JPH0618018U - 空気清浄器のフィルタ構造 - Google Patents

空気清浄器のフィルタ構造

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JPH0618018U
JPH0618018U JP5646492U JP5646492U JPH0618018U JP H0618018 U JPH0618018 U JP H0618018U JP 5646492 U JP5646492 U JP 5646492U JP 5646492 U JP5646492 U JP 5646492U JP H0618018 U JPH0618018 U JP H0618018U
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JP
Japan
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air
filter
filter paper
dust collecting
bellows
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Pending
Application number
JP5646492U
Other languages
English (en)
Inventor
千葉隆利
茂 小林
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】エアボックスの口径を増大せず既存のボックス
形状のまま集塵フィルタへのエアー通気量を増大可能と
しかつ集塵能力、効率、耐久性を向上させる。 【構成】エアー取入口3とブロアファン7のと間に形成
される通気路内でかつブロア7の吸込口ダクトと間に集
塵フィルタ11を挿入する。フィルタ11は空気流れと
平行するプリーツを有する蛇腹形濾紙12からなり、そ
の濾紙の三角形状端面のうち空気入口側の端面を遮蔽板
で閉そくし、空気流を濾紙面12に沿いながら移行させ
て後透過してダクト5へ流れるようにする。従って濾紙
12の山の高さをダクト5とボックス2の壁との隙間C
一杯とすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特に自動車室内のフロント部に設備して使用される車両用空気清浄 器に組込まれる集塵用フィルタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のカウルトップに外気取入口を設け、この外気取入口より吸気される外 気を、インストルメント内部に設備したフィルタユニットを経て清浄化したエア ーを、車室内に放出する構造の従来の自動車用空気清浄器として、図1に示す如 き構造のものがある。以下、この従来の自動車用空気清浄器の概略構造について 説明する。
【0003】 1は、カウルトップ2の裏側に設けられているエアボックスであり、前記カウ ルトップ2には、エアボックス1内に外気を取入れるための外気取入口3が設け られている。またエアボックス1には、インテークケース4に通じるダクト5が 設けられており、このダクト5の開口部に集塵フィルタ6が着脱可能に被着され ている。またこの集塵フィルタ6の下側に位置されるインテークケース4内には ブロアファン7が内装されている。
【0004】 そこでかかる構造の空気清浄器において、ブロアファン7を駆動すると、外気 取入口3から吸い込まれた外気は、集塵フィルタ6を通過して、清浄化され、こ の清浄化エアーが車室内に送り込まれるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、かかる構造の自動車用空気清浄器に組込まれている集塵フィルタ6 の構造は、図2に示すように、深さが一定幅aである囲い枠8の内側に、一定高 さの蛇腹形状(プリーツ形状)に形成された濾紙9が敷設されているものであり 、またその集塵フィルタ6の上面とカウルトップ2の内面との間に通風路10を 設けて、その通気路10を経たエアーを集塵フィルタ6の上面より吸引して集塵 するものである。
【0006】 従って上記集塵フィルタ6を通過するエアー量は、上記通気路10の路幅bに 左右されるものであって、路幅bが狭まければ通路抵抗が大となって充分な清浄 化エアーが得られ難くなる。そこで単位時間当りの清浄化エアー量を増大させよ うとするならば上記通気路10の路幅bを拡張することが考えられるが、この場 合はエアボックス1の口径(高さ)が大型化されてしまうという問題点が生じる 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたもので、エアボックスの口径 を拡大せしめることなく既存のエアボックス形状のままで集塵フィルタへのエア ーを通気量を増大せしめることができ、しかも集塵フィルタの集塵能力を充分に 発揮して耐久性及び集塵効率を高めることができる空気清浄器のフィルタ構造を 提供することにある。
【0008】
【実施例】
以下に本考案を図3乃至図8に示す実施例に基いて詳細に説明するが、本実施 例は集塵フィルタの構造が従来と比して異り、その他の構造は従来例で説明した 構造と変りないので、その同一部分は、従来例で使用した符号を付して、その同 一構造部分の説明は省略する。
【0009】 図3及び図4において、11は本実施例構造の集塵フィルタであって、この集 塵フィルタ11は、その側面から通気して、該集塵フィルタ11の濾紙を通過し 得るように構成したことが特長である。つまりこの実施例の集塵フィルタ11構 造は、図4で示すように、濾紙12を一定高さ幅cである蛇腹形状(プリーツ形 状)に形成し、この蛇腹形状濾紙12の端面において形成される三角形状の山形 開口部13を不通気性の遮蔽板14によって閉塞し、この遮蔽板14取付面を通 気路の風上に位置せしめることにより、各遮蔽板14の相互間で形成されている 逆三角形状の通路15を経て濾紙12面に沿いながら移行し、しかる後、その濾 紙12を透過して集塵された後、ダクト5へと流通されるものである。
【0010】 従ってこの構造の集塵フィルタ11をエアボックス1の通気路10中に配置使 用すれば、該集塵フィルタ11は、その側面より通気できることから、その集塵 フィルタ11の上面をカウルトプ2の内面に当接して、従来例で示した路幅bが 塞がれた状態となしても、集塵フィルタ11による集塵作用が有効になされるも ので、例えば図3に示すように、集塵フィルタ11の上面がカウルトップ2に当 接されるように、フィルタ高さcの大なる集塵フィルタを使用することができる ので濾紙面積を拡張して耐久性と集塵能力を向上せしめることができる。
【0011】 次に、上記蛇腹形状の濾紙12の山形開口部13に遮蔽板14を取付ける遮蔽 板取付構造について述べると、先ずその濾紙12と遮蔽板14との取付け構造と して考えられることは、図5及び図7aに示すように、略鋸歯形状の歯16を形 成した遮蔽板14と蛇腹形状濾紙12とを組合せ、その歯16の端面、すなわち 、遮蔽板14の厚さ面が濾紙12の下面に接するように位置して接着剤17を介 在して接着すること、また図6及び図7bに示すように、略鋸歯形状遮蔽板14 の側面辺縁18に接着剤17を介在して接着すること、また図7cに示すように 、遮蔽板14の辺縁角部と濾紙12の辺縁角部とを突き合せて接着剤17による 接着力で接着すること等の接着手段が考えられるが、上記いづれの接着手段も、 遮蔽板14と濾紙12との接着面が小さいために長期使用による風圧力等により 、その接着面が剥れてフィルタとしての耐久性が損なわれることがある。
【0012】 そこで本実施例の接着手段として、図8及び図7dに示すように蛇腹状濾紙1 2の端面に当接される端面当接部19と、蛇腹状濾紙12の辺縁内側面に当接さ れる内側当接部20との二重の当接部を有する遮蔽板21を形成し、この遮蔽板 21を用いて、蛇腹状濾紙12の端面と内側面とを共に接着することで、その濾 紙12と遮蔽板21との接着強度が高められ、接着耐久性に優れた集塵フィルタ が得られるものである。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案は、エア取入口3とブロアファン7との間に形成される通 気路10内の空気流れ方向と平行するプリーツを有する蛇腹形状濾紙12を有す る集塵フィルタにおいて、該蛇腹形状濾紙12端面に形成されている各山形開口 部13を遮蔽板14によって閉塞した空気清浄器のフィルタ構造であるから、こ のフィルタは、その蛇腹形状濾紙12の側面部より通気せしめることができるの で、例えばこのフィルタの上面が塞がれるような狭い通気路中にあるいは大型の 該集塵フィルタを設備することができるので、エアボックスの小型である空気清 浄器に使用すること、あるいはエアボックス形状を変えることなく大型フィルタ 構造として耐久性のある集塵フィルタを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の空気清浄器の構造説明図。
【図2】従来例の集塵フィルタの構造説明図。
【図3】本考案実施例の空気清浄器の構造説明図。
【図4】上記実施例の集塵フィルタの構造説明図。
【図5】集塵フィルタの構成説明図。
【図6】集塵フィルタの構成説明図。
【図7】濾紙と遮蔽板との各接着態様を示した説明図。
【図8】本考案実施例の濾紙と遮蔽板との接着部構造を
示した説明図。
【符号の説明】
11…集塵フィルタ 12…濾紙 13…山形開口部 14…遮蔽板 15…通路 16…鋸歯 17…接着剤 18…側面辺縁 19…端面当接部 20…内側当接部 21…遮蔽板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エア取入口(3)とブロアファン(7)
    との間に形成される通気路(10)内の空気流れ方向と
    平行するプリーツを有する蛇腹形状濾紙(12)を有す
    る集塵フィルタにおいて、該蛇腹形状濾紙(12)端面
    に形成されている各山形開口部(13)を遮蔽板(1
    4)によって閉塞したことを特徴とする空気清浄器のフ
    ィルタ構造。
JP5646492U 1992-08-11 1992-08-11 空気清浄器のフィルタ構造 Pending JPH0618018U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6814138B2 (en) 1999-04-13 2004-11-09 Calsonic Kansei Corporation Air conditioning apparatus for vehicle
JP2017105281A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 車両用空調装置
JPWO2018016116A1 (ja) * 2016-07-22 2018-11-29 三菱電機株式会社 空気清浄装置及び集塵フィルタ
WO2021106405A1 (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 株式会社デンソー 送風機およびフィルタ装置

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