JPH0618489U - 排水桝 - Google Patents

排水桝

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Publication number
JPH0618489U
JPH0618489U JP5645592U JP5645592U JPH0618489U JP H0618489 U JPH0618489 U JP H0618489U JP 5645592 U JP5645592 U JP 5645592U JP 5645592 U JP5645592 U JP 5645592U JP H0618489 U JPH0618489 U JP H0618489U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage basin
basin
branch
port
rising pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP5645592U
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English (en)
Inventor
隆 倉嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5645592U priority Critical patent/JPH0618489U/ja
Publication of JPH0618489U publication Critical patent/JPH0618489U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地上からの荷重に強く、地盤が軟らかい地域
や寒冷地などのような凍結が著しい地域でも適用できる
排水桝を提供する。 【構成】 横向きに流入口11aならびに流出口11b
が形成されていると共に上向きに分岐口11cが形成さ
れている桝本体11と、一端に受け口12aが形成さ
れ、この受け口12aを下向きにして前記桝本体11の
分岐口11cに嵌合させている立ち上がり管12と、こ
の立ち上がり管12の上端を塞いで設けられている蓋1
3とを備えている排水桝1において、前記桝本体11の
分岐口11cの外周に、前記立ち上がり管12の下方へ
の移動を規制するストッパ11dが形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地中に埋設されている排水管路の途中に設ける排水桝に関する。
【0002】
【従来の技術】
排水管路の途中に設けられる排水桝には、横向きに流入口ならびに流出口が形 成されていると共に、上向きに分岐口が形成されている桝本体と、一端に受け口 が形成され、この受け口を下向きにして前記桝本体の分岐口に嵌合させている立 ち上がり管と、この立ち上がり管の上端を塞いで設けられている蓋とで構成され たものがある。
【0003】 また、この排水桝の施工法には、排水桝の蓋を路面より低い位置に設け、排水 桝の立ち上がり管に設けられている蓋を防護ハットで覆い、この防護ハットの蓋 を路面に露出させる方法がある(実開平1−180585号公報参照)。この施 工法の場合、防護ハットを排水桝の蓋から浮かせるように設置するので、防護ハ ットの蓋上を自動車などが通過しても、その荷重が直接排水桝にかかることがな く、自動車などの荷重によって排水桝が破損するのを防止できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の排水桝の場合、例え上記施工法により地中に設置さ れていたとしても、地盤が軟らかい地域や寒冷地などのような凍結が著しい地域 では、防護ハットが沈んだり持ち上げられたりして排水桝との相対位置がずれ、 地上からの荷重が排水桝に伝わってしまうこともある。そういう場合、桝本体の 分岐口に沿って立ち上がり管が落ち込み、それに伴って立ち上がり管の受け口が 無理に広げられたり、桝本体が押し潰されたりして破損する虞があった。
【0005】 本考案は、上記のような問題に着目し、地上からの荷重に強く、地盤が軟らか い地域や寒冷地などのような凍結が著しい地域でも適用できる排水桝を提供する ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の排水桝では、横向きに流入口ならびに流 出口が形成されていると共に、上向きに分岐口が形成されている桝本体と、一端 に受け口が形成され、この受け口を下向きにして前記桝本体の分岐口に嵌合され ている立ち上がり管と、この立ち上がり管の上端を塞いで設けられている蓋とを 備えている排水桝において、前記桝本体の分岐口の外周に、前記立ち上がり管の 下方への移動を規制するストッパが形成されている構成にした。
【0007】
【作用】
本考案の排水桝では、地上の荷重が立ち上がり管に作用しても、桝本体の分岐 口の外周に形成されているストッパによって立ち上がり管は下方への移動が規制 される。従って、立ち上がり管が桝本体の分岐口に沿って落ち込むのを防止する ことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1に基づいて詳述する。図1は実施例の排水桝の施 工状態を示す断面図で、図中1は排水桝、2は防護ハット、3は台座リングであ る。
【0009】 前記排水桝1は、桝本体11と、立ち上がり管12と、蓋13とで構成されて おり、これらは全て合成樹脂成形品から成っている。前記桝本体11は、排水管 P1が差し込まれる流入口11aならびに排水管P2が嵌合される流出口11b が横向きに形成されていると共に、立ち上がり管12が嵌合されている分岐口1 1cが上向きに形成されており、この分岐口11cの外周には、前記立ち上がり 管12の下方への移動を規制するストッパ11dが環状に連続して形成されてい る。なお、流入口11aは、内面にゴム輪14が装着されている。前記立ち上が り管12は、一端にゴム輪15が装着された受け口12aが形成されており、こ の受け口12aを下向きにして前記桝本体1の分岐口11cに嵌合されている。 前記蓋13は、前記立ち上がり管12の上端を塞いで設けられている。
【0010】 前記防護ハット2は、筒状部21と、その筒状部21の下端に一体成形された フランジ部22と、前記筒状部21の上端に蝶番23を介して上下に回動可能に 設けられた蓋24とで構成されており、前記排水桝1の蓋13を覆って埋設され ている。また、この防護ハット2は、その一部が前記排水桝1に直接触れないよ うに排水桝1の蓋13から浮かせるようにして配設されており、蓋24の上面の みが路面に露出している。
【0011】 前記台座リング3は、上面部に前記防護ハット2のフランジ部22が嵌合した 凹部31が形成されており、前記排水桝1の立ち上がり管12を挿通させ、地面 に埋設されている。なお、この台座リング3は、その中心が排水桝1の蓋13の 中心のほぼ真上にくるように位置合せされており、台座リング3の内周部と排水 桝1の立ち上がり管12の外周部との間には、一定の間隔が保持されている。
【0012】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0013】 上述したように、防護ハット2を排水桝1の蓋13から浮かせるように設置す ると、防護ハット2の蓋24上を自動車などが通過しても、その荷重が直接排水 桝1にかかることがないので、自動車などの荷重によって排水桝1が破損するの を防止できる。
【0014】 また、地盤が軟らかい地域や寒冷地などのような凍結が著しい地域では、防護 ハット2が沈んだり持ち上げられたりして排水桝1との相対位置がずれ、地上か らの荷重が排水桝に伝わってしまうこともある。そういう場合、地上の荷重が立 ち上がり管12に作用するが、桝本体11の分岐口11cの外周に形成されてい るストッパ11dによって立ち上がり管12は下方への移動が規制される。従っ て、立ち上がり管12が桝本体11の分岐口11cに沿って落ち込むのを防止す ることができ、桝本体11や立ち上がり管12の損傷をなくすことができる。
【0015】 以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更 等があっても本考案に含まれる。例えば、実施例では、ストッパが分岐口の外周 に環状に連続して形成されている桝本体を示したが、ストッパは、分岐口の外周 に断続的に形成されていてもよい。また、ストッパは、突条に限らず、段差によ って形成されていてもよい。
【0016】 更に、受口の奥側が拡径されていてもよい。桝本体の材質は、塩化ビニル樹脂 等の熱可塑性樹脂の他、FRP等の熱硬化性樹脂でもよい。また、桝本体の流入 口,流出口は、受口,差口のいずれであってもよく、受口の場合、接着タイプで もよい。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の排水桝にあっては、地上の荷重が立ち上がり管 に作用しても、立ち上がり管が桝本体の分岐口に沿って落ち込まないようにする ことができるので、地盤が軟らかい地域や寒冷地などのような凍結が著しい地域 にも適用できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の排水桝の施工状態を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 排水桝 11 桝本体 11a 流入口 11b 流出口 11c 分岐口 11d ストッパ 12 立ち上がり管 13 蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横向きに流入口ならびに流出口が形成さ
    れていると共に、上向きに分岐口が形成されている桝本
    体と、一端に受け口が形成され、この受け口を下向きに
    して前記桝本体の分岐口に嵌合されている立ち上がり管
    と、この立ち上がり管の上端を塞いで設けられている蓋
    とを備えている排水桝において、前記桝本体の分岐口の
    外周に、前記立ち上がり管の下方への移動を規制するス
    トッパが形成されていることを特徴とする排水桝。
JP5645592U 1992-08-11 1992-08-11 排水桝 Pending JPH0618489U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5645592U JPH0618489U (ja) 1992-08-11 1992-08-11 排水桝

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5645592U JPH0618489U (ja) 1992-08-11 1992-08-11 排水桝

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0618489U true JPH0618489U (ja) 1994-03-11

Family

ID=13027587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5645592U Pending JPH0618489U (ja) 1992-08-11 1992-08-11 排水桝

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0618489U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030030358A (ko) * 2001-10-10 2003-04-18 박동수 맨홀 접속부 덮개 장치

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