JPH061674B2 - 螢光表示管 - Google Patents

螢光表示管

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JPH061674B2
JPH061674B2 JP59256357A JP25635784A JPH061674B2 JP H061674 B2 JPH061674 B2 JP H061674B2 JP 59256357 A JP59256357 A JP 59256357A JP 25635784 A JP25635784 A JP 25635784A JP H061674 B2 JPH061674 B2 JP H061674B2
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fluorescent
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phosphor
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英昭 中川
紘治 鶴田
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/15Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen with ray or beam selectively directed to luminescent anode segments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高輝度発光の螢光表示管に関する。
〔従来の技術〕 例えば赤、緑及び青の3色の螢光体層からなる所謂螢光
体トリオを有した発光表示セルを多数配列して例えば横
40m、縦25mの大画面を得るようにした巨大表示装置が
提案されている。
この発光表示セルは、第28図及び第29図に示すようにガ
ラス匡体(1)の前面パネル(1A)の内面にカーボン層(3)
にて囲まれる如く赤、緑及び青の3色の螢光体層(2)
〔(2R),(2G),(2B)〕を被着形成し、これら各色
螢光体層(2R),(2G),(2B)に対向して3つのワイ
ヤカソード(K)〔(K),(K),(K)〕及
び第1グリッド(制御電極)(G)〔(G1R),(G
1G),(G1B)〕と、共通の第2グリッド(加速電極)
(G)を配して構成される。
各色螢光体層(2R),(2G)及び(2B)は夫々セパレー
タ(3)にて囲まれ、各ワイヤカソード(K)からの電子
ビームが夫々対応する螢光体層(2)に照射するようにな
される。この場合螢光体層(2)にアノード電圧を供給す
るアノード端子(5)はセパレータ(3)を介してガラス匡体
(1)の前面パネル(1A)と側板(1C)間より導出され、
他のカソード(K)、第1グリッド(G)、第2グリ
ッド(G)の各端子(6)は背面パネル(1B)と側板(1
C)間より導出される。この発光表示セルでは、アノー
ド端子(5)を通じて螢光体層(2)にアノード電圧が供給さ
れ、アノード側と第2グリッド(G)の電圧が固定さ
れて第1グリッド(G)に与える電圧によって選択的
にオン、オフ表示される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、この様な発光表示セルを用いた表示装置は巨
大画面が得られる反面、速度の大きさの大画面の表示装
置を得るには不向きであり、従って実用化を考えた場
合、適度に小型化されることが望まれる。
本発明は、上述の点に鑑み、小型化を可能にした高輝度
発光の螢光表示管を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る螢光表示管は、赤、緑、青の3色の螢光体
層からなる螢光体トリオと、螢光体トリオの各螢光体層
にそれぞれ対向して配置される電子ビーム源としてのカ
ソード、(第1グリッド)及び加速電極(第2グリッ
ド)とを有し、上記カソード、制御電極、加速電極を、
螢光体トリオの単位毎に匡体で一体的に保持して電極ユ
ニットを構成し、匡体を構成する部材が加速電極を兼用
するようにして構成する。
〔作用〕
上述の構成において、電極ユニットを動作することによ
って、電極ユニットからの電子ビームが対応する螢光体
トリオを叩き、螢光体トリオが発光表示される。そし
て、かかる螢光表示管を単一表示セルとしてこの表示セ
ルを多数配列することにより、実用に供し得る程度に小
型化された大画面表示装置(例えば大型映像表示装置)
が作製できる。特に、カソード、制御電極、加速電極を
螢光体トリオの単位毎に匡体で一体的に保持して電極ユ
ニットを構成し、この電極ユニットを構成する匡体と加
速電極を兼用することにより、電極ユニットがコンパク
ト化され、この種の表示セルの組立、製造が容易にな
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明による表示螢光管の実施例
