JPH06189261A - デジタル電子スチルカメラ - Google Patents

デジタル電子スチルカメラ

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JPH06189261A
JPH06189261A JP3132111A JP13211191A JPH06189261A JP H06189261 A JPH06189261 A JP H06189261A JP 3132111 A JP3132111 A JP 3132111A JP 13211191 A JP13211191 A JP 13211191A JP H06189261 A JPH06189261 A JP H06189261A
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JP
Japan
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digital
memory
electronic still
recording medium
still camera
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JP3132111A
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English (en)
Inventor
Takumi Okanoe
拓巳 岡上
Toshiharu Kobayashi
稔治 小林
Hidehiko Okada
英彦 岡田
Takafumi Murase
啓文 村瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 CCDイメージセンサ5により撮像した撮像
信号をADコンバータ9によりデジタル信号に変換し、
デジタルメモリ11に一時蓄積した後、着脱可能な光デ
ィスク16に書き込むようにしたデジタル電子スチルカ
メラにおいて、上記光ディスク16に対して動作特性な
どの付加情報の記録再生する付加情報記録再生回路15
を設けてなる。 【効果】着脱可能な記録媒体に動作特性などの付加情報
を記録し、また、上記記録媒体上の付加情報を再生する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子により撮像
した静止画像を記録媒体に記録するようにしたデジタル
電子スチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子より出力された撮像信号
を、デジタル信号に変換し、これを半導体メモリ又は磁
気ディスク等に記録する形式の所謂デジタル電子スチル
カメラは公知である。例えば米国特許第4131919
号に開示されている。
【0003】図6はこのような従来のデジタル電子スチ
ルカメラの一例を示したものである。この図6におい
て、101はレンズ、102は絞り、103はファイン
ダに画像を導く為のハーフミラー、104は光学的ロー
パスフィルタ、105はCCDイメージセンサ、106
は上記CCDイメージセンサ105の駆動回路である。
107は上記CCDイメージセンサ105により得られ
る撮像出力信号に映像信号処理を施す為の処理回路、1
08は上記処理回路107による映像信号処理が施され
た撮像出力信号をサンプルホールドするサンプルホール
ド回路、109は上記サンプルホールド回路108によ
りサンプルホールドされた撮像出力信号をデジタル化す
るADコンバータである。これらサンプルホールド回路
108及びADコンバータ109は一体化された汎用の
ものがある。110は上記ADコンバータ109により
デジタル化された画像情報をラッチするラッチ回路、1
11は上記ラッチ回路110によりラッチされた画像情
報を記憶するデジタルメモリである。112は上記デジ
タルメモリ111に記憶された静止画情報を保存する為
の磁気ディスク、113は上記CCDイメージセンサ1
05により静止画像を撮像するためのレリーズスイッ
チ、114はこれら回路の動作を制御するタイミング制
御回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】従来のデジタル電子
スチルカメラでは、撮影した画像を家庭用のテレビ受信
装置にて表示することを主な目的としており、CCDイ
メージセンサ105の画素は精々40万画素程度であ
り、従来の銀塩カメラによる写真とは比較のしようもな
かった。また磁気記録ディスクも上記CCDイメージセ
ンサ105の画素に対応する程度の記録密度で良く、ま
たディスクを小型にする必要性から、記録容量も極めて
限られたものとなっていた。しかし、近年の撮像素子の
発達、又は記録媒体の記録密度の向上は目覚ましいもの
があり、このように従来のデジタル電子スチルカメラの
開発当初には考えられない性能の素子が登場するに至っ
た。
【0005】しかしながら、従来のデジタル電子スチル
カメラでは、家庭用テレビ受像装置に対応した規格とさ
れている為、より高集積化された高品位テレビカメラ用
のCCDイメージセンサが開発されても、それを利用す
ることはできなかった。また記録媒体についても、近年
書き込み可能な光ディスクが開発され、記録密度が飛躍
的に高まったものの、従来のデジタル電子スチルカメラ
のCCDイメージセンサによる撮像信号の情報量が小さ
い為、使用するには記録容量が大き過ぎた。
【0006】これらの問題は素子の発達に対して、規格
が陳腐化することによるものであり、規格が素子の発達
に追従すれば、何等問題は生じない。しかしながら、予
め素子の発達を予想して複数の規格を定めることは出来
ず、また素子の発達の度に規格を見直しし、上位互換を
可能とするように再規格することは、先の規格の製品を
購入した使用者にはメリットがなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明は、固体撮像素子により撮像した撮像信号を
デジタル信号に変換し、デジタルメモリに一時蓄積した
後、着脱可能な記録媒体に書き込むようにしたデジタル
電子スチルカメラにおいて、動作特性などの付加情報の
記録再生回路を設け、上記着脱可能な記録媒体に上記付
加情報を記録可能とすると共に、上記記録媒体上の付加
情報を再生可能としたことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明は、固体撮像素子により撮像
した撮像信号をデジタル信号に変換し、デジタルメモリ
に一時蓄積した後、着脱可能な記録媒体に書き込むよう
にしたデジタル電子スチルカメラにおいて、それぞれ複
数ライン分の記憶容量を有し、交互に切り替えて使用さ
れる第1及び第2のメモリを上記デジタルメモリとして
備えるとともに、上記デジタルメモリに一時蓄積したデ
ジタル信号にブロックコーディングによるデータ圧縮処
理を施す圧縮処理回路を備え、固体撮像素子から1フレ
ーム分の画像情報を線順次に読み出す撮像動作と同期し
て上記圧縮処理回路によるデータ圧縮処理を行うように
したこと特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明は、固体撮像素子により撮
像した撮像信号をデジタル信号に変換し、デジタルメモ
リに一時蓄積した後、着脱可能な記録媒体に書き込むよ
うにしたデジタル電子スチルカメラにおいて、メモリ切
り替え手段を設け、上記記録媒体として少なくとも半導
体メモリと光ディスクとを使用可能とするとともに、上
記半導体メモリを上記光ディスクの記録のためのバッフ
ァメモリとしても使用可能としたことを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】本発明に係るデジタル電子スチルカメラでは、
動作特性などの付加情報の記録再生回路により、着脱可
能な記録媒体に上記付加情報を記録可能とすると共に、
上記記録媒体上の付加情報を再生可能とする。
【0011】また、本発明に係るデジタル電子スチルカ
メラでは、固体撮像素子から線順次に読み出される1フ
レーム分の画像情報について、上記固体撮像素子による
撮像動作と同期してデータ圧縮処理を行う圧縮処理回路
により、ブロックコーディングによるデータ圧縮処理を
施し、着脱可能な記録媒体にデータ圧縮処理済の静止画
像情報を記録する。
【0012】さらに、本発明に係るデジタル電子スチル
カメラでは、メモリ切り替え手段により、着脱可能な記
録媒体として、少なくとも半導体メモリと光ディスクと
を使用可能とするとともに、上記半導体メモリを上記光
ディスクの記録のためのバッファメモリとしても使用可
能とする。
【0013】
【実施例】以下図面により、本発明に係るデジタル電子
スチルカメラの一実施例を詳述する。
【0014】図1は本発明に係るデジタル電子スチルカ
メラの第1の実施例の構成を示すブロック図である。こ
の図1において、1はレンズ、2は絞り、3はファイン
ダに画像を導く為のハーフミラー、4は光学的ローパス
フィルタ、5はCCDイメージセンサ、6は上記CCD
イメージセンサ5の駆動回路である。7は上記CCDイ
メージセンサ5により得られる撮像出力信号に映像信号
処理を施す為の処理回路、8は上記処理回路7による映
像信号処理が施された撮像出力信号をサンプルホールド
するサンプルホールド回路、9は上記サンプルホールド
回路8によりサンプルホールドされた撮像出力信号をデ
ジタル化するADコンバータである。これらサンプルホ
ールド回路8及びADコンバータ9には一体化された汎
用のものがある用いられている。10は上記ADコンバ
ータ9によりデジタル化された画像情報をラッチするラ
ッチ回路、11は上記ラッチ回路10によりラッチされ
た画像情報を記憶するデジタルメモリである。12は上
記デジタルメモリ11に記憶された静止画情報について
ブロックコーディングなどのデータ圧縮処理を施す圧縮
処理回路である。13は上記CCDイメージセンサ5に
より静止画像を撮像するためのレリーズスイッチ、14
はこれら回路の動作を制御するタイミング制御回路であ
る。15は付加情報記録再生回路である。
【0015】上記付加情報記録再生回路15は、付加情
報を内部のROM等のメモリ(図示せず)に有してい
る。このメモリには、このデジタル電子スチルカメラが
工場出荷時において、使用されているCCDイメージセ
ンサ5の画素情報、ADコンバータ9の変換特性、デジ
タル画像情報の圧縮方式の有無、ガンマ特性、画像情報
の転送速度、音声情報の有無、音声ノイズリダクション
回路の特性等の付加情報が所定のデジタル情報として書
き込まれている。
【0016】また、16は着脱可能とされた書き込み可
能な光ディスク装置である。この光ディスク装置16は
書き込み・読み出し回路と共にカセット化されている。
また光ディスク自身は保護の為、所定のケースに収納さ
れ、交換可能とされている。またこのケースには誤消
去、誤書き込み防止の為の構造を有する。このようなケ
ースについては、既に3.5 インチサイズの磁気ディスク
等の周知の技術が使用できる。なお、本発明に係るデジ
タル電子スチルカメラでは、上記光ディスク装置16に
替えて、磁気ディスク装置、メモリカード装置、光記録
カード装置等各種の情報記録装置が使用できるのは勿論
である。
【0017】このような構成のデジタル電子スチルカメ
ラは、以下のように動作する。上記光ディスク装置16
をデジタル電子スチルカメラ本体に取りつけると、先ず
付加情報記録再生回路16が再生動作を行い、光ディス
ク装置16内の媒体情報を再生する。この媒体情報は光
ディスク装置16内にROMとして記憶していても良い
し、後述するように、光ディスクの一部に媒体管理領域
を設け、その領域に書き込んでも良い。この媒体情報に
より、このデジタル電子スチルカメラの記録媒体の記録
速度、記録容量等が設定される。これらの情報は、周知
の液晶表示板等を使用してデジタル電子スチルカメラ本
体に表示しても良いし、電子ビユーファインダを使用す
る場合には、それに表示しても良い。
【0018】一方、上記付加情報記録再生回路15から
付加情報が上記光ディスク装置16に送出される。この
付加情報により、上記光ディスク装置16では書き込み
速度、書き込み方式等を設定する。同時に光ディスク上
にもこれらの付加情報を書き込む。
【0019】また、図2は上記デジタル電子スチルカメ
ラにおける光デイスクのフォーマットを示している。光
ディスクの中心部近傍に設けられた媒体管理領域21に
は、媒体自身の記録密度等の情報が固定長にて記録され
ている。続く付加情報領域22には、上記付加情報が固
定長にて記録される。さらに画像の高速検索等を可能と
する為のディレクトリ情報等を記録しても良い。残りの
領域については、全て画像情報領域23とする。この場
合、ディスクの周辺部(図2の下側)から順次画像情報
を記録することで、付加情報領域22と重なる迄記録で
きるので、冗長な領域を確保しておく必要がない。
【0020】次に、本発明によるデジタル電子スチルカ
メラにより撮影する場合について述べる。
【0021】レリーズ13を操作した場合、そのタイミ
ングでCCDイメージセンサ5内に蓄積されている撮像
電荷は処理回路7により所定のカラーバランス等の処理
がされ、サンプルホールド回路8、ADコンバータ9、
ラッチ回路10を経て、デジタルメモリ11に書き込ま
れる。即ち、光ディスクが記録速度に達するまでの所定
時間、上記デジタルメモリ11に撮像信号を記憶してお
く。
【0022】この間に上記光ディスク装置16は記録動
作の準備をする。上記光ディスク装置16が記録可能と
なると、上記デジタルメモリ11の画像情報は上記圧縮
処理回路12を介して当該光ディスク装置16の上記画
像情報領域23に可変長にて書き込まれる。画像情報の
記録が終了すると、続いてディレクトリ情報等の付加情
報を付加情報領域22に記録する。
【0023】なお、上記デジタルメモリ11は、従来は
1画像分程度の容量しかないが、このデジタル電子スチ
ルカメラでは、複数画像分の容量のものを使用し、連続
撮影が可能としてある。
【0024】ここで、NTSCやPALなどの標準テレ
ビジョン方式では、水平ラインの飛び越し走査により、
奇数フィールドと偶数フィールドで1枚の画像(1フレ
ーム)が完結するので、フレームメモリを用いてディジ
タル的な画像処理が行われる。そして、連続的に画像処
理を施す場合には、フレームメモリを2個必要とする。
【0025】次に、図3は本発明に係るデジタル電子ス
チルカメラの第2の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0026】この図3に示すデジタル電子スチルカメラ
は、圧縮処理回路12において、CCDイメージセンサ
5により得られる静止画像情報について8×8の64画
素の画像情報単位でブロックコーディングによるデータ
圧縮処理を施し、データ圧縮処理済の静止画像情報を半
導体メモリ17に書き込むようにしたものである。
【0027】なお、この第2の実施例のデジタル電子ス
チルカメラにおいて、上述の第1の実施例と同じ構成要
素については、同一参照番号を図3中に付して、その詳
細な説明を省略する。
【0028】上記CCDイメージセンサ5には、水平ラ
インの飛び越し走査を行わずに全水平ラインの画像情報
が線順次に読み出される構造のものが用いられている。
そして、このCCDイメージセンサ5は、CCD駆動回
路6により駆動されて1フレーム期間中に全水平ライン
の画像情報が線順次に読み出される。
【0029】また、ディジタルメモリ11は、入力切り
替えスイッチ11Aと出力切り替えスイッチ11Bを設
けた第1及び第2のメモリ11C,11Dからなる。上
記第1及び第2のメモリ11C,11Dは、それぞれ8
水平ライン分の画像情報を記憶する記憶容量を有する。
【0030】上記入力切り替えスイッチ11Aは、タイ
ミング制御回路14により上記CCDイメージセンサ5
による撮像動作と同期して切り替え制御され、8水平走
査期間(8H)の周期で第1及び第2のメモリ11C,
11Dを交互に選択する。これにより、上記第1及び第
2のメモリ11C,11Dには、ラッチ回路10により
ラッチされた画像情報が8ライン分ずつ交互に書き込ま
れる。
【0031】また、上記出力切り替えスイッチ11B
は、上記タイミング制御回路14により上記CCDイメ
ージセンサ5による撮像動作と同期して切り替え制御さ
れ、8水平走査期間(8H)の周期で上記第1及び第2
のメモリ11C,11Dを上記入力切り替えスイッチ1
1Bとは逆に交互に選択する。これにより、上記第1及
び第2のメモリ11C,11Dに記憶された画像情報が
8ライン分ずつ交互に読み出される。
【0032】そして、上記圧縮処理回路12は、上記デ
ジタルメモリ11から8ライン分ずつ読み出される静止
画像情報について、8×8の64画素の画像情報単位で
ブロックコーディングによるデータ圧縮処理を施す。こ
の圧縮処理回路12は、上記タイミング制御回路14に
より制御されて上記CCDイメージセンサ5による撮像
動作と同期したデータ圧縮処理を行い、データ圧縮処理
済の静止画像情報を半導体メモリ17に書き込む。
【0033】ここで、上記CCDイメージセンサ5によ
り得られる撮像出力信号が処理回路7を介して供給され
るサンプルホールド回路8、上記サンプルホールド回路
8によりサンプルホールドされた撮像出力信号をデジタ
ル化するADコンバータ9、上記ADコンバータ9によ
りデジタル化された画像情報をラッチするラッチ回路1
0、上記ラッチ回路10によりラッチされた画像情報を
記憶するデジタルメモリ11は、上記タイミング制御回
路14により制御され、上記圧縮処理回路12ととも
に、上記CCDイメージセンサ5による撮像動作と同期
した動作を行う。
【0034】この第2の実施例のデジタル電子スチルカ
メラでは、CCDイメージセンサ5から1フレーム分の
画像情報を線順次に読み出す撮像動作と同期して上記圧
縮処理回路12において8×8の64画素の画像情報単
位でブロックコーディングによるデータ圧縮処理を行う
ことができる。
【0035】上記圧縮処理回路12に8×8の64画素
の画像情報を供給するデジタルメモリ11は、フレーム
メメモリを必要とすることなく、それぞれ8水平ライン
分の記憶容量を有する第1及び第2のメモリ11C,1
1Dを交互に切り替えて使用する構成とすることができ
る。
【0036】なお、連写速度を上げたい場合やCCDイ
メージセンサ5からの読み出し速度を上げたい場合は、
図4に示すように、8ラインメモリ31と圧縮処理回路
32とバッファメモリ33との縦続接続回路30を並設
し、これの縦続接続回路を入力切り替えスイッチ34と
出力切り替えスイッチ35により切り替える構成とすれ
ば良い。
【0037】次に、図5は本発明に係るデジタル電子ス
チルカメラの第3の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0038】この図5に示すデジタル電子スチルカメラ
は、上述の第1の実施例のデジタル電子スチルカメラに
おいて、圧縮処理回路12によりデータ圧縮処理の施さ
れた静止画像情報が書き込まれる記録媒体として上記光
ディスク16の他に半導体メモリ17の使用可能にした
ものである。なお、この第3の実施例のデジタル電子ス
チルカメラにおいて、上述の第1の実施例と同じ構成要
素については、同一参照番号を図5中に付して、その詳
細な説明を省略する。
【0039】このデジタル電子スチルカメラを示す図5
において、18はメモリ切り替え回路である。このメモ
リ切り替え回路18は、着脱可能とされた光ディスク1
6及び半導体メモリ17の着脱状態を検知し、本発明に
よるデジタル電子スチルカメラの使用時において、使用
者の選択により、又はデジタル電子スチルカメラの使用
状態に応じて、これら記録媒体を適切に使用するもので
ある。19はモード選択スイッチで、使用者が使用状態
に応じて、適時記録媒体の使用モードを選択する為のも
のである。
【0040】以上の構成において、本発明に係るデジタ
ル電子スチルカメラは以下のように動作する。
【0041】〔半導体メモリ使用モード〕使用者が上記
モード選択スイッチ19を操作して端子19aを選択し
た場合、または上記メモリ切り替え回路18が記録媒体
として半導体メモリ17のみが接続されていることを検
知した場合に自動的に選択される。このモードでは、上
記CCDイメージセンサ5で撮像された静止画情報は、
上記デジタルメモリ11に記憶された後、直ちに上記半
導体メモリ17に転送される。よって例えば連続撮影の
ように、短時間に多くの画像を記録する必要がある時に
使用される。
【0042】〔光ディスク使用モード〕使用者が上記モ
ード選択回路19を操作して端子19bを選択した場
合、または上記メモリ切り替え回路18が記録媒体とし
て光ディスク16のみが接続されていることを検知した
場合に自動的に選択される。このモードでは、上記CC
Dイメージセンサ5で撮像された静止画情報は、上記デ
ジタルメモリ11に記憶された後、直ちに上記光ディス
ク16に転送される。よって通常の使用状態では、最も
普通の使用方法である。
【0043】〔双方使用モード〕使用者が上記モード選
択回路19を操作して端子19cを選択した場合、また
は上記メモリ切り替え回路18が記録媒体として光ディ
スク16と半導体メモリ17の双方が接続されているこ
とを検知した場合に自動的に選択される。このモードで
は、上記CCDイメージセンサ5で撮像された静止画情
報はデジタルメモリ11に記憶された後、とりあえず、
上記半導体メモリ17に記憶される。すなわち、上記半
導体メモリ17をバッファメモリとして使用し、その
後、使用者がこの半導体メモリ17の静止画情報を再生
し、保存したいものを選択して、光ディスク16に転送
し、記録する。このような選択は、例えば本発明による
デジタル電子スチルカメラのビユーファインダに半導体
メモリ17の再生静止画を表示することで可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るデジタル電
子スチルカメラでは、動作特性などの付加情報の記録再
生回路により、着脱可能な記録媒体に上記付加情報を記
録し、上記記録媒体上の付加情報を再生することができ
る。従って、本発明によれば、上記記録媒体に記録され
る付加情報により、撮影時に使用したデジタル電子スチ
ルカメラの状態が特定できるので、CCDの素子の密度
で定まる画素容量、及びそのアスペクト比等のデジタル
情報により、この記録媒体を再生した時に正しい画像に
て表示することができるようになる。また、どのような
規格のCCDが開発されたとしても、又は記録媒体の記
録容量が飛躍的に向上しても、常にそれらが使用できる
こととなる。
【0045】また、本発明に係るデジタル電子スチルカ
メラでは、固体撮像素子から線順次に読み出される1フ
レーム分の画像情報について、上記固体撮像素子による
撮像動作と同期してデータ圧縮処理を行う圧縮処理回路
により、ブロックコーディングによるデータ圧縮処理を
施し、着脱可能な記録媒体にデータ圧縮処理済の静止画
像情報を記録するので、上記圧縮処理回路におけるブロ
ックコーディングの処理単位を構成する画像データの水
平ライン数分の記憶容量を有する2個のメモリを交互に
切り替えて使用するデジタルメモリにより連写動作を行
うことができる。
【0046】さらに、、本発明に係るデジタル電子スチ
ルカメラでは、着脱可能な記録媒体として、少なくとも
半導体メモリと光ディスクとを使用可能とすると共に、
上記半導体メモリを上記光ディスクの記録の為のバッフ
ァメモリとしても使用可能とすることにより、高集積度
の半導体メモリを使用することにより、ディスクの如き
使用方法ができ、また光ディスクの書き込みの為のバッ
ファメモリとしての使用もできる。従って、本発明によ
れば、異なる記録媒体を選択的に使用することが可能と
なるので、記録媒体の記録密度が向上しても、適時使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル電子スチルカメラの第1
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したデジタル電子スチルカメラに使用
される記録媒体の記録フォーマットである。
【図3】本発明に係るデジタル電子スチルカメラの第2
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】図4に示したデジタル電子スチルカメラの変形
例の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るデジタル電子スチルカメラの第3
の実施例の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のデジタル電子スチルカメラの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
5・・・・・・CCDイメージセンサ 9・・・・・・ADコンバータ 11・・・・・・デジタルメモリ 11A・・・・・入力切り替えスイッチ 11B・・・・・出力切り替えスイッチ 11C・・・・・8ラインメモリ 11D・・・・・8ラインメモリ 12・・・・・・圧縮処理回路 14・・・・・・タイミング制御回路 15・・・・・・付加情報記録再生回路 16・・・・・・光ディスク 17・・・・・・半導体メモリ 18・・・・・・メモリ切り替え回路 19・・・・・・モード選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 啓文 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子により撮像した撮像信号を
    デジタル信号に変換し、デジタルメモリに一時蓄積した
    後、着脱可能な記録媒体に書き込むようにしたデジタル
    電子スチルカメラにおいて、 動作特性などの付加情報の記録再生回路を設け、上記着
    脱可能な記録媒体に上記付加情報を記録可能とすると共
    に、上記記録媒体上の付加情報を再生可能としたことを
    特徴とするデジタル電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 固体撮像素子により撮像した撮像信号を
    デジタル信号に変換し、デジタルメモリに一時蓄積した
    後、着脱可能な記録媒体に書き込むようにしたデジタル
    電子スチルカメラにおいて、 それぞれ複数ライン分の記憶容量を有し、交互に切り替
    えて使用される第1及び第2のメモリを上記デジタルメ
    モリとして備えるとともに、 上記デジタルメモリに一時蓄積したデジタル信号にブロ
    ックコーディングによるデータ圧縮処理を施す圧縮処理
    回路を備え、 固体撮像素子から1フレーム分の画像情報を線順次に読
    み出す撮像動作と同期して上記圧縮処理回路によるデー
    タ圧縮処理を行うようにしたこと特徴とするデジタル電
    子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体として半導体メモリを備
    え、前記圧縮処理回路によりデータ圧縮処理の施された
    映像データを上記半導体メモリに書き込むようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載のデジタル電子スチルカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 メモリ切り替え手段を設け、前記記録媒
    体として少なくとも半導体メモリと光ディスクとを使用
    可能とするとともに、上記半導体メモリを上記光ディス
    クの記録のためのバッファメモリとしても使用可能とし
    たことを特徴とする請求項3記載のデジタル電子スチル
    カメラ。
  5. 【請求項5】 動作特性などの付加情報の記録再生回路
    を設け、前記着脱可能な記録媒体に上記付加情報を記録
    可能とすると共に、上記記録媒体上の付加情報を再生可
    能としたことを特徴とする請求項2記載のデジタル電子
    スチルカメラ。
JP3132111A 1990-08-29 1991-05-09 デジタル電子スチルカメラ Withdrawn JPH06189261A (ja)

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JP3132111A JPH06189261A (ja) 1990-08-29 1991-05-09 デジタル電子スチルカメラ

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JP22747290 1990-08-29
JP2-227472 1990-08-29
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JP2-227471 1990-08-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6850271B1 (en) 1999-06-11 2005-02-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic apparatus

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