JPH06161534A - カッターパス検証方法 - Google Patents
カッターパス検証方法Info
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- JPH06161534A JPH06161534A JP31808192A JP31808192A JPH06161534A JP H06161534 A JPH06161534 A JP H06161534A JP 31808192 A JP31808192 A JP 31808192A JP 31808192 A JP31808192 A JP 31808192A JP H06161534 A JPH06161534 A JP H06161534A
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 3
- 238000005065 mining Methods 0.000 abstract 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 4
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品の加工状況を事前にシミュレーションで
きるようにしたカッターパス検証方法を提供する。 【構成】 コマンドデータ、機械の特徴を表すＮＣ機
械定数ファイル、工具情報をそれぞれ読み込んで、
１ブロックごとのＮＣプログラムに沿って機械の動きを
求め、作図・表示を行なうようにした。
きるようにしたカッターパス検証方法を提供する。 【構成】 コマンドデータ、機械の特徴を表すＮＣ機
械定数ファイル、工具情報をそれぞれ読み込んで、
１ブロックごとのＮＣプログラムに沿って機械の動きを
求め、作図・表示を行なうようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＮＣデータによる部品
加工シミュレーションが行なえるＮＣカッターパス検証
方法に関する。
加工シミュレーションが行なえるＮＣカッターパス検証
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術とその課題】従来ＮＣ機械を制御するＮＣ
データは、図２に示すように、ＮＣプログラムから、そ
の計算処理、工具先端動作データ（ＣＬデータ）、ポス
トプロセッサ処理、ＮＣデータの流れを経由して得ら
れ、ＮＣ機械を制御する。この場合、ＮＣ機械を１台ご
とにあるいは機種ごとにＮＣプログラムが作成され、Ｎ
Ｃデータ処理のソフトウェア開発が必要である。また、
ＮＣプログラムのチェックは、ＣＬデータを利用して工
具先端の動作のみにてチェックを行なっていた。
データは、図２に示すように、ＮＣプログラムから、そ
の計算処理、工具先端動作データ（ＣＬデータ）、ポス
トプロセッサ処理、ＮＣデータの流れを経由して得ら
れ、ＮＣ機械を制御する。この場合、ＮＣ機械を１台ご
とにあるいは機種ごとにＮＣプログラムが作成され、Ｎ
Ｃデータ処理のソフトウェア開発が必要である。また、
ＮＣプログラムのチェックは、ＣＬデータを利用して工
具先端の動作のみにてチェックを行なっていた。
【０００３】本発明は、上述の問題に鑑み、例えば１０
軸ＮＣ機械まではどのＮＣ機械のＮＣデータでも一つの
ソフトウェアで処理できるようにし、また、ＮＣデータ
を用いてＮＣ機械の動きを再現できるようにして部品の
加工状況の事前シミュレーションを可能としたカッター
パス検証方法の提供を目的とする。
軸ＮＣ機械まではどのＮＣ機械のＮＣデータでも一つの
ソフトウェアで処理できるようにし、また、ＮＣデータ
を用いてＮＣ機械の動きを再現できるようにして部品の
加工状況の事前シミュレーションを可能としたカッター
パス検証方法の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、コマンドデータを読み込み、機械固有の動きを
再現するため機械の情報を読み込むＮＣ機械定数ファイ
ルの読み込み、機械の動きを工具の動きに置換するため
の工具の情報を読み込む工具情報ファイルの読み込み、
上記コマンドデータにて指定されたＮＣデータファイル
を捜して１ブロックずつ読み込むＮＣデータの読み込
み、このＮＣデータを機械を制御する各種コードに分解
し各コードを数値化するＮＣデータの解析、このＮＣデ
ータの１ブロックずつの始点データ及び終点データ等を
求める機械の動きの計算、この計算結果の作図又は表示
データへの変換を行なうことを特徴とする。
発明は、コマンドデータを読み込み、機械固有の動きを
再現するため機械の情報を読み込むＮＣ機械定数ファイ
ルの読み込み、機械の動きを工具の動きに置換するため
の工具の情報を読み込む工具情報ファイルの読み込み、
上記コマンドデータにて指定されたＮＣデータファイル
を捜して１ブロックずつ読み込むＮＣデータの読み込
み、このＮＣデータを機械を制御する各種コードに分解
し各コードを数値化するＮＣデータの解析、このＮＣデ
ータの１ブロックずつの始点データ及び終点データ等を
求める機械の動きの計算、この計算結果の作図又は表示
データへの変換を行なうことを特徴とする。
【０００５】
【作用】４軸でも５軸でもあるいは１０軸のＮＣ機械そ
れぞれのＮＣ機械仕様の差により入力項目が同じでも入
力数値が異なることから機種ごとの機械定数ファイルを
設定するだけで新たなソフトウェアの開発は不要とな
り、また、ＮＣデータを用いて機械の動きを再現してい
るため、ＮＣ機械で試削りを行なう前に事前シミュレー
ションを紙上又は３次元グラフィック上にて行なうこと
ができる。
れぞれのＮＣ機械仕様の差により入力項目が同じでも入
力数値が異なることから機種ごとの機械定数ファイルを
設定するだけで新たなソフトウェアの開発は不要とな
り、また、ＮＣデータを用いて機械の動きを再現してい
るため、ＮＣ機械で試削りを行なう前に事前シミュレー
ションを紙上又は３次元グラフィック上にて行なうこと
ができる。
【０００６】
【実施例】ここで、図１を参照して本発明の実施例を説
明する。図１は、ＮＣ機械の動きを再現させるためのソ
フトウェアを示しており、カッターパスの紙上作図プロ
グラムもしくはカッターパス３次元グラフィックス表示
プログラムを示している。図１において、作図プログラ
ムにあってはまず作図条件のデータ読み込みを、３次
元グラフィックス表示にあっては表示条件のデータ読み
込みを行なう。ここでは、データベース化したＮＣデー
タのファイル名や工具ベクトル表示、工具径表示等の各
種条件の設定データ（コマンドデータ）を読み込む。
明する。図１は、ＮＣ機械の動きを再現させるためのソ
フトウェアを示しており、カッターパスの紙上作図プロ
グラムもしくはカッターパス３次元グラフィックス表示
プログラムを示している。図１において、作図プログラ
ムにあってはまず作図条件のデータ読み込みを、３次
元グラフィックス表示にあっては表示条件のデータ読み
込みを行なう。ここでは、データベース化したＮＣデー
タのファイル名や工具ベクトル表示、工具径表示等の各
種条件の設定データ（コマンドデータ）を読み込む。
【０００７】次に、機械固有の動きを再現するため各
軸早送り速度、各軸のホームポジション位置、工具交換
方式、制御軸数及びタイプ等の情報であるＮＣ機械定数
ファイルを読み込む。
軸早送り速度、各軸のホームポジション位置、工具交換
方式、制御軸数及びタイプ等の情報であるＮＣ機械定数
ファイルを読み込む。
【０００８】ついで、工具情報ファイルの読み込みで
は、機械の動きを工具の動きに置換するため工具No. 、
工具長、工具径、工具先端形状、テーパとかストレート
など工具全体形状等の情報の読み込みを行なう。
は、機械の動きを工具の動きに置換するため工具No. 、
工具長、工具径、工具先端形状、テーパとかストレート
など工具全体形状等の情報の読み込みを行なう。
【０００９】ＮＣデータの読み込みでは、作図条件や
表示条件にて指定されたＮＣデータファイル名を捜し
出してＮＣデータを１ブロックずつ読み込む。
表示条件にて指定されたＮＣデータファイル名を捜し
出してＮＣデータを１ブロックずつ読み込む。
【００１０】ＮＣデータ解析では、ＮＣデータの読み
込みにて読み込んだＮＣデータ（１ブロック）をＮＣ
機械を制御する各コード（Ｇコード、Ｍコード、Ｔコー
ド、Ｘコード、Ｙコード等）に分解し、各コードの数字
（文字）を数値化する。
込みにて読み込んだＮＣデータ（１ブロック）をＮＣ
機械を制御する各コード（Ｇコード、Ｍコード、Ｔコー
ド、Ｘコード、Ｙコード等）に分解し、各コードの数字
（文字）を数値化する。
【００１１】ＮＣデータ解析に求めた各コードの数
値を用いてＮＣデータ１ブロックずつ始点データと終点
データ、円弧補間情報及び使用中の工具No. 情報等機械
の動きを計算で求める。この場合、始点データ、終点デ
ータとは、ＮＣデータ（ピボットポイントでの機械制御
データ）から工具先端の座標値（Ｘ，Ｙ，Ｚ座標値）と
工具ベクトルを計算で求めたものである。このため、機
械の動きを工具の動きに置換したデータを作成すること
により部品の加工状況を再現している。
値を用いてＮＣデータ１ブロックずつ始点データと終点
データ、円弧補間情報及び使用中の工具No. 情報等機械
の動きを計算で求める。この場合、始点データ、終点デ
ータとは、ＮＣデータ（ピボットポイントでの機械制御
データ）から工具先端の座標値（Ｘ，Ｙ，Ｚ座標値）と
工具ベクトルを計算で求めたものである。このため、機
械の動きを工具の動きに置換したデータを作成すること
により部品の加工状況を再現している。
【００１２】計算で求めた機械の動きのデータを紙
上作図ではプロッタデータに、３次元グラフィックス表
示では３次ＣＡＤ／ＣＡＭ表示データにそれぞれ、変換
しファイルする。 上述の工程〜は１ブロックごとに行なわれるので全
ブロックが処理されるまで繰返す。
上作図ではプロッタデータに、３次元グラフィックス表
示では３次ＣＡＤ／ＣＡＭ表示データにそれぞれ、変換
しファイルする。 上述の工程〜は１ブロックごとに行なわれるので全
ブロックが処理されるまで繰返す。
【００１３】図３は、作成したＮＣデータの加工前の事
前チェックに適用した紙上作図の適用例を示しており、
被加工物に対して細線で示した円や線の表示は、カッタ
ーパスを示しており、細線の早送り、及び破線の切削送
りの工具先端軌跡を示しており、工具の進行矢印が付さ
れている。したがって、工具が部品のサーフェスに接す
るか食い込んでいるかを目で確認してＮＣプログラムの
形状不具合を見出すことができる。
前チェックに適用した紙上作図の適用例を示しており、
被加工物に対して細線で示した円や線の表示は、カッタ
ーパスを示しており、細線の早送り、及び破線の切削送
りの工具先端軌跡を示しており、工具の進行矢印が付さ
れている。したがって、工具が部品のサーフェスに接す
るか食い込んでいるかを目で確認してＮＣプログラムの
形状不具合を見出すことができる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ＮＣデ
ータから加工状況の事前シミュレーションが可能とな
り、この結果、回転軸の移動時に発生する削り込み不具
合、首振り（Ａ軸、Ｂ軸、Ｃ軸回転）時の直線補間定義
不具合から発生する削り込み、穴明け深さの指示不具合
等部品形状・寸法に関する不具合を削減する。また、機
械仕様が変っても機械定数ファイルの設定にソフトウェ
ア全体の変更は不要となる。
ータから加工状況の事前シミュレーションが可能とな
り、この結果、回転軸の移動時に発生する削り込み不具
合、首振り（Ａ軸、Ｂ軸、Ｃ軸回転）時の直線補間定義
不具合から発生する削り込み、穴明け深さの指示不具合
等部品形状・寸法に関する不具合を削減する。また、機
械仕様が変っても機械定数ファイルの設定にソフトウェ
ア全体の変更は不要となる。
【図１】カッターパスの作図又は表示プログラムフロー
チャート。
チャート。
【図２】ＮＣプログラムからＮＣデータに到るフローチ
ャート。
ャート。
【図３】紙面作図例の適用図。
【符号の説明】 〜 処理ブロック。
Claims (1)
- 【請求項１】 コマンドデータの読み込み、 機械固有の動きを再現するため機械の情報を読み込むＮ
Ｃ機械定数ファイルの読み込み、 機械の動きを工具の動きに置換するための工具の情報を
読み込む工具情報ファイルの読み込み、 上記コマンドデータにて指定されたＮＣデータファイル
を捜して１ブロックずつ読み込むＮＣデータの読み込
み、 このＮＣデータを機械を制御する各種コードに分解し各
コードを数値化するＮＣデータの解析、 このＮＣデータの１ブロックずつの始点データ及び終点
データ等を求める機械の動きの計算、 この計算結果の作図又は表示データへの変換を行なうよ
うにしたカッターパス検証方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31808192A JPH06161534A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カッターパス検証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31808192A JPH06161534A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カッターパス検証方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06161534A true JPH06161534A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18095269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31808192A Pending JPH06161534A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カッターパス検証方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06161534A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013157081A1 (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-24 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械の干渉判定方法および干渉判定装置 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP31808192A patent/JPH06161534A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013157081A1 (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-24 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械の干渉判定方法および干渉判定装置 |
| CN104245228A (zh) * | 2012-04-17 | 2014-12-24 | 株式会社牧野铣床制作所 | 机床的干涉判定方法和干涉判定装置 |
| JPWO2013157081A1 (ja) * | 2012-04-17 | 2015-12-21 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械の干渉判定方法および干渉判定装置 |
| US9873175B2 (en) | 2012-04-17 | 2018-01-23 | Makino Milling Machine Co,. Ltd. | Interference determination method and interference determination device for machine tool |
| CN104245228B (zh) * | 2012-04-17 | 2018-04-20 | 株式会社牧野铣床制作所 | 机床的干涉判定方法和干涉判定装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000530 |