について詳述する。
第1図、第2図及び第3図は、本発明の螢光表示管、即
ち単位セルを示す夫々1部破断とした正面図、側面図及
び斜視図を示す。
同図中、(11)は前面パネル(11A)と背面パネル(11
B)と側板(11C)からなるガラス匡体を示す。このガラ
ス匡体(11)は例えば前面パネル(11A)において縦41m
m×横86mmの大きさに形成される。このガラス匡体(1
1)内に螢光体層からなる複数組の絵素となる螢光表示
部即ち本例では8組の所謂螢光体トリオ(12)〔(12
a),(12b),(12c),(12d),(12e),(12f),
(12g),(12h)〕と、これら螢光体トリオ(12)毎に
対応する8組の電極ユニット(13)〔(13a),(13
b),(13c),(13d),(13e),(13f),(131
g),(13h)〕が対向して配される。
8組の螢光体トリオ(12)は前面パネル(11A)の内面
に螢光体層を被着して形成されるもので4組つづ上下2
列に配列され、この場合各螢光体トリオ(12)は赤発
光、緑発光、青発光の3つの螢光体層(14R),(14
G),(14B)にて構成される。具体的には第8図に示す
ように前面パネル(11A)の内面に枠状に導電層である
カーボン層(15)が印刷され、枠状内の各空所に対応し
て、夫々赤螢光体層(14R)、緑螢光体層(14G)及び青
螢光体層(14B)が一部カーボン層(15)上にまたがる
ようにして印刷によって形成され、その前面に中間膜を
介して例えばアルミニウムよりなるメタルバック層(1
6)が被着形成される。そして、この場合、螢光体トリ
オ(12)においては、中央に赤螢光体層(14R)を、両
端に夫々緑螢光体層(14G)及び青螢光体層(14B)を夫
々配置するも、特に緑螢光体層(14G)と青螢光体層(1
4B)が一列ごとに左右逆に配置される(第10図参照)。
この各螢光体トリオ(12)に夫々対向するように背面パ
ネル(11B)側に電極ユニット(13)が配置される。こ
の電極ユニット(12)は、螢光体トリオ(12)の各赤螢
光体層(14R)、緑螢光体層(14G)及び青螢光体層(14
B)に対向するように3つのワイヤカソード(K)
〔(K),(K),(K)〕と、そのワイヤカソ
ード(K),(K),(K)に対向して夫々3つ
の第1グリッド(G)〔(G1R),(G1G),
(G1B)〕が配され、更に3つの第1グリッド(G
に共通に第2グリッド(G)が配置される。
この電極ユニット(13)の具体的な組立及び構成は第4
図乃至第7図に示す如くである。即ち第4図に示す如く
3つの4角形状の開口部(17)を有し、各開口部(17)
を挟む位置に夫々対の端子ピン(18a)及び(18b)を貫
通植立した絶縁基板例えばセラミックベース(19)が設
けられる。この対の端子ピン(18a)及び(18b)の夫々
に対なすE字状の導電性支持片(20a)及び(20b)が共
通にスポット溶接され、即ち一方の導電性支持片(20
a)が一方の列の3つの端子ピン(18a)に共通にスポッ
ト溶接され、他方の導電性支持片(20b)が他方の列の
3つの端子ピン(18b)に共通にスポット溶接されて
後、その各導電性支持片(20a)及び(20b)間に各ワイ
ヤカソード(K),(K),(K)が架張され
る。一方の支持片(20a)はワイヤカソード(K)の一
端を固定するものであり、他方の支持片(20b)には先
端に屈曲させたスプリング部(21)が設けられ、このス
プリング部(21)に各ワイヤカソード(K)の他端が固
定される。これによって温度上昇によってワイヤカソー
ド(K)が伸びても、その伸びはスプリング部(21)に
よって吸収し、ワイヤカソード(K)は弛むことがな
い。(22)は支持片(20a)より導出された端子であ
る。各ワイヤカソード(K)は、例えばタングステンヒ
ータの表面に電子放出物質となる炭酸塩を塗布して形成
される。
次に、各第1グリッド,(G1G),(G1R),(G1B
がセラミックベース(19)の各開口部(17)にて支持さ
れる。各第1グリッド(G1G),(G1R),(G1B)は
各ワイヤカソード(K),(K),(K)に対向
するように円筒面を有するように彎曲したかまぼこ状に
形成され、その円筒面に長手方向に沿って所定ピッチを
おいて多数のスリット(23)が設けられ、彎曲した両端
部より夫々開口部(17)の幅と略等しい幅の脚部(24)
及び(25)が設けられて成る。この両脚部(24)及び
(25)がセラミックベース(19)の開口部(17)内に挿
入されるが、このとき両脚部(24)及び(25)をその対
向方向に狭めるようにして挿入させるので、挿入後の両
脚部の元に戻る力で両脚部(24)及び(25)が開口部
(17)の内壁に圧接する如くなりこれによって仮り支持
が行われる。一方の脚部(24)は端子に利用されるため
に長く、他方の脚部(25)は短かく形成され、開口部
(17)に挿入した状態では一方の脚部(24)は開口部
(17)を貫通し、他方の脚部(25)は開口部(17)内に
止まるようになされる。
一方、電極ユニットの匡体(26)が設けられる。この匡
体(26)は第2グリッド(G)の一部を構成するもの
で導電材よりなり、前面に各第1グリッド(G)に対
向する如き3つの開口(27)〔(27G),(27R),(27
B)〕が設けられ、開口(27)の相互間を仕切る如きセ
パレータ(28)が一体に内方に延長されて成る。この匡
体(26)は絞り加工で作られバレル研磨が施され、放電
しにくい構成となされる。この匡体(26)内に共通の第
2グリッド(G)が挿入配置される。この第2グリッ
ド(G)は各第1グリッド,(G1G),(G1R),
(G1B)に対応した部分に第1グリッド(G)のスリ
ット(23)と同じ対応位置にスリット状のメッシュ部分
(29G),(29R),(29B)を形成して構成される。こ
の場合、メッシュ部分(29G),(29R),(29B)の相
互間にセパレータ(28)が挿通する溝(30)が設けられ
る。そして各スリット部分(29G),(29R),(29B)
が開口(27G),(27R),(27B)に臨むように且つ溝
(30)にセパレータ(28)を挿通して第2グリッド(G
)が匡体(26)内に配される。この第2グリッド(G
)は匡体(26)の一部にスポット溶接され、匡体(2
6)に機械的且つ電気的に接続されるものであり、従っ
て、匡体(26)は第2グリッド(G)を兼ねることに
なる。
次に、匡体(26)内の一方の相向する内壁面に沿うよう
に1対の絶縁性のセパレータ(31A)及び(31B)が挿入
される。このセパレータ(31A)及び(31B)の内面には
第1グリッド(G)の側部が嵌着し得る3つの溝部
(32)〔(32G),(32R),(32B)〕が設けられてい
る。(33)は透孔である。このセパレータ(31A),(3
1B)は夫々匡体(26)内に挿入したとき、匡体(26)の
壁部とセパレータ(28)との間隙に挿入されて挾持的に
保持される。またセパレータ(31A),(31B)の上端は
第2グリッド(G)に当接する。
そして、このように第2グリッド(G)及びセパレー
タ(31A),(31B)を組立てた匡体(26)内にワイヤカ
ソード(K)及び第1グリッド(G)を取付たセラミ
ックベース(17)をそのベース内にセパレータ(31
A),(31B)の後端面が対接するようにして挿入され
る。このとき各第1グリッド(G1G),(G1R),(G
1B)の両端が夫々セパレータ(31A),(31B)の溝部
(32G),(32R),(32B)に嵌合する。従って、各第
1グリッド(G)は、その脚部(24),(25)がセラ
ミックベース(19)の開口(17)に差し込まれること
と、第1グリッドの両側部がセパレータ(31A),(31
B)の溝部(32)に嵌合することとによって位置決めが
正確になされる。また、ワイヤカソード(K)が架張さ
れた一方の支持片(20a)より折曲延長された端子(2
2)がセラミックベース(19)とセパレータ(31a)との
間を通り匡体(26)の切欠を通じて外部に導出される。
次に、導電性材よりなるリテーナ構体(34)のうちの1
つの枠状のリテーナ(34A)が匡体(26)内に嵌合され
て、そのリテーナ(34A)の曲げ部(34a)と匡体(26)
とがスポット溶接されることによってセラミックベース
(19)が保持されて第5図乃至第7図に示される電極ユ
ニット(13)が構成される。
導電性リテーナ構体(34)は、第4図に示すように4組
の電子ユニットの匡体(26)に入り得る各リテーナ(34
A),(34B),(34C),(34D)が互に導電性連結部
(35)にて一体に連結され、この連結部(35)が丁度匡
体(26)の切欠(36)に嵌合するように構成される。
(36)はリードフレーム(図示せず)にスポット溶接す
る取付部、(37)はガラス匡体(11)に取付けられる取
付部である。従って4組の電極ユニット(13)の各第2
グリッド(G)は、導電性リテーナ構体(34)によっ
て互いに電気的に共通接続される。
一方、8組の螢光体トリオ(12)の各色螢光体層(14
R),(14G),(14B)を囲むように第9図に示すよう
な導電性材よりなるセパレータ構体(40)が配置され
る。このセパレータ構体(40)は、ワイヤカソードから
の電子ビームが第1グリッド(G)、第2グリッド
(G)に当たってそれよりの2次電子が隣接する螢光
体層を発光しないようにこれを阻止するためのシールド
と、夫々のワイヤカソード(K)からの電子ビームが対
応する螢光体層(14)の全体に照射されるように電子ビ
ームを広げる作用いわゆる拡散レンズの形成とを兼ね、
同時に各螢光体トリオ(12)に高電圧例えば8KVを与え
るための給電手段として用いられるものである。このセ
パレータ構体(40)は組立てに際してはガラス匡体(1
1)の前面パネル(11A)と側板(11C)との間で支持さ
れ、ガラスフリットによって固定される。即ち、このセ
パレータ構体(40)は8組の螢光体トリオ(12)毎に夫
々各色螢光体層が囲まれるように3つに仕切られたセパ
レータ部(41)を有し、各セパレータ部(41)が互いに
電極板(42)を介して一体に連結された構成となされ、
上端部に夫々外方に突出する支持用爪(43)が設けられ
ている。また、セパレータ構体(40)の側部には位置決
め用の弾性屈曲片(44)が切起される。従って、セパレ
ータ構体(40)をガラス匡体(11)の側板(11C)に上
方より挿入したとき、丁度支持用爪(43)が側板(11
C)の上端面に当接してセパレータ構体(40)が支持さ
れると同時に、屈曲片(44)が側板(11C)内壁に当接
してセパレータ構体(40)が所定位置に保持される。更
にこのセパレータ構体(40)の電極板に対応した部分に
は突起(45)(第8図参照)が設けられ、この突起(4
5)はセパレータ構体(40)を側板(11C)内に収納し側
板(11C)上に前面パネル(11A)を重ね合わせて封止す
る時に、丁度メタルバック層(16)又はカーボン層(1
5)に接触する。これによって高圧端子即ちアノードリ
ード(46)よりの高圧が各螢光体トリオ(12)に共通に
供給されるようになる。高圧が印加されるアノードリー
ド(46)は第8図に示すようにその一端がセパレータ構
体(40)の電極板(42)に接続され、他端がガラス匡体
(11)の背面パネル(11B)に取付けた排気管(47)を
通して外部に導出される。このときアノードリード(4
6)は排気管(47)の部分にガラス巻きしたジュメット
線(Cu合金)を用いる。従ってアノードリード(46)
と排気管(47)との間の気密は保たれる。排気管(47)
の外側には高圧カバー(48)が接着剤(49)を介して固
定され、この高圧カバー(48)に設けられた外部端子板
(50)にアノードリード(46)が半田付けされる。そし
て、この端子板(50)にスプリング(51)を介して外部
リード(52)が電気的に接続され、さらに高圧カバー
(48)が着脱可能の例えばシリコンゴム製のカバー(5
3)で保護される。
電極ユニット(13)においては、8組の電極ユニット
(13a)〜(13d)が4組づつ共通のリテーナ構体(34)
にて固定されて後、リードフレーム(60)上の所定位置
に配され、リテーナ構体(34)の取付部(36)とリード
フレーム(60)とがスポット溶接される。その後ワイヤ
カソード(K)の端子ピン(18)、第1グリッド
(G)の脚部(24)及び電極ユニット(13a)〜(13
d)側のリテーナ構体(34)と夫々対応する所定のリー
ドフレームのリード部間が例えばリード線(図示せず)
を介して接続される。このとき、前述したように第2グ
リッド(G)は横方向に配列された4組の電極ユニッ
ト(13a)〜(13d)の第2グリッド(G)同志及び4
組の電極ユニット(13e)〜(13h)の第2グリッド(G
)同志は夫々リテーナ構体(34)によって共通接続さ
れる。また第1グリッド(G)は各縦方向に配列され
た2個の電極ユニット間即ち電極ユニット(13a)と(1
3e)間、電極ユニット(13b)と(13f)間、電極ユニッ
ト(13c)と(13g)間及び電極ユニット(13d)と(13
h)間で共通接続される。すなわち、縦に配列された電
極ユニット間において、その中央のG1R同志が共通接続
され、右端の(G1B)と(G1G)が共通接続され、左端
の(G1G)と(G1B)とが共通接続される。さらに各ワ
イヤカソード(K)は本例では直列接続される。
そして、ワイヤカソード(K)のリード、第1グリッド
(G)のリード、第2グリッド(G)のリードは夫
々背面パネル(11B)と側板(11C)の下端面との間の封
止部を通って外部に導出される。
(61F)はワイヤカソードのリード、(62G2)は電極ユ
ニット(13e)〜(13h)間で共通接続された第2グリッ
ド(G)のリード、(63G2)は電極ユニット(13a)
〜(13d)間で共通接続された第2グリッド(G)の
リード、(64G1)は電極ユニット(13a)及び(13e)間
で共通接続された3つの第1グリッド(G)のリー
ド、(65G1)は電極ユニット(13b)及び(13f)間で共
通された3つの第1グリッド(G)のリード、(66
G1)は電極ユニット(13c)及び(13g)間で共通接続さ
れた3つの第1グリッド(G)のリード、(67G1)は
電極ユニット(13d)及び(13h)間で共通接続された3
つの第1グリッド(G)のリードである。
尚、リテーナ構体(34)にて保持された電極ユニット
(13a)〜(13d)及び電極ユニット(13e)〜(13h)
は、ガラス匡体(11)の封止時にリテーナ構体(34)の
両端の取付部(37)を背面パネル(11B)と側板(11C)
間で挟むようにして固定される。この場合、両端だけで
固定されるので4組の電極ユニットを保持しているリテ
ーナ構体(34)の反り又は傾きによってその電極ユニッ
トが所定の位置より変位してしまう慴れがある。これを
防止するために、さらに第11図に示すように4組の電極
ユニットの側面に共通のL字状の補助部材(68)を一体
に設け、この補助部材(68)の両端をも取付部(69)を
介して背面パネル(11B)と側板(11C)間にて固定する
ようになすこともできる。このとき、補助部材(68)は
導電性材にて形成される。この補助部材(68)によって
リテーナ構体(34)の反り、傾きは阻止され電極ユニッ
ト(13)の変位が防止される。又、第12図に示すように
ゲッタ容器(70)からのゲッタ粒子の螢光面側への飛散
が制限される。さらに、補助部材(68)は第2グリッド
(G)と同じ電位が与えられることによって放電阻止
用となる。即ち補助部材(68)によってアノード電界の
低圧側へのしみ出しが防止され、アノード電圧が印加さ
れるセパレータ構体(40)と低圧側の各グリッド
(G),(G)のリード及びカソード(K)のリー
ドとの間での放電が阻止される。
次に斯る構成の動作を説明する。各螢光体トリオ(12)
の赤、緑及び青の各色螢光体層(14R)(14G)(14B)
にはアノードリード(46)を通じて例えば8KV程度のア
ノード電圧が供給される。又各第1グリッド(G1R
(G1G)(G1B)には夫々例えば0〜5V以下の電圧が
印加され、また第2グリッド(G)には例えば−15V
〜50Vの電圧(所謂列選択電圧)が印加される。
この構成においてはアノード側の電圧は固定されてお
り、第2グリッド(G)に与える電圧によって列の選
択がなされ、第1グリッド(G)に与える電圧によっ
て選択的にオン、オフ表示されるものである。即ち、例
えば上列の電極ユニット(13a)〜(13d)の第2グリッ
ド(G)に50Vが印加され下列の電極ユニット(13
e)〜(13h)の第2グリッド(G)にカットオフ電圧
の例えば−15Vが印加された状態でリード(64G1)を通
じて第1グリッド(G)に例えば5Vが印加されると
第1の螢光体トリオ(12a)を選択させ、その電極ユニ
ットにおけるカソード(K)からの電子ビームは第1グ
リッド(G)を通り第2グリッド(G)で加速され
て対応する螢光体層(14R)(14G)(14B)を叩きこれ
を発光表示させる。このとき第1グリッド(G)に印
加する電圧(5V)のパネル幅(印加時間)を制御する
ことにより発光輝度が制御される。
そして、第1グリッド(G)に0Vが印加された時に
はカソードからの電子ビームがカットオフされてその対
応する螢光体層は発光表示されない。そしてリード(64
G1)(65G1)(66G1)及び(67G1)を通じて順次に第1
グリッド(G)に電圧を印加することにより上列の螢
光体トリオ(12a)〜(12d)が発光表示され、次いで第
2グリッド(G)の電圧を切換え下列の第2グリッド
(G)に50Vを印加してリード(64G1)〜(67G1)の
順に第1グリッド(G)の電圧を印加すれば下列の螢
光体トリオ(12a)〜(12h)が発光表示される。
ワイヤカソード(K)からの電子ビームは第1グリッド
(G)及びセパレータ(41)によって広げられて螢光
体層(14)の全面に照射される。又、ワイヤカソード
(K)からの電子ビームが第1グリッド(G)、第2
グリッド(G)に当り、第1グリッド(G)、第2
グリッド(G)からの2次電子が発生するが、この2
次電子は第2グリッドの匡体(26)のセパレータ(28)
及びアノード側のセパレータ(41)によって阻止されて
隣接する螢光体層を叩くことがない。この様にして第1
グリッド(G)及び第2グリッド(G)の電圧を選
択的に制御することにより各螢光体トリオ(12)が順次
高輝度で発光表示される。
上述した様な螢光表示セル(71)はユニットケースに複
数個組込まれて1つのユニットが構成され、更にこのユ
ニットを多数配列することによって大画面の表示装置が
構成される。
この螢光表示セル(71)では、1つのセル中に8つの絵
素即ち螢光体トリオ(12)がコンパクトに組込まれて構
成されるので、全体として絵素が小型化される。
また3つのワイヤカソード(K)及び第1グリッド(G
)と共通の第2グリッド(G)を、そのユニット匡
体(26)が第2グリッド(G)を兼ねるようにユニッ
ト化し、この電極ユニット(12)を各螢光体トリオ(1
2)に対応して配置しているので、かかる表示セル(7
1)の組立、製造が容易となる。また第2グリッド(G
)を兼ねるユニット匡体(26)は所謂絞り加工で作
られるので、角部にアールが付き、耐放電電圧が上が
り、放電による事故が防止される。
また電極ユニット(13)においては、各第1グリッド
(G)がスポット溶接等を用いずにセラミックベース
(19)に設けられた開口部(17)と絶縁セパレータ(31
A)(31B)の溝部(32)によって位置決めされ、支持さ
れるため、電極ユニット(13)を十分小型に組立てるこ
とができる。
また、多数の表示セル(17)を配列して大画面を構成す
る際に、螢光面の螢光体トリオ(12)は、上、下、左、
