JPH0617483A - 複合梁 - Google Patents
複合梁Info
- Publication number
- JPH0617483A JPH0617483A JP17681892A JP17681892A JPH0617483A JP H0617483 A JPH0617483 A JP H0617483A JP 17681892 A JP17681892 A JP 17681892A JP 17681892 A JP17681892 A JP 17681892A JP H0617483 A JPH0617483 A JP H0617483A
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- JP
- Japan
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- steel plate
- bar
- composite
- column
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工が簡略化され、耐火性能と構造性能が向
上された鋼板を利用した複合梁を提供する。 【構成】 外面に耐火被覆２が施され、内面にリブ３が
固着されたＵ型鋼板１よりなる型枠兼用の構造材内に、
コンクリート７を充填した複合構造の梁において、柱Ａ
との接合端部に、前記鋼板１と所要の重ね長さＬを設け
て梁下端筋４を配筋し、床スラブＳと接合する梁上部に
せん断補強用かんざし筋６を配筋した。
上された鋼板を利用した複合梁を提供する。 【構成】 外面に耐火被覆２が施され、内面にリブ３が
固着されたＵ型鋼板１よりなる型枠兼用の構造材内に、
コンクリート７を充填した複合構造の梁において、柱Ａ
との接合端部に、前記鋼板１と所要の重ね長さＬを設け
て梁下端筋４を配筋し、床スラブＳと接合する梁上部に
せん断補強用かんざし筋６を配筋した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鋼板を型枠兼用構造材と
して利用した複合梁に係るものである。
して利用した複合梁に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来鋼板を利用した複合構造のコンクリ
ート梁が提案されているが、鋼板内に上下梁主筋と肋筋
が配筋され、コンクリートが充填されている。
ート梁が提案されているが、鋼板内に上下梁主筋と肋筋
が配筋され、コンクリートが充填されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記梁は
耐火性及び構造性能の点に問題があり、また配筋に多大
の手間を要した。本発明は前記従来技術の有する問題点
に鑑みて提案されたもので、その目的とする処は施工が
簡略化され、耐火性能と構造性能が向上された複合梁を
提供する点にある。
耐火性及び構造性能の点に問題があり、また配筋に多大
の手間を要した。本発明は前記従来技術の有する問題点
に鑑みて提案されたもので、その目的とする処は施工が
簡略化され、耐火性能と構造性能が向上された複合梁を
提供する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る複合梁は、外面に耐火被覆が施され、
内面にリブが固着されたＵ型鋼板よりなる型枠兼用の構
造材内に、コンクリートを充填して構成された梁におけ
る柱と接合する梁端部に、前記鋼板と所要の重ね長さを
設けて梁下端筋が配設されるとともに、床スラブと接合
する梁上部にせん断補強用かんざし筋が配設されたもの
である。
め、本発明に係る複合梁は、外面に耐火被覆が施され、
内面にリブが固着されたＵ型鋼板よりなる型枠兼用の構
造材内に、コンクリートを充填して構成された梁におけ
る柱と接合する梁端部に、前記鋼板と所要の重ね長さを
設けて梁下端筋が配設されるとともに、床スラブと接合
する梁上部にせん断補強用かんざし筋が配設されたもの
である。
【０００５】
【作用】本発明に係る複合梁は前記したように、型枠を
兼用するＵ型鋼板の外面に耐火被覆が設けられたことに
よって耐火性能が付与され、また鋼板内面にリブが設け
られたことによって鋼板、ひいては複合梁の強度剛性が
増大される。また柱と接合する梁の端部において鋼板と
所要の重ね長さを設けて梁下端筋が設けられ、床スラブ
と接合する梁上部にせん断補強用かんざし筋が配設され
たことによって梁と柱、及びスラブとの接合部の構造性
能が向上され、配筋作業も簡略化される。
兼用するＵ型鋼板の外面に耐火被覆が設けられたことに
よって耐火性能が付与され、また鋼板内面にリブが設け
られたことによって鋼板、ひいては複合梁の強度剛性が
増大される。また柱と接合する梁の端部において鋼板と
所要の重ね長さを設けて梁下端筋が設けられ、床スラブ
と接合する梁上部にせん断補強用かんざし筋が配設され
たことによって梁と柱、及びスラブとの接合部の構造性
能が向上され、配筋作業も簡略化される。
【０００６】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。１は型枠を兼用するＵ型鋼板で曲げ、せん断に抵抗
する構造材を構成し、外面に耐火被覆２が層着され、内
面に鉄筋，フラットバー，アングル材等より構成された
リブ３が固着されている。
る。１は型枠を兼用するＵ型鋼板で曲げ、せん断に抵抗
する構造材を構成し、外面に耐火被覆２が層着され、内
面に鉄筋，フラットバー，アングル材等より構成された
リブ３が固着されている。
【０００７】前記鋼板１の柱Ａと接合する端部には、前
記鋼板１と所要の重ね長Ｌを設けて梁下端筋４が配筋さ
れている。図中４′は必要に応じて梁の全長に亘って配
筋される下端主筋である。５は上端主筋で、同上端主筋
５及び梁下端筋４の端部折曲部が柱Ａ内に定着されてい
る。図１は柱Ａが現場打ちコンクリートより構成された
場合を示す。
記鋼板１と所要の重ね長Ｌを設けて梁下端筋４が配筋さ
れている。図中４′は必要に応じて梁の全長に亘って配
筋される下端主筋である。５は上端主筋で、同上端主筋
５及び梁下端筋４の端部折曲部が柱Ａ内に定着されてい
る。図１は柱Ａが現場打ちコンクリートより構成された
場合を示す。
【０００８】更に床スラブＳと接合する梁上部にはせん
断補強筋用かんざし筋６が配筋され、前記鋼板１内にコ
ンクリート７を打設して複合梁Ｂを構成する。（図１及
び図２参照） 図３及び図４は鋼板利用の複合梁をＰＣ化して、同ＰＣ
梁とＰＣ柱とを接合した場合を示す。図中８はオムニア
板９は現場打ちコンクリートを示す。
断補強筋用かんざし筋６が配筋され、前記鋼板１内にコ
ンクリート７を打設して複合梁Ｂを構成する。（図１及
び図２参照） 図３及び図４は鋼板利用の複合梁をＰＣ化して、同ＰＣ
梁とＰＣ柱とを接合した場合を示す。図中８はオムニア
板９は現場打ちコンクリートを示す。
【０００９】なお図中、前記実施例と均等部分には同一
符号が附されている。
符号が附されている。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば前記したようにＵ型鋼板
を型枠兼用の構造材として利用した複合構造の梁を構成
したことにより、施工が著しく簡略化され柱と接合する
梁端部においては鋼板と所要の重ね長さを設けて梁下端
筋を配筋し、床スラブと接合する梁上部にせん断補強用
かんざし筋を配設することにより、梁と柱、床スラブを
剛強に接合しうるものである。
を型枠兼用の構造材として利用した複合構造の梁を構成
したことにより、施工が著しく簡略化され柱と接合する
梁端部においては鋼板と所要の重ね長さを設けて梁下端
筋を配筋し、床スラブと接合する梁上部にせん断補強用
かんざし筋を配設することにより、梁と柱、床スラブを
剛強に接合しうるものである。
【００１１】更に前記鋼板内面にリブを設けたことによ
り、構造特性を改善しうるものである。更に前記鋼板の
外面に耐火被覆を施したことによって、複合梁の耐火性
能を向上しうるものである。
り、構造特性を改善しうるものである。更に前記鋼板の
外面に耐火被覆を施したことによって、複合梁の耐火性
能を向上しうるものである。
【図１】本発明に係る複合梁の一実施例の柱との接合部
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図２】図１の縦断側面図である。
【図３】本発明に係る複合梁の他の実施例の柱との接合
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
【図４】図３の縦断側面図である。
【図５】型枠兼用Ｕ型鋼板構造材の斜視図である。
Ａ 柱 Ｂ 梁 Ｓ 床スラブ １ Ｕ型鋼板 ２ 耐火被覆 ３ リブ ４ 梁下端筋 ５ 上端主筋 ６ せん断補強用かんざし筋 ７ コンクリート ８ オムニア板 ９ 現場打ちコンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 勝利 東京都新宿区西新宿一丁目25番１号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 松本 修一 東京都新宿区西新宿一丁目25番１号 大成 建設株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 外面に耐火被覆が施され、内面にリブが
固着されたＵ型鋼板よりなる型枠兼用の構造材内に、コ
ンクリートを充填して構成された梁における柱と接合す
る梁端部に、前記鋼板と所要の重ね長さを設けて梁下端
筋が配設されるとともに、床スラブと接合する梁上部に
せん断補強用かんざし筋が配設されてなることを特徴と
する複合梁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17681892A JPH0617483A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 複合梁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17681892A JPH0617483A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 複合梁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617483A true JPH0617483A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16020385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17681892A Pending JPH0617483A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 複合梁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617483A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102995746A (zh) * | 2012-11-21 | 2013-03-27 | 广州建筑股份有限公司 | U型外包钢再生混合梁再生混合组合楼板梁板节点及其施工方法 |
| GB2543513A (en) * | 2015-10-20 | 2017-04-26 | Bryden Wood Tech Ltd | Building system |
| CN108487462A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-09-04 | 詹焕辉 | 一种混凝土框架节点内钢筋的（抗震）锚固方法 |
| US11459755B2 (en) * | 2019-07-16 | 2022-10-04 | Invent To Build Inc. | Concrete fillable steel joist |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP17681892A patent/JPH0617483A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102995746A (zh) * | 2012-11-21 | 2013-03-27 | 广州建筑股份有限公司 | U型外包钢再生混合梁再生混合组合楼板梁板节点及其施工方法 |
| CN102995746B (zh) * | 2012-11-21 | 2014-12-03 | 广州建筑股份有限公司 | U型外包钢再生混合梁再生混合组合楼板梁板节点及其施工方法 |
| GB2543513A (en) * | 2015-10-20 | 2017-04-26 | Bryden Wood Tech Ltd | Building system |
| CN108487462A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-09-04 | 詹焕辉 | 一种混凝土框架节点内钢筋的（抗震）锚固方法 |
| US11459755B2 (en) * | 2019-07-16 | 2022-10-04 | Invent To Build Inc. | Concrete fillable steel joist |
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