JPH06193799A - 弁付き配管系 - Google Patents

弁付き配管系

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Publication number
JPH06193799A
JPH06193799A JP34421992A JP34421992A JPH06193799A JP H06193799 A JPH06193799 A JP H06193799A JP 34421992 A JP34421992 A JP 34421992A JP 34421992 A JP34421992 A JP 34421992A JP H06193799 A JPH06193799 A JP H06193799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
way valve
pipe
main pipe
maintenance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34421992A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tada
誠 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Priority to JP34421992A priority Critical patent/JPH06193799A/ja
Publication of JPH06193799A publication Critical patent/JPH06193799A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】主配管の流通を停止する必要なく調整弁等のメ
ンテナンスが行える弁付き配管系を、部品数および必要
スペースの少ないコンパクトな構成として、低コスト
で、しかも操作が容易で、誤操作の虞れも少ないものと
して提供する。 【構成】流体が流通する主配管11の途中に四方弁12
を設置する。この四方弁12にループ状の補助配管13
を接続する。これにより、主配管11から四方弁12を
経て補助配管13を通過した後、四方弁12を介して主
配管11に戻る第1の系統と、四方弁12を通る主配管
11のみ通過し補助配管13は閉ループとする第2の系
統とを構成する。補助配管13には調整弁13その他の
要メンテナンス機器を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば発電プラントの調
整弁付きドレン配管等に適用される弁付き配管系に係
り、特に主配管の流通を停止する必要なく調整弁等のメ
ンテナンスが行える弁付き配管系に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よく知れらているように、発電プラ
ントのドレン配管等には流量調整弁やトラップ等が設置
される。これらの調整弁やトラップ等は、使用期間等に
応じて点検・補修等が必要となるが、プラント運転効率
の低下を防ぐために点検・補修等の期間中もドレン流通
を停止することなく運転を継続することが望まれる。
【0003】図5は、このような要望に沿う目的で構成
された従来の弁付き配管系を示したものである。
【0004】ドレン等の流体が流通する主配管1に、上
流側から順次に入口弁2、ストレーナ3、流量調整弁4
および出口弁5が設けられている。
【0005】また、主配管1には入口弁2および出口弁
5を迂回するバイパス配管6がT継手7,8を介して接
続され、バイパス配管6にはバイパス弁9が設けられて
いる。
【0006】そして、通常の運転時においては、バイパ
ス弁9が閉とされ、流体が図5に矢印aで示すように、
主配管1に流通される。
【0007】また、調整弁4のメンテナンス時等におい
ては、図6に示すように、入口弁2および出口弁5が閉
に、またバイパス弁9が開に切換えられ、流体は同図に
矢印bで示すように、バイパス配管6を介しての流通と
なり、調整弁4への流通は停止状態となる。
【0008】これにより、調整弁4の点検・補修等の期
間中でも、ドレン流通を停止することなく、プラントの
運転を継続することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の弁付き配管系の構成によると、入口弁2、出口弁5
およびバイパス弁9等の多くの機器やバイパス管6が必
要であるため、構成が繁雑で設置工数や人手を多く要す
るとともに、設備コストも高くつく。
【0010】また、流路切換え運転に際しては多くの弁
操作が必要となり、場合によっては誤操作の可能性を生
じる。
【0011】さらに、バイパス配管6を配設する構成と
なるため、広い配管設置スペースも必要となる。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、主配管の流通を停止する必要なく調整弁等のメ
ンテナンスが行える弁付き配管系を、部品数および必要
スペースの少ないコンパクトな構成として、低コスト
で、しかも操作が容易で、誤操作の虞れも少ないものと
して提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、流体が流通する主配管の途中に四方弁
を設置するとともに、この四方弁にループ状の補助配管
を接続し、これにより、主配管から四方弁を経て補助配
管を通過した後四方弁を介して主配管に戻る第1の系統
と、四方弁を通る前記主配管のみ通過し前記補助配管は
閉ループとする第2の系統とを構成し、前記補助配管に
は調整弁その他の要メンテナンス機器を設置したことを
特徴とする。
【0014】
【作用】このような構成の本発明によると、四方弁1台
で従来の入口弁、出口弁およびバイパス弁の3台の機能
が得られるようになり、またバイパス配管も不要とな
る。したがって、構成が簡単で、設置機器数も少なくな
り、設置工数や人出の削減が図れるとともに、設備コス
トも低減できるようになる。
【0015】また、四方弁1台の操作のみによって、通
常運転とメンテナンス時の継続運転との切換えが可能と
なるから、運転に際しての弁操作が少なくなり、操作の
容易性確保、ひいては誤操作の防止が有効的に図れるよ
うになる。
【0016】さらに、バイパス配管の必要もないため、
省スペース化も図れるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4を参照
して説明する。
【0018】なお、本実施例は発電プラントのドレン配
管系についてのもので、図1は通常運転時の状態を示す
全体系統図、図2は同状態における弁構成を示す概略
図、図3はメンテナンス時の状態を示す全体系統図、図
4は同状態における弁構成を示す概略図である。
