JPH06166210A - 光プリントヘッドの実装構造 - Google Patents

光プリントヘッドの実装構造

Info

Publication number
JPH06166210A
JPH06166210A JP32011192A JP32011192A JPH06166210A JP H06166210 A JPH06166210 A JP H06166210A JP 32011192 A JP32011192 A JP 32011192A JP 32011192 A JP32011192 A JP 32011192A JP H06166210 A JPH06166210 A JP H06166210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
common electrode
array element
led array
print head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32011192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Iguchi
泰男 井口
Takashi Kanamori
孝▲史▼ 金森
Masao Ikehata
昌夫 池端
Toshimitsu Yamashita
俊光 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP32011192A priority Critical patent/JPH06166210A/ja
Publication of JPH06166210A publication Critical patent/JPH06166210A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16135Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/16145Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低価格で、かつ、量産化が可能であり、ま
た、熱劣化を起こさずに各素子を接続できる光プリント
ヘッドを提供する。 【構成】 この発明の構成によれば、共通電極57は基
板50の裏面または基板中に設けてある。またL字型段
差の底面である第2面の基板領域に複数の貫通孔52を
設け、この貫通孔の側壁に共通電極と電気的に接続した
導体層62を設けてある。また、LED駆動用IC76
と配線電極56aおよびLEDアレイ素子72との接続
に異方導電接着剤を用いて接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LED(発光ダイオ
ード)素子を発光源とする光プリントヘッドの実装構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光プリントヘッドの実装構造に
は、基板上にLED(発光ダイオード)アレイ素子を1
列に整列し、これと平行にLED駆動用素子を整列して
それぞれの電極を直接ワイヤボンドを用いて接続する方
法が採用されていた。
【0003】このワイヤボンドを用いる方法は、大変コ
ンパクトな実装が可能であるため、プリンタの小型化お
よび低コストが可能である。しかしながら、接続にワイ
ヤボンドを用いるため、大量生産に移行しようとした場
合多くのワイヤボンデングの設備投資が必要になる。
【0004】このため近年、単位時間当たりの生産性を
向上させる目的でワイヤボンデング法に代わり、ワイヤ
ボンドを用いないで接続するLEDプリントヘッドの構
造が注目されるようになった。このような接続の一例と
して、特開平2−3354(以下、文献1と呼ぶ。)お
よび実開昭62−167645(以下、文献2と呼
ぶ。)が開示されている。
【0005】図5の(A)は、文献1に開示された光プ
リントヘッドの構造を示す要部断面図である。
【0006】これによると10は、金属基板であり、1
2はポリイミド絶縁膜、14は外部入力電極パターン、
16は接続バンプ、18は駆動用素子、20はp型電
極、22はLEDアレイチップ、24はダイスボンド樹
脂から構成されている。
【0007】この光プリントヘッドの実装する方法は、
金属基板10上にLEDアレイチップ22を整列させて
搭載する。また、p型電極20の上面と同じ高さのポリ
イミド絶縁膜12をLEDアレイチップと対向させて基
板10上に形成する。次に、LED駆動用素子18は、
高さ20μm〜200μmのハンダバンプ16を介し
て、半田リフローまたは熱圧着法などを用いてLED駆
動用素子18とLEDアレイチップ上の電極20および
ポリイミド絶縁膜上の外部入力電極パターン14とに圧
力を加えて直接接続する。
【0008】また、図5の(B)は、文献2に開示され
た光プリントヘッドの構造を示す要部断面図である。
【0009】これによると、30は第1および第2の2
つの平面の段差を有する支持基板、32は第1面上に形
成された電極パターン、34は支持基板の第2平面上に
形成された共通電極パターン、36はLEDアレイ素
子、38はLEDアレイ素子上に形成された電極パター
ン、40はLED駆動用IC、42はLED駆動用IC
用の電極パターン、44はLEDアレイ素子36を第2
面上の共通電極パターン34上に固定するための導電性
接着剤、46は各電極パターンを接続するための半田バ
ンプである。
【0010】次に、この図5の(B)に示す実装の方法
につき簡単に説明する。
【0011】まず、支持基板30には、段差を有する第
1および第2の平面が形成される。また、LEDアレイ
素子36を第2平面上の共通電極パターン34上に導電
性接着剤44を介して固着する。なお、LEDアレイ素
子上の電極パターン38の高さは支持基板の第1平面の
電極パターン32とほぼ同一の高さにする。
【0012】また、LED駆動用IC用電極パターン4
2とLEDアレイ素子用電極パターン38および第1面
上の電極パターン32とは半田バンプ46を用いて直接
接続してある。なお、支持基板30は、一体の基板を用
いても良く、または厚さの異なる2種類の支持基板を用
いても良い。また、支持基板30を段差部分で分離でき
る構造であっても良い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文献1および文献2によって開示されている光プリント
ヘッドを作製しようとした場合、以下に示すような問題
があった。
【0014】先ず、文献1で開示された実装構造では、
高価なポリイミド絶縁膜を厚付けして用いる必要があ
り、また、金属基板上にポリイミドの絶縁膜を形成した
後、銅箔を貼付けて所望の電極パターンにエッチングす
る。この方法は量産性を図ることは困難である。この理
由として、金属基板上にポリイミド絶縁膜を用いた配線
基板の形成方法はポリイミドの塗布、硬化、配線用金属
薄膜の形成および回路パターン形成と多くの工程を必要
とし、かつ、一枚一枚のバッチ処理が工程中に加わるた
めインライン方式による自動化が困難となるからであ
る。
【0015】また、第2面に設けるLEDアレイ素子の
高さは、通常0.3mm〜0.5mmであり、LEDア
レイ素子の高さとほぼ同一の高さにするためLEDアレ
イ素子と同程度のポリイミド絶縁膜の厚膜を必要とす
る。このような厚膜を形成するための製造コストが高く
なる。また、文献1の構造では、LEDアレイチップと
駆動用ICの接続を行う場合、リフロー或いは熱圧着法
を用いるがこの際、各素子を加熱によって破壊もしくは
劣化させないように細心の温度管理が必要になるという
種々の問題があった。
【0016】また、文献2においては、支持基板の段差
部分の第2面上に共通電極パターンを形成するため、一
体構造の基板の場合、電極パターンを第1の面上に形成
し、かつ、共通電極パターンを第2の面上に形成する。
このような作製方法は、工程が複雑になり、量産化は困
難である。また、2枚の基板を貼り合わせて段差を形成
する場合においても、積層工程や基板の枚数が増加する
ことになり、いずれの方法においても基板のコストが高
くなるという問題があった。
【0017】この発明は、上述した問題点に鑑み行われ
たものであり、従って、この発明の第1の目的は、低価
格で、かつ、量産化できる構造を有すること。第2の目
的は配線電極−LED駆動用ICおよびLEDアレイ素
子−LED駆動用IC間の接続の際、各素子にダメ−ジ
を与えずに接続する光プリントヘッドの実装構造を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
めこの発明の構成によれば、第1および第2面を有する
L字型段差を設けた基板と、第1面の基板上に設けた配
線電極と、第2面の基板上に載置した複数のLED(発
光ダイオード)アレイ素子と、前記配線電極と前記LE
Dアレイ素子の間に接続されたLED駆動用ICと、共
通電極とから構成してなる光プリントヘッドの実装構造
において、(a)この共通電極は基板の裏面または基板
中に設けてあり、(b)第2面側の基板領域に複数の貫
通孔を設け、この貫通孔の側壁に前記共通電極とは電気
的に接続した導電層を設けてあり、(c)また、LED
駆動用ICと配線電極およびLEDアレイ素子の上面と
の接続を導電性を有する接着樹脂を用いてそれぞれ接続
してあることを特徴とする。
【0019】また、好ましくは、(c)の接続に用いる
接着樹脂の材料を異方導電接着剤とするのが良い。
【0020】
【作用】上述したこの発明の構成によれば、基板の裏面
または基板中に共通電極を設けてある。また、第2面側
の基板領域に複数の貫通孔を設け、この貫通孔の側壁に
共通電極とは電気的に接続した導電層を設けてある。こ
のような構造を有するため、従来のような第1面と第2
面とに配線電極および共通電極を立体的に設ける必要が
なくなり、基板の製造が容易になる。このため従来のよ
うに複雑な工程を経ることなく基板の作製が可能にな
り、量産化を図ることができる。また、従来のように高
価なポリイミド絶縁膜を厚付けする必要がなくなるた
め、安価な基板が作製できる。
【0021】また、LED駆動用ICと配線電極および
LEDアレイ素子の上面との接続を導電性を有する接着
樹脂を用いて接続してある。このためLED駆動用IC
と配線電極およびLEDアレイ素子と加圧した状態で約
150℃程度の温度で各素子の接続が可能になるため、
それぞれの素子の破壊もしくは熱劣化によるダメージを
回避できる。なお、この導電性を有する接着樹脂には、
異方導電接着剤を用いるのが良い。
【0022】また、このような異方導電接着剤を用いる
ことによって、素子を実装するに要する作製時間も短縮
できるため、量産化を図るには好適な構造を提供でき
る。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
き説明する。
【0024】各図は、この作製工程中で得られた構造体
を、この発明が理解できる程度に各構成成分の形状、大
きさおよび配置関係を断面図で概略的に示してある。ま
た、各図は、基板にあけた貫通孔の断面部分は、切り口
を描いているため切り離されて見えるが実際は貫通孔の
左右の基板はつながっている。
【0025】図1は、この発明の実施例を説明するため
の光プリントヘッドの要部断面図である。
【0026】先ず、基板50としては、銅張り積層板を
用いる。この銅張り積層板をプリント基板とも呼ぶ。こ
の基板50のLEDアレイ素子を搭載する領域は、ミー
リング加工を行ってLEDアレイ素子の厚さ分だけ切削
する。また、基板50の裏面には、共通電極57を形成
し、LEDアレイ素子72の共通配線電極としてもちい
る。
【0027】また、LEDアレイ素子を搭載する領域に
は、基板50に貫通孔52が設けてあり、この貫通孔5
2の側壁に導電層62が形成されている。また、共通電
極57と導電層62とは、電気的に接続されている。な
お、この貫通孔52と側壁の導電層62を総称してスル
ホール63と呼ぶ。
【0028】このスルホール63の上側部分とLEDア
レイ素子72とは導電ペースト層74によって固着し、
接続する。従って、LEDアレイ素子72と導電ペース
ト層74と導電層62は、電気的に接続されている。
【0029】また、基板50の上面には、配線電極56
aを形成する。この配線電極56aとLEDアレイ素子
72の頂部とはほぼ平行になるように形成する。更に、
配線電極56aおよびLEDアレイ素子72の上面にL
ED駆動用IC76を載置し、それぞれの素子72、7
6間および配線電極56aとを異方導電接着層78aお
よび78bで接続する。また、LEDアレイ素子72の
上面およびLED駆動用ICの下面にはそれぞれ電極パ
ターン75、77を形成する。
【0030】図2、図3および図4は、この発明の製造
工程を説明するための工程図を示している。
【0031】先ず、基板50としては、銅張り積層板を
もちいる。この基板50は、積層した樹脂を挟んで上面
および裏面に銅(Cu)の薄膜を張ったものである。こ
の銅張り積層板をプリント基板とも呼ぶ。ここで上面の
薄膜が配線電極用予備膜54となり、基板50の裏面の
薄膜が共通電極用予備膜56になる(図2の(A))。
【0032】次に、小型ドリルなどを用いて、基板50
の上面から裏面まで所定の大きさの貫通孔52を形成す
る(図2の(B))。なお、この貫通孔52の大きさ
は、LEDアレイ素子の幅よりも小さく形成する。ま
た、基板50には、複数個の貫通孔52を開けておく。
【0033】次に、通常行なわれているプリント基板の
無電解めっき法などと同じ方法を用いて貫通孔52の側
壁に導電層用予備膜60を形成する。この導電層用予備
膜60を例えば銅で形成し、導電層用予備膜の厚さは2
0μm〜30μm程度にする。なお、このとき形成した
導電層用予備膜60は、基板の配線電極用予備膜54お
よび共通電極用予備膜56と電気的に接続している(図
示せず)。
【0034】次に、任意適当な方法を用いて基板50上
の配線電極用予備膜54の一部を除去して配線電極56
aを形成し、図2の(C)に示す構造体を得る。ここで
共通電極用予備膜56は、共通電極57となる。
【0035】次に、基板50の裏面にある共通電極57
上に任意好適な方法を用いて保護用レジスト膜68を形
成する。なお、このとき形成した貫通孔52と導電層用
予備膜60を総称してここではスルホール63と呼ぶこ
とにする(図2の(C))。
【0036】次に、基板50の外形を所定の寸法に加工
した後、LEDアレイ素子72を搭載する領域66をミ
ーリング加工によって基板にL字型の段差を形成する。
この基板の上面を第1面64、また、底面を第2面66
と呼ぶ。なお、このときの基板の外形寸法の加工をミー
リング加工後、行っても良い。
【0037】L字型段差の高さhは、LEDアレイ素子
72を搭載したとき、第1面64上の配線電極用予備膜
56aの高さとほぼ同一になるように寸法を設定すれば
良い(図3の(A))。
【0038】次に、第2面66のスルホール63の上面
に導電性ペースト、例えば、銀(Ag)フィラ入りエポ
キシ樹脂を用いてスルホール63の上側に注射器のよう
なものを用いて導電ペーストを塗っていく(図3の
(B))。
【0039】次に、導電ペースト70上にLEDアレイ
素子72をダイボンデングし、加熱を行った後、導電ペ
ースト70を硬化させて導電ペースト膜74によって固
着し、接続する(図3の(C))。
【0040】次に、LEDアレイ素子72の上面および
LED駆動用IC76の下面に任意適当な方法を用いて
薄膜形成した後、エッチングを行って電極パターン7
5、77を形成する。なお、このときの電極パターン7
5、77の材料はアルミニウム(Al)を用いる。その
後、LED駆動用IC76と配線電極56aおよびLE
Dアレイ素子72とを接続するために配線電極56aお
よび電極パターン75、77上に異方導電接着剤78を
塗布するか或いはシート状のものは配置する。(図4の
(A))。
【0041】次に、LED駆動用IC76を異方導電接
着剤78に固着した後、LED駆動用IC76を加圧し
た状態で、150℃程度の低温で接着剤を硬化させた
後、異方導電接着層78aおよび78bを形成する(図
4の(B))。このような一連の工程を経て光プリント
ヘッドの最終実装構造体を得る。
【0042】上述した実施例は、LED駆動用IC76
に金バンプを用いない場合につき説明したが金バンプを
用いても何ら問題はない。バンプを有するLED駆動用
ICを用いるとき、異方導電接着剤に混入している導電
性粒子が素子にダメージを与えるのを防止することがで
きる。ただし、通常、使用されている粒子径は5μm〜
10μmであるが、この粒子径より2μm〜3μm程度
高いバンプを選べば良い。従って、従来使用されている
バンプ高さは20μm以上であり、これに比べてバンプ
の高さを低くできる。また、異方導電接着剤の厚さはバ
ンプの高さよりも幾分厚めにするのが良い。
【0043】また、このとき用いた異方導電接着剤78
には、加熱して硬化させる樹脂を用いたが光(紫外線)
を照射して固着する樹脂をもちいても良く、また、比較
的低温度で接続可能であればシート状の異方導電接着剤
を用いても良い。
【0044】また、基板50に銅張り積層基板を用いた
が、例えば、セラミック基板やその他の基板を用いても
良い。
【0045】上述した結果からも理解できるように、こ
の発明の実施例では銅張り積層板を用いて、L字型の段
差を設け、第1面を配線電極として用いる。また、基板
の裏面の銅の薄膜を共通電極として用いて形成するため
従来のように共通電極を第2面に形成する必要がなくな
る。このため配線電極と共通電極を立体的に作製すると
いう複雑な工程を低減することができる。また、この発
明では、ポリイミド絶縁膜を用いないため低コストで基
板を作製できるという利点もある。
【0046】また、駆動用ICとLEDアレイ素子およ
び配線電極との接続を行う場合、従来のように半田バン
プを用いず異方導電接着剤で行うため、高温度による素
子の熱劣化を回避できる。このため歩留が著しく向上す
る。また、この接着剤は、極めて短時間に素子の実装が
できるため、量産性を図るのに好適である。
【0047】また、この発明は、基板中に共通電極があ
る場合にも適用できる。例えば、この一例として多層基
板などがある。
【0048】
【発明の効果】上述したことから理解できるように、こ
の発明の光プリントヘッドの実装構造によれば、共通電
極は、基板の裏面または基板中にもうけてある。また、
L字型段差の底面である第2面の基板領域に複数の貫通
孔を設け、この貫通孔の側壁に共通電極と電気的に接続
した導電層が設けてある。従って、従来のように共通電
極を第2面に形成する必要がないため、基板の作製が容
易になる。
【0049】また、LED駆動用ICと配線電極および
LEDアレイ素子との接続に導電性を有する接着樹脂を
もちいる。
【0050】このような材料を用いて接続するため、各
素子に熱劣化によるダメージを与えることなく、かつ、
短時間に素子を実装できる。このため量産性の効率を著
しく向上することができる。なお、この導電性を有する
接着樹脂には、異方導電接着剤を用いると良い。
【0051】また、バンプを必要としないため、これに
要する価格の低減化が図られ、かつ、高密度の装置への
実装が可能となる。また、バンプを使用したときもバン
プの高さを低くできるためバンプ形成のコストも低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を説明するための光プリント
ヘッドの実装構造を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例の工程を説明するための製造
方法を示す工程図である。
【図3】図2に続く、この発明の実施例の工程を説明す
るための製造方法を示す工程図である。
【図4】図3に続く、この発明の実施例の工程を説明す
るための製造方法を示す工程図である。
【図5】従来の光プリントヘッドの実装構造の断面図で
ある。
【符号の説明】
50:銅張り積層基板(プリント基板)、52:貫通孔 54:配線電極用予備膜、 56:共通電
極用予備膜 56a:配線電極、 57:共通電
極 60:導電層用予備膜、 62:導電層 63:スルホール、 64:第1面 66:第2面、 68:保護用
レジスト膜 70:導電ペースト、 72:LED
アレイ素子 74:導電ペースト膜、 76:LED
駆動用IC 75、77:電極パターン、 78:異方導
電接着剤 78a、78b:異方導電接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 A 8721−5C (72)発明者 山下 俊光 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2面を有するL字型段差を
    設けた基板と、第1面の基板上に設けた配線電極と、第
    2面の基板上に載置した複数のLED(発光ダイオー
    ド)アレイ素子と、前記配線電極と前記LEDアレイ素
    子の間に接続されたLED駆動用ICと、共通電極とか
    ら構成してなる光プリントヘッドの実装構造において、
    (a)前記共通電極は基板の裏面または基板中に設けて
    あり、(b)前記第2面側の基板領域に複数の貫通孔を
    設け、該貫通孔の側壁に前記共通電極とは電気的に接続
    した導電層を設けてあり、(c)また、前記LED駆動
    用ICと前記配線電極および前記LEDアレイ素子の上
    面との接続を導電性を有する接着樹脂を用いてそれぞれ
    接続してあることを特徴とする光プリントヘッドの実装
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光プリントヘッドの実
    装構造において、(c)の接続に用いる接着樹脂の材料
    を異方導電接着剤とすることを特徴とする光プリントヘ
    ッドの実装構造。
JP32011192A 1992-11-30 1992-11-30 光プリントヘッドの実装構造 Withdrawn JPH06166210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32011192A JPH06166210A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 光プリントヘッドの実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32011192A JPH06166210A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 光プリントヘッドの実装構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06166210A true JPH06166210A (ja) 1994-06-14

Family

ID=18117825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32011192A Withdrawn JPH06166210A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 光プリントヘッドの実装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06166210A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769204B1 (ko) * 2001-12-06 2007-10-23 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 반도체 패키지 및 그 제조방법
JP2015226056A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 発光素子
KR20200113428A (ko) * 2019-03-25 2020-10-07 박일우 마이크로 led모듈의 제조방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100769204B1 (ko) * 2001-12-06 2007-10-23 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 반도체 패키지 및 그 제조방법
JP2015226056A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 発光素子
KR20200113428A (ko) * 2019-03-25 2020-10-07 박일우 마이크로 led모듈의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100321883B1 (ko) 반도체소자의실장구조및실장방법과,액정표시장치
US6031729A (en) Integral heater for reworking MCMS and other semiconductor components
JP3726985B2 (ja) 電子部品の製造方法
US6403881B1 (en) Electronic component package assembly and method of manufacturing the same
US7550322B2 (en) Manufacturing method for resin sealed semiconductor device
US6555763B1 (en) Multilayered circuit board for semiconductor chip module, and method of manufacturing the same
JP2002110717A (ja) 回路装置の製造方法
US6794762B2 (en) Electronic component and fabrication method thereof
JP2003008071A (ja) Led基板アセンブリを使用したledランプ
JP2958692B2 (ja) ボールグリッドアレイ半導体パッケージ用部材、その製造方法、及びボールグリッドアレイ半導体パッケージの製造方法
US8030753B2 (en) Semiconductor device and method for making the same
JP3539563B2 (ja) 発光素子用積層板およびそれを使用した表示体
JP2002033522A (ja) 面発光素子モジュール用の回路基板
JPH06166210A (ja) 光プリントヘッドの実装構造
JP2004119730A (ja) 回路装置の製造方法
JPH11340609A (ja) プリント配線板、および単位配線板の製造方法
JP2919239B2 (ja) 光プリントヘッドの実装構造及びその形成方法
CN113257766A (zh) 半导体装置及其制造方法
JPH08191186A (ja) 多層配線基板
JP3601455B2 (ja) 液晶表示装置
JPH07131075A (ja) 画像装置
JP3987288B2 (ja) 半導体素子の実装構造及び液晶表示装置
JPS62279685A (ja) 発光素子配列体
JP2001036152A (ja) 表示装置および表示装置製造方法
JP3608514B2 (ja) 半導体素子の実装構造及び電子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201