JPH0618050B2 - 磁気ヘッドの製造方法及びその実施に使用するフランジ - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法及びその実施に使用するフランジ

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JPH0618050B2
JPH0618050B2 JP15654587A JP15654587A JPH0618050B2 JP H0618050 B2 JPH0618050 B2 JP H0618050B2 JP 15654587 A JP15654587 A JP 15654587A JP 15654587 A JP15654587 A JP 15654587A JP H0618050 B2 JPH0618050 B2 JP H0618050B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気ヘッドの製造方法及びその実施に使用す
るフランジに関する。更に詳述すると、本発明は、セラ
ミック磁性体あるいはセラミック非磁性体等の硬脆材料
から成る基板を利用した磁気ヘッドの製造方法及びその
製造において研削砥石を砥石軸に取付けるためのフラン
ジの改良に関する。
(従来の技術) 従来、例えばフェライト等の硬脆材料を用い、ギヤップ
部分に耐摩耗性があって加工し易いセンダスト合金など
の磁性材料を用いた複合型磁気ヘッドにおいては、磁性
材料を充填した多数のトラック溝を設けた基板をトラッ
ク溝内の磁性材料同士が向い合うように突合させて接合
し、これをスライスして製造されている。この製法にお
いては、10〜40mmの大きさの基板に数十μmのトラ
ック溝を一定ピッチで多数穿溝しなければならないが、
近年の研削盤の精度は溝加工方向には磁気ヘッド製造に
支障をきたさない程度に向上しているものの、トラック
溝と直交する方向への送り即ち溝加工位置の割出し送り
誤差は未だ十分な程に改善されておらず、トラック溝の
間隔即ちトラックピッチを1つの基板の中で一定にする
ことは困難である。このため、別個に加工された一対の
基板を重ね合わせてギヤップを形成する従来の方法で
は、基板接合時にトラック溝内の磁性材料の位置がずれ
てトラックピッチ誤差が生じ易く、歩留りの悪いものと
なっていた。
これを防ぐため、1つの基板にトラック溝を加工した後
2つの基板に切断することによってトラックピッチ誤差
を解消する製法が提案されている(特開昭57-162116
号)。例えば、第6図に示すように、基板201に多数の
トラック溝202を穿溝して磁性材料203を被着し、ギヤッ
プ対向面204上の磁性材料203を取除いてトラック溝202
内に磁性材料203を残した後、この基板201をトラック溝
202と直交する方向で2分して一対の基板201A,201Bを作
製し、一方の基板201Aに巻線溝205を形成した後これら
を向い合せガラスなどの非磁性体206で接合するように
している。
一方、磁気ヘッド製造の溝加工には研削盤が一般に使用
されている。この研削盤の機械精度は勿論のこと該研削
盤への研削砥石の取付精度が上述の溝加工精度を左右し
ている。そして、この研削においては、加工機上で砥石
を組付けることは一般に為されておらず、フランジに砥
石を装着した状態のままフランジごと交換するのが通常
である。従来のフランジは、フランジ本体と押えフラン
ジと該押えフランジをフランジ本体に固定するナットと
から成り、通常1枚の砥石を挾持する構造である。ま
た、第7図に示すように、生産性を上げるためフランジ
本体101と押えフランジ102との間にスペーサ103を介在
させて2枚の砥石104,105を装着し、これを押えフラン
ジ102とナット105で固定するようにしたマルチフランジ
もある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、1つの基板にトラック溝等の溝加工した
後に2つの基板に切断する従来の製法によると、ギヤッ
プを形成するトラック溝およびそのトラック溝に被着さ
れた磁性材料の形状が第6図に示すようにギヤップにつ
いて線対称形状のときには単に一対の基板を折り合わせ
るように重ね合せるだけなので同じ溝を重ねてギヤップ
を構成することができトラックピッチ誤差は生じない
が、点対称形状のとき即ち一方の基板を180゜回転さ
せて重ね合せる形状のときにはトラック溝をずらし磁性
材料を突合せることとなるため溝間隔の不揃い即ちトラ
ックピッチ誤差が生じ易い。
一方、フェライト基板のごとき硬脆材料を研削する場
合、チッピングを防ぐために微粒砥石を用いて高精度、
高速研削を行わなければならない。そこで、高速度研削
を実施するためには静圧スピンドルを使用し、精度を上
げるためには砥石のラジアル、スラスト方向の振れをな
くすことが必要である。
しかしながら、フランジに取付けたまま砥石を砥石軸に
取り付ける従来方法ではスラストの振れ精度が確保でき
ないため上記精度で加工することができない。このた
め、精度を確保するにはフランジを砥石軸に装着した後
に砥石取付面を静圧スピンドルの精度並にセルフカット
しなければならない。
ところが、マルチフランジの場合、1枚目の砥石を装着
するときには本体の砥石取付面をセルフカットできるが
2枚目の砥石を装着するときにはスペーサが固定されて
いないためにセルフカットできない。仮にセルフカット
ができたとしても、スペーサの端面をカットするため2
枚の砥石の間隔がセルフカットのたびに短くなる欠点が
ある。また、単刃用のフランジの場合、セルフカットは
できるものの、複数本のトラック溝を同時に加工するこ
とができず加工能力が低いし、溝加工方法に上述の従来
方法を採らざるを得ないという不利がある。
本発明はヘッド形状がギヤップに対し線対称であろう
と、点対称であろうと、あるいは一対の基板の間で溝形
状が相異なるものであろうとトラックピッチ誤差が発生
しない製造方法及びその実施を可能とするフランジを提
供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本発明の磁気ヘッド製造方
法は、所定間隔を以て一対の研削手段を配置すると共に
この研削手段と一対の基板を並列配置し、一方の研削手
段によって一方の基板に他方の研削手段によって他方の
基板に夫々トラック溝を同時に設けつつ、前記研削手段
を溝方向に対し直角方向に同時に順次移動させて各基板
に複数のトラック溝を設ける工程と、前記トラック溝に
ギヤップを形成する磁性材を設ける工程と、前記磁性材
が対向するように上記一対の基板を同じトラック溝形成
順に並ぶよう重ね合せて接合する工程と、しかる後に多
数のヘッドチップを切出す工程とから成る。
また、同磁気ヘッド製造において使用するフランジは、
砥石取付用の基準面を少なくとも2面有すフランジ本体
と、このフランジ本体に嵌め込まれ該本体の前記第1基
準面との間で砥石を挾持する第1押えフランジと、前記
フランジ本体と螺合し前記第1押えフランジを固定する
第1締付けナットと、前記フランジ本体の第2基準面に
固定される受けフランジと、この受けフランジとの間で
他の砥石を挾持する第2押えフランジと、前記フランジ
本体に螺合し前記第2押えフランジを固定する第2締付
けナットとから構成されている。
(作用) したがって、1つの基板の中での溝間隔は一定でなくと
も、一対の基板相互間の溝間隔は同じピッチとなるよう
にトラック溝が加工される。そこで砥石形状を、ギヤッ
プについて線対称形状あるいは点対称形状若しくは相異
なる形状としても、一対の基板の間では同じ位置にトラ
ック溝が形成され、トラックピッチ誤差が発生しない。
また、フランジは、フランジ本体の基準面と受けフラン
ジの砥石取付面とをセルフカットして夫々砥石を取付け
るので、砥石がそれぞれ独立して精度良くフランジに取
付けられる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
まず、本発明方法を実施するための具体的装置例を図面
に基づいて詳細に説明する。
第3図及び第4図に研削盤の一例を平面図及び正面図で
示す。この研削盤は、砥石軸26と、砥石頭22と、研
削送りテーブル23と、ワーク割出しコラム24及びベ
ッド25とから少なくとも成り、砥石軸26にフランジ
10を介して装着された一組の砥石12,16と研削送
りテーブル23上に設置された一対の基板1A,1Bし
の間に相対的に送りを与えかつワーク割出しコラム24
によって溝加工位置を変え、多数のトラック溝2を加工
するものである。
前記砥石軸26に砥石12,16を取付けるフランジ1
0は、第2図に示すように、砥石軸に装着されるフラン
ジ本体11と、このフランジ本体11に嵌め込まれ該本
体11との間で第1砥石12を挾持する第1押えフラン
ジ13と、フランジ本体11と螺合し第1押えフランジ
13をフランジ本体に固定する締付けナット14と、フ
ランジ本体の第2基準面20に固定される受けフランジ
15と、この受けフランジ15との間で第2砥石16を
挾持する第2押えフランジ17と、フランジ本体11に
螺合し第2フランジ17を締付け固定する第2締付けナ
ット18とから成り、複数の砥石12,16をフランジ
本体11に夫々単独に取付け得る構造とされている。第
1の基準面19は第1砥石12を第1押えフランジ13
との間で直接挾持し、第2の基準面20は受けフランジ
15を介して第2押えフランジ17との間で第2砥石1
6を挾持する。各締付け用のナット14,18は左ネジ
とされ、研削中の回転によって緩まないように配慮され
ている。尚、このフランジ本体11と受けフランジ15
は、アルミニウム合金によって形成されると共にセルフ
カット面即ち砥石取付用の第1基準面19及び受けフラ
ンジ15の砥石取付面21を除く外表面にはアルマイト
処理することによって、軽量かつ傷付き難くし、砥石軸
26への負担を軽減するようにしている。受けフランジ
15と第2押えフランジ17との間に取付けられる第2
の砥石16は、第1の砥石12と異なり、内径の小さな
構造とされているが、第1の砥石12と同じものを使用
する場合には図示していないがスペーサを用いて調整す
る。砥石12,16としては、通常ダイヤモンド砥石が
採用され、ギヤップgについて線対称形状あるいは点対
称形状若しくは相互に相異なる形状のものが対で使用さ
れる。
次に、上述のフランジを使用して実施する本発明方法の
磁気ヘッド製造方法を説明する。尚、本実施例は基板に
強磁性金属の薄膜を形成し、この金属薄膜によって磁気
ギヤップを形成して成る複合型磁気ヘッドを例に挙げ
る。
まず、加工に先立って砥石12,16の組付けを説明す
る。フランジ本体11を砥石軸26に捩子止めする。砥
石軸26の先端には砥石軸回転方向とは逆方向のねじ通
常左ねじが切られている。セルフカットとは、砥石軸2
6を回転させながら他の刃具によってフランジ本体11
あるいはその他のフランジ付帯部材を切削ないし研削す
ることである。次いで、第1砥石12をフランジ本体1
1に嵌め込んだ後第1押えフランジ13とナット14を
使って固定する。次にフランジ本体11の第2基準面2
0に受けフランジ15をビスなどを使って固定する。そ
して、この受けフランジ15の砥石取付け面21をセル
フカットし第2砥石16を第2押えフランジ17,第2
ナット18を使って固定する。
フランジ装着の後、一対の基板1A,1Bを所定間隔L
を以て研削盤の切削送りテーブル23上に並列設置す
る。ここで、所定間隔Lとは、フランジ10に取付けら
れた2枚の砥石12,16の間隔あるいはそれに近似し
た値であることが好ましい。そして、第2図に示された
フランジ10を介して研削盤の砥石軸26に装着された
2枚の砥石12,16によって、基板1A,1Bのギヤ
ップ対向面3に、テープ摺接面5と直交する方向に向か
って延びるレ形のトラック溝2を所定ピッチで多数本形
成する[第1図(a)]。尚、トラック溝2の側壁面6は
強磁性金属の薄膜4を形成するための薄膜形成面として
利用されるもので、ギヤップ対向面3に対して直交して
いる。このトラック形状の場合、図上左側の砥石12と
右側の砥石16とでは砥石形状が異なり左右対称とされ
ており、点対称で1対の基板1A,1Bを突合せ接合す
る場合には強磁性薄膜4の間にずれが生じ難く効果的で
ある。また、このレ形のトラック溝2を連続的に形成す
る場合、側壁面・薄膜形成面6に隣接する面が傾斜する
ので、この部分に密度の低い薄膜4が形成されることと
なり、膜蒸着時の応力によりひび割れ等に最適であると
共に加工も容易である。この傾斜面のギヤップ対向面3
に対する傾きθは、5〜85゜、好ましくは15〜70
°、最も好ましくは30〜60°の範囲にとることが望
ましい。勿論、トラック溝2の形状は図示のものに限定
されず、方形、V形ないし台形などの種々の形状を採用
できる。また、第5図に示すように、一対の基板1A,
1Bを形状の異なるトラック溝2例えばV形とレ形の組
合わせで構成しても良い。
次いで、これらを洗浄し、スパッタリング、真空蒸着、
イオンプレーティングなどの真空薄膜形成技術あるいは
電解式薄膜形成技術を用いてあるいは薄膜を貼着するこ
とによって強磁性金属の薄膜4をトラック溝2の薄膜形
成面6に膜付けする。膜付けは、ギヤップ対向面3に向
けて好ましくはギヤップ対向面に対して40〜45°の
方向からセンダスト合金あるいはパーマロイ合金等の強
磁性金属あるいはその他の磁気回路構成可能な素材例え
ばCo−Zr−Nb非晶質合金等の非晶質合金や他の飽
和磁束密度が大なる金属をスパッタリングすることによ
って、溝方向に均一な厚さとなるように形成する[第1
図(b)]。スパッタリングは、例えば標準センダスト
合金をターゲットとする場合、アルゴンガス雰囲気中、
基板温度200℃で約400Å/minのレートで行なわ
れ、強磁性金属と非磁性体を交互にスパッタリングする
ことによって通常一層当たり5〜6μmの膜厚の多層膜
構造とされ、高周波帯域での渦電流損失低減が図られ
る。また各層の強磁性金属の結晶粒径は、高周波帯域に
おける渦電流損失を低減するため220面成長のときに
は200〜330Å、422面成長のときには520〜
570Åに調整されている。
ついで、トラック溝2に高融点ガラス7を充填して薄膜
4を保護する[ガラスボンディング]。その後、ギヤッ
プ対向面3及びテープ摺接面5を研削して、各面の余分
な磁性体及びガラスを取除き所定の面荒さの平坦な面と
する。研削は通常ラップによって行なわれ鏡面仕上げと
される。
その後、図示していないが、一方の基板1Aのギヤップ対
向面3に巻線溝を形成する[舟形加工]。そして、両基
板1A,1Bのギヤップ対向面3にSiO2等の非磁性材から
成るスペーサ(図示省略)をスパッタリングによって形
成する。
次いで、一対の基板1A,1Bを向い合せて金属薄膜4
同士を突合せるようにして接合する[ギヤップボンディ
ング第1図(d)]。
上述のギヤップボンディングの後、図示していないが、
テープ摺接面5を円筒研摩し、テープ摺接面5を曲面に
仕上げ、必要あればテープ摺動幅を幅出し加工し、更に
ギヤップgがテープ摺動方向に対して所定のアジマス角
度を取るように斜めにスライスし、あるいはアジマス角
をとらずに多数のヘッドチップを切り出す。このとき、
ヘッドチップはギヤップ部分を中心に所定幅だけ切出さ
れるので、即ち薄膜形成面6部分とその近傍の傾斜面7
部分だけが完成品として製品に残り、それよりも外側は
切捨てられるので、フラットなギヤップ対向面3部分に
クラックが生じても問題とならない。
その後検査を経てサポート・ヘッドベースに取付け、さ
らにトラック方向に馴染みを良くする摺動面仕上げ加工
を施して巻線する。尚、この溝を同時に形成する方法
は、非磁性材挿入用の溝形成のときにも利用できる。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明は、所定間隔を
以て配置された一組の砥石と1対の基板を並列設置し、
一方の砥石によって一方の基板に他の砥石によって他方
の基板に夫々トラック溝を同時に設けつつ、前記研削手
段を溝方向に対し直角方向に同時に順次移動させて一対
の基板に複数のトラック溝を同時に加工するようにした
ので、基板相互間でピッチが一致した溝を加工できる。
したがって、1つの基板の中での溝間隔は一定でなくと
も、一対の基板相互間の溝間隔は同じピッチとなるよう
にトラック溝を加工できるので、トラック溝形状をギャ
ップについて線対称形状あるいは点対称形状若しくは対
称性のない相異なる形状としても、一対の基板の間では
同じ位置にトラック溝が形成され、トラックピッチ誤差
を発生させずに精確にギャップを形成できる。しかも、
1対の基板に対して高精度の溝加工が同時に実施できる
ので製造能率が向上する。
また、本発明のフランジは、フランジ本体の2つの基準
面にそれぞれ独立して砥石を固定し得るようにしたので
各々の砥石取付面においてセルフカットを行い精度良く
取付け得る。また、砥石と砥石の間にスペーサを介在さ
せていないので砥石の間に相対間隔が変動しない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明方法の製造方法を示す加工フロ
ー図、第2図は本発明方法のフランジの一実施例を示す
中央半截縦断面図、第3図は研削盤の一例を示す平面
図、第4図は同研削盤の正面図、第5図はトラック溝の
他の実施例を示す正面図、第6図は従来の磁気ヘッド製
造方法を示す加工フロー図、第7図は従来のフランジを
示す概略構造図である。 1A,1B……基板、2……トラック溝、 4……強磁性薄膜、6……薄膜形成面、 10……フランジ、 11……フランジ本体、13……第1押えフランジ、 14……第1ナット、15……受けフランジ、 17……第2押えフランジ、18……第2ナット 12、16……研削手段たる第1砥石、第2砥石、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔を以て一対の研削手段を配置する
    と共にこの研削手段と一対の基板を並列配置し、一方の
    研削手段によって一方の基板に他方の研削手段によって
    他方の基板に夫々トラック溝を同時に設けつつ、前記研
    削手段を溝方向に対し直角方向に同時に順次移動させて
    各基板に複数のトラック溝を設ける工程と、前記トラッ
    ク溝にギヤップを形成する磁性材を設ける工程と、前記
    磁性材が対向するように上記一対の基板を同じトラック
    溝形成順に並ぶよう重ね合せて接合する工程と、しかる
    後に多数のヘッドチップを切出す工程とから成ることを
    特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】砥石取付用の基準面を少なくとも2面有す
    フランジ本体と、このフランジ本体に嵌め込まれ該本体
    の前記第1基準面との間で砥石を挾持する第1押えフラ
    ンジと、前記フランジ本体と螺合し前記第1押えフラン
    ジを固定する第1締付けナットと、前記フランジ本体の
    第2基準面に固定される受けフランジと、この受けフラ
    ンジとの間で他の砥石を挾持する第2押えフランジと、
    前記フランジ本体に螺合し前記第2押えフランジを固定
    する第2締付けナットとから成り、前記フランジ本体の
    第1基準面と前記受けフランジの砥石取付面とをセルフ
    カットし複数の砥石をフランジ本体に夫々単独に取付け
    ることを特徴とするフランジ。
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