JPH06169288A - 受光装置 - Google Patents

受光装置

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Publication number
JPH06169288A
JPH06169288A JP5013488A JP1348893A JPH06169288A JP H06169288 A JPH06169288 A JP H06169288A JP 5013488 A JP5013488 A JP 5013488A JP 1348893 A JP1348893 A JP 1348893A JP H06169288 A JPH06169288 A JP H06169288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
electromagnetic shield
cover
receiving device
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5013488A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensaku Abe
健作 阿部
Shigeki Iwahara
成樹 岩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH06169288A publication Critical patent/JPH06169288A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォトダイオード等の受光素子を使用した受
光装置において、外部からの電磁波をシールドする。 【構成】 基板2と、該基板2に取付けられた受光素子
3と、これら基板2および受光素子3を収容した光透過
性を有するプラスチックカバー4とを備えた受光装置1
において、上記受光素子3を覆う光透過性を有する電磁
シールド体5を基板2に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音声信号を赤外線によ
って送信するようにした所謂赤外光マイクロホンの受信
装置等に使用する受光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】入力音声信号をコードを介してアンプや
ミキサー等に伝送する所謂コード式のマイクロホンはコ
ードによって使用者の行動範囲が制限されたり、コード
が絡まるなどの不便がある。
【0003】そこでコードに代えて、入力音声信号を電
波として送信するようにした所謂コードレス(ワイヤレ
ス)マイクロホンが開発された。
【0004】ところで、電波を用いるワイヤレスマイク
ロホンは電波法による規制を受け、微弱な電波しか出力
できないため使用範囲が制限されてしまう。また電波は
マイクロホンを使用している部屋の外部にも伝播するた
めに秘密性を要求される会議などで使用するのは不適当
である。
【0005】そこで、電波に代えて、赤外線を利用し
て、入力音声信号の送信を行うようにした赤外光マイク
ロホンが開発されるに至った。
【0006】そして、上記赤外光マイクロホンの受信装
置には、フォトダイオードやフォトトランジスタ等の受
光素子を用いた受光装置が用いられている。
【0007】上記受光装置は図8に示したように、基板
101と、該基板101上に取付けられた受光素子10
2と、これら基板101と受光素子102を収容した光
透過性を有するプラスチックカバー(ケース)103と
からなっていて、該プラスチックカバー103を透過し
てきた信号光を上記受光素子102で受光(受信)する
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
受光装置にあっては特別な電磁シールドが施されていな
かったために、外部の電磁波が信号光と共にプラスチッ
クカバー内に侵入し、侵入した電磁波により受光素子が
悪影響を受け、また受光装置に手を近ずけたりすると異
常なノイズや発振が起るという問題点があった。
【0009】この発明は上記従来の問題点を解決し、外
部の電磁波等の悪影響を受けない受光装置を提供するこ
とを目的として為されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1は、基板と、該
基板上に取付けられた受光素子と、これら基板と受光素
子を収容した透光性を有するプラスチックカバーとを備
えた受光装置において、上記受光素子の周囲を覆うよう
にして、光透過性を有する電磁シールド体を上記基板に
取付けた。
【0011】請求項2は請求項1の受光装置において、
電磁シールド体を金網で形成した。
【0012】請求項3は請求項1および2の受光装置に
おいて、電磁シールド体をプラスチックカバーにインサ
ート成形した。
【0013】請求項4は請求項1および2の受光装置に
おいて、電磁シールド体をプラスチックカバーの表面に
取付けた。
【0014】
【作用】請求項1の受光装置にあっては、外部からの電
磁波を電磁シールド体によって遮蔽し、電磁波が受光素
子に至るのを防止する。
【0015】請求項2の受光装置にあっては電磁シール
ド体に金網を使用したので、容易に電磁シールド体を製
作することができ、かつ、適当なメッシュ(網目)の大
きさの金網を使用することにより、信号光の光透過性を
害することなく、外部から電磁波を確実にシールドする
ことができる。
【0016】請求項3の受光装置にあっては、電磁シー
ルド体をプラスチックカバーにインサート成形したの
で、電磁シールド体はプラスチックカバーにより表、裏
面を覆われて保護される。
【0017】請求項4の受光装置にあっては、電磁シー
ルド体をプラスチックカバーの表面に取付けたので、電
磁シールド体はプラスチックカバーにより裏打ちされ補
強される。
【0018】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1において、1はこの発明の受光装置であ
り、この受光装置1は基板2と、該基板2に取付けられ
た3個の受光素子3…3と、これら基板2と受光素子3
…3を収容した光透過性(透光性)を有するプラスチッ
クカバー4と、上記受光素子3…3の周囲を覆うように
して、上記基板2に取付けられた光透過性を有する電磁
シールド体5を備えている。
【0019】上記基板2は円形に形成されていて、上面
側に上記3個の受光素子3…3が設けられている。
【0020】また、上記基板2の下面側には復調回路等
の回路が設けられていて、これら回路と上記受光素子3
…3が電気的に接続されていると共に、上記基板2の下
面側はシールド板(図示省略)によってシールドされて
いる。
【0021】上記受光素子3…3はフォトダイオード等
の受光ペレット11をモールド体12でモールドするこ
とにより所謂無指向性に近い状態に形成されている。
【0022】上記モールド体12は透明なエポキシ樹脂
で形成されていて、該モールド体12には一体的にプリ
ズム部が形成されている。
【0023】そして、図示を省略した赤外光マイクロホ
ン等から発信された信号光は上記プリズム部を通して、
受光ペレット11に受光されるようになっている。
【0024】また、プラスチックカバー4は上カバー2
1と下カバー22とからなっていて、下カバー22にホ
ルダ23を介して上記基板2が取付けられている。
【0025】上記下カバー22は光遮断性(遮光性)を
有するプラスチック素材で形成されている。
【0026】一方、上カバー21は光透過性に優れたプ
ラスチック素材で形成されている。
【0027】そして、上記上カバー21と下カバー22
は互の開口部の内、外周面に設けたネジ部24、25で
螺着、結合されるようになっている。
【0028】次に、上記受光素子3…3をシールドする
電磁シールド体5について説明する。
【0029】上記電磁シールド体5は金網により半球形
状に形成されていて、該金網を構成する多数の金属線3
1…31の両端部を上記基板2の下面のシールド板にハ
ンダ付けすることにより、基板2上に取付けられてい
て、該基板2に取付けられた3個の受光素子3…3の全
てを覆うようになっている。
【0030】上記電磁シールド体5は赤外光マイクロホ
ン等からの信号光の透過率を損うことなく、しかも外部
からの電磁波を効果的にシールドできるように、開口率
は少なくとも88%以上に確保されている。
【0031】実施例の受光装置1は以上説明したような
構成であって、電磁シールド体5の開口率を88%以上
としたので、電磁シールド体5の信号光透過率も当然高
いものになり、受光素子3…3の性能を損うことなく、
外部からの電磁波を確実に遮断することができるのであ
る。
【0032】なお、図1に示した実施例では受光素子3
…3の指向性が無指向に近いので、電磁シールド体5を
半球形状に形成し、どの方向から信号光が来ても光の透
過率が略均一になるようにしたが、受光素子3…3が指
向性を有する場合、又は受光素子3…3の用途や形状等
に合わせて、電磁シールド体5は図2〜図4に示したよ
うに、直方体や円柱状或は円堆形に形成してもよい。
【0033】また、電磁シールド体5は図5に示したよ
うに、開口端部に金属リング製の止着用フランジ部41
を取付け、該リング状体41をねじ42…42等で基板
2に取付け、該基板2の下面に設けたシールド板と上記
リング状体41を接触させる構成としてもよい。
【0034】図6は上カバー21をプラスチック成形す
る際に、金網製の電磁シールド体5をインサート成形し
た場合を示す。
【0035】電磁シールド体5をインサート成形するこ
とにより、電磁シールド体5は上カバー21内に埋め込
まれた状体になるので、電磁シールド体5乃至その網目
が変形したりするのを防止できる。
【0036】図7は上カバー21の表面に電磁シールド
体5を取付けた場合を示す。
【0037】この場合電磁シールド体5は上カバー21
により所謂裏打ちされた状態になり、電磁シールド体5
は上カバー21により補強されて、変形等が防止され
る。
【0038】
【発明の効果】この発明の受光装置には次に述べるよう
な効果がある。
【0039】(1)電磁シールド体によって受光素子を
シールドし、該受光素子を外部からの電磁波等ら保護し
て異常なノイズや不要な発振を防止することができる。
【0040】(2)電磁シールド体を金網で形成したの
で、市販の金網を利用をすることにより、電磁シールド
体を安価に製造し、かつ基板に組付けることができる。
【0041】(3)電磁シールド体をプラスチックカバ
ー内にインサート成形したので、電磁シールド体はプラ
スチックカバーにより表、裏面を覆われて保護され、変
形等が防止される。
【0042】(4)電磁シールド体をプラスチックカバ
ーの表面に取付けたので電磁シールド体はプラスチック
カバーにより裏打ちされて保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図。
【図2】電磁シールド体を直方体に形成した場合の斜視
図。
【図3】電磁シールド体を円柱形に形成した場合の斜視
図。
【図4】電磁シールド体を円堆形に形成した場合の斜視
図。
【図5】電磁シールド体に止着用フランジ部を設けた場
合の斜視図。
【図6】電磁シールド体をカバー内にインサート成形し
た場合の一部破断側面図。
【図7】電磁シールド体のカバーの表面に取付けた場合
の側面図。
【図8】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1…受光装置 2…基板 3…受光素子 4…プラスチックカバー 5…電磁シールド体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板上に取付けられた受光素
    子と、これら基板と受光素子を収容した光透過性を有す
    るプラスチックカバーと、上記受光素子の周囲を覆うよ
    うにして上記基板に取付けられた光透過性を有する電磁
    シールド体とを備えてなる受光装置。
  2. 【請求項2】 電磁シールド体を金網で形成した請求項
    1の受光装置。
  3. 【請求項3】 電磁シールド体をプラスチックカバーに
    インサート成形した請求項1および2の受光装置。
  4. 【請求項4】 電磁シールド体をプラスチックカバーの
    表面に取付けた請求項1および2の受光装置。
JP5013488A 1992-09-30 1993-01-29 受光装置 Pending JPH06169288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5013488A JPH06169288A (ja) 1992-09-30 1993-01-29 受光装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26112392 1992-09-30
JP4-261123 1992-09-30
JP5013488A JPH06169288A (ja) 1992-09-30 1993-01-29 受光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06169288A true JPH06169288A (ja) 1994-06-14

Family

ID=26349301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5013488A Pending JPH06169288A (ja) 1992-09-30 1993-01-29 受光装置

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JP (1) JPH06169288A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424442B1 (en) 1994-09-03 2002-07-23 International Business Machines Corporation Optical transmitter and transceiver module for wireless data transmission
KR100349598B1 (ko) * 2000-02-03 2002-08-23 삼성전자 주식회사 실리콘 광벤치를 이용한 스몰 폼 팩터 광송수신 집적 모듈
JP2010501383A (ja) * 2006-08-18 2010-01-21 デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 自動車用途のための軽量オーディオシステムおよび方法
US10999956B2 (en) 2017-03-08 2021-05-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Module
WO2021131962A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 富士フイルム株式会社 電磁シールド用部材

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