JPH06145442A - 熱接合可能な難燃性屋根シーテイングおよび屋根の被覆方法 - Google Patents

熱接合可能な難燃性屋根シーテイングおよび屋根の被覆方法

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JPH06145442A
JPH06145442A JP5216841A JP21684193A JPH06145442A JP H06145442 A JPH06145442 A JP H06145442A JP 5216841 A JP5216841 A JP 5216841A JP 21684193 A JP21684193 A JP 21684193A JP H06145442 A JPH06145442 A JP H06145442A
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JP5216841A
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Ei Deibisu Jieimuzu
ジエイムズ・エイ・デイビス
Kei Bareiteisu Jiyosefu
ジヨセフ・ケイ・バレイテイス
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08K3/01Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L23/26Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は約50−90重量部のハロゲン化さ
れたオレフィン系エラストマー並びに約10−50重量
部の高結晶性の熱可塑性促進剤を含んでいる100重量
部の重合体配合物、100部の該重合体配合物当たり約
50−250重量部の充填剤、100部の該重合体配合
物当たり約20−105重量部の加工用物質、並びに1
00部の該重合体配合物当たり約15−90重量部の難
燃性物質を含んでなる、硬化されていない重合体性組成
物から製造された屋根ふき用の熱接合可能な難燃性シー
ト物質が提供される。 【効果】 この難燃性シート物質は、高められた温度に
おける高い接合強度を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は一般的には屋根ふき用に使用され
るシーティング物質に関するものである。より特に、本
発明は優れた炎抵抗性および気候抵抗性を示す熱接合可
能なシーティング物質に関するものである。特に、該シ
ーティング物質はハロゲン化されたオレフィンエラスト
マー類および高結晶性の熱可塑性促進剤、例えば高密度
ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LD
PE)および他の同様なオレフィン型重合体類、例えば
エチレン/ブテンおよびエチレン/オクテンの共重合体
類など、並びにそれらの混合物を含んでいる。本発明の
シーティング物質を使用する段階を含む屋根の被覆方法
も提供される。
【0002】
【発明の背景】重合体性の屋根シーティングは工業用お
よび商業用の平屋根の被覆用に単一プライ屋根ふき膜と
して使用されている。そのような膜は一般的には加硫さ
れたまたは硬化された状態で屋根表面に適用される。
【0003】顕著な気候抵抗性および柔軟性のために、
硬化されたエラストマー性屋根シーティングは急速に受
け入れられてきている。この物質は通常は組成物を硫黄
または例えばメルカプタンの如き硫黄含有化合物の存在
下で加硫することにより製造される。我々の以前の米国
特許番号4,803,020もイオン化照射により硬化さ
せることができるEPDMシーティング組成物中での照
射架橋結合促進剤の使用を教示している。加硫および硬
化は他の化合物の存在下でも実施できる。例えば、エチ
レン−ブテン共重合体をトリアジンまたは有機過酸化物
の存在下で硬化させることができる。
【0004】照射硬化、硫黄硬化、およびトリアジン硬
化の有用性にもかかわらず、これらのエラストマー類を
使用する際の欠点はこれらのエラストマー類、特に硬化
されたオレフィン系エラストマー類、同士の接着性の欠
如である。エラストマー性シーティングを屋根に適用す
る際には硬化されたエラストマー性シーティングを一緒
に継ぎ合わせることが必要であるため、このことは重大
問題である。この継ぎ合わせまたは接合領域は例えば屋
根の動き、強風、凍結−解凍サイクルおよび熱サイクル
により引き起こされるような短期および長期の両者の応
力を受ける。そのような応力が剪断力または剥離力を引
き起こす可能性があり、すなわち、接合が大きな応力条
件下で裏で離れたりまたはそれよりひどくない条件下で
は部分的な接合解放(しばしば魚口状態と称されてい
る)を引き起こす。
【0005】前記の問題に関しては、硬化されたエラス
トマー性シーティングを一緒に結合させるための接着剤
を使用することが必要である。上記の論議から明らかな
ように、エラストマー性屋根ふきシーティングを結合さ
せるための接着剤は満たすのが非常に難しい多数の条件
に合致していなければならない。すなわち、接着剤は硬
化されたエラストマー性屋根ふきシーティングを一緒に
結合させることにより形成される継ぎ合わせが例えば以
上で論じられているような短期および長期の両者の応力
に耐えるのに充分な剥離および接着強度を与えるもので
なければならない。さらに、接着剤は酸化、加水分解お
よび溜まり水に対して抵抗性でなければならない。さら
に、接着剤はしばしば例えば「急速粘着性」と接着剤業
界で称されている重要な性質を与えなければならない。
「急速粘着性」という語は、接着剤組成物でコーテイン
グされている物質の2枚のシーティングが互いに接触し
て置かれた時に事実上即座の接着強度を出現させる特性
を意味する。
【0006】強度粘着性は、硬化されたエラストマー性
屋根ふきシーティングを一緒に継ぎ合わせるために使用
される接着剤における非常に重要な性質である。すなわ
ち、現在知られている接着剤組成物は最大接着強度を得
るためには室温(すなわち22℃)においてはどこでも
一般的には約2−約7日間を必要とする。それより高い
周囲温度においてはこの時間は幾分短くなるかもしれな
いが、最短でもそれは少なくとも24時間となるであろ
う。エラストマー性屋根ふきシーティングを一緒に継ぎ
合わせるための簡便な工程は、接着剤コーテイングを各
シーティングに適用してから比較的短い期間内に、一般
的には30分以内であるがしばしばそれより短い期間内
に、継ぎ合わせることである。従って、接着剤組成物は
接着剤が一般的には2−7日間かかるであろうと示され
ているようなそれの最大強度に達するまで風、動き、設
置者による取り扱いなどからの応力に耐えるのに充分な
即座の接着強度すなわち急速粘着性を与えなければなら
ない。
【0007】硬化されたエラストマー性屋根ふきシーテ
ィングを一緒に結合させるために一般的に使用されてい
る商業用接触接着剤は一般的には、2−ブタノンをしば
しば粘着用樹脂と共に含有している芳香族または芳香族
−脂肪族溶媒中にネオプレンもしくはネオプレン−型ま
たはブチルもしくはブチル−型重合体を含んでいる溶液
からなっている。しかしながら、そのような接着剤は望
ましれているものより低い剥離接着強度のために非常に
満足がいくとは証されていない。すなわち、ネオプレン
またはネオプレン−型接着剤はしばしば22℃における
1線状インチ当たり1−2ポンドだけの剥離接着値を与
える。
【0008】中和された、部分的に中和されたまたは中
和されていないスルホネートエラストマー類、粘着用樹
脂および有機溶媒または有機溶媒混合物を含有している
感圧性および接触性接着剤組成物は、米国特許番号3,
801,531および3,867,247により示されて
いる如く先行技術で既知である。
【0009】米国特許番号3,801,531は、不飽和
エラストマー類のチオウロニウム誘導体類またはスルホ
ン化EPDMなどの中和された、部分的に中和されたも
しくは中和されていないスルホネートエラストマー類、
フェノールホルムアルデヒドまたはアルキルフェノール
ホルムアルデヒド樹脂などの粘着用樹脂、並びにトルエ
ンおよびイソプロピルアルコールの好適な90:10混
合物などの有機溶媒または有機溶媒混合物を含有してい
る感圧性接着剤組成物に関するものである。しかしなが
ら、該特許は該組成物中でのアルキルフェノール類また
はエトキシル化されたアルキルフェノール類の使用を開
示または示唆していない。
【0010】米国特許番号3,867,247は、中和さ
れた、部分的に中和されたもしくは中和されていないス
ルホネートエラストマー類、フェノールホルムアルデヒ
ドまたはアルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂など
の粘着用樹脂、並びにトルエンおよびイソプロピルアル
コールの好適な90:10混合物などの有機溶媒または
有機溶媒混合物を含有している接着剤接触性セメントに
関するものである。しかしながら、該特許は該組成物中
でのアルキルフェノール類またはエトキシル化されたア
ルキルフェノール類の使用を開示または示唆していな
い。
【0011】上記の特許中に記されている接着剤組成物
は、硬化されたエラストマー性屋根ふきシーティングを
一緒に結合させるための接触性接着剤としてのそれらの
有用性を実質的に制限しているかなりの欠点を有してお
り、そしてこれが急速粘着性におけるそれらの欠点とな
っている。
【0012】良好な急速粘着性を与えるオレフィン系エ
ラストマー類用のそのような接着剤系は、ここに記録さ
れている譲渡人により所有されている米国特許番号4,
480,012の中に記されている。そのような接着剤
は中和されたスルホン化EPDMエラストマー性三元共
重合体、有機炭化水素溶媒、パラ−アルキル化されたフ
ェノールホルムアルデヒド粘着用樹脂およびアルキルフ
ェノールまたはエトキシル化されたアルキルフェノール
を含んでいる。
【0013】接着性の問題だけでなく、エラストマー性
屋根シーティング物質は難燃性にも欠けている。オレフ
ィン系エラストマー類を使用する生成物の難燃性を改良
するためには、通常は例えば三酸化アンチモン、酸化デ
カブロモジフェニル(DBDPO)、デクロラン(塩素
化された脂環式炭化水素)アルミナ三水塩、および塩素
化または臭素化されたパラフィン類の如き充填剤を米国
特許番号4,839,412および4,851,463中に
示されている如き組成物中に加える。しかしながら、こ
れらの膜がこれらの難燃性充填剤を受け入れる能力は、
特に熱可塑性特性を示す膜では、幾分制限されている。
【0014】さらに、米国特許番号4,801,639は
オレフィンおよびシラン−グラフト重合体の混合樹脂、
水和された金属化合物並びにジカルボン酸または無水ジ
カルボン酸誘導体を含んでいる難燃性オレフィン系樹脂
組成物に関するものである。従って、接着剤組成物およ
び難燃性添加物の使用はそれぞれエラストマー性屋根ふ
き物質の端部を結合および接合させそして難燃性を増加
させるための有効な手段であるが、接着剤の使用が難燃
性添加物を省略および/または減量させられるなら接着
剤を適用するかまたは添加物を加えるのに必要な追加作
業並びに物質および関連容器の費用が相当な費用節約を
もたらすであろう。さらに、物質を屋根に適用する前に
硬化させる必要性が省略されることも有利であろう。ま
た、高められた温度における改良された接合強度および
改良された難燃性を有するエラストマー性屋根ふき物質
に関する要望も依然として存在している。
【0015】
【発明の要旨】従って、高められた温度における高い接
合強度を示す熱接合可能な難燃性エラストマー性屋根シ
ーティング物質を提唱することが本発明の一目的であ
る。
【0016】熱接合可能な難燃性オレフィン型エラスト
マーを屋根シーティング物質として使用する屋根の被覆
方法を提唱することが本発明のさらに別の目的である。
【0017】熱および圧力の両者を使用する接合部の形
成中に熱可塑性を示すのに充分な結晶性を有しているが
それの難燃性は保ち続けるであろう組成物を提唱するこ
とが本発明の別の目的である。
【0018】周囲温度および高められた温度におけるエ
ラストマー特性を有しておりそして周囲温度とは無関係
に改良された難燃性を維持するであろう組成物を提唱す
ることが本発明のさらに別の目的である。
【0019】改良された難燃性を有する組成物を提唱す
ることが本発明のさらに他の目的である。
【0020】一般的には、本発明は約50−90重量部
の炭素数が少なくとも2である単量体類およびそれらの
混合物から製造された約2重量%までの結晶度を有する
ハロゲン化されたポリオレフィン類からなる群から選択
されるハロゲン化されたオレフィン系エラストマー並び
に約10−50重量部の炭素数が少なくとも2の単量体
類から製造されたポリオレフィン重合体類からなる群か
ら選択される高結晶性の熱可塑性促進剤を含んでいる1
00重量部の重合体配合物、100部の該重合体配合物
当たり約50−250重量部の強化用および非−強化用
物質並びにそれらの混合物からなる群から選択される充
填剤、100部の該重合体配合物当たり約20−105
重量部の加工用物質およびそれらの混合物、並びに10
0部の該重合体配合物当たり約15−90重量部の難燃
性物質およびそれらの混合物からなる群から選択される
添加物を含んでなる、硬化されていない重合体性組成物
から製造された屋根ふき用の熱接合可能な難燃性シート
物質に関するものである。屋根を被覆する方法も提唱さ
れており、そしてそれはハロゲン化されたオレフィン系
エラストマーおよび高結晶性の熱可塑性促進剤の配合
物、充填剤、加工用物質並びに難燃性物質およびそれら
の混合物からなる群から選択される添加物を含んでなる
硬化されていない重合体性組成物から製造された自己−
接着性シーティング物質の層を被覆しようとする屋根に
適用し、該層の隣接端部を重ね、重ねられた部分をシー
ティング物質の軟化点よりわずかに高く加熱し、重ねら
れた部分を熱を用いてそして許容可能な接合強度を与え
るのに充分な圧力下で接合させる段階を含んでいる。
【0021】当技術の専門家に明白になるであろう前記
の目的の少なくとも1種以上は以下の明細書を参照しな
がらさらに詳細に記されている。
【0022】
【発明の好適態様】上記の如く、本発明の屋根シーティ
ング物質はオレフィン系エラストマーを含んでいる。重
要なことに、これらのエラストマー類はハロゲン化され
ており、それが組成物の炎抵抗性を改良することが示さ
れている。すなわち、炎抵抗性を改良するためにこれら
のオレフィン系エラストマーを含んでいる組成物に添加
物を加えることは知られているが、本発明はエラストマ
ーをハロゲン化することにより組成物の炎抵抗性を改良
するものである。ハロゲン化されたエラストマーの難燃
性にもかかわらず、難燃性添加物を加えて屋根シーティ
ング物質の炎抵抗性をさらに改良することもできる。
