JPH06178790A - ***口用アダプター - Google Patents

***口用アダプター

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JPH06178790A
JPH06178790A JP35316692A JP35316692A JPH06178790A JP H06178790 A JPH06178790 A JP H06178790A JP 35316692 A JP35316692 A JP 35316692A JP 35316692 A JP35316692 A JP 35316692A JP H06178790 A JPH06178790 A JP H06178790A
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JP
Japan
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adapter
opening
flange
urine
view
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Pending
Application number
JP35316692A
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English (en)
Inventor
Takehisa Ushiyama
武久 牛山
Tamako Miyamae
珠子 宮前
Hitomi Sakai
ひとみ 酒井
Yoshinori Kubo
善規 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARUKEA KK
Alcare Co Ltd
Original Assignee
ARUKEA KK
Alcare Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着者の姿勢の如何にかかわらず、***口か
らの***を妨げず、漏れを生ぜず、装着者が動作する際
の障害にならないような***口用アダプターを得る。 【構成】 中央部に開孔2を有する高伸縮性の膜1と、
一端にフランジ4を有する管状のアダプター本体3とを
備え、アダプター本体3のフランジ4に膜1の外周部6
を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体内からの***液を受
け体外へ排出するための***口をドレンチューブに接続
するための***口用アダプターに関する。
【0002】例えば排尿を自らの意志で処理できない人
が用いる採尿器においては、会陰部にフィットするよう
に形成された受尿部と、一時的に尿を貯留する蓄尿袋
と、受尿部から蓄尿袋へ尿を導く導尿チューブとからな
る装着式採尿器が一般に多く用いられている。この種の
装着式採尿器においては、受尿部と導尿チューブとの結
合部分が一つの重要な要素であり、この部分は脱着が容
易であり、結合中は尿が円滑に流れかつ絶対に尿が漏れ
てはならず、又装着者の日常生活に障害を与えないよう
なものでなければならない。従来の採尿器には、受尿部
が硬質プラスチックを主体に製作されたものと、軟質プ
ラスチックで製作されたものがあり、これらの受尿部の
背面に***口が突出した状態で一体化されており、この
***口に導尿チューブが結合されるが、受尿部が硬質プ
ラスチックの場合は導尿チューブを***口に直接押し込
んで結合し、軟質プラスチックの場合は***口の内側に
補強パイプを挿入して***口を補強してから導尿チュー
ブを***口に押し込み結合する方法が行われている。し
かしながら、***口の突出角度が固定されているため、
装着者が座った状態、立った状態、寝た状態等の姿勢の
相違や、座ったときや寝たときに使用するクッション材
等により、***口が塞がったり、導尿チューブが結合部
分で押されたり曲がったりして尿の流れを障害したり
し、又補強パイプを使用する場合***口が長く突出する
ため、座ったときそれが当たり、採尿器本体を破った
り、ずれて漏れを起こしたり、移動するときの邪魔にな
ったりすることがある。
【0003】上述のような問題は、採尿器に限らず、一
般に***処理用具の採取部に設けた***口とドレンチュ
ーブとを結合する際に同様に存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、装着
者の姿勢の如何にかかわらず、***口からの***を妨げ
ず、漏れを生ぜず、装着者が動作する際の障害にならな
いような***口用コネクターを得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明においては、中央部に開孔を有する高伸縮性
の膜と、一端にフランジを有する管状のアダプター本体
とを備え、アダプター本体のフランジに膜の外周部を固
定する。
【0006】また本発明においては、中央部に開孔を有
する高伸縮性の膜と、一端にフランジを有する管状のア
ダプター本体と、アダプター本体を導出するための開孔
を有するサポーターとを備え、アダプター本体のフラン
ジに膜の外周部を固定し、アダプター本体のフランジと
サポーターの開孔の周囲との相対向する部分にそれぞれ
互いに係止し合う固定手段を設けるようにしてもよい。
【0007】
【作用】本発明においては、アダプター本体のフランジ
に固定した高伸縮性の膜の中央部の開孔に***口を挿入
することによって、***口は高伸縮性の膜と液密に密着
しながらフランジ内で自在継手のように動くことがで
き、***口より排出した***物はアダプター本体に接続
されたドレンチューブに導かれる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0009】図1a、b、cは本発明の一実施例のそれ
