JPH0614797A - 光学活性2−アリールプロピオン酸及びそのエステルの製造方法 - Google Patents
光学活性2−アリールプロピオン酸及びそのエステルの製造方法Info
- Publication number
- JPH0614797A JPH0614797A JP4197899A JP19789992A JPH0614797A JP H0614797 A JPH0614797 A JP H0614797A JP 4197899 A JP4197899 A JP 4197899A JP 19789992 A JP19789992 A JP 19789992A JP H0614797 A JPH0614797 A JP H0614797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- optically active
- enzyme
- ester
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い光学純度を持つ光学活性2−アリールプ
ロピオン酸化合物を効率よく製造する。 【構成】 光学活性2−アリールプロピオン酸エステル
又はその塩の両鏡像体の混合物にクレブシエラ属の微生
物由来の酵素を作用させて光学選択的に加水分解させ
る。
ロピオン酸化合物を効率よく製造する。 【構成】 光学活性2−アリールプロピオン酸エステル
又はその塩の両鏡像体の混合物にクレブシエラ属の微生
物由来の酵素を作用させて光学選択的に加水分解させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学活性な2−アリー
ルプロピオン酸及びその対掌体エステルの製造方法に関
するものである。
ルプロピオン酸及びその対掌体エステルの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、数多くの薬理作用を有する化合物
が立体異性体の混合物として実用に供されてきている。
しかし、多くの場合、望ましい活性は、一方の立体異性
体のみに存在し、さらに、不必要な方の立体異性体が、
しばしば毒性を有することが知られてきている。したが
って、有効かつ安全な医薬の提供のために、立体化学的
に純粋な化合物の提供が強く望まれている。2−アリー
ルプロピオン酸系の化合物は広く消炎鎮痛剤として用い
られているが、多くはラセミ混合物として供給されてお
り、上記の理由により、光学的に純粋な化合物及びその
製造のための光学活性な原料の供給が強く望まれること
となった。従来、光学活性な2−アリールプロピオン酸
又はそのエステルの製造方法としては、不斉合成による
方法や、ラセミ体よりジアステレオマー塩を経て分割す
る方法が知られているが、近年、酵素の立体選択的触媒
反応を利用した合成又は分割方法が開発されている。こ
れらの方法としては、2−アリールプロピオン酸のエス
テルをバチルス属、シュードモナス属、アースロバクタ
ー属、ムコール属等の微生物由来の酵素で光学選択的に
加水分解することにより相当する光学活性な酸を得る方
法(特開昭63−45234号公報)等が知られてい
る。しかし、従来用いられている酵素は当該基質にたい
して充分な光学選択性及び活性を持たないため、実際
的、工業的に応用する際、有利な方法とは言えなかっ
た。
が立体異性体の混合物として実用に供されてきている。
しかし、多くの場合、望ましい活性は、一方の立体異性
体のみに存在し、さらに、不必要な方の立体異性体が、
しばしば毒性を有することが知られてきている。したが
って、有効かつ安全な医薬の提供のために、立体化学的
に純粋な化合物の提供が強く望まれている。2−アリー
ルプロピオン酸系の化合物は広く消炎鎮痛剤として用い
られているが、多くはラセミ混合物として供給されてお
り、上記の理由により、光学的に純粋な化合物及びその
製造のための光学活性な原料の供給が強く望まれること
となった。従来、光学活性な2−アリールプロピオン酸
又はそのエステルの製造方法としては、不斉合成による
方法や、ラセミ体よりジアステレオマー塩を経て分割す
る方法が知られているが、近年、酵素の立体選択的触媒
反応を利用した合成又は分割方法が開発されている。こ
れらの方法としては、2−アリールプロピオン酸のエス
テルをバチルス属、シュードモナス属、アースロバクタ
ー属、ムコール属等の微生物由来の酵素で光学選択的に
加水分解することにより相当する光学活性な酸を得る方
法(特開昭63−45234号公報)等が知られてい
る。しかし、従来用いられている酵素は当該基質にたい
して充分な光学選択性及び活性を持たないため、実際
的、工業的に応用する際、有利な方法とは言えなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2−アリー
ルプロピオン酸系の化合物に対して高い活性と、高い光
学選択性を合わせ持つ酵素を用い、効率良く光学活性な
2−アリールプロピオン酸又はそのエステルを得る、実
際的かつ工業的製法を提供することを目的とする。
ルプロピオン酸系の化合物に対して高い活性と、高い光
学選択性を合わせ持つ酵素を用い、効率良く光学活性な
2−アリールプロピオン酸又はそのエステルを得る、実
際的かつ工業的製法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、酵素とし
てクレブシエラ属、特にクレブシエラ・オキシトカに属
する微生物に由来する酵素が、2−アリールプロピオン
酸系のエステル化合物群に対し、高い加水分解反応性と
高い光学選択性を有する事を見いだし、本発明を完成す
るに至った。
てクレブシエラ属、特にクレブシエラ・オキシトカに属
する微生物に由来する酵素が、2−アリールプロピオン
酸系のエステル化合物群に対し、高い加水分解反応性と
高い光学選択性を有する事を見いだし、本発明を完成す
るに至った。
【0005】すなわち、本発明は一般式I
【0006】
【化3】
【0007】(式中R1 はハロゲン、直鎖又は分枝低級
アルキル基、アミノ基、ニトロ基もしくは置換基として
低級アルキル基を有するか有しないチエニル基を表わ
し、R2は置換基として4級アミノ基又はその塩、低級
アルコキシ基、オキシスルフォニル基又はその塩及びハ
ロゲンからなる群から選ばれた基を有するか有しない低
級アルキル基を表わし、*は活性中心を表わす)で表わ
される光学活性2−アリールプロピオン酸エステル又は
その塩の両鏡像体の混合物にクレブシエラ属に属する微
生物由来の酵素を作用させ、光学選択的に加水分解させ
る事を特徴とする一般式II
アルキル基、アミノ基、ニトロ基もしくは置換基として
低級アルキル基を有するか有しないチエニル基を表わ
し、R2は置換基として4級アミノ基又はその塩、低級
アルコキシ基、オキシスルフォニル基又はその塩及びハ
ロゲンからなる群から選ばれた基を有するか有しない低
級アルキル基を表わし、*は活性中心を表わす)で表わ
される光学活性2−アリールプロピオン酸エステル又は
その塩の両鏡像体の混合物にクレブシエラ属に属する微
生物由来の酵素を作用させ、光学選択的に加水分解させ
る事を特徴とする一般式II
【0008】
【化4】
【0009】(式中R1 は前記と同意義を有し、*は活
性中心を表わす)で表わされる光学活性2−アリールプ
ロピオン酸及びその対掌体エステルの製造法である。
性中心を表わす)で表わされる光学活性2−アリールプ
ロピオン酸及びその対掌体エステルの製造法である。
【0010】なお、本発明方法の実施にあたり使用され
る酵素はクレブシエラ属に属する微生物由来の上記の光
学選択的加水分解活性を有する酵素であれば任意のもの
でよいが、特にクレブシエラ・オキシトカ(Klebsiella
oxytoca )に属する微生物、就中、クレブシエラ・オ
キシトカSNSM−87株(微工研菌寄第12953号)の
生産するエステル分解酵素を用いるのが好ましい。な
お、かかるエステル分解酵素及びその製造方法の詳細は
同一出願人の同日付の「新規エステル分解酵素Aおよび
その製造方法」なる名称の特許出願(整理番号1009
2029)明細書に記載のとおりである。なお、本発明
方法の実施にあたっては該酵素は、前記微生物の菌体又
はその培養物に含まれた形で、又は培養物より採取した
酵素として用いることができる。
る酵素はクレブシエラ属に属する微生物由来の上記の光
学選択的加水分解活性を有する酵素であれば任意のもの
でよいが、特にクレブシエラ・オキシトカ(Klebsiella
oxytoca )に属する微生物、就中、クレブシエラ・オ
キシトカSNSM−87株(微工研菌寄第12953号)の
生産するエステル分解酵素を用いるのが好ましい。な
お、かかるエステル分解酵素及びその製造方法の詳細は
同一出願人の同日付の「新規エステル分解酵素Aおよび
その製造方法」なる名称の特許出願(整理番号1009
2029)明細書に記載のとおりである。なお、本発明
方法の実施にあたっては該酵素は、前記微生物の菌体又
はその培養物に含まれた形で、又は培養物より採取した
酵素として用いることができる。
【0011】本発明における酵素反応の基質となる前記
一般式Iで示される光学活性2−アリールプロピオン酸
エステル又はその塩の両鏡像体の混合物は、公知の方法
により容易に合成することができる。例えば、光学活性
2−アリールプロピオン酸のラセミ混合物にチオニルハ
ライドを作用させ、酸ハライドとした後、塩基触媒の存
在下、アルコールを作用させエステル化する方法、ラセ
ミ酸とアルコールを濃硫酸、D.C.C.(1,3−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド)などの脱水縮合剤の存
在下、脱水縮合させる方法、コリン等のアミノアルコー
ルとラセミ酸を酸触媒存在下脱水縮合させる方法、ラセ
ミ酸のグリコールエステルにクロルスルホン酸等のスル
ホン化剤を作用させ、末端スルホキシ基を有するアルキ
ルエステルを得る方法等を例示することができる。
一般式Iで示される光学活性2−アリールプロピオン酸
エステル又はその塩の両鏡像体の混合物は、公知の方法
により容易に合成することができる。例えば、光学活性
2−アリールプロピオン酸のラセミ混合物にチオニルハ
ライドを作用させ、酸ハライドとした後、塩基触媒の存
在下、アルコールを作用させエステル化する方法、ラセ
ミ酸とアルコールを濃硫酸、D.C.C.(1,3−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド)などの脱水縮合剤の存
在下、脱水縮合させる方法、コリン等のアミノアルコー
ルとラセミ酸を酸触媒存在下脱水縮合させる方法、ラセ
ミ酸のグリコールエステルにクロルスルホン酸等のスル
ホン化剤を作用させ、末端スルホキシ基を有するアルキ
ルエステルを得る方法等を例示することができる。
【0012】本発明の反応は該2−アリールプロピオン
酸エステル又はその塩の両鏡像体混合物を前記酵素を含
む菌体またはその培養物、又は培養物より採取した酵素
を含有する水又は緩衝液に添加し、撹拌することによっ
て行う。このときの反応液のpHは3〜11、好ましく
は6〜10である。反応進行中にアルカリを適宜滴下
し、生成した酸を中和することでpHを一定に保つこと
もできる。反応温度は10℃〜100℃、好ましくは2
0℃〜90℃が適当である。反応終了後、生成した光学
活性2−アリールプロピオン酸と未反応2−アリールプ
ロピオン酸エステルとを溶媒抽出法、結晶析出法、カラ
ムクロマトグラフ法などの通常用いられる分離操作で分
取する。分取した光学活性2−アリールプロピオン酸
は、再結晶などの通常の精製工程をへて、さらに高化学
純度、高光学純度品とすることもできる。また分取した
未反応光学活性2−アリールプロピオン酸エステルは常
法による加水分解で、上記酸の対掌体である光学活性2
−アリールプロピオン酸とすることができる。さらに上
記のエステル及び酸は強塩基等を作用させることによっ
て、容易にラセミ化させることができ、本発明方法の原
料としても再使用が可能である。
酸エステル又はその塩の両鏡像体混合物を前記酵素を含
む菌体またはその培養物、又は培養物より採取した酵素
を含有する水又は緩衝液に添加し、撹拌することによっ
て行う。このときの反応液のpHは3〜11、好ましく
は6〜10である。反応進行中にアルカリを適宜滴下
し、生成した酸を中和することでpHを一定に保つこと
もできる。反応温度は10℃〜100℃、好ましくは2
0℃〜90℃が適当である。反応終了後、生成した光学
活性2−アリールプロピオン酸と未反応2−アリールプ
ロピオン酸エステルとを溶媒抽出法、結晶析出法、カラ
ムクロマトグラフ法などの通常用いられる分離操作で分
取する。分取した光学活性2−アリールプロピオン酸
は、再結晶などの通常の精製工程をへて、さらに高化学
純度、高光学純度品とすることもできる。また分取した
未反応光学活性2−アリールプロピオン酸エステルは常
法による加水分解で、上記酸の対掌体である光学活性2
−アリールプロピオン酸とすることができる。さらに上
記のエステル及び酸は強塩基等を作用させることによっ
て、容易にラセミ化させることができ、本発明方法の原
料としても再使用が可能である。
【0013】以下、参考例および実施例で本発明を更に
詳しく説明する。
詳しく説明する。
【0014】参考例 1 菌体培養液の調製 可溶性澱粉1.0%、ポリペプトン0.5%、酵母エキ
ス0.5%、塩化ナトリウム0.5%、硫酸マグネシウ
ム0.05%、塩化マンガン0.001%、塩化カルシ
ウム0.05%、リン酸1カリウム0.2%、硫酸アン
モニウム0.2%、pH6.0からなる培地2.5リッ
トルを含む3リットル容ジャーファーメンターに、クレ
ブシエラ・オキシトカSNSM−87株(微工研菌寄第12
953号)を植菌し、37℃、120時間通気撹拌(4
00rpm)培養し、培養液を得た。
ス0.5%、塩化ナトリウム0.5%、硫酸マグネシウ
ム0.05%、塩化マンガン0.001%、塩化カルシ
ウム0.05%、リン酸1カリウム0.2%、硫酸アン
モニウム0.2%、pH6.0からなる培地2.5リッ
トルを含む3リットル容ジャーファーメンターに、クレ
ブシエラ・オキシトカSNSM−87株(微工研菌寄第12
953号)を植菌し、37℃、120時間通気撹拌(4
00rpm)培養し、培養液を得た。
【0015】参考例 2 菌体の採取 参考例1と同様の操作で得た菌体培養液から遠心分離に
よって菌体を集め、菌体湿物36gを得た。
よって菌体を集め、菌体湿物36gを得た。
【0016】参考例 3 酵素の採取 参考例1と同様の培地20リットルを含む30リットル
容ジャーファーメンターに、クレブシエラ・オキシトカ
SNSM−87株(微工研菌寄第12953号)を植菌し、
37℃、92時間通気撹拌(300rpm)培養後、培
養液から遠心分離によって菌体を集め、得られた菌体湿
物393gをリン酸1カリウム54g、EDTA・2N
a 1.5g、TritonX −100 2.8ml、塩化リ
ゾチーム1.2gを含む液3.9リットルに分散し、3
7℃、24時間放置することにより溶菌し、不溶物を遠
心分離によって除去し、上澄に35(w/v)%硫酸ア
ンモニウムを添加、溶解し、4℃で一夜放置後、遠心分
離によって塩析物を集め、5mMトリス塩酸緩衝液(p
H8.0)に塩析物を溶解し、同緩衝液に対して一夜透
析することにより脱塩後、真空凍結乾燥し、酵素粉末1
0.8gを得た。
容ジャーファーメンターに、クレブシエラ・オキシトカ
SNSM−87株(微工研菌寄第12953号)を植菌し、
37℃、92時間通気撹拌(300rpm)培養後、培
養液から遠心分離によって菌体を集め、得られた菌体湿
物393gをリン酸1カリウム54g、EDTA・2N
a 1.5g、TritonX −100 2.8ml、塩化リ
ゾチーム1.2gを含む液3.9リットルに分散し、3
7℃、24時間放置することにより溶菌し、不溶物を遠
心分離によって除去し、上澄に35(w/v)%硫酸ア
ンモニウムを添加、溶解し、4℃で一夜放置後、遠心分
離によって塩析物を集め、5mMトリス塩酸緩衝液(p
H8.0)に塩析物を溶解し、同緩衝液に対して一夜透
析することにより脱塩後、真空凍結乾燥し、酵素粉末1
0.8gを得た。
【0017】実施例 1 (S)−2−(4−ヨードフ
ェニル)プロピオン酸(以下IPPと略記する)の製造 (R,S)−2−(4−ヨードフェニル)プロピオン酸
メチル29.01g(100mmol)、上記参考例3
で調製した酵素2.0gを0.3M リン酸カリ緩衝液
100mlに加えた(pH8)。反応液を35℃で、2
4時間振とう撹拌した後、遠心分離し、エステルと生成
した酸の混合物を反応液から採取した。これに、トルエ
ン20ml、15(w/v)%炭酸ナトリウム水溶液2
0mlを加え、撹拌、分液した。水相を塩酸で酸性にし
(pH2〜5)、析出した結晶をろ取、乾燥し光学活性
(S)−IPP 11.6gを得た(収率43%)。H
PLCによる光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:OPTIPAC TA (ウオーターズ社製) 移動相:ヘキサン/IPA=97.5/2.5 流速:1ml/min. 検出:UV,235nm
ェニル)プロピオン酸(以下IPPと略記する)の製造 (R,S)−2−(4−ヨードフェニル)プロピオン酸
メチル29.01g(100mmol)、上記参考例3
で調製した酵素2.0gを0.3M リン酸カリ緩衝液
100mlに加えた(pH8)。反応液を35℃で、2
4時間振とう撹拌した後、遠心分離し、エステルと生成
した酸の混合物を反応液から採取した。これに、トルエ
ン20ml、15(w/v)%炭酸ナトリウム水溶液2
0mlを加え、撹拌、分液した。水相を塩酸で酸性にし
(pH2〜5)、析出した結晶をろ取、乾燥し光学活性
(S)−IPP 11.6gを得た(収率43%)。H
PLCによる光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:OPTIPAC TA (ウオーターズ社製) 移動相:ヘキサン/IPA=97.5/2.5 流速:1ml/min. 検出:UV,235nm
【0018】実施例 2 (S)−2−(4−ヨードフ
ェニル)プロピオン酸の製造 参考例2で得た菌体湿物0.6gを0.3M リン酸カ
リ緩衝液10mlに懸濁し、基質として(R,S)−2
−(4−ヨードフェニル)プロピオン酸エチルを0.3
1g(1mmol)加え、35℃で24時間撹拌した
(pH8.0)。後、実施例1と同様な操作で(S)−
IPP 0.1g(収率36%)を得た。HPLCによ
る光学純度は99%以上であった。
ェニル)プロピオン酸の製造 参考例2で得た菌体湿物0.6gを0.3M リン酸カ
リ緩衝液10mlに懸濁し、基質として(R,S)−2
−(4−ヨードフェニル)プロピオン酸エチルを0.3
1g(1mmol)加え、35℃で24時間撹拌した
(pH8.0)。後、実施例1と同様な操作で(S)−
IPP 0.1g(収率36%)を得た。HPLCによ
る光学純度は99%以上であった。
【0019】実施例 3 (S)−2−(4−ヨードフ
ェニル)プロピオン酸の製造 基質として(R,S)−2−(4−ヨードフェニル)プ
ロピオン酸メチルに代え、(R,S)−2−(4−ヨー
ドフェニル)プロピオン酸メトキシエチル33.4g
(100mmol)を用いた他は実施例1と全く同様に
して(S)−IPP13.8g(収率50%)を得た。
HPLCによる光学純度は99%以上であった。さらに
有機相を乾固し、オイル状の(R)−2−(4−ヨード
フェニル)プロピオン酸メトキシエチル16.5g(収
率49%)光学純度99%を得た。
ェニル)プロピオン酸の製造 基質として(R,S)−2−(4−ヨードフェニル)プ
ロピオン酸メチルに代え、(R,S)−2−(4−ヨー
ドフェニル)プロピオン酸メトキシエチル33.4g
(100mmol)を用いた他は実施例1と全く同様に
して(S)−IPP13.8g(収率50%)を得た。
HPLCによる光学純度は99%以上であった。さらに
有機相を乾固し、オイル状の(R)−2−(4−ヨード
フェニル)プロピオン酸メトキシエチル16.5g(収
率49%)光学純度99%を得た。
【0020】実施例 4 (S)−2−(4−ヨードフ
ェニル)プロピオン酸の製造 基質として(R,S)−2−(4−ヨードフェニル)プ
ロピオン酸メチルに代え、(R,S)−2−(4−ヨー
ドフェニル)プロピオン酸2−クロルエチル33.9g
(100mmol)を用いた他は実施例1と全く同様に
して(S)−IPP12.4g(収率45%)を得た。
HPLCによる光学純度は99%以上であった。
ェニル)プロピオン酸の製造 基質として(R,S)−2−(4−ヨードフェニル)プ
ロピオン酸メチルに代え、(R,S)−2−(4−ヨー
ドフェニル)プロピオン酸2−クロルエチル33.9g
(100mmol)を用いた他は実施例1と全く同様に
して(S)−IPP12.4g(収率45%)を得た。
HPLCによる光学純度は99%以上であった。
【0021】実施例 5 (S)−2−(4−ヨードフ
ェニル)プロピオン酸の製造 (R,S)−2−(4−ヨードフェニル)プロピオン酸
N,N,N,トリメチルアンモニウムエチルの塩化物塩
39.8g(100mmol)と参考例3で調製した酵
素2.0gを0.3M リン酸カリ緩衝液100mlに
加えた(pH8)。反応液を35℃で、24時間振とう
撹拌したのち濃塩酸で酸性にし(pH2〜5)、100
mlの水を加え、エーテルで抽出した(200ml、2
回)。得られたエーテル相をあわせ、水および飽和食塩
水で洗浄、硫酸マグネシュウムで乾燥後、エーテルを留
去し、光学活性(S)−IPP 8.0gを得た(収率
29%)。HPLCによる光学純度は99%以上であっ
た。
ェニル)プロピオン酸の製造 (R,S)−2−(4−ヨードフェニル)プロピオン酸
N,N,N,トリメチルアンモニウムエチルの塩化物塩
39.8g(100mmol)と参考例3で調製した酵
素2.0gを0.3M リン酸カリ緩衝液100mlに
加えた(pH8)。反応液を35℃で、24時間振とう
撹拌したのち濃塩酸で酸性にし(pH2〜5)、100
mlの水を加え、エーテルで抽出した(200ml、2
回)。得られたエーテル相をあわせ、水および飽和食塩
水で洗浄、硫酸マグネシュウムで乾燥後、エーテルを留
去し、光学活性(S)−IPP 8.0gを得た(収率
29%)。HPLCによる光学純度は99%以上であっ
た。
【0022】実施例 6 (S)−2−{4−[2−
(3−メチル)チエニル]フェニル}プロピオン酸(以
下TPPと略記する)の製造 (R,S)−2−{4−[2−(3−メチル)チエニ
ル]フェニル}プロピオン酸メチル2.6g(10mm
ol)に参考例2で得た菌体湿物6gを0.3Mリン酸
カリ緩衝液100mlに加えた(pH8)。反応液を3
5℃で、24時間振とう撹拌した後、遠心分離し、エス
テルと生成した酸の混合物を反応液から採取した。これ
に、トルエン20ml、15(w/v)%炭酸ナトリウ
ム水溶液20mlを加え、撹拌、分液した。水相を塩酸
で酸性にし(pH2〜5)、析出した結晶をろ取、乾燥
し光学活性(S)−TPP 1.0gを得た(収率41
%)。HPLCによる光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:Chiralcel OD(ダイセル化学工業社製) 移動相:ヘキサン/IPA=94/6 流速:1ml/min. 検出:UV,272nm
(3−メチル)チエニル]フェニル}プロピオン酸(以
下TPPと略記する)の製造 (R,S)−2−{4−[2−(3−メチル)チエニ
ル]フェニル}プロピオン酸メチル2.6g(10mm
ol)に参考例2で得た菌体湿物6gを0.3Mリン酸
カリ緩衝液100mlに加えた(pH8)。反応液を3
5℃で、24時間振とう撹拌した後、遠心分離し、エス
テルと生成した酸の混合物を反応液から採取した。これ
に、トルエン20ml、15(w/v)%炭酸ナトリウ
ム水溶液20mlを加え、撹拌、分液した。水相を塩酸
で酸性にし(pH2〜5)、析出した結晶をろ取、乾燥
し光学活性(S)−TPP 1.0gを得た(収率41
%)。HPLCによる光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:Chiralcel OD(ダイセル化学工業社製) 移動相:ヘキサン/IPA=94/6 流速:1ml/min. 検出:UV,272nm
