JPH06149800A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH06149800A
JPH06149800A JP4305655A JP30565592A JPH06149800A JP H06149800 A JPH06149800 A JP H06149800A JP 4305655 A JP4305655 A JP 4305655A JP 30565592 A JP30565592 A JP 30565592A JP H06149800 A JPH06149800 A JP H06149800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beat
character string
beats
original song
candidate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4305655A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozue Tamemizu
こずえ 為水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP4305655A priority Critical patent/JPH06149800A/ja
Publication of JPH06149800A publication Critical patent/JPH06149800A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歌詞を入力して形態素解析し、品詞情報、意
味情報を抽出条件とし、さらに拍数を調整することによ
り、元歌の拍数に合わせた替え歌を容易に作成できる文
書処理装置を提供すること。 【構成】 歌詞を入力すると、辞書を使って形態素解析
し、各単語の読み、品詞情報、意味情報を得る。前述の
読みから拍数をカウントし、替え歌用の言葉を選ぶため
の条件とする。意味情報から特定の意味情報を持ち、拍
数が適当である単語を抽出し替え歌候補として表示す
る。拍数が足りない語をどうしても入れたい場合には、
品詞情報から文脈に適合してかつ拍数を埋めることので
きる単語を抽出・追加して候補とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は元歌の歌詞である文字列
を、形態素解析し、拍数を抽出して替え歌を作成する文
書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書処理装置は、複数の単語がそ
れぞれの品詞情報、意味情報とともに登録されている辞
書を持ち、この内容を用いてある単語の意味情報から同
意味の単語を抽出し、品詞情報から文脈に適する形にし
て表示するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の文書処理装置では、替え歌を作成するた
めに必要な元歌との拍数の適合性を考慮しておらず、抽
出された単語では歌いにくい場合があるという問題点が
あった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、元歌の歌詞である
文字列を形態素解析し、さらに拍数を調整した候補を表
示することにより元歌との拍数の適合性を考慮した、歌
いやすく、作りやすい替え歌作成用の文書処理装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の文書処理装置は、歌詞などの文字列を入力す
る入力手段1と、複数の単語がそれぞれの表記、読み、
品詞情報、意味情報とともに登録されている辞書3と、
この辞書3に登録されている内容を用いて、上記入力手
段1によって入力された上記文字列を解析する形態素解
析手段2と、上記文字列等を表示する表示手段7とを備
えた文書処理装置において、上記形態素解析手段2によ
って解析された上記文字列の中から拍数をカウントする
拍数カウント手段4と、上記形態素解析手段2によって
解析された上記文字列の中から、品詞情報および意味情
報を抽出条件とし、辞書内の単語を候補として抽出する
候補単語抽出手段5と、前記入力装置から入力された元
歌の歌詞と前記候補単語抽出手段5から抽出された候補
単語の拍数を比較し、調整する拍数調整手段6とを備え
ている。
【0006】
【作用】上記構成を有する本発明の文書処理装置におい
て、入力手段1により元歌の歌詞が入力されると、形態
素解析手段2により該文字列を解析し、この解析結果を
もとにして拍数をカウントする。同時に、解析結果から
候補単語抽出手段5により意味情報の類似する語を品詞
情報により文脈に適した形にして辞書から抽出し、同様
に拍数をカウントし、拍数調整手段6により元歌の拍数
と抽出単語の拍数を比較して元歌に合うように調整して
候補を表示する。従って、言葉のつながりとともに拍数
も適合する歌いやすい替え歌が簡単にできる文書処理装
置を提供する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図2は本実施例の文書処理装置の構成を示
すブロック図である。文書処理装置は、入力装置10
と、CRTなどの表示装置20と、作成した替え歌の保
存などに使用する補助記憶装置40と、制御装置30と
から構成されている。制御装置30は、全体的プログラ
ムを制御するCPU31と、ここでの制御処理プログラ