右を、等ピッチに配置するため、隣り合う表示セル(7
1)と表示セル(71)の隙間はほとんど取れない。しか
し、この表示セル(71)ではアノードリード(46)がガ
ラス匡体(11)の背面パネル(11B)側より排気管(4
7)を通じて導出されるので、隣り合う表示セル(71)
を互いに近接して配置できる。
さらに、螢光面における8組の螢光体トリオ(12)にお
いては、中央が赤螢光体層(14R)で両側が緑及び青の
螢光体層(14G)及び(14B)を配して成るが、特に緑と
青の螢光体層(14G)と(14B)の配置を上列と下列で変
えるようにしたことにより、身かけ上の解像度を上げる
ことができる。
尚、上例においては、8組の螢光体トリオを配列した
が、組数はこれに限ることなく、適宜選択できる。
また、上例では8組の電極ユニット(13)におけるワイ
ヤカソード(K)は互に直接接続した構成としたが、そ
の他例えば第14図に示すような並列接続とすることもで
き、このときには1つの電極ユニットのワイヤカソード
が断線しても、他の電極ユニットの動作は維持される。
また、電極ユニットの各端子とリードフレームとの接続
は、リード線を介さずに直接両者を接続する方法も可能
である。特にワイヤカソード(K)の端子の場合には支
持片(20a)の端子(22)を折曲げ延長してこれを直接
リードフレームに接続することもできる。
また、上例の電極ユニット(13)では、セラミックベー
ス(19)に端子ピン(18a)(18b)を植立したが、例え
ば第19図及び第20図に示すように、この端子ピン(18
a)(18b)を省略した構成とすることもできる。第19図
及び第20図においては第1グリッド(G)を支持する
3つの開口部(17)を夫々挟む位置に対の導電性支持片
(20a)及び(20b)を支持する透孔(83a)及び(83b)
を形成したセラミックベース(19)が設けられる。一
方、対をなす導電性支持片(20a)及び(20b)として
は、各ワイヤカソードを取付ける支持部(84G)(84R)
(84B)が互いに連結され、中央の支持部のリードとな
る後端(85R)が長く延長されると共に、両側の支持部
(84G)及び(84B)の後端(85G)及び(85B)が弾性を
有するように折り返されて構成される。なお、一方の導
電性支持片(20a)の支持部(84G)(84R)(84B)は固
定支持部として構成されるも、他方の導電性支持片(20
b)の支持部(84G)(84R)(84B)は基部において切り
込みが設けられて全体としてスプリング部(21′)とし
て構成される。(86)は導電性支持片(20a)及び(20
b)の倒れ防止部である。支持部(84G)(84R)(84B)
の各ワイヤカソード(K)(K)(K)が架張さ
れる端部は、ワイヤカソード(K)のセンター出しが行
えるように切り込みを有して折曲した形状となされる。
この両支持片(20a)及び(20b)を夫々透孔(83a)及
び(83b)に挿入し、両側の折り返された後端(85G)
(85B)で支持片(20a)及び(20b)をセラミックベー
ス(19)に支持して後、両支持片(20a)及び(20b)間
に各ワイヤカソード(K)(K)(K)を架張す
るようになされる。このとき、各リード(85R)かセラ
ミックベース(19)を貫通して導出される。この構成に
よれば、端子ピン(18a)(18b)が省略でき、電極ユニ
ット(12)を構成する部品点数を減らすことができる。
また、上例ではアノード側のセパレータ構体(40)の保
持をその支持用爪(43)をガラス匡体(11)の前面パネ
ル(11A)と側板(11C)間に挟むようにして行ってい
る。この場合、爪(43)は側板(11C)の板厚の1/2程度
としているが、その爪(43)の先端とガラス匡体の外側
面との間の耐圧をさらに上げる必要があるときは、例え
ば第13図に示すようにガラス匡体(11)の側板(11C)
の内側にさらにガラス板(72)を配し、このガラス板
(72)と前面パネル(11A)間でセパレータ構体(40)
の爪(43)を保持するように構成することができる。
さらに、セパレータ構体(40)の保持としては、支持用
爪(43)を省略し、セパレータ構体(40)を直接ガラス
匡体(11)の前面パネル(11A)にフリットガラスで固
定することもできる。このときには、支持用爪(43)が
省略されるのでガラス匡体外部との放電及びガラス匡体
内の放電即ち側板(11C)に沿う所謂沿面放電が確実に
阻止される。このとき、前面パネル(11A)側ではフリ
ットガラスが接着する部分にはカーボン層(15)及びメ
タルバック層(16)が形成されないようにする。なお、
表示装置を構成したときにはガラス匡体(11)の前面は
さらに螢光体トリオを除いて外光遮蔽用などの枠体で覆
われるので、フリッドガラス部分は隠される。
また、上例では第2グリッドGのメッシュ部(29G)
(29R)(29B)スリット状としたが、この場合にはスリ
ットの長手方向の開口が大きいために第15図及び第16図
に示すように高電界(80)の入り込みで電子レンズが構
成される慴れがある。これに対して第17図に示すように
メッシュ部(29G)(29R)(29B)を細かな亀の子状と
すれば高電界の入り込みがなくなり(第18図参照)、電
子レンズが形成されない。
また上例では第2グリッド(G)の電圧を切換えて列
の選択を行ったが、その他例えばワイヤカソード(K)
を切換えて列の選択を行うこともできる。この場合は、
第27図に示すように電極ユニット(13a)〜(13d)のワ
イヤカソード(K)が共通接続され、また電極ユニット
(13e)〜(13h)のワイヤカソード(K)が共通接続さ
れる。動作時には、上列及び下列の各共通接続されたワ
イヤカソード(K)を点灯状態にして、夫々のワイヤカ
ソードに列選択電圧として例えば0V〜5V以下のドラ
イブ電圧が与えられ、第1グリッド(G)0V〜5V
以下のドライブ電圧が与えられ、更に各電極ユニット
(13a)〜(13h)の第2グリッド(G)に共通に10V
以下の固定電圧が与えられる。従って、例えば上列の電
極ユニット(13a)〜(13d)のワイヤカソード(K)に
0Vが与えられ、下列の電極ユニット(13e)〜(13h)
のワイヤカソード(K)をカットオフの例えば5Vが与
えられた状態でリード(64G1)を通じて第1グリッド
(G)に例えば5Vが印加されると第1の螢光体トリ
オ(12a)が発光表示される。第1グリッド(G)に
0Vが印加された時には電子ビームはカットオフされて
対応する螢光体層は発光表示されない。そしてリード
(64G1)(65G1)(66G1)及び(67G1)を通じて順次第
1グリッド(G)に電圧を印加すれば上列の螢光体ト
リオ(12a)〜(12d)が発光表示され、次でワイヤカソ
ード(K)のドライブ電圧を切換え下列のワイヤカソー
ド(K)に0Vを与えて同様にリード(64G1)〜(67
G1)に順に第1グリッド(G)の電圧5Vを印加すれ
ば下列の螢光体トリオ(12e)〜(12h)が発光表示され
る。この場合、各電極ユニット(13a)〜(13h)におい
ては互いに第2グリッド(G)を共通接続した構成が
とられる。例えば第21図及び第22図に示すように、共通
の導電性補助部材(68)が設けられ、この補助部材(6
8)が各電極ユニット(13a)〜(13h)のリテーナ構体
(34)にスポット溶接される。或いは図示せざるも各電
極ユニット匡体(26)の切欠(86)を形成した際の切欠
部分を折曲げて、この折曲部に補助部材(68)がスポッ
ト溶接され、各第2グリッド(G)が共通接続され
る。
第23図及び第24図は2組の螢光体トリオを有して成る本
発明の他の実施例である。
この例は、前面パネル(11A)において縦39mm×横86mm
の大きさのガラス匡体(11)内に2組の電極ユニット
(90)〔(90a),(90b)〕を配置し、これら電極ユニ
ット(90)に対向するように前面パネル(11A)の内面
に2組の螢光体トリオ(12)〔(12a),(12b)〕を配
列して構成される。螢光面側には前述と同様に各螢光体
トリオ(12)の各色螢光体層(14R),(14G),(14
B)を囲むように導電性材よりなるセパレータ構体(4
0)が配置される。
この場合の電極ユニット(90)は、細かな亀の子状のメ
ッシュ部(29B),(29R),(29G)を有した第2グリ
ッド(G)をスポット溶接したユニット匡体(26)
と、3つの第1グリッド(G1B),(G1R),(G1G
と、対の導電性支持片(20a)及び(20b)間に架張され
た3つのワイヤカソード(K)(K)(K)とか
ら成る。そして、第2グリッド(G)の一部を構成す
るユニット匡体(26)と、各第1グリッド(G)と、
対の支持片(20a)及び(20b)は夫々ガラス匡体(11)
の背面パネル(11b)の内面上に配したリードフレーム
(60)に直接スポット溶接して電気的且つ機械的に支持
される。
ワイヤカソード(K)を支持するE字状の導電性支持片
(20)においては、第26図に示すように一方が固定支持
片(20a)であり、他方がスプリング部(21′)を有し
た支持片(20b)となされる。支持片(20a)(20b)の
各ワイヤカソード(K)(K)(K)が架張され
る端部は、ワイヤカソード(K)のセンター出しが行な
えるように切り込みを有して折曲した形状となされる。
一方、本例では前面パネル(11A)に近い位置にセパレ
ータ構体(40)の一部に電気的且つ機械的に支持した導
電性のゲッタ容器(70)が配され、このゲッタ容器(7
0)にアノードリード(46)が接続されている。
さらに、セパレータ構体(40)の保持に関しては、支持
用爪(43)が省略され、セパレータ構体(40)が直接ガ
ラス匡体(11)の前面パネル(11A)にフリットガラス
(81)で固定される。即ち、セパレータ構体(40)の電
極板に開孔(80)が設けられ、電極板よりこの開口(8
0)に延長する延長部(82)と前面パネル(11A)フリッ
トガラス(81)で固定される。この場合、前面パネル
(11A)側ではフリットガラス(81)が接着する部分に
はカーボン層(15)及びメタルバック層が形成されない
ようにする。このため、カーボン層(15)のパターンは
第25図に示す如く形成される。またセパレータ構体(4
0)の開孔(80)の辺より複数の切起部(83)が一体に
設けられこれが弾性的に折り返されて、メタルバック層
(16)及びカーボン層(15)に接触し、この切起部(8
3)によって螢光面とセパレータ構体(40)との電気的
接続が行われる。なお、表示装置を構成したときにはガ
ラス匡体(11)の前面にさらに螢光体トリオを除いて外
光遮蔽用などの枠体で覆われるのでフリットガラス部分
は隠される。このようにセパレータ構体(40)が直接ガ
ラス匡体(11)の前面パネル(11A)に固定するとき
は、支持用爪(43)が省略されるので、前述したように
ガラス匡体外部との放電及びガラス匡体内の側板(11
C)の内面に沿う所謂沿面放電が阻止される。このセパ
レータ構体(40)の保持方法及びセパレータ構体(40)
と螢光面とのコンタクトは前述の第1図及び第2図の例
においても適用できる。そして、この第23図及び第24図
に示す表示セル(71′)を多数配列することによって
も、大画面の表示装置が得られる。表示セル(71′)の
配列に際しては前述と同様に列(水平ライン)毎に緑と
青の螢光体層(14G)と(14B)を左右逆に配すれば見か
け上の解像度が上がる。
〔発明の効果〕
上述した本発明によれば、螢光体トリオの単位毎に電極
ユニットが構成され、小型化された高輝度発光の螢光表
示管、即ち表示セルが得られる。従って、この表示セル
を多数配列することにより、実用に適する程度に小型化
された大画面表示装置が得られる。
そして、特にカソード、制御電極及び加速電極を螢光体
トリオの単位毎に匡体で一体的に保持してユニット化
し、この電極ユニットを螢光体トリオに対応して配置す
るようにしたので、かかる表示セルの組立、製造が容易
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明による螢光表示管の実施例を
示す1部破断とした平面図及び側面図、第3図はその1
部破断とした斜視図、第4図は電極ユニットの分解斜視
図、第5図は電極ユニットの平面図、第6図は第5図の
A−A線上の断面図、第7図は第5図のB−B線上の断
面図、第8図は第2図の要部の拡大断面図、第9図はア
ノード側のセパレータ構体の斜視図、第10図は螢光体ト
リオの配列状態を示す平面図、第11図は本発明の複数連
結された電極ユニット部分の他の実施例を示す斜視図、
第12図はゲッタ容器の配置部分を示す断面図、第13図は
本発明の他の実施例を示す断面図、第14図はカソードの
接続方法の他の例を示す線図、第15図及び第16図は本発
明の説明に供する第2グリッドGの平面図及びそのC
−C線上の断面図、第17図は第2グリッドGの他の例
を示す要部の平面図、第18図はその断面図、第19図及び
第20図は電極ユニットのワイヤカソードの支持構造の他
の例を示す分解図及び断面図、第21図及び第22図は電極
ユニットの連結構造の他の例を示す平面図及び断面図、
第23図及び第24図は本発明による螢光表示管の他の実施
例を示す1部破断とした平面図及び側面図、第25図はカ
ーボン層のパターンを示す平面図、第26図はワイヤカソ
ードの支持片の例を示す斜視図、第27図はカソードの接
続方法の他の例を示す線図、第28図及び第29図は従来の
表示セルの例を示す平面図及びその断面図である。 (11)はガラス匡体、(12)〔(12a)〜(12h)〕は螢
光体トリオ、(13)〔(13a)〜(13h)〕は電極ユニッ
ト、(K)(K)(K)はワイヤカソード、(G
1G)(G1R)(G1B)は第1グリッド、(G)は第2
グリッド、(17)はセラミックベース、(26)は電極ユ
ニット匡体、(31A)(31B)は絶縁性セパレータ、(4
6)はアノードリード、(47)は排気管である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿倉 邦夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−105252(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤、緑、青の3色の螢光体層からなる螢光
    体トリオと、 該螢光体トリオの各螢光体層にそれぞれ対向して配置さ
    れる電子ビーム源としてのカソード、制御電極及び加速
    電極とを有し、 上記カソード、制御電極、加速電極を、上記螢光体トリ
    オの単位毎に匡体で一体的に保持して電極ユニットを構
    成し、 該匡体を構成する部材が上記加速電極を兼用してなるこ
    とを特徴とする螢光表示管。
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