JPH06193866A - 燃焼監視装置 - Google Patents
燃焼監視装置Info
- Publication number
- JPH06193866A JPH06193866A JP35737792A JP35737792A JPH06193866A JP H06193866 A JPH06193866 A JP H06193866A JP 35737792 A JP35737792 A JP 35737792A JP 35737792 A JP35737792 A JP 35737792A JP H06193866 A JPH06193866 A JP H06193866A
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- JP
- Japan
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- combustion
- pressure
- signal
- combustor
- monitoring device
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスタービン燃焼器において、燃焼器内部の
圧力変動を検知して燃焼状態を判断するとき、圧力変動
レベルが低く信号対雑音比が劣悪な条件下でも正確な燃
焼状態の検知ができ、雑音などの異常信号による誤動作
を防止できる燃焼監視装置を提供すること。 【構成】 燃焼器２内の異常な圧力変動を検知するよう
設けられた圧力センサ６と、燃焼器２内の燃焼火炎から
の発光を捕えるよう設けられた光センサ１０と、これら
圧力センサ６の圧力信号及び光センサ１０の光信号を受
けて両者の信号の相関を判定して異常燃焼を検知する相
関器１２とによって構成されてなるもの。
圧力変動を検知して燃焼状態を判断するとき、圧力変動
レベルが低く信号対雑音比が劣悪な条件下でも正確な燃
焼状態の検知ができ、雑音などの異常信号による誤動作
を防止できる燃焼監視装置を提供すること。 【構成】 燃焼器２内の異常な圧力変動を検知するよう
設けられた圧力センサ６と、燃焼器２内の燃焼火炎から
の発光を捕えるよう設けられた光センサ１０と、これら
圧力センサ６の圧力信号及び光センサ１０の光信号を受
けて両者の信号の相関を判定して異常燃焼を検知する相
関器１２とによって構成されてなるもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン燃焼器に
おける燃焼振動等の燃焼異常を確実に検知するための燃
焼監視装置に関する。
おける燃焼振動等の燃焼異常を確実に検知するための燃
焼監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃焼監視装置の一例を図３に示
す。図３において、符号１は燃焼用圧縮空気、２は燃焼
器、３は燃料ノズル、４は燃焼ガス、５はタービン、６
は圧力センサ、７は圧力増幅処理器、８は制御装置、９
は運転制御信号をそれぞれ示している。
す。図３において、符号１は燃焼用圧縮空気、２は燃焼
器、３は燃料ノズル、４は燃焼ガス、５はタービン、６
は圧力センサ、７は圧力増幅処理器、８は制御装置、９
は運転制御信号をそれぞれ示している。
【０００３】燃焼用圧縮空気１は燃焼器２の中で燃料ノ
ズル３より供給される燃料と反応し、反応により生成さ
れた燃焼ガス４はタービン５に流れて仕事をする。この
とき、燃焼器２内の圧力（燃焼ガス圧）の変化を圧力セ
ンサ６で検知し、圧力増幅処理器７を介して信号処理
し、制御装置８により運転制御信号９を出して、異常燃
焼を回避するのである。
ズル３より供給される燃料と反応し、反応により生成さ
れた燃焼ガス４はタービン５に流れて仕事をする。この
とき、燃焼器２内の圧力（燃焼ガス圧）の変化を圧力セ
ンサ６で検知し、圧力増幅処理器７を介して信号処理
し、制御装置８により運転制御信号９を出して、異常燃
焼を回避するのである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃焼器内の
圧力変動を圧力センサで検知して燃焼の異常を判断する
従来の方式では、圧力変動レベルが低い条件にあっては
信号対雑音比が悪く、燃焼器内部の燃焼状態を正確に検
知することができない欠点があるとともに、雑音信号に
より異常燃焼の誤った信号を制御装置に送り、運転の障
害となることがある。
圧力変動を圧力センサで検知して燃焼の異常を判断する
従来の方式では、圧力変動レベルが低い条件にあっては
信号対雑音比が悪く、燃焼器内部の燃焼状態を正確に検
知することができない欠点があるとともに、雑音信号に
より異常燃焼の誤った信号を制御装置に送り、運転の障
害となることがある。
【０００５】本発明は上記事情にかんがみてなされたも
ので、圧力変動レベルが低く信号対雑音比の悪い状態に
あっても燃焼異常を確実に検知することができる燃焼監
視装置を提供することを目的とする。
ので、圧力変動レベルが低く信号対雑音比の悪い状態に
あっても燃焼異常を確実に検知することができる燃焼監
視装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的に対し、本発明
によれば、燃焼器内の燃焼振動等の異常振動を検知して
圧力信号を出力する圧力センサと、燃焼器内の燃焼火炎
からの発光を捕えて光信号を出力する光センサと、前記
圧力信号及び前記光信号を受けて両者の信号の相関の強
さにより燃焼異常の判定を行う相関器とを備えてなるガ
スタービン燃焼器の燃焼監視装置が提供される。
によれば、燃焼器内の燃焼振動等の異常振動を検知して
圧力信号を出力する圧力センサと、燃焼器内の燃焼火炎
からの発光を捕えて光信号を出力する光センサと、前記
圧力信号及び前記光信号を受けて両者の信号の相関の強
さにより燃焼異常の判定を行う相関器とを備えてなるガ
スタービン燃焼器の燃焼監視装置が提供される。
【０００７】
【作用】上記の手段によれば、相関器では予め異常燃焼
時の圧力変動と発光変動との相関を求めてあり、圧力信
号と光信号との相関の強さにより異常燃焼の判定を行う
ようにしている。これにより、圧力変動のみでは異常燃
焼の検知ができなかった圧力変動レベルの低い条件でも
燃焼器内部の燃焼状態を正確に検知することが可能とな
る。
時の圧力変動と発光変動との相関を求めてあり、圧力信
号と光信号との相関の強さにより異常燃焼の判定を行う
ようにしている。これにより、圧力変動のみでは異常燃
焼の検知ができなかった圧力変動レベルの低い条件でも
燃焼器内部の燃焼状態を正確に検知することが可能とな
る。
【０００８】
【実施例】図１は本発明によるガスタービン燃焼器の燃
焼監視装置の一実施例を示した構成図であり、図中、図
３に示したものと同一の要素には同一の符号を付してあ
る。図３において、符号１０は燃焼器２内の燃焼火炎か
らの発光を捕えることができるように燃焼器２に取付け
られた光センサ、１１は光増幅処理器、１２は相関器で
ある。
焼監視装置の一実施例を示した構成図であり、図中、図
３に示したものと同一の要素には同一の符号を付してあ
る。図３において、符号１０は燃焼器２内の燃焼火炎か
らの発光を捕えることができるように燃焼器２に取付け
られた光センサ、１１は光増幅処理器、１２は相関器で
ある。
【０００９】圧縮機により圧縮された燃焼用圧縮空気１
を燃焼器２に導き、燃料ノズル３より供給される燃料と
反応し、燃焼ガス４をタービン５に導き、仕事をするガ
スタービン燃焼器において、燃焼器２の内部の圧力（燃
焼ガス圧）変動を検知する圧力センサ６と燃焼火炎から
発する発光を検知する光センサ１０とを燃焼器２に取付
け、圧力センサ６の圧力信号は圧力増幅処理器８、光セ
ンサ１０の光信号は光増幅処理器１１を介して相関器１
２で両者の相関を判別し、異常燃焼が判別されれば、制
御装置８から異常燃焼を抑制する運転制御信号９が発信
される。
を燃焼器２に導き、燃料ノズル３より供給される燃料と
反応し、燃焼ガス４をタービン５に導き、仕事をするガ
スタービン燃焼器において、燃焼器２の内部の圧力（燃
焼ガス圧）変動を検知する圧力センサ６と燃焼火炎から
発する発光を検知する光センサ１０とを燃焼器２に取付
け、圧力センサ６の圧力信号は圧力増幅処理器８、光セ
ンサ１０の光信号は光増幅処理器１１を介して相関器１
２で両者の相関を判別し、異常燃焼が判別されれば、制
御装置８から異常燃焼を抑制する運転制御信号９が発信
される。
【００１０】図２は異常燃焼時の圧力変動と発光変動と
の相関を予め求めておいた相関図であり、相関器１２で
は圧力変動と発光変動との相関の強さにより異常燃焼の
判定を行うようにしている。たとえば、領域１４は異常
燃焼時の圧力変動と発光変動との相関を表す圧力−光信
号相関領域であり、両者の相関がこの領域１４外にあれ
ば燃焼異常と判定し、制御装置８を介して運転制御信号
９を出すことになる。
の相関を予め求めておいた相関図であり、相関器１２で
は圧力変動と発光変動との相関の強さにより異常燃焼の
判定を行うようにしている。たとえば、領域１４は異常
燃焼時の圧力変動と発光変動との相関を表す圧力−光信
号相関領域であり、両者の相関がこの領域１４外にあれ
ば燃焼異常と判定し、制御装置８を介して運転制御信号
９を出すことになる。
【００１１】また、運転中のポイント１３は圧力変動レ
ベルに対し発光レベルが低いことを示し、圧力センサ６
の異常と判断することができる。一方、ポイント１５は
圧力変動に対して発光変動が大きく、光センサ１０の異
常と判断することができる。
ベルに対し発光レベルが低いことを示し、圧力センサ６
の異常と判断することができる。一方、ポイント１５は
圧力変動に対して発光変動が大きく、光センサ１０の異
常と判断することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、燃焼器内部の圧力変動
レベルが低く信号対雑音比が悪い条件においても、異常
燃焼を確実に捕えることが可能となり、雑音等の異常信
号による誤った判定に導くことを防止することができ
る。
レベルが低く信号対雑音比が悪い条件においても、異常
燃焼を確実に捕えることが可能となり、雑音等の異常信
号による誤った判定に導くことを防止することができ
る。
【００１３】また、本発明では、２つのセンサ出力の相
関を判定していることにより、それぞれのセンサ自体の
異常も判定することが可能となり、燃焼監視装置の信頼
性を一層高めることができる。
関を判定していることにより、それぞれのセンサ自体の
異常も判定することが可能となり、燃焼監視装置の信頼
性を一層高めることができる。
【図１】本発明によるガスタービン燃焼器の燃焼監視装
置の一実施例を示した構成図である。
置の一実施例を示した構成図である。
【図２】圧力変動と発光変動との相関を示した図であ
る。
る。
【図３】従来の燃焼監視装置の一例を示した構成図であ
る。
る。
６ 圧力センサ ７ 圧力増幅処理器 ８ 制御装置 ９ 運転制御信号 １０ 光センサ １１ 光増幅処理器 １２ 相関器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 克則 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目１番１号 三菱重工業株式会社高砂製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】燃焼器内の燃焼振動等の異常振動を検知し
て圧力信号を出力する圧力センサと、燃焼器内の燃焼火
炎からの発光を捕えて光信号を出力する光センサと、前
記圧力信号及び前記光信号を受けて両者の信号の相関の
強さにより燃焼異常の判定を行う相関器とを備えてなる
ガスタービン燃焼器の燃焼監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35737792A JPH06193866A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 燃焼監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35737792A JPH06193866A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 燃焼監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06193866A true JPH06193866A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18453820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35737792A Withdrawn JPH06193866A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 燃焼監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06193866A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012007514A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Nippon Soken Inc | 内燃機関の燃焼状態検出システム |
| CN107228017A (zh) * | 2016-03-25 | 2017-10-03 | 安萨尔多能源公司 | 设置有热声不稳定检测的燃气轮机设备和控制燃气轮机设备的方法 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP35737792A patent/JPH06193866A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012007514A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Nippon Soken Inc | 内燃機関の燃焼状態検出システム |
| CN107228017A (zh) * | 2016-03-25 | 2017-10-03 | 安萨尔多能源公司 | 设置有热声不稳定检测的燃气轮机设备和控制燃气轮机设备的方法 |
| CN107228017B (zh) * | 2016-03-25 | 2021-11-02 | 安萨尔多能源公司 | 设置有热声不稳定检测的燃气轮机设备和控制其的方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |