JPH06197024A - 変調方法、変調装置及び復調装置 - Google Patents

変調方法、変調装置及び復調装置

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JPH06197024A
JPH06197024A JP5134287A JP13428793A JPH06197024A JP H06197024 A JPH06197024 A JP H06197024A JP 5134287 A JP5134287 A JP 5134287A JP 13428793 A JP13428793 A JP 13428793A JP H06197024 A JPH06197024 A JP H06197024A
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pattern
bit
code
bits
modulation
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Hiroyuki Ino
浩幸 井野
Takashi Sato
高 佐藤
Toshiyuki Nakagawa
俊之 中川
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Sony Corp
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Publication date
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03M5/00Conversion of the form of the representation of individual digits
    • H03M5/02Conversion to or from representation by pulses
    • H03M5/04Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
    • H03M5/14Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
    • H03M5/145Conversion to or from block codes or representations thereof
    • HELECTRICITY
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    • H04L25/4915Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems using binary codes using pattern inversion or substitution
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 符号化回路11は、入力データ系列を伝送に
適した符号系列Aに変換する。パターン発生回路12
は、所定の長さのパターンを変調符号の低域カットオフ
周波数に反比例した所定間隔で発生する。パターン挿入
回路13は、符号系列Aにパターンを所定間隔で挿入す
る。変調回路14は、パターンが挿入された符号系列B
をNRZI変調して出力する。タイミング管理回路15
は、パターン挿入回路13等を制御する。 【効果】 挿入したパターンにより変調符号のDSVを
制御することができると共に、冗長度の増加を必要最小
限に抑えて、伝送系の要求する仕様にDSV制御特性を
適合させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変調方法、変調装置及
び復調装置に関し、データを伝送したり、記録媒体に記
録する際に、伝送(記録)に適した変調を施した変調符
号のDSVを向上させるものである。
【0002】
【従来の技術】データを伝送したり、例えば磁気テー
プ、磁気ディスク、光ディスク等の記録媒体に記録する
際に、データに伝送(記録)に適した符号化処理、変調
処理を施し、得られる変調符号を伝送するようになって
いる。とことで、再生時において、例えば再生信号を2
値化(ディジタル化)する際の基準レベルのふらつきに
起因したエラーが発生しないようにするため、あるいは
例えばディスク装置の所謂サーボ制御におけるトラッキ
ングエラー信号等の各種のエラー信号に変動が生じない
ようにするためには、変調符号に直流成分が含まれない
ようにすることが必要である。
【0003】データのシンボル「1」、「0」をそれぞ
れ+1、−1とし、変調符号系列の開始時点からのシン
ボルの総和である所謂DSV(Digital Sum Value)は、
上述の直流成分の評価の目安であり、DSVの絶対値が
小さいと、直流成分又は低域成分が少ないことを表して
いる。
【0004】したがって、ディジタル・オーディオ・テ
ープレコーダ(DAT)で採用されている8−10変
換、コンパクトディスク(CD)プレーヤで採用されて
いるEFM(Eight to Fourteen Modulation)、磁気ディ
スク装置で採用されているMiller2 (Miller squa
re)等の変調では、例えば所謂マーク間(mark positio
n) 変調であるNRZ(Non Return to Zero)やマーク長
(mark length)変調であるNRZI(Non Return to Zer
o Inverted) を施した後のDSVの絶対値を小さくする
DSV制御が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】換言すると、これらの
変調ではDSV制御特性が一意的に決定されており、D
SV制御特性を伝送系(あるいは記録系と再生系)の要
求する仕様に適合させることが困難であった。例えば伝
送系の仕様を満足しなかったり、逆に伝送系の仕様以上
のDSV制御特性を有する、すなわち余分な冗長を有す
ることになってしまうという問題があった。
【0006】一方、一般的な符号、例えば「0」の最小
ラン(run) をdとし、最大ランをkとする所謂(d,
k;m,n;r)符号(r=1のとき固定長符号、r≠
1のとき可変長符号)では、DSV制御は考慮されてお
らず、上述のような直流成分に起因したエラーが発生す
る等の虞れがある。また、DSV制御特性を考慮した符
号設計を行うことも可能であるが、制約項目が増え、冗
長度が増加する等の問題がある。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑み、DSV制
御が考慮されていない符号に対して、冗長度の増加を必
要最小限に抑えて、伝送系が要求する仕様に適合したD
SV制御を行うことができる変調方法、変調装置及び復
号装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る第1の変調方法は、符号系列に所定
の長さのパターンを所定間隔で挿入し、パターンが挿入
された符号系列をNRZI変調して、DSV制御された
変調符号を出力することを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る第2の変調方法は、
(d,k)符号系列に2(d+1)ビットの長さを有す
るパターンを所定間隔で挿入し、パターンが挿入された
(d,k)符号系列をNRZI変調して、DSV制御さ
れた変調符号を出力することを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る第3の変調方法は、第
1又は第2の変調方法において、所定間隔が、変調符号
の低域カットオフ周波数に反比例した値であることを特
徴とする。
【0011】また、本発明に係る第4の変調方法は、第
1又は第2の変調方法において、パターンが、1の数が
0、1、2の3種類のパターンであることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明に係る第5の変調方法は、第
3の変調方法において、パターンが、1の数が0、1、
2の3種類のパターンであることを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る第6の変調方法は、第
4の変調方法において、今回挿入するパターン以前のD
SVと、今回挿入するパターンと次に挿入するパターン
間の符号系列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小
さくなるように3種類のパターンのうちの1つを選択し
て挿入することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る第7の変調方法は、第
5の変調方法において、今回挿入するパターン以前のD
SVと、今回挿入するパターンと次に挿入するパターン
間の符号系列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小
さくなるように3種類のパターンのうちの1つを選択し
て挿入することを特徴とする。
【0015】また、本発明に係る第1の変調装置は、符
号系列に所定の長さのパターンを所定間隔で挿入するパ
ターン挿入手段と、パターン挿入手段からのパターンが
挿入された符号系列をNRZI変調する変調手段とを備
え、変調手段からDSV制御された変調符号を出力する
ことを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る第2の変調装置は、
(d,k)符号系列に2(d+1)ビットの長さを有す
るパターンを所定間隔で挿入するパターン挿入手段と、
パターン挿入手段からのパターンが挿入された(d,
k)符号系列をNRZI変調する変調手段とを備え、変
調手段からDSV制御された変調符号を出力することを
特徴とする。
【0017】また、本発明に係る第3の変調装置は、第
1又は第2の変調装置において、パターン挿入手段が、
変調符号の低域カットオフ周波数に反比例した所定間隔
でパターンを挿入することを特徴とする。
【0018】また、本発明に係る第4の変調装置は、第
1又は第2の変調装置において、パターン挿入手段が、
1の数が0、1、2の3種類のパターンのうちの1つを
選択して挿入することを特徴とする。
【0019】また、本発明に係る第5の変調装置は、第
3の変調装置において、パターン挿入手段が、1の数が
0、1、2の3種類のパターンのうちの1つを選択して
挿入することを特徴とする。
【0020】また、本発明に係る第6の変調装置は、第
4の変調装置において、今回挿入するパターン以前のD
SVと、今回挿入するパターンと次に挿入するパターン
間の符号系列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小
さくなるように3種類のパターンのうちの1つを選択し
て挿入するようにパターン挿入手段を制御する制御手段
を備えることを特徴とする。
【0021】また、本発明に係る第7の変調装置は、第
5の変調装置において、今回挿入するパターン以前のD
SVと、今回挿入するパターンと次に挿入するパターン
間の符号系列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小
さくなるように3種類のパターンのうちの1つを選択し
て挿入するようにパターン挿入手段を制御する制御手段
を備えることを特徴とする。
【0022】また、本発明に係る復調装置は、所定の長
さのパターンを所定間隔で挿入した後に、NRZI変調
し、DSV制御された変調符号が供給され、この変調符
号をNRZI復調して、パターンが挿入された符号系列
を再生する復調手段と、復調手段からのパターンが挿入
された符号系列からパターンを除去して、元の符号系列
を再生するパターン除去手段とを備えることを特徴とす
る。
【0023】また、本発明に係る第8の変調方法は、
(d,k)符号系列に2(d+1)ビットの長さを有す
るパターンを所定間隔で挿入し、パターンが挿入された
(d,k)符号系列をNRZI変調して、DSV制御さ
れた変調符号を出力する際に、パターンが挿入される前
後のd+1ビットに基づいて、パターンを決定すること
を特徴とする。
【0024】また、本発明に係る第9の変調方法は、第
8の変調方法において、パターンが挿入される直前のd
+1ビットに1が含まれず、直後のd+1ビットに1が
含まれるときは、直後のd+1ビットを用いてパターン
を決定し、直前のd+1ビットに1が含まれ、直後のd
+1ビットに1が含まれないときは、直前のd+1ビッ
トを用いてパターンを決定することを特徴とする。
【0025】また、本発明に係る第10の変調方法は、
第8又は第9の変調方法において、パターンが挿入され
る直前及び直後のd+1ビットに1が含まれないとき
は、パターンを、最下位ビットを第1ビットとしたとき
の第d+1ビットのみを1とした第1の反転パターン、
又は1を2つ含むと共に、(d,k)符号の符号則を満
足する第1の非反転パターンとし、直前のd+1ビット
に1が含まれず、直後のd+1ビットに1が含まれると
きは、パターンを、上位d+1ビットが直後のd+1ビ
ットであって、下位d+1ビットが全て0である第2の
反転パターン、又は直後のd+1ビットが連続した第2
の非反転パターンとし、直前のd+1ビットに1が含ま
れ、直後のd+1ビットに1が含まれないときは、パタ
ーンを、上位d+1ビットが全て0であって、下位d+
1ビットが直前のd+1ビットである第3の反転パター
ン、又は直前のd+1ビットが連続した第3の非反転パ
ターンとし、直前及び直後のd+1ビットにそれぞれ1
が含まれるときは、パターンを、第1の反転パターン、
又は直前のd+1ビットと直後のd+1ビットが連続し
た第4の非反転パターンとすることを特徴とする。
【0026】また、本発明に係る第11の変調方法は、
第10の変調方法において、2d<k<2(2d+1)
が成立するときは、第4の非反転パターンを、パターン
が挿入される前後のd/2ビット(dが偶数)又は(d
+1)/2ビット(dが奇数)に基づいて決定すること
を特徴とする。
【0027】また、本発明に係る第12の変調方法は、
第10又は第11の変調方法において、今回挿入するパ
ターン以前のDSVと、今回挿入するパターンと次に挿
入するパターン間の符号系列のDSVとを加算し、加算
値の絶対値が小さくなるように反転パターン又は非反転
パターンを選択することを特徴とする。
【0028】
【作用】第1の変調方法では、符号系列に所定の長さの
パターンを所定間隔で挿入した後、NRZI変調して、
DSV制御された変調符号を出力する。
【0029】また、第2の変調方法では、(d,k)符
号系列に2(d+1)ビットの長さを有するパターンを
所定間隔で挿入した後、NRZI変調して、DSV制御
された変調符号を出力する。
【0030】また、第3の変調方法では、第1又は第2
の変調方法において、所定間隔を変調符号の低域カット
オフ周波数に反比例した値とする。
【0031】また、第4の変調方法では、第1又は第2
の変調方法において、パターンを1の数が0、1、2の
3種類のパターンとする。
【0032】また、第5の変調方法では、第3の変調方
法において、パターンを1の数が0、1、2の3種類の
パターンとする。
【0033】また、第6の変調方法では、第4の変調方
法において、今回挿入するパターン以前のDSVと、今
回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の符号系
列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小さくなるよ
うに3種類のパターンのうちの1つを選択して挿入す
る。
【0034】また、第7の変調方法では、第5の変調方
法において、今回挿入するパターン以前のDSVと、今
回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の符号系
列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小さくなるよ
うに3種類のパターンのうちの1つを選択して挿入す
る。
【0035】第1の変調装置では、符号系列に所定の長
さのパターンを所定間隔で挿入した後、NRZI変調し
て、DSV制御された変調符号を出力する。
【0036】また、第2の変調装置では、(d,k)符
号系列に2(d+1)ビットの長さを有するパターンを
所定間隔で挿入した後、NRZI変調して、DSV制御
された変調符号を出力する。
【0037】また、第3の変調装置では、第1又は第2
の変調装置において、所定間隔を変調符号の低域カット
オフ周波数に反比例した値とする。
【0038】また、第4の変調装置では、第1又は第2
の変調装置において、パターンを1の数が0、1、2の
3種類のパターンとする。
【0039】また、第5の変調装置では、第3の変調装
置において、パターンを1の数が0、1、2の3種類の
パターンとする。
【0040】また、第6の変調装置では、第4の変調装
置において、今回挿入するパターン以前のDSVと、今
回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の符号系
列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小さくなるよ
うに3種類のパターンのうちの1つを選択して挿入す
る。
【0041】また、第7の変調装置では、第5の変調装
置において、今回挿入するパターン以前のDSVと、今
回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の符号系
列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小さくなるよ
うに3種類のパターンのうちの1つを選択して挿入す
る。
【0042】また、復調装置では、変調符号をNRZI
復調してパターンが挿入された符号系列を再生し、パタ
ーンが挿入された符号系列からパターンを除去して元の
符号系列を再生する。
【0043】また、第8の変調方法では、(d,k)符
号系列に2(d+1)ビットの長さを有するパターンを
所定間隔で挿入した後、NRZI変調して、DSV制御
された変調符号を出力する際に、パターンが挿入される
前後のd+1ビットに基づいて、パターンを決定する。
【0044】また、第9の変調方法では、第8の変調方
法において、パターンが挿入される直前のd+1ビット
に1が含まれず、直後のd+1ビットに1が含まれると
きは、直後のd+1ビットを用いてパターンを決定し、
直前のd+1ビットに1が含まれ、直後のd+1ビット
に1が含まれないときは、直前のd+1ビットを用いて
パターンを決定する。
【0045】また、第10の変調方法では、第8又は第
9の変調方法において、パターンが挿入される直前及び
直後のd+1ビットに1が含まれないときは、パターン
を第1の反転パターン又は第1の非反転パターンとし、
直前のd+1ビットに1が含まれず、直後のd+1ビッ
トに1が含まれるときは、パターンを第2の反転パター
ン又は第2の非反転パターンとし、直前のd+1ビット
に1が含まれ、直後のd+1ビットに1が含まれないと
きは、パターンを第3の反転パターン又は第3の非反転
パターンとし、直前及び直後のd+1ビットにそれぞれ
1が含まれるときは、パターンを第1の反転パターン又
は第4の非反転パターンとする。
【0046】また、第11の変調方法では、第10の変
調方法において、2d<k<2(2d+1)が成立する
ときは、第4の非反転パターンを、dが偶数ではパター
ンが挿入される前後のd/2ビットに基づいて決定し、
dが奇数では前後の(d+1)/2ビットに基づいて決
定する。
【0047】また、第12の変調方法では、第10又は
第11の変調方法において、今回挿入するパターン以前
のDSVと、今回挿入するパターンと次に挿入するパタ
ーン間の符号系列のDSVとを加算し、加算値の絶対値
が小さくなるように反転パターン又は非反転パターンを
選択する。
【0048】
【実施例】以下、本発明に係る変調方法、変調装置及び
復調装置の実施例について図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明を適用した変調装置の要部の回路構
成を示すブロック図である。
【0049】この変調装置は、図1に示すように、入力
データ系列を伝送に適した符号系列に変換する符号化回
路11と、所定の長さのパターンを所定間隔で発生する
パターン発生回路12と、上記符号化回路11からの符
号系列に上記パターン発生回路12からのパターンを所
定間隔で挿入するパターン挿入回路13と、該パターン
挿入回路13からのパターンが挿入された符号系列をN
RZI(Non Return toZero Inverted) 変調して出力す
る変調回路14と、上記パターン挿入回路13等を制御
するタイミング管理回路15とを備える。
【0050】そして、この変調装置は、入力データ系列
を伝送(記録)に適した符号系列Aに変換し、例えば図
2に示すように、この符号系列Aに、所定の長さである
dcビットからなるパターンを所定間隔Tcodeビットで
挿入し、パターンが挿入された符号系列BをNRZI変
調して、所謂DSV(Digital Sum Value)制御された変
調符号を出力するようになっている。
【0051】具体的には、符号化回路11は、入力デー
タ系列を伝送(あるいは記録)に適した符号則に基づい
て符号系列Aに変換する。例えば、「0」の最小ラン(r
un)をdとし、最大ランをkとする所謂(d,k;m,
n;r)符号に変換する。具体的には、例えば(1,
3;1,2;1)符号である所謂MFM(Modified Freq
uency Modulation)、例えば下記表1に示すように
(2,7;1,2;4)符号である所謂RLL(2,
7)変調、下記表2に示すように(4,22;2,5;
5)符号等のDSV制御が考慮されていない符号則に基
づいて、入力データ系列を符号化する。したがって、こ
の符号化回路11からはDSV制御されていない符号系
列Aが出力される。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】パターン発生回路12は、符号化回路11
から供給される符号系列Aに基づいて、Tdcビットから
なるパターンを所定間隔Tcodeビットで発生する。そし
て、パターン挿入回路13は、符号化回路11から供給
される符号系列Aにパターン発生回路12から供給され
るTdcビットからなるパターンを所定間隔Tcodeビット
で挿入して符号系列Bを生成する。変調回路14は、パ
ターン挿入回路13から供給される符号系列BをNRZ
I変調して変調符号を生成し、この変調符号を出力す
る。そして、この変調符号に同期信号等が付加されて伝
送(記録)される。
【0056】ところで、変調回路14から出力される変
調符号は、挿入されたパターンの「1」の数が奇数のと
きは、挿入されたパターン以降は論理が反転し(「0」
が「1」、「1」が「0」となり)、「1」の数が偶数
のときは論理は反転しなことから、本発明ではこれらの
パターンを選択して符号系列Aに挿入することにより、
変調符号のDSVを制御するのであるが、冗長度の増加
を最小限に抑えることができるパターンは、「1」の数
が0個又は1個のパターンである。したがって、上述し
たパターン発生回路12は、「1」の数が0個又は1個
のパターンを発生する。なお、「1」の数が0個のパタ
ーンは、符号則によっては「0」の連続が最大ランk以
上となってしまう場合があり、その符号に対しては
「1」の数が0個のパターンの代わりに「1」の数が2
個のパターンを発生する。すなわちパターン発生回路
は、「1」の数が0個、1個又は2個の3種類のパター
ンを発生する。
【0057】また、パターン挿入回路13において符号
系列Aの任意の場所にパターンを挿入したとき、パター
ンが挿入された符号系列Bが(d,k)符号則を満足す
るようにするためには、上述の「1」の数が2個のパタ
ーンでは、そのパターンの最小の長さ、すなわち上述の
所定の長さTdcビットは下記式1により求められ、
「1」の数が1個のパターンでは、所定の長さTdcビッ
トは下記式2により求められる。
【0058】 Tdc=(d−S1)+1+d+1+(d−(d−S1)) =2(d+1) ・・・式1
【0059】 Tdc=(d−S1)+1+(d−(d−S1)) =d+1 ・・・式2
【0060】なお、式1、2において、S1 は、挿入さ
れるパターン以前の連続する「0」の数であり、0≦S
1 ≦kの条件を満足する。したがって、パターン発生回
路12は、符号化回路11において(d,k)符号が採
用されているときは、2(d+1)ビットからなるパタ
ーンを発生する。なお、k=∞では、上述の「1」の数
が0個のパターンを用いることができ、そのときはd+
1ビットとからなるパターンを発生する。
【0061】具体的には、例えば(4,22;2,5;
5)符号では、パターン発生回路12は、10(=2×
(4+1))ビットからなるパターンであって、「00
00000000」のパターン、「000010000
1」のパターン、「1000010000」のパターン
(以下、単に偶数個群のパターンという)及び「000
0100000」のパターン(以下、奇数個群のパター
ン)から1つを選択して発生する。そして、その選択
は、以下に説明するアルゴリズムによる。
【0062】例えば上述の図2に示すように、今回挿入
するパターンb1 以前のDSVと、今回挿入するパター
ンb1 と次に挿入するパターンb2 間の符号系列a2
DSVとを加算し、この加算値の絶対値が小さくなるよ
うに偶数個群のパターン又は奇数個群のパターンのうち
の1つを選択する。
【0063】また、複数のパターンからなる偶数個群の
パターンのうちの1つの選択は、挿入するパターン直後
に「0」が4個連続しているときは「00001000
01」のパターンを選択し、直前に「0」が4個連続し
ているときは「1000010000」のパターンを選
択し、それ以外のときは「0000000000」のパ
ターンを選択する。
【0064】また、例えばRLL(2,7)変調では、
パターン発生回路12は、6(=2×(2+1))ビッ
トからなるパターンであって、「001001」、「1
00100」及び「010010」の3種類のパターン
を偶数個群のパターンとし、「100000」、「01
0000」、「001000」、「000100」、
「000010」及び「000001」の6種類のパタ
ーンを奇数個群のパターンとすると共に、偶数個群のパ
ターンのうちの1つの選択は、挿入するパターンの直前
のパターンが「1」のときは「001001」のパター
ンを選択し、直後のパターンが「1」のときは「100
100」のパターンを選択し、それ以外のときは「01
0010」のパターンを選択する。なお、奇数個群のパ
ターンからの選択に対しては何ら制約はない。
【0065】一方、タイミング管理回路15は、符号系
列AにTdcビットからなるパターンが所定間隔Tcode
ットで挿入されるように、パターン発生回路12及びパ
ターン挿入回路13を制御する。例えば所定間隔Tcode
ビットが変調符号の低域カット周波数に反比例した値と
なるように制御する。具体的には、低域カットオフ周波
数をfc とすると、この低域カットオフ周波数fc と所
定間隔Tcodeビットは下記式3に示す反比例の関係を有
し、タイミング管理回路15は、この式3に基づいて得
られる所定間隔Tcodeビットに基づいてパターン発生回
路12及びパターン挿入回路13を制御する。
【0066】 fc =K/(Tcode+Tdc) ・・・式3
【0067】なお、係数Kの値は符号則に基づいた値で
あり、例えば上述の(4,22;2,5;5)符号では
K=0.08であり、例えばRLL(2,7)変調では
K=0.5である。ここで、(Tcode+Tdc)ビットを
パラメータとした(4,22;2,5;5)符号におけ
る低域特性を図3に示し、RLL(2,7)変調におけ
る低域特性を図4に示す。すなわち、これらの図3、4
に示すように、大きな低域抑圧特性を要求する伝送系に
対しては所定間隔Tcodeビットを小さくし、低域抑圧特
性を余り要求しない伝送系に対しては所定間隔Tcode
ットを大きくする。換言すると、DSV制御特性が伝送
系の要求する仕様に適合するように所定間隔Tcodeビッ
トの値を決定することができ、冗長度の増加を必要最小
限に抑えることができる。
【0068】かくして、パターン発生回路12で発生さ
れたパターンは、上述したようにパターン挿入回路13
に供給され、パターン挿入回路13において符号系列A
に挿入れる。この結果、変調回路14からはDSVの絶
対値を小さくするDSV制御された、すなわち直流成分
や低域成分が抑圧(あるいはカット)された変調符号が
出力される。
【0069】つぎに、本発明を適用した復調装置の一実
施例について説明する。この復調装置は、例えば図5に
示すように、変調信号をNRZI復調して、パターンが
挿入された上記符号系列Bを再生する復調回路21と、
該復調回路21からの符号系列Bからパターンを除去し
て、上記符号系列Aを再生するパターン除去回路22
と、該パターン除去回路22からの符号系列Aを復号化
して、元のデータ系列を再生する復号化回路23と、同
期信号を検出するSYNC検出回路24と、該SYNC
検出回路24で検出された同期信号に基づいて、上記パ
ターン除去回路22等を制御するタイミング管理回路2
5とを備える。
【0070】そして、復調回路21には、受信信号ある
いは再生信号に所謂等化処理、2値化処理等を施して得
られる変調符号が供給され、この復調回路21は、変調
符号をNRZI復調して、上述した変調装置のパターン
挿入回路13の出力に対応するパターンが挿入された符
号系列Bを再生し、この符号系列Bをパターン除去回路
22及びSYNC検出回路24に供給する。すなわち、
上述したように変調装置において変調符号に直流成分や
低域成分が含まれないようにDSV制御しているので、
従来の技術で述べた直流成分に起因したエラー等がない
変調符号がこの復調回路21に供給され、エラーがない
符号系列Bを再生することができる。
【0071】SYNC検出回路24は、同期信号を検出
し、タイミング管理回路25は、この検出された同期信
号に基づいて、例えば再生クロックをカウントしてパタ
ーンが挿入されている位置を検出し、検出結果に基づい
てパターン除去回路22を制御する。
【0072】パターン除去回路22は、タイミング管理
回路25の制御のもとに、Tdcビットからなるパターン
が所定間隔Tcodeビットで挿入された符号系列Bからパ
ターンを除去して、符号系列Aを再生する。ところで、
上述したように変調装置においてパターンは所定間隔T
codeビットで挿入されているので、簡単に除去すること
ができる。
【0073】復号化回路23は、パターン除去回路22
から供給される符号系列Aを、送信(あるいは記録)の
際の符号則に対応して復号化して元のデータを再生し、
このデータを出力する。
【0074】かくして、本実施例では、符号系列Aに所
定の長さであるTdcビットのパターンを所定間隔Tcode
ビットで挿入した後、NRZI変調して、DSV制御さ
れた変調符号を出力することにより、挿入したパターン
の「1」の数に基づいて変調符号のDSVを制御するこ
とができる。
【0075】また、(d,k)符号系列Aに2(d+
1)ビットの長さを有するパターンを所定間隔Tcode
ットで挿入した後、NRZI変調して、DSV制御され
た変調符号を出力することにより、挿入したパターンの
「1」の数に基づいて変調符号のDSVを制御すること
ができると共に、パターンが挿入された符号系列Bが符
号則を満足した状態で、パターンの長さを最小とすると
ができ、冗長度の増加を少なくすることができる。
【0076】また、所定間隔Tcodeビットを変調符号の
低域カットオフ周波数fc に反比例した値とすることに
より、伝送系の要求する仕様にDSV制御特性を適合さ
せることができる。すなわち、冗長度の増加を必要最小
限に抑えることができる。換言すると、符号設計上のD
SVに関する制約項目がなくなり、最適かつ適用範囲が
広い符号を容易に設計することができる。
【0077】また、挿入するパターンを「1」の数が
0、1、2の3種類のパターンとすることにより、冗長
度の増加を必要最小限に抑えることができる。
【0078】また、今回挿入するパターンb1 以前のD
SVと、今回挿入するパターンb1と次に挿入するパタ
ーンb2 間の符号系列a2 のDSVとを加算し、加算値
の絶対値が小さくなるように3種類のパターンのうちの
1つを選択して挿入することにより、短いパターンでD
SVを大きく変化させることができる。
【0079】また、変調符号をNRZI復調してパター
ンが挿入された符号系列Bを再生し、パターンが挿入さ
れた符号系列Bからパターンを除去して元の符号系列A
を再生することにより、直流成分に起因したエラー等が
ない再生を行うことができる。
【0080】ところで、上述のように(d,k)符号系
列をNRZI変調して、例えば光ディスク等に記録する
場合、この記録波形列の所謂最少反転間隔をTmin
し、最大反転間隔をTmax とすると、記録密度の観点か
らは最少反転間隔Tmin が長い、すなわる最少ランdが
大きい方が良く、またクロックの再生や所謂ジッタの面
からは最大反転間隔Tmax が短い、すなわち最大ランk
が小さい方が望ましい。
【0081】例えば上述したEFMは(2,10;8,
17;1)符号であり、記録波形列のビット間隔をTと
すると、その最少反転間隔Tmin は3Tであり、最大反
転間隔Tmax は11Tである。また、例えば上述した
(4,22;2,5;5)符号では、最少反転間隔T
min は5Tであり、最大反転間隔Tmax は23Tであ
る。すなわち、(4,22;2,5;5)符号は、EF
Mに対して最少反転間隔Tmi n を拡大して、高密度化を
図っているが、その最大反転間隔Tmax は長くなってい
る。そこで、例えば下記表3、4に示すように、同じ最
少反転間隔Tmin を有し、最大反転間隔Tmax をそれぞ
れ19、20とした(4,18;2,5;6)符号、
(4,19;2,5;5)符号が考えられている。
【0082】
【表4】
【0083】
【表5】
【0084】
【表6】
【0085】なお、これらの表3、4において、*で示
すビットは、それに連続する0の数よって決定される不
確定ビットを表す。
【0086】これらの(4,18;2,5;6)符号、
(4,19;2,5;5)符号では、(4,22;2,
5;5)符号に対する上述した 施例をそのまま適用す
ると、パターンを挿入する位置によっては最大ランk
(最大反転間隔Tmax )に対する符号則を満足しないと
きがある。例えば(4,18;2,5;6)符号におい
て、データが「0011 00000100」のとき
は、符号系列Aは「0001000000 00000
000000010000*00」になり、この符号系
列Aの下位10ビット目と11ビット目の間に、以降の
論理を反転するために上述した奇数個群のパターンであ
る「0000100000」を挿入すると、最大反転間
隔Tmax は21Tとなり、符号則を満足しない。ここ
で、(4,18;2,5;6)符号、(4,19;2,
5;5)符号等に対しても共通に用いることができるア
ルゴリズムについて説明する。
【0087】これらの(4,18;2,5;6)符号、
(4,19;2,5;5)符号等に対しても、挿入され
たパターン以降の論理を反転させる1の数が1個の偶数
個群パターン(以下反転パターンという)と、倫理を反
転させない1の数が0個又は2個の奇数個群パターン
(以下非反転パターンという)との1の数が0、1、2
の3種類のパターンを用いるのは、上述の実施例と同様
であるが、そのパターンをパターンが挿入される前後の
d+1ビットに基づいてを決定するようにしている。
【0088】上述したパターン発生回路12は、例えば
図6に示すように、DSVの値を計算するDSV計算回
路12aと、パターンが挿入される前後のd+1ビット
を記憶する直前・直後ビット処理回路12bと、該DS
V計算回路12aから供給される今回挿入するパターン
以前のDSVと、今回挿入するパターンと次に挿入する
パターン間の符号系列のDSVとを加算し、加算値の絶
対値が小さくなるように、上記直前・直後ビット処理回
路12bに記憶されている前後のd+1ビットに基づい
てパターンを決定するパターン決定回路12cとから構
成される。
【0089】そして、パターン決定回路12cは、 例
えば下記表5、6に示すように、パターンが挿入される
直前のd+1ビットに1が含まれず、直後のd+1ビッ
トに1が含まれるときは、直後のd+1ビットを用いて
パターンを決定し、直前のd+1ビットに1が含まれ、
直後のd+1ビットに1が含まれないときは、直前のd
+1ビットを用いてパターンを決定する。
【0090】
【表7】
【0091】
【表8】
【0092】具体的には、上述の表5、6に示すよう
に、パターンが挿入される直前及び直後のd+1ビット
に1が含まれないときは、パターンを、最下位ビットを
第1ビットとしたときの第d+1ビットのみを1とした
第1の反転パターン、又は1を2つ含むと共に、(d,
k)符号の符号則を満足する第1の非反転パターンと
し、直前のd+1ビットに1が含まれず、直後のd+1
ビットに1が含まれるときは、パターンを、その上位d
+1ビットが直後のd+1ビットであって、下位d+1
ビットが全て0である第2の反転パターン、又は直後の
d+1ビットが連続した第2の非反転パターンとし、直
前のd+1ビットに1が含まれ、直後のd+1ビットに
1が含まれないときは、パターンを、その上位d+1ビ
ットが全て0であって、下位d+1ビットが直前のd+
1ビットである第3の反転パターン、又は直前のd+1
ビットが連続した第3の非反転パターンとし、直前及び
直後のd+1ビットにそれぞれ1が含まれるときは、パ
ターンを、第1の反転パターン、又は全てが0である第
4の非反転パターンとする。
【0093】すなわち、例えば最少ランdが4である
(4,18;2,5;6)符号、(4,19;2,5;
5)符号に対しては、パターンが挿入される直前及び直
後の5(=4+1)ビットが「00000」である(1
が含まれない)ときは、パターンを、その最下位ビット
(以下LSBという)を第1ビットとしたときの第5
(=4+1)ビットのみを1とした「00000100
00」である第1の反転パターン、又は例えば「001
0000100」、「0100001000」等の1を
2つ含むと共に、d=4を満足する第1の非反転パター
ンとする。
【0094】直前の5ビットに1が含まれず、直後の5
ビットに1が含まれるときは、パターンを、その上位5
ビットが直後の5ビットであって、下位5ビットが「0
0000」である第2の反転パターン、又は直後の5ビ
ットが連続した第2の非反転パターンとする。
【0095】直前の5ビットに1が含まれ、直後の5ビ
ットに1が含まれないときは、パターンを、その上位5
ビットが「00000」であって、下位5ビットが直前
の5ビットである第3の反転パターン、又は直前の5ビ
ットが連続した第3の非反転パターンとする。
【0096】直前及び直後の5ビットにそれぞれ1が含
まれるときは、パターンを、「0000010000」
である第1の反転パターン、又は直前の5ビットと直後
の5ビットは連続した第4の非反転パターンとする。な
お、この第4の非反転パターンとしては、下記式4に示
す条件が成立するときは「0000000000」のパ
ターンとしてもよい。
【0097】 2(2d+1)≦k ・・・式4
【0098】さらに、下記式5に示す条件が成立すると
きは、この第4の非反転パターンを、パターンが挿入さ
れる前後の下記式6、7に示すxビットに基づいて決定
してもよい。
【0099】 2d<k<2(2d+1) ・・・式5
【0100】dが偶数のとき、 x=d/2 ・・・式6
【0101】dが奇数のとき、 x=(2d+1)/2 ・・・式7
【0102】具体的には、例えば下記表7に示すよう
に、パターンが挿入される直前及び直後のxビットに1
が含まれないときは、第4の非反転パターンを、その上
位d+1ビットの左(MSB側)からx+1ビット目を
1とすると共に、下位d+1ビットの左からx+1ビッ
ト目を1とする。例えば上述のd=4であって、直前及
び直後の2(=4/2)ビットが共に「00」のとき
は、第4の非反転パターンを「0010000100」
とする。
【0103】
【表9】
【0104】直前のxビットに1が含まれず、直後のx
ビットのうちの左からyビット目が1のときは、第4の
非反転パターンを、その上位d+1ビットの左からyビ
ット目を1とし、下位d+1ビットの左からyビット目
を1とする。例えば直前の2ビットが「00」であっ
て、直後の2ビットが「01」のときは、yは2とな
り、第4の非反転パターンを「0100001000」
とする。また、例えば直前の2ビットが「00」であっ
て、直後の2ビットが「10」のときは、yは1とな
り、第4の非反転パターンを「1000010000」
とする。
【0105】直前のxビットのうちの右(LSB側)か
らzビット目が1であって、直後のxビットに1が含ま
れないときは、第4の非反転パターンを、その上位d+
1ビットの右からzビット目を1とし、下位d+1ビッ
トの右からzビット目を1とする。例えば直前の2ビッ
トが「01」であって、直後の2ビットが「00」のと
きは、zは1となり、第4の非反転パターンを「000
0100001」とする。また、例えば直前の2ビット
が「10」であって、直後の2ビットが「00」のとき
は、zは2となり、第4の非反転パターンを「0001
000010」とする。
【0106】ここで、上述したアルゴリズムをRLL
(2,7)変調に適用した具体例について説明する。パ
ターンが挿入される直前及び直後の3(=2+1)ビッ
トが「000」である(1が含まれない)ときは、パタ
ーンを、そのLSBを第1ビットとしたときの第3(=
2+1)ビットのみを1とした「000100」である
第1の反転パターン、又は例えば「010010」、
「100100」、「001001」等の1を2つ含む
と共に、d=2を満足する第1の非反転パターンとす
る。
【0107】直前の3ビットに1が含まれず、直後の3
ビットに1が含まれるときは、パターンを、その上位3
ビットが直後の3ビットであって、下位3ビットが「0
00」である第2の反転パターン、又は直後の3ビット
が連続した第2の非反転パターンとする。
【0108】直前の3ビットに1が含まれ、直後の3ビ
ットに1が含まれないときは、パターンを、その上位3
ビットが「000」であって、下位3ビットが直前の3
ビットである第3の反転パターン、又は直前の3ビット
が連続した第3の非反転パターンとする。
【0109】直前及び直後の3ビットにそれぞれ1が含
まれるときは、パターンを、「00100」である第1
の反転パターン、又は直前の3ビットと直後の3ビット
は連続した第4の非反転パターンとする。なお、このR
LL(2,7)変調では、上記式4に示す条件が成立し
ないことから、「000000」のパターンは使用でき
ない。
【0110】一方、上記式5に示す条件が成立すること
から、第4の非反転パターンを、パターンが挿入される
前後の1(=2/2)ビットに基づいて決定してもよ
い。すなわち、直前及び直後の1ビットが共に「0」の
ときは、第4の非反転パターンを「010010」とす
る。
【0111】直前の1ビットが「0」であって、直後の
1ビットが「1」のときは、yは1となり、第4の非反
転パターンを「100100」とする。
【0112】例えば直前の1ビットが「1」であって、
直後の1ビットが「0」のときは、zは1となり、第4
の非反転パターンを「001001」とする。
【0113】そして、パターン決定回路12cは、今回
挿入するパターンb1 以前のDSVと、今回挿入するパ
ターンb1 と次に挿入するパターンb2 間の符号系列の
DSVとを加算し、加算値の絶対値が小さくなるよう
に、上述のように決定した反転パターンと非反転パター
ンから1つパターンを選択して、パターン挿入回路13
に供給する。パターン挿入回路13は、このパターンを
符号系列Aに所定間隔T codeビットで挿入する。ところ
で、所定間隔Tcodeビットは、任意の値でよく、例えば
320T(あるいはチャンネルビット)である。
【0114】かくして、(d,k)符号系列に2(d+
1)ビットの長さを有するパターンを所定間隔Tcode
ットで挿入し、パターンが挿入された符号系列BをNR
ZI変調して、DSV制御された変調符号を出力する際
に、パターンが挿入される前後のd+1ビットに基づい
て、パターンを決定することにより、符号則を満足した
状態でDSVの制御を行うことができる。また、前後の
d+1ビットを用いることにより、最少反転間隔Tmin
を長くすることができ、例えば記録媒体の記録密度を高
めることができる。
【0115】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、例えば所謂同期信号等においても適用す
ることができる。具体的には、例えば(4,22;2,
5;5)符号では、上記表2に示すように、50ビット
からなり、23T、21T、6Tの間隔で3回の反転が
生じる同期信号(ASYNC)と、21T、23T、6Tの間
隔で3回の反転が生じる同期信号(BSYNC)との2種類の
同期信号が用いられる。また、例えば(4,18;2,
5;6)符号では、上記表3に示すように、50ビット
からなり、4回の反転が生じる19T、17T、14bi
t からなる同期信号(ASYNC)と、18T、19T、14
bit からなる同期信号(BSYNC)との2種類の同期信号が
用いられる。また、例えば(4,19;2,5;5)符
号では、上記表4に示すように、50ビットからなり、
4回の反転が生じる20T、19T、11bit からなる
同期信号(ASYNC)と、19T、18T、13bit からな
る同期信号(BSYNC)との2種類の同期信号が用いられ
る。そして、これらの同期信号に上述したアルゴリズム
に従ってパターンを挿入して、DSV制御を行う。
【0116】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明で
は、符号系列に所定の長さのパターンを所定間隔で挿入
した後、NRZI変調して、DSV制御された変調符号
を出力することにより、挿入したパターンの「1」の数
に基づいて変調符号のDSVを制御することができる。
【0117】また、(d,k)符号系列に2(d+1)
ビットの長さを有するパターンを所定間隔で挿入した
後、NRZI変調して、DSV制御された変調符号を出
力することにより、挿入したパターンの「1」の数に基
づいて変調符号のDSVを制御することができると共
に、パターンが挿入された符号系列が符号則を満足した
状態で、パターンの長さを最小とするとができ、冗長度
の増加を少なくすることができる。
【0118】また、所定間隔を低域カットオフ周波数に
反比例した値とすることにより、伝送系の要求する仕様
にDSV制御特性を適合させることができる。すなわ
ち、冗長度の増加を必要最小限に抑えることができる。
換言すると、符号設計上のDSVに関する制約項目がな
くなり、最適かつ適用範囲が広い符号を容易に設計する
ことができる。
【0119】また、パターンを1の数が0、1、2の3
種類のパターンとすることにより、冗長度の増加を必要
最小限に抑えることができる。
【0120】また、今回挿入するパターン以前のDSV
と、今回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の
符号系列のDSVとを加算し、加算値の絶対値が小さく
なるように3種類のパターンのうちの1つを選択して挿
入することにより、短いパターンでDSVを大きく変化
させることができる。
【0121】また、変調符号をNRZI復調してパター
ンが挿入された符号系列を再生し、パターンが挿入され
た符号系列からパターンを除去して元の符号系列を再生
することにより、直流成分に起因したエラー等がない再
生を行うことができる。
【0122】また、(d,k)符号系列に2(d+1)
ビットの長さを有するパターンを所定間隔で挿入し、パ
ターンが挿入された(d,k)符号系列をNRZI変調
して、DSV制御された変調符号を出力する際に、パタ
ーンが挿入される前後のd+1ビットに基づいて、パタ
ーンを決定することにより、符号則を満足した状態でD
SVの制御を行うことができる。また、前後のd+1ビ
ットを用いることにより、最少反転間隔Tmin を長くす
ることができ、例えば記録媒体の記録密度を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した変調装置の要部の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】上記変調装置の動作原理を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図3】(4,22;2,5;5)符号を採用したとき
の変調符号の低域特性を示す図である。
【図4】RLL(2,7)変調を採用したときの変調符
号の低域特性を示す図である。
【図5】本発明を適用した復調装置の要部の回路構成を
示すブロック図である。
【図6】上記変調装置を構成するパターン発生回路の具
体的な回路構成を示すブロックである。
【符号の説明】
11・・・符号化回路 12・・・パターン発生回路 12a・・・DSV計算回路 12b・・・直前・直後ビット処理回路 12c・・・パターン決定回路 13・・・パターン挿入回路 14・・・変調回路 15・・・タイミング管理回路 21・・・復調回路 22・・・パターン除去回路 23・・・復号化回路 25・・・タイミング管理回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号系列に所定の長さのパターンを所定
    間隔で挿入し、 該パターンが挿入された符号系列をNRZI変調して、
    DSV制御された変調符号を出力することを特徴とする
    変調方法。
  2. 【請求項2】 (d,k)符号系列に2(d+1)ビッ
    トの長さを有するパターンを所定間隔で挿入し、 該パターンが挿入された(d,k)符号系列をNRZI
    変調して、DSV制御された変調符号を出力することを
    特徴とする変調方法。
  3. 【請求項3】 前記所定間隔が、前記変調符号の低域カ
    ットオフ周波数に反比例した値であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の変調方法。
  4. 【請求項4】 前記パターンが、1の数が0、1、2の
    3種類のパターンであることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の変調方法。
  5. 【請求項5】 前記パターンが、1の数が0、1、2の
    3種類のパターンであることを特徴とする請求項3記載
    の変調方法。
  6. 【請求項6】 今回挿入するパターン以前のDSVと、
    今回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の符号
    系列のDSVとを加算し、該加算値の絶対値が小さくな
    るように前記3種類のパターンのうちの1つを選択して
    挿入することを特徴とする請求項4記載の変調方法。
  7. 【請求項7】 今回挿入するパターン以前のDSVと、
    今回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の符号
    系列のDSVとを加算し、該加算値の絶対値が小さくな
    るように前記3種類のパターンのうちの1つを選択して
    挿入することを特徴とする請求項5記載の変調方法。
  8. 【請求項8】 符号系列に所定の長さのパターンを所定
    間隔で挿入するパターン挿入手段と、 該パターン挿入手段からのパターンが挿入された符号系
    列をNRZI変調する変調手段とを備え、 該変調手段からDSV制御された変調符号を出力するこ
    とを特徴とする変調装置。
  9. 【請求項9】 (d,k)符号系列に2(d+1)ビッ
    トの長さを有するパターンを所定間隔で挿入するパター
    ン挿入手段と、 該パターン挿入手段からのパターンが挿入された(d,
    k)符号系列をNRZI変調する変調手段とを備え、 該変調手段からDSV制御された変調符号を出力するこ
    とを特徴とする変調装置。
  10. 【請求項10】 前記パターン挿入手段が、前記変調符
    号の低域カットオフ周波数に反比例した所定間隔でパタ
    ーンを挿入することを特徴とする請求項8又は請求項9
    記載の変調装置。
  11. 【請求項11】 前記パターン挿入手段が、1の数が
    0、1、2の3種類のパターンのうちの1つを選択して
    挿入することを特徴とする請求項8又は請求項9記載の
    変調装置。
  12. 【請求項12】 前記パターン挿入手段が、1の数が
    0、1、2の3種類のパターンのうちの1つを選択して
    挿入することを特徴とする請求項10記載の変調装置。
  13. 【請求項13】 今回挿入するパターン以前のDSV
    と、今回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の
    符号系列のDSVとを加算し、該加算値の絶対値が小さ
    くなるように前記3種類のパターンのうちの1つを選択
    して挿入するように前記パターン挿入手段を制御する制
    御手段を備えることを特徴とする請求項11記載の変調
    装置。
  14. 【請求項14】 今回挿入するパターン以前のDSV
    と、今回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の
    符号系列のDSVとを加算し、該加算値の絶対値が小さ
    くなるように前記3種類のパターンのうちの1つを選択
    して挿入するように前記パターン挿入手段を制御する制
    御手段を備えることを特徴とする請求項12記載の変調
    装置。
  15. 【請求項15】 所定の長さのパターンを所定間隔で挿
    入した後に、NRZI変調し、DSV制御された変調符
    号が供給され、 該変調符号をNRZI復調して、パターンが挿入された
    符号系列を再生する復調手段と、 該復調手段からのパターンが挿入された符号系列からパ
    ターンを除去して、元の符号系列を再生するパターン除
    去手段とを備えることを特徴とする復調装置。
  16. 【請求項16】 (d,k)符号系列に2(d+1)ビ
    ットの長さを有するパターンを所定間隔で挿入し、該パ
    ターンが挿入された(d,k)符号系列をNRZI変調
    して、DSV制御された変調符号を出力する際に、 上記パターンが挿入される前後のd+1ビットに基づい
    て、上記パターンを決定することを特徴とする変調方
    法。
  17. 【請求項17】 前記パターンが挿入される直前のd+
    1ビットに1が含まれず、直後のd+1ビットに1が含
    まれるときは、該直後のd+1ビットを用いて上記パタ
    ーンを決定し、 上記直前のd+1ビットに1が含まれ、直後のd+1ビ
    ットに1が含まれないときは、上記直前のd+1ビット
    を用いて上記パターンを決定することを特徴とする請求
    項16記載の変調方法。
  18. 【請求項18】 前記パターンが挿入される直前及び直
    後のd+1ビットに1が含まれないときは、上記パター
    ンを、最下位ビットを第1ビットとしたときの第d+1
    ビットのみを1とした第1の反転パターン、又は1を2
    つ含むと共に、前記(d,k)符号の符号則を満足する
    第1の非反転パターンとし、 上記直前のd+1ビットに1が含まれず、直後のd+1
    ビットに1が含まれるときは、上記パターンを、上位d
    +1ビットが上記直後のd+1ビットであって、下位d
    +1ビットが全て0である第2の反転パターン、又は上
    記直後のd+1ビットが連続した第2の非反転パターン
    とし、 上記直前のd+1ビットに1が含まれ、直後のd+1ビ
    ットに1が含まれないときは、上記パターンを、上位d
    +1ビットが全て0であって、下位d+1ビットが上記
    直前のd+1ビットである第3の反転パターン、又は上
    記直前のd+1ビットが連続した第3の非反転パターン
    とし、 上記直前及び直後のd+1ビットにそれぞれ1が含まれ
    るときは、上記パターンを、上記第1の反転パターン、
    又は上記直前のd+1ビットと直後のd+1ビットが連
    続した第4の非反転パターンとすることを特徴とする請
    求項16又は請求項17記載の変調方法。
  19. 【請求項19】 2d<k<2(2d+1)が成立する
    ときは、前記第4の非反転パターンを、前記パターンが
    挿入される前後のd/2ビット(dが偶数)又は(d+
    1)/2ビット(dが奇数)に基づいて決定することを
    特徴とする請求項18記載の変調方法。
  20. 【請求項20】 今回挿入するパターン以前のDSV
    と、今回挿入するパターンと次に挿入するパターン間の
    符号系列のDSVとを加算し、該加算値の絶対値が小さ
    くなるように前記反転パターン又は非反転パターンを選
    択することを特徴とする請求項18又は請求項19記載
    の変調方法。
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