JPH06202932A - Dramアクセス信号タイミング生成回路 - Google Patents
Dramアクセス信号タイミング生成回路Info
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- JPH06202932A JPH06202932A JP71993A JP71993A JPH06202932A JP H06202932 A JPH06202932 A JP H06202932A JP 71993 A JP71993 A JP 71993A JP 71993 A JP71993 A JP 71993A JP H06202932 A JPH06202932 A JP H06202932A
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- dram
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、DRAMへの高速なアクセスを可能
とするDRAMアクセス信号タイミング生成回路を提供
することにある。 【構成】システムクロックに同期し、プロセッサ側から
のDRAM領域に対するアクセス信号がアクティブのと
き、DRAMに対して所定のタイミングでロウアドレス
ストローブ信号、カラムアドレスストローブ信号を出力
するDRAM制御回路のDRAMアクセス信号タイミン
グ生成回路において、前記アクセス信号がアクティブの
とき、システムクロックの変化点に同期して動作開始
し、ロウアドレスストローブ信号を発生すると共に、次
の1周期後のシステムクロック変化点にてカラムアドレ
スストローブ信号を出力するタイミング発生手段6Aを設
けて構成する。
とするDRAMアクセス信号タイミング生成回路を提供
することにある。 【構成】システムクロックに同期し、プロセッサ側から
のDRAM領域に対するアクセス信号がアクティブのと
き、DRAMに対して所定のタイミングでロウアドレス
ストローブ信号、カラムアドレスストローブ信号を出力
するDRAM制御回路のDRAMアクセス信号タイミン
グ生成回路において、前記アクセス信号がアクティブの
とき、システムクロックの変化点に同期して動作開始
し、ロウアドレスストローブ信号を発生すると共に、次
の1周期後のシステムクロック変化点にてカラムアドレ
スストローブ信号を出力するタイミング発生手段6Aを設
けて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDRAM(ダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリ)アクセス制御を、シス
テムクロックに同期して実行するDRAMアクセス信号
タイミング生成回路に関するものである。
・ランダム・アクセス・メモリ)アクセス制御を、シス
テムクロックに同期して実行するDRAMアクセス信号
タイミング生成回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサなどのプロセッサ
(CPU)により、DRAMをアクセスする際にはアド
レスデータをDRAMに与え、目的のアドレスを特定す
るが、CPUからの当該アドレスデータは通常多重化さ
れている。
(CPU)により、DRAMをアクセスする際にはアド
レスデータをDRAMに与え、目的のアドレスを特定す
るが、CPUからの当該アドレスデータは通常多重化さ
れている。
【0003】従って、DRAMをアクセスする場合、ロ
ウ(列)アドレスストローブ“/CAS信号”(/は負
論理アクティブであることを示す)、カラム(行)アド
レスストローブ“/RAS信号”が必要である。すなわ
ち、列アドレスストローブはDRAMに用いられるクロ
ック信号の一つであり、DRAMに入って来る多重化さ
れたアドレス信号のうち、列アドレスの取り込みを制御
すると同時に列デコーダ、出力バッファ、データ入力回
路等を制御するのに使用される。また、行アドレススト
ローブは多重化されたアドレス信号のうち、行アドレス
の取り込みと、行デコーダおよびセンスアンプの制御に
使用される。
ウ(列)アドレスストローブ“/CAS信号”(/は負
論理アクティブであることを示す)、カラム(行)アド
レスストローブ“/RAS信号”が必要である。すなわ
ち、列アドレスストローブはDRAMに用いられるクロ
ック信号の一つであり、DRAMに入って来る多重化さ
れたアドレス信号のうち、列アドレスの取り込みを制御
すると同時に列デコーダ、出力バッファ、データ入力回
路等を制御するのに使用される。また、行アドレススト
ローブは多重化されたアドレス信号のうち、行アドレス
の取り込みと、行デコーダおよびセンスアンプの制御に
使用される。
【0004】従って、DRAMアクセス信号タイミング
生成回路を用いて、“/RAS”および“/CAS”の
生成タイミングを制御するようにし、正しくアクセスで
きるようにする。ところで、従来の同期式DRAMアク
セス信号タイミング生成回路は、例えば、図3に示す如
き構成を採用しており、同期用システムクロックの立上
がりあるいは立下がりのいずれか一方のみに同期して動
作するように構成されていた。
生成回路を用いて、“/RAS”および“/CAS”の
生成タイミングを制御するようにし、正しくアクセスで
きるようにする。ところで、従来の同期式DRAMアク
セス信号タイミング生成回路は、例えば、図3に示す如
き構成を採用しており、同期用システムクロックの立上
がりあるいは立下がりのいずれか一方のみに同期して動
作するように構成されていた。
【0005】すなわち、図3はDRAM制御回路であ
り、図3において、1はデコーダ、2はアービタ、3は
DRAMアクセス有効決定部、4はリフレッシュタイマ
部である。上記のデコーダ1はCPUとはアドレス信号
線およびそのイネーブル信号線と接続されており、アド
レス信号線にDRAM領域のアクセスのためのアドレス
信号(アドレスデータ)11があり、かつ、イネーブル
信号線にイネーブル出力12があるとき、DRAMアク
セス信号を出力するものである。
り、図3において、1はデコーダ、2はアービタ、3は
DRAMアクセス有効決定部、4はリフレッシュタイマ
部である。上記のデコーダ1はCPUとはアドレス信号
線およびそのイネーブル信号線と接続されており、アド
レス信号線にDRAM領域のアクセスのためのアドレス
信号(アドレスデータ)11があり、かつ、イネーブル
信号線にイネーブル出力12があるとき、DRAMアク
セス信号を出力するものである。
【0006】すなわち、アドレス信号線はCPUからの
アドレス信号11を伝達するものであり、また、イネー
ブル信号線はCPUからアドレスのイネーブル出力12
を伝達するものであって、イネーブル信号線にイネーブ
ル出力12があるとき、デコーダ1はアドレス信号線の
アドレス信号11をデコードし、CPUがDRAMの割
り付けられたアドレス領域をアクセスするアドレスデー
タである場合にDRAMアクセス信号線にDRAMアク
セス信号13を出力するものである。デコーダ1はDR
AMアクセス信号13出力をDRAMアクセス信号線を
介してアービタ2とDRAMアクセス有効決定部3に供
給するようにしてある。また、リフレッシュタイマ部4
はDRAMのリフレシュサイクルを管理して、DRAM
のリフレシュ時間において信号を出力するものであり、
システムクロック61を入力として動作する。
アドレス信号11を伝達するものであり、また、イネー
ブル信号線はCPUからアドレスのイネーブル出力12
を伝達するものであって、イネーブル信号線にイネーブ
ル出力12があるとき、デコーダ1はアドレス信号線の
アドレス信号11をデコードし、CPUがDRAMの割
り付けられたアドレス領域をアクセスするアドレスデー
タである場合にDRAMアクセス信号線にDRAMアク
セス信号13を出力するものである。デコーダ1はDR
AMアクセス信号13出力をDRAMアクセス信号線を
介してアービタ2とDRAMアクセス有効決定部3に供
給するようにしてある。また、リフレッシュタイマ部4
はDRAMのリフレシュサイクルを管理して、DRAM
のリフレシュ時間において信号を出力するものであり、
システムクロック61を入力として動作する。
【0007】アービタ2は調停回路であり、DRAMア
クセス信号線の出力13とリフレッシュタイマ部4の出
力を入力として調停信号を出力するものである。例え
ば、アービタ2は調停結果が“L”のとき、アクセスサ
イクル有効、“H”のときリフレッシュサイクル有効と
し、アクセスもリフレッシュ要求もない場合は、アクセ
ス有効の論理であるものとする。
クセス信号線の出力13とリフレッシュタイマ部4の出
力を入力として調停信号を出力するものである。例え
ば、アービタ2は調停結果が“L”のとき、アクセスサ
イクル有効、“H”のときリフレッシュサイクル有効と
し、アクセスもリフレッシュ要求もない場合は、アクセ
ス有効の論理であるものとする。
【0008】DRAMアクセス有効決定部3はDRAM
のアクセスが有効である時点を決定する回路であり、デ
コーダ1の出力と、アービタ2の出力のノア論理をとる
ものである。リフレッシュタイマ4はシステムクロック
61に基づいて一定間隔でリフレッシュサイクル要求を
発生するものである。
のアクセスが有効である時点を決定する回路であり、デ
コーダ1の出力と、アービタ2の出力のノア論理をとる
ものである。リフレッシュタイマ4はシステムクロック
61に基づいて一定間隔でリフレッシュサイクル要求を
発生するものである。
【0009】リフレッシュタイミングジェネレータ5
は、アービタ2の出力とシステムクロック61に基づい
て列(ロウ)およ行(カラム)用のリフレッシュタイミ
ング信号“/REFRAS”と“/REFCAS”を出
力するものであり、DRAMアクセス信号タイミング制
御部6はDフリップフロップを2連、直列に接続した構
成であり、DRAMアクセス有効決定部3からのDRA
Mアクセス有効信号と、システムクロック61に基づい
てアクセスタイミング信号“/AccRAS”と“/A
ccCAS”の信号を出力するものである。
は、アービタ2の出力とシステムクロック61に基づい
て列(ロウ)およ行(カラム)用のリフレッシュタイミ
ング信号“/REFRAS”と“/REFCAS”を出
力するものであり、DRAMアクセス信号タイミング制
御部6はDフリップフロップを2連、直列に接続した構
成であり、DRAMアクセス有効決定部3からのDRA
Mアクセス有効信号と、システムクロック61に基づい
てアクセスタイミング信号“/AccRAS”と“/A
ccCAS”の信号を出力するものである。
【0010】また、制御信号出力部7は、これらリフレ
ッシュタイミング信号“/REFRAS”と“/REF
CAS”およびアクセスタイミング信号“/AccRA
S”と“/AccCAS”に基づいて、“/RAS”出
力71、“/CAS”出力72とアドレスマルチプレク
サ8への選択信号73を出力するものである。
ッシュタイミング信号“/REFRAS”と“/REF
CAS”およびアクセスタイミング信号“/AccRA
S”と“/AccCAS”に基づいて、“/RAS”出
力71、“/CAS”出力72とアドレスマルチプレク
サ8への選択信号73を出力するものである。
【0011】アドレスマルチプレクサ8はCPUからの
多重化アドレス信号81と、選択信号73とを受けて、
ロウカラム多重アドレス信号82を選択抽出してDRA
Mへ送るものである。
多重化アドレス信号81と、選択信号73とを受けて、
ロウカラム多重アドレス信号82を選択抽出してDRA
Mへ送るものである。
【0012】このような構成のRAM制御回路は、CP
Uからのアドレス信号11がアドレス信号線を介して伝
達され、また、CPUからのイネーブル信号12がイネ
ーブル信号線を介してデコーダ1に入力される。従っ
て、イネーブル信号線にイネーブル出力12があり、か
つアドレス信号11がDRAMの割り付けられたアドレ
ス領域をアクセスするアドレスデータであるとき、デコ
ーダ1はDRAMアクセス信号線にDRAMアクセス信
号13を出力する。このDRAMアクセス信号はアービ
タ2とDRAMアクセス有効決定部3に供給される。
Uからのアドレス信号11がアドレス信号線を介して伝
達され、また、CPUからのイネーブル信号12がイネ
ーブル信号線を介してデコーダ1に入力される。従っ
て、イネーブル信号線にイネーブル出力12があり、か
つアドレス信号11がDRAMの割り付けられたアドレ
ス領域をアクセスするアドレスデータであるとき、デコ
ーダ1はDRAMアクセス信号線にDRAMアクセス信
号13を出力する。このDRAMアクセス信号はアービ
タ2とDRAMアクセス有効決定部3に供給される。
【0013】一方、リフレッシュタイマ部4はシステム
クロック61を入力として動作し、DRAMのリフレシ
ュサイクルを管理して、DRAMのリフレシュ時間にお
いて信号をアービタ2に出力する。
クロック61を入力として動作し、DRAMのリフレシ
ュサイクルを管理して、DRAMのリフレシュ時間にお
いて信号をアービタ2に出力する。
【0014】そして、アービタ2はこれらの入力信号を
元に、DRAMのリフレシュ時間外において、DRAM
アクセス信号があるとき、及びアクセスもリフレッシュ
要求もないときにアクセスサイクル有効の調停信号を出
力する。
元に、DRAMのリフレシュ時間外において、DRAM
アクセス信号があるとき、及びアクセスもリフレッシュ
要求もないときにアクセスサイクル有効の調停信号を出
力する。
【0015】このアクセスサイクル有効の調停信号はD
RAMアクセス有効決定部3とリフレッシュタイミング
ジェネレータ5に与えられ、この信号とデコーダ1から
の出力を受けたDRAMアクセス有効決定部3はプリセ
ット入力31をを解除する。
RAMアクセス有効決定部3とリフレッシュタイミング
ジェネレータ5に与えられ、この信号とデコーダ1から
の出力を受けたDRAMアクセス有効決定部3はプリセ
ット入力31をを解除する。
【0016】DRAMアクセス信号タイミングジェネレ
ータ6はプリセット入力31が解除されるとシリアル入
力が“L”レベルに固定されているので、システムクロ
ック61の最初の立上がり点で第1段出力のQ1出力
(アクセス時の“/RAS”信号)62´が“L”レベ
ルとなり、次の立上がり点でQ2出力(アクセス時の
“/CAS”信号)63´が“L”レベルとなる。
ータ6はプリセット入力31が解除されるとシリアル入
力が“L”レベルに固定されているので、システムクロ
ック61の最初の立上がり点で第1段出力のQ1出力
(アクセス時の“/RAS”信号)62´が“L”レベ
ルとなり、次の立上がり点でQ2出力(アクセス時の
“/CAS”信号)63´が“L”レベルとなる。
【0017】従って、最初のシステムクロックの立上が
りにより、“/AccRAS”を、そして、次のシステ
ムクロックの立上がりにより、“/AccCAS”を出
力する。
りにより、“/AccRAS”を、そして、次のシステ
ムクロックの立上がりにより、“/AccCAS”を出
力する。
【0018】DRAM制御信号出力部7は“/AccR
AS”により“/RAS”信号を出力し、“/AccC
AS”により、“/CAS”を出力する一方、選択制御
信号線73に選択制御信号を出力する。アドレスマルチ
プレクサ8はこの選択制御信号を受けて、入力されてい
るCPUからの多重化アドレス信号を通し、ロウカラム
アドレスの多重アドレス信号としてDRAMに与える。
AS”により“/RAS”信号を出力し、“/AccC
AS”により、“/CAS”を出力する一方、選択制御
信号線73に選択制御信号を出力する。アドレスマルチ
プレクサ8はこの選択制御信号を受けて、入力されてい
るCPUからの多重化アドレス信号を通し、ロウカラム
アドレスの多重アドレス信号としてDRAMに与える。
【0019】このようにして、アクセスサイクル有効の
調停信号が出力されている時は、調停信号の出力期間の
最初のクロックパルスを受けた時点からRASアクセス
タイムに入り、列カラムが決定され、次のクロックパル
スを受けた時点でCASアクセスタイムに入り、行カラ
ムが決定され、さらにその次のクロックパルスによりリ
ード・ライトに入る。
調停信号が出力されている時は、調停信号の出力期間の
最初のクロックパルスを受けた時点からRASアクセス
タイムに入り、列カラムが決定され、次のクロックパル
スを受けた時点でCASアクセスタイムに入り、行カラ
ムが決定され、さらにその次のクロックパルスによりリ
ード・ライトに入る。
【0020】CPUはシステムクロック61を2分周し
たCPUクロックにて動作し、このCPUクロックをマ
シンサイクルとして、数マシンサイクルで1命令を実行
する仕組みになっており、アドレスイネーブルの後、デ
ータの読出し開始時点は図4に示すように、2マシンサ
イクル目の立ち下がりであり、データのセットアップタ
イムに余裕がない。
たCPUクロックにて動作し、このCPUクロックをマ
シンサイクルとして、数マシンサイクルで1命令を実行
する仕組みになっており、アドレスイネーブルの後、デ
ータの読出し開始時点は図4に示すように、2マシンサ
イクル目の立ち下がりであり、データのセットアップタ
イムに余裕がない。
【0021】なお、DRAMのリフレッシュ期間はリフ
レッシュタイミングジェネレータ5より、リフレッシュ
タイミング信号“/REFRAS”と“/REFCA
S”が出力され、DRAMのリフレッシュが行われる
が、リフレッシュタイミング信号“/REFRAS”と
“/REFCAS”はDRAM制御信号出力部7にも与
えられ、DRAM制御信号出力部7はこの信号のある期
間はアクセスるために、“/RAS”と“/CAS”は
出力されない。
レッシュタイミングジェネレータ5より、リフレッシュ
タイミング信号“/REFRAS”と“/REFCA
S”が出力され、DRAMのリフレッシュが行われる
が、リフレッシュタイミング信号“/REFRAS”と
“/REFCAS”はDRAM制御信号出力部7にも与
えられ、DRAM制御信号出力部7はこの信号のある期
間はアクセスるために、“/RAS”と“/CAS”は
出力されない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】このように図3のRA
M制御回路では、リフレッシュサイクルとの競合がない
場合にはCPUからのDRAMアクセス信号入力をシス
テムクロックの立上がりでとらえて、“/RAS”信号
71を出力し、更にシステムクロック次の立上がりで
“/CAS”信号72を出力するようにしている。
M制御回路では、リフレッシュサイクルとの競合がない
場合にはCPUからのDRAMアクセス信号入力をシス
テムクロックの立上がりでとらえて、“/RAS”信号
71を出力し、更にシステムクロック次の立上がりで
“/CAS”信号72を出力するようにしている。
【0023】ここでデコーダ1のゲート遅延等により、
図4のようにCPU側からのDRAMアクセス信号13
が、クロックの立上がり直後に入力された時、アクセス
実行時のRAS信号であるQA 信号62´の出力が、約
1クロック遅れてしまい、CPUからのDRAMアクセ
スをノーウェイトで実行すると、例えば、DRAMの
“/RAS”信号のアクセスタイムが100ns、シス
テムクロックが20MHz程度の一般的なシステムを考
えた場合、CPUのリードデータサンプル点EでDRA
Mからのリードデータのセットアップタイムが確保でき
ず、アクセスミスを誘発する不具合がある。
図4のようにCPU側からのDRAMアクセス信号13
が、クロックの立上がり直後に入力された時、アクセス
実行時のRAS信号であるQA 信号62´の出力が、約
1クロック遅れてしまい、CPUからのDRAMアクセ
スをノーウェイトで実行すると、例えば、DRAMの
“/RAS”信号のアクセスタイムが100ns、シス
テムクロックが20MHz程度の一般的なシステムを考
えた場合、CPUのリードデータサンプル点EでDRA
Mからのリードデータのセットアップタイムが確保でき
ず、アクセスミスを誘発する不具合がある。
【0024】この不具合を解決すべく、DRAMアクセ
スにウェイトステート挿入し、DRAMからのリードデ
ータのセットアップタイムを確保しようとすると、CP
UからDRAM領域へのアクセス時間が長くなり、結果
的にシステムの性能が落ちてしまい、標準的なシステム
に対してさえも対応しきれないと云う問題が生じる。
スにウェイトステート挿入し、DRAMからのリードデ
ータのセットアップタイムを確保しようとすると、CP
UからDRAM領域へのアクセス時間が長くなり、結果
的にシステムの性能が落ちてしまい、標準的なシステム
に対してさえも対応しきれないと云う問題が生じる。
【0025】このように、従来の方式では同期用のシス
テムクロックの立上がりあるいは立下がりのいずれか一
方のみに、同期して動作する構成となっているために、
CPU側からのDRAMアクセス信号がクロックのサン
プル点直後に入力された場合は約1クロック分、“/R
AS”,“/CAS”信号が遅延し、アクセスミスが発
生することから、高速化できないと云う問題があった。
テムクロックの立上がりあるいは立下がりのいずれか一
方のみに、同期して動作する構成となっているために、
CPU側からのDRAMアクセス信号がクロックのサン
プル点直後に入力された場合は約1クロック分、“/R
AS”,“/CAS”信号が遅延し、アクセスミスが発
生することから、高速化できないと云う問題があった。
【0026】そこで、この発明の目的とするところは、
DRAMアクセス信号の入力後、速やかに“/RA
S”,“/CAS”信号を発生させることができて、D
RAMへの高速なアクセスを可能とするDRAMアクセ
ス信号タイミング生成回路を提供することにある。
DRAMアクセス信号の入力後、速やかに“/RA
S”,“/CAS”信号を発生させることができて、D
RAMへの高速なアクセスを可能とするDRAMアクセ
ス信号タイミング生成回路を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。すなわち、システム
クロックに同期し、プロセッサ側からのダイナミックR
AM(DRAM)領域に対するアクセス信号がアクティ
ブのとき、DRAMに対して所定のタイミングでロウア
ドレスストローブ信号、カラムアドレスストローブ信号
を出力するDRAM制御回路のDRAMアクセス信号タ
イミング生成回路において、前記アクセス信号がアクテ
ィブのとき、システムクロックの変化点に同期して動作
開始し、ロウアドレスストローブ信号を発生すると共
に、次の1周期後のシステムクロック変化点にてカラム
アドレスストローブ信号を出力するタイミング発生手段
を設けて構成する。
め、本発明は次のように構成する。すなわち、システム
クロックに同期し、プロセッサ側からのダイナミックR
AM(DRAM)領域に対するアクセス信号がアクティ
ブのとき、DRAMに対して所定のタイミングでロウア
ドレスストローブ信号、カラムアドレスストローブ信号
を出力するDRAM制御回路のDRAMアクセス信号タ
イミング生成回路において、前記アクセス信号がアクテ
ィブのとき、システムクロックの変化点に同期して動作
開始し、ロウアドレスストローブ信号を発生すると共
に、次の1周期後のシステムクロック変化点にてカラム
アドレスストローブ信号を出力するタイミング発生手段
を設けて構成する。
【0028】
【作用】上記の構成において、プロセッサ側からDRA
M領域に対するアクセス信号がアクティブのとき、DR
AMに対して所定のタイミングでロウアドレスストロー
ブ、カラムアドレスストローブを出力し、DRAMのロ
ウアドレス、カラムアドレスのアクセスを制御するが、
プロセッサからのDRAM領域に対するアクセス信号が
アクティブのとき、前記タイミング発生手段はシステム
クロックの変化点に同期して動作し、ロウアドレススト
ローブ信号を発生すると共に、次の1周期後のシステム
クロック変化点にてカラムアドレスストローブ信号を出
力する。
M領域に対するアクセス信号がアクティブのとき、DR
AMに対して所定のタイミングでロウアドレスストロー
ブ、カラムアドレスストローブを出力し、DRAMのロ
ウアドレス、カラムアドレスのアクセスを制御するが、
プロセッサからのDRAM領域に対するアクセス信号が
アクティブのとき、前記タイミング発生手段はシステム
クロックの変化点に同期して動作し、ロウアドレススト
ローブ信号を発生すると共に、次の1周期後のシステム
クロック変化点にてカラムアドレスストローブ信号を出
力する。
【0029】このように、タイミング発生手段は前記ア
クティブのとき、システムクロックの変化点すなわち、
システムクロックの立上がり、立ち下がりのいずれの変
化点でも同期して動作開始するようにし、最初の動作時
にロウアドレスストローブ信号を、そして、システムク
ロック1周期後にカラムアドレスストローブ信号を出力
するようにしたことにより、DRAMアクセス信号入力
がアクティブ(有効)となった時点からロウアドレスス
トローブがアクティブ(有効)となるまでの最大ディレ
ータイムは、従来のシステムクロック1クロック分か
ら、1/2クロックに短縮され、その分、プロセッサに
おけるリードデータサンプル点までのアクセスタイムを
確保することができる。
クティブのとき、システムクロックの変化点すなわち、
システムクロックの立上がり、立ち下がりのいずれの変
化点でも同期して動作開始するようにし、最初の動作時
にロウアドレスストローブ信号を、そして、システムク
ロック1周期後にカラムアドレスストローブ信号を出力
するようにしたことにより、DRAMアクセス信号入力
がアクティブ(有効)となった時点からロウアドレスス
トローブがアクティブ(有効)となるまでの最大ディレ
ータイムは、従来のシステムクロック1クロック分か
ら、1/2クロックに短縮され、その分、プロセッサに
おけるリードデータサンプル点までのアクセスタイムを
確保することができる。
【0030】従って、この発明によれば、DRAMアク
セス信号の入力後、速やかにロウアドレスストローブ信
号(/RAS),カラムアドレスストローブ信号(/C
AS)を発生させることが可能となり、DRAMへの高
速なアクセスが可能となるDRAMアクセス信号タイミ
ング生成回路を提供することができる。
セス信号の入力後、速やかにロウアドレスストローブ信
号(/RAS),カラムアドレスストローブ信号(/C
AS)を発生させることが可能となり、DRAMへの高
速なアクセスが可能となるDRAMアクセス信号タイミ
ング生成回路を提供することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0032】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、1はデコードを行うデコーダ、
2はアービタ、3はDRAMアクセス有効決定部、11
はアドレス信号線を介して図示しないCPUからデコー
ダ1に与えられるアドレス信号、12はアドレス信号1
1のイネーブル信号、13はデコーダ1からの出力であ
って、アービタ2およびDRAMアクセス有効決定部3
に与えられるDRAMアクセス信号である。
である。図1において、1はデコードを行うデコーダ、
2はアービタ、3はDRAMアクセス有効決定部、11
はアドレス信号線を介して図示しないCPUからデコー
ダ1に与えられるアドレス信号、12はアドレス信号1
1のイネーブル信号、13はデコーダ1からの出力であ
って、アービタ2およびDRAMアクセス有効決定部3
に与えられるDRAMアクセス信号である。
【0033】また、31はDRAMアクセス有効決定部
3からDRAMアクセスタイミングジェネレータ6Aの
プリセット入力端子に与えられるプリセット入力、4は
リフレッシュタイマ部、5はリフレッシュサイクル信号
タイミングジェネレータである。
3からDRAMアクセスタイミングジェネレータ6Aの
プリセット入力端子に与えられるプリセット入力、4は
リフレッシュタイマ部、5はリフレッシュサイクル信号
タイミングジェネレータである。
【0034】上記DRAMアクセスタイミングジェネレ
ータ6Aはシフトレジスタにより構成されており、シス
テムクロック61の立上がり、立下がり両変化点で動作
するタイミングジェネレータである。
ータ6Aはシフトレジスタにより構成されており、シス
テムクロック61の立上がり、立下がり両変化点で動作
するタイミングジェネレータである。
【0035】61はシステムクロック、62はDRAM
アクセス信号タイミングジェネレータ6Aの第1段出力
からDRAM制御信号出力部7に送られる“/AccR
AS”信号、63は前記DRAMアクセス信号タイミン
グジェネレータ6の第3段出力からDRAM制御信号出
力部7に送られる“/AccCAS”信号、7はDRA
M制御信号出力部である。
アクセス信号タイミングジェネレータ6Aの第1段出力
からDRAM制御信号出力部7に送られる“/AccR
AS”信号、63は前記DRAMアクセス信号タイミン
グジェネレータ6の第3段出力からDRAM制御信号出
力部7に送られる“/AccCAS”信号、7はDRA
M制御信号出力部である。
【0036】アドレス信号11および、アドレスのイネ
ーブル信号12はCPUから出力され、イネーブル信号
12出力があるとき、デコーダ1はアドレス信号11を
デコードし、CPUがDRAMの割り付けられたアドレ
ス領域をアクセスするアドレスデータである場合にDR
AMアクセス信号線にDRAMアクセス信号13を出力
するものである。
ーブル信号12はCPUから出力され、イネーブル信号
12出力があるとき、デコーダ1はアドレス信号11を
デコードし、CPUがDRAMの割り付けられたアドレ
ス領域をアクセスするアドレスデータである場合にDR
AMアクセス信号線にDRAMアクセス信号13を出力
するものである。
【0037】デコーダ1はDRAMアクセス信号出力を
DRAMアクセス信号線を介してアービタ2とDRAM
アクセス有効決定部3に供給するようにしてある。ま
た、リフレッシュタイマ部4はDRAMのリフレシュサ
イクルを管理して、DRAMのリフレシュ時間において
信号を出力するものであり、システムクロック61を入
力として動作する。
DRAMアクセス信号線を介してアービタ2とDRAM
アクセス有効決定部3に供給するようにしてある。ま
た、リフレッシュタイマ部4はDRAMのリフレシュサ
イクルを管理して、DRAMのリフレシュ時間において
信号を出力するものであり、システムクロック61を入
力として動作する。
【0038】アービタ2は調停回路であり、DRAMア
クセス信号13の出力とリフレッシュタイマ部4の出力
を入力として調停信号を出力するものである。例えば、
アービタ2は調停結果が“L”のとき、アクセスサイク
ル有効、“H”のときリフレッシュサイクル有効とし、
アクセスもリフレッシュ要求もない場合は、アクセス有
効の論理であるものとする。
クセス信号13の出力とリフレッシュタイマ部4の出力
を入力として調停信号を出力するものである。例えば、
アービタ2は調停結果が“L”のとき、アクセスサイク
ル有効、“H”のときリフレッシュサイクル有効とし、
アクセスもリフレッシュ要求もない場合は、アクセス有
効の論理であるものとする。
【0039】DRAMアクセス有効決定部3はDRAM
のアクセスが有効である時点を決定する回路であり、デ
コーダ1の出力と、アービタ2の出力のノア論理をとる
ものである。リフレッシュタイマ4はシステムクロック
61に基づいて一定間隔でリフレッシュサイクル要求を
発生するものである。
のアクセスが有効である時点を決定する回路であり、デ
コーダ1の出力と、アービタ2の出力のノア論理をとる
ものである。リフレッシュタイマ4はシステムクロック
61に基づいて一定間隔でリフレッシュサイクル要求を
発生するものである。
【0040】リフレッシュタイミングジェネレータ5
は、アービタ2の出力とシステムクロック61に基づい
て列(ロウ)およ行(カラム)用のリフレッシュタイミ
ング信号“/REFRAS”と“/REFCAS”を出
力するものであり、DRAMアクセス信号タイミング制
御部6は、DRAMアクセス有効決定部3からのDRA
Mアクセス有効信号と、システムクロック61に基づい
てアクセスタイミング信号“/AccRAS”と“/A
ccCAS”の信号を出力するものである。
は、アービタ2の出力とシステムクロック61に基づい
て列(ロウ)およ行(カラム)用のリフレッシュタイミ
ング信号“/REFRAS”と“/REFCAS”を出
力するものであり、DRAMアクセス信号タイミング制
御部6は、DRAMアクセス有効決定部3からのDRA
Mアクセス有効信号と、システムクロック61に基づい
てアクセスタイミング信号“/AccRAS”と“/A
ccCAS”の信号を出力するものである。
【0041】また、制御信号出力部7は、これらリフレ
ッシュタイミング信号“/REFRAS”と“/REF
CAS”およびアクセスタイミング信号“/AccRA
S”と“/AccCAS”に基づいて、“/RAS”出
力71、“/CAS”出力72とアドレスマルチプレク
サ8への選択信号73を出力するものである。
ッシュタイミング信号“/REFRAS”と“/REF
CAS”およびアクセスタイミング信号“/AccRA
S”と“/AccCAS”に基づいて、“/RAS”出
力71、“/CAS”出力72とアドレスマルチプレク
サ8への選択信号73を出力するものである。
【0042】アドレスマルチプレクサ8は多重化アドレ
ス信号線を介して与えられるCPUからの多重化アドレ
ス信号81と、選択信号線を介して与えられる選択信号
73とを受けて、ロウカラム多重アドレス信号82を選
択抽出してDRAMへ送るものである。
ス信号線を介して与えられるCPUからの多重化アドレ
ス信号81と、選択信号線を介して与えられる選択信号
73とを受けて、ロウカラム多重アドレス信号82を選
択抽出してDRAMへ送るものである。
【0043】上記構成の本装置は、基本的には図3で説
明した従来構成と同じであり、従来システムにおけるD
フリップフロップ2連直列接続構成のDRAMアクセス
信号タイミングジェネレータ6を、システムクロックの
立上がりと立ち下がりで動作するDRAMアクセス信号
タイミングジェネレータ6Aに変更した点が異なる。従
って、この構成の変更により動作が異なる部分を中心に
図2のタイミングチャ−トを参照して説明をする。
明した従来構成と同じであり、従来システムにおけるD
フリップフロップ2連直列接続構成のDRAMアクセス
信号タイミングジェネレータ6を、システムクロックの
立上がりと立ち下がりで動作するDRAMアクセス信号
タイミングジェネレータ6Aに変更した点が異なる。従
って、この構成の変更により動作が異なる部分を中心に
図2のタイミングチャ−トを参照して説明をする。
【0044】このような構成の本装置は、まず、図示し
ないCPUからアドレスデータ11をアドレス信号線よ
り受け、また、アドレスイネーブル信号線を介してアド
レスイネーブル信号12を受けると、アドレスデータが
DRAM領域をアクセスすることを示すアドレスデータ
である場合に、デコーダ1はDRAM領域へのアクセス
であることを検知し、DRAMアクセス信号線を介して
アービタ2およびDRAMアクセス有効決定部3に対し
てDRAMアクセス信号13を出力する。
ないCPUからアドレスデータ11をアドレス信号線よ
り受け、また、アドレスイネーブル信号線を介してアド
レスイネーブル信号12を受けると、アドレスデータが
DRAM領域をアクセスすることを示すアドレスデータ
である場合に、デコーダ1はDRAM領域へのアクセス
であることを検知し、DRAMアクセス信号線を介して
アービタ2およびDRAMアクセス有効決定部3に対し
てDRAMアクセス信号13を出力する。
【0045】アービタ2はリフレッシュタイマ4が一定
間隔で送って来るリフレッシュサイクル要求と、上記D
RAMアクセス信号とを調停し、調停結果をDRAMア
クセス有効決定部3とリフレッシュサイクル信号タイミ
ングジェネレータ5に対して出力する。この例では、調
停結果が“L”のとき、アクセスサイクル有効、“H”
のときリフレッシュサイクル有効とし、アクセスもリフ
レッシュ要求もない場合は、アクセス有効の論理である
ものとする。
間隔で送って来るリフレッシュサイクル要求と、上記D
RAMアクセス信号とを調停し、調停結果をDRAMア
クセス有効決定部3とリフレッシュサイクル信号タイミ
ングジェネレータ5に対して出力する。この例では、調
停結果が“L”のとき、アクセスサイクル有効、“H”
のときリフレッシュサイクル有効とし、アクセスもリフ
レッシュ要求もない場合は、アクセス有効の論理である
ものとする。
【0046】リフレッシュサイクル有効の場合、リフレ
ッシュサイクル信号生成回路5が動作し、CASビフォ
アRASリフレッシュサイクルを実行する。DRAMア
クセス有効決定部3はDRAMアクセス信号線からのD
RAMアクセス信号13が有効かつアービタ2からの調
停結果が、DRAMアクセス有効を示していることを検
知すると、後段のDRAMアクセス信号タイミングジェ
ネレータ6Aのプリセット入力31を解除する。
ッシュサイクル信号生成回路5が動作し、CASビフォ
アRASリフレッシュサイクルを実行する。DRAMア
クセス有効決定部3はDRAMアクセス信号線からのD
RAMアクセス信号13が有効かつアービタ2からの調
停結果が、DRAMアクセス有効を示していることを検
知すると、後段のDRAMアクセス信号タイミングジェ
ネレータ6Aのプリセット入力31を解除する。
【0047】前記DRAMアクセス信号タイミングジェ
ネレータ6Aはシステムクロックの立上がり、立下がり
の両変化点で動作するシフトレジスタ構成となってお
り、プリセット入力31が解除されるとシリアル入力が
“L”レベルに固定されているので、その後のシステム
クロック61の最初の変化点(立上がりでも立ち下がり
でも良い)で第1段出力のQ1出力(アクセス時の“/
RAS”信号)62が“L”レベルとなり、その後の3
番目の変化点(立上がりでも立ち下がりでも良い)でQ
3出力(アクセス時の“/CAS”信号)63が“L”
レベルとなる。
ネレータ6Aはシステムクロックの立上がり、立下がり
の両変化点で動作するシフトレジスタ構成となってお
り、プリセット入力31が解除されるとシリアル入力が
“L”レベルに固定されているので、その後のシステム
クロック61の最初の変化点(立上がりでも立ち下がり
でも良い)で第1段出力のQ1出力(アクセス時の“/
RAS”信号)62が“L”レベルとなり、その後の3
番目の変化点(立上がりでも立ち下がりでも良い)でQ
3出力(アクセス時の“/CAS”信号)63が“L”
レベルとなる。
【0048】前記“/RAS”信号62,“/CAS”
信号63は、DRAM制御信号出力部7を通過してそれ
ぞれ“/RAS”出力71、“/CAS”出力72とし
てDRAMに与えられ、DRAMのアクセスを実行す
る。前記DRAM制御信号出力部7はアクセスサイクル
時とリフレッシュサイクル時の入力信号を“/RAS”
71、“/CAS”72として出力する他に、アドレス
マルチプレクサ8への選択信号線の出力73でも行う。
信号63は、DRAM制御信号出力部7を通過してそれ
ぞれ“/RAS”出力71、“/CAS”出力72とし
てDRAMに与えられ、DRAMのアクセスを実行す
る。前記DRAM制御信号出力部7はアクセスサイクル
時とリフレッシュサイクル時の入力信号を“/RAS”
71、“/CAS”72として出力する他に、アドレス
マルチプレクサ8への選択信号線の出力73でも行う。
【0049】アドレスマルチプレクサ8は選択信号73
により、アドレス信号線を介してCPUから入力される
アドレス信号81をロウ,カラムアドレスに多重化して
信号82としてDRAMに送る。図示しないDRAMは
信号71,72,82およびCPUからのリードライト
信号線により与えられる信号により、アクセスを制御さ
れる。
により、アドレス信号線を介してCPUから入力される
アドレス信号81をロウ,カラムアドレスに多重化して
信号82としてDRAMに送る。図示しないDRAMは
信号71,72,82およびCPUからのリードライト
信号線により与えられる信号により、アクセスを制御さ
れる。
【0050】このようにDRAMアクセス有効時に、シ
ステムクロック61に同期して動作してアクセスタイミ
ング信号“/AccRAS”と“/AccCAS”の信
号を出力するDRAMアクセス信号タイミングジェネレ
ータ6Aとして、システムクロックの変化点すなわち、
システムクロック半サイクル単位で動作する構成とした
ことから、例えば、図2のようなCPU命令実行サイク
ルで、CPUからのアドレスイネーブル信号12に対し
てデコーダ出力13がディレータイム分だけ、遅れるこ
とでDRAMアクセス信号タイミングジェネレータ6の
プリセット解除がシステムクロック立上がり後になって
も、システムクロックの変化点Aで“/RAS”出力
が、そして、変化点Cで“/CAS”出力が出力開始さ
れる。
ステムクロック61に同期して動作してアクセスタイミ
ング信号“/AccRAS”と“/AccCAS”の信
号を出力するDRAMアクセス信号タイミングジェネレ
ータ6Aとして、システムクロックの変化点すなわち、
システムクロック半サイクル単位で動作する構成とした
ことから、例えば、図2のようなCPU命令実行サイク
ルで、CPUからのアドレスイネーブル信号12に対し
てデコーダ出力13がディレータイム分だけ、遅れるこ
とでDRAMアクセス信号タイミングジェネレータ6の
プリセット解除がシステムクロック立上がり後になって
も、システムクロックの変化点Aで“/RAS”出力
が、そして、変化点Cで“/CAS”出力が出力開始さ
れる。
【0051】この結果、DRAMの“/RAS”アクセ
スタイムが100ns、システムクロック20MHzの
システムの場合でも、CPU側のリードデータサンプル
点Eに対するデータセットアップタイムを20ns程
度、確保することができるようになり、これによってD
RAMのアクセスを確実に実行できるようになる。
スタイムが100ns、システムクロック20MHzの
システムの場合でも、CPU側のリードデータサンプル
点Eに対するデータセットアップタイムを20ns程
度、確保することができるようになり、これによってD
RAMのアクセスを確実に実行できるようになる。
【0052】このように、本システムはタイミング生成
回路に、システムクロックの立上がり、立下がりの両変
化点で動作するシフトレジスタを使用し、CPU側から
のDRAMアクセス信号入力をプリセット解除信号とし
てこのシフトレジスタに入力するようにし、DRAMア
クセス信号入力により、当該シフトレジスタのプリセッ
ト解除を行い、その後のシステムクロックの変化点で該
シフトレジスタを動作させて該シフトレジスタの第1段
出力、第3段出力を、DRAMアクセス制御信号の行ア
ドレスストローブである“/RAS”、列アドレススト
ローブである“/CAS”信号としてそれぞれ用いるよ
うにしたので、DRAMアクセス信号入力が有効になっ
てから、最初のシステムクロック変化点で、“/RA
S”信号を出力でき、その後の第3番目の変化点で、
“/CAS”信号を出力できるようになるものである。
回路に、システムクロックの立上がり、立下がりの両変
化点で動作するシフトレジスタを使用し、CPU側から
のDRAMアクセス信号入力をプリセット解除信号とし
てこのシフトレジスタに入力するようにし、DRAMア
クセス信号入力により、当該シフトレジスタのプリセッ
ト解除を行い、その後のシステムクロックの変化点で該
シフトレジスタを動作させて該シフトレジスタの第1段
出力、第3段出力を、DRAMアクセス制御信号の行ア
ドレスストローブである“/RAS”、列アドレススト
ローブである“/CAS”信号としてそれぞれ用いるよ
うにしたので、DRAMアクセス信号入力が有効になっ
てから、最初のシステムクロック変化点で、“/RA
S”信号を出力でき、その後の第3番目の変化点で、
“/CAS”信号を出力できるようになるものである。
【0053】その結果、DRAMアクセス信号入力が有
効となった時点から“/RAS”信号有効となるまでの
最大ディレータイムがシステムクロック1クロック分か
ら1/2クロックに短縮され、その分、CPUにおける
リードデータサンプル点までのアクセスタイムを確保す
ることができる。
効となった時点から“/RAS”信号有効となるまでの
最大ディレータイムがシステムクロック1クロック分か
ら1/2クロックに短縮され、その分、CPUにおける
リードデータサンプル点までのアクセスタイムを確保す
ることができる。
【0054】従って、このシステムによれば、DRAM
アクセス信号の入力後、速やかに“/RAS”,“/C
AS”信号を発生させることができるようになり、DR
AMへの高速なアクセスが可能になる。なお、本発明は
上記し、かつ、図面に示す実施例に限定することなく、
その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し得る
ものである。
アクセス信号の入力後、速やかに“/RAS”,“/C
AS”信号を発生させることができるようになり、DR
AMへの高速なアクセスが可能になる。なお、本発明は
上記し、かつ、図面に示す実施例に限定することなく、
その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施し得る
ものである。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
DRAMアクセス信号の入力後、速やかにロウアドレス
ストローブ信号(/RAS),カラムアドレスストロー
ブ信号(/CAS)を発生させることが可能となり、D
RAMへの高速なアクセスが可能となるDRAMアクセ
ス信号タイミング生成回路を提供することができる。
DRAMアクセス信号の入力後、速やかにロウアドレス
ストローブ信号(/RAS),カラムアドレスストロー
ブ信号(/CAS)を発生させることが可能となり、D
RAMへの高速なアクセスが可能となるDRAMアクセ
ス信号タイミング生成回路を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図。
図。
【図2】図1の動作を説明するタイミングチャート。
【図3】従来例を説明するブロック図。
【図4】図3の動作を説明するタイミングチャート。
1…デコーダ 2…アービタ 3…DRAMアクセス有効決定部 4…リフレッ
シュタイマ部 6A…DRAMアクセス信号タイミングジェネレータ 7…制御信号出力部 8…アドレスマルチプレクサ 11…アドレ
ス信号線 12…イネーブル信号線 13…DRA
Mアクセス信号線 61…システムクロック 71…/RA
S出力 72…/CAS出力 81…アドレ
ス信号 82…ロウカラム多重アドレス信号 /AccRAS,/AccCAS…アクセスタイミング
信号 /REFRAS,/REFCAS…リフレッシュタイミ
ング信号
シュタイマ部 6A…DRAMアクセス信号タイミングジェネレータ 7…制御信号出力部 8…アドレスマルチプレクサ 11…アドレ
ス信号線 12…イネーブル信号線 13…DRA
Mアクセス信号線 61…システムクロック 71…/RA
S出力 72…/CAS出力 81…アドレ
ス信号 82…ロウカラム多重アドレス信号 /AccRAS,/AccCAS…アクセスタイミング
信号 /REFRAS,/REFCAS…リフレッシュタイミ
ング信号
Claims (1)
- 【請求項1】 システムクロックに同期し、プロセッサ
側からのダイナミックRAM領域に対するアクセス信号
がアクティブのとき、ダイナミックRAMに対して所定
のタイミングでロウアドレスストローブ信号、カラムア
ドレスストローブ信号を出力するダイナミックRAM制
御回路のダイナミックRAMアクセス信号タイミング生
成回路において、 前記アクセス信号がアクティブのとき、システムクロッ
クの変化点に同期して動作開始し、ロウアドレスストロ
ーブ信号を発生すると共に、次の1周期後のシステムク
ロック変化点にて、カラムアドレスストローブ信号を出
力するタイミング発生手段を設けて構成することを特徴
とするDRAMアクセス信号タイミング生成回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP71993A JPH06202932A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | Dramアクセス信号タイミング生成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP71993A JPH06202932A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | Dramアクセス信号タイミング生成回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06202932A true JPH06202932A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11481563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP71993A Pending JPH06202932A (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | Dramアクセス信号タイミング生成回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06202932A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6498765B2 (en) | 2000-08-08 | 2002-12-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor integrated circuit |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP71993A patent/JPH06202932A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6498765B2 (en) | 2000-08-08 | 2002-12-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor integrated circuit |
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