ムが記憶されるROM32と、ワーキング用のRAM3
3と、入力装置10・表示装置20・補助記憶装置40
とCPU31とのデータ交換のための入出力インターフ
ェース(I/O)34と、バスライン35とを備えてい
る。入力装置10、表示装置20、補助記憶装置40は
(I/O)34で制御装置30と接続している。また、
制御装置30内の、ROM32と、RAM33と、(I
/O)34とはバスライン35により、全体的プログラ
ムを制御するCPU31と接続している。ROM32中
には辞書32aが記憶されている。RAM33中には解
析結果保存領域33aが存在する。
【0009】図3は辞書32aの構成例である。入力文
字列と比較するための〈表記〉、拍数カウント処理のた
めに使用する〈読み〉、文脈に適する形にするために使
用する〈品詞情報〉、意味に着目した単語を抽出するた
めに使用する〈意味情報〉から構成される。〈品詞情
報〉中の(活)は活用語であることを示す。
【0010】図4のフローチャートと図3を参照して、
本実施例の形態素解析処理を説明する。文字列「山道」
を入力して(S10)、形態素解析処理をする(S2
0)。辞書32aを検索し(S21)、表記とマッチン
グをする(S22)。辞書32a中に入力文字列と同じ
「山道」が存在すると(S23;Y)、当該レコードの
読み「やまみち」品詞「名詞」意味「道」を解析結果保
存領域33aに保存する(S24)。辞書32a中に入
力文字列と同じ表記語が存在しない場合は(S23;
N)処理をやりなおす。
【0011】次に拍数カウント処理を図5で説明する。
拍数のカウントは、まず形態素解析処理によってS24
で保存済みの読み文字列を入力する(S400)。たと
えば読み文字列「あたっしゅけーす」を入力する。カウ
ント数N=0とし(S401)、先頭にポインタをセッ
トする(S402)。「あ」は大きい文字であるので
(S403;Y)、1文字=1拍とし(S406)、カ
ウント数N=N+1すなわち0+1で「1」とする(S
407)。ポインタを1文字後方にずらして(S41
0)、文字列があるかどうかをチェックし(S41
1)、同様に読みの1文字ずつのチェックをする。次の
文字「た」は前回と同じ処理となり、N=2を得る。続
く「っ」の場合は、大きい文字でなく(S403;
N)、「ー(長音)」でもないが(S404;N)、日
本語では促音「っ」を1拍と数えるので(S405;
Y)1文字=1拍で(S406)、N=3となる(S4
07)。以下、処理を進めていく。
【0012】「ゅ」の場合は、大きい文字でなく(S4
03;N)、「ー(長音)」でもなく(S404;
N)、「っ(促音)」でもない(S405;N)。よっ
て1文字=0拍となる(S408)。「あ」「た」
「っ」「し」をそれぞれ1拍ずつ数えたので、「ゅ」を
0拍と数えると、ここまででN=4となる。処理を続け
ていき、文字がなくなると(S411;N)拍数カウン
ト処理を完了する。このようにして「あたっしゅけー
す」は7拍であることがカウントできる。
【0013】実際に替え歌を作成する場合を説明する。
図8において、元歌「日暮れの山道細い道」に対して替
え歌が「都会の〜混んだ道」が作成済みであったとす
る。元歌の「山道」に対応する「〜」の候補抽出処理を
説明する。まず、「山道」を入力すると、既に形態素解
析処理で説明したように、読み「やまみち」品詞「名
詞」意味「道」が解析結果保存領域33aに保存されて
いるので(図4;S24)、拍数カウント処理で「山
道」拍数は読み「やまみち」から4拍であることがわか
る(図5)。
【0014】図6を参照して、候補単語抽出処理を説明
する。「山道」の意味情報が「道」であるので(図
3)、「道」の意味情報を持つ単語を検索する(S5
0)。まず、意味を「道」と指定すると(S51)、辞
書を検索する(S52)。該当する候補「高速道路(こ
うそくどうろ)」「自動車道(じどうしゃどう)」「裏
街道(うらかいどう)」「往来(おうらい)」「街道
(かいどう)」「小道(こみち)」を抽出する(S5
3)。文脈にあった候補にするため、品詞のチェックを
し(S54)、活用がある場合には(S55;Y)、該
当する活用形にする(S56)。活用が無い場合は(S
55;N)次の処理に進む。抽出された単語の拍数を前
述の拍数カウント処理と同様にカウントし(S57)、
候補単語の拍数nを得る(S58)。入力文字列「山
道」の拍数Nは4であるので、4とnを比較しn=4な
らば(S59;Y)、候補として表示する(S70)。
n=4でないならば(S59;N)拍数調整処理に進む
(S60)。ここでn=4である候補「往来」「街道」
を候補単語として表示する。
【0015】図7で拍数調整処理を説明する。入力語が
「小田原提灯(おだわらちょうちん)」である場合、拍
数N=8である。ここに、替え歌で「アタッシュケー
ス」という拍数n=7の語を入れる場合を説明する。N
−n>0(8−7=1>0)であるので(S61;
Y)、足りない拍を補足するため単語追加処理をする場
合は(S62;Y)、(N−n)拍語すなわち1拍語
で、「アタッシュケース」と「ぶらさげて」の間に接続
可能である品詞を抽出する。抽出された助詞「を」
「は」「も」を候補として表示する(S70)。ユーザ
ーはこのなかから、たとえば「を」選択すると、元歌
「小田原提灯ぶらさげて」に対して替え歌「アタッシュ
ケースをぶらさげて」ができる。こうして、意味と拍数
の適合した替え歌が作成できる。拍数調整手段を実行し
ないとき(S60;N)、N−n<0すなわち替え歌の
方が元歌よりも拍数が多いとき(S61;N)および単
語追加処理をしない時は(S62;N)、そのまま処理
を終了する。
【0016】なお、本実施例では文字列だけを列挙して
説明したが、楽譜も同時に表示して、言葉と音があわせ
やすいようにしてもよい。また、歌詞中の人の名前を替
える場合には、品詞「人名」の部分を自動的に選択して
名前が入力できるようにし、「さちこさん(5拍)」を
「さっちゃん(4拍)」にするなど、拍数の調整ができ
るようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の文書処理装置は、歌詞を入力すると辞書を使って
形態素解析し、品詞情報、意味情報および拍数調整処理
により替え歌の候補とする文字列を抽出するので、言葉
のつながりとともに拍数も適合する候補を生成する。従
って、歌いやすい替え歌が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の文書処理装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】その辞書構成例を示す図である。
【図4】本実施例における形態素解析処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】本実施例における拍数カウント処理手順を示す
フローチャートである。
【図6】本実施例の候補単語抽出処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】本実施例の拍数調整処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】替え歌作成場面を示す図である。
【符号の説明】 1 入力手段 2 形態素解析手段 3 辞書 4 拍数カウント手段 5 候補単語抽出手段 6 拍数調整手段 7 表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歌詞などの文字列を入力する入力手段
    と、複数の単語がそれぞれの表記、読み、品詞情報、意
    味情報とともに登録されている辞書と、この辞書に登録
    されている内容を用いて、上記入力手段によって入力さ
    れた上記文字列を解析する形態素解析手段と、上記文字
    列等を表示する表示手段とを備えた文書処理装置におい
    て、 上記形態素解析手段によって解析された上記文字列の中
    から拍数をカウントする拍数カウント手段と、 上記形態素解析手段によって解析された上記文字列の中
    から、品詞情報および意味情報を抽出条件とし、辞書内
    の単語を候補として抽出する候補単語抽出手段と、 前記入力手段により入力された元歌の歌詞と前記候補単
    語抽出手段から抽出された候補単語の拍数を比較し、調
    整する拍数調整手段とを備えたことを特徴とする文書処
    理装置。
JP4305655A 1992-11-16 1992-11-16 文書処理装置 Pending JPH06149800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4305655A JPH06149800A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 文書処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4305655A JPH06149800A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 文書処理装置

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JPH06149800A true JPH06149800A (ja) 1994-05-31

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ID=17947753

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JP4305655A Pending JPH06149800A (ja) 1992-11-16 1992-11-16 文書処理装置

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JP (1) JPH06149800A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1026991A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Brother Ind Ltd 楽音再生装置
US7495164B2 (en) 2000-04-25 2009-02-24 Yamaha Corporation Aid for composing words of song
JP2011017987A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Brother Industries Ltd データ集配システム,通信カラオケシステム
JP2014191496A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Xing Inc 歌詞置換サーバ、カラオケ装置、及び歌詞置換プログラム

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