JPH06194984A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH06194984A
JPH06194984A JP34424992A JP34424992A JPH06194984A JP H06194984 A JPH06194984 A JP H06194984A JP 34424992 A JP34424992 A JP 34424992A JP 34424992 A JP34424992 A JP 34424992A JP H06194984 A JPH06194984 A JP H06194984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner layer
layer
fixed
fixing
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34424992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Koizumi
由美子 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP34424992A priority Critical patent/JPH06194984A/ja
Publication of JPH06194984A publication Critical patent/JPH06194984A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写材に定着された現像剤層の剥れを防ぐと
ともに、該現像剤層表面での光の反射率を低く抑えて該
現像剤層を見易くすることができる定着装置を提供する
こと。 【構成】 定着ローラ2を含んで構成される画像形成装
置の定着装置1において、前記定着ローラ2を通過した
コピー用紙(転写材)3上に定着されたトナー層(現像
剤層)4bの表面を凹凸状にする機構(絹目機構)5を
設ける。本発明によれば、定着ローラ2を通過したコピ
ー用紙3上に定着されたトナー層4bには凹凸が付され
てるため、コピー用紙3が折り曲げられてもトナー層4
cがコピー用紙3から剥れることがない。又、トナー層
4cには凹凸が付されて光沢が低く抑えられるため、表
面での光の反射率も低く抑えられてこれが見易くなると
いう効果も得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に設けられる定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の定着装置は定着ローラを
備え、該定着ローラを転写材が通過することによって転
写材上に転写された現像像(以下、トナー像と称す)が
熱や圧力によって転写材に定着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定着装置においては、定着ローラの表面が平滑であった
ため、転写材上に固着されたトナー層の表面が平滑にな
り、特に転写材上に多量のトナーを固着させた場合に
は、転写材の折り曲げによってトナーが剥れ易く、トナ
ー層表面が光沢を帯びて光を反射するためにこれを見づ
らいという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、転写材に定着された現像剤層
の剥れを防ぐとともに、該現像剤層表面での光の反射率
を低く抑えて該現像剤層を見易くすることができる定着
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、定着ローラを含んで構成される画像形成装置
の定着装置において、前記定着ローラを通過した転写材
上に定着された現像剤層の表面を凹凸状にする機構を設
けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、定着ローラを通過した転写材
上に定着された現像剤層の表面には凹凸が付されるた
め、転写材が折り曲げられても現像剤層は転写材から剥
れることがない。
【0007】又、現像剤層はその表面に凹凸が付されて
光沢が低く抑えられるため、表面での光の反射率も低く
抑えられてこれが見易くなるという効果も得られる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0009】図1は本発明の第1実施例に係る定着装置
1の断面図であり、同図において2は定着ローラ、3は
転写材であるコピー用紙、4はトナー層、5はトナー層
4の表面を圧力によって凹凸状にする機構(以下、絹目
機構と称す)、6は表面に凹凸が設けられたローラ、7
は表面が平滑なローラである。
【0010】而して、図2に示すような原稿画像に対応
する未定着のトナー層4aが転写されたコピー用紙3が
図1に示す上下一対の前記定着ローラ2の間を通過する
と、コピー用紙3上の未定着のトナー層4aは定着ロー
ラ2から圧力と熱を受けてコピー用紙3上に定着され
る。この場合にコピー用紙3上に定着されるトナー層4
bは、図3(a)に示すようにその表面が平滑であるた
め、前述のような問題が発生していた。
【0011】そこで、本実施例では、定着ローラ2を通
過したコピー用紙3は、図1に示すように、更に絹目機
構5に送られ、ローラ6,7間を通過することによって
これらローラ6,7から圧力を受け、これに定着された
前記トナー層4bは、凹凸が設けられたローラ6によっ
てその表面に図3(b)に示すような凹凸を付されて絹
目模様のトナー層4cとなる。
【0012】上記のように、本実施例においては、コピ
ー用紙3上に転写された表面の平滑なトナー層4bが絹
目機構5によって凹凸が付されて絹目模様のトナー層4
cとなるため、コピー用紙3が折り曲げられても該トナ
ー層4cはコピー用紙3から剥れることがない。
【0013】又、トナー層4cはその表面に凹凸が付さ
れて光沢が低く抑えられるため、表面での光の反射率も
低く抑えられてこれが見易くなるという効果も得られ
る。
【0014】次に、本発明の第2実施例を図4乃至図6
に基づいて説明する。尚、図4は第2実施例に係る定着
装置の断面図、図5は原稿画像を示す図、図6(a),
(b)は絹目機構通過前後のトナー層の表面状態を示す
図であり、これらの図においては前記第1実施例に係る
図1乃至図3に示したと同一要素には同一符号を付して
いる。
【0015】本実施例においては、絹目機構5の凹凸が
付されたローラ6の凹部に吸油性の高いフェルト等の吸
油材8が埋め込まれている。
【0016】而して、本実施例においても、図5に示す
ような原稿画像に対応する未定着のトナー層4aが転写
されたコピー用紙3が図4に示す上下一対の前記定着ロ
ーラ2の間を通過すると、コピー用紙3上の未定着のト
ナー層4aは定着ローラ2からの圧力と熱を受けてコピ
ー用紙3上に定着され、図6(a)に示すように、表面
が平滑な定着トナー層4bとなるが、この場合、トナー
層4b上には定着ローラ2の表面に塗布されたシリコン
オイル9が付着する。
【0017】ところが、図4に示すように、定着ローラ
2を通過したコピー用紙3が絹目機構5に送られてこれ
がローラ6,7間を通過すれば、前記第1実施例と同様
に該コピー用紙3はローラ6,7から圧力を受け、これ
に定着された前記トナー層4bは、凹凸が設けられたロ
ーラ6によってその表面に図6(b)に示すように凹凸
を付されて絹目模様のトナー層4cとなるとともに、該
トナー層4b上に付着していたシリコンオイル9はロー
ラ6の凹部に埋め込まれた前記吸油材8によって吸収さ
れて除去される。
【0018】従って、本実施例によれば、前記第1実施
例の効果に加えて、トナー層4b上に残留する余分なシ
リコンオイル9が除去されるという効果が得られる。
【0019】ところで、以上の実施例において、絹目機
構5のローラ6に形成される凹凸の柄によってクリエイ
ティブな表現を行なうことができる。又、カラーコピー
等のトナー層上に社名や製品名等を凹凸によって表現す
れば、例えば紙幣や証券等の偽造を防止することもでき
る。ここで、トナー層の表面に付される凹凸の柄の例を
図7乃至図9にそれぞれ示す。
【0020】即ち、図7には平織り状の凹凸模様10、
図8には円状の凹凸模様11、図9には「Canon」
なるロゴ状の凹凸模様12がそれぞれ示されている。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、定着ローラを含んで構成される画像形成装置の定
着装置において、前記定着ローラを通過した転写材上に
定着された現像剤層の表面を凹凸状にする機構を設けた
ため、転写材に定着された現像剤層の剥れが防がれると
ともに、該現像剤層表面での光の反射率が低く抑えられ
て該現像剤層が見易くなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る定着装置の断面図で
ある。
【図2】原稿画像を示す図である。
【図3】(a),(b)は絹目機構通過前後のトナー層
の表面状態を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る定着装置の断面図で
ある。
【図5】原稿画像を示す図である。
【図6】(a),(b)は絹目機構通過前後のトナー層
の表面状態を示す図である。
【図7】トナー層に付される凹凸模様の例を示す図であ
る。
【図8】トナー層に付される凹凸模様の例を示す図であ
る。
【図9】トナー層に付される凹凸模様の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 定着装置 2 定着ローラ 3 コピー用紙(転写材) 4 トナー層(現像剤層) 5 絹目機構(現像剤層の表面を凹凸状にする機
構) 6,7 ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラを含んで構成される画像形成
    装置の定着装置において、前記定着ローラを通過した転
    写材上に定着された現像剤層の表面を凹凸状にする機構
    を設けたことを特徴とする定着装置。
JP34424992A 1992-12-24 1992-12-24 定着装置 Pending JPH06194984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34424992A JPH06194984A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP34424992A JPH06194984A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 定着装置

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JPH06194984A true JPH06194984A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18367787

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JP34424992A Pending JPH06194984A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 定着装置

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JP (1) JPH06194984A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298789A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置および画像形成装置
JP2008116504A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 定着部材、定着装置、画像形成装置、及び画像形成方法
JP2011011916A (ja) * 2010-10-05 2011-01-20 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置および画像形成装置

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