【0023】ハロゲン化されたオレフィン系エラストマ
ー類には広範囲のオレフィン型重合体類が包含されてお
り、ここで該重合体類は炭素数が少なくとも2の単量体
類から製造されている。特に、これらのエラストマー類
にはハロゲン化されていてもよいエチレン−プロピレン
三元共重合体(EPDM)、エチレン−プロピレン共重
合体(EPR)、エチレン−ブテン共重合体、または他
の同様なオレフィン型重合体類が包含される。
【0024】好適には、これらのエラストマー類は塩素
化または臭素化されている。好適なハロゲン化されたエ
ラストマー類は100部の共重合体当たり約10−約3
0重量部のハロゲン、好適には塩素または臭素、および
約50−約78重量部のエチレンを有しており、ここで
共重合体の残部はプロピレン、ブテン、または他の同様
なオレフィン型重合体である。
【0025】特に有用であり且つ好適なハロゲン化され
たオレフィン系エラストマー性物質は、C−ELAST
OMER(三井石油化学工業株式会社)である。C−E
LASTOMERは、塩素化により油−抵抗性、接着性
および難燃性が加えられている新規なエチレンを基にし
たゴムである。NMRデータに基づくと、C−ELAS
TOMERは他のエチレンを基にしたゴムと同様に、優
れた気候抵抗性並びにオゾンおよび熱に対する抵抗性を
有する塩素化されたエチレン−ブテン共重合体である。
C−ELASTOMERの物理的性質は好適なことに例
えばクロロプレンおよびクロロスルホン化されたポリエ
チレンの如き熱可塑性物質のものに匹敵している。
【0026】C−ELASTOMERは、約29.5の
ムーニー粘度(ML/4、135℃)、約22対4のC
−Cl/CH3比および約0.963の23℃における比
重を有している。この特別な塩素化されたエラストマー
は、示差走査熱量計(DSC)技術を使用して測定され
た1.24重量%の、エチレン成分からの、結晶度、少
なくとも約64,775のGPCにより測定されたM
n、および少なくとも約115,800のGPCにより
測定されたMwを有している。本発明における屋根ふき
物質として有用であるためには、エラストマーが少なく
とも約30,000のGPCにより測定されたMn、お
よび少なくとも約100,000のGPCにより測定さ
れたMwを有していることが必要である。C−ELAS
TOMERの塩素含有量は約30重量%である。
【0027】ハロゲン化されたエラストマー類の他に、
本発明の屋根シーティング物質は重合体性組成物中に熱
可塑性促進剤、例えば高密度ポリエチレン(HDP
E)、低密度ポリエチレン(LDPE)または炭素数が
少なくとも2の単量体類から製造された他のポリオレフ
ィン類を含んでいる。ハロゲン化されたエラストマーと
配合することができる商業的に入手可能な熱可塑性促進
剤の典型的な例が、融解温度および結晶度の百分率と共
に、表Iに示されている。融解温度および結晶度の量は
示差走査熱量計(DSC)技術を使用して測定された。
【0028】
【表1】 表I 結晶性促進用重合体類 エチレンホモ重合体類 温度、℃ %結晶度 POLYWAX 2000a 128 89.9 POLYWAX 3000b 121 93.2 LDPE 722c 112 39.1 LDPE 132d 109 27.7 LDPE 640e 113 39.9 LDPE 768f 119 45.8 LDPE CG−2523g 111 53.6 HDPE 12065h 134 66.8 HDPE 62013i 131 61.2 PETROLITE E−2020j 116 85.9 ポリプロピレンホモ重合体類 EASTBOND D−7682−109Sk 153 4.7 A−FAX 500l 155 5.8 エチレン/プロピレン共重合体類 RLX−020m 152 35.8 エチレン/オクテン共重合体類 ATTANE 4003n 123 36.9 ATTANE 4001o 124 35.0 DOWLEX 2047Ap 124 39.8 DOWLEX 2045q 124 42.2 DOWLEX 2038r 127 53.6 DOWLEX 2027s 113 41.5 エチレン/ブテン共重合体 GERS−1085t 71 2.3 a)約2000の分子量を有する高融点ポリエチレン
(ペトロライト) b)約3000の分子量を有する高融点ポリエチレン
(ペトロライト) c)低密度ポリエチレン樹脂、密度0.916(ダウ・ケ
ミカル) d)低密度ポリエチレン樹脂、密度0.919(ダウ・ケ
ミカル) e)低密度ポリエチレン樹脂、密度0.922(ダウ・ケ
ミカル) f)低密度ポリエチレン樹脂、密度0.930(ダウ・ケ
ミカル) g)低密度ポリエチレン樹脂、密度0.923(ダウ・ケ
ミカル) h)高密度ポリエチレン樹脂、密度0.94(ダウ・ケミ
カル) i)高密度ポリエチレン樹脂、密度0.94(ダウ・ケミ
カル) j)22の酸価を有する石油−誘導された酸化された炭
化水素(ペトロライト) k)非晶質ポリプロピレン(イーストマン・ケミカル) l)非晶質ポリプロピレン(ハイモント・USA・インコ
ーポレーテッド) m)エチレン/プロピレン共重合体(2%エチレン)分子
量約400,000(フィリップス・ペトロリウム) n)エチレン−オクテン共重合体、密度0.905(ダウ
・ケミカル) o)エチレン−オクテン共重合体、密度0.912(ダウ
・ケミカル) p)エチレン−オクテン共重合体、密度0.917(ダウ
・ケミカル) q)エチレン−オクテン共重合体、密度0.920(ダウ
・ケミカル) r)エチレン−オクテン共重合体、密度0.935(ダウ
・ケミカル) s)エチレン−オクテン共重合体、密度0.941(ダウ
・ケミカル) t)エチレン−ブテン共重合体(約82%エチレン)、密
度0.884(ユニオン・カーバイド・コーポレーション) 重合体配合物が増加量の2重量%以下の結晶度を有する
ハロゲン化されたオレフィン型エラストマーを含んでい
る時には、表Iに挙げられている高結晶性の熱可塑性促
進剤が必要である。しかしながら、選択されるエラスト
マーがもっぱら2重量%以上の結晶度を有するものであ
っても、本発明の結晶性の熱可塑性促進剤の存在が接着
性、特に接合剪断強度、の増加を与える。
【0029】特に有用であり且つ好適な熱可塑性促進剤
には、全てがダウ・ケミカルから商業的に入手可能なH
DPE 12065、HDPE 62013、LDPE
CG−2523およびLDPE 768が包含される。
HDPE 12065は0.94の比重、134℃のピー
ク軟化温度および66.8重量%の結晶度を有してい
る。HDPE 62013は0.94の比重、131℃の
ピーク軟化温度および61.2重量%の結晶度を有して
おり、LDPE CG−2523は0.923の比重、1
11℃のピーク軟化温度および53.6重量%の結晶度
を有している。LDPE 768は0.93の比重、11
9℃のピーク軟化温度および45.8重量%の結晶度を
有している。
【0030】屋根シーティング物質を製造するために使
用される組成物または混和物は、約10−50重量部の
炭素数が少なくとも2の単量体類から製造された重合体
性オレフィン類からなる群から選択される高結晶性の熱
可塑性促進剤が加えられている約50−90重量部のハ
ロゲン化されたオレフィン系エラストマー、充填剤、添
加物、および加工用物質、並びに硬化剤などの任意の他
の成分類を含んでおり、それらの全ては以下で論じられ
ている。
【0031】最初に充填剤に関しては、適切な充填剤は
ゴムに一般的に加えられているような強化用および非−
強化用物質並びにそれらの混合物からなる群から選択さ
れる。例には、カーボンブラック、粉砕石炭、炭酸カル
シウム、粘土、シリカ、寒剤粉砕ゴムなどの如き物質が
包含される。一般的には、好適な充填剤にはカーボンブ
ラック、粉砕石炭および寒剤粉砕ゴムが包含される。
【0032】カーボンブラックは、100部の重合体当
たり約20部−約300部(phr)の量で、好適には
約60−約150phrの量で、使用される。ここで好
適なカーボンブラックの範囲(60−150phr)
は、硫黄硬化されたエラストマー性の屋根シーティング
の製造において通常使用されているカーボンブラックの
量とほぼ等しい。ここで有用なカーボンブラックは、い
ずれのカーボンブラックであってもよい。好適なもの
は、ファーナスブラック、例えばGPF(一般目的ファ
ーナス)、FEF(迅速押し出しファーナス)およびS
RF(半−強化用ファーナス)、である。
【0033】本発明の組成物中で充填剤として使用され
る粉砕石炭は、低揮発性歴青炭から誘導される乾燥微細
分割ブラック粉末である。粉砕石炭は最小0.26ミク
ロン−最大2.55ミクロンの範囲の粒子寸法を有して
おり、トランスミッション・エレクトロン・マイクロス
コピーを用いて50個の粒子に対して測定された0.6
9±0.46の平均粒子寸法を有している。粉砕石炭は
ASTM D−1512に従い試験された時に約7.0の
pHを有する水性スラリーを生成する。この型の好適な
粉砕石炭は、約1.2±0.03の比重、4.58%の灰
含有量および0.65%の硫黄含有量を有するオースチ
ンブラックと指定される。オースチンブラックは、バー
ジニア州ブルーフィールド、私書箱1063のコール・
フィラーズ・インコーポレーテッドから商業的に入手可
能である。量は約5−65phrであり、約15−35
が好適である。
【0034】最後に、本質的にはいずれの寒剤粉砕ゴム
でも本発明の組成物中で充填剤として使用することがで
きる。好適な寒剤粉砕ゴムは、寒剤粉砕EPDM、ブチ
ル、ネオプレンなどである。好適な寒剤粉砕ゴムは、寒
剤粉砕EPDMゴムである。好適な寒剤粉砕EPDMゴ
ムは、約1.129±0.015の比重および約30−約
300ミクロンの範囲の粒子寸法を有する微細ブラック
ゴム粉末であり、平均粒子寸法は約50−約80ミクロ
ンの範囲である。量は約5−40phrであり、約10
−25が好適である。
【0035】ここで有用なオースチンブラックと寒剤粉
砕ゴムとの混合物をカーボンブラックの部分的代用品と
して使用することができる。これらの2種の充填剤の混
合物を使用する場合には、それらの相対的量は広く変え
ることができ、全体合計は約60phrを越えない。オ
ースチンブラック対寒剤粉砕ゴムの比は2:1の望まし
い比から多分3:1までの比の範囲であることができ
る。また、上記の如く、他の充填剤物質を使用すること
もできる。それらの量は硫黄硬化された一般的な屋根シ
ーティングの製造において通常使用されている量の比の
範囲に入るものである。
【0036】加工油に関しては、組成物の加工性を改良
する(混合時間を短縮しそしてカレンダー掛け速度を増
加させる)ことが含まれる。加工油は100部のハロゲ
ン化されたエラストマー成分当たり約20−約105重
量部の加工油の範囲の量で、好適には約45−約75重
量部の範囲の量で、含まれる。好適な加工油は、パラフ
ィン系油、例えばサン・オイル・カンパニーから入手可
能なSunpar2280、および塩素化されたパラフ
ィン油、例えばドーバー・ケミカル・カンパニーから入
手可能なParoi5761、またはそれらの混合物で
ある。合成油類などの他の石油誘導された油類を使用す
ることもできる。
【0037】添加物に関しては、適切な添加物は一般的
にゴム中に加えられている難燃性物質およびそれらの混
合物からなる群から選択される。そのような難燃性添加
物の例には、三酸化アンチモン、酸化デカブロモジフェ
ニル(DBDPO)、アルミナ三水塩、塩素化または臭
素化されたパラフィン類、およびそれらの混合物が包含
される。添加物は一般的には100部の重合体配合物当
たり約15−約90重量部(phr)の添加物の範囲の
量で、好適には約20−約50重量部の範囲の量で、含
まれる。
【0038】好適な添加物は、三酸化アンチモンと塩素
化されたパラフィンとの混合物、例えば42重量%の塩
素含有量を有するドーバー・ケミカル・カンパニーから
入手可能なChloroflo−42、である。混合物
としてのこれらの2種の添加物の比は望ましい1:1比
から多分5:1までの範囲であることができる。
【0039】任意成分類には、例えば、少量のハロゲン
化されたエラストマー類の代わりの他のエラストマー類
(例えば、ブチルエラストマー、中和されたスルホン化
されたEPDM、中和されたスルホン化されたブチ
ル)、合計含有量が一般的には約10−約130phr
の範囲である副次的な無機充填剤(例えば、滑石、雲
母、粘土、珪酸塩類、チョーク)、および一般的量の他
の一般的添加物、例えば酸化亜鉛、ステアリン酸、酸化
防止剤、などが包含される。
【0040】混和用成分類は、内部混合器(例えばバン
バリーミキサー)、押し出し器、および/または2−ロ
ールミル、または粘着性の相対的に均一な混合物の製造
用に適している他の混合器を用いて、混合することがで
きる。B型バンバリー内部混合器を使用する時には、好
適態様では乾燥または粉末状物質、例えばカーボンブラ
ック、を最初に加え、その後に液体の加工油を加え、そ
して最後に重合体を加える(この型の混合は上方−下降
混合技術と称することができる)。
【0041】生成した混合物を、例えば粉砕、カレンダ
ー掛けまたは押し出しの如き一般的なシーティング方法
により、5−200ミルの、好適には35−60ミル
の、範囲内の厚さのシートにする。好適には、混合物を
少なくとも40ゲージ(0.040インチ)のシートと
し、それは屋根ふき用途における使用のための非−強化
ブラックEPDMゴムシートに関してゴム製造業者協会
の屋根ふき部会により設定されている標準の中で指定さ
れている最少の厚さである。多くの場合には、混合物は
40−45ゲージのシートとされ、その理由はこれが商
業的に使用されている大部分の「単一−プライ」屋根ふ
き膜に関する厚さであるからである。シーティングをこ
の時点で希望する長さおよび幅寸法に切断することがで
きる。
【0042】本発明の方法はここに記されているハロゲ
ン化されたエラストマー性シート物質を使用することに
より行われる。シートはその他の点では一般的方式で屋
根構造体の上に延展されるため、隣接シート層の接合部
は重ねられる。接合部の幅は建築家、建物契約者または
屋根契約者により指定される条件により変更することが
でき、従ってそれは本発明を限定するものではない。
【0043】5、6インチの重なりと仮定すると、次の
段階は端部領域に熱およびいくらかの圧力をかけて接合
部を形成することである。約80°−550℃の温度が
一般的に適用される。一般的には、隣接シートの重なっ
ている端部を含む接合領域はシート物質の軟化温度より
わずか高く加熱すべきである。当技術の専門家に既知の
如く有効な接合部を製造するために熱および圧力を利用
する多数の技術を使用することができる。典型的にはそ
れが許容可能な接合部を供することに適している限り、
圧力は最少約3psiから約60psiまで広く変える
ことができる。本発明の実施法を示すために、以下に詳
細に示されている如く、本発明に従う数種のハロゲン化
されたエラストマー性化合物類を製造しそして剥離およ
び剪断接着試験にかけた。選択されるハロゲン化された
エラストマーは塩素化されたエラストマーであるC−E
LASTOMERであり、それの特性は下表IIに表示さ
れている。
【0044】
【表2】 表II 重合体特性研究 C−Elastomer ML/4、135℃ 29.5 塩素含有量、重量% 30.6 結晶度、重量%(DSCによる) 1.24 Tg、℃(DSCによる) −31.8 Tm、℃(DSCによる) 50.6 C−Cl/CH3比(NMRによる) 22/4 比重@23℃ 0.963 Mn 64,775 Mw 115,800 Mn/Mw比 1.79 下記の実施例は、塩素化されたエチレン−ブテン共重合
体であるC−ELASTOMERを基にしておりそして
三井石油化学工業株式会社から商業的に入手可能な熱接
合可能な難燃性(FR)膜組成物を代表しており、そし
て本発明の性質をさらに説明する目的用に供されている
ものであり、そしてそれらの範囲に関する限定と考える
べきではない。
【0045】
【表3】 表III熱接合可能なFR型膜:C−ElastomerとHDPEの配合物 実施例番号 1 2 3 4 5 6 C−Elastomer 100 90 80 70 60 50 HDPE−12065 --- 10 20 30 40 50 HiStrGPFブラック 110 110 110 110 110 110 パラフィン系加工油 55 55 55 55 55 55 三酸化アンチモン 5 5 5 5 5 5 液体の塩素化されたパラフィン 5 5 5 5 5 5 合計 275 275 275 275 275 275 表IIIに示されている実施例において、実施例番号1は
対照用としてのC−ELASTOMERを基にしたハロ
ゲン化されたエラストマー性膜(HDPEなし)であ
る。実施例番号1は、約29.5のムーニー粘度(ML
/4、135℃)、約30.6重量%の塩素含有量、核
磁気共鳴(NMR)により測定された22:4のC−C
l/CH3比および0.963の比重を有する塩素化され
た(非−結晶性の)エチレン−ブテン共重合体である1
00%C−ELASTOMERである。実施例番号2−
6は、C−ELASTOMERとポリエチレンの高結晶
性ホモ重合体の配合物を基にしている。実施例番号1
は、標準的ゴム混合技術および装置を使用して、下記の
成分類:100部の塩素化されたエチレン−ブテン共重
合体であるC−ELASTOMER、55phrのパラ
フィン系加工油、5phrの三酸化アンチモン、および
5phrのChloroflo−42液体状の塩素化さ
れたパラフィンを一緒に混合することにより、製造され
た。残りの実施例番号2−6は、50−90部のC−E
LASTOMER(塩素化されたエチレン−ブテン共重
合体)、10−50phrのHDPE 12065並び
に実施例番号1の製造で使用されたのと同じ水準のカー
ボンブラック、加工油、三酸化アンチモンおよび液体の
塩素化されたパラフィンを含んでいる。それぞれに関す
る組成は表III中に示されており、ここでは全ての部数
は断らない限り100部のゴム炭化水素当たりの重量
(phr)である。
【0046】例えば応力−歪み性質、ダイC破壊抵抗
性、硬度、および酸素指数データの如き物理的試験デー
タが下表IV中に示されている。
【0047】
【表4】 表IV熱接合可能な膜:塩素化されたエチレン/ブテン共重合体とHDPE−未エージ ングの配合物 物理的性質 実施例番号 1* 2 3 4 5 6 応力−歪み性質@23℃ 100%モジュラス、psi 165 380 640 --- --- --- 破壊時の引っ張り、psi 255 435 675 745 785 835 破壊時の伸び、% 170 135 115 95 75 60ダイC破壊性質 ポンド/インチ、23℃ 58 178 189 203 216 221ショア「A」硬度 23℃における試験 53 59 67 73 79 86制限酸素指数(L.O.I.)-スタントン-レッドクロフトFTA可燃性試験装置 酸素指数、%O2(Sb2O3および 26.2 25.8 25.5 24.9 24.4 23.6 Chloroflo-42含有) 酸素指数、%O2(Sb2O3および 23.3 --- --- --- --- --- Chloroflo-42なし) * 100%の塩素化されたエチレン/ブテン共重合体 試験目的のために、亜鈴形の試料をASTM D−41
2(方法A−亜鈴および線状試料)に従い個別成型され
た45ミルの平らなシートから切断した。モジュラス、
引っ張り強度および破壊時の伸びの測定値はテーブル・
モデル・インストロンR・テスター、モデル113を使
用して得られ、そして試験結果はASTM D−412
に従い計算された。全ての亜鈴試料をそのまま約24時
間放置し、その後に試験を23℃において行った。ショ
ア「A」硬度試験はASTM方法D−2240に従い2
3℃において行われた。
【0048】ダイC(90°角度ダイ)で切断された成
型された45ミルの平らなゴムシートの破壊性質はAS
