JPH0619938U - 角パイプ用絞り装置 - Google Patents
角パイプ用絞り装置Info
- Publication number
- JPH0619938U JPH0619938U JP3197892U JP3197892U JPH0619938U JP H0619938 U JPH0619938 U JP H0619938U JP 3197892 U JP3197892 U JP 3197892U JP 3197892 U JP3197892 U JP 3197892U JP H0619938 U JPH0619938 U JP H0619938U
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- Japan
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- diameter
- dies
- expansion
- center
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は角型パイプの接続端の絞り作業が容
易に行える絞り装置を提供することを目的とするもので
ある。 【構成】 本考案は、内部絞りダイス4の先端側に4分
割状の拡径絞りダイス17、17、・・を伸縮用スプリ
ング19によって常時は縮径した状態でセンタ−スピン
ドル5に遊嵌状に挿通し、同センタ−スピンドル5の先
端に連結される拡径カム20によって絞り作業時には、
上記拡径絞りダイス17、17、・・を拡径した状態を
保持し、作業終了時には上記拡径絞りダイス17、1
7、・・を縮径させるような構成とするものである。
易に行える絞り装置を提供することを目的とするもので
ある。 【構成】 本考案は、内部絞りダイス4の先端側に4分
割状の拡径絞りダイス17、17、・・を伸縮用スプリ
ング19によって常時は縮径した状態でセンタ−スピン
ドル5に遊嵌状に挿通し、同センタ−スピンドル5の先
端に連結される拡径カム20によって絞り作業時には、
上記拡径絞りダイス17、17、・・を拡径した状態を
保持し、作業終了時には上記拡径絞りダイス17、1
7、・・を縮径させるような構成とするものである。
Description
【0001】
本考案は例えばビニ−ルハウス組み立ての際に、支柱の連結の為に、角型パイ プの接続端を絞る装置に関するものである。
【0002】
従来より円筒型のパイプを支柱としてビニ−ルハウスの組み立てを行っている が、その連結の際のボルトナット締めつけ嵌合での芯出し締結に非常に手間を要 することが多い。
【0003】
本考案では上記問題点を解消するために、角型パイプの接続端を絞り、嵌合締 結が容易に行える絞り装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案の上記目的は次の如き構成の装置によって達成できる。即ちその要旨は 基台上に角型パイプ挿入口が貫設された絞り装置本体を架設せしめ、該絞り装置 本体の出口側に四方より押圧する外部絞りダイスをそれぞれ配置せしめ、更に上 記出口側に常に角型パイプの中心位置に沿って前後駆動可能なセンタ−スピンド ルを設け、該センタ−スピンドルに遊嵌状に挿通される内部絞りダイスを挿通せ しめると共に、該内部絞りダイスの先端側に4分割状の拡径絞りダイスを常時は 伸縮用スプリングによって縮径された状態でセンタ−スピンドルに遊嵌状に挿通 せしめると共に、該センタ−スピンドルの先端に上記拡径絞りダイスを拡径した 状態を保持する拡径カムを連結せしめた如き構成としたことを特徴とする角パイ プ用絞り装置である。
【0005】
本考案は図4に示すように、絞り装置本体2のパイプ挿入口22より角型パイ プAを挿入する。そして角型パイプA内に縮径された状態の拡径絞りダイス17 と内部絞りダイス4とを内部絞りダイス取り付けフランジ14によって、挿入し た状態で保持する。次にセンタ−スピンドル5の先端の拡径カム20を上記拡径 絞りダイス17内に押し入れることで、拡径絞りダイス20が拡径し、角型パイ プA内にて強固に固着される。このような状態下で、外部絞りダイス3、3、・ ・によって角型パイプAの絞り作業を行う。そこで図4に示すように、絞り作業 が終了した時点で、上記センタ−スピンドル5基端に装着されるカムスピンドル 取付フランジ12がセンタ−スピンドルシリンダ−6によって前方に押し出すこ とで、その先端の拡径カム20が上記拡径絞りダイス17より解除され、伸縮用 スプリング19によって縮径される。 更に上記カムスピンドル取付フランジ10は、カム駆動ロッド11の停止部1 3によってその動きを強制的に停止され、その状態から反作動によって図中想像 線で示すようにセンタ−スピンドルシリンダ−6が後方に移動することとなる。 この作動によってシリンダ−取付フランジ10も同時に後方に移動し、それによ って絞りダイス駆動ロッド9と連結される内部絞りダイス取り付けフランジ14 が同様に後方に移動して内部絞りダイス4と拡径絞りダイス17とを角型パイプ A内より取り出す。そして角型パイプAを絞り装置本体2内より引き抜くことに よって、図6に示すような角型パイプAを製作することが出来るものである。
【0006】
以下本考案に係る角型パイプ用絞り装置を、その実施例を示す図面を参酌し乍 ら詳述する。 図1は本考案の全体説明図である。 基台1上に、絞り装置本体2が架設されるものである。この絞り装置本体2は 、四方より角型に押圧する外部絞りダイス3、3、・・と、角型パイプ内にて保 持される内部絞りダイス4とから構成され、同内部絞りダイス4は、センタ−ス ピンドル5によって保持されるものであり、同センタ−スピンドル5は、その基 端をセンタ−スピンドルシリンダ−6によって前後動自在とされるものである。 更に上記センタ−スピンドルシリンダ−6は、絞り装置本体2のシリンダ−取 付壁2’に取り付けられる全体ガイドロッド7に装着される全体ガイド取付フラ ンジ8と、図2に示すように、絞りダイス駆動ロッド9に取り付けられるシリン ダ−取付フランジ10により保持される。又上記センタ−スピンドル5には、カ ム駆動ロッド11に遊嵌状に挿通されるカムスピンドル取付フランジ12が装着 され、同カムスピンドル取付フランジ12は、カム駆動ロッド11の段差のスト ロ−ク範囲内の停止部13によって定位置に停止する機構とするものである。
【0007】 又上記絞りダイス駆動ロッド9の基端側には内部絞りダイス取り付けフランジ 14が装着され、同内部絞りダイス取り付けフランジ14によって内部絞りダイ ス4の基端が連結される機構とする。 そこで図3に示すように、内部絞りダイス4は、その中心に沿ってセンタ−ス ピンドル5が遊嵌状に挿通可能な挿通穴15が貫設され、その先端側に4個の保 持ピン16、16、・・が突設され、4個の拡径絞りダイス17、17、・・に 斜め方向に貫設される長孔18、18、・・に挿通されることによって、上記拡 径絞りダイス17、17、・・が保持される機構とされる。この拡径絞りダイス 17、17、・・は、その外壁面に刻設される溝部18’、18’、・・に嵌合 される伸縮用スプリング19によって上記内部絞りダイス4と同径の状態に保持 される。そして上記センタ−スピンドル5の先端には拡径カム20が連結され、 同拡径カム20を拡径絞りダイス17、17、・・内に挿入することによって拡 径絞りダイス17、17、・・を角型パイプ内径に合わせた状態で拡径できる機 構とするものである。 又上記外部絞りダイス3、3、・・は、図1に示す油圧シリンダ−21、21 、・・によって、作動させる機構とするものである。
【0008】
以上述べて来た如く本考案によれば、角型パイプの絞り作業が容易に行えるこ とができ、かつその取り替えがスム−ズに行えるものである。又拡径ダイスによ って絞り境目が崩れることがないので、角型パイプ同志の接続が精度よく確実に 行えるなど種々の効果を奏するものである。
【0009】
【図1】本考案の全体側面説明図である。
【図2】本考案の部分拡大平面説明図である。
【図3】本考案の内部絞りダイスの拡大斜視図である。
【図4】本考案の内部断面説明図である。
【図5】本考案の作動説明図である。
【図6】本考案により絞られた角パイプの斜視図であ
る。
る。
1 基台 2 絞り装置本体 3 外部絞りダイス 4 内部絞りダイス 5 センタ−スピンドル 6 センタ−スピンドルシリンダ− 17 拡径絞りダイス 19 伸縮用スプリング 20 拡径カム 22 パイプ挿入口
Claims (1)
- 【請求項1】 基台上に角型パイプ挿入口が貫設された
絞り装置本体を架設せしめ、該絞り装置本体の出口側に
四方より押圧する外部絞りダイスをそれぞれ配置せし
め、更に上記出口側に常に角型パイプの中心位置に沿っ
て前後駆動可能なセンタ−スピンドルを設け、該センタ
−スピンドルに遊嵌状に挿通される内部絞りダイスを挿
通せしめると共に、該内部絞りダイスの先端側に4分割
状の拡径絞りダイスを常時は伸縮用スプリングによって
縮径された状態でセンタ−スピンドルに遊嵌状に挿通せ
しめると共に、該センタ−スピンドルの先端に上記拡径
絞りダイスを拡径した状態を保持する拡径カムを連結せ
しめた如き構成としたことを特徴とする角パイプ用絞り
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3197892U JPH0735617Y2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 角パイプ用絞り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3197892U JPH0735617Y2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 角パイプ用絞り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619938U true JPH0619938U (ja) | 1994-03-15 |
JPH0735617Y2 JPH0735617Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=12346037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3197892U Expired - Fee Related JPH0735617Y2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 角パイプ用絞り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735617Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013047650A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 日新製鋼株式会社 | 段差付き角パイプの製造方法 |
WO2013047649A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 日新製鋼株式会社 | 段差付き角パイプの製造方法 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP3197892U patent/JPH0735617Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013047650A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 日新製鋼株式会社 | 段差付き角パイプの製造方法 |
WO2013047649A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 日新製鋼株式会社 | 段差付き角パイプの製造方法 |
JP2013075322A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Nisshin Steel Co Ltd | 段差付き角パイプの製造方法 |
JP2013075323A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Nisshin Steel Co Ltd | 段差付き角パイプの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735617Y2 (ja) | 1995-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |