JPH06183492A - 液体充填装置 - Google Patents

液体充填装置

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JPH06183492A
JPH06183492A JP4337384A JP33738492A JPH06183492A JP H06183492 A JPH06183492 A JP H06183492A JP 4337384 A JP4337384 A JP 4337384A JP 33738492 A JP33738492 A JP 33738492A JP H06183492 A JPH06183492 A JP H06183492A
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JP
Japan
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liquid
valve body
nozzle
opening
filling
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JP4337384A
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English (en)
Inventor
Toshio Aizawa
敏雄 相澤
Sadao Moriya
定夫 森谷
Shoei Izawa
昭英 井澤
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】弁体23を開閉するソレノイド31と、このソ
レノイドが弁体を開弁させる際にその開弁速度を規制す
るダンパ44を設けた。 【効果】充填開始時に弁体23が急激に開弁して液体の
噴流が拡散することが防止され、容器の口部を汚すこと
なく大流量で液体を能率的に充填することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体の食品、化粧品、
薬品等を充填する装置に関する。さらに限定すれば、本
発明は充填作業の能率を向上できるとともに、充填の際
に容器の口部から液体が溢れるのを防止することができ
る液体充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液体の充填装置は、搬送される
多数の空の容器の上方にノズルを配置し、このノズルか
ら容器の口部にむけて充填すべき液体を噴出し、所定量
の液体を上記の容器内に充填するように構成されてい
る。
【0003】このような液体充填装置としては、容器が
直線的なコンベア上を間欠的に搬送され、この容器が停
止している間にノズルから液体を供給するものがある。
また、連続的に回転するターンテーブルを備え、このタ
ーンテーブルの上方にこれと一体的に回転する複数のノ
ズルを備え、容器は上記のターンテーブル上に移送さ
れ、このターンテーブルと一緒に回転した後このターン
テーブルから排出されるまでの間に上記のノズルから液
体が充填される装置もある。
【0004】ところで、上記のような液体充填装置にお
ける充填量の制御形式としては、この容器内に充填され
た液体の重量を容器ごと測定し、この容器の重量を差し
引いて充填された液体の量を検出するものがある。この
ようなものは、充填する液体の容積や、容器内に充填さ
れる液体の液面を測定するものと比較して構造が簡単で
制御が容易であるとともに、精度も高いという長所があ
る。
【0005】しかしながら、このような装置では、容器
内に液体が充填されてゆき、所定の重量になった場合に
迅速に液体の供給を停止させなければならない。しか
し、この液体の供給を開閉する弁機構やこれを開閉作動
させる機構にはある程度の遅れが生じる。このため、こ
れらの遅れによって充填量の精度が低下する不具合があ
る。
【0006】このような不具合を防止するには、液体の
充填を制御する弁装置の作動の応答性を高くする必要が
ある。このため、一般には液体の供給を制御する弁装置
を応答速度の早いソレノイドで駆動するように構成され
る。
【0007】一方、充填装置としては、その充填作業能
率が高いことが好ましく、このためには容器内に液体を
充填する際の流量を大きくし、充填に要する時間を短縮
しなければならない。
【0008】しかし、上記のソレノイドは応答速度が早
く、充填停止のタイミングが迅速である半面、充填開始
時の応答速度も早く、弁装置が急激に開弁して大流量の
