JPH061744Y2 - パチンコ機の施錠装置 - Google Patents

パチンコ機の施錠装置

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JPH061744Y2
JPH061744Y2 JP8165488U JP8165488U JPH061744Y2 JP H061744 Y2 JPH061744 Y2 JP H061744Y2 JP 8165488 U JP8165488 U JP 8165488U JP 8165488 U JP8165488 U JP 8165488U JP H061744 Y2 JPH061744 Y2 JP H061744Y2
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JP
Japan
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moving piece
base frame
guide
locking device
pachinko machine
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JP8165488U
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JPH023785U (ja
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佳昭 柳川
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Alpha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パチンコ機の表面のガラス枠及び前面枠の施
錠装置の改良に係るものであり、詳しくはシリンダ錠の
施錠及び解錠操作で基枠内を摺動する移動片を一体構造
とすることを可能とした施錠装置に関するものである。
〔従来の技術〕
パチンコ機に取り付けられた施錠装置の一例を第4図の
横断面図に示す。
同図において、パチンコ機の側壁Aの一側に前面枠Bの
一側がヒンジCにより連結され、前面枠Bの一側にはガ
ラス枠Dの一側がヒンジEにより連結される。
前面枠Bにはパチンコ機の主要部である基盤Fが一体的
に着設される。
側壁A及びガラス枠Dの他側にはそれぞれパチンコ機の
内部に突出する係止部材1,2が設けられ、前面枠Bの
他側には係止部材1及び2に係脱する施錠装置が設けら
れる。
第5図は施錠装置の正面図、第6図は第5図のXX断面
図、第7図は施錠装置の平面図を示す。
同図において、基枠3は前面枠Bの裏面に着設される下
壁3aと、下壁3aに対して略直角を成す中央壁3b
と、中央壁3bの端部より略直角に屈曲して延設される
上壁3cとより構成される。
下壁3aには長手方向の複数個所にプレス加工により上
壁3cに向けて突出する案内突起4が設けられ、上壁3
cにはプレス下加工より下壁3aに向けて突出する案内
突起5が設けられ、中央壁3bと案内突起4,5との間
に構成される摺動路6(第6図参照)内に中央壁3bの
壁面に摺動可能な第1移動片7と案内突起4,5の側面
に摺動可能な第2移動片8とが挿入される。
第2移動片8は基枠3と略同じ長さを有し、両端に設け
られる爪9が上壁3cに設けられた案内溝10に挿入さ
れる。
前面枠Bを貫通するシリンダ錠11は、外周面に固定金
具12が固着され、固定金具12に設けられた長穴13
に下壁3aのねじ孔に螺合する小ねじ14が挿入されて
シリンダ錠11が下壁3aに止着される。
シリンダ錠11は、差し込まれたキー15によって回転
するロータ16を有し、ロータ16の端部に回転板17
が固着される。
回転板17には、下方に突出するピン状の第1係合部1
8と、上方に突出するピン状の第2係合部19とが設け
られ、キー15を矢印J方向に回動したときに同方向に
回動する第1係合部が第1移動片7の左側面である被係
合部(図示しない)を押動して第1移動片7が矢印H方
向に移動する。
キー15を矢印K方向に回動したときには、同方向に回
動する第2係合部19が第2移動片8に屈曲して設けら
れた被係合部20を押動し、第2移動片8が矢印G方向
に移動するようになっている。
第1移動片7は右端部にばね支持部21が設けられ、下
壁3aに切り起して設けられたばね支持部22とばね支
持部21とにばね23が張架され、第1移動片7は矢印
G方向に付勢されて、第1移動片7に設けられた爪24
が係止部材2に係合した状態に保たれる。
第2移動片8に設けられたばね支持部25と下壁3aに
設けられたばね支持部26にばね27が張架された第2
移動片8は矢印H方向に付勢され、第1移動片8の両端
に設けられた爪9が係止部材1に係合した状態に保たれ
る。
以上のように構成された施錠装置は、キー15を矢印J
方向に廻すことにより第1係合部18が第1移動片7を
ばね23に抗して矢印H方向に移動し、爪24が二点鎖
線で示す位置24′に移動して係止部材2より離隔して
ガラス枠Dが解錠する。
キー15を矢印K方向に廻したときは、第2係合部19
が第2移動片8を押動し、第2移動片8がばね27に抗
して矢印G方向に移動して爪9が係止部材1より離隔
し、前面枠Bが解錠する。
以上のように、前面枠Bの裏面に設けられた施錠装置
は、シリンダ錠11に差し込んだキー15を時計方向或
いは反時計方向に回動することにより2種類の施解錠を
行うことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第2移動片8は案内突起4,5に沿って摺動し且つ爪9
が案内溝10内を摺動する構造であるために、一体構造
として基枠3に取付けることができない。
そこで、爪9を有する両端部8a,8bと中央部8cの
3部品に分割され、中央部8cを摺動路6に挿入した後
に、案内溝10に爪9を挿入した両端部8a,8bを中
央部8cに重ね、基枠3の中央壁3bに設けられた長孔
28に挿入されるピン29で両端部8a及び8bと中央
部8cとを連結していた。
然し、三分割された両端部8a,8bと中央部8cとを
基枠3に挿入した後に一体的に連結する組付作業は面倒
であり、両端部8a,8bがピン29を支点として動揺
し易い欠点があるため、分割されない一体構造の第2移
動片8を基枠3に摺動可能に挿入することが望まれてい
た。
本考案は、かかる課題を解決するために成されたもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、パチンコ機の前面枠の裏面に着設された基枠
内に移動片が摺動可能に設けられ、基枠の上壁に設けら
れた一方に開口を有する案内溝に上記移動片が摺動可能
に設けられる施錠装置のおいて、上記移動片を一枚板よ
り形成し、上記移動片の爪を上記案内溝の開口に接近し
て上記移動片を上記基枠に重ねたときに上記移動片にお
いて上記案内突起に相対する位置に上記案内突起を収容
する切欠凹部を設けた。
〔作用〕
上記のように構成された施錠装置の移動片の爪を案内溝
の開口に接近させて移動片を基枠に重ねると、案内突起
に重なる切欠凹部が案内突起を収容するので、移動片は
案内突起と干渉することなく基枠の内部に入る。
次に、移動片を基枠に沿って移動して爪を案内溝内に入
れると、切欠凹部が案内突起より離れるので移動片は案
内突起と基枠の中央壁の間に摺動可能に組付けられる。
施錠装置の施錠及び解錠操作に伴う移動片の移動範囲
を、切欠凹部と案内突起が重ならない範囲に制限すれ
ば、移動片は常に案内突起に摺動案内される。
かくして、一枚板より形成された移動片が容易に基枠に
組付られる。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
第1図は施錠装置の要部斜視図を示し、第2図は施錠装
置の正面図、第3図は移動片の組付要領説明用の要部斜
視図である。
同図において、基枠3が下壁3a、中央壁3b及び上壁
3cとによって構成され、下壁3a及び上壁3cにそれ
ぞれ案内突起4,5が設けられ、案内突起4,5と中央
壁3bとの間に第1移動片7及び第2移動片8が摺動可
能に挿入されることは従来例と同様である。
又、第1移動片7がばね23によりG方向に付勢され、
キー15の矢印J方向の回動により第1係合部18に押
されて矢印H方向に移動して爪24と係止部材2との係
合が解除され、第2移動片8がばね27によりH方向に
付勢され、キー15の矢印K方向の回動により第2係合
部19に押されて矢印G方向に移動して爪9と係止部材
1との係合が解除される解錠動作も従来例と同様であ
る。
然し、本考案の第2移動片8は一枚の板より形成され、
第3図の矢印Fに示すように、爪9と案内溝10の開口
10aに接近して第2移動片8を基枠3に重ねたとき
に、第2移動片8における案内突起4に相対する位置に
案内突起4を収容する大きさの切欠凹部30が設けら
れ、案内突起5に相対する位置に案内突起4が収容する
大きさの切欠凹部31が設けられる。
第1移動片7は長さが短かいため案内突起4に当たるこ
とはなく、又、案内突起5に干渉しない形状をしてい
る。
従って、第1移動片7及び第2移動片8を矢印F方向に
移動して案内突起4,5と中央壁3bとの間に挿入する
ことができる。
次に、第2移動片8を矢印G方向に移動して、爪9を案
内溝10内に挿入すると、切欠凹部30、及び31はそ
れぞれ案内突起4及び5より離隔し、第2移動片8は案
内突起4及び5により矢印Fと反対方向の移動が阻止さ
れる。
第2移動片8には、中央壁3bの長孔29に挿入される
ピン29が固着され、第2移動片8の移動範囲は、切欠
凹部30及び31がそれぞれ案内突起4及び5に重なら
ない範囲に限定される。
以上のようにして、第2移動片8は一枚板のまま基枠3
に摺動可能に挿入することができるようになった。
〔考案の効果〕
従来の第2移動片は3分割され、基枠に挿入した後にピ
ンによって連結されていたので第2移動片を基枠に組付
けるには第2移動片の各分割片を基枠内に位置決めした
後にピン結合する手間が必要であり、組付作業が面倒で
あり且つ作業時間が長くなる欠点があったが、本考案で
は第2移動片を一体構造のまま基枠に簡単に組付けるこ
とができるようになった。
又、従来のピン結合されていた第2移動片はピンを支点
として動揺するので摺動動作が不円滑であり、耐久性に
乏しい欠点があったが、本考案の第2移動片は動作が円
滑性であり且つ強度に優れている利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、 第1図は施錠装置の要部斜視図、 第2図は施錠装置の正面図、 第3図は移動片の組付を説明するための要部斜視図、 第4図はパチンコ機の横断面略図、 第5図は従来例における施錠装置の正面図、 第6図は第5図のXX断面図、 第7図は第5図の平面図である。 1,2…係止部材、3…基枠、3a…下壁、3b…中央
壁、3c…上壁、4,5…案内突起、7…第1移動片、
8…第2移動片、9…爪、10…案内溝、11…シリン
ダ錠、15…キー、17…回転板、18…第1係合部、
19…第2係合部、23,27…ばね、30,31…切
欠凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機の前面枠の裏面に、中央壁の両
    端より略直角に屈曲された上壁及び下壁を有する基枠を
    着設し、上記上壁及び下壁に案内突起を設け、該案内突
    起と上記中央壁との間に移動片を摺動可能に挿入し、上
    記上壁に一方に開口を有する案内溝を設け、該案内溝に
    上記移動片に設けられた爪を挿入し、上記基枠に固着さ
    れたシリンダ錠に回転板を設け、該回転板に設けた係合
    部を上記移動片に係合し、シリンダ錠の解錠操作により
    上記移動片が基枠内を移動して上記爪がパチンコ機の係
    止部材との係合を解錠する施錠装置において、上記移動
    片を一枚板より形成し、上記移動片の爪を上記案内溝の
    開口に接近して上記移動片を上記基枠に重ねたときに上
    記移動片における上記案内突起に相対する位置に上記案
    内突起を収容する切欠凹部を設けたことを特徴とするパ
    チンコ機の施錠装置。
JP8165488U 1988-06-22 1988-06-22 パチンコ機の施錠装置 Expired - Lifetime JPH061744Y2 (ja)

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JP8165488U JPH061744Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22 パチンコ機の施錠装置

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JPH023785U JPH023785U (ja) 1990-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2543728Y2 (ja) * 1990-09-10 1997-08-13 水澤化学工業株式会社 横軸回転ミル用無漏洩自在型供給機

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JPH023785U (ja) 1990-01-11

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