JPH06162692A - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

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JPH06162692A
JPH06162692A JP30602792A JP30602792A JPH06162692A JP H06162692 A JPH06162692 A JP H06162692A JP 30602792 A JP30602792 A JP 30602792A JP 30602792 A JP30602792 A JP 30602792A JP H06162692 A JPH06162692 A JP H06162692A
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audio
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JP30602792A
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Yoshiyuki Kunito
義之 國頭
Tadashi Fukami
正 深見
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、特にデイジタルオーデイオテープレ
コーダで記録したマルチチヤンネルのオーデイオ信号を
再生する磁気再生装置に関し、再生信号を正しく補間処
理し得るようにする。 【構成】本発明は、復調したデイジタルオーデイオ信号
D2A〜D2Dに対応するように、識別データERRF
を取り込でデータ列に変換し、各復調デイジタルオーデ
イオ信号D2A〜D2Dについて、補間処理したデータ
を識別するオーデイオ信号識別信号ERRF0、ERR
F1に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 (1)実施例の全体構成(図1) (2)マルチチヤンネルモード(図1〜図3) (3)サブコードの処理(図1、図4及び図5) (4)補間処理(図1、図6〜図8) (5)エラーレートのモニタ(図1及び図9) (6)実施例の効果 (7)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気再生装置に関し、特
にデイジタルオーデイオテープレコーダで記録したマル
チチヤンネルのオーデイオ信号を再生する場合に適用し
得る。
【0003】
【従来の技術】従来、デイジタルオーデイオテープレコ
ーダにおいては、回転ドラムを用いてデイジタルオーデ
イオ信号を記録再生することにより、高音質のオーデイ
オ信号を記録再生し得るようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のデイ
ジタルオーデイオテープレコーダにおいて、アナログ信
号を記録再生する通常のオーデイオテープレコーダのよ
うに、ステレオ方式以外の複数チヤンネルのオーデイオ
信号を記録再生することができれば、デイジタルオーデ
イオテープレコーダの使い勝手を向上し得ると考えられ
る。さらにこのときチヤンネル間でデイジタルオーデイ
オ信号を記録再生することができれば、1本の磁気テー
プを使用して必要に応じて編集処理、ミキシング処理等
し得、使い勝手を向上することができる。
【0005】このためには例えば特開平3-203864号公報
に提案されているように、回転ドラム上に再生用及び記
録用磁気ヘツドを配置し、再生用磁気ヘツドで再生した
デイジタルオーデイオ信号を編集処理、ミキシング処理
等した後、後行する記録用磁気ヘツドで記録し直す方法
が考えられる(すなわちライトアフタリードの手法でな
る)。このとき複数チヤンネルのオーデイオデータを時
間軸圧縮して多重化することにより、複数チヤンネルの
オーデイオデータを記録再生し得、これにより複数チヤ
ンネルのオーデイオデータについて、この種の機能を実
現することができる。
【0006】さらにこの場合、この種のデイジタルオー
デイオテープレコーダに適用される信号処理回路におい
ては、誤り訂正し得ないオーデイオデータについて補間
処理して出力することにより、複数チヤンネルのオーデ
イオデータをそれぞれブロツク化して多重化することに
より、この補間処理機能を利用して高音質のデイジタル
オーデイオ信号を記録再生し得ると考えられる。ところ
がこのようにして複数チヤンネルのオーデイオ信号を記
録した場合、ブロツクの切れ目においては、前後でオー
デイオデータのチヤンネルが異なることにより、正しく
補間処理し得ない問題がある。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ブロツク化により複数チヤンネルのオーデイオ信号
を多重化する場合において、再生信号を正しく補間処理
することができる磁気再生装置を提案しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、磁気テープに順次斜めに形成され
た正及び負のアジマス角の一対の記録トラツクを走査し
て4チヤンネル以上のデイジタルオーデイオ信号D1A
〜D1Dを再生する磁気再生装置1において、デイジタ
ルオーデイオ信号D1A〜D1Dは、一対の記録トラツ
クを形成する周期を基準にしてブロツク化して多重化す
ることにより、記録オーデイオデータADDTに変換さ
れた後、一対の記録トラツクを形成する周期を単位にし
てインターリーブ処理した後、誤り訂正符号を付加して
磁気テープに順次記録され、磁気再生装置1は、回転ド
ラム2上に再生用磁気ヘツド6A、6Bを配置し、再生
用磁気ヘツド6A、6Bから出力される再生信号SPB
を処理して再生データDADTを得、再生データDAD
Tを誤り訂正処理した後、デインターリーブ処理して再
生オーデイオデータDADTを出力し、誤り訂正処理の
際、誤り訂正し得ないデータについて補間処理して出力
すると共に、補間処理した再生オーデイオデータDAD
Tの識別データERRFを出力する再生手段30と、再
生オーデイオデータDADTを元の複数チヤンネルのデ
イジタルオーデイオ信号D2A〜D2Dに変換して複数
のチヤンネル数の復調デイジタルオーデイオ信号D2A
〜D2Dを出力する復調手段18、22、32と、再生
手段30から出力される再生オーデイオデータDADT
について、各ブロツクの切れ目を検出してブロツク識別
信号INITを出力するブロツク識別手段20と、ブロ
ツク識別信号INITを基準にして、再生オーデイオデ
ータDADTのブロツクの切れ目の前後2ワードで論理
レベルが立ち上がるウインド信号WINDOWを生成す
るウインド信号生成手段20と、ウインド信号WIND
OWを基準にして識別データERRFを取り込み、複数
のチヤンネル数の復調デイジタルオーデイオ信号D2A
〜D2Dのうち、識別データERRFに対応する復調デ
イジタルオーデイオ信号D2A〜D2Dについて補間処
理したデータを識別するオーデイオ信号識別信号ERR
F0、ERRF1を出力する識別信号変換手段42と、
オーデイオ信号識別信号ERRF0、ERRF1に基づ
いて、対応する復調デイジタルオーデイオ信号D2A〜
D2Dについて補間処理したデータを再び補間処理する
補間手段44とを備えるようにする。
【0009】さらに本発明において、識別信号変換手段
42は、インターリーブ処理した周期で、ウインド信号
WINDOWを基準にして所定のレジスタ回路42Aに
識別データERRFを順次取り込むことにより、識別デ
ータERRFを取り込み、レジスタ回路42Aに取り込
んだ識別データERRFをインターリーブ処理した周期
でパラレルデータDD1に変換した後、パラレルデータ
DD1を4ビツト単位のデータ列に変換することによ
り、パラレルデータDD1を複数のチヤンネル数の復調
デイジタルオーデイオ信号D2A〜D2Dに対応するデ
ータ列に変換し、復調デイジタルオーデイオ信号D2A
〜D2Dに同期して所定のタイミングでデータ列のデー
