JPH06146403A - 鉄骨の建方 - Google Patents
鉄骨の建方Info
- Publication number
- JPH06146403A JPH06146403A JP29994292A JP29994292A JPH06146403A JP H06146403 A JPH06146403 A JP H06146403A JP 29994292 A JP29994292 A JP 29994292A JP 29994292 A JP29994292 A JP 29994292A JP H06146403 A JPH06146403 A JP H06146403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- steel
- columns
- pillars
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 重機を用いることなく鉄骨柱、梁を組立てで
きる鉄骨の建方。 【構成】 複数階高の中空ボックス型の鉄骨柱を、予め
各階高単位の節柱４−１，４−２，４−３に分け、下階
に比べ上階の節柱を細くなし、下階の節柱内に上階の節
柱を順次挿通してスライド式ボックス５柱となし、施工
現場に搬入し、最下階節柱４−１下端を固定した後、最
上階の節柱４−３上端間に鉄骨梁９を架渡しジャッキア
ップして最上階の節柱４−３を１階高引伸し、順次下階
の節柱上端間に鉄骨梁９を架渡して引伸し、複数階高の
鉄骨柱と鉄骨柱間に架渡した鉄骨梁を組立てる。
きる鉄骨の建方。 【構成】 複数階高の中空ボックス型の鉄骨柱を、予め
各階高単位の節柱４−１，４−２，４−３に分け、下階
に比べ上階の節柱を細くなし、下階の節柱内に上階の節
柱を順次挿通してスライド式ボックス５柱となし、施工
現場に搬入し、最下階節柱４−１下端を固定した後、最
上階の節柱４−３上端間に鉄骨梁９を架渡しジャッキア
ップして最上階の節柱４−３を１階高引伸し、順次下階
の節柱上端間に鉄骨梁９を架渡して引伸し、複数階高の
鉄骨柱と鉄骨柱間に架渡した鉄骨梁を組立てる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は鉄骨の建方に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】市街地では、土地を有
効利用するために、狭い敷地にビルを建設する場合が多
く、鉄骨造の建物の場合には、重機作業が制約され、鉄
骨の建方に難渋する事態が少なくない。
効利用するために、狭い敷地にビルを建設する場合が多
く、鉄骨造の建物の場合には、重機作業が制約され、鉄
骨の建方に難渋する事態が少なくない。
【０００３】この発明はこの様な事情に鑑みなされたも
のである。その目的は敷地が狭く、重機作業ができない
場所であっても、鉄骨の組立ができて鉄骨造の建物を構
築できる鉄骨の建方を提案するにある。
のである。その目的は敷地が狭く、重機作業ができない
場所であっても、鉄骨の組立ができて鉄骨造の建物を構
築できる鉄骨の建方を提案するにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この鉄骨の建方は、複数
階高の中空ボックス型の鉄骨柱を、予め各階高単位の節
柱に分け、下階に比べ上階の節柱を細くして、下階の節
柱内に上階の節柱を順次挿通しスライド式ボックス柱と
なし、施工現場に搬入し、最下階節柱下端を固定した
後、最上階の節柱上端間に鉄骨梁を架渡し、ジャッキア
ップして最上階の節柱を１階高引伸し、順次下階の節柱
上端間に鉄骨梁を架渡して引伸し、複数階高の鉄骨柱と
鉄骨柱間に架渡した鉄骨梁を組立てることを特徴とする
鉄骨の建方である。
階高の中空ボックス型の鉄骨柱を、予め各階高単位の節
柱に分け、下階に比べ上階の節柱を細くして、下階の節
柱内に上階の節柱を順次挿通しスライド式ボックス柱と
なし、施工現場に搬入し、最下階節柱下端を固定した
後、最上階の節柱上端間に鉄骨梁を架渡し、ジャッキア
ップして最上階の節柱を１階高引伸し、順次下階の節柱
上端間に鉄骨梁を架渡して引伸し、複数階高の鉄骨柱と
鉄骨柱間に架渡した鉄骨梁を組立てることを特徴とする
鉄骨の建方である。
【０００５】
【実施例】この実施例は図１に示す重機作業ができない
狭い敷地１に３階高の鉄骨造の建物２を構築するもので
ある。
狭い敷地１に３階高の鉄骨造の建物２を構築するもので
ある。
【０００６】この建物２の鉄骨柱３は中空ボックス型で
あり、図２，３に示すように、予め、各階高単位の節柱
４−１，４−２，４−３に分割されてあり、下階に比べ
上階の節柱を細くして、節柱４−１，４−２，４−３の
順に細くなし、下階の節柱内に上階の節柱を順次挿通し
てスライド式ボックス柱５となしてある。
あり、図２，３に示すように、予め、各階高単位の節柱
４−１，４−２，４−３に分割されてあり、下階に比べ
上階の節柱を細くして、節柱４−１，４−２，４−３の
順に細くなし、下階の節柱内に上階の節柱を順次挿通し
てスライド式ボックス柱５となしてある。
【０００７】このスライド式ボックス柱５を施工敷地１
に搬入し、予め施工してある所定位置の基礎の上に、節
柱４−１の下端に取付けてあるベースプレート６をの
せ、アンカーボルト７を挿通、締付けて建込み固定す
る。建込んだボックス柱５の最上階の節柱４−３の上端
に梁取付用ブラケット８を溶着し、このブラケツト８を
介して節柱４−３間に鉄骨梁９を架渡し取付ける。
に搬入し、予め施工してある所定位置の基礎の上に、節
柱４−１の下端に取付けてあるベースプレート６をの
せ、アンカーボルト７を挿通、締付けて建込み固定す
る。建込んだボックス柱５の最上階の節柱４−３の上端
に梁取付用ブラケット８を溶着し、このブラケツト８を
介して節柱４−３間に鉄骨梁９を架渡し取付ける。
【０００８】次に図４に示すように、鉄骨梁９を架渡し
た節柱４−３，４−３…をジャッキアップして１階高上
方に引伸す。同様にして、節柱４−２上端間に鉄骨梁９
を架渡し取付け、ジャッキアップして１階高上方に引伸
す。これを繰返して図５の３階高の鉄骨柱３と鉄骨柱３
間に架渡した鉄骨梁９の建物鉄骨を組立てる。
た節柱４−３，４−３…をジャッキアップして１階高上
方に引伸す。同様にして、節柱４−２上端間に鉄骨梁９
を架渡し取付け、ジャッキアップして１階高上方に引伸
す。これを繰返して図５の３階高の鉄骨柱３と鉄骨柱３
間に架渡した鉄骨梁９の建物鉄骨を組立てる。
【０００９】
【作用および発明の効果】この鉄骨の建方は、鉄骨柱を
１階高の節柱からなるスライド式ボックス柱となし、搬
入して建込み、最上階の節柱から順次、ジャッキアップ
して引伸し複数階高の鉄骨柱をつくり、同時に鉄骨梁を
各節柱の上端間に架渡して、節柱と共にジャッキアップ
して組立てる。このために重機等の大型機械を用いるこ
となくジャッキ等の比較的小型機械を使用して組立がで
きる。
１階高の節柱からなるスライド式ボックス柱となし、搬
入して建込み、最上階の節柱から順次、ジャッキアップ
して引伸し複数階高の鉄骨柱をつくり、同時に鉄骨梁を
各節柱の上端間に架渡して、節柱と共にジャッキアップ
して組立てる。このために重機等の大型機械を用いるこ
となくジャッキ等の比較的小型機械を使用して組立がで
きる。
【００１０】従って、この建方によると狭い敷地で重機
による作業が制約される場合でも、鉄骨柱、梁の組立が
でき、鉄骨造の建物の構築が可能になる。
による作業が制約される場合でも、鉄骨柱、梁の組立が
でき、鉄骨造の建物の構築が可能になる。
【図１】実施例の建物を構築する敷地の平面図である。
【図２】スライド式ボックス柱の平面図である。
【図３】最上階節柱上端に鉄骨梁を取付けたスライド式
ボックス柱の立面図である。
ボックス柱の立面図である。
【図４】最上階節柱をジャッキアップして引伸す工程を
説明する立面図である。
説明する立面図である。
【図５】組立てた鉄骨柱および梁の立面図である。
１…敷地、２…建物、３…鉄骨柱、４−１，４−２，４
−３…節柱、５…スライド式ボックス柱、６…ベースプ
レート、７…アンカーボルト、８…梁取付用ブラケッ
ト、９…鉄骨梁。
−３…節柱、５…スライド式ボックス柱、６…ベースプ
レート、７…アンカーボルト、８…梁取付用ブラケッ
ト、９…鉄骨梁。
Claims (1)
- 【請求項１】 複数階高の中空ボックス型の鉄骨柱を、
予め各階高単位の節柱に分け、下階に比べ上階の節柱を
細くして、下階の節柱内に上階の節柱を順次挿通しスラ
イド式ボックス柱となし、施工現場に搬入し、最下階節
柱下端を固定した後、最上階の節柱上端間に鉄骨梁を架
渡し、ジャッキアップして最上階の節柱を１階高引伸
し、順次下階の節柱上端間に鉄骨梁を架渡して引伸し、
複数階高の鉄骨柱と鉄骨柱間に架渡した鉄骨梁を組立て
ることを特徴とする鉄骨の建方。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29994292A JPH06146403A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 鉄骨の建方 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29994292A JPH06146403A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 鉄骨の建方 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146403A true JPH06146403A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17878809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29994292A Pending JPH06146403A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 鉄骨の建方 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06146403A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104372905A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-02-25 | 江苏立德节能建筑股份有限公司 | 轻钢龙骨建筑用阳台栏板结构及其安装方法 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP29994292A patent/JPH06146403A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104372905A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-02-25 | 江苏立德节能建筑股份有限公司 | 轻钢龙骨建筑用阳台栏板结构及其安装方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3474580A (en) | Prefabricated buildings and their assembly | |
| JP6636091B2 (ja) | ラーメン構造物のスライド工法 | |
| JP6736226B2 (ja) | 塔状建築物上部に建設される構造物の構造体および施工法 | |
| KR200187693Y1 (ko) | 조립식 가설대 | |
| JPH10159344A (ja) | 複数層のスーパービームを備えた多層構造物の建方工法 | |
| JPH06146403A (ja) | 鉄骨の建方 | |
| JP3690435B2 (ja) | ドーム屋根構造およびその施工方法 | |
| US4679374A (en) | Building construction method | |
| JPH03293447A (ja) | 長大スパン架構の架設工法 | |
| JP7390733B2 (ja) | 足場用トラス梁の施工方法及び中抜き部材 | |
| JP2684956B2 (ja) | 構築物における鉄骨の建方 | |
| JP3038076B2 (ja) | 建築工事用ジャッキ装置 | |
| JPS6393943A (ja) | 鉄骨ド−ムの構築工法 | |
| JPH07279247A (ja) | コンクリートコア壁と鉄骨フレームからなる建築物の架構 | |
| SU1263793A1 (ru) | Способ возведени зданий со сборно-монолитным каркасом | |
| KR100195784B1 (ko) | 건축공사용 가설구대 | |
| JP3060191B2 (ja) | 建物のプッシュアップ型建築工法 | |
| JPH074060A (ja) | 多層建築物のリフトアップ施工装置 | |
| JPH06185120A (ja) | 屋根等の上部架構体の架設工法 | |
| JPH08312193A (ja) | 木造用地震シェルターの構築工法及び木造用地震シェルター | |
| SU1726702A1 (ru) | Способ возведени каркаса здани | |
| JP2022177571A (ja) | 構造物の構築方法 | |
| JPH0411168A (ja) | 高層構造物における鉄骨材の構築方法 | |
| JPH0518123A (ja) | 架設構台 | |
| JPH0473499B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970408 |