JPH0617294B2 - カチオン界面活性剤組成物 - Google Patents
カチオン界面活性剤組成物Info
- Publication number
- JPH0617294B2 JPH0617294B2 JP60091710A JP9171085A JPH0617294B2 JP H0617294 B2 JPH0617294 B2 JP H0617294B2 JP 60091710 A JP60091710 A JP 60091710A JP 9171085 A JP9171085 A JP 9171085A JP H0617294 B2 JPH0617294 B2 JP H0617294B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- cationic surfactant
- alkyl group
- cholesterin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/63—Steroids; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/40—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
- A61K8/41—Amines
- A61K8/416—Quaternary ammonium compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカチオン界面活性剤組成物に関するものであ
る。
る。
従来、カチオン界面活性剤組成物としてラノリン系カチ
オン界面活性剤組成物が知られている(特開昭53−1998
3号公報)。
オン界面活性剤組成物が知られている(特開昭53−1998
3号公報)。
しかし、このようなカチオン界面活性剤組成物をヘアー
リンス等の毛髪処理剤にした場合、増粘性に劣り、高粘
度のものが要望される。
リンス等の毛髪処理剤にした場合、増粘性に劣り、高粘
度のものが要望される。
本発明者らは増粘性の改善された、毛髪に優れた風合い
を付与するカチオン界面活性剤組成物を開発すべく検討
した結果、本発明に到達した。
を付与するカチオン界面活性剤組成物を開発すべく検討
した結果、本発明に到達した。
本発明は一般式 (式中、R1はラノリン脂肪酸残基であり、R2は水素
または炭素数1〜4のアルキル基、R3,R4は炭素数
1〜4のアルキル基または炭素数2〜4のヒドロキシア
ルキル基、R5は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2
〜4のヒドロキシアルキル基またはベンジル基、lは2
〜5の整数、Xはハロゲン原子またはR6SO4で示される
基であり、R6は炭素数1〜4のアルキル基である。)
で示されるカチオン界面活性剤(a)を25〜90重量%、コ
レステリン,イソコレステリン,これらのアセチル化物
およびこれらのオキシアルキレンエーテルからなる群よ
り選ばれるコレステリン類またはその誘導体(b)を0.1〜
10重量%および炭素数2〜3のアルカノール、炭素数4
〜5のアルカンジオールおよび一般式 R7−O−(AO)m−R8 (2) (式中、R7,R8は水素または炭素数1〜4のアルキ
ル基、Aは炭素数2〜3のアルキレン基、mは1〜10で
ある。)で示される化合物からなる群より選ばれる溶剤
(c)を10〜75重量%含有することを特徴とするカチオン
界面活性剤組成物である。
または炭素数1〜4のアルキル基、R3,R4は炭素数
1〜4のアルキル基または炭素数2〜4のヒドロキシア
ルキル基、R5は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2
〜4のヒドロキシアルキル基またはベンジル基、lは2
〜5の整数、Xはハロゲン原子またはR6SO4で示される
基であり、R6は炭素数1〜4のアルキル基である。)
で示されるカチオン界面活性剤(a)を25〜90重量%、コ
レステリン,イソコレステリン,これらのアセチル化物
およびこれらのオキシアルキレンエーテルからなる群よ
り選ばれるコレステリン類またはその誘導体(b)を0.1〜
10重量%および炭素数2〜3のアルカノール、炭素数4
〜5のアルカンジオールおよび一般式 R7−O−(AO)m−R8 (2) (式中、R7,R8は水素または炭素数1〜4のアルキ
ル基、Aは炭素数2〜3のアルキレン基、mは1〜10で
ある。)で示される化合物からなる群より選ばれる溶剤
(c)を10〜75重量%含有することを特徴とするカチオン
界面活性剤組成物である。
本発明において以下の%は重量%を示す。
コレステリン類(b)において、コレステリン,イソコレ
ステリン,これらのアセチル化物(アセテート)は通常
のもの、たとえば化学大辞典(昭和41年1月、共立出版
株式会社発行)記載のものが使用できる。コレステリン
および/またはイソコレステリンのオキシアルキレンエ
ーテルとしてはコレステリンおよびイソコレステリンの
アルキレンオキシド〔炭素数2〜4のアルキレンオキシ
ドたとえばエチレンオキシド(EO),プロピレンオキシ
ド(PO),ブチレンオキシドなど〕の付加物たとえばコ
レステリンおよび/またはイソコレステリンのEO付加
物,PO付加物,EOおよびPOのランダム,ブロック
またはこれらの混合形付加物があげられ、好ましくはE
O付加物である。アルキレンオキシドの付加モル数は通
常、1〜100、好ましくは1〜30であり、100モルをこえ
る付加は必要でない。(b)のうちで特に好ましくはコレ
ステリンである。
ステリン,これらのアセチル化物(アセテート)は通常
のもの、たとえば化学大辞典(昭和41年1月、共立出版
株式会社発行)記載のものが使用できる。コレステリン
および/またはイソコレステリンのオキシアルキレンエ
ーテルとしてはコレステリンおよびイソコレステリンの
アルキレンオキシド〔炭素数2〜4のアルキレンオキシ
ドたとえばエチレンオキシド(EO),プロピレンオキシ
ド(PO),ブチレンオキシドなど〕の付加物たとえばコ
レステリンおよび/またはイソコレステリンのEO付加
物,PO付加物,EOおよびPOのランダム,ブロック
またはこれらの混合形付加物があげられ、好ましくはE
O付加物である。アルキレンオキシドの付加モル数は通
常、1〜100、好ましくは1〜30であり、100モルをこえ
る付加は必要でない。(b)のうちで特に好ましくはコレ
ステリンである。
カチオン界面活性剤(a)を示す一般式(1)において、R1
のラノリン脂肪酸残基とは、ラノリン脂肪酸からカルボ
キシル基を除いた基をいう。残基を形成するラノリン脂
肪酸は、ラノリンをけん化分解後、各種の分離精製工程
を経て製造することができる。好ましいラノリン脂肪酸
は170〜210の酸価、40〜60の水酸基価をもち、かつ融点
が40〜55℃のものである。
のラノリン脂肪酸残基とは、ラノリン脂肪酸からカルボ
キシル基を除いた基をいう。残基を形成するラノリン脂
肪酸は、ラノリンをけん化分解後、各種の分離精製工程
を経て製造することができる。好ましいラノリン脂肪酸
は170〜210の酸価、40〜60の水酸基価をもち、かつ融点
が40〜55℃のものである。
R2,R3,R4,R5,R6の炭素数1〜4のアルキ
ル基としては、メチル基,エチル基,プロピル基および
ブチル基があげられる。
ル基としては、メチル基,エチル基,プロピル基および
ブチル基があげられる。
R3,R4,R5の炭素数2〜4のヒドロキシアルキル
基としては、ヒドロキシエチル基,ヒドロキシプロピル
基およびヒドロキシブチル基があげられる。
基としては、ヒドロキシエチル基,ヒドロキシプロピル
基およびヒドロキシブチル基があげられる。
R2のうち好ましくは水素である。R3,R4,R5,
R6のうち、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であ
り、特に好ましくはメチル基およびエチル基である。
R6のうち、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であ
り、特に好ましくはメチル基およびエチル基である。
lは2〜5の整数であり、好ましくは2または3であ
る。
る。
Xのハロゲン原子としては、塩素,臭素およびヨウ素が
あげられ、好ましくは塩素である。
あげられ、好ましくは塩素である。
一般式(1)で示されるカチオン界面活性剤としては具体
的には下記の式(イ)〜(ホ)で示される化合物があげられ
る。
的には下記の式(イ)〜(ホ)で示される化合物があげられ
る。
(R:酸価188.4,水酸基価47.3,融点51℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) (R:酸価188.4,水酸基価47.3,融点51℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) (R:酸価188.4,水酸基価47.3,融点51℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) (R:酸価144.0,水酸基価41.8,融点44℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) (R:酸価141.8,水酸基価34.2,融点57℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) カチオン界面活性剤(a)は2種以上の混合物としても用
いることができる。
脂肪酸の残基を示す。) (R:酸価188.4,水酸基価47.3,融点51℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) (R:酸価188.4,水酸基価47.3,融点51℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) (R:酸価144.0,水酸基価41.8,融点44℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) (R:酸価141.8,水酸基価34.2,融点57℃のラノリン
脂肪酸の残基を示す。) カチオン界面活性剤(a)は2種以上の混合物としても用
いることができる。
溶剤(c)の炭素数2〜3のアルカノールとしてはエチル
アルコール,n−プロピルアルコール,イソプロピルア
ルコールなどがあげられる。炭素数4〜5のアルカンジ
オールとしては1.3−ブタンジオール,1.4−ブタンジオ
ール,1.5−ペンタンジオールなどがあげられる。
アルコール,n−プロピルアルコール,イソプロピルア
ルコールなどがあげられる。炭素数4〜5のアルカンジ
オールとしては1.3−ブタンジオール,1.4−ブタンジオ
ール,1.5−ペンタンジオールなどがあげられる。
一般式(2)においてR7,R8の炭素数1〜4のアルキ
ル基としてはメチル基,エチル基,プロピル基およびブ
チル基があげられる。Aの炭素数2〜3のアルキレン基
としてはエチレン基およびプロピレン基があげられる。
Aは酸素原子とともにオキシアルキレン基を形成し、m
個のオキシアルキレン基は同一でも異っていてもよく、
異なる場合は、ブロック,ランダムこれらの混合形の何
れの結合であってもよい。mは1〜10であり、好ましく
は1〜4である。一般式(2)で示される溶剤としては具
体的にはジエチレングリコール,プロピレングリコー
ル,ジプロピレングリコール,ポリオキシエチレン(1)
ポリオキシプロピレングリコール(2),ポリオキシプロ
ピレン(2)ブチルエーテルなどがあげられる。( )内の数
字はアルキレンオキシドの付加モル数を示す。(c)のう
ち、好ましくは、1.3−ブタンジオールおよびジプロピ
レングリコールである。(c)は2種以上の混合物として
も用いることができる。
ル基としてはメチル基,エチル基,プロピル基およびブ
チル基があげられる。Aの炭素数2〜3のアルキレン基
としてはエチレン基およびプロピレン基があげられる。
Aは酸素原子とともにオキシアルキレン基を形成し、m
個のオキシアルキレン基は同一でも異っていてもよく、
異なる場合は、ブロック,ランダムこれらの混合形の何
れの結合であってもよい。mは1〜10であり、好ましく
は1〜4である。一般式(2)で示される溶剤としては具
体的にはジエチレングリコール,プロピレングリコー
ル,ジプロピレングリコール,ポリオキシエチレン(1)
ポリオキシプロピレングリコール(2),ポリオキシプロ
ピレン(2)ブチルエーテルなどがあげられる。( )内の数
字はアルキレンオキシドの付加モル数を示す。(c)のう
ち、好ましくは、1.3−ブタンジオールおよびジプロピ
レングリコールである。(c)は2種以上の混合物として
も用いることができる。
本発明の組成物においてカチオン界面活性剤(a),コレ
ステリン類またはその誘導体(b)および溶剤(c)の含有量
は、組成物の重量に基づいて(a)が25〜90%、好ましく
は40〜75%、(b)が0.1〜10%、好ましくは0.2〜5%で
あり、(c)が10〜75%、好ましくは20〜60%である。(a)
が25%未満の場合は、毛髪処理剤に使用するとき、多量
を配合する必要があり、実際的でなく、90%をこえる
と、加熱しても溶解しずらく取り扱いが困難となる。
(b)が0.1%未満の場合は、毛髪処理剤の安定性が悪く、
また風合いも劣り、10%をこえる添加は実際上、必要で
ない。(c)が10%未満の場合は取り扱いが困難となり、7
5%をこえると増粘性が不足する。
ステリン類またはその誘導体(b)および溶剤(c)の含有量
は、組成物の重量に基づいて(a)が25〜90%、好ましく
は40〜75%、(b)が0.1〜10%、好ましくは0.2〜5%で
あり、(c)が10〜75%、好ましくは20〜60%である。(a)
が25%未満の場合は、毛髪処理剤に使用するとき、多量
を配合する必要があり、実際的でなく、90%をこえる
と、加熱しても溶解しずらく取り扱いが困難となる。
(b)が0.1%未満の場合は、毛髪処理剤の安定性が悪く、
また風合いも劣り、10%をこえる添加は実際上、必要で
ない。(c)が10%未満の場合は取り扱いが困難となり、7
5%をこえると増粘性が不足する。
本発明の組成物の調整はカチオン界面活性剤(a),溶剤
(c)およびコレステリン類またはその誘導体(b)を混合し
ても得ることができるが、(a)の合成中、特に4級化反
応を行うときに(c)を加えて4級化反応を行い、その後
(b)を添加して組成物を調整するのが好ましい。
(c)およびコレステリン類またはその誘導体(b)を混合し
ても得ることができるが、(a)の合成中、特に4級化反
応を行うときに(c)を加えて4級化反応を行い、その後
(b)を添加して組成物を調整するのが好ましい。
本発明の組成物は、ヘアーリンスやヘアートリートメン
トなどの毛髪処理剤の基剤として用いることができる。
本発明の組成物の使用方法はとくに限定されないが、ヘ
アーリンスやヘアートリートメントの場合、通常は、本
発明の組成物にカチオン界面活性剤(ステアリルトリメ
チルアンモニウムクロライド,ジステアリルジメチルア
ンモニウムクロライドなど)非イオン界面活性剤(ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル,ステアリン酸モノグ
リセライドなど),両性界面活性剤(ステアリルジメチ
ルアミノ酢酸ベタイン,ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン,ラウリルジメチルアミンオ
キシドなど),油性基剤(セタノール,流動パラフイン
など),低級アルコール類(エタノール,プロピレング
リコール,グリセリンなど),光沢付与剤(ジメチルポ
リシロキサンなど),噴射剤,香料,着色料,防腐剤,
水などの成分が配合される。通常、毛髪処理剤の重量に
基づいて本発明の組成物が0.5〜10%、油性基剤が0.5〜
10%、非イオン界面活性剤などの界面活性剤が0〜3
%、低級アルコール類が0.5〜10%、水が70〜98%用い
られる。毛髪処理剤の固型分(溶剤以外の成分)濃度
は、通常1〜20%好ましくは3〜15%である。また粘度
は、毛髪処理剤を手に取つたとき、流れ落ちないことが
必要であることから、通常、3,000〜100,000センチポイ
ズ(25℃で測定)程度である。
トなどの毛髪処理剤の基剤として用いることができる。
本発明の組成物の使用方法はとくに限定されないが、ヘ
アーリンスやヘアートリートメントの場合、通常は、本
発明の組成物にカチオン界面活性剤(ステアリルトリメ
チルアンモニウムクロライド,ジステアリルジメチルア
ンモニウムクロライドなど)非イオン界面活性剤(ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル,ステアリン酸モノグ
リセライドなど),両性界面活性剤(ステアリルジメチ
ルアミノ酢酸ベタイン,ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン,ラウリルジメチルアミンオ
キシドなど),油性基剤(セタノール,流動パラフイン
など),低級アルコール類(エタノール,プロピレング
リコール,グリセリンなど),光沢付与剤(ジメチルポ
リシロキサンなど),噴射剤,香料,着色料,防腐剤,
水などの成分が配合される。通常、毛髪処理剤の重量に
基づいて本発明の組成物が0.5〜10%、油性基剤が0.5〜
10%、非イオン界面活性剤などの界面活性剤が0〜3
%、低級アルコール類が0.5〜10%、水が70〜98%用い
られる。毛髪処理剤の固型分(溶剤以外の成分)濃度
は、通常1〜20%好ましくは3〜15%である。また粘度
は、毛髪処理剤を手に取つたとき、流れ落ちないことが
必要であることから、通常、3,000〜100,000センチポイ
ズ(25℃で測定)程度である。
以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
はこれに限定されるものではない。
下記実施例1〜7および比較例1〜3の処方のカチオン
界面活性剤組成物を調製した(以下%は重量%を表
す)。
界面活性剤組成物を調製した(以下%は重量%を表
す)。
実施例1 式(ロ)の化合物 50% 1.3−ブタンジオール 48 コレステリン 2 実施例2 式(ロ)の化合物 50 ジプロピレングリコール 48 コレステリン 2 実施例3 式(ホ)の化合物 50 1.3−ブタンジオール 48 コレステリン 2 実施例4 式(ニ)の化合物 50 1.3−ブタンジオール 48 コレステリン 2 実施例5 式(ロ)の化合物 50% イソプロピルアルコール 48 コレステリン 2 実施例6 式(ハ)の化合物 50% ポリエチレングリコール(分子量400)48 コレステリン 2 実施例7 式(ニ)の化合物 50% ポリオキシプロピレン(2)ブチルエーテル48 コレステリン 2 比較例1 式(ロ)の化合物 50 2−エチル−1.3−ヘキサンジオール50 比較例2 式(ニ)の化合物 50 2−メチル−2.4−ペンタンジオール48 コレステリン 2 比較例3 式(ロ)の化合物 50 1.3−ブタンジオール 50 これらのカチオン界面活性剤組成物を用いてヘアーリン
スを作成し、その増粘性、風合いおよび保存安定性を試
験した。
スを作成し、その増粘性、風合いおよび保存安定性を試
験した。
<ヘアーリンス処方> <増粘性> 作成したヘアーリンスの粘度を25℃でB型粘度計にて測
定し、増粘性を評価した。単位センチポイズ <風合い> 作成したヘアーリンス4gをとり、水を加えて200ccと
する。シヤンプーで洗浄した毛束(長さ15cm,重量5
g)を40℃にて5秒間浸漬する。次いで40℃,200ccの
温水で30秒間、2回すすいだ後、および25℃,65%RHの
雰囲気で乾燥した後の毛束の風合い(柔軟性,しつとり
感,なめらかさ)について、10名のパネラーにより標準
リンスと比較しながら、次の基準で採点し合計点数によ
り評価した。
定し、増粘性を評価した。単位センチポイズ <風合い> 作成したヘアーリンス4gをとり、水を加えて200ccと
する。シヤンプーで洗浄した毛束(長さ15cm,重量5
g)を40℃にて5秒間浸漬する。次いで40℃,200ccの
温水で30秒間、2回すすいだ後、および25℃,65%RHの
雰囲気で乾燥した後の毛束の風合い(柔軟性,しつとり
感,なめらかさ)について、10名のパネラーにより標準
リンスと比較しながら、次の基準で採点し合計点数によ
り評価した。
<標準リンス処方> <採点基準> 0:標準リンスより劣る 1: 〃 よりやや劣る 2: 〃 と同等 3: 〃 よりやや優る 4: 〃 より優る <保存安定性> 作成したヘアーリンスを室温および45℃で3ケ月保存
し、その安定性を次の基準で評価した。
し、その安定性を次の基準で評価した。
〇;外観に変化を認めず ×;外観に分離などの変化を認む 結果を表−1に示す。本発明の組成物(実施例1〜7)
を用いたヘアーリンスが特に優れていることが判る。
を用いたヘアーリンスが特に優れていることが判る。
実施例8 下記処方のカチオン界面活性剤組成物を調製した。
式(ハ)の化合物 62% ジプロピレングリコール 30 コレステリン 3 水 5 上記カチオン界面活性剤組成物を用いて次のヘアートリ
ートメントを作成した。このヘアートリートメントは良
好な粘度を有し(ゲル状)、毛髪に優れた風合いを与
え、保存安定性も良好であつた。
ートメントを作成した。このヘアートリートメントは良
好な粘度を有し(ゲル状)、毛髪に優れた風合いを与
え、保存安定性も良好であつた。
<ヘアートリートメント処方> [発明の効果] 本発明の組成物は、従来のラノリン系4級アンモニウム
塩組成物が有する、増粘性に劣るという問題点が改善さ
れているため、容易に適度な粘度を有する毛髪処理剤を
得ることができるものである。また、毛髪に優れた風合
いを付与し、容易に安定性の良好な毛髪処理剤を得るこ
とができるものである。
塩組成物が有する、増粘性に劣るという問題点が改善さ
れているため、容易に適度な粘度を有する毛髪処理剤を
得ることができるものである。また、毛髪に優れた風合
いを付与し、容易に安定性の良好な毛髪処理剤を得るこ
とができるものである。
フロントページの続き 審判の合議体 審判長 磯部 公一 審判官 吉田 敏明 審判官 種村 慈樹 (56)参考文献 特開 昭53−19983(JP,A) 特開 昭57−50911(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】一般式 (式中、R1はラノリン脂肪酸残基であり、R2は水素
または炭素数1〜4のアルキル基、R3,R4は炭素数
1〜4のアルキル基または炭素数2〜4のヒドロキシア
ルキル基、R5は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2
〜4のヒドロキシアルキル基またはベンジル基、lは2
〜5の整数、Xはハロゲン原子またはR6SO4で示される
基であり、R6は炭素数1〜4のアルキル基である。)
で示されるカチオン界面活性剤(a)を25〜90重量%、コ
レステリン,イソコレステリン,これらのアセチル化物
およびこれらのオキシアルキレンエーテルからなる群よ
り選ばれるコレステリン類またはその誘導体(b)を0.1〜
10重量%および炭素数2〜3のアルカノール、炭素数4
〜5のアルカンジオールおよび一般式 R7−O−(AO)m−R8 (2) (式中、R7,R8は水素または炭素数1〜4のアルキ
ル基、Aは炭素数2〜3のアルキレン基、mは1〜10で
ある。)で示される化合物からなる群より選ばれる溶剤
(c)を10〜75重量%含有することを特徴とするカチオン
界面活性剤組成物。 - 【請求項2】(b)がコレステリンである特許請求の範囲
第1項記載の組成物。 - 【請求項3】(c)が1.3−ブタンジオールまたはジプロピ
レングリコールである特許請求の範囲第1項または第2
項記載の組成物。 - 【請求項4】R1が、170〜210の酸価、40〜60の水酸基
価をもち、かつ融点が40〜55℃であるラノリン脂肪酸の
残基である特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一
項に記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60091710A JPH0617294B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | カチオン界面活性剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60091710A JPH0617294B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | カチオン界面活性剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61249912A JPS61249912A (ja) | 1986-11-07 |
JPH0617294B2 true JPH0617294B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=14034066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60091710A Expired - Fee Related JPH0617294B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | カチオン界面活性剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617294B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63246315A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-13 | Sanyo Chem Ind Ltd | パ−マネント・ウエ−ブ液組成物 |
JPS63297317A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-05 | Sanyo Chem Ind Ltd | 染毛剤組成物 |
JPH026403A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-10 | Nonogawa Shoji:Kk | 頭髪用化粧料および養毛料 |
JP3880186B2 (ja) * | 1997-01-30 | 2007-02-14 | 三洋化成工業株式会社 | 毛髪処理剤 |
JP2007015986A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Nippon Fine Chem Co Ltd | 脂質分散組成物、及び、脂質水分散組成物、並びにそれらを配合してなる毛髪化粧料 |
JP5582735B2 (ja) * | 2009-06-29 | 2014-09-03 | 株式会社ミルボン | 毛髪用化粧料 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4069347A (en) * | 1976-08-02 | 1978-01-17 | Emery Industries, Inc. | Compositions of quaternary ammonium derivatives of lanolin acids |
JPS5750911A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-25 | Lion Corp | Hair cosmetic |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP60091710A patent/JPH0617294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61249912A (ja) | 1986-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4886505B2 (ja) | 洗浄剤用組成物 | |
JPH0616524A (ja) | クレンジング用組成物 | |
JP3442425B2 (ja) | 易流動性の真珠色水性分散液 | |
TWI280883B (en) | Hair cosmetic composition | |
JP2003523928A (ja) | アルコキシル化脂肪アルコールジカルボン酸エステル | |
JP3049413B2 (ja) | 毛髪処理剤 | |
JPH0617294B2 (ja) | カチオン界面活性剤組成物 | |
JP2004002632A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2003336091A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2001342116A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2927867B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JPS621367B2 (ja) | ||
JPS6151566B2 (ja) | ||
JPH1179942A (ja) | 毛髪組成物 | |
JPH0475887B2 (ja) | ||
JP4167808B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2000001423A (ja) | 化粧料用油剤及び化粧料 | |
JP6017927B2 (ja) | 透明毛髪洗浄料 | |
JPH07278587A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPS5827319B2 (ja) | クリ−ム状洗浄剤組成物 | |
JPS621366B2 (ja) | ||
JP2001342118A (ja) | 整髪剤 | |
JPS61249911A (ja) | 4級アンモニウム塩組成物 | |
JPS6228925B2 (ja) | ||
WO2021182552A1 (ja) | シャンプー組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |