JPH0620269Y2 - レバースイッチ装置 - Google Patents

レバースイッチ装置

Info

Publication number
JPH0620269Y2
JPH0620269Y2 JP1989055676U JP5567689U JPH0620269Y2 JP H0620269 Y2 JPH0620269 Y2 JP H0620269Y2 JP 1989055676 U JP1989055676 U JP 1989055676U JP 5567689 U JP5567689 U JP 5567689U JP H0620269 Y2 JPH0620269 Y2 JP H0620269Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact piece
locking
base body
piece
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989055676U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02145740U (ja
Inventor
恒助 高野
Original Assignee
第一電装部品株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 第一電装部品株式会社 filed Critical 第一電装部品株式会社
Priority to JP1989055676U priority Critical patent/JPH0620269Y2/ja
Priority to US07/521,459 priority patent/US5099095A/en
Priority to CA002016681A priority patent/CA2016681C/en
Priority to GB9010858A priority patent/GB2231725B/en
Priority to DE4015619A priority patent/DE4015619A1/de
Publication of JPH02145740U publication Critical patent/JPH02145740U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0620269Y2 publication Critical patent/JPH0620269Y2/ja
Priority to SG75794A priority patent/SG75794G/en
Priority to HK89494A priority patent/HK89494A/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車のルームランプ等のスイッチに用いて
好適なレバースイッチ装置に関する。
[従来の技術] スイッチなどを操作するための回転体の取付装置として
は従来例えば実開昭52−54863号公報に記載のも
のが有る。
この従来の技術はプラスチックモールドシャーシと、こ
のシャーシに取付けられる回転体とからなり、この回転
体には少なくとも1つの支点軸を一体的に成形し、上記
シャーシにはほぼ半円弧状をなす上記支点軸の嵌合部を
有する少なくとも1つの支持腕と、この嵌合部に嵌合さ
れた上記支点軸を上記支持腕とは反対側から押える為の
弾性を有する少なくとも1つの爪とを一体的に成形し、
上記支点軸を上記嵌合部に嵌合させ、かつ上記爪により
この支点軸を押えた状態で、上記回転体をこの支点軸を
中心に回転自在に枢支した回転体の取付け装置である。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この従来のものは、操作レバーを本体シャー
シに枢支するに当り、操作レバー(つまみ)の支点軸を
本体側の対をなす爪板間に挿入した後、爪板を外側に撓
ませながら軸を下動し、その終点で支持腕を撓ませつつ
支点軸の上面に前記爪板をその弾力復帰で係合させて操
作レバーをその支点軸で支持腕嵌合部に枢支したもので
ある。
したがって、つまみ操作時につまみ下部に掛るスライド
スイッチなどの負荷反力で相対的に支点軸もつまみ操作
方向すなわち支持腕の嵌合凹部から外に逃げ出す方向に
力が加わるから、この支点軸に加わる力により支持腕が
その嵌合凹部の斜面で下向きに押される結果、支持腕が
その弾力に抗して撓み下がり、つまみ支点軸が支持腕嵌
合部から外へ脱出してしまって使いものにならなくなる
という重大な事故が生じ、この事故は外部から修復不可
能であるという大きな問題点が有る。
また、つまみに下向きの操作応力が加わった場合には、
支点軸で支持腕が下に押されて撓み下がり、操作レバー
(つまみ)も不意に下動する結果となり、手元が狂うた
め操作性不良で誤操作も生じ易く、適用場所の如何によ
っては人身事故の原因にもなりかねないという重大な問
題点が有る。
また、この従来のもので電気回路をオン・オフさせるに
は、つまみピンの動きで別設のスライドスイッチを制御
する必要が有るから、このスイッチのコスト分とスイッ
チ回り部材のコスト分との和の額だけ費用が嵩むと共に
スペース的にも不利であるという多くの問題点が有る。
この考案は前記した各問題点を除去するために、枠状の
基体に対しほぼ垂直にスイッチの操作レバーを凹凸係合
枢支して配設することで、操作性と組立性とを向上させ
るとともに、操作レバーに対し可撓性可動接片をワンタ
ッチで装着することで、組立の自動化を促すことを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的はプラスチックでほぼ中空直方
体形状に成形した絶縁性の基体と、この基体の上下の空
所間に対向形成したヒンジボスと、これらのヒンジボス
に対をなす可撓性のヒンジ片をその孔で枢支した操作レ
バーと、この操作レバーの下部に形成した孔の下部を塞
ぐ橋絡片と、この橋絡片の中央に上向きに突設した係止
爪と、前記孔内で対向した一対の接点部を有し、かつ前
記係止爪に係止縁で係合係止して備えたほぼU字形の弾
性導体からなる可動接片と、この可動接片を挟んで前記
基体に対向配置した第1の固定接片と第2の固定接片
と、第1の固定接片を一体的に突設した抱き込みタイプ
の挾持接続具と、この挾持接続具を係止するために前記
基体の空所に設けた係止部とをそれぞれ具備したことで
達成できた。
[作用] 基体の上下の孔間に対設したヒンジボスに枢支した一対
のヒンジ片を有する操作レバーを前記ヒンジボスを支点
として回動操作することで、この操作レバーの下部橋絡
片に挿着した可動接片で第1および第2の各固定接片間
を導通させることができ、例えば直管ランプを点灯させ
ることができる。
また操作レバーを傾動して各固定接片間を非導通にする
ことで例えば直管ランプを消灯することができる。
そして操作レバーの上下動と水平方向移動はそれぞれヒ
ンジボスに枢支したヒンジ片の孔の全内周面で阻止で
き、操作レバーは基体から抜け出ないし、可動接片もレ
バーから自己の弾力による係止作用により操作レバーか
ら抜け出ることなく、位置ずれすることもない。
すなわち前記U字形の可動接片はその係止縁で操作レバ
ーに形成した橋絡片の係止爪に弾力的にきつく挟み込ん
で取着したので、操作レバーの操作応力などによる外力
で妄りに抜け出ないし、位置ずれすることもなく、確実
に第1、第2の各固定接点間を導通させ、また導通を断
つことができる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
この考案のレバースイッチの基本構成は、第1図および
第3図から第5図までに示す組立順序の説明用断面図な
らびに第2図に示す操作レバー部の斜視図において、先
ず各部品を分解した第1図および第2図に示すように、
プラスチックでほぼ中空直方体形状に成形した絶縁性の
基体1の上下の空所2,3間に対をなすヒンジボス4,4を対
向突設し、これらのヒンジボス4,4に操作レバー6を枢
支するに当り、その可撓性の対をなすヒンジ片5,5を撓
ませながら係入してヒンジ片の孔5aにヒンジボス4を
第4図のように挿入して操作レバー6を基体1に枢支し
て備える。
そしてこの操作レバー6には予じめその下部に第2図の
ように形成した孔(または凹所)6aのさらに下部を塞
ぐ橋絡片6bを設け、この橋絡片6bの中央には上向き
に第2図のような係止爪6cを突設しておく。
さらに、対向した二つ接点部9a,9aと基部に係止縁9b
とを形成した第2図に示すようなほぼU字形の弾性導電
板からなる可動接片9を操作レバー6の下部橋絡片6b
を跨いで挿入し、二つの接点部9a,9a同士を孔6a内で
対向させ、かつ前記係止爪6cに可動接片係止縁9bを
弾力的にきつく係合係止させて可動接片9を操作レバー
6の下部に第3図のようにシッカリと備える。
そしてこの考案では、第4図の状態を経て第5図のよう
に取付けた第1の固定接片10を一体形成した第12図の
ような抱き込みタイプの挾持接続具13をその取付孔12で
前記基体1の空所14に設けた係止部15(第3図と第11
図)を介し弾力的に係止して設けてある。
なお第6図は第5図に示すものの底面図であり、同一符
号部分は同等部分または均等部分を示すが、特に第1お
よび第2の各固定接片10,11には分り易くするためハッ
チングを記入してある。
さらに第2図において、符号6cで示す部分は可動接片
9をその係止孔(または係止爪)9bで係止するための
係止爪(係止孔)である。
次にこの考案のレバースイッチの動作について説明す
る。
この考案におけるレバースイッチは第3図から第5図ま
での各図に示すように、基体1の上下の孔2,3間に対設
したヒンジボス4に枢支した一対のヒンジ片を有する第
5図のような操作レバー6を前記ヒンジボス4を支点と
して第7図および第8図に示すように回動操作すること
で、この操作レバー6の下部橋絡片6bに挿着した可動
接片9で第1および第2の各固定接片10,11間を第8図
および第9図に示すように導通させることができ、例え
ば直管ランプLを点灯させることができる。
また第6図および第7図に示すように操作レバー6を傾
動して各固定接片10,11間を非導通にすることで例えば
直管ランプLを消灯することができる。
そして操作レバー6の上下動と水平方向移動はそれぞれ
ヒンジボス4に枢支したヒンジ片5の孔5aの全内周面
で阻止でき、操作レバー6は基体1から抜け出ないし可
動接片9もレバー6から自己の弾力による係止作用によ
り操作レバーから抜け出すことがなく、また位置ずれす
ることもない。
すなわち前記U字形の可動接片9はその係止縁9b,9bで
操作レバー6に形成した橋絡片6bの係止爪6cに弾力
的にきつく当接して挟み込んで取着したので、操作レバ
ー6の操作応力などによる外力で妄りに抜け出ないし、
位置ずれすることもなく、確実に第1、第2の各固定接
点10,11間を導通させ、また導通を断つことができる。
さらに必要に応じて挾持接続具13に挿入接続した管球L
の口金lに対向する他の管球口金lを上記のような挾持
接続具3または他の接続具やバスバーを介して電源の一
方の極に接続し、第2の固定接片11を電源の他極に接続
して操作レバー6を回動操作することで第1および第2
の各固定接片10,11間を可動接片9で導通または非導通
にして管球L等を点灯・消灯させることができる。
なおこの考案の応用例としては第9図、第10図および
第11図に示すようなルームランプの点滅用スイッチと
して応用できるが、各図中Lは管球、l,lは管球両側
の口金、Fは透明フードまたはレンズ部材であり、他の
符号部分は第1図から第5図までに示すものと同一また
は同等部分を示す。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成したので、以下に記
載の効果を奏する。
プラスチックでほぼ中空直方体形状に成形した基体1の
上下の孔2,3間に対設したヒンジボス4に枢支した一対
のヒンジ片を有する操作レバー6を前記ヒンジボス4を
支点として回動操作することで、この操作レバー6の下
部橋絡片6bに挿着した可撓性の可動接片9で第1およ
び第2の各固定接片10,11間の導通を制御できるから、
これら固定接片10,11には特に弾性や可撓性はなくても
よいから汎用性に富み、しかも操作レバーを下向きにし
て天井などに配置できるから操作性が良いという第1、
第2の効果が有る。
また、操作レバー6の上下動と水平方向移動はそれぞれ
ヒンジボス4に枢支したヒンジ片5の孔5aの全内周面
で阻止でき、操作レバー6はその操作時の負荷がかなり
大きくても基体1の枢支部から抜け出ないので、故障せ
ずしかもレバー6はその孔で枢支したので、操作時に妄
りに沈み込まないから、操作性を常に良好に確保できる
という第3の効果も有る。
さらに、前記U字形の可動接片9はその係止縁9b,9bで
操作レバー6に形成した橋絡片6bの係止爪6cに弾力
的にきつく当接して挟み込み取着したので、操作レバー
6の操作応力などによる外力で妄りに抜け出ないし、位
置ずれすることもなく、確実に第1、第2の各固定接点
10,11間を導通させ、また導通を断つことができるし、
組立の自動化を促進できるという第4の効果も有る。
特にこの考案における可動接片9の接点部9a,9aの各内
面はフリーの状態にあって操作レバー6の孔(凹所)6
a内で所定間隔を保ち対向しているから、接点部9a,9a
の弾性反撥力が阻害されることがなく、固定接片10,11
が弾性導電材でなくてもこれら固定接片間を弾性可動接
片で良好に導通させ、また非導通にすることができると
いう第5の効果も有る。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもので、第1図
および第3図から第5図までは組立順序の説明用断面
図、第2図は操作レバー部の斜視図、第6図は第5図に
示すものの底面図、第7図は基体を断面にした動作説明
図、第8図は第7図と状態を異にした同じく説明図、第
9図はこの考案のレバースイッチ装置を自動車用等のル
ームランプに適用した例を示す縦断立面図、第10図は
同じく横断側面略図、第11図は第9図に示すものの組
立前の分解斜視図、第12図は挾持接続具の他の例を示
す断面図である。 1…基体、6c…係止爪 2,3,14…空所、9…可動接片 4…ヒンジボス、9a…接点部 5…ヒンジ片、10,11…固定接片 6…操作レバー、13…挾持接続具 5a,6a…孔(凹部)、15…係止部 6b…橋絡片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックでほぼ中空直方体形状に成形
    した絶縁性の基体1と、この基体1の上下の空所2,3間
    に対向形成したヒンジボス4,4と、これらのヒンジボス
    4,4に対をなす可撓性のヒンジ片5,5をその孔5aで枢支
    した操作レバー6と、この操作レバー6の下部に形成し
    た孔6aの下部を塞ぐ橋絡片6bと、この橋絡片6bの
    中央に上向きに突設した係止爪6cと、前記孔6a内で
    対向した一対の接点部9a,9aを有し、かつ前記係止爪6
    cに係止縁9bで係合係止して備えたほぼU字形の弾性
    導体からなる可動接片9と、この可動接片9を挟んで前
    記基体1に対向配置した第1の固定接片10と第2の固定
    接片11と、第1の固定接片10を一体的に突設した抱き込
    みタイプの挾持接続具13と、この挾持接続具13を係止す
    るために前記基体1の空所14に設けた係止部15とをそれ
    ぞれ具備してなるレバースイッチ装置。
