JPH06153181A - 予測符号化方法、予測復号化方法、予測符号化装置及び予測復号化装置 - Google Patents

予測符号化方法、予測復号化方法、予測符号化装置及び予測復号化装置

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JPH06153181A
JPH06153181A JP31651792A JP31651792A JPH06153181A JP H06153181 A JPH06153181 A JP H06153181A JP 31651792 A JP31651792 A JP 31651792A JP 31651792 A JP31651792 A JP 31651792A JP H06153181 A JPH06153181 A JP H06153181A
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field
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Masakazu Yoshimoto
正和 吉本
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディレイ回路41は、動きベクトルを遅延す
る。ディレイ回路42は、識別ビットを遅延する。ベク
トル値修正回路43は、前後のブロックに対する識別ビ
ットに基づいて、ディレイ回路41で遅延された動きベ
クトルの値を、フレーム間モードからフィールド間モー
ドに切り換わったときには1/2倍し、フィールド間モ
ードからフレーム間モードに切り換わったときには2倍
する。加算回路44は、供給される動きベクトルからベ
クトル値修正回路43で修正された動きベクトルを減算
する。可変長符号化回路45は、加算回路44からの動
きベクトルの差分を可変長符号化する。 【効果】 動きベクトルの差分を従来の装置に比して小
さくすることができ、動きベクトルに対する符号化効率
を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予測符号化方法、予測
復号化方法、予測符号化装置及び予測復号化装置に関
し、例えばテレビ会議システムやテレビ電話システム、
スタジオ間の素材伝送システム等において使用される。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議システムやテレビ電話システ
ム、スタジオ間の素材伝送システム等においては、所謂
MC−DCT方式等の高能率符号化方式が用いられる。
このような高能率符号化方式では、符号化効率(データ
圧縮率)を向上させるために予測符号化が採用されてい
る。予測符号化は、既に復号化されてわかっている画像
データから、次に入力されて来る画像データを予測し、
予測が外れた分だけを伝送することにより、符号化に要
する情報(データ)量を節約しようとするものである。
【0003】ところで、予測符号化には、所謂フィール
ド内予測(以下フィールド内モードという)、フィール
ド間予測(以下フィールド間モードという)、フレーム
間予測(以下フレーム間モードという)等があり、例え
ば所謂CCIR勧告723に準拠した画像符号化装置で
は、フィールド内モードではフィールド内の画素値を、
フィールド間モードでは画素のフィールド間予測誤差値
を、フレーム間モードでは画素の動き補償フレーム間予
測誤差値を選択し、8画素×8画素からなるブロックデ
ータを2次元のDCT変換し、得られるDCT出力デー
タを量子化、可変長符号化して伝送するようになってい
る。なお、上述のフレーム間モードにおける動き補償
は、フレーム間モードが静止時のフレーム間の高い相関
を利用してデータ圧縮を行うのであるが、例えば画面中
央の人物が移動する場合等、画面中の動いている物体に
対して動きを検出し、その動き分だけ前の画面中で予測
に用いる位置を補正するものである。
【0004】具体的には、例えばCCIR勧告723に
準拠した画像符号化装置は、図8に示すように、現フィ
ールドの画像データから切り出されたブロックデータ
と、前フィールドの画像データ又は動き補償を施した前
フレームの対応するフィールドの画像データから切り出
されたブロックデータとの差データを求める加算回路1
01と、上記現フィールドのブロックデータと上記加算
回路101からの差データを切り換え選択する切換スイ
ッチ115と、該切換スイッチ115で選択された現フ
ィールドのブロックデータ又は差データを離散余弦変換
(以下DCT変換という)してDCT出力データを生成
するDCT回路102と、該DCT回路102からのD
CT出力データを量子化して符号データを生成する量子
化回路103と、該量子化回路103からの符号データ
を可変長符号化して可変長符号データを生成し、これを
圧縮済みのデータとして出力する可変長符号化回路10
4とを備えている。
【0005】さらに、この画像符号化装置は、上述の図
8に示すように、上記量子化回路103からの符号デー
タを逆量子化してDCT出力データを再生する逆量子化
回路105と、該逆量子化回路105からのDCT出力
データを逆離散余弦変換(以下逆DCT変換という)し
て現フィールドのブロックデータ又は差データを再生す
る逆DCT回路106と、該逆DCT回路106からの
差データと、前フィールドのブロックデータ又は動き補
償を施した前フレームの対応するフィールド(以下単に
前フレームという)のブロックデータとを加算して現フ
ィールドのブロックデータを再生する加算回路107
と、上記逆DCT回路106又は加算回路107からの
現フィールドのブロックデータを切り換え選択する切換
スイッチ116と、該切換スイッチ116で選択された
現フィールドのブロックデータを記憶すると共に、上記
加算回路101に次フィールドのブロックデータが入力
されたとき、記憶している画像データを前フィールド又
は前フレームの画像データとして出力するフレームメモ
リ回路108と、該フレームメモリ回路108からの前
フレームの画像データと上記加算回路101に入力され
ている現フィールドのブロックデータを比較してフレー
ム間の動きベクトルを生成する動き検出回路110と、
該動き検出回路110からの動きベクトルに基づいて、
上記フレームメモリ回路108からの前フレームの画像
データに対し動き補償を施して動き補償済みのブロック
データを生成し、これを上記加算回路101と加算回路
107に供給する動き補償回路109と、上記動き検出
回路110からの動きベクトルを符号化する符号化回路
120とを備えている。
【0006】そして、この画像符号化装置は、上述した
ようにフィールド内モード、フィールド間モード及びフ
レーム間モードの3つの動作モードを有し、フィールド
内モードではフィールド内の画素値(輝度信号、色差信
号)を、フィールド間モードでは画素のフィールド間予
測誤差値を、フレーム間モードでは画素の動き補償フレ
ーム間予測誤差値を選択し、8画素×8画素からなるブ
ロックデータを2次元のDCT変換し、得られるDCT
出力データを量子化、可変長符号化して伝送するように
なっている。また、復号化の際に必要な動きベクトルを
符号化して、伝送するようになっている。
【0007】例えばフィールド内モードでは、現フィー
ルドの8画素×8画素からなるブロックデータが供給さ
れると、このブロックデータにDCT変換処理、量子化
処理、可変長符号化処理を順次施して、現フィールドの
ブロックデータを圧縮し、この圧縮処理によって得られ
た可変長符号データを、例えばバッファメモリ(図示せ
ず)に一旦記憶し、記憶した可変長符号データを一定レ
ートで読み出して出力するようになっている。
【0008】また、例えばフィールド間モードでは、現
フィールドのブロックデータが供給されると、このブロ
ックデータと前フィールドの対応するブロックデータ
(現フィールドと前フィールドの間では垂直方向に1ラ
イン分ずれているので、例えば上下のラインの平均値を
用いる)の差データを生成した後、この差データに対し
DCT変換処理、量子化処理、可変長符号化処理を順次
施して、この圧縮処理によって得られた可変長符号デー
タをバッファメモリを介して出力するようになってい
る。
【0009】また、例えばフレーム間モードでは、現フ
ィールドのブロックデータが供給されると、このブロッ
クデータと、前フレームの画像データとに基づいて最適
なフレーム間の動きベクトルを選択して、この動きベク
トルに基づき前フレームの画像データに対して動き補償
を施すと共に、動き補償済みのブロックデータと現フィ
ールドのブロックデータの差データを生成した後、この
差データに対しDCT変換処理、量子化処理、可変長符
号化処理を順次施して現フィールドのブロックデータを
圧縮し、この圧縮処理によって得られた可変長符号デー
タをバッファメモリを介して出力するようになってい
る。
【0010】また、これらの動作と並行して量子化動作
によって得られた符号データを逆量子化した後、逆DC
T変換して、フィールド内モードでは現フィールドのブ
ロックデータに対応するブロックデータ、すなわち現フ
ィールドのブロックデータに量子化歪みが付加されたブ
ロックデータを再生し、フィールド間モード又はフレー
ム間モードでは差データを再生すると共に、この差デー
タと前フィールド又は前フレームのブロックデータに基
づいて現フィールドのブロックデータに対応するブロッ
クデータ、すなわち量子化歪みが付加されたブロックデ
ータを生成し、これらをフレームメモリ回路108に記
憶し、このフレームメモリ回路108に記憶された画像
データを、加算回路101に新たなフィールドのブロッ
クデータが供給されたとき、前フィールド又は前フレー
ムのブロックデータとして出力するようになっている。
【0011】以下、上述した動作を繰り返して圧縮対象
となるフィールドをブロック単位で圧縮し、バッファメ
モリを介して出力するようになっている。
【0012】ところで、上述のようにして予測符号化さ
れた画像データを再生する場合、フレーム間モードで
は、動き補償が施されて予測符号化されているので、復
号化の際に動きベクトルが必要となる。したがって、こ
の画像符号化装置では、処理の順にて得られるフレーム
間の動きベクトルをその前後間で差分を求め、この動き
ベクトルの差分を可変長符号化して伝送するようになっ
ている。
【0013】具体的には、フレーム間の動きベクトルを
符号化する符号化回路120は、図9に示すように、上
記動き検出回路110からの動きベクトルを遅延するデ
ィレイ回路121と、上記動き検出回路110からの動
きベクトルと上記ディレイ回路121で遅延された動き
ベクトルの差分を求める加算回路122と、該加算回路
122からの動きベクトルの差分を可変長符号化する可
変長符号化回路123とから構成される。
【0014】そして、ディレイ回路121は、動き検出
回路110から供給されるフレーム間の動きベクトル
を、次のブロックに対する動きベクトルが供給されるま
で遅延する。
【0015】加算回路122は、動き検出回路110か
ら供給されるフレーム間の動きベクトルから、ディレイ
回路121で遅延された1ブロックの前のフレーム間の
動きベクトルを減算し、前後のブロックに対するフレー
ム間の動きベクトルの差分を求める。
【0016】可変長符号化回路123は、加算回路12
2から供給される動きベクトルの差分を可変長符号化し
て、符号化動きベクトルを生成し、この符号化動きベク
トルを上述のバッファメモリを介して出力する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、CCI
R勧告723に準拠した画像符号化装置等の従来の装置
では、フレーム間モード時のみに動き補償を施した予測
符号化を行うようになっていが、フィールド間モード時
にも動き補償を施した予測符号化を行って、更に符号化
効率を向上させることが考えられる。
【0018】ところで、フィールド間の予測符号化にも
動き補償を施し、動きベクトルの前後の差分を可変長符
号化して伝送すると、同じ動きに対するフレーム間の動
きベクトルとフィールド間の動きベクトルでは異なる値
となり、調整を要する。例えば図10に示すように、フ
ィールド間の動きベクトルが(−1,−0.5)のとき
は、それに対応するフレーム間の動きベクトルは(−
2,−1)であり、前のブロックをフィールド間モード
で予測符号化し、現在のブロックをフレーム間モードで
予測符号化した場合、単純に前後のブロック間での動き
ベクトルの差分を求めると、同じ動きであるにもかかわ
らず、その値は0とはならず、(−1,−0.5)とな
ってしまう。
【0019】すなわち、前後のブロックにおいてフィー
ルド間モードからフレーム間モード、又はフレーム間モ
ードからフィールド間モードに切り換わったときには、
単純に動きベクトルの差分を求め、その差分を可変長符
号化して伝送すると、動きベクトルに対する符号化効率
が低下するという問題が生じる。
【0020】本発明は、上述の事情に鑑み、フレーム間
動き補償とフィールド間動き補償を適応的に切り換え
て、画像データを予測符号化して、動きベクトルと共に
出力し、また、それらから元の画像データを再生する際
に、符号化効率を向上させることができる予測符号化方
法、予測復号化方法、予測符号化装置及び予測復号化装
置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る予測符号化方法は、フィールド間の
動きベクトルとフレーム間の動きベクトルを検出し、フ
ィールド間動き補償とフレーム間動き補償を適応的に切
り換えて、画像データを予測符号化して符号化データを
生成し、符号化データを出力すると共に、動きベクトル
の差分を出力する予測符号化方法であって、フレーム間
動き補償モードからフィールド間動き補償モードに切り
換えるときにフレーム間の動きベクトルを1/2倍し、
フィールド間動き補償モードからフレーム間動き補償モ
ードに切り換えるときにフィールド間の動きベクトルを
2倍して、動きベクトルの差分を求めることを特徴とす
る。
【0022】また、本発明に係る予測復号化方法は、前
記予測符号化方法により生成された符号化データ、動き
ベクトルの差分及びフィールド間動き補償モードとフレ
ーム間動き補償モードを識別する識別ビットが供給さ
れ、識別ビットに基づいて、フレーム間動き補償モード
からフィールド間動き補償モードに切り換わるときに、
前に再生されたフレーム間の動きベクトルを1/2倍
し、フィールド間動き補償モードからフレーム間動き補
償モードに切り換わるときに、前に再生されたフィール
ド間の動きベクトルを2倍し、修正された動きベクトル
と動きベクトルの差分を加算して、フィールド間の動き
ベクトル又はフレーム間の動きベクトルを再生し、再生
された動きベクトルを用いて符号化データを復号化し
て、画像データを再生することを特徴とする。
【0023】また、本発明に係る予測符号化装置は、フ
ィールド間の動きベクトルとフレーム間の動きベクトル
を検出し、フィールド間動き補償とフレーム間動き補償
を適応的に切り換えて、画像データを符号化して符号化
データを生成し、符号化データを出力すると共に、動き
ベクトルの差分を出力する予測符号化装置であって、フ
レーム間動き補償モードからフィールド間動き補償モー
ドに切り換えるときにフレーム間の動きベクトルを1/
2倍すると共に、フィールド間動き補償モードからフレ
ーム間動き補償モードに切り換えるときにフィールド間
の動きベクトルを2倍する乗算手段と、乗算手段からの
修正された動きベクトルの差分を求めて、動きベクトル
の差分を算出する加算手段とを備えることを特徴とす
る。
【0024】また、本発明に係る予測復号化方法は、前
記予測符号化装置から符号化データ、動きベクトルの差
分及びフィールド間動き補償モードとフレーム間動き補
償モードを識別する識別ビットが供給され、識別ビット
に基づいて、フレーム間動き補償モードからフィールド
間動き補償モードに切り換わるときに、前に再生された
フレーム間の動きベクトルを1/2倍すると共に、フィ
ールド間動き補償モードからフレーム間動き補償モード
に切り換わるときに、前に再生されたフィールド間の動
きベクトルを2倍する乗算手段と、乗算手段からの修正
された動きベクトルと動きベクトルの差分を加算して、
フィールド間の動きベクトル又はフレーム間の動きベク
トルを再生する加算手段とを備え、加算手段からの動き
ベクトルを用いて符号化データを復号化して、画像デー
タを再生することを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明では、フレーム間動き補償モードからフ
ィールド間動き補償モードに切り換えるときにフレーム
間の動きベクトルを1/2倍し、フィールド間動き補償
モードからフレーム間動き補償モードに切り換えるとき
にフィールド間の動きベクトルを2倍して、動きベクト
ルの差分を求め、この動きベクトルの差分を、フィール
ド間動き補償とフレーム間動き補償を適応的に切り換え
て、画像データを予測符号化した符号化データと共に出
力する。
【0026】また、本発明では、受信される識別ビット
に基づいて、フレーム間動き補償モードからフィールド
間動き補償モードに切り換わるときに、前に再生された
フレーム間の動きベクトルを1/2倍し、フィールド間
動き補償モードからフレーム間動き補償モードに切り換
わるときに、前に再生されたフィールド間の動きベクト
ルを2倍し、修正された動きベクトルと動きベクトルの
差分を加算して、フィールド間の動きベクトル又はフレ
ーム間の動きベクトルを再生し、再生された動きベクト
ルを用いて符号化データを予測復号化して、画像データ
を再生する。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る予測符号化方法、予測復
号化方法、予測符号化装置及び予測復号化装置の一実施
例について図面を参照しながら説明する。図1は、本発
明を適用した画像符号化装置の回路構成を示すブロック
図であり、図4は、この画像符号化装置の要部の具体的
な回路構成を示すブロック図である。
【0028】まず、画像符号化装置について説明する。
画像符号化装置は、図1に示すように、現フィールドの
画像データから切り出されたブロックデータと、動き補
償を施した前フィールドの画像データ又は動き補償を施
した前フレームに対応するフィールドの画像データから
切り出されたブロックデータとの差データを求める加算
回路1と、上記現フィールドのブロックデータと上記加
算回路1からの差データを切り換え選択する切換スイッ
チ15と、該切換スイッチ15で選択された現フィール
ドのブロックデータ又は差データを離散余弦変換(以下
DCT変換という)してDCT出力データを生成するD
CT回路2と、該DCT回路2からのDCT出力データ
を量子化して符号データを生成する量子化回路3と、該
量子化回路3からの符号データを可変長符号化して可変
長符号データを生成する可変長符号化回路4と、該可変
長符号化回路4からの可変長符号データを記憶し、平滑
化して出力するバッファメモリ17と、該バッファメモ
リの所謂バッファ占有度等に基づいて、上記切換スイッ
チ15、16等を制御する符号化制御回路18とを備え
ている。
【0029】さらに、この画像符号化装置は、上述の図
1に示すように、上記量子化回路3からの符号データを
逆量子化してDCT出力データを再生する逆量子化回路
5と、該逆量子化回路5からのDCT出力データを逆離
散余弦変換(以下逆DCT変換という)して現フィール
ドのブロックデータ又は差データを再生する逆DCT回
路6と、該逆DCT回路6からの差データと、動き補償
を施した前フィールドのブロックデータ又は動き補償を
施した前フレームの対応するフィールド(以下単に前フ
レームという)のブロックデータを加算して現フィール
ドのブロックデータを再生する加算回路7と、上記逆D
CT回路6又は加算回路7からの現フィールドのブロッ
クデータを切り換え選択する切換スイッチ16と、該切
換スイッチ16で選択された現フィールドのブロックデ
ータを記憶すると共に、上記加算回路1に次フィールド
のブロックデータが入力されたとき、記憶している画像
データを前フィールド又は前フレームの画像データとし
て出力するフレームメモリ回路8と、該フレームメモリ
回路8からの前フィールド及び前フレームの画像データ
と上記加算回路1に入力されている現フィールドのブロ
ックデータを比較して、フィールド間の動きベクトル又
はフレーム間の動きベクトルを生成する動き検出回路1
0と、該動き検出回路10からの動きベクトルに基づい
て、上記フレームメモリ回路8からの前フィールド又は
前フレームの画像データに対し動き補償を施して動き補
償済みのブロックデータを生成し、これを上記加算回路
1と加算回路7に供給する動き補償回路9と、上記動き
検出回路10からの動きベクトルを符号化する符号化回
路40とを備えている。
【0030】そして、この画像符号化装置は、フィール
ド内モード、フィールド間モード及びフレーム間モード
の3つの動作モードを有し、フィールド内モードではフ
ィールド内の画素値(輝度信号、色差信号)を、フィー
ルド間モードでは画素の動き補償フィールド間予測誤差
値を、フレーム間モードでは画素の動き補償フレーム間
予測誤差値を選択し、例えば8画素×8画素からなるブ
ロックデータを2次元のDCT変換し、得られるDCT
出力データを量子化、可変長符号化して伝送するように
なっている。
【0031】例えばフィールド内モードでは、現フィー
ルドの例えば8画素×8画素からなるブロックデータが
供給されると、このブロックデータにDCT変換処理、
量子化処理、可変長符号化処理を順次施して、現フィー
ルドのブロックデータを圧縮し、この圧縮処理によって
得られた可変長符号データを、バッファメモリ17に一
旦記憶し、記憶した可変長符号データを一定レートで読
み出して出力するようになっている。
【0032】また、例えばフィールド間モードでは、現
フィールドのブロックデータが供給されると、このブロ
ックデータと、前フィールドの画像データとに基づいて
最適なフィールド間の動きベクトルを選択して、このフ
ィールド間の動きベクトルに基づき前フィールドの画像
データに対して動き補償を施すと共に、動き補償済みの
ブロックデータ(現フィールドと前フィールドの間では
垂直方向に1ライン分ずれているので、例えば上下のラ
インの平均値を用いる)と現フィールドのブロックデー
タの差データを生成した後、この差データに対しDCT
変換処理、量子化処理、可変長符号化処理を順次施し
て、この圧縮処理によって得られた可変長符号データを
バッファメモリ17を介して出力するようになってい
る。また、このとき、選択したフィールド間の動きベク
トルに後述する修正を施した後、修正された動きベクト
ルを、その得られる順に前後で差分を求め、この動きベ
クトルの差分を可変長符号化して出力するようになって
いる。
【0033】また、例えばフレーム間モードでは、現フ
ィールドのブロックデータが供給されると、このブロッ
クデータと、前フレームの画像データとに基づいて最適
なフレーム間の動きベクトルを選択して、このフレーム
間の動きベクトルに基づき前フレームの画像データに対
して動き補償を施すと共に、動き補償済みのブロックデ
ータと現フィールドのブロックデータの差データを生成
した後、この差データに対しDCT変換処理、量子化処
理、可変長符号化処理を順次施して、現フィールドのブ
ロックデータを圧縮し、この圧縮処理によって得られた
可変長符号データをバッファメモリ17を介して出力す
るようになっている。また、このとき、選択したフレー
ム間の動きベクトルに後述する修正を施した後、修正さ
れた動きベクトルを、その得られる順に前後で差分を求
め、この動きベクトルの差分を可変長符号化して出力す
るようになっている。
【0034】具体的には、加算回路1は、フィールド間
モード又はフレーム間モードにおいて、例えば8画素×
8画素からなるブロック単位で新たなフィールドのブロ
ックデータ(現フィールドのブロックデータ)が供給さ
れる毎に、この現フィールドのブロックデータと、動き
補償回路9から供給される動き補償が施された前フィー
ルドのブロックデータ又は動き補償が施された前フレー
ムの対応するフィールド(前フレーム)のブロックデー
タとを画素単位で比較して8画素×8画素からなる差デ
ータを求め、これをDCT回路2に供給する。
【0035】切換スイッチ15、16は、符号化制御回
路18により制御され、切換スイッチ15は、フィール
ド内モードではINTRA側に、フィールド間モード及
びフレーム間モードではINTER側に切り換わり、現
フィールドのブロックデータ(フィールド内の画素
値)、現フィールドのブロックデータと動き補償が施さ
れた前フィールドのブロックデータの差データ(動き補
償フィールド間予測誤差値)又は現フィールドのブロッ
クデータと動き補償された前フレームのブロックデータ
の差データ(動き補償フレーム間予測誤差値)を選択す
る。
【0036】そして、DCT回路2は、切換スイッチ1
5で選択された8画素×8画素からなるブロックデータ
(フィールド内の画素値、動き補償フィールド間予測誤
差値又は動き補償フレーム間予測誤差値)をDCT変換
する。例えばフィールド内モードでは、DCT回路2
は、切換スイッチ15で新たなフィールドのブロックデ
ータが選択されたとき、これをDCT変換して8係数×
8係数からなるDCT出力データを生成し、これを量子
化回路3に供給する。また、例えばフィールド間モード
では、DCT回路2は、加算回路1からのフィールド間
のブロック単位の差データが選択されたとき、これをD
CT変換して差データに対応する8係数×8係数からな
るDCT出力データを生成し、これを量子化回路3に供
給する。また、例えばフレーム間モードでは、DCT回
路2は、加算回路1からのフレーム間のブロック単位の
差データが選択されたとき、これをDCT変換して差デ
ータに対応する8係数×8係数からなるDCT出力デー
タを生成し、これを量子化回路3に供給する。
【0037】量子化回路3は、符号化制御回路18によ
り制御され、DCT出力データに各係数毎に異なった重
み付けをして量子化し、符号データを生成する。すなわ
ち、符号化制御回路18は、例えば、輝度信号に対する
2ブロックと色差信号に対する2ブロック(Cr、Cb
の各1ブロック)からなる所謂マクロブロック毎の符号
化難易度を示す所謂クリティカリティm、45マクロブ
ロックからなるブロックストライプ毎のバッファメモリ
17の占有度に相当する所謂伝送ファクタf等に基づい
て、量子化回路3の量子化ステップを係数毎に制御す
る。
【0038】可変長符号化回路4は、このようにして得
られる符号データに、例えば所謂ハフマン符号化及びラ
ンレングス符号化を施して可変長符号データを生成し、
この可変長符号データをバッファメモリ17に供給す
る。
【0039】一方、逆量子化回路5は、量子化回路3か
ら供給される符号データを逆量子化し、この逆量子化処
理によって得られた8係数×8係数からなるDCT出力
データを逆DCT回路6に供給する。
【0040】逆DCT回路6は、逆量子化回路5から供
給されるDCT出力データを逆DCT変換して、例えば
フィールド内モードでは、加算回路1に入力されている
現フィールドのブロックデータと対応するブロックデー
タ、すなわち現フィールドのブロックデータに量子化歪
みが付加されたブロックデータを生成し、このブロック
データを切換スイッチ16を介してフレームメモリ回路
8に供給する。一方、フィールド間モード及びフレーム
間モードでは、加算回路1の出力に対応した差データ、
すなわち量子化歪みが付加された差データを生成し、こ
の差データを加算回路7に供給する。
【0041】加算回路7は、例えばフィールド間モード
では、逆DCT回路6から供給される差データと、動き
補償回路9から供給される動き補償済みの前フィールド
のブロックデータとを加算して、加算回路1に入力され
ている現フィールドのブロックデータと対応するブロッ
クデータ、すなわち量子化歪みが付加されたブロックデ
ータを生成し、これを切換スイッチ16を介してフレー
ムメモリ回路8に供給する。一方、フレーム間モードで
は、逆DCT回路6から供給される差データと、動き補
償回路9から供給される動き補償済みの前フレームのブ
ロックデータとを加算して、加算回路1に入力されてい
る現フィールドのブロックデータと対応するブロックデ
ータ、すなわち量子化歪みが付加されたブロックデータ
を生成し、これを切換スイッチ16を介してフレームメ
モリ回路8に供給する。
【0042】切換スイッチ16は、上述したように符号
化制御回路18によって制御され、フィールド内モード
では逆DCT回路6の出力を選択し、フィールド間モー
ド及びフレーム間モードでは加算回路7の出力を選択す
る。
【0043】フレームメモリ回路8は、切換スイッチ1
6を介してブロックデータが供給される毎に、これを取
り込んで現フィールドに対応する画像データを構築して
記憶すると共に、動き検出回路10の制御のもとに、加
算回路1に次フィールドのブロックデータが入力された
とき、記憶している画像データを前フィールドの画像デ
ータ又は前フレームの画像データとして動き検出回路1
0と動き補償回路9に供給する。
【0044】動き検出回路10は、例えば図2に示すよ
うに、上記フレームメモリ回路8に記憶されている前フ
レームの画像データから、フレーム間の動きベクトルを
検出するための各動きベクトル毎のブロックデータを生
成するオフセットブロック生成回路11aと、上記フレ
ームメモリ回路8に記憶されている前フィールドの画像
データから、フィールド間の動きベクトルを検出するた
めの各動きベクトル毎のブロックデータを生成するオフ
セットブロック生成回路11bと、上記加算回路1に入
力される現フィールドのブロックデータ(以下リファレ
ンスブロックデータという)と、このリファレンスブロ
ックデータの位置を基準として、上記オフセットブロッ
ク生成回路11aで生成された前フレームから切り出し
た各動きベクトル毎のブロックデータ(以下オフセット
ブロックデータという)との画素毎の差分を求めると共
に、それらの絶対値和を求めて、絶対値和データを生成
する複数のブロック評価回路20と、上記加算回路1に
入力されるリファレンスブロックデータと、このリファ
レンスブロックデータの位置を基準として、上記オフセ
ットブロック生成回路11bで生成された前フィールド
から切り出した各動きベクトル毎のオフセットブロック
データとの画素毎の差分を求めると共に、それらの絶対
値和を求めて、絶対値和データを生成する複数のブロッ
ク評価回路30と、上記複数のブロック評価回路20、
30からの各絶対値和データの最小値を検出し、その動
きベクトルを出力する最小値選択回路12とを備えてい
る。
【0045】そして、この動き検出回路10は、例えば
フレーム間モードでは、図3に示すように、加算回路1
に入力されるリファレンスブロックデータから、このリ
ファレンスブロックデータの位置を基準としてフレーム
メモリ回路8に記憶されている前フレームの画像データ
から切り出した各動きベクトル毎のオフセットブロック
データをそれぞれ減算し、これらの減算値に基づいて各
オフッセトブロックデータのうち、リファレンスブロッ
クデータに最も近いオフセットブロックデータの動きベ
クトルを選択して、これを動き補償回路9及び符号化回
路40に供給するようになっている。
【0046】具体的には、オフセットブロック生成回路
11aは、加算回路1に入力されるリファレンスブロッ
クデータの位置を基準としてフレームメモリ回路8に記
憶されている前フレームの画像データからリファレンス
ブロックデータに対応する各動きベクトル毎のオフセッ
トブロックデータを作り出して各ブロック評価回路20
に供給する。
【0047】一方、オフセットブロック生成回路11b
は、加算回路1に入力されるリファレンスブロックデー
タの位置を基準としてフレームメモリ回路8に記憶され
ている前フィールドの画像データからリファレンスブロ
ックデータに対応する各動きベクトル毎のオフセットブ
ロックデータを作り出して各ブロック評価回路30に供
給する。
【0048】各ブロック評価回路20は、上述の図2に
示すように、上記加算回路1に入力されるリファレンス
ブロックデータと、上記オフセットブロック生成回路1
1aから供給されるオフセットブロックデータとの差を
演算して差データを生成する加算回路21と、該加算回
路21からの差データを構成する各画素毎の値の絶対値
和を求める絶対値和回路22とそれぞれを備えており、
加算回路1に入力されるリファレンスブロックデータ
と、オフセットブロック生成回路11aから供給される
オフセットブロックデータとの差データを求めると共
に、この差データの絶対値和を求め、得られる絶対値和
データをそれぞれ最小値選択回路12に供給する。
【0049】また、各ブロック評価回路30は、同じく
図2に示すように、上記加算回路1に入力されるリファ
レンスブロックデータと、上記オフセットブロック生成
回路11bから供給されるオフセットブロックデータと
の差を演算して差データを生成する加算回路31と、該
加算回路31からの差データを構成する各画素毎の値の
絶対値和を求める絶対値和回路32とそれぞれを備えて
おり、加算回路1に入力されるリファレンスブロックデ
ータと、オフセットブロック生成回路11bから供給さ
れるオフセットブロックデータとの差データを求めると
共に、この差データの絶対値和を求め、得られる絶対値
和データをそれぞれ最小値選択回路12に供給する。す
なわち、各ブロック評価回路20は、フレーム間での絶
対値和データを求め、各ブロック評価回路30は、フィ
