JPH0620109U - 呼吸装置 - Google Patents

呼吸装置

Info

Publication number
JPH0620109U
JPH0620109U JP1482592U JP1482592U JPH0620109U JP H0620109 U JPH0620109 U JP H0620109U JP 1482592 U JP1482592 U JP 1482592U JP 1482592 U JP1482592 U JP 1482592U JP H0620109 U JPH0620109 U JP H0620109U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check valve
air
pressure
valve seat
air cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1482592U
Other languages
English (en)
Inventor
宏 遠藤
Original Assignee
株式会社西部プロジェクト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社西部プロジェクト filed Critical 株式会社西部プロジェクト
Priority to JP1482592U priority Critical patent/JPH0620109U/ja
Publication of JPH0620109U publication Critical patent/JPH0620109U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 潜水時等におけるエア供給時間は短くとも、
小型・軽量で携帯性に優れた簡易型呼吸装置を提供す
る。 【構成】 この装置は、1対の空気ボンベCと、圧力調
整本体Aと、空気ボンベCと圧力調整本体Aとを連結す
ると共に空気ボンベC内の空気を圧力調整本体Aに供給
する通路を備えた継手Bと、圧力調整本体Aに接続され
空気ボンベC内の空気圧が所定値に低下したときに、こ
の空気ボンベC内の空気圧を利用して警告音を発するよ
うに構成された残圧警告装置Dと、圧力調整本体Aに接
続されたマウスピースEとからなる。この空気ボンベC
には小型のものが使用されており、また、空気ボンベC
は長寸のエアホースを介することなく短寸の継手Bを介
して本体部に直接取り付けられているので、装置全体は
非常にコンパクトになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、短時間潜水やビル火災等の救助活動・緊急避難用等に好適に使用で きる軽量・コンパクトな簡易式呼吸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、たとえばスキューバダイビングや水中作業等に使用されるアクアラ ング式呼吸装置として、大型の空気ボンベ(150〜200気圧)と、マウスピー スと、これらの空気ボンベとマウスピースとを連絡するエアホースとを備えた呼 吸装置が提供されている。空気ボンベ側には減圧機構が備えられており、ボンベ 内の高圧空気は、この減圧装置によって、一旦、減圧された後にエアホースへ送 られる。一方、マウスピース側には圧力調整装置が備えられており、エアホース から送られてきた空気は、この圧力調整装置により任意の圧力に調整することが できる。この大型の空気ボンベは大変重く、ダイバーがこれを担いで潜水できる ように、このボンベは、身体固定用のベルト等が取り付けられて使用される。こ の潜水具を用いることにより、水中に長時間とどまることが可能となり、特に、 水深の深いところを潜る場合等において、この種の潜水具はなくてはならない必 需品となっている。そして、この種のアクアラング式呼吸装置としては、上記タ イプのものだけが市販されている。
【0003】 一方、水深の浅いところを潜ったり、たとえば、船のスクリュウに絡まったも のを取り除くための水中作業をしたりする数分程度の潜水を行う際には、上記大 型のアクアラング装置をもってしては余りにも重装備となり、また、素潜りをも ってしては身体的に苦痛を感じる場合が多い。そこで、このような短時間の潜水 を容易ならしめる小型で簡便な潜水装置が要望されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の解決すべき技術的課題は、潜水時等におけるエア供給時間は 短くとも、小型・軽量で携帯性に優れた簡易型呼吸装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記課題を解決するために、本考案によれば以下の構成の呼吸装置が提供され る。
【0006】 すなわち、この呼吸装置は、1対の小型空気ボンベと、圧力調整本体と、該各 空気ボンベと該圧力調整本体とを連結しかつ空気ボンベ内の空気を圧力調整本体 に供給する各通路を備えた継手と、圧力調整本体に接続されて空気ボンベ内の空 気の圧力が所定値にまで低下したときに空気ボンベ内の空気圧を利用して警告音 を発するように構成された残圧警告装置と、圧力調整本体に接続されるマウスピ ースとを備えている。この圧力調整本体は、各空気ボンベより継手を通して送ら れてきた空気の圧力を減圧する減圧機構と、該減圧機構により減圧された空気を さらに減圧しかつ必要量だけ供給するための供給量調整機構とを備えている。上 記残圧警告装置は、上記減圧機構に取り付けられる一方、上記供給量調整機構に は、上記マウスピースが接続され、かつマウスピースを通して排出される排出ガ スを外部に排出するための逆止弁が備えられる。
【0007】 上記構成によれば、空気ボンベは小型のものが使用されており、かつ該空気ボ ンベは長寸のエアホースを介することなく短寸の継手を介して本体部に直接取り 付けられているので、装置全体は非常にコンパクトになっている。従って、装置 全体の重量も軽量化が実現されており、地上・水中での使用場所を問わず、操作 性を向上させるこができるのみならず、携帯にも大変便利なものとなっている。 さらに、上記構成において、上記継手は、継手本体と、該継手本体内に備えら れて上記空気ボンベ内の空気を上記減圧機構に送る上記通路を形成する1対の逆 止弁とを備え、上記1対の逆止弁は、減圧機構寄りに位置せしめられた第1逆止 弁であって、軸方向に内部が中空に形成されかつ該中空の一部は減圧機構方向に 広がるようにテーパ状に形成された第1逆止弁シートと、該テーパ状中空内に収 納されるボールとを備えた第1逆止弁と、空気ボンベ寄りに位置せしめられた第 2逆止弁であって、軸方向に内部が中空に形成されかつ該中空の一部は空気ボン ベ方向に広がるようにテーパ状に形成された第2逆止弁シートと、該第2逆止弁 シートに形成された中空内に間隙を有して内嵌せしめられかつ第2逆止弁シート に形成された上記テーパ状内面に係合する弁部を備えた弁棒と、該弁棒を減圧機 構方向に付勢するための付勢手段とを備えた第2逆止弁とから構成され、第2逆 止弁シートの減圧機構寄りの部分は、上記第1逆止弁シートの空気ボンベ寄りの 部分と係合させることができるように凹状に形成され、第2逆止弁は、上記弁棒 の減圧機構寄りの一端が上記第1逆止弁シートの空気ボンベ寄りの一端で押圧さ れることにより開口せしめられ、上記第1逆止弁シートの空気ボンベ寄りの一端 部には、上記弁棒との当接位置及び第2逆止弁シートの上記凹状内面の係合位置 とから外れた位置に第1逆止弁シートに形成された上記中空と連通する開口が形 成されることが好ましい。
【0008】 上記構成によれば、第1逆止弁シートの空気ボンベ寄りの上記一端部と、第2 逆止弁シートの圧力調整本体寄りの上記一端部とが係合せしめられ、該第2逆止 弁シートの上記弁棒の圧力調整本体寄りの一端が上記第1逆止弁シートの空気ボ ンベ寄りの一端により押圧されることによって、空気ボンベ内の空気は、第2逆 止弁シートと該シート内に内嵌せしめられた弁棒との間に形成された上記間隙を 通って第1逆止弁シートの空気ボンベ寄りの一端部に形成された上記開口から該 開口に連通する上記中空へと案内される。このとき、第1逆止弁シートに形成さ れた上記テーパ状凹部内に収納されている上記ボールは圧力調整本体方向へ押圧 され、上記空気は、ボールとこのテーパ状凹部の内面との間に形成された間隙を 通って圧力調整本体方向へ送られる。
【0009】 一方、第2逆止弁シートを空気ボンベ側に固定した状態でかつ第1逆止弁シー トを継手本体側に固定した状態で、第2逆止弁シートを第1逆止弁シートから分 離したとき、第2逆止弁の弁棒は、該第2逆止弁に取り付けられた上記付勢手段 により反空気ボンベ方向に押圧される。その結果、弁棒に備えられた上記弁部は 、第2逆止弁シートに形成された上記テーパ状凹部の内面に押圧されて、空気ボ ンベから供給される空気の通路は自動的に遮断される。
【0010】 また、この呼吸装置を水中で使用した場合には、空気ボンベ内の空気が残り少 なくなって該ボンベ内の空気圧が低下してきたとき、水圧の影響でマウスピース 等から入り込んできた水が、本体内に形成された空気通路を伝って空気ボンベ内 に逆流し始める。しかし、このとき、第1逆止弁のボールが、第1逆止弁シート に形成された上記テーパ状凹部の内面に押圧されてその通路は遮断され、逆流は 阻止される。
【0011】 また、上記課題を課題を解決するために、以下の構成の呼吸装置が提供される 。
【0012】 すなわち、この呼吸装置は、本体部と、1対の空気ボンベと、該本体部と該1 対の空気ボンベとを接続し空気ボンベ内の空気を本体部に供給するための通路を 有する接続部材と、空気ボンベを身に装着するためのボンベ挿入式簡易ジャケッ トとを備える。この本体部は、圧力調整本体と、該圧力調整本体に接続され空気 ボンベ内の空気の圧力が所定値にまで低下したときに空気ボンベ内の空気圧を利 用して警告音を発するように構成された残圧警告装置と、圧力調整本体に接続さ れるマウスピースとを備える。この圧力調整本体は、空気ボンベより上記接続部 材を通して送られてきた空気の圧力を減圧する減圧機構と該減圧機構により減圧 された空気をさらに減圧しかつ必要量だけ供給するための供給量調整機構とを備 える。上記残圧警告装置は、上記減圧機構に取り付けられる一方、上記供給量調 整機構には、上記マウスピースが接続され、かつマウスピースを通して排出され る排出ガスを外部に排出するための逆止弁が備えられる。上記接続部材は、上記 本体部に接続される第1コネクタと、上記空気ボンベに接続される第2コネクタ とを有し、第1コネクタと第2コネクタとはホースで接続される。
【0013】 上記構成によれば、本体部と空気ボンベと接続部材とは分割式に構成されてお り、必要に応じて容量の異なる空気ボンベを自在に選択することができるように なっている。前記呼吸装置を使用しては呼吸時間が短か過ぎるような場合であっ て、尚且つ、従来式の身体への装着には不便で重たい呼吸装置を用いる程には長 い呼吸時間を要さぬような場合に、この装置は好適に使用されることができる。 また、この空気ボンベは、該ボンベ専用のボンベ挿入式ジャケットを介して簡 便かつ容易にかつ短時間で身体に装着することができるようになっている。すな わち、ジャケット自体は、両手を通すだけで簡単に身体に着用できるものであり 、ジャケット着用後に、該ジャケットに設けられたポケット内に空気ボンベを挿 入するだけで、すべての準備は整えられる。従って、たとえば、潜水作業等にお いては、予め、ジャケットを身体に着用しておくことにより、その潜水準備等に 要する時間をなお一層短縮させて、作業能率を上げることができる。
【0014】 また、この呼吸装置には、上記の如く、比較的小型の空気ボンベが使用される ため、必然的に、システム全体が小型化されると共に軽量化され、その結果、コ ンパクトで携帯性の優れたものになっている。
【0015】 上記構成において、上記本体部は、該本体部と上記第1コネクタとの連結部に 第1逆止弁を有し、かつ、第1コネクタは、該第1コネクタと上記本体部との連 結部に第2逆止弁を有し、第1逆止弁は、軸方向に内部が中空に形成されかつ該 中空の一部は上記減圧機構方向に広がるようにテーパ状に形成された第1逆止弁 シートと、該テーパ状中空内に収納されるボールとを備え、第2逆止弁は、軸方 向に内部が中空に形成されかつ該中空の一部は上記ホース方向に広がるようにテ ーパ状に形成された第2逆止弁シートと、該第2逆止弁シートに形成された中空 内に間隙を有して内嵌せしめられかつ第2逆止弁シートに形成された上記テーパ 状内面に係合する弁部を備えた弁棒と、該弁棒を上記本体部方向に付勢するため の付勢手段とを備え、第2逆止弁シートの上記本体部寄りの部分は、第1逆止弁 シートの上記第1コネクタ寄りの部分と係合させることができるように凹状に形 成され、第2逆止弁は、弁棒の上記本体部寄りの一端が上記第1逆止弁シートの 上記第1コネクタ寄りの一端で押圧されることにより開口せしめられ、第1逆止 弁シートの第1コネクタ寄りの一端部には、上記弁棒との当接位置及び第2逆止 弁シートの上記凹状内面との係合位置とから外れた位置に第1逆止弁シートに形 成された上記中空と連通する開口が形成されることが好ましい。
【0016】 上記構成によれば、第1逆止弁シートの第1コネクタ寄りの上記一端部と、第 2逆止弁シートの本体部寄りの上記一端部とが係合せしめられ、第2逆止弁シー トの上記弁棒の本体部寄りの一端が上記第1逆止弁シートの第1コネクタ寄りの 一端により押圧されることによって、上記接続部材を通して送られてきた空気ボ ンベ内の空気は、第2逆止弁シートと該シート内に内嵌せしめられた弁棒との間 に形成された上記間隙を通って第1逆止弁シートの第1コネクタ寄りの一端部に 形成された上記開口から該開口に連通する上記中空へと案内される。このとき、 第1逆止弁シートに形成された上記テーパ状凹部内に収納されている上記ボール は本体部方向へ押圧され、上記空気は、ボールとこのテーパ状凹部の内面との間 に形成された間隙を通って本体部方向へ送られる。
【0017】 一方、上記第1コネクタを上記本体部から分離したとき、第2逆止弁の弁棒は 、該第2逆止弁に取り付けられた上記付勢手段により本体部方向に押圧される。 この結果、弁棒に備えられた上記弁部は、第2逆止弁シートに形成された上記テ ーパ状凹部の内面に押圧されて、上記ホースから送られてくる空気の通路は自動 的に遮断される。
【0018】 また、この呼吸装置を水中で使用した場合には、空気ボンベ内の空気が残り少 なくなって該ボンベ内の空気圧が低下してきたとき、水圧の影響でマウスピース 等から入り込んできた水が、本体内に形成された空気通路を伝って第1コネクタ 方向に逆流し始める。しかし、このとき、第1逆止弁のボールが、第1逆止弁シ ートに形成された上記テーパ状凹部の内面に押圧されてその通路は遮断され、逆 流は阻止される。
【0019】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図1〜5に従って詳細に説明する。
【0020】 まず、図1〜3に従って第1実施例について説明する。
【0021】 図1は、本実施例に係る呼吸装置を斜め方向から示した全体図であり、図2, 3は、この呼吸装置の要部水平断面及び要部縦断面を、夫々、示している。図1 において、C,Cは、夫々、小型の高圧空気ボンベであり、Aはこの各ボンベC 内の高圧空気の圧力とその供給量を調整するための圧力調整本体、Bは各空気ボ ンベCと圧力調整本体Aとを結合するエルボー状の継手である。この圧力調整本 体Aは、図に示すように、空気ボンベCから送られてきた空気を減圧するための 減圧機構部A1と、減圧された空気を必要量だけ供給するための供給量調整部A 2とを備えており、上記継手Bは、減圧機構部A1に取り付けられている。また 、Dは減圧機構部A1に取り付けられた残圧警告装置であり、Eは供給量調整部 A2に取り付けられたマウスピースである。この供給量調整部A2のケーシング 54aの両側面には、図に示すように、マウスピースEを通して吐き出されたガ スを外部に排出するための1対のエキゾーストバルブ64aが備えられている。 また、このケーシング54aの前面には、たとえば水中で使用する場合等におい て、この供給量調整部A2内に多量の水等が侵入してきた際に、これらのものを マウスピースEを通して外部へ排出するためのパージボタン60aが備えられて いる。
【0022】 上記継手Bは、図2に示すように、減圧機構部A1のケーシング28aに接続 される継手本体部11bと、ボンベCの口部に固定される弁部材2bとで構成して いる。
【0023】 上記継手本体部11bの空気通路内一端には、押し棒部材8bが備えられている 。この押し棒部材8bは、断面T字状の空気通路10bを有している。この空気通 路10bの減圧機構部A1寄りの端部は、該減圧機構部A1方向にテーパ状に末 広がりとなるように形成されている。これによって、この減圧機構部A1寄りの 端部は弁室12bとして構成される。この弁室12b内には、ボール22bを収納 している。このように構成することで、上記テーパ状内面とボール22bとは逆 止弁として作用し、空気ボンベC側から減圧機構部A1側への一方向にのみ空気 を送ることができるようにしている。なお、押し棒部材8bの上記端部には、空 気通路18bを有する座金6bが固定されている。
【0024】 一方、上記弁部材2bは、図2に示すように、空気通路24bを有する弁部材本 体16bと、該通路24b内に該通路24bとの間に間隙を有するように内嵌せし められた断面Y字形の弁棒14bとを有している。この弁部材本体16bに形成さ れた中空の一部は、図に示すように、上記ボンベC方向に広がるようにテーパ状 に形成されており、テーパ状シート26bとして構成されている。この弁棒14b は、このテーパ状内面に係合させることのできる弁部15bを有している。また 、この断面Y字形の端部内面には、コイルバネ20bが備えられている。このコ イルバネ20bにより、弁棒14bは、常に、押し棒部材8b方向へ押圧され、こ れによって、弁棒14bの押し棒部材8b寄りの一端に空気ボンベC方向の力が加 えられないときには、上記テーパ状シート26bの内面と上記弁部15bとが密接 して空気通路が遮蔽されるようにしている。この弁部材本体16bの空気ボンベ C寄り一端部における中空内面には雌ネジが切られており、該雌ネジに螺合する 雄ネジを有しかつ空気ボンベC内の空気の通路が形成されるように中心部に穴を 有するプラグ17bが、上記コイルバネ20bを付勢した状態で弁部材本体16b に取り付けられる。
【0025】 上記弁部材本体16bの両端部には雄ネジが、また、継手本体部11bの弁部材 本体16b寄りの一端部及び空気ボンベCの開口部内面には、夫々、上記雄ネジ に螺合せしめることができる雌ネジが切られている。弁部材本体16bの雄ネジ 端は、空気ボンベCの雌ネジ開口に螺合・固定される。そして、空気ボンベCと 一体になった弁部材本体16bの雄ネジ端を継手本体部11bの雌ネジ開口に、図 示のように、螺合すれば、弁部材本体16bの弁棒14bは押し棒部材8bの一端 に押圧され、弁部15bはテーパ状シート26bより離隔せしめられて空気流路が 開かれる。
【0026】 本実施例においては、200気圧の98ccボンベが2本使用されており、水深 5m以内、約3〜5分間潜水できるように構成されている。この空気ボンベCの 空気充填作業は、弁部材本体16bが空気ボンベCに取り付けられた状態で行な われる。すなわち、上記継手本体部11bに上記押し棒部材8bを取り付けたもの と類似構成の不図示の空気供給側コネクタに、弁部材本体16bをねじ込んだ状 態で圧縮空気を送り込むことにより充填が行なわれる。
【0027】 図2に示すように、この継手本体部11bは、該継手本体部11bに形成された 上記空気通路に連絡するような空気通路を有する中空ジョイント4bにより、間 にスペーサ34aを介して、減圧機構部A1のケーシング28aに固定される。
【0028】 上記中空ジョイント4bを通して送られてきた空気は、この減圧機構部A1に 案内され、ここで減圧される。このケーシング28a内に収納された減圧機構は 、つぎのように構成されている。すなわち、図2,3に示すように、このケーシ ング28aには、その後方側に後蓋22aを介して圧力変換ハウジング24aが取 り付けられている。この圧力変換ハウジング24aにはその前面に開口が形成さ れており、該開口内に、前方側の一端部に押し蓋14aが、また、後方側の一端 部に高圧ピストン18aを有するロールピン16aが、間隙を有して内嵌せしめら れている。この高圧ピストン18aと後蓋22aとの間には、コイルバネ20aが 備えられており、高圧ピストン18aが、常に、圧力変換ハウジング24aの前面 の内面に付勢されるように構成されている。すなわち、この高圧ピストン18a の前端面の一部と、圧力変換ハウジング24aの上記前面の内面とにより弁が構 成されており、上記押し蓋14aを後方へ押圧することにより、この弁は開口せ しめられる。
【0029】 一方、このケーシング28aには、圧力変換ハウジング24a内部の圧力変化に より前後方向に撓むダイヤフラム12aが、ケーシング28aに螺合せしめられる ダイヤフラム押さえナット8aにより取り付けられている。このダイヤフラム押 さえナット8aの前端部内面には、図に示すように、後方側が凹状に形成された ダイヤフラム調整ナット4aが螺合せしめられている。この凹状内にはコイルバ ネ6aが備えられており、スプリング受け10aを間に介して、該コイルバネ6a により上記ダイヤフラム12aが後方へ押圧されるようにしている。すなわち、 このダイヤフラム12aは、上記高圧ピストン18aを押圧する上記コイルバネ2 0aと、上記スプリング受け10aを押圧するコイルバネ6aとによりバランスが 取られており、該ダイヤフラム12aにより仕切られた圧力変換ハウジング24a 側の圧力と、ダイヤフラム調整ナット4a側の圧力との間に違いが生じた際に、 該圧力差により撓むダイヤフラムにより押圧されて弁が開閉されるようにしてい る。弁開口時においては、高圧空気は、該弁を通して押し蓋14a側へ案内され るが、上記ダイヤフラム12aの圧力調整作用により、押し蓋14a側の圧力は、 常に、圧力変換ハウジング24a内の圧力よりも低圧になるように調整される。 なお、このケーシング28aには、押し蓋14aの上方に上記供給量調整部の供給 量調整機構へ連絡する空気流路39aが形成され、上記ダイヤフラム調整ナット 4aの前面には、図のような前面カバー2aが取り付けられる。
