JPH06181417A - 終端装置 - Google Patents

終端装置

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JPH06181417A
JPH06181417A JP33404992A JP33404992A JPH06181417A JP H06181417 A JPH06181417 A JP H06181417A JP 33404992 A JP33404992 A JP 33404992A JP 33404992 A JP33404992 A JP 33404992A JP H06181417 A JPH06181417 A JP H06181417A
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JP
Japan
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signal
characteristic
termination
level
control
Prior art date
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Withdrawn
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JP33404992A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kaneko
正 金古
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、信号を整合終端可能とし、かつ終
端での電力消費が非常に少ない終端装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 イネーブル信号を出力するタイミング生成手
段1と、信号を送出するドライブ手段2と、制御手段3
と、可変インピーダンス制御される終端部4を具備し、
信号の遷移にもとづき制御手段3より制御信号を送出し
て終端部4を整合特性又はオープン特性に制御可能と
し、信号受信のとき整合特性となり信号受信でないとき
オープン特性となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の信号伝送にお
ける信号終端装置に関する。近年電子機器の高速化、小
型化、低消費電力化に伴い、信号を整合終端させかつ終
端での電力消費が極力少ない終端装置が求められてい
る。
【0002】
【従来の技術】従来の信号伝送における終端装置は、一
般的に、図4に示す如き、テブナン終端が使用されてい
た。テブナン終端は、図4(A)に示す如く、伝送路の
特性インピーダンスをZoとするとき、その終端に接続
した抵抗R1 、R2
【0003】
【数1】
【0004】となるように選択する。図4(B)はテブ
ナン終端にドライブ回路Dを接続した状態を示し、同
(C)はテブナン終端の等価回路を示す。図4(C)の
抵抗Roは等価抵抗を示し、Voは、図4(A)、
(B)に示すVccによる抵抗R1 とR2 の接続端部分
の電圧を示す。またVccとR1 、R2 により常時電流
が流れるので、この等価回路を図4(C)に示す如く、
VoとRpで示し、Rpに流れる電流の大きさが前記常
時流れる電流になるように定義した。
【0005】これにより、
【0006】
【数2】
【0007】により、これらRo,Vo,Rpを示すこ
とができる。そしてドライブ回路DがH出力のとき、図
4(C)の矢印方向の電流Iが流れるもとである。
【0008】図5により、図4に示すテブナン終端の消
費電力について説明する。図5(A)においてThは
「H」→「L」又は「L」→「H」に切替えるときの閾
値であり、スレツショルドである。またVIHはスタティ
ックな状態の電圧でこれより大なら「H」レベルとする
閾値であり、VILは同じくスタティックな状態の電圧
で、これより小なら“L”レベルとする閾値である。
【0009】いま図5(A)に示す如き波形の信号が入
力されると、Roの両端の電圧は同(B)に示す如くな
り、Roに流れる電流は同(C)に示す如くなる。いず
れも図4(C)の矢印方向が正の方向である。この結
果、テブナン終端のRoとRpの消費電力の和は図5
(D)に示す如き状態となる。すなわち、Rpには信号
の有無にかかわらず、前記の如く電流が流れているの
で、これにもとづく消費電力が図5(D)に示す点線の
大きさのVo2 /Rpで示され、これに図5(A)に示
す如き信号にもとづく消費電力が加算されたものとな
る。
【0010】このテブナン終端は、常時整合が可能であ
るが、前記の如く、常に電力を消費するという欠点をも
っていた。一方、低消費電力化をねらって、図6に示す
如き、ACテブナン終端が使用されることもあった。図
6(A)はACテブナン終端を示し、R1 、R2 は抵
抗、C1 、C2 はコンデンサであり、Vccがこれらの
直列回路に印加される。図6(B)はドライブ回路Dを
接続した状態を示し、図(C)はACテブナン終端の等
価回路を示す。Co=C1 +C2 である。
【0011】図7はACテブナン終端の消費電力説明図
であり、同(A)は信号波形を示し、同(B)はRoの
電圧Vを示し、同(C)はRoの電流Iを示し、同
(D)はRoにおける電力Pを示す。図7(A)におけ
るTh、VIH、VILは図5(A)と同様である。
【0012】ACテブナン終端は、信号が「H」→
「L」または「L」→「H」に遷移したときだけ整合さ
れ、定常状態においては、コンデンサの存在により電流
が流れないので電力消費が非常に少ない。なお図7
(C)、(D)では信号遷移間隔があまり大きくないた
め、電流が零にまで減少せず、したがって消費電力が零
の状態は省略されている。
【0013】しかしながら、ACテブナン終端は、立上
がり、立下がりの振幅がテブナン終端よりも小さく、信
号が遷移してから「H」または「L」に判定されるまで
の時間であるセトリングタイムSTが大きくなるという
欠点がある。図7(A)において、ST1 、ST2 、S
4 は「H」→「L」に遷移したときのセトリングタイ
ムを示し、ST3 は「L」→「H」に遷移したときのセ
トリングタイムを示す。したがって、ACテブナン終端
はセトリングタイムが大きいため、高速伝送には適切で
なかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の終
端装置では、高速伝送させようとすると消費電力が大き
くなり、逆に低消費電力にしようとすると高速伝送でき
ないという問題があった。本発明は、これを改善した低
消費電力で高速伝送可能な終端装置を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、図1(A)に示すように、ドライブタ
イミング生成部1と、ドライブ回路2と、制御部3と、
終端部4を設ける。制御部3は終端部4の終端特性を、
インピーダンスZoの整合特性からインピーダンス∞の
電力を消費しないオープン特性まで変化可能に制御する
ものである。
【0016】
【作用】ドライブ回路2が信号を伝送しないとき、ドラ
イブタイミング生成部1は、制御部3に対し、図1
(B)に示す如く、終端イネーブル信号eをオフ(例え
ばLレベル)にする。これにより制御部3は終端部4に
対し、終端特性を終端インピーダンスが∞のオープン特
性にして電力を消費しないように制御する。
【0017】ドライブ回路2から信号を送出するとき、
ドライブタイミング生成部1は制御部3に、図1(B)
に示す如く「H」レベルの終端イネーブル信号eを送出
する。これにもとづき制御部3は、図1(B)に示す如
き制御信号Cを終端部4に送出する。このとき、制御信
号Cはある傾きで「H」レベルまで変化するので、終端
部4もこれによりオープン特性から、インピーダンスZ
oの整合特性に連続的に変化する。
【0018】この終端部4が整合特性になってからドラ
イブ回路2からの信号の遷移が起こるが、このとき整合
終端されている伝送路なので、セトリングタイムの問題
もなく高速に信号伝送できる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図2及び図3にもとづき
説明する。図2は本発明の一実施例構成図であり、同
(A)はそのブロック図、同(B)はその終端部の一例
である。また図3はその動作説明図である。図2におい
て5はデータ転送制御部である。
【0020】終端部4は、例えば図2(B)に示す如く
終端抵抗Zo′とFET Trのオン抵抗ro の和が伝
送ラインの特性インピーダンスと整合するように選んだ
終端抵抗Zo′と、定電圧源Voと、FETのTrを有
する。
【0021】終端特性を整合特性からオープン特性に変
化させる時は制御信号Cの電圧を上昇させオープン特性
から整合特性に変化させる時は制御信号Cの電圧を下降
させる。
【0022】データ転送制御部5はデータ転送を行うと
きの制御を行うものであって、その転送タイミングや信
号の遷移状態をチェックしており、これに応じた制御を
行うものである。
【0023】本発明では、ドライブ回路2より伝送した
い信号の基本波形が例えば図3(B)に示す如きもので
あることをデータ転送制御部5が認識し、これにもとづ
きドライブタイミング生成部1から同(A)に示す如き
終端イネーブル信号eを出力する。
【0024】これに応じて制御部3は図3(C)に示す
如き制御信号Cを終端部4に送出する。これにより終端
部4は、トランジスタTr1 がこのある傾きで「L」レ
ベルから「H」レベルに立上がる制御信号により制御さ
れ、終端部4はオープン特性から整合特性に連続的に変
化する。
【0025】そして制御信号Cが「H」レベルになって
終端特性が整合特性になってから、図3(D)に示すよ
うに、伝送ライン上の信号の遷移が起き、終端部4の電
圧Vは同(E)に示す如くなり、終端部4の電流Iは同
(F)に示す如くになり、これにもとづき終端部4にお
ける消費電力Pは同(G)に示す如きものとなる。
【0026】信号伝送が終わった後、しばらく信号伝送
がない場合は、終端イネーブル信号eは「L」レベルに
なるが、これにもとづき制御部3は制御信号Cを「H」
レベルから「L」レベルにある傾斜をもって除々に下げ
る。
【0027】そして終端部4は制御信号が「H」レベル
から「L」レベルに立下がるにつれて終端特性を整合特
性からオープン特性に変化させる。このように信号伝送
がないとき、オープン特性となって電力を消費しないた
め、低消費電力化が実現できる。
【0028】なお、図3(G)における点線は、終端部
をスイッチ部分を除いて図4(C)に示す如き等価回路
で表現したとき、Rpに消費される電力を示すものであ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、制御信号にもとづき終
端部を整合特性からオープン特性にまで変化できるの
で、整合特性時においてはセトリングタイムのない信号
の高速伝送が可能となり、また信号伝送のないときはオ
ープン特性により低消費電力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】テブナン終端説明図である。
【図5】テブナン終端の動作説明図である。
【図6】ACテブナン終端説明図である。
【図7】ACテブナン終端の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ドライブタイミング生成部 2 ドライブ回路 3 制御部 4 終端部 5 データ転送制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イネーブル信号を出力するタイミング生
    成手段(1)と、 信号を送出するドライブ手段(2)と、 制御手段(3)と、 可変インピーダンス制御される終端部(4)を具備し、 信号の遷移にもとづき制御手段(3)より制御信号を送
    出して終端部(4)を整合特性又はオープン特性に制御
    可能とし、信号受信のとき整合特性となり信号受信でな
    いときオープン特性となるように構成することを特徴と
    する終端装置。
  2. 【請求項2】 信号の受信に際し、前記制御信号によ
    り、終端部(4)をオープン特性から整合特性にある傾
    斜をもって変化させ、整合特性に変化した後に信号を受
    信するようにしたことを特徴とする請求項1に記載され
    たとおりの終端装置。
JP33404992A 1992-12-15 1992-12-15 終端装置 Withdrawn JPH06181417A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5965654A (en) * 1996-04-26 1999-10-12 Nissan Motor Co., Ltd Polyolefin-based plastic composition and automotive molded article formed thereof
WO2001008290A1 (en) * 1999-07-26 2001-02-01 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Lc oscillator
JP2011035188A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 差動駆動回路

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