ぞれ正面図、縦断面図、側面図である。1は高伸縮性の
膜で中央部に開孔2を有する。3はアダプター本体で、
管状に、図の例では断面長方形の管状に形成され、一端
にフランジ4を有し、他端はL字形に曲げられチューブ
部分5につながっている。膜1の外周部6はフランジ4
に固定され、膜1の開孔2はアダプター本体3内に連通
している。
【0010】図2a、b、cは本発明の別の実施例のそ
れぞれ正面図、縦断面図、側面図であり、図1と同等部
分には同符号を付してある。図1の実施例と異なる点は
アダプター本体3が漏斗状でかつI型に真っ直ぐ延びて
いる点である。
【0011】図3a、bは本発明のさらに別の実施例の
それぞれ正面図、縦断面図であり、図1と同等部分には
同符号を付してある。この例では、図2の場合と同様に
アダプター本体3が漏斗状に形成されると共に、フラン
ジ4がアダプター本体の内側に内向きフランジとして形
成されている。
【0012】図4a、bは本発明の他の実施例のそれぞ
れ正面図、縦断面図である。この例ではアダプター本体
3の管状部分7は若干テーパを有しかつ短く形成され、
テーパを有する部分にチューブ固定リング8を圧入し、
管状部分7とリング8との間にチューブ9を挟着固定で
きるようになっている。
【0013】図5a、bは本発明の固定手段を設けた実
施例のそれぞれ縦断面図、背面図で、図1と同等部分に
は同符号を付してある。この実施例においてはアダプタ
ー本体3のフランジ4の裏面に面ファスナー10が設け
られ、後述するサポーターとの固定手段として用いられ
る。
【0014】図6は本発明の図1に示すアダプターを採
尿器と結合した状態の断面図を示す。11は女性用採尿
器で、12は陰部に当てられる受尿部、13は尿道口に
対向するように形成された開口、14は開口13の末端
に形成された***口である。結合に当たっては***口1
4をアダプター本体に固定した高伸縮性の膜1の中央部
に設けた開孔2に挿入することにより、***口14の先
端はアダプター本体3内に突出し、膜1はその高伸縮性
により***口14の周りに密着し、***口14はフラン
ジ4内に自在継手式に動き得るように液密に保持され
る。
【0015】図7は本発明のアダプターに用いられるサ
ポーターの一実施例の展開図である。21はサポーター
本体でおむつ式のT型に形成され、腹部に巻き付ける部
分22、23の両端には互いに係止し得る面ファスナー
24、25が取り付けられ、背部より股部を通り前方に
巻き上げる部分26の端部には部分22、23の表面と
係止し得る面ファスナー27が取り付けられている。部
分26の陰部に対向する個所にはアダプター本体3を導
出するための開孔28を有し、この開孔28の周囲には
アダプター本体のフランジ4に設けた面ファスナー10
(図5参照)と係止し得る面ファスナー29がサポータ
ー側の固定手段として設けられている。サポーター本体
21の股部に相当する破線で囲んだ部分30は非伸縮性
の素材で形成され、その他の部分は伸縮性の素材で形成
するのが好ましい。
【0016】図8はサポーターの別の実施例の展開図
で、図7と同等部分には同符号が付してある。図7と異
なる点は、腹部に巻き付ける部分31が閉じた帯状に形
成され、面ファスナーを持っていない点である。
【0017】図9は本発明の図1に示すアダプターと図
7に示すサポーターとを用いて女性用採尿器を装着した
状態の説明図である。まず装着方法について説明する。
サポーターの開孔28にアダプター本体3を通してアダ
プターのフランジ4の面ファスナー10とサポーターの
股部の面ファスナー29とを係合し、サポーターにアダ
プターを固定する。次にアダプターの膜1の開孔2に採
尿器11の***口14を挿入し、採尿器11を会陰部3
1に合わせ、採尿器11の開孔13が尿道口32に対向
するように位置を調整し、サポーターの部分22、23
の面ファスナー24と25とを係合し、さらに面ファス
ナー29を部分22、23上に係止する。このようにし
てアダプターはサポーターにより体にしっかりと固定さ
れ、体の動きによってアダプターと採尿器との相互位置
がずれても、採尿器の***口はアダプターの高伸縮性の
膜の開孔内に自在に保持される。
【0018】次に各要素の具体例について説明する。膜
の素材としては、高伸縮、低モジュラスで引裂強度が強
い物性を有する天然ゴム、ジエン系、多硫化物系、オレ
フィン系、有機ケイ素化合物系、含フッ素系、ウレタン
系、ビニル系等の合成ゴムの単体又は配合物が使用でき
る。これらの内、天然ゴム、ジエン系、オレフィン系、
ウレタン系、ビニル系の合成ゴムの単体又は配合物が好
ましい。厚さは0.02〜2mm、好ましくは0.1〜
0.5mmである。この膜を作るには一般の膜製法を利
用することができ、例えば、表面を樹脂処理した厚紙に
天然ゴムを主成分とするラテックスエマルジョンを塗布
し、半乾燥し、さらに塗布、乾燥という操作を繰り返し
所定の厚みに仕上げる。
【0019】アダプター本体の素材としては柔軟な素材
から硬い素材まで種々のものを用いることができる。柔
軟な素材としては前述の膜と同一素材を使用し厚みを厚
くするだけでよく、硬い素材としてはポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステ
ル、ABS樹脂等が使用できる。アダプターのフランジ
はアダプター本体と一体に形成するのが製造上も有利で
あるが、フランジを別個に形成してアダプター本体に接
着その他の方法で固定するようにしてもよい。アダプタ
ーの大きさは、図1の例では幅dが30〜80mm、長
さlが40〜100mm、高さhが20mm以上であ
る。高さは立位、座位又は臥位によって好ましい値のも
のを選ぶことができる。厚さは1〜5mm、好ましくは
1.5〜2.5mm程度である。
【0020】サポーターの素材としては、伸縮性を有す
る糸(ポリウレタン、天然ゴムのベアー糸又はコアー
糸、ナイロン、ポリエステル等の加工糸)を用いた織布
又は編布、ナイロン、テトロン、綿からなるトリコット
布にウレタン、天然ラテックス、ネオプレン等のエラス
トマー液やフォームを塗布又はラミネートした加工布、
エラストマー素材の不織布がある。例えば伸縮糸を用い
た織布又は編布としてはガードル、水着、レオタード等
と同様な組織を有する布がある。加工布としてはナイロ
ントリコットに1〜2mm厚のウレタン発泡体をラミネ
ートした加工布、不織布としてはウレタン系の不織布で
目付量が150〜200g/m2 のものがある。サポー
ターの構造としては上述の例に限ることなく、パンティ
ー型などもある。
【0021】アダプターの固定方法として、上述の例で
はサポーターと面ファスナーを使用したが、その他、ホ
ック方式、ボタン方式、テーパー嵌合方式、タッパー嵌
合方式等による結合や、アダプターのフランジを採尿器
本体側に押し込むように支持させる方法なども用いるこ
とができる。アダプターのさらに別の固定方法として、
採尿器の***口周囲とフランジの膜側面とを結合する方
法がある。この方法によれば、フランジ面を膜よりやや
大きく形成し、両面絆、面ファスナー、嵌合等の方式で
結合することができる。
【0022】アダプター本体の管状部分には使用条件に
応じて適宜の長さのドレンチューブをコネクター等を使
用して接続することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、高伸縮性の膜の開孔に
***口を挿入するだけで***口は膜と密着して自在継手
式に保持されるから、***口は自由にその角度を変える
ことができ、装着者が動く際なんら障害とならず、漏れ
を生じることなく***物を円滑に流すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のaは正面図、bは縦断面図、
cは側面図である。
【図2】本発明の実施例のaは正面図、bは縦断面図、
cは側面図である。
【図3】本発明の実施例のaは正面図、bは縦断面図で
ある。
【図4】本発明の実施例のaは正面図、bは縦断面図で
ある。
【図5】本発明の実施例のaは縦断面図、bは背面図で
ある。
【図6】本発明の実施例を採尿器に用いたものの断面図
である。
【図7】本発明のサポーターの実施例の展開図である。
【図8】本発明のサポーターの実施例の展開図である。
【図9】本発明の使用方法の説明図である。
【符号の説明】
1 高伸縮性の膜 2 膜の開孔 3 アダプター本体 4 フランジ 6 膜の外周部 10 面ファスナー(固定手段) 14 ***口 21 サポーター本体 28 サポーター本体の開孔 29 面ファスナー(固定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に開孔を有する高伸縮性の膜と、
    一端にフランジを有する管状のアダプター本体とを備
    え、アダプター本体のフランジに膜の外周部を固定した
    ことを特徴とする***口用アダプター。
  2. 【請求項2】 中央部に開孔を有する高伸縮性の膜と、
    一端にフランジを有する管状のアダプター本体と、アダ
    プター本体を導出するための開孔を有するサポーターと
    を備え、アダプター本体のフランジに膜の外周部を固定
    し、アダプター本体のフランジとサポーターの開孔の周
    囲との相対向する部分にそれぞれ互いに係止し合う固定
    手段を設けたことを特徴とする***口用アダプター。
JP35316692A 1992-12-11 1992-12-11 ***口用アダプター Pending JPH06178790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35316692A JPH06178790A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 ***口用アダプター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35316692A JPH06178790A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 ***口用アダプター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06178790A true JPH06178790A (ja) 1994-06-28

Family

ID=18429009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35316692A Pending JPH06178790A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 ***口用アダプター

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JP (1) JPH06178790A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531699A (ja) * 2007-06-29 2010-09-30 エス1スポーツ インターナショナル リミテッド 足首プロテクター
JP2011255588A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Jx Nippon Anci Corp 伸縮性基材及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531699A (ja) * 2007-06-29 2010-09-30 エス1スポーツ インターナショナル リミテッド 足首プロテクター
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