ールド間での絶対値和データを求める。
【0050】最小値選択回路12は、各ブロック評価回
路20、30から供給される各動きベクトル毎の絶対値
和データの値を比較して、最も値が小さい絶対値和デー
タを選択し、この絶対値和データに対応する動きベクト
ルを動き補償回路9及び符号化回路40に供給する。ま
た、このとき、選択された動きベクトルがフレーム間の
動きベクトルかフィールド間の動きベクトルかを識別す
る識別ビットを生成し、この識別ビットを符号化回路4
0及びバッファメモリ17に供給すると共に、この識別
ビットにより、上述したフィールド間モードとフレーム
間モードを切り換える制御を行う。
【0051】動き補償回路9は、動き検出回路10から
供給される動きベクトルに基づいて、フレームメモリ回
路8から供給される画像データに動き補償を施し、この
動き補償によって得られた動き補償済みのブロックデー
タを加算回路1と加算回路7に供給する。
【0052】符号化回路40は、例えば図4に示すよう
に、上記動き検出回路10からの動きベクトルを遅延す
るディレイ回路41と、上記動き検出回路10からの識
別ビットを遅延するディレイ回路42と、上記動き検出
回路10からの識別ビットと上記ディレイ回路42で遅
延された前のブロックに対する識別ビットに基づいて、
上記ディレイ回路41で遅延された前のブロックに対す
る動きベクトルの値を修正するベクトル値修正回路43
と、上記動き検出回路10からの動きベクトルから上記
ベクトル値修正回路43で修正された動きベクトルを減
算する加算回路44と、該加算回路44からの動きベク
トルの差分を可変長符号化する可変長符号化回路45と
から構成される。
【0053】そして、ディレイ回路41は、動き検出回
路10から供給される動きベクトルを、次のブロックに
対する動きベクトルが供給されるまで遅延し、ディレイ
回路42は、動き検出回路10から供給される識別ビッ
トを、次のブロックに対する識別ビットが供給されるま
で遅延する。
【0054】ベクトル値修正回路43は、動き検出回路
10及びディレイ回路42から供給される前後のブロッ
クに対する各識別ビットに基づいて、ディレイ回路41
で遅延された動きベクトルの値を、フレーム間モードか
らフィールド間モードに切り換わったときには1/2倍
し、フィールド間モードからフレーム間モードに切り換
わったときには2倍し、その他のときには値をそのまま
にして、加算回路44に供給する。具体的には、例えば
図5に示すように、処理#1、#2、#5がフレーム間
モードであり、処理#3、#4がフィールド間モードで
あり、それぞれの処理における動きベクトルが「3.
0」、「3.5」、「1.5」、「2.0」、「4.
0」と検出されると、ベクトル値修正回路43は、処理
#1と処理#2では、動作モードの変化がないことから
ベクトル値「3.0」をそのまま出力し、処理#2と処
理#3では、フレーム間モードからフィールド間モード
に切り換わっていることから、ベクトル値「3.5」を
1/2倍にすると共に、その端数を切り捨てて「1.
5」を出力し、処理#3と処理#4では、動作モードの
変化がないことからベクトル値「1.5」をそのまま出
力し、処理#4と処理#5では、フィールド間モードか
らフレーム間モードに切り換わっていることから、ベク
トル値「2.0」を2倍にして「4.0」を出力する。
【0055】加算回路44は、ベクトル値修正回路43
で修正された動きベクトルを、動き検出回路10から供
給される現ブロックに対する動きベクトルから減算し、
得られる動きベクトルの前後の差分を可変長符号化回路
45に供給する。具体的には、上述の図5に示すよう
に、動き検出回路10から処理#2に対する動きベクト
ル「3.5」が供給されると、差分「0.5(=3.5
−3.0)」を出力し、処理#3に対する動きベクトル
「1.5」が供給されると、差分「0.0(=1.5−
3.5/2)」を出力し、処理#4に対する動きベクト
ル「2.0」が供給されると、差分「0.5(=2.0
−1.5)」を出力し、処理#5に対する動きベクトル
「4.0」が供給されると、差分「0.0(=4.0−
2.0×2)」を出力する。すなわち、従来の技術で述
べたように、同じ動きに対してはフレーム間の動きベク
トルがフィールド間の動きベクトルに比して2倍の値と
なることから、上述のようにフレーム間モードからフィ
ールド間モードに切り換わったときには1/2倍し、フ
ィールド間モードからフレーム間モードに切り換わった
ときには2倍して、処理の順序における前後の動きベク
トルの差分を求めることにより、従来の装置のように単
純に前後の動きベクトルの差分を求めるのに比して、動
きベクトルの差分の値を小さくすることができる。例え
ば処理の順序における前後のブロックで同じ量の動きが
あったとき、動きベクトルの差分は「0」となる。な
お、上述では、動きベクトルを1/2倍するときに端数
を切り捨てているが、切り上げるようにしてもよい。
【0056】可変長符号化回路45は、加算回路44か
ら供給される動きベクトルの差分を可変長符号化して、
符号化動きベクトルを生成し、この符号化動きベクトル
をバッファメモリ17に供給する。したがって、上述の
ように動きベクトルの差分が従来の装置に比して小さく
することができることから、符号化動きベクトルの情報
量(データ発生量)を少なくすることができる。換言す
ると、動きベクトルに対する符号化効率を向上させるこ
とができ、全体の符号化効率も向上させることができ
る。
【0057】バッファメモリ17は、可変長符号化回路
4からの可変長符号データと、符号化回路40からの符
号化動きベクトル、識別ビットとを一旦記憶し、一定レ
ートで読み出すことにより、可変長符号データの平滑化
を行う。そして、バッファメモリ17から出力された可
変長符号データに、動作モード、クリティカリティm、
伝送ファクタf、誤り訂正符号、音声データ等が多重化
され、所定のチャンネルフレーム構成で伝送される。こ
の結果、例えば水平・垂直ブランキング期間を除いた有
効画素のソースビットレートが約170Mbpsである
所謂4:2:2コンポーネントテレビ信号が32〜45
Mbpsに圧縮されて伝送される。
【0058】つぎに、本発明を適用した画像復号化装置
について説明する。図6は、本発明を適用した画像復号
化装置の回路構成を示すブロック図であり、図7は、こ
の画像復号化装置の要部の具体的な回路構成を示すブロ
ック図である。
【0059】画像復号化装置は、図6に示すように、受
信される可変長符号データを復号化して符号データを再
生する可変長復号化回路61と、該可変長復号化回路6
1からの符号データを逆量子化してDCT出力データを
再生する逆量子化回路62と、該逆量子化回路62から
のDCT出力データを逆DCT変換して現フィールドの
ブロックデータ又は差データを再生する逆DCT回路6
3と、該逆DCT回路63からの差データと、動き補償
を施した前フィールドのブロックデータ又は動き補償を
施した前フレームの対応するフィールド(前フレーム)
のブロックデータを加算して現フィールドのブロックデ
ータを再生する加算回路64と、上記逆DCT回路63
又は加算回路64からの現フィールドのブロックデータ
を切り換え選択する切換スイッチ65と、該切換スイッ
チ65で選択された現フィールドのブロックデータを記
憶すると共に、上記加算回路64に次フィールドのブロ
ックデータが供給されたとき、記憶している画像データ
を前フィールド又は前フレームの画像データとして出力
するフレームメモリ回路66と、該フレームメモリ回路
66からの前フィールド又は前フレームの画像データに
対し動き補償を施して動き補償済みのブロックデータを
生成し、これを上記加算回路64に供給する動き補償回
路67と、受信される符号化動きベクトルと識別ビット
に基づいて、動きベクトルを再生し、この動きベクトル
を上記動き補償回路67に供給する復号化回路70とを
備える。
【0060】そして、可変長復号化回路61は、受信さ
れる可変長符号データを復号化して符号データを再生す
る。
【0061】逆量子化回路62は、受信されるクリティ
カリティm、伝送ファクタf等に基づいて、可変長復号
化回路61から供給される符号データを逆量子化して、
8係数×8係数からなるDCT出力データを再生する。
【0062】逆DCT回路63は、逆量子化回路62か
ら供給されるDCT出力データを逆DCT変換して、フ
ィールド内モードでは現フィールドのブロックデータ
(フィールド内の画素値)を再生し、フィールド間モー
ド又はフレーム間モードでは、差データ(動き補償フィ
ールド間予測誤差値又は動き補償フレーム間予測誤差
値)を再生する。
【0063】加算回路64は、逆DCT回路63から供
給される差データと、動き補償回路67から供給される
動き補償済みの前フィールのブロックデータ又は動き補
償済みの前フレームブロックデータを加算して、現フィ
ールドのブロックデータを再生する。
【0064】切換スイッチ65は、受信される動作モー
ドに従って制御され、フィールド内モードではINTR
A側に、フィールド間モード及びフレーム間モードでは
INTER側に切り換わり、フィールド内モードでは逆
DCT回路63で再生された現フィールドのブロックデ
ータを選択し、フィールド間モード及びフレーム間モー
ドでは加算回路64で再生された現フィールドのブロッ
クデータを選択して、選択した現フィールドのブロック
データを出力する。
【0065】また、これらの動作と並行して、フレーム
メモリ66は、切換スイッチ65を介してブロックデー
タが供給される毎に、これを取り込んで現フィールドに
対応する画像データを構築して記憶すると共に、動き検
出回路70の制御のもとに、加算回路64に次フィール
ドのブロックデータが入力されたとき、記憶している画
像データを前フィールドの画像データ又は前フレームの
画像データとして出力する。
【0066】復号化回路70は、例えば図7に示すよう
に、受信される符号化動きベクトルを可変長復号化し
て、動きベクトルの差分を再生する可変長復号化回路7
1と、上記可変長復号化回路71からの動きベクトルの
差分と、修正された前のブロックに対する動きベクトル
とを加算する加算回路72と、該加算回路72で再生さ
れた現ブロックに対する動きベクトルを遅延して、加算
回路72に次ブロックに対する動きベクトルの差分が供
給されたとき、前ブロックに対する動きベクトルとして
出力するディレイ回路73と、受信される識別ビットを
遅延するディレイ回路74と、受信される現ブロックに
対する識別ビットと、上記ディレイ回路74で遅延され
た前のブロックに対する識別ビットとに基づいて上記デ
ィレイ回路73で遅延された動きベクトルの値を修正
し、修正した動きベクトルを上記加算回路72に供給す
るベクトル値修正回路75とから構成される。
【0067】そして、可変長復号化回路71は、画像符
号化装置から供給される符号化動きベクトルを可変長復
号化して、動きベクトルの前後のブロック間の差分を再
生し、再生した動きベクトルの差分を加算回路72に供
給する。
【0068】一方、ディレイ回路74は、受信される識
別ビットを、次のブロックに対する識別ビットが供給さ
れるまで遅延する。
【0069】ベクトル値修正回路75は、受信される識
別ビットとディレイ回路74から供給される識別ビッ
ト、すなわち前後のブロックに対する各識別ビットに基
づいて、ディレイ回路73で遅延された動きベクトルの
値を、フレーム間モードからフィールド間モードに切り
換わったときには1/2倍し、フィールド間モードから
フレーム間モードに切り換わったときには2倍し、その
他のときには値をそのままにして、加算回路72に供給
する。
【0070】加算回路72は、可変長復号化回路71か
ら供給される動きベクトルの差分と、ベクトル値修正回
路75で修正された前のブロックに対する動きベクトル
とを加算して、現ブロックに対する動きベクトルを再生
する。
【0071】かくして、この復号化回路70は、上述の
図4に示す符号化回路40での動きベクトルの符号化に
対応する復号化を行い、各ブロックに対する動きベクト
ルを再生し、再生した動きベクトルを動き補償回路67
に供給する。
【0072】動き補償回路67は、復号化回路70から
供給される動きベクトルに基づいて、フレームメモリ回
路66から供給される画像データに動き補償を施し、こ
の動き補償によって得られた動き補償済みのブロックデ
ータを、上述したように加算回路64に供給する。
【0073】そして、上述した動作を繰り返することに
より、元の画像データをブロック単位で再生する。
【0074】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、例えば、動きベクトルの検出は上述の図
2に示す回路構成の動き検出回路10に限らず、加算回
路21、31からの差データにDCT変換処理、量子化
処理を施して絶対値和データを求めるようにしてもよ
い。また、例えば、上述の実施例では予測符号化した
後、得られる予測誤差値をDCT変換しているが、予測
誤差値をそのまま伝送したり、予測誤差値を所謂ストラ
スト変換、ハール変換等を用いて変換符号化して伝送す
るようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明で
は、符号化の際に、フレーム間動き補償モードからフィ
ールド間動き補償モードに切り換えるときにフレーム間
の動きベクトルを1/2倍し、フィールド間動き補償モ
ードからフレーム間動き補償モードに切り換えるときに
フィールド間の動きベクトルを2倍して、動きベクトル
の差分を求め、この動きベクトルの差分を、フィールド
間動き補償とフレーム間動き補償を適応的に切り換え
て、画像データを予測符号化した符号化データと共に出
力し、復号化の際に、受信される識別ビットに基づい
て、フレーム間動き補償モードからフィールド間動き補
償モードに切り換わるときに、前に再生されたフレーム
間の動きベクトルを1/2倍し、フィールド間動き補償
モードからフレーム間動き補償モードに切り換わるとき
に、前に再生されたフィールド間の動きベクトルを2倍
し、修正された動きベクトルと動きベクトルの差分を加
算して、フィールド間の動きベクトル又はフレーム間の
動きベクトルを再生し、再生された動きベクトルを用い
て符号化データを予測復号化して、画像データを再生す
ることにより、動きベクトルの差分を従来の装置に比し
て小さくすることができ、動きベクトルに対する符号化
効率を向上させることができる。換言すると、全体の符
号化効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像符号化装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】上記画像符号化装置を構成する動き検出回路の
具体的な回路構成を示すブロック図である。
【図3】上記動き検出回路の動作を説明するためのフレ
ーム間のブロックデータの関係を示す図である。
【図4】上記画像符号化装置を構成する符号化回路の具
体的な回路構成を示すブロック図である。
【図5】上記符号化回路の動作を説明するための動きベ
クトルの具体例である。
【図6】本発明を適用した画像復号化装置の具体的な回
路構成を示すブロック図である。
【図7】上記画像復号化装置を構成する復号化回路の具
体的な回路構成を示すブロック図である。
【図8】従来の画像符号化装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】上記従来の画像符号化装置を構成する符号化回
路の回路構成を示すブロック図である。
【図10】フィールド間の動きベクトルとフレーム間の
動きベクトルの関係を示す図である。
【符号の説明】
1・・・加算回路 2・・・DCT回路 3・・・量子化回路 5・・・逆量子化回路 6・・・逆DCT回路 7・・・加算回路 8・・・フレームメモリ回路 9・・・動き補償回路 10・・・動き検出回路 40・・・符号化回路 43・・・ベクトル値修正回路 44・・・加算回路 45・・・可変長符号化回路 62・・・逆量子化回路 63・・・逆DCT回路 64・・・加算回路 66・・・フレームメモリ回路 67・・・動き補償回路 70・・・復号化回路 71・・・可変長復号化回路 72・・・加算回路 75・・・ベクトル値修正回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド間の動きベクトルとフレーム
    間の動きベクトルを検出し、フィールド間動き補償とフ
    レーム間動き補償を適応的に切り換えて、画像データを
    予測符号化して符号化データを生成し、該符号化データ
    を出力すると共に、動きベクトルの差分を出力する予測
    符号化方法であって、 フレーム間動き補償モードからフィールド間動き補償モ
    ードに切り換えるときにフレーム間の動きベクトルを1
    /2倍し、フィールド間動き補償モードからフレーム間
    動き補償モードに切り換えるときにフィールド間の動き
    ベクトルを2倍して、上記動きベクトルの差分を求める
    ことを特徴とする予測符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の予測符号化方法によ
    り生成された符号化データ、動きベクトルの差分及びフ
    ィールド間動き補償モードとフレーム間動き補償モード
    を識別する識別ビットが供給され、 上記識別ビットに基づいて、フレーム間動き補償モード
    からフィールド間動き補償モードに切り換わるときに、
    前に再生されたフレーム間の動きベクトルを1/2倍
    し、フィールド間動き補償モードからフレーム間動き補
    償モードに切り換わるときに、前に再生されたフィール
    ド間の動きベクトルを2倍し、 該修正された動きベクトルと上記動きベクトルの差分を
    加算して、フィールド間の動きベクトル又はフレーム間
    の動きベクトルを再生し、 該再生された動きベクトルを用いて上記符号化データを
    復号化して、画像データを再生することを特徴とする予
    測復号化方法。
  3. 【請求項3】 フィールド間の動きベクトルとフレーム
    間の動きベクトルを検出し、フィールド間動き補償とフ
    レーム間動き補償を適応的に切り換えて、画像データを
    符号化して符号化データを生成し、該符号化データを出
    力すると共に、動きベクトルの差分を出力する予測符号
    化装置であって、 フレーム間動き補償モードからフィールド間動き補償モ
    ードに切り換えるときにフレーム間の動きベクトルを1
    /2倍すると共に、フィールド間動き補償モードからフ
    レーム間動き補償モードに切り換えるときにフィールド
    間の動きベクトルを2倍する乗算手段と、 該乗算手段からの修正された動きベクトルの差分を求め
    て、上記動きベクトルの差分を算出する加算手段とを備
    えることを特徴とする予測符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載の予測符号化装置から
    符号化データ、動きベクトルの差分及びフィールド間動
    き補償モードとフレーム間動き補償モードを識別する識
    別ビットが供給され、 上記識別ビットに基づいて、フレーム間動き補償モード
    からフィールド間動き補償モードに切り換わるときに、
    前に再生されたフレーム間の動きベクトルを1/2倍す
    ると共に、フィールド間動き補償モードからフレーム間
    動き補償モードに切り換わるときに、前に再生されたフ
    ィールド間の動きベクトルを2倍する乗算手段と、 該乗算手段からの修正された動きベクトルと上記動きベ
    クトルの差分を加算して、フィールド間の動きベクトル
    又はフレーム間の動きベクトルを再生する加算手段とを
    備え、 該加算手段からの動きベクトルを用いて上記符号化デー
    タを復号化して、画像データを再生することを特徴とす
    る予測復号化装置。
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