JPH06173266A - 地中壁掘削機 - Google Patents
地中壁掘削機Info
- Publication number
- JPH06173266A JPH06173266A JP6200492A JP6200492A JPH06173266A JP H06173266 A JPH06173266 A JP H06173266A JP 6200492 A JP6200492 A JP 6200492A JP 6200492 A JP6200492 A JP 6200492A JP H06173266 A JPH06173266 A JP H06173266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- drum
- excavation
- power supply
- drive unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 掘削駆動部をクレーンによって吊り下げる方
式でなく、操作部から掘削駆動部を直接吊り下げ、これ
に伴って吊具、排泥ホース及び動力供給ホースを操作部
内に巻取り、繰出し可能にすることにより全体としてコ
ンパクトな地中掘削機を得んとする。 【構成】 操作部Ｂのベースマシンのより掘削駆動部Ａ
を吊下げ、操作部Ｂのパワーユニットによって排泥ホー
ス８と動力供給ホース６とを介して土砂を排出すると共
に、油圧等の動力を供給する。排泥ホース８は、操作部
Ｂの水平ホースドラム９により、また動力供給ホースは
垂直ホースドラム７によって、それぞれ巻取り、繰出
し、巻取り後は掘削駆動部を操作部の前面に収納する。
これらの組合せによって、小型地中壁掘削機として全体
をコンパクトに纏めた。
式でなく、操作部から掘削駆動部を直接吊り下げ、これ
に伴って吊具、排泥ホース及び動力供給ホースを操作部
内に巻取り、繰出し可能にすることにより全体としてコ
ンパクトな地中掘削機を得んとする。 【構成】 操作部Ｂのベースマシンのより掘削駆動部Ａ
を吊下げ、操作部Ｂのパワーユニットによって排泥ホー
ス８と動力供給ホース６とを介して土砂を排出すると共
に、油圧等の動力を供給する。排泥ホース８は、操作部
Ｂの水平ホースドラム９により、また動力供給ホースは
垂直ホースドラム７によって、それぞれ巻取り、繰出
し、巻取り後は掘削駆動部を操作部の前面に収納する。
これらの組合せによって、小型地中壁掘削機として全体
をコンパクトに纏めた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続地中壁、止水壁、
土留壁、構造物基礎等、特にこれらを路下などの空頭の
限られた場合、又は各種建築などの狭隘な場所で作業を
行なうための地中掘削機に関する。
土留壁、構造物基礎等、特にこれらを路下などの空頭の
限られた場合、又は各種建築などの狭隘な場所で作業を
行なうための地中掘削機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、カッターによって土砂を掘削する
掘削駆動部と、この駆動部等に油圧等の動力を供給する
操作部を分割したものは存在するが、この場合、操作部
から掘削駆動部をワイヤーで吊り上げ、シリンダーを伸
長しながら掘削駆動部を地下に降下して掘進していっ
た。また、掘削駆動部自体の長さもカッターを下方に押
圧するシリンダーを枠組みする必要等から数メートルに
亘し、そのために掘削駆動部は自ずと相当長尺のものと
なってワイヤーや動力伝達用の油圧ホース、及び排泥ホ
ースを介してクレーンによって吊り下げなければならな
かった。
掘削駆動部と、この駆動部等に油圧等の動力を供給する
操作部を分割したものは存在するが、この場合、操作部
から掘削駆動部をワイヤーで吊り上げ、シリンダーを伸
長しながら掘削駆動部を地下に降下して掘進していっ
た。また、掘削駆動部自体の長さもカッターを下方に押
圧するシリンダーを枠組みする必要等から数メートルに
亘し、そのために掘削駆動部は自ずと相当長尺のものと
なってワイヤーや動力伝達用の油圧ホース、及び排泥ホ
ースを介してクレーンによって吊り下げなければならな
かった。
【０００３】したがって、トンネルでの路下や建築現場
によっては、掘削機を狭隘な箇所に入れることができず
作業ができなかった。
によっては、掘削機を狭隘な箇所に入れることができず
作業ができなかった。
【０００４】なお、掘削機を小型にしたものもあるが、
排泥パイプを掘進する深さに応じて継ぎ足していくよう
にしたものであり、作業能率も悪く、施工性に問題があ
った。
排泥パイプを掘進する深さに応じて継ぎ足していくよう
にしたものであり、作業能率も悪く、施工性に問題があ
った。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決しようとするものであり、その目的とするところ
は、カッター等の掘削駆動部と操作部を分離し、両部間
に掘削駆動部をワイヤー等の吊り具によって揚降可能に
すると共に、排泥ホースと動力供給ホースといった撓条
性ホースによって連結し、さらにこれら吊具やホースを
ホースドラムによって巻き取り及び繰り出すようにして
地中壁掘削機をコンパクトに纏めんとしたものである。
を解決しようとするものであり、その目的とするところ
は、カッター等の掘削駆動部と操作部を分離し、両部間
に掘削駆動部をワイヤー等の吊り具によって揚降可能に
すると共に、排泥ホースと動力供給ホースといった撓条
性ホースによって連結し、さらにこれら吊具やホースを
ホースドラムによって巻き取り及び繰り出すようにして
地中壁掘削機をコンパクトに纏めんとしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の地中壁掘削機
は、上記目的に鑑みてなされたものであり、その要旨と
するところは、駆動モータによって回転する複数のカッ
タードラムと、該カッタードラムの外周にティースを取
付けたティースドラムと、前記ティースにより掘削した
土砂を排泥ポンプで排出する排土手段とを一体に組み立
てて地中を鉛直方向に掘削する掘削駆動部と、該掘削駆
動部を揚降するベースマシンと、前記駆動モータと排泥
ポンプを作動させる油圧等の動力を供給するパワーユニ
ットとからなる操作部とからなり、前記掘削駆動部と操
作部間を、前記掘削駆動部を吊着した吊具と、前記排土
手段に接続する排泥ホースと、前記油圧等の動力を供給
するために束ねた動力供給ホースとにより連結して巻取
る連結構造とし、かつ前記排泥ホースを水平方向に、ま
た前記動力供給ホースを垂直方向に巻取り、繰出しを行
なうように、それぞれを水平ホースドラムと垂直ホーム
ドラムとし、これらを前記操作部に備えたことを特徴と
する地中掘削機にある。ここで、上記排土手段は油圧も
しくは電力によって掘削した土砂を外方に排出するよう
にしたもので、これに排泥ホースが接続されている。ま
た、掘削駆動部の駆動モータは油圧モータであっても電
動モータであってもよい。さらに、吊具としては、鋼製
ワイヤーやチェーン等が考えられるが、剛性と可撓性を
有するものであれば合成樹脂製のロープ等を用いること
もでき、排泥ホースや動力供給ホースも同様な考えで硬
質ゴム等を用いる。
は、上記目的に鑑みてなされたものであり、その要旨と
するところは、駆動モータによって回転する複数のカッ
タードラムと、該カッタードラムの外周にティースを取
付けたティースドラムと、前記ティースにより掘削した
土砂を排泥ポンプで排出する排土手段とを一体に組み立
てて地中を鉛直方向に掘削する掘削駆動部と、該掘削駆
動部を揚降するベースマシンと、前記駆動モータと排泥
ポンプを作動させる油圧等の動力を供給するパワーユニ
ットとからなる操作部とからなり、前記掘削駆動部と操
作部間を、前記掘削駆動部を吊着した吊具と、前記排土
手段に接続する排泥ホースと、前記油圧等の動力を供給
するために束ねた動力供給ホースとにより連結して巻取
る連結構造とし、かつ前記排泥ホースを水平方向に、ま
た前記動力供給ホースを垂直方向に巻取り、繰出しを行
なうように、それぞれを水平ホースドラムと垂直ホーム
ドラムとし、これらを前記操作部に備えたことを特徴と
する地中掘削機にある。ここで、上記排土手段は油圧も
しくは電力によって掘削した土砂を外方に排出するよう
にしたもので、これに排泥ホースが接続されている。ま
た、掘削駆動部の駆動モータは油圧モータであっても電
動モータであってもよい。さらに、吊具としては、鋼製
ワイヤーやチェーン等が考えられるが、剛性と可撓性を
有するものであれば合成樹脂製のロープ等を用いること
もでき、排泥ホースや動力供給ホースも同様な考えで硬
質ゴム等を用いる。
【０００７】
【作用】操作部から吊具により吊り下げた掘削駆動部を
操作部にあるベースマシーンで揚降し、操作部のパワー
ユニットにより動力供給ホースと排泥ホースとを介して
掘削駆動部のカッタードラムを廻して土砂を掘削すると
共に、掘削した土砂を排土手段により排出する。この場
合、動力供給ホースは操作部における垂直ホースドラム
によって垂直方向に、また排泥ホースはやはり操作部に
おける水平ホースドラムによって水平方向に、それぞれ
巻取り及び繰出しを行うようにする。
操作部にあるベースマシーンで揚降し、操作部のパワー
ユニットにより動力供給ホースと排泥ホースとを介して
掘削駆動部のカッタードラムを廻して土砂を掘削すると
共に、掘削した土砂を排土手段により排出する。この場
合、動力供給ホースは操作部における垂直ホースドラム
によって垂直方向に、また排泥ホースはやはり操作部に
おける水平ホースドラムによって水平方向に、それぞれ
巻取り及び繰出しを行うようにする。
【０００８】
【実施例】以下に本発明である地中掘削機の実施例を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【０００９】本発明の地中掘削機は、図１乃至図３に示
すように、掘削駆動部Ａと操作部Ｂとからなり、操作部
Ａは例えば連続地中壁を掘削する場合、掘削孔に沿って
地面にレール１を敷設しておき、該レール上を車輪２で
走行可能にしている。
すように、掘削駆動部Ａと操作部Ｂとからなり、操作部
Ａは例えば連続地中壁を掘削する場合、掘削孔に沿って
地面にレール１を敷設しておき、該レール上を車輪２で
走行可能にしている。
【００１０】この操作部Ｂはオペレータルーム３を有
し、オペレータによってベースマシンにおけるウインチ
４に巻回された吊具としてのワイヤー５により掘削駆動
部Ａを揚降し、またこの操作部には掘削駆動部のこの揚
降と共に昇降する動力供給ホースとしての電気配線油圧
ホース６と排泥ホース８を、それぞれ水平回転軸によっ
て巻取る垂直ホースドラム７と、垂直回転軸によって巻
取る垂直ホースドラム７と、垂直回転軸によって巻取る
水平ホースドラム９とをパワーユニットの一部として備
える。なお、操作部Ｂは本体１８によって組立てられて
車輪２によりレール上を走行するものであるが、この本
体上部にはブーム１９の先部に設けた滑車と掘削駆動部
Ａの支持枠１０に設けた滑車間に巻装したワイヤー５を
懸下し、掘削駆動部Ａを前後方向に移動して掘削するア
ジャストシリンダー２０を備える。
し、オペレータによってベースマシンにおけるウインチ
４に巻回された吊具としてのワイヤー５により掘削駆動
部Ａを揚降し、またこの操作部には掘削駆動部のこの揚
降と共に昇降する動力供給ホースとしての電気配線油圧
ホース６と排泥ホース８を、それぞれ水平回転軸によっ
て巻取る垂直ホースドラム７と、垂直回転軸によって巻
取る垂直ホースドラム７と、垂直回転軸によって巻取る
水平ホースドラム９とをパワーユニットの一部として備
える。なお、操作部Ｂは本体１８によって組立てられて
車輪２によりレール上を走行するものであるが、この本
体上部にはブーム１９の先部に設けた滑車と掘削駆動部
Ａの支持枠１０に設けた滑車間に巻装したワイヤー５を
懸下し、掘削駆動部Ａを前後方向に移動して掘削するア
ジャストシリンダー２０を備える。
【００１１】一方、掘削駆動部Ａは、上記油圧ホース６
及び排泥ホース８を介してワイヤー５によって吊下げら
れており、その構成は、油圧モータ１１によって少なく
とも一対の水平軸の周りを回転するカッタードラム１２
と、カッタードラム１２の外周に取付けられ、複数の掘
削用ティース１３を保持するティースホルダー１４、及
びティースドラム１５と、一対のカッタードラム１２の
中間部上方に吸込み口１６を設けた排泥ポンプ１７と、
これらを一体として支持する支持枠１０によって組立て
られている。なお、掘削駆動部Ａには、上記した支持枠
１０内に組込まれたガイドフラップ２６，２６′の油圧
を制御する油圧ボックス２１及び排泥ポンプ１７の圧力
調整装置２２等を備える。
及び排泥ホース８を介してワイヤー５によって吊下げら
れており、その構成は、油圧モータ１１によって少なく
とも一対の水平軸の周りを回転するカッタードラム１２
と、カッタードラム１２の外周に取付けられ、複数の掘
削用ティース１３を保持するティースホルダー１４、及
びティースドラム１５と、一対のカッタードラム１２の
中間部上方に吸込み口１６を設けた排泥ポンプ１７と、
これらを一体として支持する支持枠１０によって組立て
られている。なお、掘削駆動部Ａには、上記した支持枠
１０内に組込まれたガイドフラップ２６，２６′の油圧
を制御する油圧ボックス２１及び排泥ポンプ１７の圧力
調整装置２２等を備える。
【００１２】さらに、上記動力供給ホース６は各系統に
接続するために多数のホースが必要となり、これら全ホ
ースを平面状に一列に並べ、両側に配設したゴム製条材
２４と両条材間の表裏面を一定間隔毎に束ねるクリップ
２５によって一体化して垂直ホースドラム７によって巻
取り易くする。また、排泥ホースは上記したように水平
ホースドラム９により水平方向に巻取られるものである
が、該ドラム９はホース径が大きく、また長さもあるた
めに操作部の本体１８の上部に設置する。なお、排泥ホ
ース８の一端は吸込み口１６に位置し、水平ホースドラ
ム９に巻取られた方の他端は泥水を排出するよう本発明
の地中掘削機外に接続し、垂直ホースドラムに巻取られ
た他端はパワーユニットによって外部電力からの供給、
及び油圧の循環を行うようにする。
接続するために多数のホースが必要となり、これら全ホ
ースを平面状に一列に並べ、両側に配設したゴム製条材
２４と両条材間の表裏面を一定間隔毎に束ねるクリップ
２５によって一体化して垂直ホースドラム７によって巻
取り易くする。また、排泥ホースは上記したように水平
ホースドラム９により水平方向に巻取られるものである
が、該ドラム９はホース径が大きく、また長さもあるた
めに操作部の本体１８の上部に設置する。なお、排泥ホ
ース８の一端は吸込み口１６に位置し、水平ホースドラ
ム９に巻取られた方の他端は泥水を排出するよう本発明
の地中掘削機外に接続し、垂直ホースドラムに巻取られ
た他端はパワーユニットによって外部電力からの供給、
及び油圧の循環を行うようにする。
【００１３】さらにまた、掘削駆動部Ａの支持枠１０の
両側主柱２７，２７′の上部及び下部の所定箇所に支持
枠１０の外周面から伸縮突出可能にガイドフラップ２
６，２６′を配置している。すなわち、第２図に示すよ
うに、ガイドフラップは支持枠１０の長辺枠１０の長辺
部においては左右の支持枠の鋼製部材にそれぞれ配置す
る。そして、かかるガイドフラップ２６，２６′は、掘
進する先方が左側にずれた場合、左フラップの下部シリ
ンダー２８と右フラップの上部シリンダー２９を伸長す
ることによってフラップを掘削壁に押し付けて掘進方向
を垂直に是正する。また、この掘進方向のずれを是正す
るには左右のカッタードラムの回転数を変えること、す
なわち左にずれた際には左側のカッタードラムの回転数
を右側のそれより速くすることによって左側を右側より
大きく土砂を掘削し、掘進することによってずれを正す
ことができる（このパッドの動きについては出願人の特
許出願特願平２−３１２７３８、平成２年１１月２０日
出願が参考になろう）。また、この掘進方向のずれは、
ガイドフラップ２６，２６′と交差して配置した前後の
ガイドフラップ３０，３０′によって、前後方向にも修
正することができる。
両側主柱２７，２７′の上部及び下部の所定箇所に支持
枠１０の外周面から伸縮突出可能にガイドフラップ２
６，２６′を配置している。すなわち、第２図に示すよ
うに、ガイドフラップは支持枠１０の長辺枠１０の長辺
部においては左右の支持枠の鋼製部材にそれぞれ配置す
る。そして、かかるガイドフラップ２６，２６′は、掘
進する先方が左側にずれた場合、左フラップの下部シリ
ンダー２８と右フラップの上部シリンダー２９を伸長す
ることによってフラップを掘削壁に押し付けて掘進方向
を垂直に是正する。また、この掘進方向のずれを是正す
るには左右のカッタードラムの回転数を変えること、す
なわち左にずれた際には左側のカッタードラムの回転数
を右側のそれより速くすることによって左側を右側より
大きく土砂を掘削し、掘進することによってずれを正す
ことができる（このパッドの動きについては出願人の特
許出願特願平２−３１２７３８、平成２年１１月２０日
出願が参考になろう）。また、この掘進方向のずれは、
ガイドフラップ２６，２６′と交差して配置した前後の
ガイドフラップ３０，３０′によって、前後方向にも修
正することができる。
【００１４】上記構成からなる本発明の使用方法を以下
に説明する。
に説明する。
【００１５】まず、車輪２によってレール１上を走行
し、掘削位置決めをしてから車輪のストッパー（図示せ
ず）によって操作部Ｂを固定する。ついで、駆動モータ
を回転してティース１３によって土砂を切削し、掘削土
砂を排泥ポンプなどの排土手段によって排出しながら掘
進する。こうして掘進するにつれてウインチ４からワイ
ヤー５を、また垂直ホースドラムと水平ホースドラムで
動力供給ホースと排泥ホースを緩めながら掘削駆動部Ａ
を地中に降下する。また、掘進については、両側のフラ
ップ２６，２６′のそれぞれに設けた上部と下部シリン
ダー２９，２８を各自伸縮させるか、左右のカッタード
ラム１２の回転数を変えることにより削孔する掘進方向
を制御する。
し、掘削位置決めをしてから車輪のストッパー（図示せ
ず）によって操作部Ｂを固定する。ついで、駆動モータ
を回転してティース１３によって土砂を切削し、掘削土
砂を排泥ポンプなどの排土手段によって排出しながら掘
進する。こうして掘進するにつれてウインチ４からワイ
ヤー５を、また垂直ホースドラムと水平ホースドラムで
動力供給ホースと排泥ホースを緩めながら掘削駆動部Ａ
を地中に降下する。また、掘進については、両側のフラ
ップ２６，２６′のそれぞれに設けた上部と下部シリン
ダー２９，２８を各自伸縮させるか、左右のカッタード
ラム１２の回転数を変えることにより削孔する掘進方向
を制御する。
【００１６】所定の深さに削孔を掘削した後は、ワイヤ
ー５による巻上げと合わせて、伸長した動力供給ホース
と排泥ホースを垂直ホースドラムと水平ホースドラムに
よって巻取り、掘削駆動部Ａを操作部Ｂの前面に収納す
る。この場合、排泥ホースは水平に巻取られる。
ー５による巻上げと合わせて、伸長した動力供給ホース
と排泥ホースを垂直ホースドラムと水平ホースドラムに
よって巻取り、掘削駆動部Ａを操作部Ｂの前面に収納す
る。この場合、排泥ホースは水平に巻取られる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、ティースによって直接掘削
し、排土手段で土砂を排出する掘削駆動部と、この掘削
駆動部に動力を伝達・供給し、土砂を排出することをコ
ントロールする操作部とを分離し、各部間を吊具で吊着
すると共に、排出ホースと動力供給ホースを水平ホース
ドラムと垂直ホースドラムによって、巻取り、繰出しを
行なうようにしたので、従来のクレーン式に較べて全体
をコンパクトに纏めて組立てられる。また、排泥ホース
を水平ホースドラムに巻取ることによりホース内の土砂
の沈降を軽減し、速やかに排出することでホースの負荷
を軽減することができる。
し、排土手段で土砂を排出する掘削駆動部と、この掘削
駆動部に動力を伝達・供給し、土砂を排出することをコ
ントロールする操作部とを分離し、各部間を吊具で吊着
すると共に、排出ホースと動力供給ホースを水平ホース
ドラムと垂直ホースドラムによって、巻取り、繰出しを
行なうようにしたので、従来のクレーン式に較べて全体
をコンパクトに纏めて組立てられる。また、排泥ホース
を水平ホースドラムに巻取ることによりホース内の土砂
の沈降を軽減し、速やかに排出することでホースの負荷
を軽減することができる。
【図１】本発明の実施例としての地中掘削機の斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１の正面図である。
【図３】図１の右側面図である。
４ ウインチ ５ 吊具（ワイヤー） ６ 動力供給ホース（油圧・電気配線ホース） ７ 垂直ホースドラム ８ 排泥ホース ９ 水平ホースドラム １２ カッタードラム １３ ティース １５ ティースドラム １７ 排泥ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】 駆動モータによって回転する複数のカッ
タードラムと、 該カッタードラムの外周にティースを取付けたティース
ドラムと、前記ティースにより掘削した土砂を排泥ポン
プで排出する排土手段とを一体に組み立てて地中を鉛直
方向に掘削する掘削駆動部と、 該掘削駆動部を揚降するベースマシンと、前記駆動モー
タと排泥ポンプを作動させる油圧等の動力を供給するパ
ワーユニットとからなる操作部とからなり、 前記掘削駆動部と操作部間を、前記掘削駆動部を吊着し
た吊具と、前記排土手段に接続する排泥ホースと、前記
油圧等の動力を供給するために束ねた動力供給ホースと
により連結して巻取る連結構造とし、かつ前記排泥ホー
スを水平方向に、また前記動力供給ホースを垂直方向に
巻取り、繰出しを行なうように、それぞれを水平ホース
ドラムと垂直ホームドラムとし、これらを前記操作部に
備えたことを特徴とする地中掘削機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6200492A JPH06173266A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 地中壁掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6200492A JPH06173266A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 地中壁掘削機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173266A true JPH06173266A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=13187578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6200492A Pending JPH06173266A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 地中壁掘削機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173266A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004332930A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Compagnie Du Sol | 油圧可撓管のための案内装置 |
| KR100479241B1 (ko) * | 1996-06-04 | 2005-08-01 | 꽁빠니 뒤 솔 | 수직도랑을굴착하는신축형프레임장치 |
| KR100923616B1 (ko) * | 2006-02-27 | 2009-10-23 | 바우어 머쉬넨 게엠베하 | 공급벨트 |
| CN112726708A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 河海大学 | 一种带侧缘挡板的滚轮式防渗墙成槽注浆设备及施工方法 |
| CN115637750A (zh) * | 2022-10-17 | 2023-01-24 | 中铁工程机械研究设计院有限公司 | 一种回转接头及双轮铣 |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP6200492A patent/JPH06173266A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100479241B1 (ko) * | 1996-06-04 | 2005-08-01 | 꽁빠니 뒤 솔 | 수직도랑을굴착하는신축형프레임장치 |
| JP2004332930A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Compagnie Du Sol | 油圧可撓管のための案内装置 |
| JP4703975B2 (ja) * | 2003-05-06 | 2011-06-15 | カンパニー デュ ソル | 油圧可撓管のための案内装置 |
| KR100923616B1 (ko) * | 2006-02-27 | 2009-10-23 | 바우어 머쉬넨 게엠베하 | 공급벨트 |
| CN112726708A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 河海大学 | 一种带侧缘挡板的滚轮式防渗墙成槽注浆设备及施工方法 |
| CN115637750A (zh) * | 2022-10-17 | 2023-01-24 | 中铁工程机械研究设计院有限公司 | 一种回转接头及双轮铣 |
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