JPH0617779B2 - 圧延材の蛇行量検出装置 - Google Patents

圧延材の蛇行量検出装置

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JPH0617779B2
JPH0617779B2 JP62059017A JP5901787A JPH0617779B2 JP H0617779 B2 JPH0617779 B2 JP H0617779B2 JP 62059017 A JP62059017 A JP 62059017A JP 5901787 A JP5901787 A JP 5901787A JP H0617779 B2 JPH0617779 B2 JP H0617779B2
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meandering
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meandering amount
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JP62059017A
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則幸 川田
隆 岡井
渡辺  誠
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、圧延機の圧延材の蛇行量検出装置に関する。
〈従来の技術〉 圧延機において、圧延材の板幅中心がワークロールのセ
ンタからずれて、板材が横流れする現象(蛇行)は、左
右圧下装置のレベリング不良、入側板厚の左右不均一、
板材の左右硬度の不均一等により発生する。この蛇行は
圧延材の歩留向上やワークロールの損傷防止のために防
止しなければならないが、この防止のためにはまず板材
の蛇行量を精度良く検出する必要がある。すなわち、シ
ミュレーションやモデル実験により、精度良く検出した
板材の蛇行量をフィードバックして左右レベリング、ロ
ールベンディング力を操作する制御が有効であることが
判明している。したがって、蛇行制御のポイントは蛇行
量の高精度検出に依存する。
第2図は従来実施されてきた熱間圧延における蛇行検出
装置の一例を示す。ここで、1は圧延材、2はワークロ
ール、3は圧延機のワークロール2の軸方向に沿いCC
D素子を配列したカメラ、4は演算部である。この装置
では、カメラ3をワークロール2のセンタ上方に1個配
置し、圧延材1の板幅全体をカメラ3の視野2D内にお
き、このカメラでは3wに示すような出力波形を得てい
る。すなわち、カメラ3内において圧延材1の部分に対
応するCCD素子には電荷が蓄積され、その他のCCD
素子には電荷の蓄積はなくCCDカメラ3の出力波形3
wを得る。カメラ3の後段に配置された演算部4では電
荷が蓄積されている部分とされていない部分との境界部
分(出力波形3wの,部分)を板幅と判定し、両端
の平均値として板材中央位置を求める。すなわち、演算
部4では中央位置 を求める。
ところが、第2図のように1台の光学カメラの視野で全
体幅をカバーしようとする場合、光路長(板とカメラと
の距離)は長くせざるを得ない。そのため、測定精度が
低下することと、光路間の蒸気や冷却水の影響が大き
く、検出は極めて困難となる。
この対策として、第3図に示すように、光学カメラ2台
を用い、それぞれが板幅端部を視野内に収めるよう、駆
動機構5を調節して光学系を組む方法が考えられる。こ
の場合、板幅に応じて駆動機構を調節する必要があるも
のの、上記光路長は短く取れ、精度が向上するととも
に、蒸気等の影響除去も比較的容易となる。そして、こ
の場合の板の蛇行量yは第3図によれば次式となる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 以上のような2台の光学カメラを用いて蛇行検出を行な
う場合、通常用いられるカメラは、CCD(Charg
e Coupled DeVice)あるいはMOS
(Metal Oxide Semiconducto
r)型と呼ばれる固体撮像素子を用いたカメラであっ
て、一次元カメラである。ところが、この種一次元カメ
ラは需要が少ないため、価格が高価でありまた一般に形
状が大きく、第3図のように板に近づけて配置するのが
困難となる。
一方、固体撮像素子を用いたカメラでも2次元のカメラ
については、一般に普及しており、需要も多いので種々
の工夫のこらされたものが市販されている。また、形状
もロボットや各種センサ用に使用できるよう極端に小形
のもの(例えば親指大のもの)も実用化されている。し
たがって、これら固体撮像素子を用いた2次元カメラを
使用できれば、スペース上等非常に有効になる。
ところが、上述の2次元カメラにあっては、そのカメラ
による撮像される1/2画面が走査され、その走査時間は1
/60秒に決められているが、圧延速度が大きくなるとこ
の値は必要な計測間隔より大きくなり、本検出器の出力
値を用いて板の蛇行を制御することは不可能となる。対
策としては、上記走査時間を速くすればよいが、この改
造は、一般に困難である。
そこで、本発明は、小形の普及された2次元カメラを用
いて必要な計測間隔を短縮した圧延材の蛇行量検出装置
を提供する。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成する本発明は、圧延材の板幅両端をそ
れぞれ視野内に納める2台の光学カメラにて、上記視野
内の上記圧延材の板幅端位置を検出することにより、ワ
ークロールセンタに対する上記圧延材の蛇行量を検出す
る装置において、上記2台の光学カメラの垂直走査及び
水平走査のタイミングを同期させる手段と、上記2台の
光学カメラのいずれか一方の水平同期信号をカウントす
る手段と、このカウント値にて上記2台の光学カメラで
の水平走査線数を設定し取出す手段と、この取出した水
平走査線数から板幅端位置を検出し蛇行量を演算する演
算器と、を備えたことを特徴とする。
〈作 用〉 1画面のうち必要な複数のラインを取り出し、しかもも
の取り出し位置を左右のカメラで同位置になるようにセ
ットしておき、短い時間間隔にて蛇行量を出力してい
る。すなわち、第4図(a)に示す走査状況を有する2次
元カメラでは、NTSC規格により信号仕様が決められ
ており、通常、飛越操作のため約250本(第4図(a)
中1〜n本)の水平走査線にて1フィールドが構成さ
れ、その走査時間は1/60秒である。そして、第4図(b)
に示すように1フィールドの走査Aは垂直同期信号によ
り制御され、水平走査Bは水平同期信号により制御され
る。そして、これら2種類の同期信号は映像信号と共に
合成されて出力される。そして、左右2台のカメラの走
査上の同期を取るため、第5図に示すように信号発生器
10より水平及び垂直同期信号を同時に2台のカメラ3
a,3bに入力して走査の同期をとったり、第6図に示
すように一方のカメラ3a内部に既に持っている同期信
号発生器の出力を取り出しもう一方のカメラ3bに入力
して走査の同期を取る方法を示している。
いづれの方法を用いても左右のカメラの走査同期は取れ
る。又、通常は垂直同期信号を基にカメラ内部で水平同
期信号を発生するため、必要な外部信号は垂直同期信号
だけでよい場合もある。そして、この水平同期信号を適
宜切り出すことにより短時間間隔の水平ライン検出を左
右カメラ同期して行なうことができる。
〈実施例〉 ここで、第1図を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図において、3a,3bは圧延材端部に対応して配
置されるカメラである。この場合、カメラ3a,3bは
圧延板材の走行方向と水平走査方向とが直交するように
配置される。10は垂直同期信号を発生する外部の同期
信号発生器で、この同期信号発生器10の出力によりカ
メラ3a,3bが同期して走査される。11a,11b
は駆動されたカメラ3a,3bの出力信号からカメラ3
aでは第3図に示す3aWで示した信号中のlを、カ
メラ3bで3bWで示した信号中のlの値をそれぞれ
検出する信号処理回路であり、14a,14bは検出さ
れたl及びlの出力値をある任意の走査線数分だけ
取出して平均化するための加算平均化回路である。
12は、どちらか一方のカメラ(第1図では3a)の出
力信号から水平同期信号を分離するための回路であり、
13は、この水平同期信号の個数をカウントして設定
し、両方の加算平均化回路14a,14bのタイミング
をコントロールする制御回路である。もちろんこの平均
化の個数は外部より任意に設定できるものである。
15は、平均化された検出信号l,lを基に、蛇行
量を算出し出力する回路である。この出力値を基に蛇行
制御が可能となる。
以上のようにすると、従来1フィールド又は1フレーム
1データの検出であったものが、平均化個数(水平走査
線数)の設定により自由に選択できることとなる。
例えば、平均化個数を25個とした場合、水平走査線1
〜25,26〜50,51〜75,…に対してそれぞれ
平均化された蛇行量が出力されるため、全走査線が25
0本の場合、250/25=10から1フィールド110デー
タの検出が可能となる。よって、検出のインターバルは
従来の1/10すなわち1/600秒となり、蛇行制御上十分な
インターバルとなる。
もちろん、以上のような検出を行なった場合、厳密に
は、蛇行を検出している位置が変化するため、その補正
が必要となるがこれは水平走査線数によって決まるた
め、第1図の制御回路13の信号を参照することにより
可能となる。
上述した例では同期信号発生器10として外部回路を用
いたのであるが、一方のカメラの同期信号を利用する場
合も同じとなる。
また、同期信号分離回路には外部回路でなくてカメラ内
部の水平同期信号を直接取出すことで省くことが可能と
なる。
更に、以上の説明では、1フィールド又は2フィールド
1フレーム分の全走査線を検出の対象としてその一部を
取り出すようにしたが、必要に応じて飛び飛びの1本の
ラインのみ検出の対象とすることも可能である。その場
合、複数ラインをまとめて検出しないので加算平均回路
14は不用となり、制御回路13により発生する検出タ
イミング毎に、その時の検出回路11の出力値を出力回
路15に入力するようにすればよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明は小形化が可能となっている
2次元の光学カメラを用い、従来、1フィールド1デー
タの検出であり、圧延速度が速い場合の蛇行制御に十分
対応できなかったものを、検出インターバルをほぼ自由
に設定できるようにしたことにより、あらゆる圧延機の
蛇行制御を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図,第3
図は圧延材幅端部検出の二例の原理図、第4図(a)は走
査ラインの説明図、第4図(b)は垂直及び水平同期信号
の波形図、第5図,第6図は同期をとる場合の説明図で
ある。 図中 3a,3bはカメラ、 10は同期信号発生器、 11a,11bは信号処理回路、 12は同期分離回路、 13は制御回路、 14a,14bは加算平均化回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−17465(JP,A) 特開 昭59−18413(JP,A) 特開 昭48−90549(JP,A) 実開 昭62−14310(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延材の板幅両端をそれぞれ視野内に納め
    る2台の光学カメラにて、上記視野内の上記圧延材の板
    幅端位置を検出することにより、ワークロールセンタに
    対する上記圧延材の蛇行量を検出する装置において、 上記2台の光学カメラの垂直走査及び水平走査のタイミ
    ングを同期させる手段と、 上記2台の光学カメラのいずれか一方の水平同期信号を
    カウントする手段と、 このカウント値にて上記2台の光学カメラでの水平走査
    線数を設定し取出す手段と、 この取出した水平走査線数から板幅端位置を検出し蛇行
    量を演算する演算器と、 を備えたことを特徴とする圧延材の蛇行量検出装置。
JP62059017A 1987-03-16 1987-03-16 圧延材の蛇行量検出装置 Expired - Lifetime JPH0617779B2 (ja)

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