【0023】実施例 7 (S)−2−(4−イソブチ
ルフェニル)プロピオン酸(以下IBUと略記する)の
製造 0.3M リン酸カリ緩衝液100mlに参考例1で得
た菌体培養液100ml及び(R,S)−2−(4−イ
ソブチルフェニル)プロピオン酸エチル0.23g(1
mmol)を加え(pH8.0)、35℃で、24時間
振とう撹拌した。反応液を遠心分離し、エステルと生成
した酸の混合物を反応液から採取した。これに、トルエ
ン2ml、15(w/v)%炭酸ナトリウム水溶液2m
lを加え、撹拌、分液した。水相を塩酸で酸性にし(p
H2〜5)、析出した結晶をろ取、乾燥し光学活性
(S)−IBU 41mgを得た(収率20%)。HP
LCによる光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:ULTRON EV−OVM (信和化工社製) 移動相:0.02M リン酸カリ緩衝液(pH3)/ア
セトニトリル=95/5 流速:1ml/min. 検出:UV,220nm
ルフェニル)プロピオン酸(以下IBUと略記する)の
製造 0.3M リン酸カリ緩衝液100mlに参考例1で得
た菌体培養液100ml及び(R,S)−2−(4−イ
ソブチルフェニル)プロピオン酸エチル0.23g(1
mmol)を加え(pH8.0)、35℃で、24時間
振とう撹拌した。反応液を遠心分離し、エステルと生成
した酸の混合物を反応液から採取した。これに、トルエ
ン2ml、15(w/v)%炭酸ナトリウム水溶液2m
lを加え、撹拌、分液した。水相を塩酸で酸性にし(p
H2〜5)、析出した結晶をろ取、乾燥し光学活性
(S)−IBU 41mgを得た(収率20%)。HP
LCによる光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:ULTRON EV−OVM (信和化工社製) 移動相:0.02M リン酸カリ緩衝液(pH3)/ア
セトニトリル=95/5 流速:1ml/min. 検出:UV,220nm
【0024】実施例 8 (S)−2−(4−ヨードフ
ェニル)プロピオン酸の製造 0.3M リン酸カリ緩衝液100mlに参考例1で得
た菌体培養液100ml及び(R,S)−2−(4−ヨ
ードフェニル)プロピオン酸スルホオキエチルのカリウ
ム塩0.44g、1mmolを加え(pH8.0)、3
5℃で、24時間振とう撹拌した。反応液を濃塩酸で酸
性にし(pH2〜5)、100mlの水を加え、エーテ
ルで抽出した(200ml、2回)。得られたエーテル
相をあわせ、水および飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシ
ュウムで乾燥後、エーテルを留去し、光学活性(S)−
IPP 55mgを得た(収率20%)。HPLCによ
る光学純度は99%以上であった。
ェニル)プロピオン酸の製造 0.3M リン酸カリ緩衝液100mlに参考例1で得
た菌体培養液100ml及び(R,S)−2−(4−ヨ
ードフェニル)プロピオン酸スルホオキエチルのカリウ
ム塩0.44g、1mmolを加え(pH8.0)、3
5℃で、24時間振とう撹拌した。反応液を濃塩酸で酸
性にし(pH2〜5)、100mlの水を加え、エーテ
ルで抽出した(200ml、2回)。得られたエーテル
相をあわせ、水および飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシ
ュウムで乾燥後、エーテルを留去し、光学活性(S)−
IPP 55mgを得た(収率20%)。HPLCによ
る光学純度は99%以上であった。
【0025】実施例 9 (S)−4−ニトロフェニル
−2−プロピオン酸(以下NPPと略記する)の製造 基質を(R,S)−4−ニトロフェニル−2−プロピオ
ン酸メトキシエチル25.3g(100mmol)に代
えた以外は実施例1と同様にして、光学活性(S)−N
PP 3.9gを得た(収率20%)。HPLCによる
光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:OPTIPAC TA (ウオーターズ社製) 移動相:ヘキサン/IPA=97.5/2.5 流速:1ml/min. 検出:UV,272nm
−2−プロピオン酸(以下NPPと略記する)の製造 基質を(R,S)−4−ニトロフェニル−2−プロピオ
ン酸メトキシエチル25.3g(100mmol)に代
えた以外は実施例1と同様にして、光学活性(S)−N
PP 3.9gを得た(収率20%)。HPLCによる
光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:OPTIPAC TA (ウオーターズ社製) 移動相:ヘキサン/IPA=97.5/2.5 流速:1ml/min. 検出:UV,272nm
【0026】実施例 10 (S)−2−(4−アミノ
フェニル)プロピオン酸(以下APPと略記する)の製
造 (R,S)−2−(4−アミノフェニル)プロピオン酸
2−クロルエチル22.8g(100mmol)及び参
考例3で調製した酵素2.0gを0.3M リン酸カリ
緩衝液100mlに加えた(pH8)。反応液を35℃
で、50時間振とう撹拌した後、遠心分離し、エステル
と生成した酸の混合物を反応液から採取した。得た混合
物をクロマトグラフ(カラム:シリカゲル、移動相:ヘ
キサン/酢酸エチル)により分離し、光学活性(S)−
APP 3.3gを得た(収率20%)。HPLCによ
る光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:ULTRON EV−OVM (信和化工社製) 移動相:0.02M リン酸カリ緩衝液(pH=5)/
アセトニトリル=90/10 流速:1ml/min. 検出:UV,255nm
フェニル)プロピオン酸(以下APPと略記する)の製
造 (R,S)−2−(4−アミノフェニル)プロピオン酸
2−クロルエチル22.8g(100mmol)及び参
考例3で調製した酵素2.0gを0.3M リン酸カリ
緩衝液100mlに加えた(pH8)。反応液を35℃
で、50時間振とう撹拌した後、遠心分離し、エステル
と生成した酸の混合物を反応液から採取した。得た混合
物をクロマトグラフ(カラム:シリカゲル、移動相:ヘ
キサン/酢酸エチル)により分離し、光学活性(S)−
APP 3.3gを得た(収率20%)。HPLCによ
る光学純度は99%以上であった。 HPLC分析条件 カラム:ULTRON EV−OVM (信和化工社製) 移動相:0.02M リン酸カリ緩衝液(pH=5)/
アセトニトリル=90/10 流速:1ml/min. 検出:UV,255nm
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高い光学純度を持つ光学活性2−アリールプロピオン酸
化合物を効率よく得ることができる。
高い光学純度を持つ光学活性2−アリールプロピオン酸
化合物を効率よく得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 和俊 兵庫県神戸市西区室谷2丁目2番3号 長 瀬産業株式会社内 (72)発明者 卯津羅 健作 兵庫県神戸市西区室谷2丁目2番3号 長 瀬産業株式会社内 (72)発明者 大西 敏聖 兵庫県神戸市西区室谷2丁目2番3号 長 瀬産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式I 【化1】 (式中R1 はハロゲン、直鎖又は分枝低級アルキル基、
アミノ基、ニトロ基もしくは置換基として低級アルキル
基を有するか有しないチエニル基を表わし、R2は置換
基として4級アミノ基又はその塩、低級アルコキシ基、
オキシスルフォニル基は又はその塩及びハロゲンからな
る群から選ばれた基を有するか有しない低級アルキル基
を表わし、*は活性中心を表わす)で表わされる光学活
性2−アリールプロピオン酸エステル又はその塩の両鏡
像体の混合物にクレブシエラ属に属する微生物由来の酵
素を作用させ、光学選択的に加水分解させる事を特徴と
する一般式II 【化2】 (式中R1 は前記と同意義を有し、*は活性中心を表わ
す)で表わされる光学活性2−アリールプロピオン酸及
びその対掌体エステルの製造法。 - 【請求項2】 酵素がクレブシエラ・オキシトカに属す
る微生物由来の酵素である請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 酵素がクレブシエラ・オキシトカSNSM−
87株(微工研菌寄第12953号)由来の酵素である
請求項1又は2記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4197899A JPH0614797A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 光学活性2−アリールプロピオン酸及びそのエステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4197899A JPH0614797A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 光学活性2−アリールプロピオン酸及びそのエステルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614797A true JPH0614797A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16382136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4197899A Pending JPH0614797A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 光学活性2−アリールプロピオン酸及びそのエステルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614797A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996018607A1 (fr) * | 1994-12-12 | 1996-06-20 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Derive d'aniline inhibant la synthase du monoxyde d'azote |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4197899A patent/JPH0614797A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996018607A1 (fr) * | 1994-12-12 | 1996-06-20 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Derive d'aniline inhibant la synthase du monoxyde d'azote |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61239899A (ja) | 光学活性アルフア‐アリールアルカン酸の生物工学的製造方法 | |
EP0808308B1 (fr) | Procede de separation de carbinols | |
JP3142627B2 (ja) | 2‐アミノ‐3‐ヒドロキシ‐3‐フェニルプロピオン酸の立体異性富化 | |
JP3140549B2 (ja) | α−置換カルボン酸の光学異性体の分離法 | |
WO2004108944A1 (ja) | 光学活性クロマンカルボン酸エステルの製造方法 | |
JPH0614797A (ja) | 光学活性2−アリールプロピオン酸及びそのエステルの製造方法 | |
JP2939342B2 (ja) | 3,3−ジエチル−4−[(4−カルボキシ)フェノキシ]−2−アゼチジノンエステルの酵素加水分解 | |
JP3161000B2 (ja) | 光学活性なニトリルおよび光学活性なアミドの製造方法 | |
US5322791A (en) | Process for preparing (S)-α-methylarylacetic acids | |
JPH06256278A (ja) | 光学活性α−カルバモイルアルカン酸誘導体およびその製法 | |
JPH0739391A (ja) | α−第3カルボン酸エステルの酵素的分解方法 | |
JP2002171994A (ja) | 光学活性なテトラヒドロフラン−2−カルボン酸またはその対掌体エステルの製造方法 | |
JP2005520552A (ja) | ラセミのN−アシル化β−アミノカルボン酸からの光学的活性β−アミノカルボン酸の製造方法 | |
JP2579766B2 (ja) | 光学活性なビフェニル誘導体およびその製造法 | |
JPH01281098A (ja) | 光学活性カルボン酸及び光学活性カルボン酸エステルの製造方法 | |
JP2639651B2 (ja) | 光学活性カルボン酸及びその対掌体エステルの製造法 | |
JPH0678B2 (ja) | 光学活性3―フェニルグリシッド酸エステル類化合物の製法 | |
JPH10210997A (ja) | 光学活性3−キヌクリジノールの製法 | |
JPH01247100A (ja) | 光学活性カルボン酸誘導体の製造方法 | |
JP3007461B2 (ja) | 光学活性2−シクロヘキセニル酢酸及びそのエステルの製造方法 | |
JP2928612B2 (ja) | 光学活性アミン類の製造方法 | |
JP2005278401A (ja) | 光学活性−エリスロ−3−シクロヘキシルセリンの製造方法 | |
JPS6363396A (ja) | d−2−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピオン酸の製造方法 | |
JPH10316607A (ja) | 光学活性2−ヒドロキシ−1−インダノン及びその誘導体の製造方法 | |
JPH0319698A (ja) | 光学活性な3―アシルオキシ―2―メチルプロパノール製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080902 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |