイッチＥ、Ｆ、Ｇ及びＨの出力ポートに直
接接続されている入力ポートを持っている。前の宛先候
補ステーシヨンＳＴ０、ＳＴ１、ＳＴ２及びＳＴ３はス
イッチではないので、拡大された候補パスは通常これら
の前の宛先候補からは得られない。
【００４４】表４の拡大された候補パスのそれぞれは、
候補パス上のスイッチリンクのウエートよりなるパスウ
エートを持っている。従って、拡大された宛先候補Ａ4/
Ｅ1のパスウエートは、スイッチリンクＡ４（即ち、出
力ポートＡ４を入力ポートＥ０に接続している）のウエ
ートである。
候補パス上のスイッチリンクのウエートよりなるパスウ
エートを持っている。従って、拡大された宛先候補Ａ4/
Ｅ1のパスウエートは、スイッチリンクＡ４（即ち、出
力ポートＡ４を入力ポートＥ０に接続している）のウエ
ートである。
【００４５】本発明による一連のルート信号を生成する
方法については、もし１つ又はそれ以上の次の宛先候補
が着信ステーシヨンの場合、着信ステーシヨンで終わ
り、かつ着信ステーシヨンで終わる他の候補パスのどの
パスウエートよりも良いか等しい値のパスウエートを持
つ候補パスが選択される。選択された候補パスに対応す
る一連のルート信号が生成される。そうでない場合に
は、上述した方法でさらに拡大された候補パスが作られ
る。
方法については、もし１つ又はそれ以上の次の宛先候補
が着信ステーシヨンの場合、着信ステーシヨンで終わ
り、かつ着信ステーシヨンで終わる他の候補パスのどの
パスウエートよりも良いか等しい値のパスウエートを持
つ候補パスが選択される。選択された候補パスに対応す
る一連のルート信号が生成される。そうでない場合に
は、上述した方法でさらに拡大された候補パスが作られ
る。
【００４６】表４で、宛先候補のどれもがＳＴ４からＳ
Ｔ１５の着信ステーシヨンではない。その結果、図１の
通信ネットワークのために、表５から表７に示す拡大さ
れた第２の候補パスが作られる。
Ｔ１５の着信ステーシヨンではない。その結果、図１の
通信ネットワークのために、表５から表７に示す拡大さ
れた第２の候補パスが作られる。
【表５】
【表６】
【表７】 表５から表７で、発信ステーシヨンはＳＴ０のままであ
る。次の宛先候補はスイッチＥ、Ｆ、Ｇ及びＨと、ステ
ーシヨンＳＴ０からＳＴ１５である。次の宛先候補のス
イッチ又はステーシヨンのそれぞれは、表４に示した前
の宛先候補の出力ポートに直接接続されている入力ポー
トを持っている。
る。次の宛先候補はスイッチＥ、Ｆ、Ｇ及びＨと、ステ
ーシヨンＳＴ０からＳＴ１５である。次の宛先候補のス
イッチ又はステーシヨンのそれぞれは、表４に示した前
の宛先候補の出力ポートに直接接続されている入力ポー
トを持っている。
【００４７】表５から表７に示した拡大された候補パス
のそれぞれは、候補パス上のスイッチリンクのウエート
よりなるパスウエートを持っている。従って、拡大され
た候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ0のパスウエートは、スイッチリ
ンクＡ４（出力ポートＡ４を入力ポートＥ０に接続す
る）のパスウエートと、スイッチリンクＥ１（出力ポー
トＥ１を入力ポートＢ４に接続する）のパスウエートよ
りなる。
のそれぞれは、候補パス上のスイッチリンクのウエート
よりなるパスウエートを持っている。従って、拡大され
た候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ0のパスウエートは、スイッチリ
ンクＡ４（出力ポートＡ４を入力ポートＥ０に接続す
る）のパスウエートと、スイッチリンクＥ１（出力ポー
トＥ１を入力ポートＢ４に接続する）のパスウエートよ
りなる。
【００４８】着信ステーシヨンＳＴ４には、この着信ス
テーシヨンで終わる４つの候補パスがある。これらは、
出力ポートＡ4/Ｅ1/Ｂ0、Ａ5/Ｆ1/Ｂ0、Ａ6/Ｇ1/Ｂ0及
びＡ7/Ｈ1/Ｂ0である。
テーシヨンで終わる４つの候補パスがある。これらは、
出力ポートＡ4/Ｅ1/Ｂ0、Ａ5/Ｆ1/Ｂ0、Ａ6/Ｇ1/Ｂ0及
びＡ7/Ｈ1/Ｂ0である。
【００４９】本発明の方法の１つの具体化として、拡大
された候補パスの１つのペアは、発信ステーシヨンか
ら、パスが分岐する共通ブランチスイッチまで延びる共
通のパスを持つ。もし、第１及び第２の候補パスを持つ
共通ブランチスイッチの出口に接続されている第１の候
補パスのスイッチリンクのウエートが、同じ第１及び第
２の候補パスを持つ共通ブランチスイッチの出口に接続
されている第２の候補パスのスイッチリンクのウエート
よりもより良い（例えば、値が小さい）場合には、第１
の候補パスのパスウエートは第２の候補パスのパスウエ
ートよりより良い。
された候補パスの１つのペアは、発信ステーシヨンか
ら、パスが分岐する共通ブランチスイッチまで延びる共
通のパスを持つ。もし、第１及び第２の候補パスを持つ
共通ブランチスイッチの出口に接続されている第１の候
補パスのスイッチリンクのウエートが、同じ第１及び第
２の候補パスを持つ共通ブランチスイッチの出口に接続
されている第２の候補パスのスイッチリンクのウエート
よりもより良い（例えば、値が小さい）場合には、第１
の候補パスのパスウエートは第２の候補パスのパスウエ
ートよりより良い。
【００５０】従って、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ0及びＡ5/Ｆ1
/Ｂ0には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0のパスウエートはスイッチリンクＡ4のウエート（ｗ＝
0）であり、候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ0のパスウエートはスイ
ッチリンクＡ5のウエート（ｗ＝0）であり、両方とも共
通ブランチスイッチの出口に接続されている。これらの
候補パスの両方ともパスウエートが０であるので、どち
らを選択してもよい。この例では、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0が選択されている。
/Ｂ0には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0のパスウエートはスイッチリンクＡ4のウエート（ｗ＝
0）であり、候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ0のパスウエートはスイ
ッチリンクＡ5のウエート（ｗ＝0）であり、両方とも共
通ブランチスイッチの出口に接続されている。これらの
候補パスの両方ともパスウエートが０であるので、どち
らを選択してもよい。この例では、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0が選択されている。
【００５１】同様に、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ0及びＡ6/Ｇ1
/Ｂ0には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ0からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0のパスウエートはスイッチリンクＡ4のウエート（ｗ＝
0）であり、候補パスＡ6/Ｇ1/Ｂ0のパスウエートはスイ
ッチリンクＡ6のウエート（ｗ＝0）であり、両方とも共
通ブランチスイッチの出口に接続されている。これらの
候補パスの両方ともパスウエートが0であるので、どち
らを選択してもよい。この例では、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0が再び選択されている。
/Ｂ0には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ0からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0のパスウエートはスイッチリンクＡ4のウエート（ｗ＝
0）であり、候補パスＡ6/Ｇ1/Ｂ0のパスウエートはスイ
ッチリンクＡ6のウエート（ｗ＝0）であり、両方とも共
通ブランチスイッチの出口に接続されている。これらの
候補パスの両方ともパスウエートが0であるので、どち
らを選択してもよい。この例では、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0が再び選択されている。
【００５２】最後に、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ0及びＡ7/Ｈ1
/Ｂ0には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0のパスウエートはスイッチリンクＡ4のウエート（ｗ＝
0）であり、候補パスＡ7/Ｈ1/Ｂ0のパスウエートはスイ
ッチリンクＡ7のウエート（ｗ＝0）であり、両方とも共
通ブランチスイッチの出口に接続されている。これらの
候補パスの両方ともパスウエートが0であるので、どち
らを選択してもよい。この例では、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0が再び選択され、選択されたパスＡ4/Ｅ1/Ｂ0に対応す
る一連のルート信号が生成される。
/Ｂ0には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0のパスウエートはスイッチリンクＡ4のウエート（ｗ＝
0）であり、候補パスＡ7/Ｈ1/Ｂ0のパスウエートはスイ
ッチリンクＡ7のウエート（ｗ＝0）であり、両方とも共
通ブランチスイッチの出口に接続されている。これらの
候補パスの両方ともパスウエートが0であるので、どち
らを選択してもよい。この例では、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
0が再び選択され、選択されたパスＡ4/Ｅ1/Ｂ0に対応す
る一連のルート信号が生成される。
【００５３】別の方法として、拡大された候補パスの各
々は、候補パス上のスイッチリンクのウエートの合計よ
りなるパスウエートを持つこともできる。この方法の場
合、Ａ4/Ｅ1/Ｂ1のパスウエートは、スイッチリンクＡ4
とスイッチリンクＥ1の合計でパスウエートは0である。
々は、候補パス上のスイッチリンクのウエートの合計よ
りなるパスウエートを持つこともできる。この方法の場
合、Ａ4/Ｅ1/Ｂ1のパスウエートは、スイッチリンクＡ4
とスイッチリンクＥ1の合計でパスウエートは0である。
【００５４】表３、４、表５から表７及び図１に示した
ように、候補パスのそれぞれは、発信ステーシヨンに直
接接続されている入力ポートを持つスイッチで始まり、
候補パスの宛先候補に直接接続されている出力ポートを
持つスイッチで終わる一連の１つ又はそれ以上のスイッ
チよりなる。さらに、候補パスのそれぞれは、発信ステ
ーシヨンをはじめのスイッチの入力ポートに接続するス
テーシヨンリンクと、終わりのスイッチの出力ポートを
着信ステーシヨンに接続するステーシヨンリンクよりな
る。さらに、拡大された候補パスのそれぞれは、パスの
中のスイッチの出力ポートと別のスイッチの入力ポート
を接続する一つ又はそれ以上のスイッチリンクよりな
る。
ように、候補パスのそれぞれは、発信ステーシヨンに直
接接続されている入力ポートを持つスイッチで始まり、
候補パスの宛先候補に直接接続されている出力ポートを
持つスイッチで終わる一連の１つ又はそれ以上のスイッ
チよりなる。さらに、候補パスのそれぞれは、発信ステ
ーシヨンをはじめのスイッチの入力ポートに接続するス
テーシヨンリンクと、終わりのスイッチの出力ポートを
着信ステーシヨンに接続するステーシヨンリンクよりな
る。さらに、拡大された候補パスのそれぞれは、パスの
中のスイッチの出力ポートと別のスイッチの入力ポート
を接続する一つ又はそれ以上のスイッチリンクよりな
る。
【００５５】着信ステーシヨンＳＴ４にとっては、選択
されたパスに対応するルート信号は、その候補パスを形
成するスイッチリンクとステーシヨンリンクに接続され
ているスイッチ出力ポートＡ4、Ｅ1及びＢ0を指定して
いる一連のルート信号よりなる。
されたパスに対応するルート信号は、その候補パスを形
成するスイッチリンクとステーシヨンリンクに接続され
ているスイッチ出力ポートＡ4、Ｅ1及びＢ0を指定して
いる一連のルート信号よりなる。
【００５６】本発明によれば、着信ステーシヨンで終わ
る候補パスを選択するステップは、選択された候補パス
を形成するスイッチリンクのそれぞれのｗo mのウエート
を変えることにより行っても良い。例えば、選択された
候補パスを形成するスイッチリンクのウエートを変える
ステップは、選択された候補パスを形成するスイッチリ
ンクのそれぞれのウエートを定数ｋ’で増やしても良
い。例えば、ｋ’の値を＋１としても良い。
る候補パスを選択するステップは、選択された候補パス
を形成するスイッチリンクのそれぞれのｗo mのウエート
を変えることにより行っても良い。例えば、選択された
候補パスを形成するスイッチリンクのウエートを変える
ステップは、選択された候補パスを形成するスイッチリ
ンクのそれぞれのウエートを定数ｋ’で増やしても良
い。例えば、ｋ’の値を＋１としても良い。
【００５７】表８には、発信ステーシヨンＳＴ０から着
信ステーシヨンＳＴ４までの経路にＡ4/Ｅ1/Ｂ0を選択
した後に変更されたスイッチリンクのウエートを表す仮
説例を示す。
信ステーシヨンＳＴ４までの経路にＡ4/Ｅ1/Ｂ0を選択
した後に変更されたスイッチリンクのウエートを表す仮
説例を示す。
【表８】 この例では、スイッチＡの出力ポート４と、スイッチＥ
の出力ポート１に接続しているスイッチリンクのウエー
トが１に増している。選択されたパスに入っていないス
イッチリンクのウエートは０のままである。ここまで
で、ステーシヨンＳＴ０、ＳＴ１、ＳＴ２、ＳＴ３及び
ＳＴ４へのパスが選択された。表９から表１１に、表８
に示したパスウエートを持つ着信ステーシヨンＳＴ５か
らＳＴ１５までの第２の拡大された候補パスを示す。
の出力ポート１に接続しているスイッチリンクのウエー
トが１に増している。選択されたパスに入っていないス
イッチリンクのウエートは０のままである。ここまで
で、ステーシヨンＳＴ０、ＳＴ１、ＳＴ２、ＳＴ３及び
ＳＴ４へのパスが選択された。表９から表１１に、表８
に示したパスウエートを持つ着信ステーシヨンＳＴ５か
らＳＴ１５までの第２の拡大された候補パスを示す。
【表９】
【表１０】
【表１１】 表９から表１１では、拡大された候補パスのそれぞれ
は、候補パス上のスイッチリンクのウエートよりなるパ
スウエートを持っている。ステーシヨンＳＴ５をとって
みると、着信ステーシヨンＳＴ５で終わる候補パスが４
つある。これらは、スイッチ出力ポートＡ4/Ｅ1/Ｂ1、
Ａ5/Ｆ1/Ｂ1、Ａ6/Ｇ1/Ｂ1、及び、Ａ7/Ｈ1/Ｂ1であ
る。
は、候補パス上のスイッチリンクのウエートよりなるパ
スウエートを持っている。ステーシヨンＳＴ５をとって
みると、着信ステーシヨンＳＴ５で終わる候補パスが４
つある。これらは、スイッチ出力ポートＡ4/Ｅ1/Ｂ1、
Ａ5/Ｆ1/Ｂ1、Ａ6/Ｇ1/Ｂ1、及び、Ａ7/Ｈ1/Ｂ1であ
る。
【００５８】この方法の１つの具体化として、拡大され
た候補パスの１つのペアは、発信ステーシヨンから、パ
スが分岐する共通ブランチスイッチまで延びる共通のパ
スを持つ。もし、第１及び第２の候補パスを持つ共通ブ
ランチスイッチの出口に接続されている第１の候補パス
のスイッチリンクのウエートが、同じ第１及び第２の候
補パスを持つ共通ブランチスイッチの出口に接続されて
いる第２の候補パスのスイッチリンクのウエートよりも
より良い（例えば、値が小さい）場合には、第１の候補
パスのパスウエートは第２の候補パスのパスウエートよ
り良い。
た候補パスの１つのペアは、発信ステーシヨンから、パ
スが分岐する共通ブランチスイッチまで延びる共通のパ
スを持つ。もし、第１及び第２の候補パスを持つ共通ブ
ランチスイッチの出口に接続されている第１の候補パス
のスイッチリンクのウエートが、同じ第１及び第２の候
補パスを持つ共通ブランチスイッチの出口に接続されて
いる第２の候補パスのスイッチリンクのウエートよりも
より良い（例えば、値が小さい）場合には、第１の候補
パスのパスウエートは第２の候補パスのパスウエートよ
り良い。
【００５９】従って、候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ1及びＡ5/Ｆ1
/Ｂ1には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
1のパスウエートはスイッチリンクＡ４のウエート（ｗ
＝1）であり、候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ1のパスウエートはス
イッチリンクＡ5のウエート（ｗ＝0）であり、両方とも
共通ブランチスイッチの出口に接続されている。パスＡ
5/Ｆ1/Ｂ1は、パスＡ4/Ｅ1/Ｂ1よりも良い（この場合、
より小さい値）パスウエートを持っているので、候補パ
スＡ5/Ｆ1/Ｂ1が選択される。
/Ｂ1には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ4/Ｅ1/Ｂ
1のパスウエートはスイッチリンクＡ４のウエート（ｗ
＝1）であり、候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ1のパスウエートはス
イッチリンクＡ5のウエート（ｗ＝0）であり、両方とも
共通ブランチスイッチの出口に接続されている。パスＡ
5/Ｆ1/Ｂ1は、パスＡ4/Ｅ1/Ｂ1よりも良い（この場合、
より小さい値）パスウエートを持っているので、候補パ
スＡ5/Ｆ1/Ｂ1が選択される。
【００６０】同様に、候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ1及びＡ6/Ｇ1
/Ｂ1には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ
1のパスウエートはスイッチリンクＡ５のウエート（ｗ
＝0）であり、候補パスＡ6/Ｇ1/Ｂ1のパスウエートはス
イッチリンクＡ６のウエート（ｗ＝0）であり、両方と
も共通ブランチスイッチの出口に接続されている。これ
らの候補パスの両方ともパスウエートが０であるので、
どちらを選択してもよい。この例では、候補パスＡ5/Ｆ
1/Ｂ1が選択されている。
/Ｂ1には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ
1のパスウエートはスイッチリンクＡ５のウエート（ｗ
＝0）であり、候補パスＡ6/Ｇ1/Ｂ1のパスウエートはス
イッチリンクＡ６のウエート（ｗ＝0）であり、両方と
も共通ブランチスイッチの出口に接続されている。これ
らの候補パスの両方ともパスウエートが０であるので、
どちらを選択してもよい。この例では、候補パスＡ5/Ｆ
1/Ｂ1が選択されている。
【００６１】最後に、候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ1及びＡ7/Ｈ1
/Ｂ1には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ
1のパスウエートはスイッチリンクＡ５のウエート（ｗ
＝0）であり、候補パスＡ7/Ｈ1/Ｂ1のパスウエートはス
イッチリンクＡ７のウエート（ｗ＝0）であり、両方と
も共通ブランチスイッチの出口に接続されている。これ
らの候補パスの両方ともパスウエートが０であるので、
どちらを選択してもよい。この例では、候補パスＡ5/Ｆ
1/Ｂ1が再び選択され、選択されたパスＡ5/Ｆ1/Ｂ1に対
応する一連のルート信号が生成される。
/Ｂ1には、共通のパスが発信ステーシヨンＳＴ０からブ
ランチスイッチＡまで延びている。候補パスＡ5/Ｆ1/Ｂ
1のパスウエートはスイッチリンクＡ５のウエート（ｗ
＝0）であり、候補パスＡ7/Ｈ1/Ｂ1のパスウエートはス
イッチリンクＡ７のウエート（ｗ＝0）であり、両方と
も共通ブランチスイッチの出口に接続されている。これ
らの候補パスの両方ともパスウエートが０であるので、
どちらを選択してもよい。この例では、候補パスＡ5/Ｆ
1/Ｂ1が再び選択され、選択されたパスＡ5/Ｆ1/Ｂ1に対
応する一連のルート信号が生成される。
【００６２】別の方法として、拡大された候補パスの各
々は、候補パス上のスイッチリンクのウエートの合計よ
りなるパスウエートを持つこともできる。この方法の場
合、Ａ4/Ｅ1/Ｂ1のパスウエートは、スイッチリンクＡ
４とスイッチリンクＥ１の合計でパスウエートは２であ
る。この場合、パスＡ5/Ｆ1/Ｂ1、Ａ6/Ｇ1/Ｂ１、及び
Ａ7/Ｈ1/Ｂ1のウエートは０である。
々は、候補パス上のスイッチリンクのウエートの合計よ
りなるパスウエートを持つこともできる。この方法の場
合、Ａ4/Ｅ1/Ｂ1のパスウエートは、スイッチリンクＡ
４とスイッチリンクＥ１の合計でパスウエートは２であ
る。この場合、パスＡ5/Ｆ1/Ｂ1、Ａ6/Ｇ1/Ｂ１、及び
Ａ7/Ｈ1/Ｂ1のウエートは０である。
【００６３】上の例では、異なるパスに沿って、いくつ
かの宛先候補について数回見直しを行った。しかし、本
発明を具体化するにあたって望ましいのは、１つの宛先
候補で終わる１つ又はそれ以上の候補パスが見つかった
ときは、１番良いパスウエートを持つ候補パスだけを拡
大するのがよい。即ち、他のパスは拡大しない。また、
候補のパスは、１番良いものから１番悪いものへの順に
拡大するのが望ましい。この順で候補パスを延長する
と、着信ステーシヨンが見つかり次第、その着信ステー
シヨンへの候補パスが選択され、それに対応する一連の
ルート信号が生成される。
かの宛先候補について数回見直しを行った。しかし、本
発明を具体化するにあたって望ましいのは、１つの宛先
候補で終わる１つ又はそれ以上の候補パスが見つかった
ときは、１番良いパスウエートを持つ候補パスだけを拡
大するのがよい。即ち、他のパスは拡大しない。また、
候補のパスは、１番良いものから１番悪いものへの順に
拡大するのが望ましい。この順で候補パスを延長する
と、着信ステーシヨンが見つかり次第、その着信ステー
シヨンへの候補パスが選択され、それに対応する一連の
ルート信号が生成される。
【００６４】本発明による一連のルート信号を生成する
方法は、一連のルート信号をルートテーブルに記録し、
ルートテーブルから一連のルート信号を読みだし、電子
メッセージを作り出すことよりなる。表１２に、本発明
の方法によって生成したルートテーブルの仮説例を示
す。
方法は、一連のルート信号をルートテーブルに記録し、
ルートテーブルから一連のルート信号を読みだし、電子
メッセージを作り出すことよりなる。表１２に、本発明
の方法によって生成したルートテーブルの仮説例を示
す。
【表１２】 表１２で、ルートテーブルは、発信ステーシヨンと着信
ステーシヨンのそれぞれに対応するルート信号を持って
いる。ルート信号のそれぞれは、選択されたパスを形成
する通信ネットワークの中のリンクに接続するスイッチ
の出力ポートを指定している。表１２は、発信ステーシ
ヨンＳＴ０から着信ステーシヨンＳＴ１、ＳＴ２、ＳＴ
３、ＳＴ４、及びＳＴ５へのルートに選択されたパスを
示し、これらは、上に述べた方法により得られたもので
ある。図４に、図２で示したスイッチの中で使っている
ルート論理回路24の図式的例を示す。新しいメッセージ
がメッセージバッフア22に到着すると、メッセージバッ
フアはレデイ信号を状態マシン28に提供する。状態マシ
ンは、ラッチ30にメッセージ長バイトを与える。これ
は、長さエネーブル信号をラッチ30に、ゲット信号をメ
ッセージバッフア22に提供することによって行われる。
その後、状態マシンは最初のルートバイトをラッチ32に
与える。これは、ルートエネーブル信号をラッチ32に、
ゲット信号をメッセージバッフア22に提供することによ
って行われる。
ステーシヨンのそれぞれに対応するルート信号を持って
いる。ルート信号のそれぞれは、選択されたパスを形成
する通信ネットワークの中のリンクに接続するスイッチ
の出力ポートを指定している。表１２は、発信ステーシ
ヨンＳＴ０から着信ステーシヨンＳＴ１、ＳＴ２、ＳＴ
３、ＳＴ４、及びＳＴ５へのルートに選択されたパスを
示し、これらは、上に述べた方法により得られたもので
ある。図４に、図２で示したスイッチの中で使っている
ルート論理回路24の図式的例を示す。新しいメッセージ
がメッセージバッフア22に到着すると、メッセージバッ
フアはレデイ信号を状態マシン28に提供する。状態マシ
ンは、ラッチ30にメッセージ長バイトを与える。これ
は、長さエネーブル信号をラッチ30に、ゲット信号をメ
ッセージバッフア22に提供することによって行われる。
その後、状態マシンは最初のルートバイトをラッチ32に
与える。これは、ルートエネーブル信号をラッチ32に、
ゲット信号をメッセージバッフア22に提供することによ
って行われる。
【００６５】ラッチ32の中のルートフイールドの下のビ
ットＲ｛2..0｝が、マルチプレクサ34の「真」(1)の側
の入力に提供される。ラッチ32のルートフイールドの上
のビットＲ｛6..4｝がマルチプレクサ34の「補」(0)の
側の入力に提供される。ルートフイールドの選択ビット
Ｒ｛7｝がマルチプレクサの制御入力に提供される。
ットＲ｛2..0｝が、マルチプレクサ34の「真」(1)の側
の入力に提供される。ラッチ32のルートフイールドの上
のビットＲ｛6..4｝がマルチプレクサ34の「補」(0)の
側の入力に提供される。ルートフイールドの選択ビット
Ｒ｛7｝がマルチプレクサの制御入力に提供される。
【００６６】ルートフイールドの選択ビットＲ｛7｝が"
0"の場合、ルートフイールドの上のビットがスイッチ出
力ポートを選択する。ルートフイールドの選択ビットＲ
｛7｝が"1"の場合、ルートフイールドの下のビットがス
イッチ出力ポートを選択する。
0"の場合、ルートフイールドの上のビットがスイッチ出
力ポートを選択する。ルートフイールドの選択ビットＲ
｛7｝が"1"の場合、ルートフイールドの下のビットがス
イッチ出力ポートを選択する。
【００６７】ルートフイールドの選択ビットＲ｛7｝は
インバータ36によって反転され、ルートビットＲ｛6..
0｝と再び合体され、合体されたルートバイトは、マル
チプレクサ38の「補」(0)の側の入力に提供される。
インバータ36によって反転され、ルートビットＲ｛6..
0｝と再び合体され、合体されたルートバイトは、マル
チプレクサ38の「補」(0)の側の入力に提供される。
【００６８】同時に、ラッチ30にあるレングスバイトは
加算器40への１つの入力に提供される。ルートフイール
ドの選択ビットＲ｛7｝は、「補」(0)の入力に0の入力
信号を持ち、「真」(1)の入力に-1の入力信号を持つマ
ルチプレクサ42の制御入力に提供される。マルチプレク
サ42の出力は加算器40のもう一方の入力に提供される。
ルートフイールドの選択ビットが"0"の場合、加算器40
の出力は元の長さバイトである。ルートフイールドの選
択ビットが"1"の場合、加算器40の出力は元の長さバイ
ト、マイナス１である。
加算器40への１つの入力に提供される。ルートフイール
ドの選択ビットＲ｛7｝は、「補」(0)の入力に0の入力
信号を持ち、「真」(1)の入力に-1の入力信号を持つマ
ルチプレクサ42の制御入力に提供される。マルチプレク
サ42の出力は加算器40のもう一方の入力に提供される。
ルートフイールドの選択ビットが"0"の場合、加算器40
の出力は元の長さバイトである。ルートフイールドの選
択ビットが"1"の場合、加算器40の出力は元の長さバイ
ト、マイナス１である。
【００６９】ルートフイールドの選択ビットＲ{7｝は状
態マシン28の廃棄(discard)入力に提供される。ルート
フイールドの選択ビットＲ｛7｝が"1"の場合、状態マシ
ンは、マルチプレクサ38の「真」の入力側に選択(SELEC
T)信号を提供し、メッセージバッフア22にプット信号を
提供し、これにより、メッセージバッフアに減った長さ
バイトを記録し直す。ルートフイールドの選択ビットＲ
｛7｝が"0"の場合、状態マシンは先ずマルチプレクサ38
の「補」の入力側に選択（select)の補数信号を提供
し、メッセージバッフア22にプット信号を提供し、これ
により、メッセージの前にあるメッセージバッフア22に
修正されたルートバイトを記録し直す。その後、状態マ
シンは、マルチプレクサ38の「真」の入力側に選択信号
を提供し、メッセージバッフア22にプット信号を提供す
る。これにより、修正されたルートバイトの前にあるメ
ッセージバッフアに元の長さバイトを記録し直す。
態マシン28の廃棄(discard)入力に提供される。ルート
フイールドの選択ビットＲ｛7｝が"1"の場合、状態マシ
ンは、マルチプレクサ38の「真」の入力側に選択(SELEC
T)信号を提供し、メッセージバッフア22にプット信号を
提供し、これにより、メッセージバッフアに減った長さ
バイトを記録し直す。ルートフイールドの選択ビットＲ
｛7｝が"0"の場合、状態マシンは先ずマルチプレクサ38
の「補」の入力側に選択（select)の補数信号を提供
し、メッセージバッフア22にプット信号を提供し、これ
により、メッセージの前にあるメッセージバッフア22に
修正されたルートバイトを記録し直す。その後、状態マ
シンは、マルチプレクサ38の「真」の入力側に選択信号
を提供し、メッセージバッフア22にプット信号を提供す
る。これにより、修正されたルートバイトの前にあるメ
ッセージバッフアに元の長さバイトを記録し直す。
【００７０】図５に、図４に示したルート論理回路の為
の状態マシン28 の状態図を示す。
の状態マシン28 の状態図を示す。
【００７１】表９から表１１の例で、異なるパスに沿っ
て、いくつかの宛先候補について数回見直しを行った。
しかし、本発明を具体化するにあたって望ましいのは、
１つの宛先候補で終わる１つ又はそれ以上の候補のパス
が見つかったときは、１番良いパスウエートを持つ候補
のパスだけを拡大するのがよい。表１３は、修正された
リンクウエートを示し、表１４は、ステーションＳＴ０
及び表２に示す最初のリンクウエートから始めて、本発
明を応用して得られたルートを示したものである。
て、いくつかの宛先候補について数回見直しを行った。
しかし、本発明を具体化するにあたって望ましいのは、
１つの宛先候補で終わる１つ又はそれ以上の候補のパス
が見つかったときは、１番良いパスウエートを持つ候補
のパスだけを拡大するのがよい。表１３は、修正された
リンクウエートを示し、表１４は、ステーションＳＴ０
及び表２に示す最初のリンクウエートから始めて、本発
明を応用して得られたルートを示したものである。
【表１３】
【表１４】 表１３の例では、表１４に示すように、Ａ４のスイッチ
リンクウエートは、発信ステーシヨンＳＴ０から着信ス
テーシヨンに着くまでに、Ａ４が12回使われたことを示
している。同様に、Ｅ１のスイッチリンクウエートは、
着信ステーシヨンＳＴ４、ＳＴ５、ＳＴ６、ＳＴ７に着
くまでに、Ｅ１が４回使われたことを示している。
リンクウエートは、発信ステーシヨンＳＴ０から着信ス
テーシヨンに着くまでに、Ａ４が12回使われたことを示
している。同様に、Ｅ１のスイッチリンクウエートは、
着信ステーシヨンＳＴ４、ＳＴ５、ＳＴ６、ＳＴ７に着
くまでに、Ｅ１が４回使われたことを示している。
【００７２】表２に示す最初のリンクウエートと発信ス
テーシヨンをＳＴ１にして、上に述べた方法を続けて行
った結果として、表１５に修正された後のリンクウエー
トを、またそれに対応するルートテーブルを表１６に示
す。
テーシヨンをＳＴ１にして、上に述べた方法を続けて行
った結果として、表１５に修正された後のリンクウエー
トを、またそれに対応するルートテーブルを表１６に示
す。
【表１５】
【表１６】
【００７３】表１５の例からわかるように、ステーシヨ
ンＳＴ１のルートは、スイッチリンクＡ５を通るように
選ばれ、全ての経路はＡ４での混雑を防ぐために、Ａ４
でのスイッチリンクを避けている。表１３で示したよう
に、Ａ４は１２回使われているからである。
ンＳＴ１のルートは、スイッチリンクＡ５を通るように
選ばれ、全ての経路はＡ４での混雑を防ぐために、Ａ４
でのスイッチリンクを避けている。表１３で示したよう
に、Ａ４は１２回使われているからである。
【００７４】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように、複数
のスイッチとリンクからなるネットワークを通して、電
子メッセージを発信ステーションから着信ステーション
に送るときに、通信のルートを割り当て、ネットワーク
を効率良く使用する方法を提供するものである。
のスイッチとリンクからなるネットワークを通して、電
子メッセージを発信ステーションから着信ステーション
に送るときに、通信のルートを割り当て、ネットワーク
を効率良く使用する方法を提供するものである。
【図１】図１は、本発明による電子メッセージを送る方
法に使う通信ネットワークの例のブロック図を示す。
法に使う通信ネットワークの例のブロック図を示す。
【図２】図２は、図１の通信ネットワークの中で使うス
イッチの例のブロック図を示す。
イッチの例のブロック図を示す。
【図３】図３は、本発明の方法で使う電子メッセージの
例を図式的に示す。
例を図式的に示す。
【図４】図４は、図２のスイッチで使うルート論理回路
の例を図式的に示す。
の例を図式的に示す。
【図５】図５は、図４で示したルート論理回路の状態マ
シンの状態図の例を示す。
シンの状態図の例を示す。
２０ クロスバ ２２ メッセージバッフア ２４ ルート論理 ２６ 仲裁回路 ２８ 状態マシン ３０、３２ ラッチ ３４、３８、４２ マルチプレクサ ４０ 加算器
Claims (6)
- 【請求項１】 電子メッセージを複数のスイッチとリン
クとからなるネットワークを通して発信ステーションか
ら着信ステーションに送る方法で、 各ルート信号が複数のスイッチよりなるネットワークの
中のスイッチの出力ポートを指定する一連の１つ又はそ
れ以上のルート信号を生成し、 一連の上記ルート信号よりなる電子メッセージを生成
し、 一連の１つ又はそれ以上のスイッチのそれぞれに逐次的
に上記メッセージを送り、 上記各スイッチは上記メッセージの中のルート信号を読
み、上記メッセージを上記ルート信号により指定される
出力ポートに接続されている入力ポートを持つスイッチ
又はステーションに送るステップを含み、 上記の一連のルート信号を生成するステップは、 スイッチｍの出力ポートｏmを別のスイッチの入力ポー
トに接続するスイッチリンクのそれぞれのウエートｗo m
を記録し、 スイッチネットワークの中の発信ステーションで始まり
最初の宛先候補で終わる１つ又はそれ以上の候補パスを
指定し、ここで該最初の宛先候補のそれぞれは、発信ス
テーションに直接接続されている入力ポートを持つスイ
ッチの出力ポートに直接接続されている入力ポートを持
つスイッチ又はステーションよりなり、 １つ又はそれ以上の上記宛先候補が着信ステーションで
ある場合、該着信ステーションで終わる候補パスを選択
し、該候補パスに対応する一連のルート信号を生成し、 そうでない場合即ち、上記宛先候補のどれもが着信ステ
ーションでない場合、スイッチネットワークの中で、発
信ステーションで始まり次の宛先候補で終わる１つ又は
それ以上の拡大された候補パスを指定し、ここで該次の
宛先候補のそれぞれは、その前の宛先候補の出力ポート
に直接接続されている入力ポートを持つスイッチ又はス
テーションからなり、拡大された候補パスのそれぞれは
該候補パスに沿ったスイッチリンクのウエートよりなる
パスウエートを持ち、 その後即ち、１つ又はそれ以上の宛先候補が着信ステー
ションの場合、着信ステーションで終わり、かつ着信ス
テーションで終わる他のどの候補パスのパスウエートに
等しいかより良いパスウエートを持つ候補パスを選択
し、選択された候補パスに対応する一連のルート信号を
生成することからなる方法。 - 【請求項２】 スイッチリンクのウエートを記録するス
テップが、スイッチｍの出力ポートｏmに接続する各ス
イッチリンクのウエートｗo mに定数であるｋの最初の値
を記録することを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 着信ステーションで終わる候補パスを選
択するステップが、選択された候補パスを形成する各ス
イッチリンクのウエートｗo mを変えることを特徴とする
請求項１に記載の方法。 - 【請求項４】 選択された候補パスを形成するスイッチ
リンクのウエートを変えるステップが、選択された候補
パスを形成する各スイッチリンクのウエートを定数であ
るｋ’で増やすことを特徴とする請求項１に記載の方
法。 - 【請求項５】 拡大された候補パスが、該候補パスに沿
ったスイッチリンクのウエートの合計値からなるパスウ
エートを持つことを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項６】 電子メッセージの通信経路を複数のスイ
ッチとリンクとからなるネットワークを通して発信ステ
ーションから着信ステーションまで割り当てる方法で、 スイッチｍの出力ポートｏmを別のスイッチの入力ポー
トに接続するスイッチリンクのそれぞれのウエートｗo m
を記録し、 スイッチネットワークの中の発信ステーションで始まり
最初の宛先候補で終わる１つ又はそれ以上の候補パスを
指定し、ここで該最初の宛先候補のそれぞれは、発信ス
テーションに直接接続されている入力ポートを持つスイ
ッチの出力ポートに直接接続されている入力ポートを持
つスイッチ又はステーションよりなり、 １つ又はそれ以上の上記宛先候補が着信ステーションで
ある場合、該着信ステーションで終わる候補パスを選択
し、該候補パスに対応する一連のルート信号を生成し、 そうでない場合即ち、上記宛先候補のどれもが着信ステ
ーションでない場合、スイッチネットワークの中で、発
信ステーションで始まり次の宛先候補で終わる１つ又は
それ以上の拡大された候補パスを指定し、ここで該次の
宛先候補のそれぞれは、その前の宛先候補の出力ポート
に直接接続されている入力ポートを持つスイッチ又はス
テーションからなり、拡大された候補パスのそれぞれは
該候補パスに沿ったスイッチリンクのウエートよりなる
パスウエートを持ち、 その後即ち、１つ又はそれ以上の宛先候補が着信ステー
ションの場合、着信ステーションで終わり、かつ着信ス
テーションで終わる他のどの候補パスのパスウエートに
等しいかより良いパスウエートを持つ候補パスを選択
し、選択された候補パスに対応する一連のルート信号を
生成することからなる方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/969,690 US5355364A (en) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | Method of routing electronic messages |
| US07/969,690 | 1992-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06203001A true JPH06203001A (ja) | 1994-07-22 |
| JP3033927B2 JP3033927B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=25515864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22959493A Expired - Fee Related JP3033927B2 (ja) | 1992-10-30 | 1993-08-24 | 電子メッセージを複数のスイッチとリンクとからなるネットワークを通して発信ステーションから着信ステーションに送る方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5355364A (ja) |
| EP (1) | EP0595751B1 (ja) |
| JP (1) | JP3033927B2 (ja) |
| CA (1) | CA2099412C (ja) |
| DE (1) | DE69318928T2 (ja) |
Families Citing this family (42)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5694546A (en) | 1994-05-31 | 1997-12-02 | Reisman; Richard R. | System for automatic unattended electronic information transport between a server and a client by a vendor provided transport software with a manifest list |
| WO1996005677A1 (en) * | 1994-08-12 | 1996-02-22 | Sony Corporation | Digital data transfer apparatus |
| US6002455A (en) * | 1994-08-12 | 1999-12-14 | Sony Corporation | Digital data transfer apparatus using packets with start and end synchronization code portions and a payload portion |
| US5721820A (en) * | 1995-09-11 | 1998-02-24 | International Business Machines Corporation | System for adaptively routing data in switching network wherein source node generates routing message identifying one or more routes form switch selects |
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| US6279826B1 (en) | 1996-11-29 | 2001-08-28 | Diebold, Incorporated | Fault monitoring and notification system for automated banking |
| US5984178A (en) | 1996-11-29 | 1999-11-16 | Diebold, Incorporated | Fault monitoring and notification system for automated banking machines |
| US7161937B1 (en) * | 1996-12-13 | 2007-01-09 | Intel Corporation | Method and apparatus for routing encoded signals through a network |
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| US6023471A (en) * | 1997-10-07 | 2000-02-08 | Extreme Networks | Network interconnect device and protocol for communicating data among packet forwarding devices |
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