JPH06175066A - 映像提示装置用ヘルメットにおける頭部冷却方法および装置 - Google Patents
映像提示装置用ヘルメットにおける頭部冷却方法および装置Info
- Publication number
- JPH06175066A JPH06175066A JP4326951A JP32695192A JPH06175066A JP H06175066 A JPH06175066 A JP H06175066A JP 4326951 A JP4326951 A JP 4326951A JP 32695192 A JP32695192 A JP 32695192A JP H06175066 A JPH06175066 A JP H06175066A
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- JP
- Japan
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- helmet
- head
- head part
- video display
- vent path
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 映像提示装置用ヘルメット（１）の内部に通
風路（１１）を設け、この通風路（１１）に外気を通す
ことにより装着者の頭部および前記ヘルメットを冷却す
る頭部冷却方法および装置。遮光効果を上げるために
は、ヘルメットにおける外気給気口（６）の部分に遮光
手段を設ける。 【効果】 ヘルメットタイプの映像提示装置において、
頭部に通気を行うことで不快感がなくなり、快適に立体
視ができる。また、給気口に遮光板を入れることによ
り、光の進入がなくなり、映像に反射像が映らなくな
る。
風路（１１）を設け、この通風路（１１）に外気を通す
ことにより装着者の頭部および前記ヘルメットを冷却す
る頭部冷却方法および装置。遮光効果を上げるために
は、ヘルメットにおける外気給気口（６）の部分に遮光
手段を設ける。 【効果】 ヘルメットタイプの映像提示装置において、
頭部に通気を行うことで不快感がなくなり、快適に立体
視ができる。また、給気口に遮光板を入れることによ
り、光の進入がなくなり、映像に反射像が映らなくな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、人間が頭部に装着した
場合の頭部の換気を考慮した映像提示装置（テレイグジ
スタンス、立体視覚システムに使用）用ヘルメットにお
ける頭部冷却方法および装置に関する。
場合の頭部の換気を考慮した映像提示装置（テレイグジ
スタンス、立体視覚システムに使用）用ヘルメットにお
ける頭部冷却方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】遠隔地にあるロボットの状況を臨場感を
もってオペレータに示すテレイグジスタンスシステム用
の左右の目に２つの映像を提示する立体視覚システム等
においては、オペレータは、映像提示装置用ヘルメット
を頭部に装着して操作や体験を行う。このようなヘルメ
ットは、頭部に長時間装着することが多く、装着中にヘ
ルメットの内部温度が上昇して不快感を催し、また発汗
によりヘルメット内部のレンズ等の光学要素の表面が曇
るという問題がある。
もってオペレータに示すテレイグジスタンスシステム用
の左右の目に２つの映像を提示する立体視覚システム等
においては、オペレータは、映像提示装置用ヘルメット
を頭部に装着して操作や体験を行う。このようなヘルメ
ットは、頭部に長時間装着することが多く、装着中にヘ
ルメットの内部温度が上昇して不快感を催し、また発汗
によりヘルメット内部のレンズ等の光学要素の表面が曇
るという問題がある。
【０００３】従来は図５に示すように、内部に緩衝材３
７を設けたヘルメット３１の前面に映像提示装置３２を
左右に配置し、左右のレンズ３５により立体視する装置
で、冷却ファン３６は装置内部の熱を撹拌し、また熱気
で左右レンズ３５の曇りを防止する役目をもっていた。
７を設けたヘルメット３１の前面に映像提示装置３２を
左右に配置し、左右のレンズ３５により立体視する装置
で、冷却ファン３６は装置内部の熱を撹拌し、また熱気
で左右レンズ３５の曇りを防止する役目をもっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図５に示す
従来のヘルメット３１では、冷却ファン３６の役目とし
ては、内部撹拌及びレンズ３５の曇り防止であり、ヘル
メット型の提示装置にあっては、頭部への通気がなく、
頭部が蒸れるという問題があった。本発明が解決すべき
課題は、光学要素の曇りだけでなく、頭部の冷却も行う
ことにある。
従来のヘルメット３１では、冷却ファン３６の役目とし
ては、内部撹拌及びレンズ３５の曇り防止であり、ヘル
メット型の提示装置にあっては、頭部への通気がなく、
頭部が蒸れるという問題があった。本発明が解決すべき
課題は、光学要素の曇りだけでなく、頭部の冷却も行う
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の頭部冷却方法は、映像提示装置用ヘルメッ
トの内部に通風路を設け、この通風路に外気を通すこと
により装着者の頭部および前記ヘルメットを冷却するよ
うにしたものである。また、本発明の頭部冷却装置は、
ヘルメットの内周に、冷却手段からの冷気を頭部に送る
通風路を形成したものである。さらに、ヘルメットにお
ける外気給気口部分に遮光手段を設けたものとすること
ができる。
め、本発明の頭部冷却方法は、映像提示装置用ヘルメッ
トの内部に通風路を設け、この通風路に外気を通すこと
により装着者の頭部および前記ヘルメットを冷却するよ
うにしたものである。また、本発明の頭部冷却装置は、
ヘルメットの内周に、冷却手段からの冷気を頭部に送る
通風路を形成したものである。さらに、ヘルメットにお
ける外気給気口部分に遮光手段を設けたものとすること
ができる。
【０００６】
【作用】上記手段により、光学系の曇り防止と同時に、
頭部の冷却がなされる。また、遮光手段は、給気口部分
からの光の入射を防止する。
頭部の冷却がなされる。また、遮光手段は、給気口部分
からの光の入射を防止する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照しな
がら具体的に説明する。図１は本発明の具体的実施例を
示すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図である。
同図中１はヘルメット、２は冷却ファン、３は映像表示
装置、４はレンズ、５は遮光板、６は給気口、７は底
鏡、８は上鏡、９は頭部、１１は通風路である。この実
施例では、左右２つの映像表示装置（ディスプレイ）３
の映像を上鏡８及び底鏡７で反射させ、立体視レンズ４
に映像を送り込む視覚システムにおいて、給気口６より
外気を吸い込み、冷却ファン２により、装置内部の熱を
図１の矢印で示すようにヘルメット１の頭部に隙間を持
たせた通風路１１より外部へ熱を放出する。また、この
通風路１１は、頭部９の熱による蒸れを防止する役目を
持っている。
がら具体的に説明する。図１は本発明の具体的実施例を
示すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図である。
同図中１はヘルメット、２は冷却ファン、３は映像表示
装置、４はレンズ、５は遮光板、６は給気口、７は底
鏡、８は上鏡、９は頭部、１１は通風路である。この実
施例では、左右２つの映像表示装置（ディスプレイ）３
の映像を上鏡８及び底鏡７で反射させ、立体視レンズ４
に映像を送り込む視覚システムにおいて、給気口６より
外気を吸い込み、冷却ファン２により、装置内部の熱を
図１の矢印で示すようにヘルメット１の頭部に隙間を持
たせた通風路１１より外部へ熱を放出する。また、この
通風路１１は、頭部９の熱による蒸れを防止する役目を
持っている。
【０００８】また、給気口６には、図２（（ａ）は平面
図、（ｂ）は側面図）で示すような光の遮光板５を備え
ている。これは、映像表示装置３、上鏡８、底鏡７及び
レンズ４に給気口６から入射する光が当り、映像が見に
くくならないようにするためのものである。図２中１０
は給気口６に設けたメッシュの細かい網である。
図、（ｂ）は側面図）で示すような光の遮光板５を備え
ている。これは、映像表示装置３、上鏡８、底鏡７及び
レンズ４に給気口６から入射する光が当り、映像が見に
くくならないようにするためのものである。図２中１０
は給気口６に設けたメッシュの細かい網である。
【０００９】光の遮光の他の例として、図３，図４に示
すものがある。図３は暗幕２１等の通気性を持つ繊維を
示すもので、光は遮断するが、通気は行うもの、図４は
遮光板２２により光の光路を曲げて直接入射光を無く
し、また光路の壁での反射回数を多くすることで光を減
衰させる方法を示している。
すものがある。図３は暗幕２１等の通気性を持つ繊維を
示すもので、光は遮断するが、通気は行うもの、図４は
遮光板２２により光の光路を曲げて直接入射光を無く
し、また光路の壁での反射回数を多くすることで光を減
衰させる方法を示している。
【００１０】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
ヘルメットタイプの映像提示装置において、頭部に通気
を行うことで不快感がなくなり、快適に立体視ができ
る。また、給気口に遮光板を入れることにより、光の進
入がなくなり、映像に反射像が映らなくなる。
ヘルメットタイプの映像提示装置において、頭部に通気
を行うことで不快感がなくなり、快適に立体視ができ
る。また、給気口に遮光板を入れることにより、光の進
入がなくなり、映像に反射像が映らなくなる。
【図１】 本発明による内容を示す平面図及び側面図で
ある。
ある。
【図２】 給気口及び遮光板の平面図及び側面図であ
る。
る。
【図３】 遮光の他の例を示す断面図である。
【図４】 遮光のさらに他の例を示す断面図である。
【図５】 従来例の縦断側面図及び正面図である。
１ ヘルメット、２ 冷却ファン、３ 映像表示装置、
４ 立体視レンズ、５遮光板、６ 給気口、７ 底鏡、
８ 上鏡、９ 頭部、１０ 網、１１ 通風路、２１
暗幕、２２ 遮光板
４ 立体視レンズ、５遮光板、６ 給気口、７ 底鏡、
８ 上鏡、９ 頭部、１０ 網、１１ 通風路、２１
暗幕、２２ 遮光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 治 千葉県君津市君津１番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)発明者 大川 明宏 千葉県君津市君津１番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内
Claims (3)
- 【請求項１】 映像提示装置用ヘルメットの内部に通風
路を設け、この通風路に外気を通すことにより装着者の
頭部および前記ヘルメットを冷却することを特徴とする
映像提示装置用ヘルメットにおける頭部冷却方法。 - 【請求項２】 映像提示装置用ヘルメットの内周に、冷
却手段からの冷気を頭部に送る通風路を形成したことを
特徴とする映像提示用ヘルメットにおける頭部冷却装
置。 - 【請求項３】 ヘルメットにおける外気給気口部分に遮
光手段を設けたことを特徴とする請求項２記載の映像提
示装置用ヘルメットにおける頭部冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4326951A JPH06175066A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 映像提示装置用ヘルメットにおける頭部冷却方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4326951A JPH06175066A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 映像提示装置用ヘルメットにおける頭部冷却方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06175066A true JPH06175066A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18193603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4326951A Withdrawn JPH06175066A (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 映像提示装置用ヘルメットにおける頭部冷却方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06175066A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2944416A1 (fr) * | 2009-04-17 | 2010-10-22 | Thales Sa | Casque comportant un dispositif de refroidissement |
| US7898502B2 (en) | 2006-01-30 | 2011-03-01 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Image display apparatus and head-mounted display |
| KR20160105228A (ko) * | 2015-02-27 | 2016-09-06 | 삼성전자주식회사 | 방열 장치를 구비한 전자 장치 및 이의 제어 방법 |
| JP2017017565A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | フォーブ インコーポレーテッド | ヘッドマウントディスプレイ |
| JP2017022657A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 株式会社リコー | 換気装置、ヘッドマウントディスプレイ |
| EP3220188A3 (en) * | 2016-02-26 | 2018-01-03 | HTC Corporation | Head mounted electronic device and head mounted electronic device cushion |
| JP2019062250A (ja) * | 2017-09-22 | 2019-04-18 | 株式会社クラレ | ヘッドマウントディスプレイ用筐体及び遮蔽型ヘッドマウントディスプレイ |
| JP2020508621A (ja) * | 2017-02-27 | 2020-03-19 | アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドＡｌｉｂａｂａ Ｇｒｏｕｐ Ｈｏｌｄｉｎｇ Ｌｉｍｉｔｅｄ | バーチャル・リアリティー・ヘッドマウント装置 |
| JP2020529622A (ja) * | 2017-07-28 | 2020-10-08 | マジック リープ， インコーポレイテッドＭａｇｉｃ Ｌｅａｐ，Ｉｎｃ． | 画像を表示するためのファンアセンブリ |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP4326951A patent/JPH06175066A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7898502B2 (en) | 2006-01-30 | 2011-03-01 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Image display apparatus and head-mounted display |
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| US11016293B2 (en) | 2017-02-27 | 2021-05-25 | Advanced New Technologies Co., Ltd. | Virtual reality head-mounted apparatus |
| JP2022022421A (ja) * | 2017-02-27 | 2022-02-03 | アドバンスド ニュー テクノロジーズ カンパニー リミテッド | バーチャル・リアリティー・ヘッドマウント装置 |
| JP2020529622A (ja) * | 2017-07-28 | 2020-10-08 | マジック リープ， インコーポレイテッドＭａｇｉｃ Ｌｅａｐ，Ｉｎｃ． | 画像を表示するためのファンアセンブリ |
| JP2019062250A (ja) * | 2017-09-22 | 2019-04-18 | 株式会社クラレ | ヘッドマウントディスプレイ用筐体及び遮蔽型ヘッドマウントディスプレイ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |