JPH0618891Y2 - 把手付ガラス壜 - Google Patents

把手付ガラス壜

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JPH0618891Y2
JPH0618891Y2 JP1985160481U JP16048185U JPH0618891Y2 JP H0618891 Y2 JPH0618891 Y2 JP H0618891Y2 JP 1985160481 U JP1985160481 U JP 1985160481U JP 16048185 U JP16048185 U JP 16048185U JP H0618891 Y2 JPH0618891 Y2 JP H0618891Y2
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JP
Japan
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handle
glass bottle
band
ring
fitting groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985160481U
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English (en)
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JPS6269432U (ja
Inventor
寧彦 舟橋
護 三枝
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Ishizuka Glass Co Ltd
Original Assignee
Ishizuka Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、合成樹脂製の把手を有する把手付ガラス壜に
関する。
(従来の技術) 近年ジュース、酒等の飲料用容器の大型化が進んでいる
が、大型化すると容器が持ち難く取り扱いが不便となる
欠点があった。そこで、把手付大型容器の開発が進めら
れ、ガラス容器に把手が一体に形成された把手付ガラス
壜の生産が行われていた。
しかし、一体成形される把手付ガラス壜は自動成形機に
よって吹き込み成形するために、これに使用する金型が
複雑となり生産コストを高くするとともに、形状が複雑
であるために生産効率が劣り、かつガラス壜の肉厚も厚
くなり壜自体が重くなるという欠点を有していた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はこのような従来の欠点を解決して、生産効率に
優れかつ軽量化が可能で、生産コストが安い把手付ガラ
ス壜を提供することを目的として完成されたものであ
る。
(問題を解決するための手段) 本考案は円筒胴部を最大径とする円筒形状からなるガラ
ス壜の胴部外周面に上下2個のリング状嵌合溝を形成
し、該リング状嵌合溝に合成樹脂製把手形成部材のリン
グ状バンド部を嵌合してなる把手付ガラス壜において、
前記把手形成部材は一部で切断された上下2個のバンド
部と、該バンド部の各々の切断端部に設けられた把手部
とから構成されるとともに、該バンド部は前記ガラス壜
の嵌合溝の深さよりも厚く構成され、かつバンド部の中
央部分には波形状の伸縮部が設けられていることを特徴
とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明する。
第1図に示すように、本考案に係る把手付ガラス壜はガ
ラス壜1と合成樹脂製の把手形成部材5とから構成され
ており、ガラス壜は内容量が1あるいはそれ以上の大
型壜で、内容物が充填された状態では片手でその壜を持
ち難い程度の大きさのものである。又、ガラス壜1は生
産効率が高く、かつ軽量化容易な細口の丸壜であり、円
筒胴部を最大径とする円筒形状からなる胴部2の外周面
には上下2個のリング状嵌合溝3が形成されている。嵌
合溝3は第2図(A)に図示する如く、ガラス壜1の胴
部2の外周面を一部凹ませて帯状の凹部に構成されるの
が好ましいが、その他第2図(B)に示すように胴部外
周面上に2個のリング状突出部4、4を設けて帯状の嵌
合溝3を形成してもよい。
一方把手形成部材5は合成樹脂材料からなり、前記ガラ
ス壜1の嵌合溝3に嵌合すべき2個のリング状バンド部
6、6と把手部7、7から構成されている。第3図に示
すようにリング状バンド部6、6は同一垂直直線上で一
部が切断されており、該バンド部6、6の中央部分には
ガラス壜に設けられた嵌合溝3と、バンド部6、6との
成形寸法誤差を吸収するための波形状の伸縮率8、8が
設けられているとともに、第2図に示す如くバンド部
6、6厚みはガラス壜1の胴部外周面に設けられたリン
グ状嵌合溝3の深さよりも厚く構成されている。又、前
記リング状バンド部6、6の各々の切断端部には把手部
7、7が連接して設けられており、各把手部7、7の対
応する側面には複数個の嵌合子9…と穴10…が設けら
れ、2つの把手部7、7の側面を相接することによって
把手を形成するよう構成されている。
リング状バンド部6、6の中央部に設けられる伸縮部
7、7の形状は寸法誤差を吸収できるものであればいず
れの形状でもよく、又、形成位置についても上下2個の
位置をずらせることも可能であるが、上下2個のバンド
に対して均等に引張荷重をかける点、及びデザイン上の
点から実施例の如くバンド部6、6の中央部同一垂直線
上に設けることが好ましい。
(作用) 以上のように構成されたガラス壜1と把手形成部材5と
は、リング上バンド部6、6を切断部において左右に拡
げておき、その内部にガラス1壜の円筒状胴部2を入れ
てリング状嵌合溝3にバンド部6を嵌合させた後、2つ
の把手部7、7を対応させて側面の嵌合子9…と穴10
…とを嵌着して把手を形成する。
把手を形成する際、バンド部6の中央部には伸縮部8が
設けられているので、ガラス壜1の嵌合溝3及び把手形
成部材5のバンド部6の成形上の寸法誤差が生じた場合
でも、この伸縮部8の作用によってバンド部6は嵌合溝
3内へ密着して嵌合することが可能となる。また、バン
ド部6の厚みはガラス壜1の胴部外周面に設けられたリ
ング状嵌合溝3の深さよりも厚く構成されて、バンド部
6がガラス壜1の最大径部よりも外側に位置して嵌合す
ることとなるので、ガラス壜が軽量化されて薄肉である
にもかかわらず、前記バンド部6によって壜の最大径部
である胴部外周面が保護されることとなり、外部衝撃に
対して十分に耐えることができる。
(効果) 以上の説明からも明らかなように、本考案に係る把手付
ガラス壜にあっては、把手が設けられているために大型
の容器であるにもかかわらずその取扱いが極めて容易で
あり、又、使用するガラス壜が生産効率が高く、かつ軽
量化容易な細口の丸壜であるので生産コストを大幅に下
げることが可能である。又、把手形成部材も非常に簡単
な構造であるので生産コストが安いとともに、壜への取
付けも極めて容易に行うことができる。更には、ガラス
壜が軽量化されて薄肉であるにもかかわらず、把手形成
部材のバンドによって壜の最大径部である胴部外周面が
保護されているので、外部衝撃に対しても十分に耐える
ことができる。
このように本考案は種々の効果を発揮し優れた実用的価
値を生ずるもので、産業界の発達に大いに寄与するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る把手付ガラス壜の実施例の斜視
図、第2図(A)、(B)は一部断面図、第3図は把手
形成部材の斜視図である。 1……ガラス壜、3……嵌合溝 5……把手形成部材、6……バンド部 7……把手部、8……伸縮部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒胴部を最大径とする円筒形状からなる
    ガラス壜の胴部外周面に上下2個のリング状嵌合溝を形
    成し、該リング状嵌合溝に合成樹脂製把手形成部材のリ
    ング状バンド部を嵌合してなる把手付ガラス壜におい
    て、前記把手形成部材は一部で切断された上下2個のバ
    ンド部と、該バンド部の各々の切断端部に設けられた把
    手部とから構成されるとともに、該バンド部は前記ガラ
    ス壜の嵌合溝の深さよりも厚く構成され、かつバンド部
    の中央部分には波形状の伸縮部が設けられていることを
    特徴とする把手付ガラス壜。
JP1985160481U 1985-10-19 1985-10-19 把手付ガラス壜 Expired - Lifetime JPH0618891Y2 (ja)

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JPS6269432U JPS6269432U (ja) 1987-05-01
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ID=31085901

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220087141A (ko) * 2020-12-17 2022-06-24 이인규 필터가 장착된 싱크대 급수장치용 저장용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4935364U (ja) * 1972-06-30 1974-03-28
JPS4953977U (ja) * 1972-08-16 1974-05-13
JPS5523952Y2 (ja) * 1977-11-09 1980-06-07
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KR20220087141A (ko) * 2020-12-17 2022-06-24 이인규 필터가 장착된 싱크대 급수장치용 저장용기

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