JPH061741Y2 - パチンコ機機枠 - Google Patents
パチンコ機機枠Info
- Publication number
- JPH061741Y2 JPH061741Y2 JP11236588U JP11236588U JPH061741Y2 JP H061741 Y2 JPH061741 Y2 JP H061741Y2 JP 11236588 U JP11236588 U JP 11236588U JP 11236588 U JP11236588 U JP 11236588U JP H061741 Y2 JPH061741 Y2 JP H061741Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner frame
- resin
- pachinko machine
- hardness
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はパチンコ機機枠に関し、詳しくは樹脂等の合成
樹脂で成形して外枠に扉状の開閉を可能にして軸支する
ＡＢＳ樹脂等の樹脂材料で成形した内枠の表面に微細な
疵を生じたり汚れが付着するのを防ぐため、硬度の高い
樹脂ハードコート被膜を施し、汚れが付着したときでも
容易に清掃できるようにするものである。
樹脂で成形して外枠に扉状の開閉を可能にして軸支する
ＡＢＳ樹脂等の樹脂材料で成形した内枠の表面に微細な
疵を生じたり汚れが付着するのを防ぐため、硬度の高い
樹脂ハードコート被膜を施し、汚れが付着したときでも
容易に清掃できるようにするものである。
（従来の技術） パチンコ機機枠、特に外枠に扉状に軸支する内枠は従来
厚さ１８mm〜２０mm程度の合板によって製作し、前面に
硬度の高い合成樹脂飾り板を貼り重ねているが、製作単
価が低い合成樹脂成形体が着目されるようになった。然
るに内枠はガラス枠を開閉自由に螺着すると共に、下方
部分に打玉打撃用のハンドル部材、玉受皿等を取付け、
必要なとき遊技場の従業者がしばしば開閉しなければな
らないので、遊技客、従業者が手を触れる機会が多い。
然るにこれを合成樹脂で成形するには硬度が低いＡＢＳ
樹脂等の樹脂材料を使用しなければならないから、運
搬、据付とか据付中の開閉、触手等により微細な疵を生
じたり、汚れが付着することが多くなるため、これを防
止する何等かの対策が必要である。
厚さ１８mm〜２０mm程度の合板によって製作し、前面に
硬度の高い合成樹脂飾り板を貼り重ねているが、製作単
価が低い合成樹脂成形体が着目されるようになった。然
るに内枠はガラス枠を開閉自由に螺着すると共に、下方
部分に打玉打撃用のハンドル部材、玉受皿等を取付け、
必要なとき遊技場の従業者がしばしば開閉しなければな
らないので、遊技客、従業者が手を触れる機会が多い。
然るにこれを合成樹脂で成形するには硬度が低いＡＢＳ
樹脂等の樹脂材料を使用しなければならないから、運
搬、据付とか据付中の開閉、触手等により微細な疵を生
じたり、汚れが付着することが多くなるため、これを防
止する何等かの対策が必要である。
（考案が解決しようとする問題点・本考案の目的） 本考案はパチンコ機枠の内枠を、製作単価が低く、かつ
量産が可能な合成樹脂によって製作するものにおいて表
面硬度が低いことから生ずる欠点を除くことを解決しよ
うとすることを問題点とし、考案の目的とするものであ
る。
量産が可能な合成樹脂によって製作するものにおいて表
面硬度が低いことから生ずる欠点を除くことを解決しよ
うとすることを問題点とし、考案の目的とするものであ
る。
（問題点を解決するための手段） 本考案は前記した目的に合致するものであって、具体的
には外枠に扉状に取付ける内枠を合成樹脂により成形
し、その内枠の表面に鉛筆硬度に換算して３〜７Ｈ程度
の硬さの樹脂ハードコート被膜を施してなることを特徴
とするパチンコ機機枠に係り、ハードコート被膜の形成
によりパチンコ機械枠の美観を保持することもできるも
のである。
には外枠に扉状に取付ける内枠を合成樹脂により成形
し、その内枠の表面に鉛筆硬度に換算して３〜７Ｈ程度
の硬さの樹脂ハードコート被膜を施してなることを特徴
とするパチンコ機機枠に係り、ハードコート被膜の形成
によりパチンコ機械枠の美観を保持することもできるも
のである。
本考案の好適な実施例を次に説明する。
（実施例） 第１図はＡＢＳ等の合成樹脂で成形したパチンコ機枠の
内枠１を例示するもので、内枠本体２と、前面板３とか
らなり、内枠本体２の前面に前面板３を接着剤などで第
２図のように取付けて１体とし、これにより内枠１を構
成する。
内枠１を例示するもので、内枠本体２と、前面板３とか
らなり、内枠本体２の前面に前面板３を接着剤などで第
２図のように取付けて１体とし、これにより内枠１を構
成する。
内枠１はガラス枠（図示せず）を取付ける窓孔４を設
け、下方部に打玉打撃用のハンドルとか玉受皿を装着す
る装着部１ａが設けられる。
け、下方部に打玉打撃用のハンドルとか玉受皿を装着す
る装着部１ａが設けられる。
内枠本体２には前面板３により覆われて第２図の状態で
は見えなくなる補強桟５を設けることができる。
は見えなくなる補強桟５を設けることができる。
本考案は前記した樹脂製内枠１に樹脂ハードコート材料
をスプーレーにより噴付け、或は刷毛塗り等により塗布
してハードコード被膜６を施す。
をスプーレーにより噴付け、或は刷毛塗り等により塗布
してハードコード被膜６を施す。
ハードコート材料は紫外線硬化型樹脂組成物又は加熱硬
化型樹脂組成物を使用する。
化型樹脂組成物を使用する。
この樹脂組成物はアクリロイル基および（又は）メタア
クリロイル基含有樹脂と光重合開始剤及び（又は）熱重
合開始剤を含有するものが望ましく、この中でエステル
メタアクリレート、エポキシメタアクリレート、ウレタ
ンメタアクリレートのうち少なくとも２種類を含有する
ものが好ましい。この樹脂組成物には粘度の低下あるい
は前記内枠１の樹脂材料との密着性のためメタアクリレ
ートモノマーを添加することもある。光重合開始剤は紫
外線照射ランプ、例えば高圧水銀灯、メタルハイランド
ランプ、キセノンランプ等により活性化するものであれ
ばよく、熱重合開始剤は熱風ヒータ、熱赤外線ランプ等
で活性化するものであればよい。
クリロイル基含有樹脂と光重合開始剤及び（又は）熱重
合開始剤を含有するものが望ましく、この中でエステル
メタアクリレート、エポキシメタアクリレート、ウレタ
ンメタアクリレートのうち少なくとも２種類を含有する
ものが好ましい。この樹脂組成物には粘度の低下あるい
は前記内枠１の樹脂材料との密着性のためメタアクリレ
ートモノマーを添加することもある。光重合開始剤は紫
外線照射ランプ、例えば高圧水銀灯、メタルハイランド
ランプ、キセノンランプ等により活性化するものであれ
ばよく、熱重合開始剤は熱風ヒータ、熱赤外線ランプ等
で活性化するものであればよい。
熱硬化型組成物としては、さらに無機質オルガノシロキ
サン含有のＳｉ−Ｏ−Ｓｉ結合と有機材とからなりシリ
コン系組成物を使用する場合もある。
サン含有のＳｉ−Ｏ−Ｓｉ結合と有機材とからなりシリ
コン系組成物を使用する場合もある。
前記した各組成物からなる樹脂コード材料は第２図の内
枠１の表面、特に前面ａ及び周面ｂに厚さ５〜５０μに
塗布してから紫外線照射により処理し、又は熱処理して
ハードコート被膜６を固定する。
枠１の表面、特に前面ａ及び周面ｂに厚さ５〜５０μに
塗布してから紫外線照射により処理し、又は熱処理して
ハードコート被膜６を固定する。
合成樹脂製内枠１の硬さは鉛筆硬度に換算してＨ程度が
普通である。本考案のハードコート被膜６の硬度は鉛筆
硬度に換算して３〜７Ｈ程度が好ましく、２Ｈ以下の硬
度では内枠１の表面に疵がつき易く、８Ｈ以上の硬度で
あると硬すぎて亀裂を生じ、ハードコート被膜６を施し
ても耐汚損性、耐久性を生じ難い。
普通である。本考案のハードコート被膜６の硬度は鉛筆
硬度に換算して３〜７Ｈ程度が好ましく、２Ｈ以下の硬
度では内枠１の表面に疵がつき易く、８Ｈ以上の硬度で
あると硬すぎて亀裂を生じ、ハードコート被膜６を施し
ても耐汚損性、耐久性を生じ難い。
（効果） 本考案は外枠に扉状に取付ける内枠１を合成樹脂により
成形し、その内枠１の表面に鉛筆硬度に換算して３〜７
Ｈ程度の硬さの樹脂ハードコート被膜６を施した構成に
なり、手を掛けたり触れたりする機会が多くしかもほこ
りの付き易い環境で使用されるパチンコ機機枠の合成樹
脂製内枠１は疵付きやすいが、その表面に樹脂ハードコ
ート被膜６の形成しているから、硬度を著しく強化し、
疵、汚れを生じ難くなる。また汚れが付いた場合でも清
拭が容易でしかも耐久性を延長できて、美感、清潔感を
保持させ得る効果をもつ。
成形し、その内枠１の表面に鉛筆硬度に換算して３〜７
Ｈ程度の硬さの樹脂ハードコート被膜６を施した構成に
なり、手を掛けたり触れたりする機会が多くしかもほこ
りの付き易い環境で使用されるパチンコ機機枠の合成樹
脂製内枠１は疵付きやすいが、その表面に樹脂ハードコ
ート被膜６の形成しているから、硬度を著しく強化し、
疵、汚れを生じ難くなる。また汚れが付いた場合でも清
拭が容易でしかも耐久性を延長できて、美感、清潔感を
保持させ得る効果をもつ。
添付図面は本考案を例示したもので第１図は内枠１の内
枠本体２と前面板３の分離斜視図、第２図は内枠１の斜
視図、第３図は一部の拡大断面図である。 １→内枠 ４→窓孔 ６→ハードコート被膜
枠本体２と前面板３の分離斜視図、第２図は内枠１の斜
視図、第３図は一部の拡大断面図である。 １→内枠 ４→窓孔 ６→ハードコート被膜
Claims (1)
- 【請求項１】外枠に扉状に取付ける内枠を合成樹脂によ
り成形し、その内枠の表面に鉛筆硬度に換算して３〜７
Ｈ程度の硬さの樹脂ハードコート被膜を施してなること
を特徴とするパチンコ機機枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11236588U JPH061741Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | パチンコ機機枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11236588U JPH061741Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | パチンコ機機枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0235773U JPH0235773U (ja) | 1990-03-08 |
| JPH061741Y2 true JPH061741Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31351240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11236588U Expired - Lifetime JPH061741Y2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | パチンコ機機枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061741Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9382851B2 (en) | 2008-08-04 | 2016-07-05 | Liquidpiston, Inc. | Isochoric heat addition engines and methods |
| US9523310B2 (en) | 2004-01-12 | 2016-12-20 | Liquidpiston, Inc. | Hybrid cycle combustion engine and methods |
| US9528435B2 (en) | 2013-01-25 | 2016-12-27 | Liquidpiston, Inc. | Air-cooled rotary engine |
-
1988
- 1988-08-27 JP JP11236588U patent/JPH061741Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9523310B2 (en) | 2004-01-12 | 2016-12-20 | Liquidpiston, Inc. | Hybrid cycle combustion engine and methods |
| US9382851B2 (en) | 2008-08-04 | 2016-07-05 | Liquidpiston, Inc. | Isochoric heat addition engines and methods |
| US9528435B2 (en) | 2013-01-25 | 2016-12-27 | Liquidpiston, Inc. | Air-cooled rotary engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0235773U (ja) | 1990-03-08 |
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