タを順次並列的に出力することにより、オーデイオ信号
識別信号ERRF0、ERRF1を出力し、レジスタ回
路42Aは、復調デイジタルオーデイオ信号D2A〜D
2Dのチヤンネル数の2倍のビツト長分だけ識別データ
ERRFを順次取り込み、識別信号変換手段42は、復
調デイジタルオーデイオ信号D2A〜D2Dのチヤンネ
ル数の1/2のデータ列を生成してオーデイオ信号識別
信号ERRF0、ERRF1を出力する。
【0010】
【作用】復調デイジタルオーデイオ信号D2A〜D2D
に対応するように、識別信号ERRFをデータ列に変換
し、各復調デイジタルオーデイオ信号D2A〜D2Dに
ついて、補間処理したデータを識別するオーデイオ信号
識別信号ERRF0、ERRF1を生成し、このオーデ
イオ信号識別信号ERRF0、ERRF1に基づいて、
対応する復調デイジタルオーデイオ信号D2A〜D2D
について補間処理したデータを再び補間処理することに
より、ブロツク化により複数チヤンネルのオーデイオ信
号を多重化する場合において、再生信号を正しく補間処
理することができる。
【0011】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0012】(1)実施例の全体構成 図1において、1は全体としてデイジタルオーデイオテ
ープレコーダを示し、直径30〔mm〕の回転ドラム2に 1
80度の角間隔で記録用磁気ヘツド4A及び4Bを搭載し
て回転駆動する。
【0013】この状態でデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、90度の巻き付け角度で回転ドラム
2に磁気テープを巻き付け、この磁気テープを所定速度
で走行させることにより、記録モードにおいて、所定周
期で正及び負のアジマス角の記録トラツクを順次形成し
得るようになされている。
【0014】この記録用磁気ヘツド4A及び4Bに対し
て、デイジタルオーデイオテープレコーダ1は、所定の
段差を設けて再生用磁気ヘツド6A及び6Bを回転ドラ
ム2に搭載するようになされ、これにより再生モードに
おいてこの再生用磁気ヘツド6A及び6Bから得られる
再生信号SPBを処理してデイジタルオーデイオ信号を
再生し得、また編集モードにおいて再生したデイジタル
オーデイオ信号を処理した後再び磁気ヘツド4A及び4
Bを介して記録し得るようになされている。
【0015】この回転ドラム2の回転速度及び磁気テー
プの走行速度においては、システム制御回路10から出
力される制御データに基づいて、デイジタルオーデイオ
テープレコーダ1の動作モードに応じてサーボ回路(図
示せず)で制御するようになされ、これによりデイジタ
ルオーデイオテープレコーダ1においては、必要に応じ
て磁気テープ走行系の駆動条件を切り換えて種々の動作
モードで動作し得るようになされている。
【0016】すなわちデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においては、通常の動作モードにおいて、デイジ
タルオーデイオテープレコーダについて規格化されたフ
オーマツトに従つて2チヤンネルのオーデイオ信号を標
準時間モード又は長時間記録モードの記録モードで記録
再生し得るのに対し、マルチチヤンネルモードにおいて
は4チヤンネル又は8チヤンネルのオーデイオ信号を記
録再生し得るようになされている。
【0017】このためデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においては、最大で8チヤンネルのオーデイオ信
号を入出力し得るようになされている。すなわちデイジ
タルオーデイオテープレコーダ1においては、アナログ
デイジタル変換回路(A/D)12に最大で8チヤンネ
ルのオーデイオ信号S1A〜S1Hを入力し得るように
なされ、ここで所定サンプリング周波数のデイジタルオ
ーデイオ信号に変換する。
【0018】このときアナログデイジタル変換回路12
においては、システム制御回路10から出力される制御
データに基づいてサンプリング周波数を切り換え、通常
の動作モードにおいて、サンプリング周波数32〔kHz
〕、44.1〔kHz 〕又は48〔kHz〕で2チヤンネルのオー
デイオ信号S1A、S1Bをデイジタルオーデイオ信号
D1A、D1Bに変換する。
【0019】これに対してマルチチヤンネルモードにお
いて、アナログデイジタル変換回路12は、4チヤンネ
ルのオーデイオ信号S1A〜S1Dを記録する場合、サ
ンプリング周波数32〔kHz 〕、44.1〔kHz 〕又は48〔kH
z 〕でオーデイオ信号S1A〜S1Dをデイジタルオー
デイオ信号D1A〜D1Dに変換し、8チヤンネルのオ
ーデイオ信号を記録する場合、サンプリング周波数32
〔kHz 〕でオーデイオ信号S1A〜S1Hをデイジタル
オーデイオ信号D1A〜D1Hに変換する。
【0020】これによりアナログデイジタル変換回路1
2は、記録モード及び編集モードにおいて、オーデイオ
信号S1A〜S1Hをデイジタルオーデイオ信号D1A
〜D1Hに変換した後、ミクサ(MIX)14、データ
ラツチ回路(L)16を介してランダムアクセスメモリ
回路(RAM)18に出力する。
【0021】ここでランダムアクセスメモリ回路18に
おいては、タイミングジエネレータ(TG)20から出
力されるアドレスデータAD、システム制御回路10か
ら出力される識別データO/Eに従つてデータラチツ回
路16及び22から出力されるオーデイオデータを順次
格納し、所定順序で出力する。
【0022】このとき通常の動作モードにおいて、デー
タラツチ回路16においては、順次入力される2チヤン
ネルのデイジタルオーデイオ信号D1A、D1Bをその
まま出力し、ランダムアクセスメモリ回路18において
は、同様に入力順に2チヤンネルのデイジタルオーデイ
オ信号ADDT(D1A、D1B)を出力する。これに
対してマルチチヤンネルモードにおいて、デイジタルオ
ーデイオテープレコーダ1においては、データラツチ回
路16で、4チヤンネル又は8チヤンネルのオーデイオ
データを順次ラツチし、順次循環的にランダムアクセス
メモリ回路18に2チヤンネル毎に取り込むことによ
り、4チヤンネル又は8チヤンネルのオーデイオデータ
を時分割多重化して2チヤンネル化する。ランダムアク
セスメモリ回路18は、この2チヤンネルのオーデイオ
データを並び換えることにより、所定順序で出力し(以
下ランダムアクセスメモリ回路のインターリーブ処理と
呼ぶ)、再生時、これとは逆に2チヤンネルのオーデイ
オデータADDTを並び代えて出力する(以下ランダム
アクセスメモリ回路のデインターリーブ処理と呼ぶ)。
【0023】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、記録モード及び編集モードにおい
て、磁気テープにデイジタルオーデイオ信号を記録した
際、各チヤンネルのオーデイオ信号S1A〜S1Hを所
定の記録トラツクに順次記録し得るようになされ、再生
モード及び編集モードにおいては、この並び代えた順序
で再生されるオーデイオデータADDTを元の配列に並
び換えるようになされている。さらにこのようにしてデ
ータの配列を並び代えてサンプリング周波数を切り換え
ることにより、データラツチ回路16及びランダムアク
セスメモリ回路18においては、マルチチヤンネルモー
ドの記録時、オーデイオデータを時間軸圧縮して多重化
するのに対し、マルチチヤンネルモードの再生時、デー
タラツチ回路30及びランダムアクセスメモリ回路18
が、この時間軸圧縮された再生データを時間軸伸長して
元のチヤンネルに再生するようになされている。
【0024】記録信号生成回路24は、2チヤンネルの
デイジタルオーデイオ信号ADDTを直接入力してデイ
ジタルオーデイオテープレコーダについて規格化された
フオーマツトに従つて記録信号を生成する信号処理回路
で、この実施例の場合、動作周波数を切り換えることに
より、デイジタルオーデイオテープレコーダについて規
格化されたフオーマツトに加えて、マルチチヤンネルモ
ードのオーデイオデータを処理し得るようになされてい
る。
【0025】すなわち記録信号生成回路24は、データ
ラツチ回路26を介してランダムアクセスメモリ回路1
8でインターリーブ処理された2チヤンネルのオーデイ
オデータADDTを順次入力し、このオーデイオデータ
ADDTを回転ドラム2の回転周期(すなわちフレーム
周期でなる)でブロツク化する。
【0026】さらに記録信号生成回路24は、このブロ
ツク化したオーデイオデータをデイジタルオーデイオテ
ープレコーダの規格に従つて各ブロツク単位でインター
リーブ処理した後、誤り訂正符号、サブコード等を付加
し、続いて記録信号に変換して記録用磁気ヘツド4A及
び4Bに出力する。これによりデイジタルオーデイオテ
ープレコーダ1においては、記録モード及び編集モード
において、通常の動作モードでアナログデイジタル変換
回路12でデイジタル信号に変換されたデイジタルオー
デイオ信号D1A、D1Bをそのままの順序で記録信号
生成回路24に入力し、このデイジタルオーデイオ信号
D1A、D1Bを規格化されたフオーマツトに従つて順
次磁気テープに記録し得るようになされている。
【0027】これに対してマルチチヤンネルモードにお
いて、デイジタルオーデイオテープレコーダ1は、記録
モード及び編集モードで、ランダムアクセスメモリ回路
18及び記録信号生成回路24でインターリーブ処理す
ることにより、予め設定された所定の記録トラツクに4
チヤンネル又は8チヤンネルのデイジタルオーデイオ信
号を順次記録し得るようになされている。再生信号処理
回路30は、記録信号生成回路24と同様にデイジタル
オーデイオテープレコーダについて規格化されたフオー
マツトに従つて再生信号SPBを処理する信号処理回路
で、この実施例の場合、動作周波数を切り換えることに
より、デイジタルオーデイオテープレコーダについて規
格化されたフオーマツトに加えて、マルチチヤンネルモ
ードのオーデイオデータADDTを処理し得るようにな
されている。
【0028】すなわち再生信号処理回路30は、再生信
号SPBを復調した後、誤り訂正処理し、続いてデイン
ターリーブ処理し、これにより2チヤンネルのオーデイ
オデータADDTを再生する。これによりデイジタルオ
ーデイオテープレコーダ1においては、通常の動作モー
ドで記録した磁気テープを再生する場合、この再生信号
処理回路30から出力される2チヤンネルオーデイオデ
ータADDTを、そのままの順序でデータラツチ回路2
2、ランダムアクセスメモリ回路18、データラツチ回
路32を介して出力することにより、2チヤンネルのデ
イジタルオーデイオ信号D2A、D2Bを再生し得るよ
うになされている。
【0029】これに対してマルチチヤンネルモードにお
いてデイジタルオーデイオテープレコーダ1は、再生信
号処理回路30で再生データをデインターリーブ処理し
た後、ランダムアクセスメモリ回路18でデインターリ
ーブ処理し、時間軸伸長することにより、所定の記録ト
ラツクに割り当てて記録した4チヤンネル又は8チヤン
ネルのデイジタルオーデイオ信号D2A〜D2Hを再生
し得るようになされている。
【0030】デイジタルアナログ変換回路(D/A)3
6は、アナログデイジタル変換回路12に対応して最大
8チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号D2A〜D2
Hをアナログ信号S2A〜S2Hに変換して出力する。
【0031】このオーデイオ信号S2A〜S2Hを出力
する際、デイジタルアナログ変換回路36においては、
セレクタ(SEL)38を介してデイジタルオーデイオ
信号を入力し得るようになされ、セレクタ38において
は、データラツチ回路32から出力されるデイジタルオ
ーデイオ信号D2A〜D2H、アナログデイジタル変換
回路12から出力されるデイジタルオーデイオ信号D1
A〜D1H、ミクサ14から出力されるデイジタルオー
デイオ信号D1A〜D1Hを選択出力し得るようになさ
れている。これによりデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においては、必要に応じてモニタし得るデイジタ
ルオーデイオ信号の種類を切り換え得るようになされ、
その分使い勝手を向上し得るようになされている。
【0032】すなわち記録モードにおいては、アナログ
デイジタル変換回路12から出力されるデイジタルオー
デイオ信号D1A〜D1Hを選択することにより、記録
するオーデイオ信号S1A〜S1Hをモニタし得るのに
対し、再生モードにおいてはデータラツチ回路32から
出力されるデイジタルオーデイオ信号D2A〜D2Hを
選択することにより、再生信号をモニタすることができ
る。
【0033】これに対してミクサ14は、編集モードに
おいて、ユーザの選択したチヤンネル間で、アナログデ
イジタル変換回路12から出力されるデイジタルオーデ
イオ信号D1A〜D1Hとデータラツチ回路32から出
力されるデイジタルオーデイオ信号D2A〜D2Hを合
成して出力するようになされ、これによりデイジタルオ
ーデイオテープレコーダ1においては、いわゆるライト
アフタリードの手法を適用して1つの磁気テープを繰り
返し使用して編集処理し得るようになされ、この編集モ
ードにおいてミクサ14から出力されるデイジタルオー
デイオ信号をセレクタ38で選択出力することにより、
編集作業を確認し得るようになされている。
【0034】システム制御回路10は、ユーザの操作に
応動して、また再生信号処理回路30から出力されるサ
ブコードデータ等に基づいて全体の動作を切り換え、こ
れによりデイジタルオーデイオテープレコーダ1全体と
して必要な動作モードで動作し得るようになされてい
る。このときシステム制御回路10においては、再生信
号処理回路30で再生されたフレームアドレスを基準に
してランダムアクセスメモリ回路18に識別データO/
Eを出力し、これによりランダムアクセスメモリ回路1
8の動作を制御する。
【0035】さらにシステム制御回路10においては、
デイジタル信号処理回路(DSP)40を駆動し、これ
によりデイジタル信号処理回路40から回転ドラム40
の回転周期に同期した基準信号EXSY、さらにはビツ
トクロツクBCK等を出力する。タイミングジネレータ
20は、この基準信号EXSY、ビツトクロツクBCK
を基準にしてランダムアクセスメモリ回路18のアドレ
スデータを出力し、さらに動作基準用のクロツクCK、
LRCK等を出力する。
【0036】(2)マルチチヤンネルモード これに対してユーザがマルチチヤンネルモードを選択す
ると、さらにはマルチチヤンネルモードで記録した磁気
テープを再生する場合、デイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、全体の動作モードをマルチチヤン
ネルモードに切り換える。
【0037】このマルチチヤンネルモードにおいて、デ
イジタルオーデイオテープレコーダ1は、4チヤンネル
のオーデイオ信号S1A〜S1Hをサンプリング周波数
32〔kHz 〕、44.1〔kHz 〕又は48〔kHz 〕の何れかでサ
ンプリングして記録し得るようになされ、さらにユーザ
が8チヤンネルのモードを選択すると、8チヤンネルの
オーデイオ信号S1A〜S1Hをサンプリング周波数32
〔kHz 〕でデイジタル信号に変換して記録し得るように
なされている。
【0038】すなわち例えばユーザが32〔kHz 〕4チヤ
ンネルのモードを選択すると、この場合デイジタルオー
デイオテープレコーダにおいては、32〔kHz 〕4チヤン
ネルモードについて規格化されたフオーマツトに従つて
デイジタルオーデイオ信号を記録再生する。
【0039】すなわちこのモードにおいては、1フレー
ム周期が30〔msec〕でなることにより、システム制御回
路10においては、通常モードの標準時間モードが選択
された場合と同様に基準信号EXSYの周期を設定し、
これにより30〔msec〕の周期で一対の記録トラツクを形
成し得るようにする。
【0040】これに対してアナログデイジタル変換回路
12においては、記録モード及び編集モードにおいて、
サンプリング周波数32〔kHz 〕で4チヤンネルのオーデ
イオ信号S1A〜S1Dをデイジタルオーデイオ信号D
1A〜D1Dに変換して出力する。これに対して図2に
示すようにデータラツチ回路16及びランダムアクセス
メモリ回路18においては、記録モード及び編集モード
において、順次入力されるオーデイオデータの配列を切
り換え、これによりサンプリング周波数32〔kHz 〕の4
チヤンネルのオーデイオデータD1A〜D1Hをサンプ
リング周波数64〔kHz 〕の2チヤンネルのオーデイオデ
ータDADTに変換して出力する。
【0041】ここで図2においては、基準信号EXSY
(図2(A))を基準にしてランダムアクセスメモリ回
路18のデータ入出力を表し、記録時(記号RECで表
す(図2(C)))においては、順次第1及び第2チヤ
ンネルのオーデイオデータ(数字0で表す)、第3及び
第4チヤンネルのオーデイオデータ(数字1で表す)、
第1及び第2チヤンネルのオーデイオデータ(数字3で
表す)、……の順序で連続して入力するオーデイオデー
タを、数字0、1、2、3、……、3839で示すように入
力順に順次格納する。
【0042】さらに記録時、ランダムアクセスメモリ回
路18においては、格納したオーデイオデータを、格納
時の数字0、1、2、3、……、3839に対応して数字
0、2、……、3838、1、3、……、3839で示すよう
に、第1及び第2チヤンネルのオーデイオデータ(数字
0で表す)、第1及び第2チヤンネルのオーデイオデー
タ(数字2で表す)、……、第3及び第4チヤンネルの
オーデイオデータ(数字1で表す)、第3及び第4チヤ
ンネルのオーデイオデータ(数字3で表す)、……の順
序で出力する。
【0043】これにより図3において同様に基準信号E
XSY(図3(A))を基準にして示すように、デイジ
タルオーデイオテープレコーダ1においては、記録信号
生成回路24で改めてインターリーブ処理して記録信号
S1(図3(B))を生成することにより、1対の記録
トラツクについて、始めに第1及び第2チヤンネルのオ
ーデイオデータ(記号A及びBで表す)を記録した後、
続いて第3及び第4のチヤンネルのオーデイオデータ
(記号C及びDで表す)を記録して先頭の記録トラツク
を形成した後、続いて第3及び第4のチヤンネルのオー
デイオデータ、第1及び第2チヤンネルのオーデイオデ
ータを記録して続く記録トラツクを形成する。
【0044】このためランダムアクセスメモリ回路18
においては、上述したようにデータを並び換えることに
より、4チヤンネルのオーデイオデータ(図3(D))
について、1フレーム周期の前半と後半とでそれぞれで
第1及び第2チヤンネルのオーデイオデータと第3及び
第4のチヤンネルのオーデイオデータとが連続するよう
に、2チヤンネルのオーデイオデータADDTを生成す
る(図3(C))。
【0045】これに対応して記録信号生成回路24にお
いては、通常のサンプリング周波数32〔kHz 〕のモード
に比して、2倍の動作速度でオーデイオデータADDT
を記録信号S1に変換し、これによりデイジタルオーデ
イオテープレコーダ1においては、32〔kHz 〕4チヤン
ネルのデイジタルオーデイオ信号D1A〜D1Hを規格
に従つて記録し得るようになされている。
【0046】これに対して再生時、デイジタルオーデイ
オテープレコーダ1においては、通常のサンプリング周
波数32〔kHz 〕のモードに比して、2倍の動作速度で再
生信号処理回路30を動作させ、これにより順次第1及
び第2チヤンネルのオーデイオデータ、第3及び第4の
チヤンネルのオーデイオデータ、第3及び第4のチヤン
ネルのオーデイオデータ、第1及び第2チヤンネルのオ
ーデイオデータが連続するオーデイオデータDADT
(図3(C))を再生する。
【0047】ランダムアクセスメモリ回路18は、図2
(B)に示すように、記録時とは逆に、数字0、2、…
…、3838、1、3、……、3839で示すように、第1及び
第2チヤンネルのオーデイオデータ(数字0で表す)、
第1及び第2チヤンネルのオーデイオデータ(数字2で
表す)……、第3及び第4チヤンネルのオーデイオデー
タ(数字1で表す)、第3及び第4チヤンネルのオーデ
イオデータ(数字4で表す)、……の順序で、このオー
デイオデータDADTを格納した後、数字0、1、2、
3、……3839で示すように第1及び第2チヤンネルのオ
ーデイオデータ(数字0で表す)、第3及び第4チヤン
ネルのオーデイオデータ(数字1で表す)、第1及び第
2チヤンネルのオーデイオデータ(数字3で表す)、…
…の順序で出力し、これによりデータラツチ回路32を
介して記録時のオーデイオデータを再生する。
【0048】これにより再生された4チヤンネルのデイ
ジタルオーデイオ信号D2A〜D2Dをデイジタルアナ
ログ変換回路36でアナログ信号に変換して出力するこ
とにより、4チヤンネルのオーデイオ信号S2A〜S2
Dを再生し得、かくしてデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、通常のデイジタルオーデイオテー
プレコーダ1に適用する記録信号生成回路24及び再生
信号処理回路30を2倍の周波数で動作させて、32〔kH
z 〕4チヤンネルのデイジタルオーデイオ信号を記録再
生することができる。
【0049】これに対して編集モードにおいては、記録
信号生成回路24、再生信号処理回路30を記録再生時
と同様に動作させると共に、ミクサ14で編集処理し、
これによりデイジタルオーデイオテープレコーダ1にお
いては、32〔kHz 〕4チヤンネルモードにおいても、ラ
イトアフタリードし得るようになされている。
【0050】これに対してユーザが44.1〔kHz 〕4チヤ
ンネルモード、48〔kHz 〕4チヤンネルモード又は32
〔kHz 〕8チヤンネルモードの何れかを選択した場合、
同様にデイジタルオーデイオテープレコーダ1において
は、フレーム周期を単位にしてオーデイオデータD1A
〜D1D又はD1A〜D1Hを時間軸圧縮してブロツク
化し、これにより4チヤンネル又は8チヤンネルのオー
デイオ信号を多重化する。
【0051】さらにデイジタルオーデイオテープレコー
ダ1においては、この多重化したオーデイオデータAD
DTを記録信号生成回路24で記録信号S1に変換し、
このとき記録信号生成回路24及び回転ドラム2等の動
作速度を高速度化し、これにより4チヤンネル又は8チ
ヤンネルのオーデイオ信号を記録し得るようになされて
いる。
【0052】これに対してデイジタルオーデイオテープ
レコーダ1においては、再生時、再生信号処理回路30
を高速度で駆動することにより、多重化してなる4チヤ
ンネル又は8チヤンネルのオーデイオデータDADTを
再生し、これをランダムアクセスメモリ回路18でイン
ターリーブ処理することにより、4チヤンネル又は8チ
ヤンネルのデイジタルオーデイオ信号D2A〜D2Hを
再生し得るようになされている。
【0053】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、編集モードにおいては、記録系及
び再生系を同時に動作させて、4チヤンネル又は8チヤ
ンネルのデイジタルオーデイオ信号D2A〜D2Hにつ
いて、ライトアフタリードし得るようになされている。
【0054】(3)サブコードの処理 この実施例において、デイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1は、システム制御回路10と記録信号生成回路2
4、再生信号処理回路30等間で制御データを伝送する
ようになされ、システム制御回路24においては、この
制御データを切り換えて全体の動作モードを切り換える
ようになされている。
【0055】この制御データを伝送する際、デイジタル
オーデイオテープレコーダ1においては併せてサブコー
ド情報等を伝送し得るようになされ、これにより記録時
においてはサブデータ、フレームアドレス等を順次記録
信号生成回路24で生成し得るようになされ、再生時に
おいては再生したサブデータ、フレームアドレス等に従
つてシステム制御回路10で全体の動作を制御し得るよ
うになされている。
【0056】ここで図4に示すように、この種のデイジ
タルオーデイオテープレコーダ1においては、PCMオ
ーデイオ信号(記号PCMで表す)を記録トラツク毎に
記録する際、前後にトラツキング制御用のパイロツト信
号(記号ATFで表す)を記録し、これによりトラツキ
ング制御し得るようになされている(図4(A))。さ
らにデイジタルオーデイオテープレコーダ1において
は、このパイロツト信号の外側にサブデータを記録し、
さらにその外側に一定のマージンを確保するようになさ
れている。
【0057】このサブデータにおいては、8ビツトのシ
ンクビツト(記号Sで表す)に続いてそれぞれ8ビツト
の第1及び第2のID信号が割当てられ(記号W1及び
W2で表す)、続いて8ビツトのパリテイ(記号Pで表
す)、256 ビツトのデータが連続するようになされてい
る(図4(B))。
【0058】この第1のID信号W1においては、前半
後半の4ビツトに分割され(図4(C))、後半4ビツ
トにフレームアドレスが割当てられるようになされてい
る。ここでフレームアドレスは、値0から値16の範囲
で、一対の記録トラツク単位で値が順次増加するように
記録され、これによりデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においてはこのフレームアドレスを基準にして所
望の記録トラツクを検出する等の処理を実行し得るよう
になされている。
【0059】これに対して第1のID信号の前半4ビツ
トにおいては、再生情報でなるコントロールID等が記
録され、このコントロールIDにおいては、テープの内
容を示すテーブルの有無を表すTOCID、テープ不要
部分の始まりを示すシヨートニングID(すなわちスキ
ツプIDでなる)、プログラムの始まりを示すスタート
ID、さらにはプログラムの終わりを示すエンドID等
が割当てられるようになされている。
【0060】これに対してサブデータのデータ部分にお
いては、パツクIDの形式で時間情報を記録し得るよう
になされ、これによりデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においては、この時間情報を基準にして演奏時間
等を表示し得るようになされている。
【0061】このようなサブデータに対してデイジタル
オーデイオテープレコーダ1においては、図5に示すフ
オーマツトで制御データを伝送し、これにより必要に応
じて全体の動作を切り換え得るようになされている。す
なわち制御データにおいては、8ビツト単位のシリアル
データで形成され、先頭1バイト及び2バイトにそれぞ
れマスタモード及びスレーブモード設定用の制御データ
を割り当てるようになされている。
【0062】すなわちデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においては、記録及び再生モードにおいて、それ
ぞれ記録信号生成回路24及び再生信号処理回路30が
マスタモードに設定され、順次オーデイオデータを処理
する。これに対してデイジタルオーデイオテープレコー
ダ1においては、編集モードにおいて、再生信号処理回
路30及び記録信号生成回路24がぞれぞれマスタモー
ド及びスレーブモードに設定され、これにより記録信号
生成回路24においては、再生信号処理回路30の動作
に追従して同期動作するようになされている。
【0063】これに対して制御データの3バイト目から
6バイト目においては、種々のフオーマツトデータが割
当てられ、続く7バイト目から14バイト目においては、
プログラムナンバ(記号PNOで表す)、パツクID
(記号Pack−IDで表す)、コントロールID(記
号CTL−IDで表す)、データID(記号Data−
IDで表す)等が割当てられるようになされている。
【0064】このときこの3バイト目から6バイト目に
おいては、記録用磁気ヘツド4A及び4Bが形成する記
録トラツク単位でそれぞれプログラムナンバ、パツクI
D等を指定し得るようになされ、記録信号生成回路24
においては、このプログラムナンバ、パツクID等に対
応して各記録トラツク毎にそれぞれ制御データで指定さ
れたサブデータを記録するようになされている。これに
対応して再生信号処理回路30においては、各記録トラ
ツクのサブデータの内容を制御データの形式に変換して
システム制御回路10に出力するようになされ、このと
きこの制御データのフオーマツトに従つて記録トラツク
単位でプログラムナンバ、パツクID等を出力し得るよ
うになされている。
【0065】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、各記録トラツク単位でオーデイオ
データの再生情報を記録再生し得るようになされてい
る。
【0066】さらに制御データにおいては、14 バイト
目までサブデータに関するデータを伝送した後、続く15
バイト目からメインデータに関するデータを伝送する
(すなわち図4において記号PCMで表すオーデイオデ
ータのサブコードデータに対応する)。
【0067】このとき制御データにおいては、サブデー
タの場合と同様に記録トラツク単位で15バイト目からの
情報を伝送し得るようになされ、記録信号生成回路24
及び再生信号処理回路30においては、この制御データ
に対応してメインデータについても記録トラツク単位で
サブコードを処理し得るようになされている。なおこの
制御データにおいては、16及び17バイト目にフレームア
ドレスを割り当てて伝送し得るようになされ、これによ
りデイジタルオーデイオテープレコーダ1においては、
このフレームアドレスを基準にして記録トラツクを検出
し得るようになされている。
【0068】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、この制御データを使用して記録ト
ラツク単位でサブデータを処理することにより、マルチ
チヤンネルモードでオーデイオ信号を記録再生すると
き、オーデイオ信号の系統毎に、頭出し、スキツプ再生
等し得るようになされている。
【0069】すなわちシステム制御回路10において
は、4チヤンネルのマルチチヤンネルモードが選択され
ると、第1及び第2チヤンネルのオーデイオ信号と第3
及び第4チヤンネルのオーデイオ信号をそれぞれ第1及
び第2の系統に割り当ててオーデイオ信号を処理する。
これに対応してシステム制御回路10においては、制御
データの内容を更新することにより、連続する一対の記
録トラツクについて、第1及び第2の記録トラツクをそ
れぞれこの第1及び第2の系統に割当て、この第1及び
第2のオーデイオ信号に関してそれぞれユーザが設定す
るコントロールID等を第1及び第2の記録トラツクに
記録する。
【0070】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、各系統毎に再生情報を記録トラツ
クに割り当てて記録し得るようになされている。これに
対して再生時において、システム制御回路10において
は、再生信号処理回路30から出力される制御データを
順次入力し、このときユーザがセレクタ38で選択出力
するオーデイオ信号の系統を指定した場合、指定した系
統に割当てられたコントロールIDに従つて全体の動作
を切り換える。
【0071】すなわち頭出しの操作子を押圧操作した場
合、システム制御回路10は、スタートIDに従つて頭
出し処理するのに対し、シヨートニングIDが検出され
ると、再生動作を中断して続くスタートIDまで磁気テ
ープを早送りする。さらにシステム制御回路10におい
ては、ユーザが時間表示の操作子を押圧操作すると、制
御データから各系統の時間情報を検出し、この時間情報
を液晶表示パネル(LCD)40に表示する。
【0072】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、4チヤンネルモードにおいて、各
系統毎に頭出し、スキツプ再生等し得るようになされて
いる。
【0073】これに対してシステム制御回路10におい
ては、ユーザが8チヤンネルモードを選択した場合、第
1及び第2のチヤンネル、第3及び第4のチヤンネル、
第5及び第6のチヤンネル、第7及び第8のチヤンネル
をそれぞれ第1〜第4系統に割当てる。さらにシステム
制御回路10においては、第1及び第2系統に関するコ
ントロールID等を第1の記録トラツクに割当て、第3
及び第4の系統に関するコントロールID等を第2の記
録トラツクに割り当る。
【0074】このときシステム制御回路10において
は、第1の記録トラツクについて、フレームアドレスの
下位1ビツトが値0のとき、第1系統に関するコントロ
ールID等を第1の記録トラツクに割当てるのに対し、
フレームアドレスの下位1ビツトが値1のとき、第2系
統に関するコントロールID等を第1の記録トラツクに
割当てる。同様にシステム制御回路10においては、第
2の記録トラツクについて、フレームアドレスの下位1
ビツトが値0のとき、第3系統に関するコントロールI
D等を第2の記録トラツクに割当てるのに対し、フレー
ムアドレスの下位1ビツトが値1のとき、第4系統に関
するコントロールID等を第2の記録トラツクに割当て
る。
【0075】これによりシステム制御回路10において
は、4系統のオーデイオ信号について、フレームアドレ
スを参考にして記録トラツク毎にコントロールID等を
割り当てるようになされている。このようにすればフレ
ームアドレスにおいては、4ビツトでなることにより、
記録トラツク毎にサブデータを切り換えて最大32系統の
オーデイオ信号についてコントロールID等を記録し
得、各系統の再生情報を使用して使い勝手を向上するこ
とができる。
【0076】これに対して再生時、システム制御回路1
0においては、再生信号処理回路30から出力される制
御データを入力し、このときユーザが選択出力するオー
デイオ信号の系統を指定した場合、指定した系統に割当
てられたコントロールIDに従つて全体の動作を切り換
える。
【0077】このときシステム制御回路10において
は、8チヤンネルモードで再生信号SPBが出力される
場合、フレームアドレスの最下位ビツトを基準にして記
録トラツク単位でコントロールID、時間情報を取り込
むようになされ、これによりユーザの所望する系統につ
いて、頭出し処理等し得るようになされ、また時間情報
を表示し得るようになされている。
【0078】さらにデイジタルオーデイオテープレコー
ダ1においては、編集モードにおいても、各系統毎に記
録トラツクに割り当てて記録した再生情報及び時間情報
に従つてオーデイオ信号を処理することができ、その分
使い勝手を向上することができる。
【0079】(4)補間処理 デイジタルオーデイオテープレコーダ1においては、補
間ラツチ回路42で正しく補間処理し得なかつた恐れの
あるオーデイオデータを検出し、この検出結果に基づい
て補間回路44で改めて補間処理することにより、マル
チチヤンネルのオーデイオ信号について、正しく補間処
理し得るようになされている。
【0080】すなわち32〔kHz 〕4チヤンネルモードに
ついて図6に示すように、デイジタルオーデイオテープ
レコーダ1においては、基準信号EXSY(図6
(A))に同期して順次第1及び第2チヤンネル、第3
及び第4チヤンネル、第3及び第4チヤンネル、第1及
び第2チヤンネル、……の再生信号SPB(図6
(B))が連続し、再生信号処理回路30からこのクロ
スインターリーブ処理されて記録されたオーデイオデー
タが多重化した形式で出力される(図6(C))。
【0081】デイジタルオーデイオテープレコーダ1に
おいては、このオーデイオデータDADTがランダムア
クセスメモリ回路18でデインターリーブ処理されて元
のチヤンネルが再生され(図6(D))、このとき再生
信号処理回路30で通常の2チヤンネルのオーデイオ信
号を処理する場合と同様に誤り訂正処理されることによ
り、誤り訂正し得ないオーデイオデータについては、補
間処理されて出力される。
【0082】その結果デイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においては、オーデイオデータDADTにおい
て、同一チヤンネル内で連続するオーデイオデータにつ
いては、正しく補間処理し得るのに対し、チヤンネルの
切れ目(以下ブロツクの切れ目と呼ぶ)に隣接するオー
デイオデータ(記号A0 、B0 、C0 、D0 、An 、B
n 、Cn 、Dn で表す)においては、前又は後のデータ
が異なるチヤンネルに切り換わることにより、正しく補
間処理し得ない場合が発生する。
【0083】このため再生信号処理回路30において
は、補間処理したデータを表す識別信号ERRFを出力
するようになされ、デイジタルオーデイオテープレコー
ダ1においては、この識別信号ERRFを所定のタミン
グで検出することにより、マルチチヤンネルのオーデイ
オ信号について、正しく補間処理し得るようにする。
【0084】すなわち図7及び図8に示すように、デイ
ジタルオーデイオテープレコーダ1においては、タイミ
ングジエネレータ20においてランダムアクセスメモリ
回路18のアドレスデータを生成すると共に、生成した
アドレスデータを所定の比較基準と比較するようになさ
れ、これにより再生信号処理回路30で処理する再生デ
ータDATA(図8(A))に対応して各ブロツクの切
れ目の前後2ワードで論理レベルが立ち上がるウインド
信号WINDOW(図8(B))を生成する。
【0085】さらにタイミングジエネレータ20におい
ては、このアドレスデータ生成の際、フレームの立ち上
がりで論理レベルが立ち上がるタイミング信号INIT
(図8(D))を生成して出力するのに対し、補間ラツ
チ回路42においては、シリアルパラレル変換回路(S
P変換)42Aにタイミング信号INIT、ウインド信
号WINDOW及び識別信号ERRF(図8(C))を
入力する。
【0086】ここでシリアルパラレル変換回路42Aに
おいては、タイミング信号INITを基準にしてウイン
ド信号WINDOWが立ち上がる期間の間、再生信号処
理回路30のクロツク信号2WCKを基準にして順次識
別信号ERRFの論理レベルをラツチする。これにより
デイジタルオーデイオテープレコーダ1においては、正
しく誤り訂正し得ない恐れのあるブロツクの境目のオー
デイオデータについて、選択的に識別信号ERRFを取
り込むようになされ、この場合境目で8バイトのデータ
が対象になることにより(図8(E))、シリアルパラ
レル変換回路42Aにおいては、タイミング信号INI
Tに同期して順次8ビツトの識別信号ERRFをラツチ
するようになされている。
【0087】シリアルパラレル変換回路42Aにおいて
は、このラツチした8ビツトの識別信号ERRFをパラ
レルデータに変換して出力し、パラレルシリアル変換回
路(PS変換)42Bは、このパラレルデータを複数チ
ヤンネルのオーデイオデータに対応するように、複数の
データ列に分割してそれぞれシリアルデータの形式で出
力する。すなわちパラレルシリアル変換回路42Bにお
いては、このパラレルデータを上位及び下位4ビツトの
データ列に変換した後、各データ列を順次並列的にシリ
アルデータに変換して出力する(図8(F)及び
(G))。
【0088】このときパラレルシリアル変換回路42B
においては、データラツチ回路32から出力される複数
チヤンネルのオーデイオデータにそれぞれ2系統のデー
タ列が対応するように、タイミングジエネレータ20で
生成されるイネーブル信号EN(図8(H))を基準に
してデータラツチ回路32のクロツク信号WCKに同期
してこのデータ列を出力し、これによりそれぞれ第1及
び第2のチヤンネル、第3及び第4チヤンネルのオーデ
イオデータについて、補間処理したオーデイオデータの
タイミングで論理レベルが立ち上がるオーデイオデータ
識別信号ERRF0、ERRF1を生成する。
【0089】かくして補間ラツチ回路42においては、
再生信号処理回路30から出力される補間処理結果につ
いて、ブロツクの切れ目前後の処理結果を取り込んだ
後、複数チヤンネルに対応するように取り込んだ処理結
果を変換するようになされている。これに対応して補間
回路42においては、このオーデイオデータ識別信号E
RRF0、ERRF1が立ち上がると、対応するオーデ
イオデータについて同一チヤンネルの前後のオーデイオ
データを使用して平均値補間するようになされ、これに
より正しく補間処理し得なかつた恐れのあるオーデイオ
データについて、改めて補間処理する。
【0090】かくして複数チヤンネルのオーデイオデー
タを時間軸圧縮、ブロツク化して多重化し、これにより
マルチチヤンネルのオーデイオ信号を記録する場合で
も、正しくオーデイオ信号を補間処理することができ
る。
【0091】同様に44.1〔kHz 〕及び48〔kHz 〕4チヤ
ンネルモードにおいて、デイジタルオーデイオテープレ
コーダ1は、この32〔kHz 〕4チヤンネルモードの場合
と同様にオーデイオデータを処理し、これにより正しく
オーデイオ信号を補間処理する。さらにデイジタルオー
デイオテープレコーダ1において、補間ラツチ回路42
は、シリアルパラレル変換回路42A及びパラレルシリ
アル変換回路42Bと同一構成の識別信号処理系統(図
示せず)を有し、これにより32〔kHz 〕8チヤンネルモ
ードにおいては、この2系統の識別信号処理系統を使用
して1フレーム当たり16バイトのオーデイオデータにつ
いて、識別信号ERRFを取り込むと共に、8チヤンネ
ルのオーデイオデータに対応するように取り込んだ16ビ
ツトのデータを4系統のデータ列に変換して出力する。
【0092】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ1においては、8チヤンネルのモードにおいて、
第1〜第4のオーデイオデータ識別信号ERRF0〜E
RRF3を生成し、補間回路44でこの第1〜第4のオ
ーデイオデータ識別信号ERRF0〜ERRF3を基準
にして8チヤンネルのオーデイオデータを補間処理する
ようになされている。
【0093】(5)エラーレートのモニタ デイジタルオーデイオテープレコーダ1においては、再
生用磁気ヘツド6A、6Bに対して、所定のトラツク数
だけ後行した記録トラツクを走査するように記録用磁気
ヘツド4A、4Bが配置されるようになされている。こ
れによりデイジタルオーデイオテープレコーダ1におい
ては、再生用磁気ヘツド6A、6Bで再生したオーデイ
オデータを復調した後、所望のチヤンネルについて編集
処理して記録用磁気ヘツド4A、4Bで記録し得るよう
になされ、ライトリードアフタし得るようになされてい
る。
【0094】このためシステム制御回路10において
は、編集モードにおいて、再生信号処理回路30及び記
録信号生成回路24を動作状態に立ち上げ、これにより
再生用磁気ヘツド6A、6Bから出力される再生信号S
PBを順次処理すると共に、オーデイオデータADDT
を順次記録し得るようになされている。
【0095】すなわちデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においては、再生信号処理回路30から出力され
る2チヤンネルのオーデイオデータDADTをランダム
アクセスメモリ回路18に入力し、ここでマルチチヤン
ネルモードの場合、元の複数チヤンネルに分割する。さ
らにデイジタルオーデイオテープレコーダ1において
は、このようにして再生された複数チヤンネルのオーデ
イオデータをミクサ14に出力し、ここでユーザの所望
するチヤンネルについて編集処理し、又アナログデイジ
タル変換回路12から出力されるオーデイオデータとの
間でミキシング処理する。
【0096】さらにデイジタルオーデイオテープレコー
ダ1においては、ランダムアクセスメモリ回路18を介
して、ミクサ14から出力されるオーデイオデータを2
チヤンネルのオーデイオデータADDTに変換し、記録
信号生成回路30を介してこのオーデイオデータADD
Tを後行する記録トラツクに記録する。
【0097】このときシステム制御回路10において
は、タイミングジエネレータ20の動作を切り換えるこ
とにより、ランダムアクセスメモリ回路18の動作を記
録系及び再生系とで時分割で切り換え、これにより記録
系及び再生系で時間軸伸長及び圧縮、インターリーブ及
びデインターリーブ処理の為に必要なメモリ回路を共用
化し、全体構成を簡略化し得るようになされている。
【0098】この編集モードにおいて、システム制御回
路10は、再生信号処理回路30から出力される誤り訂
正処理結果に基づいて再生信号SPBのエラーレートを
検出し、このエラーレートが所定値以下に劣化すると、
直ちに記録動作を停止制御する。
【0099】すなわち図9に示すようにライトアフタリ
ードにおいては、記号a、bで表す一対の記録トラツク
に記録したオーデイオデータを再生する場合(図9
(A))、再生用磁気ヘツド6A、6Bを介して最初の
1フレーム周期でこの記録トラツクa、bから再生信号
SPBを得(記号PBで表す)、続く1フレーム周期で
この再生データを誤り訂正処理することになる(記号E
CCで表す(図9(B)))。
【0100】さらにデイジタルオーデイオテープレコー
ダ1においては、続く1フレーム周期で誤り訂正処理し
たオーデイオデータをデインターリーブ処理して出力し
(記号OUTで表す)、通常の動作モードの場合、この
出力されたオーデイオデータを続くフレーム周期で記録
系に入力すると共にインターリーブ処理することになる
(記号INで表す(図9(C)))。さらにデイジタル
オーデイオテープレコーダ1においては、続く1フレー
ム周期で誤り訂正符号を生成し(記号ECCで表す)、
続く1フレーム周期でこのオーデイオデータを誤り訂正
符号、サブコード等と共に記録信号S1に変換して記録
用磁気ヘツド4A、4Bに出力し(記号RECで表
す)、これにより再生した記録トラツクに再びオーデイ
オ信号を記録するようになされている。
【0101】これにより再生信号SPBのエラーレート
が劣化した場合、エラーレートの劣化したオーデイオデ
ータを記録し直すことになり、この処理を繰り返した場
合貴重なオーデイオ信号の音質が劣化することがわか
る。これに対してこのようにエラーレートが劣化した場
合、原因としてヘツドクロツグ等の発生が考えられ、こ
の場合ヘツドクリーニングしてエラーレートの劣化原因
を取り除いた後、編集処理を再開することにより、貴重
なオーデイオ信号を損なうことなくライトアフタリード
することができる。
【0102】このためデイジタルオーデイオテープレコ
ーダ1においては、再生信号処理回路30で誤り検出
し、誤り検出したオーデイオデータについては、それぞ
れ誤り訂正符号でなるC1及びC2符号で誤り訂正処理
する。このとき再生信号処理回路30においては、誤り
訂正処理したオーデイオデータのタイミングで誤り処理
信号DDの論理レベルを立ち上げ、システム制御回路1
0においては、インターリーブ周期で、この誤り処理信
号DDの立ち上りをカウントする。
【0103】これによりシステム制御回路10において
は、エラーレートをモニタするようになされ、エラーレ
ートが所定値以上劣化すると、記録信号生成回路24に
出力する制御データを切り換え、これにより直ちに記録
動作を停止制御する。さらにシステム制御回路10にお
いては、液晶表示パネル40にエラーレートが劣化した
旨のメツセージを表示し、予め警告音発生のモードに設
定されている場合、警告音を発生する。
【0104】(6)実施例の効果 以上の構成によれば、ブロツク化したオーデイオデータ
の切れ目前後2バイトのオーデイオデータについて、補
間処理したオーデイオデータを検出し、元のチヤンネル
に対応するように検出結果を変換することにより、誤つ
て補間処理したオーデイオデータを正しく補間処理する
ことができる。
【0105】(7)他の実施例 なお上述の実施例においては、4チヤンネルのオーデイ
オデータを再生する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、4チヤンネル以上のデイジタルオーデイオ
信号を多重化して記録する場合に広く適用することがで
きる。
【0106】さらに上述の実施例においては、オーデイ
オデータを記録、再生及びライトアフタリードする場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、再生専用の
デイジタルオーデイオテープレコーダにも適用すること
ができる。
【0107】さらに上述の実施例においては、平均値補
間する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
前置補間しても良い。
【0108】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、復調した
デイジタルオーデイオ信号に対応するように、識別デー
タを取り込でデータ列に変換し、各復調デイジタルオー
デイオ信号について、補間処理したデータを識別するオ
ーデイオ信号識別信号に変換することにより、このオー
デイオ信号識別信号に基づいて誤つて補間処理したオー
デイオデータを正しく補間処理することができ、これに
より複数チヤンネルのオーデイオ信号をブロツク化によ
り多重化する場合において、再生信号を正しく補間処理
することができる磁気再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデイジタルオーデイオ
テープレコーダを示すブロツク図である。
【図2】32〔kHz 〕4チヤンネルモードにおけるランダ
ムアクセスメモリ回路の動作の説明に供する略線図であ
る。
【図3】32〔kHz 〕4チヤンネルモードにおける記録再
生動作の説明に供する信号波形図である。
【図4】データの構成を示す略線図である。
【図5】制御データの構成を示す略線図である。
【図6】再生時のデータの入出力を表す信号波形図であ
る。
【図7】補間ラツチ回路を示すブロツク図である。
【図8】その動作の説明に供する信号波形図である。
【図9】エラーレートのモニタの説明に供する信号波形
図である。
【符号の説明】
1……デイジタルオーデイオテープレコーダ、2……回
転ドラム、4A、4B、6A、6B……磁気ヘツド、1
0……システム制御回路、12……アナログデイジタル
変換回路、18……ランダムアクセスメモリ回路、24
……記録信号生成回路、30……再生信号処理回路、3
6……デイジタルアナログ変換回路、40……液晶表示
装置、42……補間ラツチ回路、44……補間回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ここでランダムアクセスメモリ回路18に
おいては、タイミングジエネレータ(TG)20から出
力されるアドレスデータADを基準にしてシステム制御
回路10から出力される識別データO/Eに従つてデー
タラツチ回路16及び22から出力されるオーデイオデ
ータを順次格納し、所定順序で出力する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】システム制御回路10は、ユーザの操作に
応動して、また再生信号処理回路30から出力されるサ
ブコードデータ等に基づいて全体の動作を切り換え、こ
れによりデイジタルオーデイオテープレコーダ1全体と
して必要な動作モードで動作し得るようになされてい
る。このときシステム制御回路10においては、再生信
号処理回路30で再生されたフレームアドレスを基準に
してタイミングジエネレータ20に識別データO/Eを
出力し、これによりランダムアクセスメモリ回路18の
動作を制御する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】さらにシステム制御回路10においては、
デイジタル信号処理回路(DSP)40を駆動し、これ
によりデイジタル信号処理回路40から回転ドラム40
の回転周期に同期した基準信号EXSY、さらにはビツ
トクロツクBCK等を出力する。タイミングジネレータ
20は、この基準信号EXSY、ビツトクロツクBCK
及び識別データO/Eを基準にしてランダムアクセスメ
モリ回路18のアドレスデータを出力し、さらに動作基
準用のクロツクCK、LRCK等を出力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに順次斜めに形成された正及び
    負のアジマス角の一対の記録トラツクを走査して4チヤ
    ンネル以上のデイジタルオーデイオ信号を再生する磁気
    再生装置において、 上記デイジタルオーデイオ信号は、上記一対の記録トラ
    ツクを形成する周期を基準にしてブロツク化して多重化
    することにより、記録オーデイオデータに変換された
    後、上記一対の記録トラツクを形成する周期を単位にし
    てインターリーブ処理した後、誤り訂正符号を付加して
    上記磁気テープに順次記録され、 上記磁気再生装置は、 回転ドラム上に再生用磁気ヘツドを配置し、上記再生用
    磁気ヘツドから出力される再生信号を処理して再生デー
    タを得、上記再生データを誤り訂正処理した後、デイン
    ターリーブ処理して再生オーデイオデータを出力し、上
    記誤り訂正処理の際、誤り訂正し得ないデータについて
    補間処理して出力すると共に、補間処理した上記再生オ
    ーデイオデータの識別データを出力する再生手段と、 上記再生オーデイオデータを元の複数チヤンネルのデイ
    ジタルオーデイオ信号に変換して上記複数のチヤンネル
    数の復調デイジタルオーデイオ信号を出力する復調手段
    と、 上記再生手段から出力される上記再生オーデイオデータ
    について、上記各ブロツクの切れ目を検出してブロツク
    識別信号を出力するブロツク識別手段と、 上記ブロツク識別信号を基準にして、上記再生オーデイ
    オデータの上記ブロツクの切れ目の前後2ワードで論理
    レベルが立ち上がるウインド信号を生成するウインド信
    号生成手段と、 上記ウインド信号を基準にして上記識別データを取り込
    み、上記上記複数のチヤンネル数の復調デイジタルオー
    デイオ信号のうち、上記識別データに対応する上記復調
    デイジタルオーデイオ信号について上記補間処理したデ
    ータを識別するオーデイオ信号識別信号を出力する識別
    信号変換手段と、 上記オーデイオ信号識別信号に基づいて、上記対応する
    復調デイジタルオーデイオ信号について上記補間処理し
    たデータを再び補間処理する補間手段とを具えることを
    特徴とする磁気再生装置。
  2. 【請求項2】上記識別信号変換手段は、 上記インターリーブ処理した周期で、上記ウインド信号
    を基準にして所定のレジスタ回路に上記識別データを順
    次取り込むことにより、上記識別データを取り込み、 上記レジスタ回路に取り込んだ上記識別データを上記イ
    ンターリーブ処理した周期でパラレルデータに変換した
    後、上記パラレルデータを4ビツト単位のデータ列に変
    換することにより、上記パラレルデータを上記複数のチ
    ヤンネル数の復調デイジタルオーデイオ信号に対応する
    データ列に変換し、上記復調デイジタルオーデイオ信号
    に同期して所定のタイミングで上記データ列のデータを
    順次並列的に出力することにより、上記オーデイオ信号
    識別信号を出力し、 上記レジスタ回路は、上記復調デイジタルオーデイオ信
    号のチヤンネル数の2倍のビツト長分だけ上記識別デー
    タを順次取り込み、 上記識別信号変換手段は、上記復調デイジタルオーデイ
    オ信号のチヤンネル数の1/2のデータ列を生成して上
    記オーデイオ信号識別信号を出力するを特徴とする請求
    項1に記載の磁気再生装置。
JP30602792A 1992-10-19 1992-10-19 磁気再生装置 Pending JPH06162692A (ja)

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