JPH0615540A - 5軸制御方式の多面加工方法 - Google Patents

5軸制御方式の多面加工方法

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JPH0615540A
JPH0615540A JP9393193A JP9393193A JPH0615540A JP H0615540 A JPH0615540 A JP H0615540A JP 9393193 A JP9393193 A JP 9393193A JP 9393193 A JP9393193 A JP 9393193A JP H0615540 A JPH0615540 A JP H0615540A
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JP
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work
rotary table
tool
axis
holder
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JP9393193A
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Koichiro Kitamura
耕一郎 北村
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Kitamura Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1度の取付けでワークの多面を正確に連続し
て加工できるようにする。 【構成】 5軸制御方式の多面加工方法において、ワ―
クが、ワ−クホルダによって保持された状態でワ−ク供
給手段により第2ロ―タリテ―ブルのテ−パ−状穴に常
に所定の初期設定位置に自動的にロ―ドされる工程と、
その初期設定位置から所定の角度だけ第2ロ−タリテ−
ブルによって回転される工程と、ワ−クがスピンドルに
設けた工具によって加工される工程と、加工されたワ―
クが、ワ−クホルダと一緒にワ−ク供給手段により第2
ロ−タリ−テ−ブルからアンロ−ドされる工程を含む多
面加工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一度ワ―クを取付け
るだけでワ―クの多面を連続して加工できる5軸制御方
式の多面加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば直方体状のワ―クの5面を切削加
工することがある。この場合、工作機械のインデックス
装置にワ―クの取付面を取付けて、ワ―クを90°ずつ
所定角度インデックスすることで、第1〜第4面を順次
工具に対面させて、第1〜第4面の加工を行なう。しか
しながら、ワ―クの取付面に対して反対側にある第5面
をさらに加工するには、ワ―クをインデックス装置から
外して別の工作機械のテ―ブルに取付けて第5面を工具
に対面させて、第5面の加工を行なわなければならな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ワ―クの取
付けを2回必要とし、時間がかかり生産性向上の妨げと
なっている。
【0004】この発明は上記欠点を解消して一度のワ―
クの取付けでワ―クを第1〜第5面まで正確に加工する
ことができる多面加工方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって、この発明
は、5軸制御方式の多面加工方法において、ワ―クが、
ワ−クホルダによって保持された状態でワ−ク供給手段
により第2ロ―タリテ―ブルのテ−パ−状穴に常に所定
の初期設定位置に自動的にロ―ドされる工程と、その初
期設定位置から所定の角度だけ第2ロ−タリテ−ブルに
よってワークが回転される工程と、ワ−クがスピンドル
に設けた工具によって加工される工程と、加工されたワ
―クが、ワ−クホルダと一緒にワ−ク供給手段により第
2ロ−タリ−テ−ブルからアンロ−ドされる工程を含む
多面加工方法を要旨としている。
【0006】
【実施例】図1と図2はこの発明の好適な実施例による
多面加工方法を実行する装置の全体を示しており、横型
マシニングセンタに適用したものである。
【0007】本体1には、操作パネル2、NC装置3お
よびワ―ク供給手段4が設定されている。本体1はチッ
プガ―ド7で囲まれている。チップガ―ド7はドア5、
6を有している。本体1は図3と図4に示すように自動
工具交換装置13(図面の簡単化のために図4において
一部のみ示してある。)、工具マガジン8、スピンドル
9およびベッド10がある。
【0008】スピンドル9の工具11は、工具マガジン
8の工具と自動工具交換装置13により交換できる。工
具11はたとえばドリルである。
【0009】図3と図4に示すようにスピンドル9は、
コラム12の上下方向、すなわちY軸方向に沿って内蔵
のモ―タと送り機構により下限レベルLLから上限レベ
ルOL(Y軸機械原点位置)までのY軸ストロ―クS1
上下動可能である。なお、工具11の交換時には、スピ
ンドル9はY軸工具交換位置YLまでさらに上昇でき
る。
【0010】ベッド10のレ―ル10a には、第1テ―
ブル14が内蔵の駆動源と送り機構によりZ軸方向に水
平往復移動自在に設置してある。この第1テ―ブル14
は工具11側へ移動できる。すなわち、第1テ―ブル1
4は、図4で示すようにZ軸機械原点位置ZPから最終
端位置OTまでZ軸ストロ―クS2移動できる。
【0011】第1テ―ブル14の上には、第2テ―ブル
15がX軸方向、すなわちZ軸方向と直交する水平方向
に、内蔵のモ―タと送り機構により往復移動自在に設置
してある。この第2テ―ブル15は図5に示すようにX
―Z軸機械原点位置X―Zから最終端位置OMまでX軸
ストロ―クS3移動できる。
【0012】第2テ―ブル15の上には、第1ロ―タリ
テ―ブル16が上下方向回転軸ROを中心に回転方向R
に沿ってインデックス可能に設けてある。なお、X―Z
軸機械原点位置X―Zは回転軸ROと一致できる。
【0013】この第1ロ―タリテ―ブル16は、たとえ
ば1°ごとの角度で内蔵モ―タとインデックス機構によ
りインデックス可能となっている。
【0014】この第1ロ―タリテ―ブル16には延長部
17が上方に延長して設けてある。延長部17の側面1
8に第2ロ―タリテ―ブル19が水平方向回転軸QOを
中心に回転方向Qに沿ってインデックス可能に設けてあ
る。
【0015】この第2ロ―タリテ―ブル19は、モ―タ
17a と内蔵のインデックス機構によりたとえば角度1
°ごとにインデックス可能である。
【0016】第2ロ―タリテ―ブル19はたとえばコレ
ットチャック式や電磁チャック式のものが採用できる。
そして第2ロ―タリテ―ブル19の中心には、後述する
ワ―クホルダ23が挿入されるテ―パ状の穴20を有し
ている(図4と図5参照)。第2ロ―タリテ―ブル19
は、電流供給をオンオフすることで、ワ―クホルダ23
をコレットチャックの皿バネのバネ力や電磁チャックの
電磁力、いわゆる装着力で装着したり、この装着力を解
除してワ―クホルダ―23を取りはずしたりすることが
できる。
【0017】なお、第1と第2テ―ブル14、15の各
モ―タの配線は、NC装置3に接続されている。第1と
第2テ―ブル14、15のZ軸、X軸におけるそれぞれ
の移動量と移動方向の選択の制御は、NC装置3のプロ
グラムにより設定される。また、第1と第2のロ―タリ
テ―ブル16、19の各モ―タの配線は、NC装置3に
接続されている。第1と第2ロ―タリテ―ブル16、1
9のそれぞれのインデックス角度および回転方向の選択
の制御もNC装置3のプログラムにより設定される。
【0018】さらに、スピンドル9をY軸方向に上下動
させるモ―タの配線は、NC装置3に電気的に接続され
ている。スピンドル9のY軸方向の移動量と移動方向の
選択の制御もNC装置3のプログラムにより設定され
る。また、第2ロ―タリテ―ブル19の装着力のオンオ
フ操作のタイミングもNC装置3のプログラムにより行
なえる。
【0019】次に、前記ワ―ク供給手段4を説明する。
ワ―ク供給手段4は、図1と図2に示すように、ワ―ク
ステ―ション21と自動ワ―クチェンジャ22を有して
いる。このワ―ク供給手段4は、ワ―クステ―ション2
1に多数配置されたワ―クWを1つづつ前記第2ロ―タ
リテ―ブル19にロ―ドし、加工後同ワ―クWを第2ロ
―タリテ―ブル19からアンロ―ドするためのものであ
る。
【0020】ワ―クステ―ション21の回転コンベア2
5は、図4と図6に示す設定用穴24を40有してい
る。図7と図8に示すように、ワ―クホルダ23の上部
にはたとえば鉄製のディスク26を有している。
【0021】ディスク26の上面には、四隅の位置にワ
―ク固定片26a が設けてある。この固定片26a はワ
―クWの第1〜第4面f 1〜f 4に押し付けられて、ワ
―クWをディスク26に固定するためのものである。
【0022】またワ―クホルダ23の中間部には、アー
ム36で挾持される溝27や初期設定位置を決める溝2
3b、23cが形成してある。さらにワ―クホルダ23
の下部にはプルスタッド28が取付けてある。このプル
スタッド28は上記穴24および第2ロ―タリテ―ブル
19の穴20に差込むためにある。
【0023】図2に示すように、ワ―クステ―ション2
1の各ディスク26の上にはワ―クWが装着してある。
このワ―クステ―ション21のコンベア25は図示しな
い駆動手段で作動される。コンベア25の回転タイミン
グはNC装置3のプログラムにより与えられる。また、
次に説明する自動ワ―クチェンジャ22の各動作は、N
C装置3のプログラムにしたがって行なわれる。
【0024】次に自動ワ―クチェンジャ22は、図4〜
図6に示すように、本体29とこの本体29に装着され
た操作部30からなる。本体29は、垂直支点軸31を
中心に180°回転可能である。本体29が180°回
転すると、図5ストロ―ク分Jだけロッド32、32が
後退位置に移動する。
【0025】操作部30は、本体29に内蔵された駆動
手段によりロッド32、32を介して本体29からスト
ロ―クS4伸長可能である。(図4参照)。操作部30
のプレ―ト33は、ロッド32の先端に固定されてい
る。このプレ―ト33にはサポ―ト34を介してア―ム
サポ―ト35が取付けてある。
【0026】ア―ムサポ―ト35の下端にはア―ム36
が水平方向に向けて取付けてある。ア―ム36は、前記
ワ―クホルダ23の溝27にはまる形状である。ア―ム
サポ―ト35は、駆動手段(図示せず)を介してサポ―
ト34のレ―ル37に沿ってストロ―クS5上下動でき
る。(図4参照) さらに、サポ―ト34、ア―ムサポ―ト35およびア―
ム36は、図6の2点鎖線で示すようにプレ―ト33に
対して駆動手段と回転機構(図示せず)により反時計方
向に90°回転可能である。
【0027】次に図9に示す直方体のワ―クWを加工す
る場合を考える。このワ―クWの第5面f 5は正方形で
ある。最終的にNC装置3のプログラムにしたがって、
ワ―クWは、第1〜第5面f 1〜f 5が工具11により
ドリル加工される。
【0028】まず、第1テ―ブル14を、図5に示すよ
うにX―Z軸機械原点位置X―Zから所定距離lだけ工
具11側(Z軸方向)に移動させる。次に第2テ―ブル
15を、図5に示すようにX軸方向に沿ってX軸ストロ
―クS3だけ移動し最終端OM位置に位置させる。
【0029】さらに、第1ロ―タリテ―ブル16を図3
に示す状態から90°時計方向にインデックスして、第
2ロ―タリテ―ブル19の回転軸QOがX軸と平行とな
るようにする。
【0030】このようにすることで第1と第2ロ―タリ
テ―ブル16、19は、図4と図5に示す状態に設定さ
れる(以下、これを初期設定位置という)。
【0031】次に、自動ワ―クチェンジャ22の動作を
図6の矢印A1〜A11を参照して説明する。
【0032】図4〜図6に示す自動ワ―クチェンジャ2
2のロッド32をストロ―クS4伸長して(矢印A1方
向)、ア―ム36を対面するワ―クステ―ション21の
ワ―クホルダ23の溝27にはめこむ。そして、ア―ム
サポ―ト35をストロ―クS5上昇して、ワ―クホルダ
23をコンベア25の穴24から強制的に抜き上げ(矢
印A2)、ワ―クホルダ23とワ―クWをア―ム36に
保持したままロッド32をストロ―クS4収縮する(矢
印A3方向)。
【0033】次に、本体29は矢印A4、A6方向に1
80°回転する。この回転途中に、サポ―ト34とア―
ムサポ―ト35は、90°反時計方向に回転(図6の位
置P5における2点鎖線で90°回転した状態を示す。
簡単化のためにワ―クWとワ―クホルダ32は示してい
ない。)して、ワ―クWは横に向けられる。本体29が
矢印A6方向に回転し終ると、ア―ム36とワ―クホル
ダ23は第2ロ―タリテ―ブル19の近くに位置され
る。再びロッド32がストロ―クS4に伸長して(矢印
A7方向)、ア―ム36に保持されたワ―クホルダ2
3、ワ―クWは、図4と図5に示すように第2ロ―タリ
テ―ブル20の直前に位置される。すなわち、ワ―クホ
ルダ23の中心軸と穴20の中心とが一致される。
【0034】つづいて、ア―ムサポ―ト35はストロ―
クS5移動(矢印A8方向)して、ワ―クホルダ23の
プルスタッド28が穴20に挿入される。そして、ロッ
ド32をストロ―クS4収縮して、ア―ム36をワ―ク
ホルダ23からはずす(矢印A9方向)。第2ロ―タリ
テ―ブル19に装着力を発生させて、ワ―クホルダ23
を第2ロ―タリテ―ブル19に確実に装着させる。そし
て、ア―ムサポ―ト35は再びストロ―クS5移動(矢
印A10方向)したあと、本体29を180°逆回転
(矢印A11方向)させて、ア―ム36をワ―クステ―
ション21側にもどしておく。
【0035】次に図4と図5において説明すれば、第1
テ―ブル14を工具11側に移動し、かつ第2テ―ブル
15も最終端位置OMからX軸方向にそって前方へ移動
する。すなわち、ワ―クWの第1面f 1(図9と図10
参照)を工具11に対面するようにする。なお工具11
は、すでにY軸方向に移動してワ―クWの第1面f 1の
所定位置に加工できる位置に設定してある。
【0036】ワ―クWは次のようにして第1〜第5面f
1〜f 5が加工される。(図3と図10を参照) 第1テ―ブル14を工具11側にさらに移動して、第1
面f 1に所定深さのドリル加工をする。次に加工後第1
テ―ブル14を後退移動する。第2ロ―タリテ―ブル1
9を時計方向に90°インディックスして、第2面f 2
を割出す。再び第1テ―ブル14を工具11側に前進移
動して第2面f 2に所定深さのドリル加工をする。以下
同じ要領で第3面f 3、第4面f 4にドリル加工をす
る。
【0037】第1〜第4面f 1〜f 4の加工が終ったら
第1テ―ブル14を後退移動しておく。
【0038】次に、第1ロ―タリテ―ブル16を回転軸
ROを中心に反時計方向に90°インデックスして、図
10の状態から図3の状態にワ―クWの向きを変えて第
5面f 5を工具11に対面させる。そして再び第1テ―
ブル14を前進して、第5面f 5に所定深さのドリル加
工をする。このように、ワ―クWを第2ロ―タリテ―ブ
ル19に一度取付ければ、ワ―クWの第1〜第5面まで
加工が行なえる。
【0039】加工が終ったら、第1、第2テ―ブル1
4、15を移動して上述した初期設定位置(図4と図5
参照)にもどす。
【0040】次に、図6と図11を参照して、加工ずみ
のワ―クWをワ―クステ―ション21にアンロ―ドする
手順を説明する。
【0041】前述のように、ア―ム36は、矢印A11
方向に180°回転してワ―クステ―ション21側にも
どっている。まず、本体29は矢印B1方向にそって反
時計方向に180°回転する。そして、ア―ムサポ―ト
35を第2ロ―タリテ―ブル19側にストロ―クS5移
動(矢印B2方向)する。さらにロッド32を矢印B3
方向に伸長する。
【0042】これにより、ア―ム36はワ―クホルダ2
3の溝27にはまりこむ。この状態で第2ロ―タリテ―
ブル19の装着力の発生を止める。さらにア―ムサポ―
ト35をストロ―クS5移動(矢印B4方向)させる
と、ワ―クホルダ23は第2ロ―タリテ―ブル19から
抜けて図5に示す状態になる。
【0043】このあと、ロッド32を矢印B5方向に収
縮して、矢印B6、B8に沿って本体29を時計回りに
180°回転させる。ただし、この回転途中において、
位置P7ではサポ―ト34とア―ムサポ―ト35はプレ
―ト34に対して90°時計方向に回転して、ワ―クW
は正立状態にもどる。
【0044】再びロッド32が矢印B9方向に伸長し
て、ワ―クホルダ23をコンベア25の元の穴24の上
方に位置させる。
【0045】つづいて、ア―ムサポ―ト35をストロ―
クS5下げると(矢印B10方向)、ワ―クホルダ23
のプルスタッド28は穴24に差し込まれる。このあ
と、ロッド32を矢印B11方向に収縮させて、ア―ム
36をワ―クホルダ23からはずす。
【0046】このようにして、一つのワ―クWのロ―
ド、加工およびアンロ―ドが終了する。
【0047】次に加工するべきワ―クWは、コンベア2
5を図6の矢印H方向に送ることで、ア―ム36と対面
する位置まで送られる。順次送られてくるワ―クWは、
上述した手順で順次第2ロ―タリテ―ブル19にロ―ド
され、加工後第2ロ―タリテ―ブル19からアンロ―ド
されてワ―クステ―ション21にもどされる。
【0048】ところで、ワ―クWの第1〜第5面f 1〜
f 5の他にワ―クW1の角部Cを加工する場合がある。
この場合、たとえば、図12で示すように、第2ロ―タ
リテ―ブル19をインデックスして、第1面f 1を工具
11に対面させた状態にする。さらに第2ロ―タリテ―
ブル19をたとえば45°時計回りにインデックスし
て、角部Cを工具11に対面させる。そしてワ―クW1
を工具11側に移動させれば、角部Cのドリル加工がで
きる。
【0049】ところで、この発明は上述した実施例に限
定されるものではない。たとえば、ベッドの長手方向
は、スピンドルの軸方向と直交する方向であってもよ
い。
【0050】また、ディスク26は永久磁石で作って、
たとえば鉄製のワ―クWをディスク26に装着するよう
にしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、5軸制御の加工が全自動で実行できる。たとえば、
ワークが横断面四角形の柱状(直方体)であっても、そ
のワ―クの5面加工が一度のワ―ク取付けで容易にでき
る。
【0052】5軸制御方式にあって、ワ−ク供給手段に
よって第2ロ−タリテ−ブルに対して自動的にワ−クの
交換を行うことができる。したがって、5軸制御方式の
多面加工を無人化して稼動することができる。それによ
って、ワークの生産性を向上できる。
【0053】さらに、ワ−ク供給手段によって、ワ−ク
ホルダをテ−パ−状穴に自動的に装着して、しかもワ−
クホルダをテ−パ状穴に装着した状態で5軸制御加工で
きる。
【0054】しかも、ワ−クを所定の初期設定位置に自
動的にロ−ドするので、第2ロ−タリテ−ブルの回転方
向において自動的にワ−クの各面をそれぞれ正確に位置
決めすることができる。
【0055】ワ−クを初期設定位置から所定の角度だけ
回転させることによって、ワ−クの各面を順に工具に対
面させてから加工できる。また、回転の角度を適当に設
定することによって、ワ−クの角部を工具に対面させて
その角部を加工することもできる。
【0056】したがって、ワ−クの多面加工を正確にか
つ効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例による多面加工方法を
実行する装置を示す正面図である。
【図2】図1に示した多面加工装置の平面図である。
【図3】図1に示した多面加工装置の要部を示す斜視
図、
【図4】スピンドルと第1ロ―タリテ―ブルおよびワ―
ク供給手段の位置関係を示す正面図である。
【図5】スピンドルと第1ロ―タリテ―ブルおよびワ―
ク供給手段の位置関係を示す平面図である。
【図6】ワ―ク供給手段および第1と第2ロ―タリテ―
ブルを示す斜視図である。
【図7】ワ―クホルダとディスクの平面図である。
【図8】ワ―クホルダとディスクを示す一部切欠正面図
である。
【図9】ワ―クを示す斜視図である。
【図10】ワ―クの第1面を加工しようとする状態を示
す図である。
【図11】ワ―クを第2ロ―タリテ―ブルからアンロ―
ドする手順を示す図である。
【図12】ワ―クの角部の加工を説明するための図であ
る。
【図13】ワ―クの角部の加工を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 3 NC装置 4 ワ―ク供給手段 9 スピンドル 10 ベッド 11 工具 14 第1テ―ブル 15 第2テ―ブル 16 第1ロ―タリテ―ブル 19 第2ロ―タリテ―ブル 20 穴 21 ワ―クステ―ション 22 自動ワ―クチェンジャ 23 ワ―クホルダ 36 ア―ム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5軸制御方式の多面加工方法において、
    ワ―クが、ワ−クホルダによって保持された状態でワ−
    ク供給手段により第2ロ―タリテ―ブルのテ−パ−状穴
    に常に所定の初期設定位置に自動的にロ―ドされる工程
    と、その初期設定位置から所定の角度だけ第2ロ−タリ
    テ−ブルによってワークが回転される工程と、ワ−クが
    スピンドルに設けた工具によって加工される工程と、加
    工されたワ―クが、ワ−クホルダと一緒にワ−ク供給手
    段により第2ロ−タリ−テ−ブルからアンロ−ドされる
    工程を含むことを特徴とする多面加工方法。
JP9393193A 1993-03-30 1993-03-30 5軸制御方式の多面加工方法 Pending JPH0615540A (ja)

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