JPH0617572A - 自動ドアの落下防止装置 - Google Patents

自動ドアの落下防止装置

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Publication number
JPH0617572A
JPH0617572A JP3081475A JP8147591A JPH0617572A JP H0617572 A JPH0617572 A JP H0617572A JP 3081475 A JP3081475 A JP 3081475A JP 8147591 A JP8147591 A JP 8147591A JP H0617572 A JPH0617572 A JP H0617572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic door
latch
door
actuator
automatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP3081475A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Ito
嘉彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP3081475A priority Critical patent/JPH0617572A/ja
Publication of JPH0617572A publication Critical patent/JPH0617572A/ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】上下に開閉する自動ドア4において、制御を複
雑にすることなく、自動ドア4の落下を防止する。 【構成】自動ドア4は、エアシリンダ(図示せず)によ
り下降閉止される。開放状態の自動ドア4の下方には、
ラッチ6のローラ6aが突出して、自動ドア4の落下を防
止する。ラッチ6は、他のエアシリンダ12の伸張動作に
より若干回動して、ローラ6aが自動ドア4の下降経路A
から退避すると共に、メカ式のバルブ15の切替スイッチ
16を押す。これにより、メカ式のバルブ15が自動ドア4
の前記エアシリンダ (図示せず)にエアを供給し、自動
ドア4が閉止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばマシニング
センタのような工作機械などの自動ドアに適用される自
動ドアの落下防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタは、何種類もの工具を
交換しながら各種の加工作業を行う多能NC工作機械で
ある。このマシニングセンタでは、その前面に自動ドア
を設けて、加工中に潤滑油が外部に飛散するのを防止す
る一方で、ワークの自動的な交換を可能にしている。こ
の種の自動ドアは、一般に、空圧式のエアシリンダの駆
動で、左右に開閉するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、左右に自動ド
アを開閉する型式では、自動ドアの左右の移動スペース
が大きくなるため、工作機械の左右のスペースが大きく
なる。一方、上下に開閉する自動ドアを設けると、ロッ
ドの損傷やエアーが断切られた場合に、自動ドアが落下
するおそれがあり、危険である。
【0004】そこで、上下に開閉する自動ドアにおい
て、開放状態の自動ドアの下方に突没自在なラッチを設
け、自動ドアの落下を防止することが考えられる。しか
し、こうすると、ラッチを駆動させる別のアクチュエー
タを制御しなければならず、そのための制御機器が別途
必要になるうえ、制御が複雑になる。
【0005】この発明の目的は、上下に開閉する自動ド
アにおいて、制御を複雑にすることなく、自動ドアの落
下を防止できる自動ドアの落下防止装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の自動ドアの落
下防止装置は、ドアの落下を防止するラッチを設けると
共に、流体圧式のラッチ駆動用アクチュエータとドア駆
動用アクチュエータとを作動流体で連動させたものであ
る。即ち、自動ドアを下降閉止させる流体圧式のドア駆
動用アクチュエータと、開放状態の自動ドアの下方に突
出して自動ドアの落下を防止するラッチと、このラッチ
を自動ドアの下降経路から退避させる流体圧式のラッチ
駆動用アクチュエータと、このラッチ駆動用アクチュエ
ータの作動で前記ドア駆動用アクチュエータに作動流体
を供給してこのドア駆動用アクチュエータを閉止駆動さ
せるバルブとを設ける。
【0007】
【作用】開放状態の自動ドアは、ロッドなどの損傷で落
下し始めても、自動ドアの下方に突出しているラッチに
支持されるので、下降閉止しない。一方、自動ドアを下
降閉止させる場合は、まず、ラッチ駆動用アクチュエー
タがラッチを退避させると共に、バルブを切り替える。
このバルブの切替えで、ドア駆動用アクチュエータに作
動流体が供給されて、自動ドアが下降する。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。この例はマシニングセンタの自動ドアに
適用したものである。
【0009】図1のように、マシニングセンタ1は、複
数種類の工具2を備えており、これらの工具2を交換し
ながら、主軸3でチャックしたワーク(図示せず)を加
工するものである。このマシニングセンタ1は、ガラス
4aを有する自動ドア4を、その前面に備えている。自動
ドア4は、エアシリンダからなる流体圧式のドア駆動用
アクチュエータ5によって、上下に昇降され、下降閉止
される。
【0010】自動ドア4の右側には、図2(a) に明示す
るように、ラッチ6が水平ピン7を中心に機体カバー8
を支持する支柱9に回動自在に取り付けてある。ラッチ
6は、図2(b) のように、開放状態の自動ドア4の下方
に突出して、自動ドア4の落下を防止するものである。
このラッチ4の突出端部には、回転自在なローラ6aが取
り付けてある。
【0011】支柱9には、エアシリンダからなる流体圧
式のラッチ駆動用アクチュエータ10がブラケット11を介
して取り付けてある。ラッチ駆動用アクチュエータ10
は、シリンダ本体12から突出させたロッド13の先端部に
クッション材14を備えている。このラッチ駆動用アクチ
ュエータ10は、図2(c) のように、そのロッド13を突出
させることにより、ラッチ6の非突出端部6bを下方に押
して、ラッチ6を若干回動させることで、ラッチ6のロ
ーラ6aを自動ドア4の下降経路Aから退避させるもので
ある。この退避状態において、ラッチ6の非突出端部6b
は、メカ式のバルブ15の切替スイッチ16を押圧する。
【0012】バルブ15は、つぎに説明するように、ラッ
チ駆動用アクチュエータ10の作動で、切替スイッチ16が
押圧されて、ドア駆動用アクチュエータ5(図1)に作
動流体を供給して、ドア駆動用アクチュエータ5を閉止
駆動させるものである。
【0013】図3は両アクチュエータ5,10へのエアの供
給経路を示す。この図において、エア源17は、3本の配
管18を介して、ソレノイドバルブ19に接続してある。ソ
レノイドバルブ19は、その2つのポート20, 21がラッチ
駆動用アクチュエータ10に接続してある。さらに、右側
のポート20は、流量調整弁22を介して、ドア駆動用アク
チュエータ5に接続してある。左側のポート21はメカ式
のバルブ15および流量調整弁23を介してドア駆動用アク
チュエータ5に接続してある。なお、24は逆止弁、25は
消音器である。
【0014】上記構成の動作を説明する。図1のよう
に、自動ドア4が閉止している状態においては、図3の
ソレノイドバルブ19が中間位置に保持され、両アクチュ
エータ5,10が収縮した状態に保たれる。この際、図2の
ラッチ6は、そのローラ6aが自動ドア4の側面4bに、も
たれるようにして接している。
【0015】自動ドア4を上昇させる際には、図3のソ
レノイドバルブ19を左側に移動させ、右側のポート20か
らドア駆動用アクチュエータ5に作動流体を供給して、
ドア駆動用アクチュエータ5のロッド5aを伸張させる。
これにより、自動ドア4は図2(a) の矢印で示すように
上昇する。この際、ラッチ6のローラ6aは自動ドア4の
側面4bに転がり接触する。
【0016】やがて、自動ドア4が完全に開放される
と、図2(b) のように、ラッチ6は自重により若干下降
回動して、その突出端部のローラ6aが自動ドア4の下方
に突出する。ここで、自動ドア4が開放した状態におい
て、作動流体の経路やドア駆動用アクチュエータ5 (図
1) が損傷して、自動ドア4が下降し始めても、ラッチ
6が自動ドア4の下方に突出しているので、自動ドア4
が落下するのを防止できる。
【0017】自動ドア4を下降閉止させるには、図3の
ソレノイドバルブ19を右側に移動させて、ラッチ駆動用
アクチュエータ10のロッド13を突出させる。この突出動
作により、図2(c) のように、ラッチ6は若干上昇回動
し、自動ドア4の下降経路Aから退避して、自動ドア4
の下降を可能にする。同時に、ラッチ6の非突出端部6b
がメカ式のバルブ15の切替スイッチ16を押圧して、図3
のバルブ15を右側に移動させる。このメカ式のバルブ15
の移動で、ソレノイドバルブ19の左側のポート21からメ
カ式のバルブ15および流量調整弁23内を通って、ドア駆
動用アクチュエータ5のシリンダ本体5bに作動流体が供
給される。これにより、ドア駆動用アクチュエータ5の
ロッド5aが収縮して、図2(c) のように、自動ドア4が
下降閉止する。
【0018】ここで、ドア駆動用アクチュエータ5 (図
1) は、ラッチ駆動用アクチュエータ10の作動により、
メカ式のバルブ15を介して、閉止駆動される。つまり、
図3のドア駆動用アクチュエータ5およびラッチ駆動用
アクチュエータ10は、1つのソレノイドバルブ19を制御
することにより連動して駆動する。したがって、ラッチ
駆動用アクチュエータ10を駆動するための制御機器を別
途必要とせず、制御系が簡素になる。また、図1の自動
ドア4が昇降して開閉するので、マシニングセンタ1の
間口が小さくなり、機械全体が小型になる。
【0019】なお、この実施例では、マシニングセンタ
1の自動ドア4に適用した例について説明したが、この
発明は、他の工作機械の自動ドアや、構造物などの自動
ドアについても適用できる。
【0020】また、前記実施例では、図3のドア駆動用
およびラッチ駆動用アクチュエータ5,10として、エアを
作動流体としたアクチュエータを用いたが、油圧などを
利用したアクチュエータであってもよい。さらに、両ア
クチュエータ5,10として、エアシリンダを用いたが、揺
動形アクチュエータを用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明の自動ドアの落下防止装置は、
開放状態の自動ドアの下方に突出して自動ドアの落下を
防止すると共に、自動ドアの下降経路から退避するラッ
チを設けたので、自動ドアの落下を防止でき、安全性が
向上する。また、ラッチ駆動用アクチュエータの作動で
ドア駆動用アクチュエータに作動流体を供給して、この
ドア駆動用アクチュエータを閉止駆動させるバルプを設
けたので、ラッチを作動させる制御機器を別途設ける必
要がなく、制御系が簡素になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用したマシニングセン
タの外観を示す斜視図である。
【図2】自動ドアおよびラッチの動作を示す断面図であ
る。
【図3】作動流体の回路図である。
【符号の説明】
4…自動ドア、5…ドア駆動用アクチュエータ、6…ラ
ッチ、6a…ローラ、10…ラッチ駆動用アクチュエータ、
15…バルブ、16…切替スイッチ、19…ソレノイドバル
ブ、A…下降経路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動ドアを下降閉止させる流体圧式のド
    ア駆動用アクチュエータと、開放状態の自動ドアの下方
    に突出して自動ドアの落下を防止するラッチと、このラ
    ッチを自動ドアの下降経路から退避させる流体圧式のラ
    ッチ駆動用アクチュエータと、このラッチ駆動用アクチ
    ュエータの作動で前記ドア駆動用アクチュエータに作動
    流体を供給してこのドア駆動用アクチュエータを閉止駆
    動させるバルブとを設けた自動ドアの落下防止装置。
JP3081475A 1991-03-20 1991-03-20 自動ドアの落下防止装置 Pending JPH0617572A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3081475A JPH0617572A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 自動ドアの落下防止装置

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JP3081475A JPH0617572A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 自動ドアの落下防止装置

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JPH0617572A true JPH0617572A (ja) 1994-01-25

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ID=13747432

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JP3081475A Pending JPH0617572A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 自動ドアの落下防止装置

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JP (1) JPH0617572A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102397881A (zh) * 2010-09-09 2012-04-04 宁波宝新不锈钢有限公司 用于轧机机架防护门的安全装置
JP2017007037A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 大見工業株式会社 切断機
CN113250557A (zh) * 2021-06-11 2021-08-13 中国舰船研究设计中心 防门板下落安全保护装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102397881A (zh) * 2010-09-09 2012-04-04 宁波宝新不锈钢有限公司 用于轧机机架防护门的安全装置
JP2017007037A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 大見工業株式会社 切断機
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