JPH06181824A - 車両用シートのヘッドレスト装置 - Google Patents

車両用シートのヘッドレスト装置

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JPH06181824A
JPH06181824A JP4356315A JP35631592A JPH06181824A JP H06181824 A JPH06181824 A JP H06181824A JP 4356315 A JP4356315 A JP 4356315A JP 35631592 A JP35631592 A JP 35631592A JP H06181824 A JPH06181824 A JP H06181824A
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JP
Japan
Prior art keywords
headrest
frame
seat
head rest
seat back
Prior art date
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Pending
Application number
JP4356315A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Kondo
藤 郁 夫 近
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP4356315A priority Critical patent/JPH06181824A/ja
Publication of JPH06181824A publication Critical patent/JPH06181824A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドレスト装置を必要最小限の構成部品点
数によって簡単に構成する。シートバックのフレームを
補強することなしに、ヘッドレスト本体の支持状態を強
化する。ヘッドレスト本体に強度の荷重が加えられた場
合にもヘッドレストの変形を著しく小さくし、安全性を
向上させる。 【構成】 シートバック11の上部フレーム12aの背
面側に支持プレート31を固着する。支持プレート31
に取付けプレート41を固着する。支持プレート31と
取付けプレート41との間にホルダブラケット34を挾
持する。前記取付けプレート41に後方向に突出する突
出部44を形成する。この突出部44をヘッドレスト本
体22が衝撃荷重を受けた際に車体フレーム17側に当
接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用シートのヘッドレ
スト装置に関し、更に詳細に説明すると、シートバック
の上部フレームの背面側に固着された支持プレートと、
シートバックの背面側から前記支持プレートに固着され
る取付けプレートとを有し、前記支持プレートと取付け
プレートとの間にホルダブラケットが挾持され、該ホル
ダブラケットにスティホルダが取付けられ、該スティホ
ルダにヘッドレスト本体に連結されたヘッドレストステ
ィが挿入保持されるようになされた車両用シートのヘッ
ドレスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用シート等にあっては、自
動車の走行中、着座者を安定して保持すると共に、適切
な座り心地感を与え、長時間に亘る着座状態にあっても
その疲労をできるだけ軽減し得ることが望まれ、この為
シート各部に種々のサポート装置が付設される。そし
て、このようなサポート装置として着座者の頭部背面側
を支えるようにシートバック上端部に付設されるヘッド
レスト装置がある。
【0003】このようなヘッドレスト装置として従来か
ら種々の構成のものが知られており、一般的には、ヘッ
ドレストスティをシートバックの上部フレームに取付け
る手段として、上部フレームにホルダブラケットを固着
し、このホルダブラケットにスティホルダを支持させ、
該スティホルダにヘッドレスト本体のヘッドレストフレ
ームに連結されたヘッドレストスティが挿入保持される
ようになされている。
【0004】更に、近年この種の車両用シートにあって
は、生産性の向上及び軽量化の目的より、シートフレー
ムをワイヤーフレームより形成し、このワイヤーフレー
ムと一体にパッド材を一体発泡成形する方法が採用され
るようになっている。
【0005】また、前記ワイヤーフレームより形成され
たシートフレームにヘッドレスト装置を取付ける手段と
して、シートバックの上部フレームの背面側に支持プレ
ートを固着し、シートバックの背面側から前記支持プレ
ートに取付けプレートを固着し、前記支持プレートと取
付けプレートとの間にホルダブラケットを挾持し、この
ホルダブラケットにスティホルダを取付けるようになさ
れた車両用シートのヘッドレスト装置(実公平3−36
306号公報)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記実公平
3−36306号公報に示される従来構造におけるヘッ
ドレスト装置においては、十分に強度を有するワイヤー
フレームを用いなければならず、補強材を用いる場合に
はコストアップとなると共に、剛性及び強度不足の場合
にはヘッドレストの支持状態が弱くならざるを得ず、こ
のような場合にはワイヤーフレーム及びヘッドレスト本
体が変形したり、スティホルダを中心としてヘッドレス
ト本体が回動する虞れを有していた。
【0007】本発明の目的は、必要最小限の構成部品点
数によって簡単に構成し、然も、シートバックのフレー
ムを補強することなしに、ヘッドレスト本体の支持状態
を強化することができ、ヘッドレスト本体に強度の荷重
が加えられた場合にもヘッドレストの変形を著しく小さ
くすることができ、また外観が優れ、著しく安全性に優
れた車両用シートのヘッドレスト装置を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明に係る車両用シートのヘ
ッドレスト装置は、シートバックの上部フレームの背面
側に固着された支持プレートと、シートバックの背面側
から前記支持プレートに固着される取付けプレートとを
有し、前記支持プレートと取付けプレートとの間にホル
ダブラケットが挾持され、該ホルダブラケットにスティ
ホルダが取付けられ、該スティホルダにヘッドレスト本
体に連結されたヘッドレストスティが挿入保持されるよ
うになされた車両用シートのヘッドレスト装置におい
て、前記取付けプレートに後方向に突出する突出部が形
成され、前記ヘッドレスト本体に後方向への荷重が加え
られた場合に、前記取付けプレートの突出部がシートバ
ック後方の車体フレーム側に当接するようになされてい
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に依れば、取付けプレートに後方向に突
出する突出部が形成され、前記ヘッドレスト本体に後方
向への荷重が加えられた場合に、前記取付けプレートの
突出部がシートバック後方の車体フレーム側に当接する
ようになされているので、ヘッドレスト本体に加えられ
る荷重が取付けプレートの突出部を介して車体フレーム
側に与えられ、シートバックのフレームを補強する必要
がなく、然もヘッドレストが変形したり、スティホルダ
を中心としてヘッドレスト本体が回動する虞れがないも
のである。
【0010】
【実施例】以下本発明に係る車両用シートのヘッドレス
ト装置を図面を参照して詳述する。図1乃至図3は本発
明に係る車両用シートのヘッドレスト装置の一実施例を
示すものであり、車両用シートのシートバック11は枠
線構成からなるワイヤーフレームから形成されたシート
フレーム12と、このシートフレーム12の外周に一体
発泡成形されたパッド材13と、このパッド材13の外
周を被覆する表皮材14とから形成されている。
【0011】図2に示す実施例は、シートバック11が
左右一対の着座部を有するものであり、中央の上下に延
びるフレーム15にアームレストが取付けられるように
なされている。シートバック11の後方には車体パーセ
ル等の車体フレーム17が位置している。尚シートフレ
ーム12の枠線構成の詳細説明はこれを省略するも、従
来公知の枠線構成を適用することができ、またシートバ
ック11が左右一対の着座部を有しないものであっても
よい。
【0012】ヘッドレスト装置21はヘッドレスト本体
22と、このヘッドレスト本体22のヘッドレストフレ
ーム23より下方に垂下されたヘッドレストスティ27
とを備えている。前記ヘッドレスト本体22はヘッドレ
ストフレーム23と、このヘッドレストフレーム23の
外周に配設されたパッド材24、及びこのパッド材24
の外周を被覆する表皮材25より形成されている。
【0013】前記ヘッドレストスティ27は、本実施例
では左右一対形成され、または逆U字状のヘッドレスト
スティを用いたが、一本のヘッドレストスティであって
もよい。尚前記シートバック11のパッド材13及びヘ
ッドレスト本体22のパッド材24は一体発泡成形され
たものに限定されるものではない。
【0014】この一対のヘッドレストスティ27の間隔
に対応する位置に断面円弧状の一対の凹部32が形成さ
れ、且つ横方向に長く形成された支持プレート31がシ
ートバック11の枠線構成からなるワイヤーフレームか
ら形成されたシートフレーム12の上部フレーム12a
の背面側に固着されている。尚、シートフレーム12の
縦フレーム12bは支持プレート31の前面側に位置し
ている。
【0015】支持プレート31の中央側の一端は上下方
向に延びる中央のシートフレーム15に固着されてい
る。支持プレート31の一対の凹部32は上下方向に延
びて形成されている。尚、シートバック11の左側の支
持プレート31のみが図示されているが、中央のシート
フレーム15の右側にも同様に支持プレート31が取付
けられる。
【0016】前記支持プレート31の背面側に取付けプ
レート41が固着されている。この取付けプレート41
の前記支持プレート31の一対の凹部32と対向する位
置には、断面円弧状の一対の凹部42が形成されてい
る。この取付けプレート41の一対の凹部42と前記支
持プレート31の一対の凹部32との間にホルダブラケ
ット34が挾持されている。
【0017】前記ホルダブラケット34にスティホルダ
36が取付けられ、該スティホルダ36にヘッドレスト
21のヘッドレストスティ27が挿入保持されるように
なされている。尚、シートフレーム12の外周に一体発
泡成形されたパッド材13のうち支持プレート31と上
部フレーム12aの背面側の部分は切欠された状態に成
形されている。
【0018】前記取付けプレート41に後方向に突出す
る突出部44が形成されている。この突出部44は取付
けプレート41の上部を後方に屈折することにより形成
されているが、別体を固着して形成してもよい。この突
出部44の先端は車体パーセル等の車体フレーム17側
に延びているが、図1及び図3aに示す如く、通常時は
車体フレーム17に当接していない。
【0019】図3aに示す如く、前記ヘッドレスト本体
22に後方向への比較的軽い荷重F1が加えられた場合
には、ヘッドレストスティ27を介してシートフレーム
12の上部フレーム12aに荷重が加えられ、通常の軽
い負荷F1の場合にはシートフレーム12の上部フレー
ム12a及び支持プレート31によりヘッドレスト本体
22が支持されている状態にある。
【0020】また、図3bに示す如く、前記ヘッドレス
ト本体22に後方向への衝撃荷重F2が加えられた場合
には、ヘッドレストスティ27を介してシートフレーム
12の上部フレーム12aに荷重が加えられ、シートフ
レーム12の上部フレーム12a及び支持プレート31
が後方向に押圧されて変形し、前記取付けプレート41
の突出部44がシートバック11後方の車体フレーム1
7に当接し、これ以上の変形が阻止されるようになされ
ている。
【0021】尚、本発明は上述した実施例構造に限定さ
れず、ヘッドレスト本体22やシートバック11を始め
とする各部の形状、構造等を、必要に応じて適宜変形、
変更することは自由である。
【0022】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用シートのヘッ
ドレスト装置の一実施例の構成であるが、斯る構成に依
れば、シートバックの上部フレームの背面側に固着され
た支持プレートと、シートバックの背面側から前記支持
プレートに固着される取付けプレートとを有し、前記支
持プレートと取付けプレートとの間にホルダブラケット
が挾持され、該ホルダブラケットにスティホルダが取付
けられ、該スティホルダにヘッドレスト本体に連結され
たヘッドレストスティが挿入保持されるようになされた
車両用シートのヘッドレスト装置において、前記取付け
プレートに後方向に突出する突出部が形成され、前記ヘ
ッドレスト本体に後方向への荷重が加えられた場合に、
前記取付けプレートの突出部がシートバック後方の車体
フレーム側に当接するようになされているので、必要最
小限の構成部品点数によって簡単に構成し、然も、シー
トバックのフレームを補強することなしに、ヘッドレス
ト本体の支持状態を強化することができ、ヘッドレスト
本体に強度の荷重が加えられた場合にもヘッドレスト本
体の変形を著しく小さくすることができ、また外観が優
れ、著しく安全性に優れた車両用シートのヘッドレスト
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘッドレスト装置の要部を示す側
面図。
【図2】本発明に係るヘッドレスト装置を適用したシー
トバックのシートフレームの分解斜視図。
【図3】本発明に係るヘッドレスト装置の作動状態を示
すもので、aは軽荷重時の側面図、bは衝撃荷重時の側
面図。
【符号の説明】 11 シートバック 12 シートフレーム 13 パッド材 14 表皮材 15 フレーム 17 車体フレーム 21 ヘッドレスト装置 22 ヘッドレスト本体 23 ヘッドレストフレーム 24 パッド材 25 表皮材 27 ヘッドレストスティ 31 支持プレート 32 凹部 34 ホルダブラケット 36 スティホルダ 41 取付けプレート 42 凹部 44 突出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの上部フレームの背面側に
    固着された支持プレートと、シートバックの背面側から
    前記支持プレートに固着される取付けプレートとを有
    し、前記支持プレートと取付けプレートとの間にホルダ
    ブラケットが挾持され、該ホルダブラケットにスティホ
    ルダが取付けられ、該スティホルダにヘッドレスト本体
    に連結されたヘッドレストスティが挿入保持されるよう
    になされた車両用シートのヘッドレスト装置において、
    前記取付けプレートに後方向に突出する突出部が形成さ
    れ、前記ヘッドレスト本体に後方向への荷重が加えられ
    た場合に、前記取付けプレートの突出部がシートバック
    後方の車体フレーム側に当接するようになされているこ
    とを特徴とする車両用シートのヘッドレスト装置。
JP4356315A 1992-12-21 1992-12-21 車両用シートのヘッドレスト装置 Pending JPH06181824A (ja)

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JP4356315A JPH06181824A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 車両用シートのヘッドレスト装置

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JP4356315A JPH06181824A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 車両用シートのヘッドレスト装置

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JPH06181824A true JPH06181824A (ja) 1994-07-05

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ID=18448424

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JP4356315A Pending JPH06181824A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 車両用シートのヘッドレスト装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9248767B2 (en) 2011-09-20 2016-02-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle seat

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57204958U (ja) * 1981-06-24 1982-12-27
JPS6048848U (ja) * 1983-09-13 1985-04-05 日本発条株式会社 リヤ・シ−トバツクフレ−ム
JPH04170907A (ja) * 1990-11-02 1992-06-18 Nissan Motor Co Ltd リヤシートのヘッドレスト取付構造

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