【0030】 また、この圧力変換ハウジング24aの後方側には、該圧力変換ハウジング2 4aの高圧ピストン18a側の圧力と等しい圧力を有する公知の残圧警告装置Dが 取り付けられており、空気ボンベC内の空気圧が約30〜40気圧にまで低下し たときに、その空気圧を利用してブザー音を発するようにしている。このブザー 音は、空気ボンベC内の圧力が約15〜20気圧に低下するまで発せられ続け、 該ブザー音が停止した時点で、約2呼吸分の空気をボンベ内に残している。
【0031】 上記中空ジョイント4bを通して送られてきた空気は、上記高圧ピストン18a を収納している圧力変換ハウジング24a内に案内された後、上記ダイヤフラム 12aの圧力調整作用によってより低い圧力に変換され、ケーシング28aに形成 された上記空気流路39aに案内される。
【0032】 一方、図3に示すように、上記減圧機構部A1のケーシング28aの上部には 中空に形成された中空連結軸36aが固定されており、間に中空の締付ナット3 2aを介してケーシング54aが取り付けられている。
【0033】 この締付けナット32aの上部内面には、中空の中間部材42aが固定されてお り、該中間部材42aの上部内面には、減圧機構部A1側において凹状に形成さ れかつ上端面に穴を有するハウジング38aが螺合せしめられている。該穴には 、上記中空連結軸36aの上端に当接して該中空連結軸36aに形成された上記中 空の上端を遮蔽する弁部68aを一端部に有するレバー調整ボルト50aが、移動 自在に内嵌せしめられている。このレバー調整ボルト50aの上端部には、図に 示すように、P1とP2との間で移動自在となるようなレバー52aが固定され ている。また、上記ハウジング38aに形成された上記凹部内には、コイルバネ 44aが備えられており、上記弁部68aを上記中空連結軸36aの上端に付勢し ている。このハウジング38aと中間部材42aとの間には、空気流路70aが形 成されている。
【0034】 上記ハウジング38aは、図に示すように、その側面及び上部所定位置に、夫 々、上記空気流路70aに連絡する開口72aと、エア供給口46aとを有してい る。すなわち、レバー52aをP1からP2へと移動させることにより、上記弁 部68aと、中空連結軸36aの上記上端とにより構成される弁が開口せしめられ 、上記減圧機構部A1のケーシング28aに形成された上記空気流路39aより案 内された空気が、中空連結軸36aの中空及び上記各空気通路70a,72aを通っ てエア供給口46aから供給されるようにしている。
【0035】 一方、この供給量調整部A2のケーシング54aは、図3に示すように、ケー シング本体部55aと、該本体部55aの前面部に螺合せしめられるダイヤフラム キャップ56aとを備えている。このケーシング本体部55aの前端とダイヤフラ ムキャップ56aとの間には、図に示すようなダイヤフラム58a固定されている 。また、このケーシング54aの後方部には、図1に示すように、インシュロッ ク66aを介してマウスピースEが固定されている。
【0036】 このダイヤフラム58aは、図に示すように、上記レバー52aの先端部に略当 接する位置に位置せしめられ、マウスピースEを通して吸気することによって低 下せしめられるケーシング54a内の圧力によりダイヤフラム58aはマウスピー スE寄りに変位せしめられ、該ダイヤフラム58aに当接する上記レバー52aを P1からP2へ移動させるようにしている。これによって、マウスピースEを通 して吸気された空気量と略等量の空気が、上記エア供給口46aから供給される ようにしている。
【0037】 上記ダイヤフラムキャップ56aには、図に示すように、コイルバネ62aによ り一方向に付勢せしめられるパージボタン60aが取り付けられている。このパ ージボタン60aのマウスピースE寄りの一端は、ダイヤフラム58aに略当接し た位置に位置せしめられており、これをマウスピースE方向へ押圧することによ りダイヤフラム58は該マウスピースE側に変位せしめられ、上記の如く、レバ ー52aはP1からP2方向へ移動せしめられる。本呼吸装置を水中で使用する 場合に、空気ボンベC内に空気が残っているかどうかを確認したり、マウスピー スEやケーシング54a内に水が侵入してきたときにこれを排出したりする際に 、このパージボタン60aが使用される。
【0038】 上記構成の本呼吸装置を使用するに際して、高圧空気の充填された1対の弁部 材2b付き空気ボンベCを準備する。ついで、各弁部材2bの一端部を、夫々、継 手本体部11b内にねじ込んで両者を固定する。このとき、上記の如く、弁部材 2bの弁棒14bの一端が押し棒部材8bにより空気ボンベC方向に押圧され、上 記テーパ状シート26bと上記弁部15bとの間に空気通路が形成されて、ボンベ C内の高圧空気は上記各空気通路24b,10b,12b,18bを経て上記圧力変換 ハウジング24a内へ案内される。このとき、高圧空気の一部は、圧力変換ハウ ジング24aと高圧ピストン18aとにより構成される弁の開口を通して、ダイヤ フラム12a側にも案内され、該ダイヤフラム12a側、すなわち上記中空連通軸 36aの中空に至るまでの空気流路側に一定の圧力が加えられる。
【0039】 ついで、本装置のマウスピースEより吸気を開始すると、供給量調整部A2の ケーシング54a内に収納されているダイヤフラム58aがマウスピースE方向に 変位して、レバー52aはP1からP2へ移動せしめられる。これによって、レ バー調整ボルト50aは上昇せしめられ、中空連通軸36a内の空気は上記空気流 路70a,72aを経てエア供給口46aよりケーシング54a内に供給される。こ のとき、上記ダイヤフラム12a側の圧力が低下し、ダイヤフラム12aが圧力変 換ハウジング24a方向に変位せしめられる。その結果、押し蓋14aがダイヤフ ラム12aによって圧力変換ハウジング24a方向に押圧されて上記弁は開口せし められ、圧力変換ハウジング24a内の高圧空気は、上記弁を通してダイヤフラ ム12a側へ送られる。
【0040】 一方、この呼吸装置を水中で使用する場合、空気ボンベC内の圧力が低下した ときに、マウスピースE等から入り込んだ海水等が、水圧の影響を受けてエア供 給口46aから上記各空気通路72a,70a,39a,18b,10b,24bを経て空気 ボンベC内へ逆流しようとする。しかし、上記の如く押し棒部材8bに形成され た弁室12及び該弁室12内に収納されたボールとが逆止弁として機能するため 、逆流は阻止される。
【0041】 つぎに、図4,5に従って第2実施例について説明する。
【0042】 図4は、本実施例に係る呼吸器の全体説明図であり、図5は、この呼吸器が身 体に装着された状態を示した使用状態図である。図4に示すように、この呼吸器 は、本体部Fと、1対の空気ボンベCと、本体部Fと両空気ボンベCとを連絡す る1対のコネクタGと、この空気ボンベCを身体に装着するためのジャケットH とから構成されている。
【0043】 図4に示すように、この呼吸装置の本体部Fは、上記第1実施例の呼吸装置か ら弁部材本体16bを取り外したものと全く同一に構成されている。従って、本 体部Fの継手本体部には、上記第1実施例の装置に備えられているものと同一の 押し棒部材が備えられている。
【0044】 一方、上記コネクタGは、図に示すように、本体部Fに取り付けられる第1コ ネクタ4fと、空気ボンベCに取り付けられる第2コネクタ8fと、両コネクタ4 f,8fを連絡する高圧ホース6fとから構成されている。この第1コネクタ4fに は、上記第1実施例の呼吸装置に備えられているのと同一の弁部材本体16bが 備えられており、一方、第2コネクタ8fには、空気ボンベCが有する雌ネジ開 口に螺合せしめることができる雄ネジが切られている。
【0045】 この空気ボンベCの空気充填作業に関しては、第2コネクタ8fが、予め、空 気ボンベCに取り付けられた状態で、第1コネクタ4f側から行なわれる。充填 完了後、第1コネクタ4fを本体部Fにねじ込むことにより、本体部F側に備え られた押し棒部材8bにより第1コネクタ4f側に備えられた弁部材の弁棒が高圧 ホース6f寄りに押圧されて、空気ボンベCから本体部Fに至る空気通路が形成 されることは、上記第1実施例の呼吸装置の場合と全く同様である。
【0046】 この呼吸装置に使用される空気ボンベCは、上記第1実施例に使用される空気 ボンベ以外にも、必要に応じて、たとえば、300cc、500cc、又は1000 cc等の種々の容量の空気ボンベを自在に選択して使用することができる。
【0047】 上記空気ボンベCは、図5に示すように、空気ボンベCを収納することのでき る1対のポケット2hを備えたボンベ挿入式ポケット付きジャケットHにより身 体の背面側に装着されるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例に係る呼吸装置の全体斜
視図である。
【図2】 図1に示した呼吸装置の要部平面断面図であ
る。
【図3】 図1に示した呼吸装置の要部側面断面図であ
る。
【図4】 本考案の第2実施例に係る呼吸装置の一部を
示す説明図である。
【図5】 図4の呼吸装置の空気ボンべが収納されたジ
ャケットを着用した状態を示す使用図である。
【符号の説明】
A 圧力調整本体 A1 減圧機
構部 A2 供給量調整部 B 継手 C 空気ボンベ D 残圧警告
装置 E マウスピース F 本体部 G コネクタ H ジャケッ
ト 2a 前面カバー 4a ダイヤ
フラム調整ナット 6a コイルバネ 8a ダイヤ
フラム押さえナット 10a スプリング受け 12a ダイ
ヤフラム 14a 押し蓋 16a ロー
ルピン 18a 高圧ピストン 20a コイ
ルバネ 22a 後ろ蓋 24a 圧力
変換ハウジング 28a ケーシング 32a 締付
ナット 34a スペーサ 36a 中空
連結軸 38a ハウジング 39a 空気
流路 42a 中間部材 44a コイ
ルバネ 46a エア供給口 48a ナッ
ト 50a レバー調整ボルト 52a レバ
ー 54a ケーシング 55a ケー
シング本体部 56a ダイヤフラムキャップ 58a ダイ
ヤフラム 60a パージボタン 62a コイ
ルバネ 64a エキゾーストバルブ 66a イン
シュロック 68a 弁部 70a 空気
流路 72a 開口 2b 弁部材 4b 中空ジョイント 6b 座金 8b 押し棒部材 10b 空気
通路 11b 継手本体部 12b 弁室 14b 弁棒 15b 弁部 16b 弁部材本体 18b 空気
通路 17b プラグ 20b コイ
ルバネ 22b ボール 24b 空気
通路 26b テーパ状シート 2f 弁部材
本体 4f 第1コネクタ 6f 高圧ホ
ース 8f 第2コネクタ 2h ポケッ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の小型空気ボンベと、圧力調整本体
    と、該各空気ボンベと該圧力調整本体とを連結しかつ空
    気ボンベ内の空気を圧力調整本体に供給する各通路を備
    えた継手と、圧力調整本体に接続されて空気ボンベ内の
    空気の圧力が所定値にまで低下したときに空気ボンベ内
    の空気圧を利用して警告音を発するように構成された残
    圧警告装置と、圧力調整本体に接続されるマウスピース
    とを備えた呼吸装置であって、 圧力調整本体は、各空気ボンベより継手を通して送られ
    てきた空気の圧力を減圧する減圧機構と、該減圧機構に
    より減圧された空気をさらに減圧しかつ必要量だけ供給
    するための供給量調整機構とを備え、 上記残圧警告装置は、上記減圧機構に取り付けられ、 上記供給量調整機構には、上記マウスピースが接続さ
    れ、かつマウスピースを通して排出される排出ガスを外
    部に排出するための逆止弁が備えられたことを特徴とす
    る呼吸装置。
  2. 【請求項2】 上記継手は、継手本体と、該継手本体内
    に備えられて上記空気ボンベ内の空気を上記減圧機構に
    送る上記通路を形成する1対の逆止弁とを備え、 上記1対の逆止弁は、減圧機構寄りに位置せしめられた
    第1逆止弁であって、軸方向に内部が中空に形成されか
    つ該中空の一部は減圧機構方向に広がるようにテーパ状
    に形成された第1逆止弁シートと、該テーパ状中空内に
    収納されるボールとを備えた第1逆止弁と、空気ボンベ
    寄りに位置せしめられた第2逆止弁であって、軸方向に
    内部が中空に形成されかつ該中空の一部は空気ボンベ方
    向に広がるようにテーパ状に形成された第2逆止弁シー
    トと、該第2逆止弁シートに形成された中空内に間隙を
    有して内嵌せしめられかつ第2逆止弁シートに形成され
    た上記テーパ状内面に係合する弁部を備えた弁棒と、該
    弁棒を減圧機構方向に付勢するための付勢手段とを備え
    た第2逆止弁とから構成され、 第2逆止弁シートの減圧機構寄りの部分は、上記第1逆
    止弁シートの空気ボンベ寄りの部分と係合させることが
    できるように凹状に形成され、 第2逆止弁は、上記弁棒の減圧機構寄りの一端が上記第
    1逆止弁シートの空気ボンベ寄りの一端で押圧されるこ
    とにより開口せしめられ、 上記第1逆止弁シートの空気ボンベ寄りの一端部には、
    上記弁棒との当接位置及び第2逆止弁シートの上記凹状
    内面の係合位置とから外れた位置に第1逆止弁シートに
    形成された上記中空と連通する開口が形成されたことを
    特徴とする請求項1記載の呼吸装置。
  3. 【請求項3】 本体部と、1対の空気ボンベと、該本体
    部と該1対の空気ボンベとを接続し空気ボンベ内の空気
    を本体部に供給するための通路を有する接続部材と、空
    気ボンベを身体に装着するためのボンベ挿入式ポケット
    付きジャケットとを備え、 本体部は、圧力調整本体と、該圧力調整本体に接続され
    空気ボンベ内の空気の圧力が所定値にまで低下したとき
    に空気ボンベ内の空気圧を利用して警告音を発するよう
    に構成された残圧警告装置と、圧力調整本体に接続され
    るマウスピースとを備え、 圧力調整本体は、空気ボンベより上記接続部材を通して
    送られてきた空気の圧力を減圧する減圧機構と該減圧機
    構により減圧された空気をさらに減圧しかつ必要量だけ
    供給するための供給量調整機構とを備え、 上記残圧警告装置は、上記減圧機構に取り付けられ、 上記供給量調整機構には、上記マウスピースが接続さ
    れ、かつマウスピースを通して排出される排出ガスを外
    部に排出するための逆止弁が備えられ、 上記接続部材は、上記本体部に接続される第1コネクタ
    と、上記空気ボンベに接続される第2コネクタとを有
    し、第1コネクタと第2コネクタとはホースで接続され
    たことを特徴とする呼吸装置。
  4. 【請求項4】 上記本体部は、該本体部と上記第1コネ
    クタとの連結部に第1逆止弁を有し、かつ、第1コネク
    タは、該第1コネクタと上記本体部との連結部に第2逆
    止弁を有し、 第1逆止弁は、軸方向に内部が中空に形成されかつ該中
    空の一部は上記減圧機構方向に広がるようにテーパ状に
    形成された第1逆止弁シートと、該テーパ状中空内に収
    納されるボールとを備え、 第2逆止弁は、軸方向に内部が中空に形成されかつ該中
    空の一部は上記ホース方向に広がるようにテーパ状に形
    成された第2逆止弁シートと、該第2逆止弁シートに形
    成された中空内に間隙を有して内嵌せしめられかつ第2
    逆止弁シートに形成された上記テーパ状内面に係合する
    弁部を備えた弁棒と、該弁棒を上記本体部方向に付勢す
    るための付勢手段とを備え、 第2逆止弁シートの上記本体部寄りの部分は、第1逆止
    弁シートの上記第1コネクタ寄りの部分と係合させるこ
    とができるように凹状に形成され、 第2逆止弁は、弁棒の上記本体部寄りの一端が上記第1
    逆止弁シートの上記第1コネクタ寄りの一端で押圧され
    ることにより開口せしめられ、 上記第1逆止弁シートの上記第1コネクタ寄りの一端部
    には、上記弁棒との当接位置及び第2逆止弁シートの上
    記凹状内面との係合位置とから外れた位置に第1逆止弁
    シートに形成された上記中空と連通する開口が形成され
    たことを特徴とする請求項3記載の呼吸装置。
JP1482592U 1992-03-19 1992-03-19 呼吸装置 Pending JPH0620109U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1482592U JPH0620109U (ja) 1992-03-19 1992-03-19 呼吸装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1482592U JPH0620109U (ja) 1992-03-19 1992-03-19 呼吸装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0620109U true JPH0620109U (ja) 1994-03-15

Family

ID=11871822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1482592U Pending JPH0620109U (ja) 1992-03-19 1992-03-19 呼吸装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0620109U (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237280A (en) * 1975-09-19 1977-03-23 Nippei Toyama Corp Device for automatically inserting piston rings
JPS5391299A (en) * 1976-10-13 1978-08-10 Spirotech Ind Commerc Breathing device
JPS6039597A (ja) * 1983-08-12 1985-03-01 バブコツク日立株式会社 放射能を帯びた金属構造物の切断方法
JPH0268296A (ja) * 1988-08-31 1990-03-07 Takuyou Riken:Kk 簡易型呼吸器
JPH0217145B2 (ja) * 1980-05-14 1990-04-19 Cpc International Inc

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237280A (en) * 1975-09-19 1977-03-23 Nippei Toyama Corp Device for automatically inserting piston rings
JPS5391299A (en) * 1976-10-13 1978-08-10 Spirotech Ind Commerc Breathing device
JPH0217145B2 (ja) * 1980-05-14 1990-04-19 Cpc International Inc
JPS6039597A (ja) * 1983-08-12 1985-03-01 バブコツク日立株式会社 放射能を帯びた金属構造物の切断方法
JPH0268296A (ja) * 1988-08-31 1990-03-07 Takuyou Riken:Kk 簡易型呼吸器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5368018A (en) Breathing apparatus mouthpiece
US4841953A (en) Auxiliary supply system for a portable self-contained breathing apparatus
US5368022A (en) In-line first stage air pressure regulator for use in scuba diving
RU2000131162A (ru) Прибор защиты органов дыхания быстрого надевания
WO2004110857A3 (en) Underwater breathing devices and methods
CA1048889A (en) Connector device for breathing apparatus
US8166973B2 (en) Breathing apparatus structure with two-stage reduced-pressure spare air bottle head
US5379762A (en) Mouthpiece unit of diving respirator
US4928686A (en) Lightweight breathing device
US20010015203A1 (en) Breathing apparatus
JPH0620109U (ja) 呼吸装置
GB964787A (en) Improvements in or relating to breathing equipment
US5386824A (en) Lightweight breathing device
US5960793A (en) Breathing device for diving
CN109050832A (zh) 一种减压呼吸装置及便携式潜水呼吸器
US4161947A (en) Divers exhaust valve
US4502817A (en) Air inlet valve for underwater diver's dry suit
US2757680A (en) Breathing device
US5209224A (en) Lightweight breathing device
JPH0268296A (ja) 簡易型呼吸器
CN216715850U (zh) 高原供氧装置
GB1093393A (en) Diver's breathing system
US2945501A (en) Auxiliary tank relief valve
JPH07106718B2 (ja) 簡易潜水具
JP3104675U (ja) 救命装置