JPH0616700Y2 - ファクシミリにおけるカッタ駆動機構 - Google Patents

ファクシミリにおけるカッタ駆動機構

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JPH0616700Y2
JPH0616700Y2 JP1987111494U JP11149487U JPH0616700Y2 JP H0616700 Y2 JPH0616700 Y2 JP H0616700Y2 JP 1987111494 U JP1987111494 U JP 1987111494U JP 11149487 U JP11149487 U JP 11149487U JP H0616700 Y2 JPH0616700 Y2 JP H0616700Y2
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JP
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新一 中尾
義彦 大原
隆 川端
聖司 岡本
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ファクシミリにおけるカッタ駆動機構に関す
るものである。
〔従来の技術〕 ファクシミリ装置の受信部(50)は第3図示の如く、ロー
ル状の記録紙(P)はその一端が引出されて印字ヘッド(5
1)に導かれ、受信された画情報が該印字ヘッド(51)によ
り記録紙(P)上にプリントされる。記録紙(P)は通常プラ
テンローラ(52)によって印字ヘッド(51)に圧接され、受
信中は該プラテンローラ(52)の右回り方向(図面中)の
回転により少しづつ繰出されて走行する。
プリントされた記録紙(P)はカッタ装置(53)へと導か
れ、受信終了後に該カッタ装置(53)が作動することによ
り切断されて機外へ排出される。
上記カッタ装置(53)は、可動刃(54)と固定刃(55)とから
なり、記録が終了した時点でカッタ装置の駆動用モータ
の作用により、可動刃(54)が左回り方向(図面中)に所
定角度だけ回転し(二点鎖線(54a))、記録紙(P)を固定
刃(55)との間に挟み込んで切断するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述したカッタ装置(53)において、可動刃
(54)の回転により記録紙(P)の切断を行うときに、可動
刃(54)の外力に対し記録紙(P)からの切断反力が生じる
ことになり、言い換れば切り始めの時上記カッタ装置(5
3)の駆動用モータに対し大きな負荷がかかることになる
ため、モータは強いトルク(回転力)が必要になる。さ
らに近年におけるファクシミリ装置の小型化・省力化に
ともない、小型のモータが用いられるようになると、記
録紙の質(例えば、厚い或いは腰のある紙)によっては
その切断の際、モータの能力以上の負荷がかかることが
あるため該モータの故障の原因ともなり、さらには記録
紙切断ミスを生じる問題があった。
本考案は上記事情を考慮してなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題を解決するために、連続記録紙を受
信終了後に自動切断する固定刃と可動刃とからなるカッ
タ装置であって、上記固定刃の両端は該カッタ装置のフ
レーム側壁に取着され、また上記可動刃はその両端に設
けられた回転軸で該フレーム側壁に旋回自在に軸支され
ており、上記回転軸の一方側に付勢部材を設け上記可動
刃を切断方向に付勢するようにしたものである。
〔作用〕
駆動用モータによりカッタ装置の可動刃を動作させる際
に、付勢部材の付勢力の働きで、上記駆動用モータの駆
動力を補助するものである。
〔実施例〕
以下、本考案のファクシミリにおけるカッタ駆動機構の
好適一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図はファクシミリ装置の受信部の駆動機構を示す要
部斜視図で、以下概略的に説明する。
(P)はロール状に巻回された連続記録紙、(1)は該記録紙
上に受信した画像をプリントする印字ヘッドで支持ブラ
ケット(図示略)に支持されている。(2)は記録紙(P)を
印字ヘッド(1)表面で摺動させるプラテンローラであ
る。また(3)は記録を終了した記録紙(P)を切断するカッ
タ装置であり、(4)は可動刃、(5)は固定刃である。
上記固定刃(5)の両端は該カッタ装置(3)のフレーム側壁
(26a)(26b)に取着され、また上記可動刃(4)の両端は該
フレーム側壁(26a)(26b)に回転軸(27)(27)により軸支さ
れている。ロール状記録紙(P)の先端は印字ヘッド(1)と
プラテンローラ(2)との間、および両刃(4)(5)の間を通
って機外に導かれる。プラテンローラ(2)が右回り方向
(図面中)に回転することによって記録紙(P)が少しづ
つ給送され、印字ヘッド(1)は給送中の記録紙(P)上に順
次記録を行う。記録が終了した時点で可動刃(4)の一端
に具えられた他の軸(29)の切断方向への往復運動により
記録紙(P)を固定刃(5)との間に挟み込んで切断する。
次に上記したファクシミリ受信部の駆動機構を説明す
る。該駆動機構はプラテンローラ駆動機構(6)とカッタ
駆動機構(7)とからなっている。
プラテンローラ駆動機構(6)において、(M1)は記録紙(P)
給送用の第1モータであり、該モータ(M1)の駆動軸に固
着のギヤ(8)から他の軸に設けたギヤ(9)(10)に駆動力が
伝達され、更にギャベルト(11)を介してプラテンローラ
(2)の軸に固着のギャ(12)に伝達される。従って第1モ
ータ(M1)の駆動軸が左回り方向(図面中)に回転するこ
とによってプラテンローラ(2)は右回り方向に回転し、
記録紙(P)を右方向(記録紙給送方向)に給送する。
カッタ駆動機構(7)において、(M2)はカッタ装置(3)の駆
動を行うための第2モータである。なお該モータ(M2)の
駆動軸(13)には第2図に示すように2つのギャ(14)(21)
が設けられて、ファクシミリ送信側の原稿の給送動作と
兼用できるようになっており、一方のギャ(14)は上記駆
動軸(13)に固着され、他のギャ(21)には一方向クラッチ
(22)が設けられていて、モータ(M2)の駆動軸が右回り方
向(第1図中)に回転するときのみ、該ギャ(21)に駆動
力が伝達されるようになっている。一方のギャ(14)には
別の軸に設けたギャ(15)(16)および他の軸に設けたギャ
(17)(18)ならびにギャベルト(19)を介して、モータ(M2)
の駆動力がファクシミリ送信側へ伝達されるようになっ
ているが、ここでは説明は省略する。
第2モータ(M2)の軸に設けた上記ギャ(21)には、他の軸
(23)に設けたギャ(24)が噛合している。該ギャ(24)の一
部にはアーム(25)が連結され、該アーム(25)の他端はカ
ッタ装置(3)のフレーム(26)の側壁(26a)に回転軸(27)で
旋回自在に支持されたプレート(28)に連結されており、
該回転軸(27)には前記可動刃(4)の支端が固着され、上
記プレート(28)に固着した別の軸(29)に可動刃(4)の他
端が固着されている。
上記回転軸(27)の、フレーム側壁(26a)とプレート(28)
の間には、本考案のトーションバネからなる付勢部材(3
1)が設けられており、該付勢部材(31)は一端(32)がフレ
ーム側壁(26a)にそして他端(33)がプレート(28)側に当
接しているが、カッタ装置(3)のフレーム(26)はファク
シミリ装置側壁(35)と不動に固定されているため付勢部
材(31)の「ねじり力」がプレート(28)に働いてプレート
(28)を押し下げることになり、すなわち可動刃(4)が記
録紙(P)を切断する際の「付勢力」となる。前記第2モ
ータ(M2)が右回り方向(第1図中)に回転したときギャ
(24)は左回り方向に回転し、アーム(25)がクランク運動
して可動刃(4)は回転軸(27)を支点に往復旋回し、記録
紙(P)を切断する。第2モータ(M2)が左回り方向に回転
したときは、一方向クラッチ(22)の働きによってギャ(2
4)に駆動力が伝達されず、カッタ装置(3)は作動しな
い。なお、上述した第1モータ(M1)や第2モータ(M2)お
よびギャの軸等は上記ファクシミリ装置の側壁(35)に支
持されているものとする。
上記ギャ(24)には凸部(36)を有する円形プレート(37)が
固着されており、ファクシミリ装置の側壁(35)に取着さ
れたストッパ(38)が該凸部(36)に当接することで、カッ
タ装置(3)の動作待機状態において上記ギャ(24)の逆回
転(図面中右回転)を防止しているものである。さらに
この状態においては、付勢部材(31)による付勢力はプレ
ート(28)を介してアーム(25)を押し下げる方向に働いて
いるため、ファクシミリ装置の受信時あるいは送信時に
よる振動等によって、不用意にギャ(24)が左回転するい
わゆる「ツレ回り現象」を防止できるものである。な
お、上記第2モータ(M2)の回転力と付勢部材(31)の付勢
力は、 回転力>付勢力 の関係にあるものとする。
ところで本実施例では、第2モータ(M2)の駆動軸に設け
られている一方向クラッチ(22)に当接する押圧部材(40)
が具えられており、該押圧部材(40)は逆L字形の板バネ
からなり、上端に穿設された螺子孔(41)に取着部材(図
示略)を介して上記ファクシミリ装置の側壁(35)に固定
されている。該押圧部材(40)で一方向クラッチ(22)を軸
心方向に押圧付勢させることにより、第2モータ(M2)の
駆動時における騒音および振動の防止ができるようにな
っている。
次に本考案の作用を説明する。
ファクシミリ本体の受信制御部(図示略)からの記録開
始指令によって、第1モータ(M1)の左回転(第1図中)
の駆動がギャ(8)からギャ(9)(10)およがギャベルト(11)
を介してギャ(12)に伝達され、プラテンローラ(2)が右
回り方向に回転することによって記録紙(P)が少しづつ
給送され、印字ヘッド(1)は給送中の記録紙(P)上に順次
記録を行う。ロール状記録紙(P)の先端は印字ヘッド(1)
とプラテンローラ(2)との間、および両カッタ(4)(5)の
間を通って機外に導かれる。記録が終了した時点で、記
録紙(P)の記録済部分の最後端が印字ヘッド(1)からカッ
タ(4)(5)を通過するのに必要な数秒間経過後に上記第1
モータ(M1)の駆動が停止され、プラテンローラ(2)の回
転がストップする。
次に上記受信制御部からの記録紙切断指令によって、第
2モータ(M2)の右回転(第1図中)の駆動がギャ(21)か
らギャ(24)に伝わり、該ギャ(24)の左回り方向の1回転
でアーム(25)がクランク運動して、該アーム(25)の他端
に連結されているプレート(28)に伝達され、該プレート
(28)の軸(29)に固着されている可動刃(4)は回転軸(27)
を支点に往復旋回し、記録紙(P)を固定刃(5)との間に挟
み込んで切断する。このとき、付勢部材(31)により可動
刃(4)の動作は付勢されているので、モータにかかる負
荷を減少することができ、例えば小型のモータを用いた
際や、本実施例のようにカッタ駆動機構(7)とファクシ
ミリ送信側の原稿給送とを兼用した際、あるいは厚い目
の記録紙を切断する際等においても、確実に且つ容易に
切断することができ、記録紙切断ミスを防止できると共
に、モータの故障を防ぐことができる。
なお本実施例では、付勢部材(31)としてトーションバネ
を用いて軸(27)に挿入することにより、可動刃(4)の切
断方向に付勢しているが、上記軸を固着したプレート(2
8)にコイルスプリング等の押圧部材を設け、該プレート
(28)を押圧または引っ張ることにより可動刃(4)の切断
方向に付勢するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案によれば、付勢部材に
よりカッタ装置の可動刃の動作を付勢することができ、
この付勢力がモータ等の駆動手段の駆動力を補助するこ
とになるので、該駆動力が多少小さくても、記録紙を確
実に且つ容易に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るファクシミリ装置の受信部の駆動
機構を示す要部斜視図、第2図はカッタ駆動機構の一部
を示す平面図、第3図は従来のファクシミリ装置の受信
部を示す概略縦断側面図である。 (3)……カッタ装置、(4)……可動刃 (5)……固定刃、(26a)(26b)……フレーム側壁 (27)……回転軸、(P)……連続記録紙 (31)……付勢部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−230826(JP,A) 実開 昭61−205791(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続記録紙を記録終了後に自動切断する固
    定刃と可動刃とからなるカッタ装置であって、上記固定
    刃の両端は該カッタ装置のフレーム側壁に取着され、ま
    た上記可動刃はその両端に設けられた回転軸で該フレー
    ム側壁に旋回自在に軸支され且つ駆動手段により旋回駆
    動可能され、上記回転軸に付勢部材を設け上記可動刃を
    切断方向に付勢し、上記駆動手段の駆動力に付勢部材の
    付勢力を付加した状態で記録紙を切断するようにしたこ
    とを特徴とするファクシミリにおけるカッタ駆動機構。
JP1987111494U 1987-07-21 1987-07-21 ファクシミリにおけるカッタ駆動機構 Expired - Lifetime JPH0616700Y2 (ja)

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JPS61205791U (ja) * 1985-06-14 1986-12-25

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