JPH0617687U - ふとん干し時のふとん固定具 - Google Patents

ふとん干し時のふとん固定具

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JPH0617687U
JPH0617687U JP6611992U JP6611992U JPH0617687U JP H0617687 U JPH0617687 U JP H0617687U JP 6611992 U JP6611992 U JP 6611992U JP 6611992 U JP6611992 U JP 6611992U JP H0617687 U JPH0617687 U JP H0617687U
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JP
Japan
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string
futon
fence
hook
clamper
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Pending
Application number
JP6611992U
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English (en)
Inventor
雅晴 熊谷
Original Assignee
雅晴 熊谷
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Application filed by 雅晴 熊谷 filed Critical 雅晴 熊谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ふとんをベランダ柵に懸けて干す場合、ふと
んが風で舞い上がったり、柵の内側へ反転したり、柵の
内外へ落下するといった、従来のふとんばさみでは防ぎ
にくかった不具合を改善することのできる新規なふとん
固定具を提供すること。 【構成】 ふとんを柵に固定するクランパー部にさらに
ふとんが風で舞い上がるのを防ぐ、ひも−フック系が備
えられている。またこの系には、ひも長さ調整板とひも
を柵部材へ係止させるための係止具とが備えられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ふとんや毛布(以下「ふとん」で総称する)を高層住宅のベランダ 柵や物干しざおなどに懸けて干す場合に、ふとんが風でめくれ上がったり、ずり 落ちたりしない様に固定するふとん固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日本ではふとんを高層住宅のベランダ柵などに懸けて干す習慣があるが、その 習慣自体美感上問題なしとはいえない。しかし、それはともかく、ふとんをこま めに干すということは、少なくとも干す者自身にとっては衛生上好ましいことに は違いない。 ところで、従来上記の様にして布団を干す場合、クランパー(所謂“ふとんば さみ”)なるものが用いられてきたが、これを用いる理由はけだし次のとおりで ある。 (a)ふとんをベランダ柵などに懸けて干す場合、理想的にはふとんを柵の外側 と内側とに丁度半分ずつ振り分けてやればふとんの“ずり落ち”は起きに くいと考えられるが、現実にはそのようにするのは困難であること。 (b)もし完全に力学的平衡のとれた状態で干しはじめたとしても、風やふとん の乾燥過程における部位的重量変化などにより上記平衡がくずれてくるこ と。 (c)少なくともふとんの半分を越えた部分を干せばよいというときには、敢え てアンバランスな状態で干すことになること。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、上記理由でクランパーが用いられてきたが、クランパーの使用において も次の様な問題があった。 (a)風の強いときにはふとんが風で舞い上がり、ややもすると柵の外側にあっ たふとんの部分が内側へめくれ返ってしまう。 (b)場合によっては、クランパーがはじけ飛び、ふとんが柵の内側へずりおち たり、柵外へ落下したりする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のふとん固定具は、基本的には図1に示す様にクランパー部1、ひも5 、ひも長さ調整板4、ひも2、およびフック3より成る。ここに、クランパー部 1はばねで両腕がとじる従来のものでよい。ひも5はクランパーの一部(図1の 場合、腕端1a)とひも長さ調整板4を連絡するものであり、これはふつうのひ もでもよいが、ゴムひもあるいはゴム入りロープなど、伸縮自在のものとするの が望ましい。 ひも長さ調整板4は、ひも5の有効長を調整するとともにひも2を繋止させる ためのものである。しかし逆に、ひも5を単に繋止させ、ひも2の有効長を調整 する様にしてもよい。ひも2はひも長さ調整板4とフック3を連絡するものであ り、これはひも5をふつうのひもとするなら伸縮自在のものとすべきである。 ひも5と2については少なくともその一方を伸縮自在のものとすべきであるが 、ひも長さ調整板を省くなら当然ひも5と2は同じものとなる。その場合、クラ ンパー1とフック3の間は1本のひもで結ばれることになるが、そのひもは伸縮 自在のものであるのが望まれる。
【0005】 ところで、ひも5のクランパーへの取り付け位置は、本考案の固定具の使用状 態においてはひも系に張力が生ずるので、力学的見地、換言すれば固定具の使用 時における“すわりのよさ”からは、一見図2のものの様に対称形クランパーの ヒンジ部1bあるいはその近傍とするのが望ましい様に思える(因みに、図2の クランパーはヒンジ部にねじりコイルバネ内蔵タイプのものである)。しかし、 クランパー部の腕は概してO脚(がにまた)状となっているので、固定具装着時 にあっては、上記“ヒンジ部”と“腕端”と“腕端から伸びるひもが柵の下部の 横棒に係止する位置”とはほぼ一直線上に並び、ひもにかかる張力が常識的なも のである限り、この張力によってクランパー部がずれたり、外れたりする可能性 は少ない。 それに、もしひも5の取り付け位置を該ヒンジ部とすると、ひも−フック系が 該腕部と干渉したり絡まったりする懸念があること、ひも−フック系が必要なの は通常柵の外側、つまり該腕のうち片側の腕が関与する側に限られるといったこ とを考えると、ひも−フック系は該ヒンジ部に無理に繋止する必要はなく、むし ろ片腕端に繋止する方が有利であるとさえいえる。とはいえ、ふとんのサイズ、 厚さ、風の状況などにより、両腕に繋止するのを妨げるものではないし、ひも− フック系の数も1本の腕に2セット以上とするのも妨げるものではない。
【0006】
【作用】
本考案のふとん固定具は以上の様な構成であるから、下記作用が得られる。 (a)クランパー部自体従来のふとんばさみと同様の働きをするため、まずクラ ンパー部により柵に懸けられたふとん上部を固定することができる。 (b)ひも−フック系のフック側は自由端となっているため、該系統は風がそれ ほど強くなく、ひもやフックを使用する必要のないときには、これらを意 図的に使用しないでおくこともできる。 (c)ひも−フック系にはひも長さ調整板が備えられているので、使用状況に応 じてひも長さや張力を調整することができる。
【0007】
【実施例】
図3に本ふとん固定具の使用態様を示す。ひも−フック系においてフック3は 同図から明らかな様に、要するにひも2を柵の下部の横棒などに係止するための ものである。したがって、フック3については図1における様に鉤部を大きくし 、この鉤で直接該横棒などを引っ掛ける様にしてもよいし、あるいは図4の様に 鉤部を小さくしてひもを該横棒などに巻き付ける様にし、鉤を改めてひもに引っ 掛ける様にしてもよい。 図5は図4方式においてフック3とひも長さ調整板を一体化したものであるが 、もしフック3をこの様な形態のものにするのであれば、当然ひも長さ調整板4 を態々設ける必要はなく、ひも5と2の区別も必要でなくなる。 なお、クランパー部腕端へのひもの繋止方法であるが、これは図1の様に腕端 に直接穴をあけ、ここにひもをとおす様にするのが比較的簡単である。しかし、 ひもを必要としないときにこれを随時取り外せる様にしたり、クランパー部とし て腕端に穴の開けられていないものを使用したりする場合には、さらに別の接続 具(アダプター)を用意し用いることができる。図6a〜図6cに穴なしクラン パー部腕端の構造の一例を示す。また、図7aに上記接続具の一例に係る斜視図 を、図7bにこの接続具の使用状態を示す。
【0008】
【考案の効果】
本考案のふとん固定具は、基本的には従来のふとんばさみに相当するクランパ ー部とひも−フック系とより成っている。そして、このひも−フック系には、自 らを柵部材へ係止させるための係止具と、ひも長さ調整板とが設けられている。 そのため、本考案のふとん固定具においては、以下の効果が期待できる。 (a)クランパー部は機能的にひも−フック系と独立しているので風のそれほど 強くないときにはこの系を使わないでおくこともでき、その場合、従来の ふとんばさみと同様にして用いることができる。 (b)ひも−フック系を所定の方法で使用するのであれば、強風時にあってもふ とんの舞い上がり、柵内への反転、柵内外への落下などを防止することが できる。 (c)ひも−フック系にひも長さ調整板が具備されているので、使用状況に応じ て常に適正なひも長さ、張力を得ることができ、それにより上記(b)を 効果的に達成することができる。 (d)使用するひもの長さが予め所定のものに調整されているので、ひもが階下 のベランダ外まで垂れ下がり、階下の人間に不快な思いをさせる様なこと がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の全体を示す概略図である。
【図2】ひもの繋止位置をクランパー部のヒンジ部とし
た場合を示す図である。
【図3】本考案品の使用態様を示す図である。
【図4】フックの使用態様が図1もしくは図2の場合と
異なる場合を示す図である。
【図5】フックとひも長さ調整板を一体化した場合を示
す図である。
【図6a】腕端に穴の設けられていないクランパー部の
正面図である。
【図6b】腕端に穴の設けられていないクランパー部の
側面図である。
【図6c】腕端に穴の設けられていないクランパー部の
断面図である。
【図7a】腕端にひもをとおす穴の設けられていない場
合に用いる接続具を示す図である。
【図7b】上記接続具の使用状況を示す図である。
【符号の説明】
1:クランパー部、腕 1a:同、腕端部
1b:同、ヒンジ部 2:ひも(連結索) 3:フック
4:ひも長さ調整板 5:ひも(連結索) 31:柵のてすり部 32:柵の下部横棒
33:ふとん 71:接続具本体 72:把持突起
73:ひも穴 74:本体割りブロック締結ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランパー部の一部にひもを繋止させる
    とともに、このひもの先端にはひもを柵の部材に係止さ
    せるための係止具を設けたことを特徴とするふとん固定
    具。
JP6611992U 1992-08-09 1992-08-09 ふとん干し時のふとん固定具 Pending JPH0617687U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6611992U JPH0617687U (ja) 1992-08-09 1992-08-09 ふとん干し時のふとん固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6611992U JPH0617687U (ja) 1992-08-09 1992-08-09 ふとん干し時のふとん固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0617687U true JPH0617687U (ja) 1994-03-08

Family

ID=13306675

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6611992U Pending JPH0617687U (ja) 1992-08-09 1992-08-09 ふとん干し時のふとん固定具

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JP (1) JPH0617687U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3218361U (ja) * 2018-07-12 2018-10-11 努 岡本 ジョギングマット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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