JPH0616324A - カット紙印刷装置 - Google Patents

カット紙印刷装置

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JPH0616324A
JPH0616324A JP4178170A JP17817092A JPH0616324A JP H0616324 A JPH0616324 A JP H0616324A JP 4178170 A JP4178170 A JP 4178170A JP 17817092 A JP17817092 A JP 17817092A JP H0616324 A JPH0616324 A JP H0616324A
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cut
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cut sheet
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JP4178170A
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Mie Toyohara
美恵 豊原
Masaru Iida
優 飯田
Takeshi Sugimoto
猛 杉本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B27/00Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
    • B65B27/08Bundling paper sheets, envelopes, bags, newspapers, or other thin flat articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カット紙印刷装置において、出力された印刷
用紙をジョブ単位で帯掛けして、印刷中でもこの印刷用
紙束を出力したり、積み重ねても用紙束が傾かないよう
にすることを目的とする。出力用紙の取扱いやすさ、
又、出力後の用紙処理の省力化することを目的としてい
る。 【構成】 カット紙に印刷する印刷手段と、この印刷さ
れた用紙をスタックするスタック手段9を有するカット
紙印刷装置において、スタック手段9に保持された用紙
を搬送する搬送手段10と、この用紙を帯状体又はひも
状の結束媒体で結束する結束手段11を設けるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カット紙印刷装置に係
り、特にジョブの単位で出力された印刷用紙を仕分けす
る仕分け手段を有するカット紙印刷装置に関する。
【0002】近年、情報処理装置の発展に伴い、大量に
印刷出力された用紙を仕分けすることが必要である。例
えば計算機センター等で使用される高速のカット紙印刷
装置の場合、印刷用紙に対する後処理として、異なるジ
ョブの単位で出力された用紙を仕分けする必要が生じて
いる。そしてこの出力後の後処理化業の省力化、自動化
が望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来のカット紙印刷装置では、ジョブオ
フセット単位で後処理を行っていた。例えば、図12に
示す如く、用紙ホッパ80よりカット紙が1枚ずつ順次
印刷装置側に供給される。
【0004】印刷装置側には、感光ドラム81、現像部
82、定着部83、クリーナ84、チャージ部85、光
学ユニット86、転写分離器87、搬送器88等が設け
られている。そして光学ユニット86には、ミラーモー
タ86−1、ポリゴンミラー86−2、ビーム放出ミラ
ー86−3、反射ミラー86−4、レーザダイオード8
6−5等が設けられている。
【0005】感光ドラム81は、チャージ部85により
チャージされ、光学ユニット86から送出されるレーザ
光により潜像が形成され、この潜像が現像部82により
現像され、トナー像が形成される。そして用紙ホッパ8
0から供給された用紙が搬送ローラRにより搬送されて
感光ドラム81上に来たとき、転写分離器87により感
光ドラム81上のトナー像がこの用紙上に転写される。
【0006】この用紙は更に搬送器88により搬送さ
れ、定着器83においてヒータが内蔵された加熱ローラ
により定着される。そして搬送ローラR0 により、用紙
後方処理部であるスタックテーブル89上に搬送され、
積層される。なおレーザ光はビーム放出ミラー86−3
によりその一部が取り出され、その強度が正常か否かチ
ェックされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の印刷装
置は、ジョブオフセットによる仕分けを行っていたが、
この場合以下のような問題点があった。
【0008】印刷ずみの用紙は、図12に示すように、
ジョブ単位でオフセットを設けてスタックテーブル89
の上に載置されるのみであるので、この用紙を取扱うと
きに用紙がばらけてしまうことがある。またオペレータ
が出力用紙をアクセスするときは、安全のために印刷を
停止しなくてはならないため、実行印刷速度が落ちる。
【0009】このようなジョブオフセットの問題点を解
決するために、ステープラによる後処理が行われるよう
になった。しかしステープラによる後処理にも以下のよ
うな問題点があった。
【0010】ステープラの問題点としては、針の長さに
限界があるので、綴じ枚数が少量に制限されること、ス
テープラで処理した用紙を重ねていくと、針の部分の厚
みが増えて、用紙束が傾き、取扱いが不便になる等のこ
とがある。
【0011】このように、従来のジョブオフセット、ス
テープラといった後処理機構は、計算機センター等で使
用される高速のカット紙印刷装置には不向きであった。
従って本発明の目的は、このような問題点を改善したカ
ット紙印刷装置の後処理機構を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、図1に示す如く、用紙ホッパHより供
給されたカット用紙に、感光ドラム1、現像部2、定着
部3、クリーナ4、チャージ部5、光学ユニット6、転
写分離器7、搬送器8等を有する印刷装置において印刷
が行われ、これが搬送ローラR0 により用紙後方処理部
のスタックテーブル9に載置されたあと、ジョブオフセ
ット単位で搬送アーム10により保持されて帯掛機11
に搬送され、帯掛けされる。それから出力部12に出力
される。
【0013】なお、印刷装置は、前記図12に示したも
のと同様に構成され、感光ドラム1、現像部2、定着部
3、クリーナ4、チャージ部5、光学ユニット6、転写
分離器7、搬送器8等は、それぞれ図12の感光ドラム
81、現像部82、定着部83、クリーナ84、チャー
ジ部85、光学ユニット86、転写分離器87、搬送器
88に相当するものである。そして光学ユニット6のミ
ラーモータ6−1、ポリゴンミラー6−2、ビーム放出
ミラー6−3、反射ミラー6−4、レーザダイオード6
−5等は、それぞれ図8のミラーモータ86−1、ポリ
ゴンミラー86−2、ビーム放出ミラー86−3、反射
ミラー86−4、レーザダイオード86−5に対応する
ものである。そしてこれら印刷装置はいずれも公知のも
のである。
【0014】
【作用】このように印刷装置で印刷されたカット用紙
は、スタックテーブル9にジョブオフセット単位で積み
重ねられ、搬送アーム10により帯掛機11に移動され
て、ジョブオフセット単位で帯掛けされ、それから出力
部12で積み重ねられ、保持される。
【0015】したがって用紙がばらけることもなく、ま
たオペレータがこの出力用紙をアクセスする場合でも出
力部12のストック部から取り出すことになるので、印
刷装置を停止させる必要もない。またステープラと異な
り、用紙が大量のジョブオフセットの場合でも帯掛けす
ることができる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図2〜図4にもとづき説
明する。図2は本発明の一実施例構成図、図3はその動
作説明用フローチャート、図4は本発明の帯掛状態説明
図である。図2において、図1と同記号部は同一部分を
示し、20は印刷装置機構制御部、21は後処理機構制
御部、22はスタックテーブルアップ・ダウンモータ、
23は搬送アームホールド制御モータ、24は帯掛け処
理部、25は搬送アーム駆動モータ、26は出力テーブ
ルアップ・ダウンモータである。
【0017】スタックテーブル9は印刷ずみのカット用
紙9−1が印刷装置から搬送されて、載置されるもので
あり、M1として図示されているスタックテーブルアッ
プ・ダウンモータ22によりアップ・ダウン制御され
る。
【0018】搬送アーム10はスタックテーブル9に載
置されたジョブオフセット単位の印刷ずみのカット用紙
9−1を帯掛機11に搬送して帯掛けを行ったのち、出
力部12の出力テーブル12−0上に搬送するものであ
り、その先端にはM2で示す搬送アームホールド制御モ
ータ23が設けられる。なお搬送アーム10は、M3で
示す搬送アーム駆動モータ25により、図2における左
右方向に駆動制御される。
【0019】帯掛機11は、ジョブオフセット単位の印
刷ずみのカット用紙9−1に対して帯掛け処理を行うも
のであり、帯掛け処理部24により制御される。出力部
12は、印刷ずみのカット用紙が帯掛け処理後、外部に
取出すために置かれる保管部として作用するものであ
り、出力テーブル12−0を有する。この出力テーブル
12−0はM4で示される出力テーブルアップ・ダウン
モータ26により上下動される。
【0020】印刷装置機構制御部20は、図1に示す印
刷機全体を統合的に制御するものであり、用紙後処理部
を制御するための後処理機構制御部21を有する。次に
図2における後処理機構制御部21の動作を、図3に示
すフローチャートにもとづき他図を参照して説明する。
【0021】(1) 印刷装置において印刷されたカット用
紙が搬送ローラR0 を経由して用紙後処理部に対して搬
送中であることを図示省略したセンサが検出すると、こ
れにより後処理機構制御部21は印刷装置機構制御部2
0から送出されるコマンドを解析する。印刷装置機構制
御部20から送出されるコマンドでスタック指示か綴じ
指示かを判断するものである。
【0022】(2) 初めはジョブ実行であるので、用紙後
処理部がスタック動作を行う。このとき、後処理機構制
御部21はスタックテーブル9がテーブルレディつまり
スタックテーブル9が所定の位置に停止しているか否か
を図示省略したセンサーにもとづき判別する。そして所
定の位置になければ、スタックテーブルアップ・ダウン
モータ22をオン制御し、これが所定の位置に達したと
きこれをオフにする。このようにしてスタックテーブル
9が所定の位置にあると、印刷されたカット用紙9−1
がスタックテーブル9上に順次スタックされる。このよ
うにして1ジョブ終了等、用紙を綴じる指示が印刷装置
機構制御部20から伝達されるまで、スタックテーブル
9上にカット用紙9−1がスタックされる。
【0023】(3) このようにしてジョブオフセット単位
での1ジョブが終了すると、印刷装置機構制御部20か
ら用紙綴じ指示が伝達されると、ジョブの最終用紙のス
タックテーブル側への出力を完了したのち後処理機構制
御部21は、このカット用紙9−1に対する綴じ指示を
遂行する。
【0024】(4) 搬送アーム10が、図4(A)で示す
如く、スタックテーブル9の近傍に位置している搬送ア
ームのレディ状態か否かを図示省略したセンサーにより
判別する。もし搬送アームレディ状態でなければ、M3
で示される搬送アーム駆動モータ25を制御して搬送ア
ームレディ状態にする。
【0025】(5) 図4(A)で示す搬送アームレディ状
態であれば、後処理機構制御部21は、まず搬送アーム
駆動モータ25をわずかにスタックテーブル9側に移動
して、スタック用紙9−1の上下にその保持部10−1
が位置させ、それから搬送アームホールド制御モータ2
3を駆動してカット用紙9−1を、図4(B)に示す如
く、搬送アーム10の保持部10−1でしっかりと保持
させる。これにもとづき保持部10−1より保持完了信
号が出力される。そして搬送アーム10はこのようにカ
ット用紙束をつかんだまま、図4(C)に示す如く、帯
掛機11まで搬送アーム駆動モータ25により搬送す
る。
【0026】(6) このカット用紙束が帯掛機11の位置
まで搬送されたことを図示省略したセンサーが検出した
とき、搬送アーム駆動モータ25は停止して、搬送アー
ム10はこの後処理位置で一時停止する。それからこの
カット用紙束に対して帯掛機11により帯掛けによる綴
じ処理が行われる。この帯掛け処理が終了すると帯掛機
11は帯掛け終了信号を後処理機構制御部21に出力す
る。
【0027】(7) このようにして帯掛け処理が終了した
カット用紙束は、再び搬送アーム駆動モータ25の駆動
による搬送アーム10により出力テーブル12−0側に
搬送される。このとき図示省略したセンサーからの信号
により出力テーブル12−0が所定の位置にあるテーブ
ルレディ状態でなければ、後処理機構制御部21はM4
で示す出力テーブルアップ・ダウンモータ26をオンオ
フ制御してテーブルレディ状態にする。
【0028】(8) そして出力テーブルアップ・ダウンモ
ータ26がテーブルレディ状態にあるとき、この出力テ
ーブル12−0上に搬送アーム10により保持された、
帯掛けされたカット用紙束が、搬送アーム10の保持部
10−1を解放することによりストックされる。この開
放されたことは、保持部10−1から出力される開放終
了信号により判断される。このようにして図4(D)に
示す如く、新しいカット用紙束がストックされることに
なる。それから後処理機構制御部21は、搬送アーム駆
動モータ25を制御して、搬送アーム10を図4(A)
に示す状態に復帰させる。そして次のジョブに対する処
理を待つことになる。
【0029】本発明の第2実施例を図5、図6により説
明する。第2実施例では、帯掛けの本数を選択可能に構
成するものである。すなわち、1ジョブによる印刷出力
枚数が大量の場合や、用紙サイズ・用紙の種類により1
本の結束で不十分の場合がある。このようなことに対処
するため、結束の本数を1本のみでなく、複数本に制御
するように構成するものである。また、自動的に結束本
数を設定するだけでなく、オペレータが本数を指定する
手段を有し、自動的設定か、オペレータによる指定かの
選択手段を有する。
【0030】図5は、帯掛機11の帯掛状態説明図であ
り、図6はその帯掛け動作を中心とした動作状態説明フ
ローチャートである。なお、オペレータの指示により帯
掛本数を決める場合には、例えばキーボード等より事前
にその本数を入力しておく。
【0031】また複数本の帯掛けを行うとき、用紙サイ
ズにより帯掛け位置が異なるよう決めるので、用紙サイ
ズの帯掛位置のデータを、例えばテーブル等の形で事前
にそのデータを入力しておく。なお、図6に関し、帯掛
け工程以外の動作は、図3の動作とほぼ同様であるの
で、この帯掛け工程を中心に動作を説明する。
【0032】(1) 印刷後のカット用紙の進入が印刷装置
側から伝達されると、後処理機構制御部21では、これ
を順次カウントする。このようにして搬送されるカット
用紙の枚数が判別できる。
【0033】(2) ジョブ終了通知が印刷装置機構制御部
20から伝達されると、後処理機構制御部21は、帯掛
本数についてオペレータの指示の有無を判別する。そし
てオペレータの指示があれば、これが優先されるので指
示された本数に対する帯掛結束処理が行われる。指示が
なければ、後処理機構制御部21は、前記カット用紙の
枚数Nが1本か2本か結束数を区別する閾値以内か否か
を判断する。図6の例では閾値が100枚の場合を示
し、Nが100以下の場合は、帯掛本数が1本で結束さ
れ、100枚を越えるとき2本で結束されることを示
す。
【0034】(3) このようにして結束本数が決められる
が、後処理機構制御部21は、それからこのカット用紙
の用紙サイズを認識する。この用紙サイズは、初めにオ
ペレータから例えばキーボード入力されてもよく、印刷
工程において自動的に検出してこれを通知するように構
成してもよい。そして結束本数が1本の場合は、用紙の
中央に帯掛けできるように搬送アーム10の移動距離を
求める。なお、図5、図6の例は帯掛けが2本の場合を
示す。この2本の場合は、前記の如く、用紙サイズに応
じて、図6に示す移動距離A、Bは事前に通知されてい
る。
【0035】(4) まず、図5(A)に示す如く、印刷ず
みのカット用紙9−1をスタックテーブル上で搬送アー
ム10が保持した位置から距離Aだけ搬送アーム10を
帯掛機11側に移動させて停止し、同(B)で斜線で示
すb1 に1本目の帯掛結束を行う。
【0036】(5) 次に搬送アーム10を距離Bだけ更に
移動して搬送アーム10を停止させ、図5(C)で示す
2 に2本目の帯掛結束を行う。それから搬送アーム1
0を再び移動して、出力テーブル12−0上にこの帯掛
結束した印刷ずみのカット用紙束を出力する。
【0037】なお、前記第2実施例において、用紙の枚
数を管理して、例えば100枚までは1本綴じ、101
〜500枚は2本綴じというように枚数でその帯数を決
めてもよく、また用紙が一時スタックされるスタックテ
ーブルにおける印刷ずみのカット用紙の高さを検出する
センサを設け、積まれる用紙の高さにより帯数を決めて
もよい。
【0038】また、搬送アーム10を有する装置におい
て、その保持部10−1に厚さを検出するセンサを設け
て、アームが用紙をつかんだときに厚さを検出し、これ
に応じて帯数を決めてもよい。
【0039】次に本発明の第3実施例を図7により説明
する。例えば出力された印刷に、仕分け等のためにバー
コードが印刷されている場合や、宛名が印刷されている
場合等がある。このような場合、結束した帯によりそれ
が隠されてしまうという不具合が生じる場合がある。こ
の実施例では、このような不具合を解決するために、任
意に結束の位置を設定する手段を有するものである。
【0040】図7(A)に示す如く、1本結束の場合
は、0で示すカット用紙束9−1の中心を基準にする。
また2本結束の場合には、用紙束9−1のセンター0か
ら例えば5等分した場所+1〜+4〜−4〜−1を、例
えば図7(B)に示す如きディジタルスイッチにより結
束位置を指定する。このようにして用紙サイズの異なる
場合でも、結束位置を指定できるので、用紙からはみ出
す心配もなく対応できる。
【0041】本発明の第4実施例を図8、図9について
説明する。本発明において、用紙束を結束するとき、そ
の用紙が少量の場合に結束する圧力で用紙がたわむとい
う不具合が生ずるが、この実施例ではこれを解決するた
め、後処理部の帯掛け位置に、その幅が可変の用紙幅ガ
イドを設けるものである。補助板である用紙幅ガイドを
設けたので少量の用紙でも結束のとき撓みを生じること
がないので正確に帯掛けすることができ、また幅が可変
するので異なる用紙サイズにも対応でき、しかも結束後
に用紙束を搬送するとき邪魔にならないように、その場
で待避することもできるものである。
【0042】即ち、図8(A)に示す如く、帯掛機11
のカット用紙束9の位置する部分に、図9(A)に点線
で示す幅ガイド30を設ける。幅ガイド30は2枚のガ
イド30−1、30−2を有し、セット位置では、図9
(A)に示す如く、カット用紙束9−1と同じ幅にガイ
ド30−1、30−2は位置するが、ホーム位置では、
図9(B)に示す如く、これらのガイド30−1、30
−2はセット位置より狭幅位置に存在する。帯掛け時の
状態を、図8(C)に示すフローチャートにもとづき、
他図を参照して説明する。
【0043】帯掛時において、後処理機構制御部が用
紙サイズ指定コマンド受信あるいは、結束指示コマンド
受信のとき、帯掛け処理部がこれらガイド30−1、3
0−2を制御して、ホーム位置からセット位置に移動さ
せる。なお、図8(A)、(B)において黒い三角印が
ホーム位置を示し、白い三角印がセット位置を示す。ま
た図9(A)ではセット位置にある状態を示し、図9
(B)ではHがホーム位置を示し、Sがセット位置を示
す。このセット位置では用紙サイズと同じ位置に存在す
る。
【0044】それからカット用紙束9に対して、帯掛
機11の結束機11−1によりこのガイド30−1、3
0−2とともに帯掛けが行われる。ガイド30−1、3
0−2は剛性の板状体で形成されているため、カット用
紙束9の紙量が少ないときでも、この帯掛け処理のとき
たわむようなことがない。このようにして帯掛結束が終
了すると、後処理機構制御部がこれらガイド30−1、
30−2をホーム位置へ移動するように制御する。かく
して図8(B)に示すように幅ガイド30のガイド30
−1、30−2がホーム位置に移動した後に、図9
(B)に示す如く、搬送アーム10がこのカット用紙束
9−1を搬送する。これによりカット用紙束9−1はガ
イド30−1、30−2から外されて、帯掛けされたま
ま、出力テーブル側に移動される。
【0045】本発明の第5実施例を図10により説明す
る。第5実施例では、帯掛け結束されたカット用紙束を
処理順つまり結束順に順次積み重ねられる出力テーブル
つまりストックテーブルをストック部すなわち出口部1
2に設けたものである。
【0046】ストックテーブル12−1は、ガイドロー
ラ41、41、駆動モータ43(出力テーブルアップ・
ダウンモータ26に対応)を有する駆動部42によりコ
ンテナ44内を上下動するものである。搬送アームによ
り搬送された帯掛けされたカット用紙束がストックテー
ブル12−1上に置かれると、このテーブル上のカット
用紙束の最上面を検出するテーブル高さセンサ40、4
0による出力信号にもとづき、ストックテーブル12−
1は所定位置まで下げられる。
【0047】このことが、カット用紙束が積み重ねられ
る度に繰返し行われ、所定量スタックされると、図示省
略したスタックフルセンサによりフル状態が検出され
る。ストックされたカット用紙束は、コンテナのドア部
に設けられたテーブルダウンスイッチにより随時このコ
ンテナを下げ、取り出すことができる。
【0048】このようにストックテーブルを設けたの
で、カット用紙束の積み重ねやその取り出しが容易に行
うことになる。本発明の第6実施例を第11図により説
明する。第6実施例では、帯掛けされたカット用紙束
を、他の場所又は他の装置(例えば用紙束を袋づめや糊
づけ等の別処理工程の装置)に自動的に搬送するコンベ
ア等の適宜の運搬装置に落とし、この落としたことを運
搬装置に通知してこれを駆動させるインタフェース部を
設けたものである。
【0049】帯掛機11により帯掛けされたカット用紙
束9−1は、搬送アーム10によりテーブルT1 、T2
上に搬送される。テーブルT1 、T2 はこの1対で1つ
のテーブルを構成するものであり、これらT1 、T2
通常ある間隔をもって対向している。そして、後述する
ように、点線位置T1 ′、T2 ′に観音開き状に開いた
とき、その上に載置している物の落下距離が大きくなら
ないように配慮されている。
【0050】ところでカット用紙束9−1がこのテーブ
ルT1 、T2 上に位置すると、マイクロセンサMSがオ
ンとなり、図示省略した駆動部が動作して、これにより
点線位置T1 ′、T2 ′になるように開かれる。そし
て、カット用紙束9−1がその真下に実装されたコンベ
ア50上に移動する。このコンベア50は、前記マイク
ロセンサMSのオン信号を出力してから一定時間後に駆
動され、カット用紙束9−1が他の場所に自動的に運搬
される。
【0051】なお前記説明では帯掛けによる結束につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、ひも状の結束媒体によっても行うことができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、高速のカット紙印刷装
置に帯掛け処理機構の如き結束機構を設けることによ
り、カット用紙を結束媒体で束ねるのでカット用紙がば
らける心配がなく、しかもオペレータが出力用紙をアク
セスするときも出力テーブルから取り出すことができる
ので、印刷装置を停止させる必要がなく、そのため実行
印刷速度を落すことなく高速印刷することができる。し
かもステープラのような枚数の制限がないので、ジョブ
出力が大量の場合でも綴じることができる。
【0053】また結束媒体の結束本数を、オペレータの
必要性、作業性に応じて任意に指定することができ、本
数が指定されない場合、カット用紙量に応じて2本掛け
処理を自動的に行って作業性を良くすることができる。
【0054】しかも補助板である用紙幅ガイドを設けた
ので綴じ厚が薄い場合でも、用紙束がたわむことなくし
っかりした圧力で結束できる。しかもこの用紙幅ガイド
の幅を可変にすることにより用紙の異なるサイズのもの
にも対応でき、さらに用紙搬送の邪魔にならないように
待避できる。
【0055】なおストックテーブルを自動的に駆動する
こともできるので用紙束の積み重ねや取り出しも便利な
ものとなる。しかも他の運搬手段に自動的に転送できる
ようなインタフェースを設けることにより、他の装置に
カット用紙束を自動運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】本発明の動作説明フローチャートである。
【図4】本発明の帯掛状態説明図である。
【図5】本発明の第2実施例における帯掛状態説明図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例における動作説明フローチ
ャートである。
【図7】本発明の第3実施例説明図である。
【図8】本発明の第4実施例説明図である。
【図9】本発明の第4実施例における幅ガイド説明図で
ある。
【図10】本発明の第5実施例を示す。
【図11】本発明の第6実施例を示す。
【図12】従来例を示す。
【符号の説明】
9 スタックテーブル 10 搬送アーム 11 帯掛機 12 出力部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カット紙に印刷する印刷手段と、この印
    刷された用紙をスタックするスタック手段(9)を有す
    るカット紙印刷装置において、 スタック手段(9)に保持された用紙を搬送する搬送手
    段(10)と、 この用紙を帯状体又はひも状の結束媒体で結束する結束
    手段(11)を設けたことを特徴とするカット紙印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 上記結束を1ジョブ終了単位で行うこと
    を特徴とする請求項1記載のカット紙印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記結束媒体の本数を1本又は複数本に
    制御できる処理手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のカット紙印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記結束媒体の位置を設定する手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のカット紙印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 結束する用紙の幅に応じて可変する幅ガ
    イドを備えたことを特徴とする請求項1記載のカット紙
    印刷装置。
  6. 【請求項6】 結束終了後の用紙束をストックするスト
    ックテーブルを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    カット紙印刷装置。
  7. 【請求項7】 結束終了後の出力用紙を他の場所又は他
    の装置に運搬する運搬手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のカット紙印刷装置。
JP4178170A 1992-07-06 1992-07-06 カット紙印刷装置 Withdrawn JPH0616324A (ja)

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