JPH0616998Y2 - 貫流水車のランナー - Google Patents

貫流水車のランナー

Info

Publication number
JPH0616998Y2
JPH0616998Y2 JP1985166738U JP16673885U JPH0616998Y2 JP H0616998 Y2 JPH0616998 Y2 JP H0616998Y2 JP 1985166738 U JP1985166738 U JP 1985166738U JP 16673885 U JP16673885 U JP 16673885U JP H0616998 Y2 JPH0616998 Y2 JP H0616998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
runner
end plate
plate
runner blade
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985166738U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6276285U (ja
Inventor
篤信 尾見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP1985166738U priority Critical patent/JPH0616998Y2/ja
Publication of JPS6276285U publication Critical patent/JPS6276285U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616998Y2 publication Critical patent/JPH0616998Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、貫流水車のランナーの改良に関する。
B.考案の概要 この考案は、ランナーブレードを回転軸に対して平行に
配した円筒形状から成る貫流水車のランナーに関するも
ので、前記ランナーブレードの両端部を支持する端板に
おいて、回転軸との連結部分の板厚とランナーブレード
との連結部分との板厚とをほぼ同じ厚さにすると共に各
連結部分との間の端板平面部分にこの連結部分よりも板
厚を薄くして成る薄肉部を形成し、端板と回転軸及びラ
ンナーブレードとの連結剛性を低下させずに端板のラン
ナーブレード方向の剛性を適度に低下させることで、ラ
ンナーブレードに生ずる応力を低下させることができる
貫流水車のランナーを提供するものである。
C.従来の技術 貫流水車のランナーは、第4図に示すように端板30と
端板30との間に互いに平行なランナーブレード2を円
筒形に配設し、水車31の側面に接線方向から水流を当
て、その水圧による回転力を端板30に設けられた回転
軸4より取り出すようになっている。そしてランナー3
1が回転中はランナーブレード2に大きな水圧ががけら
れるので、端板30間にランナーブレード2を補強する
仕切板6がいくつか設けてある。この仕切板6は、常に
流水中に置かれるため回転の抵抗とならないように、板
厚を薄くして形成されている。それ故に、発生した回転
力を回転軸4に伝達するため、端板30は板厚が厚いも
のとなっている。
D.考案が解決しようとする問題点 上述したように端板30の板厚が厚く形成されているこ
とから、水圧を受けてランナーブレード2にたわみが生
じた場合においても、端板30は剛性が高くなっている
ためほとんど変形されず、そのため第5図のグラフに示
すようにランナーブレード2に生ずる応力Sが端板30
の板厚を厚くするに従って非常に高くなるという問題が
あった。
E.問題点を解決するための手段 そこで本考案は、ランナーブレードに過大な応力が生ず
るのを防止することを目的として、端板を互いに間隔を
あけて回転軸に垂直に設け、この端板間に複数のランナ
ーブレードを前記回転軸の周囲に当該回転軸と平行に配
置した貫流水車のランナーにおいて、前記端板における
前記回転軸との連結部分の板厚と該端板における前記ラ
ンナーブレードとの連結部分との板厚とをほぼ同じ厚さ
に形成すると共に、前記端板における回転軸との連結部
分と前記ランナーブレードとの連結部分との間の端板平
面部分に前記各連結部分よりも板厚を薄くして成る薄肉
部を前記回転軸を中心とする円形状に形成することで、
端板と回転軸及びランナーブレードとの連結部分の剛性
を低下させずに端板の有する横方向の剛性を適度に低下
させるようにしたのである。
F.実施例 第1図は本考案にかかる貫流水車のランナー1の一実施
例であり、ランナーブレード2の両端に端板3を設け、
端板3の中央に回転軸4を貫通させ、前記両端板3の間
に仕切板6を配している。
前記ランナーブレード2は、前記回転軸4に対して平行
で、前記端板3の外周に円形に配置してあり、各ランナ
ーブレード2の間隔は全て等しく且つ中心軸4に向かう
線に対して一定の角度に斜傾させてある。前記仕切板6
は端板3間に設けられた薄板の円形板で、回転軸4に固
着されており、外周部分においてランナーブレード2を
固定し保持している。ランナーブレード2の両端に設け
た端板3は、前記仕切板6より厚い板厚の円形板で、中
心部にて回転軸4と固着し、対向する端板3との間にお
いてランナーブレード2の端部を固定している。そし
て、この端板3は回転軸4との連結部分(内径側)の板
厚とランナーブレード2との連結部分(外径側)との板
厚とがほぼ同じ厚さに形成される一方、この各連結部分
の間の端板平面部分はその連結部分よりも板厚が薄くな
っている。即ち、端板3における回転軸4との連結部分
とランナーブレード2との連結部分との間の外面側には
回転軸4を中心とした同心円の溝部7が数条形成されて
おり、第2図に示すように、端板3にはこの溝部7が形
成された部分のみその溝部7の深さ分削除されて薄くな
ることで薄肉部8を設けている。前記回転軸4は、発電
機等図示しない接続機器の入力端に連結されている。
このようにランナー1を構成したため、ランナーブレー
ド2が水流から水圧を受けると、端板3は薄肉部8が形
成されてその剛性か低いので、この薄肉部8から端板3
がランナーブレード2と共に適当量たわみ、第2図に点
線で示すように、端板3のように変形する。ところが、
端板3の内径側における回転軸4との連結部分と外径側
におけるランナーブレード2との連結部分はこの薄肉部
8よりも十分な厚みが確保されているので、強固な連結
関係が維持される。そのためランナーブレード2に加え
られた力が分散され、ランナーブレード2に生ずる応力
が減少できる。なお、前述の実施例では、薄肉部8を端
板3の外周面に溝部7を形成することで設けたが、本考
案はこれに限らず、第3図に示すように、段状の段部9
を形成することで薄肉部8を設けてもよい。更にこの薄
肉部8は両端板3に設けず片側の端板3のみであっても
よく、又内面側であってもよい。
G.考案の効果 以上述べたように本考案によれば、端板における回転軸
との連結部分の板厚とランナーブレードとの連結部分と
の板厚とをほぼ同じ厚さに形成すると共にその回転軸と
の連結部分とランナーブレードとの連結部分との間の端
板平面部分に各連結部分よりも板厚を薄くして成る薄肉
部を形成したので、ランナーブレード中間に設けられた
仕切板の板厚を厚くすることなくランナー回転方向の強
度を保つと共に端板の回転軸方向の剛性を適度に低下さ
せることができ、水圧を受けた場合端板がランナーブレ
ードと共にたわむので、ランナーブレードに加えられた
力が分散されて、ランナーブレードに生ずる変形応力を
減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案にかかるもので、第1図はラン
ナーの一実施例を示す斜視図、第2図は第1図の部分断
面図、第3図は他の実施例にかかる部分断面図、第4図
は従来例を示す斜視図、第5図は端板板厚とランナーブ
レード応力の関係を示すグラフである。 図面中、 1,31はランナー、 2はランナーブレード、 3は端板、 4は回転軸、 8は薄肉部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端板を互いに間隔をあけて回転軸に垂直に
    設け、この端板間に複数のランナーブレードを前記回転
    軸の周囲に当該回転軸と平行に配置した貫流水車のラン
    ナーにおいて、前記端板における前記回転軸との連結部
    分の板厚と該端板における前記ランナーブレードとの連
    結部分との板厚とをほぼ同じ厚さに形成すると共に、前
    記端板における回転軸との連結部分と前記ランナーブレ
    ードとの連結部分との間の端板平面部分に前記各連結部
    分よりも板厚を薄くして成る薄肉部を前記回転軸を中心
    とする円形状に形成したことを特徴とする貫流水車のラ
    ンナー。
JP1985166738U 1985-10-31 1985-10-31 貫流水車のランナー Expired - Lifetime JPH0616998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985166738U JPH0616998Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31 貫流水車のランナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985166738U JPH0616998Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31 貫流水車のランナー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6276285U JPS6276285U (ja) 1987-05-15
JPH0616998Y2 true JPH0616998Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31098000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985166738U Expired - Lifetime JPH0616998Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31 貫流水車のランナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616998Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3327456C2 (de) * 1983-07-29 1985-08-22 Ossberger-Turbinenfabrik GmbH & Co, 8832 Weißenburg Laufrad für eine Durchströmturbine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6276285U (ja) 1987-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE37900E1 (en) Blade group with pinned root
US4275993A (en) Composite fan blade assembly
US5082425A (en) Centrifugal pump impeller
US4813850A (en) Integral side entry control stage blade group
JPH0616998Y2 (ja) 貫流水車のランナー
JPH08210294A (ja) 回転ファン部材及び組立体
JPS6334326A (ja) 軸の結合用▲撓▼み継手
JPS6143559B2 (ja)
JPH1113699A (ja) ポンプ
JPS60152865U (ja) 流体トルクコンバ−タ
JPH0740718Y2 (ja) クロスフローファン
JPS5870094A (ja) プラスチツク製フアン
JPH0425401B2 (ja)
JPS581799U (ja) 羽根車
JPS6034598U (ja) ポンプ用羽根車
JPS60191934U (ja) 軸流羽根車式水道メ−タ
JPH1047293A (ja) 金属製小型貫流ファンの羽根車
SU452972A3 (ru) Составное лопастное колесо
JPS59170402A (ja) タ−ビン羽根車
JPS5933828Y2 (ja) タンクの補強外筒
JPH0740719Y2 (ja) クロスフローファン
JPH08177788A (ja) 流体機械の羽根車
JPS6326576Y2 (ja)
JPS5946625U (ja) 丸鋸支持装置
JPS60152100U (ja) 遠心送風機