【0019】本実施例では図1に示すように、ドレンが
流通する主配管11の途中に四方弁12が設置されてい
る。四方弁12には、ループ状の補助配管13が接続さ
れており、補助配管13には、ストレーナ14および要
メンテナンス機器である流量調整弁15が設置されてい
る。
【0020】四方弁12は図2に示すように、例えばコ
ック式構成のもので、2つの弁孔14a,14bを有
し、これらが主配管11および補助配管13に接続され
ている。 そして本実施例では、第1の系統として、図
1および図2に矢印cで示すように、ドレンが主配管1
1(入口配管11a)から四方弁12の第1の弁孔14
aを経て補助配管13を通過した後、四方弁12の第2
の弁孔14b介して主配管11(出口配管11b)に戻
る系統が構成される。
【0021】また、第2の系統として、図3および図4
に矢印dで示すように、ドレンが入口配管11aから四
方弁12の第1の弁孔14aを介して出口配管11bに
通過するとともに、補助配管13は四方弁12の第2の
弁孔14bによって閉ループとなる系統が構成される。
【0022】しかして、通常のプラント運転時において
は、四方弁12を図1および図2に示す第1の系統状態
で使用する。これにより、ドレンは入口配管11aから
四方弁12の第1の弁孔14aを経て、補助配管13の
流量調整弁15に流通し、ここで流量調整された後、四
方弁12の第2の弁孔14b介して出口配管11bから
排出される。
【0023】一方、流量調整弁15のメンテナンス時に
おいては、四方弁12を切換え操作して、図3および図
4に示す第2の系統状態で使用する。これにより、流量
調整弁4のメンテナンス期間中でも、ドレンは通常運転
時と同様に流通させることができ、したがってドレン流
通を停止することなくプラントの運転を継続することが
できる。
【0024】よって、以上の本実施例によると、1台の
四方弁12で従来の入口弁、出口弁およびバイパス弁の
3台の機能が得られるようになり、またバイパス配管も
必要としないので、構成が簡単で設置機器数も少なく、
設置工数や人手の削減が図れ、かつ設備コストも低減で
きる。
【0025】また、1台の四方弁12の操作のみによっ
て、通常運転とメンテナンス時の運転との切換えが可能
であるから、運転に際しての弁操作が少なくなり、操作
の容易性確保、ひいては誤操作の防止も有効的に図れる
ようになる。さらに、バイパス配管も必要としないた
め、省スペース化も図れる。
【0026】なお、以上の実施例では、本発明を発電プ
ラントのドレン配管系に適用したが、これに限らず、他
の種々の配管系に適用できることは勿論である。
【0027】また、前記実施例では、四方弁12をコッ
ク式構成としたが、これ以外の形式を採用してもよいこ
とも勿論である。
【0028】さらに、前記実施例では、要メンテナンス
機器として流量調整弁15を設置したが、圧力調整弁そ
の他の弁、またはトラップ等を適宜設置することもでき
る。
【0029】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明によれ
ば、四方弁1台で従来の入口弁、出口弁およびバイパス
弁の3台の機能が得られ、またバイパス配管も必要とし
ないので、構成が簡単で設置機器数も少なく、設置工数
や人手の削減が図れ、設備コストも低減できる。また、
四方弁1台の操作のみによって、通常運転とメンテナン
ス時の継続運転との切換えが可能であるから、運転に際
しての弁操作が少なくなり、操作の容易性確保、ひいて
は誤操作の防止が有効的に図れるようになる。さらに、
バイパス配管の必要もないため、省スペースも図れる
等、実用的な多くの効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による弁付き配管系の通常運
転時の状態示す全体系統図。
【図2】図1の状態における弁構成を示す概略図。
【図3】前記実施例におけるメンテナンス時の状態を示
す全体系統図。
【図4】図3の状態における弁構成を示す概略図。
【図5】従来の弁付き配管系の通常運転時の状態を示す
系統図。
【図6】従来例におけるメンテナンス時の状態を示す系
統図
【符号の説明】
11 主配管 12 四方弁 13 補助配管 15 調整弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流通する主配管の途中に四方弁を
    設置するとともに、この四方弁にループ状の補助配管を
    接続し、これにより、主配管から四方弁を経て補助配管
    を通過した後四方弁を介して主配管に戻る第1の系統
    と、四方弁を通る前記主配管のみ通過し前記補助配管は
    閉ループとする第2の系統とを構成し、前記補助配管に
    は調整弁その他の要メンテナンス機器を設置したことを
    特徴とする弁付き配管系。
JP34421992A 1992-12-24 1992-12-24 弁付き配管系 Pending JPH06193799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34421992A JPH06193799A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 弁付き配管系

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34421992A JPH06193799A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 弁付き配管系

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06193799A true JPH06193799A (ja) 1994-07-15

Family

ID=18367558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34421992A Pending JPH06193799A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 弁付き配管系

Country Status (1)

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JP (1) JPH06193799A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20090092191A (ko) * 2008-02-26 2009-08-31 윤명순 사방밸브를 이용한 여과장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990622