JPH06185642A - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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JPH06185642A
JPH06185642A JP4335697A JP33569792A JPH06185642A JP H06185642 A JPH06185642 A JP H06185642A JP 4335697 A JP4335697 A JP 4335697A JP 33569792 A JP33569792 A JP 33569792A JP H06185642 A JPH06185642 A JP H06185642A
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JP
Japan
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valve body
valve
casing
temperature
oil
Prior art date
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JP4335697A
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English (en)
Inventor
Katsuya Mogi
克也 茂木
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上流の流体の温度変化に速やかに応答して開
弁圧を変化させる逆止弁の構造を提供することを目的と
する。 【構成】 逆止弁4は、油通路2と油通路3との間に設
置されている。潤滑油は、油通路2から逆止弁4に達
し、逆止弁4開弁時に油通路3へ流出する。弁体12
は、ケーシング6内を移動して、油出口10を開閉す
る。スプリング13は、弁体12を弁体止め金18に付
勢し、弁体12を閉弁位置に保持する。サーモワックス
19は、ケーシング6内の潤滑油温度に感応して体積が
変化する。スプリング20によってサーモワックス19
に付勢されている弁体案内14は、サーモワックス19
の体積変化を受けてその位置をかえ、弁体12の開弁圧
を変化させる。オリフィス21は、弁体10の上流側空
間7と下流側空間8とを連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流体の温度によって
開弁圧が変化する逆止弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の逆止弁を内燃機関のピストン冷却
装置に適用した例として、図6に示すようなものがある
(例えば、実開昭60−39729号公報等参照)。
【0003】シリンダブロック101に設けられた油通
路102と、ピストン裏面に油通路102の潤滑油を噴
射するオイルジェット103との間に逆止弁104が設
けられている。
【0004】逆止弁104は、ケーシング106と、ケ
ーシング内流路を開閉する弁体112と、弁体112を
閉弁方向に付勢する付勢手段としてのスプリング113
と、弁体を開弁方向に付勢し、かつその付勢力が潤滑油
温度に感応して変化する開弁圧変化手段としての温度感
応式スプリング114とを有している。温度感応式スプ
リング114の付勢力は、温度が高くなるほど大きくな
る。
【0005】上流側から弁体112にかかる油圧による
力と、温度感応式スプリング114の付勢力との和が、
閉弁方向に付勢するスプリング113の付勢力よりも大
きくなったときに逆止弁104が開弁し、ピストン裏面
に潤滑油が噴射され、ピストンが冷却される。
【0006】ピストンの冷却が必要でない機関低負荷運
転時には潤滑油の温度が低く、温度感応式スプリング1
14の付勢力が小さいので、逆止弁104は開弁しにく
くなる。よって、機関運転状態に合わせ、不必要な潤滑
油の噴射を低減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来装置にあっては、機関運転状態を正確に反映する
潤滑油の温度と温度感応式スプリング114が検知する
潤滑油の温度との間にズレが生じるという問題があっ
た。すなわち、閉弁時にケーシング106内の潤滑油は
停滞しており、温度感応式スプリング114付近の潤滑
油の温度は、機関全体を循環している潤滑油の温度と等
しくない。例えば、閉弁時に機関全体を循環している潤
滑油の温度が上昇した場合、ケーシング106内には温
度上昇した潤滑油が流入しないので、この部分の潤滑油
温度は伝熱によってゆっくりと上昇することになり、ピ
ストンの冷却が必要であるにもかかわらず、しばらくの
間、温度感応式スプリング114の付勢力が小さく、開
弁しにくい状態が続き、開弁のタイミングが遅れる可能
性があった。
【0008】この発明は、逆止弁の開閉状態にかかわら
ず、上流の流体の温度変化に速やかに応答して開弁圧を
変化させる逆止弁の構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、流体回路中に設けられるケーシング
と、該ケーシング内を移動して該ケーシング内の流路を
開閉する弁体と、該弁体を、流体圧に抗して閉弁位置に
付勢する付勢手段と、前記ケーシング内の流体温度に感
応して前記弁体の開弁圧を変化させる開弁圧変化手段
と、前記弁体の上流側流路と下流側流路とを連通する絞
り構造と、を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成に基づき、作用を説明する。
【0011】付勢手段は、流体圧に抗して弁体を閉弁位
置に付勢する。
【0012】開弁圧変化手段は、開弁状態となるのに必
要な流体圧をその時点のケーシング内の流体温度に適応
した大きさに設定する。
【0013】弁体の上流側流路と下流側流路とは絞り構
造によって連通されており、閉弁時であってもケーシン
グ内に若干の流れが存在する。よって、弁の開閉状態に
係わらず上流の流体がケーシング内に流入し、開弁圧変
化手段は、上流の流体温度の変化を速やかに検知する。
【0014】逆止弁は、上記作用を実現するための全て
の構成要素をそのケーシング内に有しており、流体回路
に特別な加工をすることなく設置することができる。
【0015】
【実施例】以下の実施例は、本発明による逆止弁を内燃
機関のピストン冷却装置に適用したものである。
【0016】本発明に係る第1実施例を、図1から図3
を参照して説明する。
【0017】図1Aは、潤滑油温度が低い場合の逆止弁
の断面図であり、図1Bは、潤滑油温度が高い場合の逆
止弁断面図である。また、2つの図はいずれも閉弁状態
の図である。
【0018】2はシリンダブロック1に設けられた上流
側流路としての油通路で、3は同じく下流側流路として
の油通路である。油通路2と3との間に逆止弁4が設置
され、固定板5によってシリンダブロック1に固定され
ている。
【0019】弁体案内14は、弁体12を貫通する4本
の弁体案内柱15と、弁体案内柱15の両端に結合され
る弁体案内端部16、17と、弁体案内柱15に取り付
け固定される弁体止め金18とから構成されている。弁
体案内柱15は、弁体12を安定に並進運動させる。各
弁体案内端部16、17の外周部は、ケーシング6内周
面に摺動可能に支持されており、弁体案内14は、ケー
シング6に対して並進可能となっている。弁体止め金1
8は、弁体12の弁体案内14に対する、図1の右方向
への移動を拘束している。
【0020】弁体12は、ケーシング内部を2つの空間
に区画している。上流側空間7は、油入口9を介して油
通路2と通じており、弁体12直上流の上流側流路とな
っている。同様に、下流側空間8は、油逃し穴11、2
2を介して油通路3と通じており、弁体12直下流の下
流側流路となっている。
【0021】弁体12の外周部は、ケーシング6内周面
に対して並進摺動し、ケーシング6の側部に設けられた
油出口10を閉鎖開放することで、油入口9から上流側
空間7を経て油出口10にいたるケーシング6内の流路
を開閉する。
【0022】弁体12は、弁体12と弁体案内端部16
との間に設けられた付勢手段としてのスプリング13に
よって弁体止め金18に付勢され、油出口10を閉鎖す
る位置に保持されている。
【0023】弁体案内端部17とケーシング6と固定板
5とで囲まれた空間には温度上昇ににともなって体積が
増加するサーモワックス19が封入されている。弁体案
内14は、弁体案内端部16とケーシング6端部との間
に設けられたスプリング20によってサーモワックス1
9に付勢されている。弁体案内14とスプリング20と
サーモワックス19とによって開弁圧変化手段を構成し
ている。
【0024】弁体12には、絞り構造としてオリフィス
21が設けられている。オリフィス21によって空間7
と8とが連通されている。弁体12の上流側流路と下流
側流路とを連通するにあたり、弁体12自体に絞り構造
を設けることが、加工の容易さからみて有利である。
【0025】図3に示すように、油通路2はオイルポン
プ23に、油通路3は各気筒毎に設けられたピストン冷
却用オイルジェット24にそれぞれ接続されている。
【0026】上記構成に基づき、作用を説明する。
【0027】オイルポンプ23から吐出される潤滑油
は、油通路26によって主軸受部や動弁系へ送られる
他、一部が油通路2から逆止弁4に達し、逆止弁4開弁
時に油通路3を通って各オイルジェット24からピスト
ン裏面に噴射される。噴射された潤滑油は、オイルパン
25に回収される。
【0028】潤滑油の温度が低い場合、逆止弁4は図1
Aのような状態にある。油圧が大きくなると弁体12
は、スプリング13を押し縮めて図1の左方向へ移動す
る。弁体12が油出口10を開放するためには、スプリ
ング13の付勢力に抗して、弁体12を左へd1以上移
動させるだけの油圧が必要である。
【0029】潤滑油高温時には、図1Bに示すように、
弁体案内端部17を介して潤滑油と接するサーモワック
ス19の体積が増加し、この体積増加分だけ弁体案内1
4が図の左に移動する。これにより、油出口10を開放
するのに必要な弁体12の移動量が小さくなり、弁体1
2を左へd2以上移動させるだけの油圧で開弁する。
【0030】このように、潤滑油温度によるサーモワッ
クス19の体積変化を利用して弁体案内14の位置を変
えることで、開弁状態となるのに必要な油圧をその時点
のケーシング6内の潤滑油温度に適応した大きさに変化
させることができる。サーモワックス19の体積変化に
よる弁体案内14の移動量とスプリング13の付勢力を
調節することで、ピストンの冷却を必要としない潤滑油
低温時には、逆止弁4が開弁しないようにし、不必要な
潤滑油の噴射を抑制することができる。
【0031】サーモワックス19の温度による体積変化
は容易に見積もることができ、開弁圧の設定も容易であ
る。
【0032】また、スプリング20が完全に縮み切る位
置まで弁体案内14が移動したときに、開弁圧が潤滑油
の噴射に必要な最低圧力となるようにすることもでき
る。
【0033】潤滑油は、閉弁時であっても、上流側空間
7から下流側空間8へオリフィス21を通って流れてい
る。この流れは微少なものであるが、ケーシング6内の
潤滑油が停滞することは解消される。よって、開閉状態
にかかわらず常にオイルポンプ23からの潤滑油がケー
シング6内に流入することとなり、サーモワックス19
が検知する潤滑油の温度と、機関全体を循環する潤滑油
の温度との間に差が生じない。よって、機関運転状態を
正確に反映する潤滑油の温度で開弁圧が設定され、適切
なタイミングでピストンの冷却を行うことができる。
【0034】弁体12は、オリフィス21を通過する潤
滑油の乱流振動の作用を受ける。しかしながら、弁体1
2を貫通する弁体案内柱15が弁体12を安定並進させ
るので、耐久性を低下させるような有害な振動が弁体1
2に発生することはない。
【0035】逆止弁4の取付けは、ケーシング6内に弁
体12等が組み込まれた状態のものをシリンダブロック
1に設けられた油通路3に挿入し、固定板5によって固
定するだけであり、作業性は良好である。
【0036】逆止弁4は、上流側流路と下流側流路とを
連通する絞り構造を含め、全ての構成要素をケーシング
6内に有しており、シリンダブロック1に特別な油通路
の加工をすることなく上記効果を得ることができる。
【0037】本発明に係る第2実施例を、図4を参照し
て説明する。
【0038】図4Aは、潤滑油低温度時の逆止弁断面図
であり、図4Bは、潤滑油高温度時の逆止弁断面図であ
る。
【0039】本実施例は、第1実施例と同様な作用を示
すものであるが、生産性向上のため弁体案内柱を1本と
し、弁体にオリフィスを設けない構造としている。以下
では第1実施例との相違部分のみを説明する。
【0040】弁体案内14bは、弁体12bを貫通する
弁体案内柱15bと、弁体案内端部17bと、弁体止め
金18bとから構成されている。弁体案内柱15は、弁
体案内柱製作時に一体に削りだされた弁体案内柱凸部1
6bを有している。弁体12bに設ける弁体案内柱15
b用の貫通孔は、弁体12bが弁体案内柱15bに対し
摺動可能でかつ遊びのない内径とする。弁体案内14b
は、弁体案内柱15bがケーシング6b端部の弁体案内
柱支持穴27に、弁体案内端部17bの外周部がケーシ
ング6b内周面に、それぞれ摺動可能に支持され、ケー
シング6bに対し並進可能となっている。弁体止め金1
8bは、合い口を持つリング形状で、弁体案内柱15b
に形成された溝にはめ込んで取り付けられる。
【0041】弁体12bの外径は、ケーシング6b内径
よりも若干小さくし、ケーシング6bと弁体12bとの
間に隙間21bを形成させ、この隙間21bを絞り構造
として機能させる。上流側空間7と下流側空間8とは、
隙間21bによって連通されている。下流側空間8は油
逃し穴11bによって油通路3と通じている。。
【0042】弁体12bは、弁体12bと弁体案内柱凸
部16bとの間に設けられた付勢手段としてのスプリン
グ13bによって弁体止め金18bに付勢され、油出口
10を閉鎖する位置に保持されている。
【0043】弁体案内14bをサーモワックス19に向
かって付勢するスプリング20bは、弁体案内柱凸部1
6bとケーシング6b端部との間に設けられている。
【0044】上記構造によれば、弁体案内14b、弁体
12bともに単純な形状で、加工が容易である。また、
通常のスプール弁では、弁体とケーシングとの隙間から
の漏れを抑えるため、両者の摺動面の精度を厳しくする
必要があるが、本実施例の逆止弁4bでは、隙間21b
からの漏れを意識的に作り出すため、弁体12bの外周
面とケーシング6bの内周面の精度をさほど必要としな
い。両者の間に必要となるのは、両者の間に適切な大き
さの隙間21bが形成されるための寸法精度だけであ
る。隙間21bの大きさは、逆止弁4b閉弁時に隙間2
1bを流れる潤滑油の流量が、機関全体を流れる潤滑油
の流量に比べ、無視できる程度であれば良い。
【0045】本発明に係る第3実施例を、図5を参照し
て説明する。
【0046】図5Aは、潤滑油低温度時の逆止弁断面図
であり、図5Bは、潤滑油高温度時の逆止弁断面図であ
る。
【0047】弁体案内14cは、弁体12cを貫通する
弁体案内柱15cと弁体案内端部17cとで構成されて
いる。弁体12cに設ける弁体案内柱15c用の貫通孔
は、弁体12cが弁体案内柱15cに対し摺動可能でか
つ遊びのない内径とする。弁体案内14cは、弁体案内
柱15cがケーシング6c端部の弁体案内柱支持穴27
cに、弁体案内端部17cの外周部がケーシング6c内
周面に、それぞれ摺動可能に支持され、ケーシング6c
に対し並進可能となっている。
【0048】弁体12cは、ケーシング内部を2つの空
間に区画している。上流側空間7は、油入口9を介して
油通路2と通じており、弁体12c直上流の上流側流路
となっている。同様に、下流側空間8は、油出口10c
を介して油通路3と通じており、弁体12c直下流の下
流側流路となっている。
【0049】弁体12cは、下流側からケーシング6c
に取り付けられた弁座28に着座してケーシング6c内
の流路を閉鎖する。
【0050】弁体12cは、弁体12cとケーシング6
c端部との間に設けられた付勢手段としてのスプリング
13cによって、弁座28に付勢されている。
【0051】弁体案内端部17cとケーシング6cと固
定板5とで囲まれた空間には温度上昇によって体積が増
加するサーモワックス19が封入されている。また、弁
体12cと弁体案内端部17cとの間に設けられたスプ
リング29は、弁体を開弁方向に付勢している。スプリ
ング29とサーモワックス19によって開弁圧変化手段
を構成している。
【0052】弁体12cには絞り構造としてオリフィス
21cが設けら、空間7と8とが連通されている。
【0053】上記構成に基づき、作用を説明する。
【0054】サーモワックス19は、潤滑油の温度によ
って体積変化を起こす。潤滑油高温時にはサーモワック
ス19の体積が増加し、スプリング29が押し縮めら
れ、スプリング29による開弁方向の付勢力が増大す
る。このため、潤滑油高温時は開弁圧が小さくなる。こ
のように、潤滑油温度によるサーモワックス19の体積
変化を利用してスプリング29による開弁方向の付勢力
を変えることで、開弁状態となるのに必要な油圧を、そ
の時点のケーシング6c内の潤滑油温度に適応した大き
さに変化させることができる。
【0055】潤滑油は、閉弁時であっても、上流側空間
7から下流側空間8へオリフィス21cを通って流れて
いる。このため、第1実施例と同様に、機関運転状態を
正確に反映する潤滑油の温度で開弁圧が設定され、適切
なタイミングでピストンの冷却を行うことができる。
【0056】本実施例では、スプリング29とサーモワ
ックス19によって開弁圧変化手段を構成しているが、
この部分に温度に感応して荷重が変化するスプリングを
用いることも考えられる。
【0057】弁体が弁座に着座して流路を閉鎖するポペ
ット弁は、もともと閉弁時に漏れが発生しないので、本
実施例の逆止弁4cでは、閉弁時の微少流量をオリフィ
ス21cの設定だけで自由に変えることができ、適切な
流量に設定しやすい。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明は、
逆止弁の構造を、流体温度によって開弁圧を変化させる
開弁圧変化手段と、弁体の上流側流路と下流側流路とを
連通する絞り構造とを有するものとすることにより、開
弁圧の変化を、逆止弁上流の流体の温度変化に速やかに
応答させることができる。
【0059】逆止弁は、単体で上記効果を示すよう構成
されているので、流体回路に特別な加工をすることなく
上記効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例を示す逆止弁断面図
【図2】同じく、弁体案内の詳細を示す図
【図3】同じく、本発明の逆止弁を適用した内燃機関の
ピストン冷却装置の概略図
【図4】本発明に係る第2実施例を示す逆止弁断面図
【図5】本発明に係る第3実施例を示す逆止弁断面図
【図6】従来の逆止弁を適用した内燃機関のピストン冷
却装置の断面図
【符号の説明】
1 シリンダブロック 2 油通路(上流側流路) 3 油通路(下流側流路) 4、4b、4c 逆止弁 6、6b、6c ケーシング 7 上流側空間(上流側流路) 8 下流側空間(下流側流路) 12、12b、12c 弁体 13、13b、13c スプリング(付勢手段) 14、14b、14c 弁体案内 19 サーモワックス 20、20b、29 スプリング 21、21c オリフィス(絞り構造) 21b 隙間(絞り構造)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体回路中に設けられるケーシングと、 該ケーシング内を移動して該ケーシング内の流路を開閉
    する弁体と、 該弁体を、流体圧に抗して閉弁位置に付勢する付勢手段
    と、 前記ケーシング内の流体温度に感応して前記弁体の開弁
    圧を変化させる開弁圧変化手段と、 前記弁体の上流側流路と下流側流路とを連通する絞り構
    造と、 を有する逆止弁。
JP4335697A 1992-12-16 1992-12-16 逆止弁 Pending JPH06185642A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004059141A1 (de) * 2002-12-20 2004-07-15 Daimlerchrysler Ag Temperaturgeregelte ölspritzdüse zur kolbenkühlung
EP2080943A1 (de) 2008-01-18 2009-07-22 Ford Global Technologies, LLC Regelventil
JP2011012650A (ja) * 2009-07-06 2011-01-20 Matsumoto Jukogyo Kk オイルジェット
DE102022105567A1 (de) 2022-03-09 2023-09-14 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Einspritzventil und Elektromaschine mit einem Einspritzventil

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