液体が急激に噴出する。このため、充填開始時に、ノズ
ルから噴出した液体の流れが拡散し、容器の口部から溢
れ、周囲を汚染する不具合が生じる。
【0009】このような不具合を防止するため、ノズル
を細長状に形成し、充填時にはこのノズルを容器内に挿
入するものがある。しかし、このようにすると、このノ
ズルを昇降させる機構が必要で、装置が複雑になるとと
もに、一般に液体用の容器の口部は細いので、このノズ
ルが容器の口部と干渉する可能性もある。
【0010】また、このようなノズルは、容器内に挿入
されている際にその外周面に液体の飛沫が付着し、これ
が乾燥、あるいは変質して容器内に落下する可能性があ
り、衛生上からも好ましくない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、液体を能率的に充填でき、ま
た充填の際に容器の口部に液体が付着したり、液体が溢
れたりするのを防止することができる液体充填装置を提
供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、液体を
充填すべき容器の口部に向けて開口し、充填すべき液体
を供給するノズルと、このノズル内に設けられこのノズ
ルの開口の軸方向に移動自在に設けられこのノズルの開
口の開閉をなす弁体を備え、この弁体はソレノイドにに
よって応答性良く開閉駆動され、またこのソレノイドに
よって上記の弁体が開弁する方向に移動する際にその開
弁速度を規制するダンパを設けたものである。
【0013】
【作用】上記のソレノイドによって弁体が迅速に開閉さ
れて液体の充填がなされるが、開弁の際には上記のダン
パによってその開弁速度が規制される。よって、充填開
始時に急激にノズルから液体が噴出し、この噴流が拡散
して容器の口部を汚すようなことがない。また、充填開
始時の液体の噴出の拡散がないので、ノズルの径を大き
くして充填流量を大きくし、充填時間を短縮して充填作
業の能率を向上させることもできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。この実施例は、たとえば醤油とサラダオイル等の2
種類の液体をおなじ容器内に別々に充填する二液充填装
置である。この充填装置は、ターンテーブル式のもの
で、また充填する液体の量はこの容器全体の重量を検出
して制御する形式のものである。
【0015】図中の1はターンテーブルであって、鉛直
方向の軸2まわりに水平面内で連続的に回転するように
駆動される。そして、このターンテーブル1の周辺部に
は複数の容器ヘッド3が設けられている。そして、供給
コンベア(図示せず)によって搬送されてきた容器C
は、それぞれこれらの容器ヘッド3上に移送され、この
移送された容器Cはこのターンテーブルとともに360
°以下の角度だけ回転移動される間に液体を充填され、
充填された容器Cはこのターンテーブル1から排出コン
ベア(図示せず)に移送され、次の工程に送られる。
【0016】これらの容器ヘッド3には、それぞれこの
上に載置された容器Cおよびその内部に充填された液体
の重量を測定するロードセル等の重量検出器4が設けら
れ、またこの載置された容器Cを保持する容器保持機構
5が設けられている。そして、上記の重量検出器4によ
って測定された容器Cの重量を差し引き、充填された液
体の重量を検出し、この液体の充填量を制御する。
【0017】また、このターンテーブル1の中央部の上
方には、第1の液体を貯溜する第1液タンク6が設けら
れ、この第1液タンク6はこのターンテーブル1と一体
的に回転する。
【0018】また、この第1液タンク6の中心部の上部
には、スイベル部材7がこの第1液タンク6に対して回
転自在に取り付けられている。そして、このスイベル部
材7を貫通して第1液供給管8および洗浄液供給管9が
上記の第1液タンク6内に導入されている。これらの第
1液供給管8および洗浄液供給管9は固定側の部材に取
り付けられ、したがって上記の第1液タンク6が回転し
てもこのスイベル部材7は回転しない。そして、上記の
第1液供給管8を介して第1の液体たとえば醤油がこの
第1液タンク6内に供給され、この第1液タンク6内に
常に所定量の醤油が貯溜されるように構成されている。
また、上記の洗浄液供給管9は、この装置を洗浄する場
合に、この第1液タンク6内に洗浄液を供給するための
ものである。
【0019】そして、この第1液タンク6の周囲には、
複数の充填ヘッド13が取り付けられ、これらの充填ヘ
ッド13は上記の容器ヘッド3に装荷された容器Cの口
部の上方に対応して位置され、これらの容器C内に液体
を充填する。これらの充填ヘッド13は第1液供給分岐
管14を介してそれぞれ上記の第1液タンク6の底部に
接続されている。
【0020】また、上記のスイベル部材7の上部には、
このスイベル部材7に対して回転自在なスイベル継手1
1が取付けられている。そして、上記のスイベル部材7
には第2液供給管10が接続され、この第2液供給管1
0は上記のスイベル継手11に連通している。また、こ
のスイベル継手11には複数の第2液供給分岐管12が
接続され、これらの第2液供給分岐管12は上記の各充
填ヘッド13に接続されている。なお、これらの第2液
供給分岐管12は第1液タンク6と一体的に回転するよ
うに構成され、したがって、上記のスイベル継手11は
液密を維持して上記のスイベル部材7に対して回転す
る。そして、上記の第2液供給管10を介して第2の液
体、たとえばサラダオイルが供給され、この第2の液体
は上記のスイベル継手11、第2液供給分岐管12を介
して上記の充填ヘッド13に供給される。
【0021】上記の充填ヘッド13は、上記の第1液タ
ンク6内から重力によって供給される第1の液体、およ
び上記の第2液供給管10から供給される第2の液体を
それぞれ別々に容器C内に充填するものである。以下、
これらの充填ヘッド13の構成を図2ないし図5を参照
して説明する。
【0022】図中の20はこれらの充填ヘッド13の取
付け部材であって、この取付け部材20は上記の第1液
タンク6の外周に放射方向に突設されている。そして、
この取付け部材20の先端部の下部には、前記の容器ヘ
ッド3上の容器Cの口部に向けて鉛直に第1のノズル2
1が設けられている。この第1のノズル21は円筒状を
なし、この内部は前記の第1液供給分岐管14を介して
前記の第1液タンク6に連通されている。また、第1の
ノズル21の下端部にはノズル開口22が形成されてお
り、このノズル開口22は流路の断面を円滑に絞るよう
な形状に形成されている。
【0023】そして、この第1のノズル21内には、弁
体23が摺動自在に設けられている。この弁体23は、
断面円形で略流線形をなし、上記のノズル開口22に上
方より着座し、このノズル開口22の開閉をなす。した
がって、この弁体23が引上げられてこのノズル開口2
2から離座すると、前記の第1液タンク6内の第1の液
体が重力によって前記の第1液供給分岐管14、第1の
ノズル21内を通ってこのノズル開口22から流下し、
上記の容器C内に充填される。
【0024】また、この弁体23の弁軸24からは、放
射方向に複数のガイドベーン25が突設され、これらの
ガイドベーン25の先端部は上記の第1のノズル21の
内周面に摺接している。
【0025】この弁体23が開弁した場合には、前記の
第1液タンク6内の第1の液体が第1液供給分岐管14
を介してこの第1のノズル21内に供給され、この第1
のノズル21の内周面と弁軸24の外周面との間の環状
の通路を通って流れる。この場合に、上記のガイドベー
ン25によってこの第1の液体の流れに旋回流が生じる
のが防止され、これらのガイドベーン25によって整流
される。さらに、この第1の液体がノズル開口22と流
線形の弁体との隙間を通って流下する際に、これらの形
状により中心に向かう流れの成分が与えられ、縮流され
て流下する。したがって、このノズル開口22から流出
した第1の液体が拡散することが防止される。また、こ
のように整流され、また縮流された第1の液体は表面張
力によって円柱状の円滑な流れとなって流下する。
【0026】したがって、容器Cの口部が細い場合でも
この第1の液体が確実に容器C内に充填され、また容器
Cの底面や液面に衝撃的に突き当たることが防止され、
この第1の液体が醤油のような泡立ちやすい液体の場合
でもその泡立ちが防止される。なお、上記のような効果
を確実に達成するには、上記の弁体23の形状は可能な
限り円滑な流線形にすることが好ましく、またその先端
部の頂角は90°以下であることが好ましい。
【0027】また、この弁体23の弁軸24はこの第1
のノズル21内を軸方向に貫通し、その上端から突出し
ている。そして、この弁軸24はこの弁体23を駆動す
る開閉駆動機構30に接続されている。
【0028】この開閉駆動機構30はソレノイド31を
備え、そのプランジャロッド32の下端部はユニバーサ
ル継手33を介して上記の弁軸24に接続されている。
なお、このユニバーサル継手33はゴム製のブーツ34
によって被覆され、潤滑油等によって外部が汚染される
のを防止している。
【0029】また、上記のプランジャロッド32の上端
部は上記のソレノイド31を貫通してその上端から突出
している。そして、このプランジャロッド32の上端部
には所定の重量のウエイト35が取付けられている。し
たがって、上記のソレノイド31が消磁されている場合
には、上記のウエイト35の重量によって、上記の弁体
23が下方に押し下げられてノズル開口22に着座し、
このノズル開口22を閉弁し、第1の液体は流下しな
い。また、上記のソレノイド31が励磁されると、上記
のプランジャロッド32が上記のウエイト35の重量に
抗して引き上げられ、これによって上記の弁体23が上
方に引き上げられてノズル開口22から離座し、第1の
液体がこのノズル開口22から流下し、容器C内に充填
される。なお、このソレノイド31は前記の容器ヘッド
3の重量検出器4からの信号によって制御され、この容
器内に所定の重量の第1の液体が充填されると上記のソ
レノイド31が消磁され、この第1の液体の充填が停止
される。
【0030】また、この開閉駆動機構30には図2およ
び図4に示すように、この弁体23の開閉作動の特性を
制御する開閉作動制御機構40が設けられている。すな
わち、前記の取付け部材20の上面からは一対の支柱4
1が上方に向けて突設されている。そして、これらの支
柱41の上部には水平方向にダンパ取付板42が掛け渡
され、また上端にはエアシリンダ取付板43が水平に掛
け渡されている。
【0031】そして、上記のダンパ取付板42にはダン
パ44が取付られ、そのピストンロッド45は下方に向
けて突出し、前記のウエイト35の上面に当接するよう
に構成されている。したがって、上記のソレノイド31
が励磁され、弁体23が引上げられて離座する際に、こ
のダンパ44のピストンロッド45が上昇するウエイト
35の上面に当接して緩衝作用をなし、このウエイト3
5および弁体23の急激な上昇を防止する。したがっ
て、弁体23の急激な開弁が防止され、第1のノズル2
1から第1の液体が急激に噴出することが防止される。
よって、この第1の液体の流出開始時にその流れが拡散
して容器Cの口部から溢れたり、また容器Cの底面に急
激に衝突して泡立ったりすることが防止される。
【0032】なお、このダンパ44は、取付ナットの位
置またはダンパ取付板42の位置を調整することによっ
てこの取付位置が上下に調整可能である。そして、この
ダンパ44の取付位置を調整することにより、このダン
パ44がストッパとして作用し、ソレノイド31が励磁
された場合のウエイト35の最大上昇位置、すなわち弁
体23の最大開度が調整できる。さらにダンパ44は速
度が調整できるので、ソレノイド31が励磁された時の
ウエイト35の上昇速度すなわち弁体23の速度が調整
できる。したがって、第1の液体の特性や容器Cの容
積、その他の条件に対応してこの弁体23の最大開度や
上昇速度を設定し、より円滑に充填できるように流量を
最適に設定することができる。
【0033】また、上記のエアシリンダ取付板43には
エアシリンダ46が取付られている。そして、このエア
シリンダ46のピストンロッド47は下方に突出してお
り、その先端部には押圧部材48が取付られている。な
お、この押圧部材48には一対のロッド49とその下端
に取付られた板部材50とを備えており、この板部材5
0には孔51が形成されている。そして、上記のダンパ
44はこれらのロッド49の間に配置されるとともに、
上記の板部材50の孔51内に収容され、この押圧部材
48とダンパ44との干渉が防止されている。
【0034】そして、上記のソレノイド31が励磁さ
れ、弁体23が引き上げられて第1の液体が充填されて
いる際に、この第1の液体の充填予定量の約90%程度
まで充填されると、前記の重量検出器4からの信号に対
応して上記のエアシリンダ46に空気圧が供給される。
これによって、このエアシリンダ46のピストンロッド
47が伸長し、板部材50がウエイト35の上面に当接
してこのウエイト35を所定量だけ押し下げる。これに
よって、上記の弁体23も押し下げられてその開度が小
さくなり、第1のノズル21から流下する第1の液体の
流量が所定の小流量に減少される。そして、この第1の
液体が充填予定量に達した場合に、前記のソレノイド3
1が消磁され、ウエイト35の重量によって弁体23が
閉弁される。この場合、第1の液体の流量が上記のよう
に小流量に減少されているので、第1の液体の目標重量
と測定重量の開差が少なくなり、充填停止のタイミング
が多少ずれても、充填量は正確となる。
【0035】次に、前記の第2の液体を第1の液体とは
別に上記の容器C内に充填する機構を説明する。すなわ
ち、上記の弁体23の先端部には、第2のノズル開口6
0が開口している。そして、上記の弁軸24内には軸方
向に第2液供給通路61が形成され、この第2液供給通
路61はこの第2のノズル開口60に連通するととも
に、この弁軸24の上端部まで達している。
【0036】また、この充填ヘッド13の取付部材20
には、第2液供給制御弁機構70が設けられている。こ
の第2液供給制御弁機構70は、開閉弁71とサックバ
ックバルブ72とから構成されている。そして、上記の
開閉弁71には前述の第2液供給分岐管12が接続さ
れ、供給される第2の液体はこの開閉弁71によって開
閉制御される。また、この開閉弁71の下流側には上記
のサックバックバルブ72が接続され、このサックバッ
クバルブ72はさらに可撓管73を介して上記の弁軸2
4の上端部の第2液供給通路61に連通している。な
お、これら開閉弁71およびサックバックバルブ72は
空気圧管74,75を介して供給される空気圧によって
作動される。
【0037】前述のように第1の液体が容器C内に所定
量だけ充填されると、上記の開閉弁71が開弁され、第
2の液体はサックバックバルブ72、可撓管73、第2
液供給通路61を介して弁体23の先端部の第2のノズ
ル開口60から流出し、容器C内に充填される。そし
て、重量検出器4によってこの容器C内に予定量の第2
の液体が充填されたことが検出されると、上記の開閉弁
71が閉弁し、第2の液体の充填が停止される。また、
この後に上記のサックバックバルブ72が作動し、上記
の第2液供給通路61内に残留した第2の液体を吸引
し、この第2のノズル開口60から残余の第2の液体が
滴下するのを防止する。なお、このサックバックバルブ
72は前記の弁体23が閉弁して第1の液体の充填が停
止された場合にも作動するように構成し、この弁体23
の表面の残余の第1の液体をこの第2のノズル口60か
ら吸引し、この第1の液体が弁体23の先端部から滴下
するのを防止するように構成してもよい。
【0038】なお、本発明は上記の実施例には限定され
ない。たとえば本発明は上記のような二液充填装置に限
らず、一種類の液体を充填する装置にも適用することが
できることはもちろんであり、この場合には上記の第2
の液体の供給系統を省略すればよい。ただし、この場合
に第2のノズル開口やサックバックバルブは省略せず、
充填停止の際に第2のノズル開口から残余の液体を吸引
し、この液体が弁体の下端部から滴下するのを防止する
ように構成することが好ましい。
【0039】
【発明の効果】上記の如く、本発明はソレノイドによっ
て弁体が迅速に開閉されて液体の充填がなされるが、開
弁の際には上記のダンパによってその開弁速度が規制さ
れる。よって、充填開始時に急激にノズルから液体が噴
出し、この噴流が拡散して容器の口部を汚すようなこと
がない。また、充填開始時の液体の噴出の拡散がないの
で、ノズルの径を大きくして充填流量を大きくし、充填
時間を短縮して充填作業の能率を向上させることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置全体の側面図
【図2】充填ヘッドを示す図1の2−2矢視図
【図3】図2の3−3線に沿う縦断面図
【図4】図2の4−4線に沿う縦断面図
【図5】図3の5−5線に沿う断面図
【符号の説明】
1…ターンテーブル 2…容器ヘッド 3…充填ヘッド 21…第1のノズル 23…弁体 30…開閉駆動機構 31…ソレノイド 35…ウエイト 40…開閉作動制御機構 44…ダンパ 46…エアシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を充填すべき容器の口部に向けて開
    口し、充填すべき液体を供給するノズルと、 このノズル内に設けられこのノズルの開口の軸方向に移
    動自在に設けられこのノズルの開口の開閉をなす弁体
    と、 この弁体を上記のノズルの開口から離座する方向に付勢
    して開閉作動をなすソレノイドと、 上記のソレノイドによって上記の弁体が開弁する方向に
    移動する際にその開弁速度を規制するダンパとを具備し
    たことを特徴とする液体充填装置。
JP4337384A 1992-12-17 1992-12-17 液体充填装置 Pending JPH06183492A (ja)

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