JPH06154220A - 機械走査式超音波探触子 - Google Patents

機械走査式超音波探触子

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JPH06154220A
JPH06154220A JP4313074A JP31307492A JPH06154220A JP H06154220 A JPH06154220 A JP H06154220A JP 4313074 A JP4313074 A JP 4313074A JP 31307492 A JP31307492 A JP 31307492A JP H06154220 A JPH06154220 A JP H06154220A
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curved surface
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渉 徳永
Kiyoshi Fujii
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波変換素子の表面と音響窓の間に発生す
る多重反射を減少させ、超音波が音響窓を透過する際に
生じる屈折を補正し、良好な超音波画像を得るようにし
た機械走査式超音波探触子を提供する。 【構成】 超音波を送受信する超音波変換素子7が固定
されているローター5の回転軸6の中心と、音響窓2の
内壁曲面11と外壁曲面9の曲率中心12、10を異な
らせる。超音波変換素子7から送信された超音波を音響
窓2に垂直に入射させずに、角度を持たせて入射させる
ことができるので、超音波変換素子7と音響窓2の間に
発生する超音波の多重反射を減少させることができる。
音響窓2の内壁曲面11の曲率中心12と外壁曲面9の
曲率中心10を異ならせることにより、音響窓2を透過
する際、音速が異なるために生じる超音波の屈折を補正
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置に使用
され、超音波変換素子の機械的動作により、超音波ビー
ムの走査を行う機械走査式超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な機械走査式超音波探触子
については、文献「超音波診断」(日本超音波医学会
編)17頁に示されているような構成が知られている。
以下、従来の機械走査式超音波探触子について図5に示
す要部の一部破断側面図を参照しながら説明する。
【0003】図5に示すように、収納ケース41はその
前面側、すなわち、超音波の透過する前面側が音響窓4
2になっている。収納ケース41の内側にフレーム43
が取り付けられている。フレーム43の支持部44には
ローター45が回転軸46により回転可能に支持され、
ローター45には超音波を送受信する超音波変換素子4
7が固定されている。ローター45および超音波変換素
子47はモータ(図示省略)の駆動により動力伝達手段
(図示省略)を介して回転運動、若しくは円弧運動され
る。音響窓42内には音響結合媒体48が封入されてい
る。上記音響窓42における内壁曲面49と外壁曲面5
0の曲率中心51は、ローター45等を回転運動、若し
くは円弧運動可能に支持する回転軸46の中心上に位置
している。
【0004】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。モータの駆動によりローター45および
超音波変換素子47を回転運動、若しくは円弧運動させ
ながら、超音波変換素子47から被検体Mに向けて超音
波を送信し、被検体Mで反射された反射波を超音波変換
素子47で受信する。信号伝達系(図示省略)を介して
上記受信信号を超音波診断装置本体に送り、信号処理し
て扇状の超音波画像として表示させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の機械走査式超音波探触子は、超音波走査の際に超
音波変換素子47から送信する超音波を音響窓42に垂
直に入射させる。このため、音響窓42と被検体M、若
しくは音響窓42とこの音響窓42内に封入されている
音響結合媒体48との音響インピーダンスの差から、一
部の超音波は音響窓42を透過しないで反射し、送信し
た超音波変換素子47に戻り、再び音響窓42に向けて
放射する。このように超音波変換素子47からの1回の
超音波放射で、音響窓42と超音波変換素子47との間
で繰り返して反射された超音波による多重反射が発生す
る。多重反射が発生すると、超音波画像における被検体
表面に近い部位には、同心円状の筋が多数現れ、これが
アーティファクトとなり、超音波画像によって診断する
上で大きな障害となる。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、超音波変換素子の表面と音響窓との間に
発生する多重反射を減少させることができ、したがっ
て、多重反射像の少ない良好な超音波画像を得ることが
できるようにした機械走査式超音波探触子を提供し、ま
た、上記目的に加え、音響結合媒体と音響窓と被検体の
各々の音速の違いにより生じる超音波の屈折を補正する
ことができ、したがって、超音波画像の歪み、距離計測
における誤差のない良好な超音波診断画像を得ることが
できるようにした機械走査式超音波探触子を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のうち、前者の目的
を達成するための本発明の技術的手段は、音響窓と、こ
の音響窓内に回転運動、若しくは円弧運動可能に支持さ
れたローターと、このローターに固定され、超音波を送
受信する超音波変換素子と、上記音響窓内に封入された
音響結合媒体とを備え、上記ローターの回転、若しくは
円弧運動の中心に対し、上記音響窓における内外壁曲面
の曲率中心が異なるように構成されたものである。
【0008】また、上記のうち、後者の目的を達成する
ための本発明の他の技術的手段は、上記技術的手段にお
いて、音響窓が、音響結合媒体を伝搬する超音波の経路
と、被検体内を伝搬する超音波の経路とがほぼ平行にな
るような形状に形成されたものである。
【0009】そして、上記のように平行な経路を得るに
は、音響窓の内壁曲面の曲率中心と、外壁曲面の曲率中
心とをそれぞれ適当な位置にずらして異なるように設定
し、かつ内壁曲面の曲率と外壁曲面の曲率を異ならせ
る。
【0010】また、上記技術的手段における音響窓を被
検体の縦波音速よりも速い縦波音速を有する材料により
形成し、上記音響結合媒体を被検体の縦波音速とほぼ等
しい縦波音速を有する材料により形成する。
【0011】また、上記技術的手段において、音響窓の
内壁曲面の曲率中心が、ローターの軸中心と音響窓の外
壁曲面の曲率中心とを結ぶ直線を内分するように構成す
るのが好ましい。
【0012】
【作用】したがって、本発明によれば、ローターの回
転、若しくは円弧運動の中心と音響窓の内壁曲面の曲率
中心を異ならせることにより、ローターに固定された超
音波変換素子から送信された超音波経路が音響窓の正面
1箇所を除いて音響結合媒体から音響窓の内壁曲面に垂
直に入射されることはなく、超音波変換素子の表面と音
響窓の内壁曲面との間での多重反射は、垂直に入射され
る場合に比べて減少する。
【0013】また、ローターの回転、若しくは円弧運動
の中心に対し、音響窓の内壁曲面の曲率中心と、外壁曲
面の曲率中心をそれぞれ適当な位置に異なるように設定
することにより、音速の異なる音響結合媒体から音響窓
に、角度を持って入射されるために生じる界面での第1
の超音波の屈折を、音速のそれぞれ異なる音響窓の外壁
曲面と被検体の界面において生じる第2の超音波の屈折
で、被検体内の超音波伝搬経路が、理想的な超音波の経
路、すなわち、音響結合媒体における超音波伝搬経路と
ほぼ平行になるよう補正し、あたかも音響窓における超
音波の屈折がないようにすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例における機械走査
式超音波探触子を示す要部の一部破断側面図、図2は図
1のA部の拡大図である。
【0016】図1に示すように、収納ケース1はプラス
チック製で、その前面側、すなわち、超音波の伝搬する
前面側の領域が音響窓2になっている。収納ケース1の
内側にフレーム3が取り付けられている。フレーム3の
支持部4にはローター5が回転軸6により回転可能に支
持され、ローター5には超音波を送受信する超音波変換
素子7が固定されている。ローター5および超音波変換
素子7はモータ(図示省略)の駆動により動力伝達手段
(図示省略)を介して回転運動、若しくは円弧運動され
る。音響窓2内には音響結合媒体8が封入されている。
【0017】収納ケース1の音響窓2の音響的特性(音
速、音響インピーダンス)が被検体Mと同じ特性である
ことが理想であるが、このような特性を有する材料を入
手することは非常に困難であるのが実状である。このよ
うな状況において、音響窓2として、ポリエチレンやポ
リメチルペンテン(TPX)などが用いられている。こ
れらの材料の音速は約2000m/sec前後であり、音
響結合媒体8、被検体Mに比べて速い。また、音響イン
ピーダンスも音響結合媒体8、被検体Mの音響インピー
ダンス1.5〜1.65Mraylより若干大きく、1.
67〜1.8Mraylという値になっている。
【0018】音響窓2の形状は、その外壁曲面9の曲率
中心10が超音波変換素子7を固定しているローター5
の回転軸6の中心より被検体Mから遠くになり、また、
音響窓2の内壁曲面11の曲率中心12がローター5の
回転軸6の中心と外壁曲面9の曲率中心10とを結ぶ直
線を内分するように形成されている。
【0019】以上のような構成について、以下、その動
作とともに更に詳細に説明する。被検体Mの超音波画像
を得る動作については上記従来例で説明した内容とほぼ
同じであるので、ここではその説明を省略し、超音波変
換素子7により送信、若しくは受信する場合の超音波伝
搬経路について詳細に説明する。
【0020】モータの駆動によりローター5および超音
波変換素子7を回転軸6を中心として回転させるが、図
1に示すように、ローター5等の回転角(音響窓2の正
面における法線13と放射音波経路14が挟む角)はψ
0である。超音波変換素子7から送信された超音波は、
上記のような音響窓2等の構成により音響窓2の正面、
すなわち、法線13の1箇所を除いて図2に示すよう
に、音響結合媒体(音速:V1)8中を放射音波経路1
4で伝搬し、入射角(入射面の法線15と放射超音波経
路14が挟む角)θ1で内壁曲面11に入射する。内壁
曲面11を透過せずに反射角(入射角に等しく、入射面
の法線15と対称の角)θ´1で反射した一部の反射波
は、経路16で音響結合媒体8中を伝搬する。したがっ
て、この反射波が超音波変換素子7に入射することはほ
とんどないため、超音波変換素子7の表面と音響窓2と
の間での多重反射は、ほとんど発生しない。
【0021】一方、音響窓(音速:V2)2には、入射
角(入射面の法線15と音響窓2での超音波経路17が
挟む角)θ2で超音波が入射する。このとき、音響結合
媒体8と音響窓2の音速の違いから、スネルの法則によ
り超音波は、(V1/sinθ1=V2/sinθ2)で屈
折する。
【0022】音響窓2に入射した超音波は、音響窓2内
を超音波経路17で伝搬する。そして、超音波は、音響
窓(音速:V2)2から入射角(外壁曲面9の法線18
と音響窓2での超音波経路17が挟む角)θ3で被検体
(音速:V3)Mに入射する。このときも上記と同様
に、スネルの法則によって超音波は、(V2/sinθ3
=V3/sinθ4)で屈折し、被検体Mへは入射角(外
壁曲面9の法線18と超音波経路19が挟む角)θ4
入射する。
【0023】ローター5の回転角ψ0と、実際の被検体
M内の超音波経路19のなす角は誤差角εであり、それ
ぞれ音速が異なる音響結合媒体8、音響窓2、被検体M
の界面を超音波が透過する際に、屈折によって生じたも
のである。
【0024】以下、本実施例における超音波の屈折の算
出方法について、図3を参照しながら説明をする。計算
を簡易化するために、音響窓2の中をx軸とy軸の2つ
の軸を持つ平面と仮定する。
【0025】ローター5の回転軸6の中心を原点(0,
0)とする。そして、内壁曲面11の音響窓2の部分は
円1:x2+(y−1.3)2=102の一部であると仮定
される。ローター5が正面における音響窓2の法線13
からψ0°回転したときの音響結合媒体8中の超音波の
経路14は
【0026】
【数1】
【0027】であり、音響結合媒体8中の超音波の経路
14が内壁曲面11に入射する点aは、上記円1と直線
1との交点である。この点a(xa,ya)は次式で表わ
される。
【0028】
【数2】
【0029】超音波経路14の内壁面11への入射角θ
1は次式で表わされる。
【0030】
【数3】
【0031】本発明の実施例においては、音響結合媒体
8の音速は1540m/sec、プラスチック製の音響窓
2の音速は2060m/secであり、スネルの法則によ
って音響窓2内の入射角θ2は次式で表わされる。
【0032】
【数4】
【0033】同様に外壁曲面9の音響窓2の部分は円
2:x2+(y−1.5)=112の一部と仮定するこ
とができ、また、音響窓2内の超音波経路17である直
線2は次式で表わされる。
【0034】
【数5】
【0035】音響窓2内の超音波経路17が音響窓2か
ら被検体Mに出ていく点b(xb,yb)は、上記円2と
直線2との交点であり、次式で表わされる。
【0036】
【数6】
【0037】ここで、超音波が音響窓2から被検体Mに
入射する入射角θ3は次式で表わされる。
【0038】
【数7】
【0039】一般的に被検体Mとなる人体中の音速は2
060m/secであり、スネルの法則によって超音波の
被検体Mへの入射角θ4は次式で表わされる。
【0040】
【数8】
【0041】このとき、被検体M内の超音波経路19と
理想的な被検体M内の超音波の経路20との誤差角εは
次式のように算出される。
【0042】
【数9】
【0043】図4はローター5の回転角ψ0と誤差角ε
との関係を示したグラフである。このグラフにおいて、
実線は本発明の実施例による誤差角εを示し、破線は音
響窓2の内外壁曲面11、9の曲率中心を同じ点にした
比較例における誤差角εを示している。表1はローター
5の回転角が60°のときの各々の入射角θ1〜θ4と誤
差角εである。
【0044】
【表1】
【0045】本発明の実施例のように、被検体Mである
人体の音速、約1500m/secに対し、音響結合媒体
8の音速を例えば1500m/sec、プラスチック製の
収納ケース1の音速を例えば2000m/secとし、収
納ケース1の音速が音響結合媒体8と被検体Mの音速に
比べて速くなるように設定している場合に、ローター5
の回転軸6の中心、音響窓2の内壁曲面11の曲率中心
12ならび外壁曲面9の曲率中心10が直線上に位置
し、かつ内壁曲面11の曲率中心12をローター5の回
転軸6の中心と外壁曲面9の曲率中心10との間に位置
するように設定することにより、超音波変換素子7から
送信された超音波が音響結合媒体8から音響窓2の内壁
曲面11に垂直に入射されることはなく、多重反射のな
い超音波画像が得られ、しかも、被検体M内における超
音波伝搬経路が音響結合媒体8における超音波伝搬経路
と平行になるように補正するので、音響窓2による超音
波の屈折によって生じる歪のない良好な超音波画像が得
られる。
【0046】なお、本実施例では超音波変換素子7を固
定したローター5が回転する場合について説明したが、
このほか、ローター5が円弧状に往復運動をする場合に
ついても、同様の効果が得られる。このほか、本発明
は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変
更することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波変換素子を固定しているローターの回転、若しくは
円弧運動の中心と、音響窓における内壁曲面と外壁曲面
の曲率中心を異ならせることにより、超音波変換素子か
ら送信された超音波が音響窓の正面1箇所を除いて音響
結合媒体から音響窓の内壁曲面に垂直に入射されること
はなく、超音波変換素子の表面と音響窓の間で発生する
多重反射を抑えることができ、超音波診断画像における
被検体内の浅い部位を容易に観察することができる。
【0048】また、超音波変換素子を固定しているロー
ターの回転、若しくは円弧運動の中心と、音響窓の内壁
曲面と外壁曲面の曲率中心をそれぞれ異なるように設定
することにより、音響窓における超音波の屈折を補正す
ることができる。したがって、歪みのない良好な超音波
画像を得ることができ、また、誤差のない正確な距離測
定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における機械走査式超音波探
触子を示す要部の一部破断側面図
【図2】同機械走査式超音波探触子を示し、図1のA部
の拡大図
【図3】同機械走査式超音波探触子を示し、超音波が音
響窓を透過する際の説明図
【図4】同機械走査式超音波探触子におけるローターの
回転角と誤差角の関係を示すグラフ
【図5】従来の機械走査式超音波探触子を示す要部の一
部破断側面図
【符号の説明】
1 収納ケース 2 音響窓 5 ローター 6 回転軸(ローターの回転中心) 7 超音波変換素子 8 音響結合媒体 9 外壁曲面 10 外壁曲面の曲率中心 11 内壁曲面 12 内壁曲面の曲率中心 13 正面における音響窓の法線 14 音響結合媒体中の超音波経路 15 内壁曲面の法線 16 音響結合媒体中の反射超音波経路 17 音響窓内の超音波経路 18 外壁曲面の法線 19 被検体内の超音波経路 20 被検体内の理想的な超音波経路 M 被検体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響窓と、この音響窓内に回転運動、若
    しくは円弧運動可能に支持されたローターと、このロー
    ターに固定され、超音波を送受信する超音波変換素子
    と、上記音響窓内に封入された音響結合媒体とを備え、
    上記ローターの回転、若しくは円弧運動の中心に対し、
    上記音響窓における内外壁曲面の曲率中心が異なるよう
    に構成されたことを特徴とする機械走査式超音波探触
    子。
  2. 【請求項2】 音響窓が、音響結合媒体を伝搬する超音
    波の経路と、被検体内を伝搬する超音波の経路とがほぼ
    平行になるような形状に形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の機械走査式超音波探触子。
  3. 【請求項3】 音響窓の内壁曲面の曲率中心と、外壁曲
    面の曲率中心とが異なるように形成されたことを特徴と
    する請求項1記載の機械走査式超音波探触子。
  4. 【請求項4】 音響窓が、被検体の縦波音速よりも速い
    縦波音速を有する材料により形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の機械走査式超音波探触子。
  5. 【請求項5】 音響結合媒体が、被検体の縦波音速とほ
    ぼ等しい縦波音速を有する材料により形成されたことを
    特徴とする請求項1記載の機械走査式超音波探触子。
  6. 【請求項6】 音響窓の内壁曲面の曲率中心が、ロータ
    ーの軸中心と音響窓の外壁曲面の曲率中心とを結ぶ直線
    を内分するように構成されたことを特徴とする請求項1
    記載の機械走査式超音波探触子。
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