JP1989055676U 1989-05-15 1989-05-15 レバースイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0620269Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989055676U JPH0620269Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 レバースイッチ装置
US07/521,459 US5099095A (en) 1989-05-15 1990-05-10 Lever switch device
CA002016681A CA2016681C (en) 1989-05-15 1990-05-14 Lever switch device
DE4015619A DE4015619A1 (de) 1989-05-15 1990-05-15 Hebelschalter
GB9010858A GB2231725B (en) 1989-05-15 1990-05-15 Lever switch device
SG75794A SG75794G (en) 1989-05-15 1994-06-08 Lever switch device
HK89494A HK89494A (en) 1989-05-15 1994-08-25 Lever switch device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989055676U JPH0620269Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 レバースイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02145740U JPH02145740U (ja) 1990-12-11
JPH0620269Y2 true JPH0620269Y2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=31578842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989055676U Expired - Lifetime JPH0620269Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15 レバースイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0620269Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563992Y2 (ja) * 1975-10-20 1981-01-28
JPS57109537U (ja) * 1980-12-25 1982-07-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02145740U (ja) 1990-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5369237A (en) Electrical switch
US3294945A (en) Switch device with illuminated switch handle
US5570778A (en) Electrical rocker switch
KR101514121B1 (ko) 스위치 장치
US5836443A (en) Electrical rocker switch
JPH0620271Y2 (ja) レバースイッチ
JPH0620269Y2 (ja) レバースイッチ装置
JPH0620270Y2 (ja) レバースイッチ装置
JPH0620272Y2 (ja) レバースイッチ装置
JPH0620273Y2 (ja) レバースイッチ装置
JPH0620274Y2 (ja) レバースイッチ
CN215869251U (zh) 一种辅助触头及断路器
US5099095A (en) Lever switch device
KR20180102810A (ko) 차량용 파워윈도우 스위치 유닛의 마이크로 스위치 및 이를 갖는 차량용 파워윈도우 스위치 유닛
JPH0620268Y2 (ja) レバースイッチ装置
JPH0620265Y2 (ja) レバースイッチ装置
JPH0620266Y2 (ja) レバースイッチ装置
US5086199A (en) Lever switch
JPH0614359Y2 (ja) レバースイッチ装置
CN1229518A (zh) 用于蒸发活性物质的电气装置
JPH0620267Y2 (ja) レバースイッチ装置
JPH0614358Y2 (ja) レバースイッチ装置
CN210607040U (zh) 微动开关机构
WO2002043093A1 (en) Snap action electrical switch with resilient switching bridge
JPH089861Y2 (ja) 車両用灯具のスイッチ構造