TM方法D−624に従い測定された。ダイC試験試料
は試験前に切り欠かれていなかった。破壊抵抗性、ポン
ド/インチ、はテーブル・モデル・インストロンR・テ
スター、モデル113を使用して得られ、そして試験結
果はASTM D−624に従い計算された。この試験
も23℃において行われた。
【0049】酸素指数試験はスタントン−レッドクロフ
トFTA可燃性装置を使用して行われた。酸素指数試験
は高さが60cmでありそして直径が8.4cmの垂直
ガラス管を使用し、その中で棒または片がクランプによ
りそれの底端部に保持されている。酸素および窒素の調
節されている混合物を管底の中に底にあるガラスビーズ
の床を通して計量添加して、均一流の気体を与える。試
料をそれの上端で発火させると、試料は蝋燭状に頂部か
ら下方に燃焼する。連続的燃焼を可能にする雰囲気が酸
素指数(O.I.)として測定される。O.I.は、どちら
か最初に起きた方の2インチまたは3分間に関して燃焼
を持続するであろう酸素−窒素混合物中の酸素の最少部
分である。
【0050】実施例2−6中のポリエチレンの高結晶性
ホモ重合体であるHDPE12065を特徴とする未硬
化ブラックおよび油が充填されている屋根ふき膜調合物
は、大部分に関して、実施例番号1の100%塩素化さ
れたエチレン−ブテン共重合体対照用よりはるかに高い
未エージングダイC破壊性質および硬度性質を有する高
モジュラス組成物であると同定された。モジュラス、引
っ張り強度、ダイC試験および硬度性質における増加が
比較的高いHDPE12065充填において生じた。
【0051】それとは対照的に、HDPE12065を
増加させることによってではなくむしろC−ELAST
OMERの量を増加させることにより、比較的良好な制
限酸素指数(L.O.I.)性能が示された。110ph
rのHiStrGPEブラックおよび55phrのパラ
フィン系加工油を有する100%C−ELASTOME
RのL.O.I.性能は23.3%酸素であった。しかしな
がら、組成物に対する5phrの三酸化アンチモンおよ
び5phrのChloroflo−42(液体の塩素化
されたパラフィン)の添加がL.O.I.性能を約23.3
%酸素から約26.2%酸素に増加させ、実施例2−6
は直接的減少を示したが約23.6%酸素以上であっ
た。
【0052】本発明の組成物は高い充填剤および加工油
充填の許容性も示した。
【0053】接合剥離および剪断接着性試験も以下で論
じられている接着試験パッドを使用して行われ、そして
それぞれ表VおよびVI中に報告されている。
【0054】詳細な剥離および剪断接着試験工程 上記のゴム混和物のそれぞれを接着試験にかけ、それは
下記の工程に従い繊維強化スクリムにより強化されてい
る6×6インチシートからなる試験パッドの製造を必要
としていた: 1.10×20−インチの2ロールミルを使用して、接
着試験パッドを製造するための厚さが約40ミルのゴム
の多数の6×6−インチシートを製造した。
【0055】2.ゴムの未硬化シートを強化するため
に、PVC処理されたポリエステルスクリム(10×1
0epiコード構造)の6×6−インチシートを2枚の
ゴムの6×6−インチシートの間に挿入した。
【0056】3.ゴム−スクリム組み立て品をマイラー
・フィルムの層で被覆し、そして金属硬化用の型(6×
6×0.075−インチ)の穴の中に入れた。
【0057】4.ゴム−スクリム組み立て品を次にマイ
ラー・フィルムの中で約5分間にわたり約149℃で加
圧した。
【0058】5.2個の6×6−インチのスクリム強化
されたゴムパッドを手動式加熱銃(ライスター)を用い
て一緒に接合させた。約15−18ポンドの力を例えば
標準的な2−インチ幅の金属ローラーの如きローラーに
より供した。(剥離または剪断のいずれに関しても)満
足のいくような接合部を3−4ポンドだけの力および標
準的な2−インチ幅のゴムローラーを用いて形成するこ
とができた。接合部は試験の前に24時間にわたり放置
されて平衡化された。
【0059】6.1−インチ幅のダイを有するクリッカ
ー機械を使用して、接合剥離(B型、90°剥離)およ
び剪断(A型、180°剥離)接着試験用の多数の試験
試料を製造した。
【0060】7.試験機械:モデル1130インストロ
ン・ユニバーサル・テスター−一定ジョー速度分離型の
試験機械。機械には、試料をしっかりと且つ試験中に滑
らないように挟むことができる適当な握りが備えられて
いた。
【0061】8.1−インチ幅の試料を毎分2インチの
速度(クロスヘッドおよびチャート速度の両者)でAS
TM D−413(機械方法)中に示されている接着試
験を用いて試験した。剥離および剪断接着強度の両者は
室温(すなわち、23℃)において、並びに場合によっ
ては70°および93℃において、測定された。試料は
高められた温度における試験の前に15分間そのまま予
備加熱された。
【0062】9.接着強度は、 剥離接着強度(ポンド/インチ)=ポンド力×試料幅、 剪断接着強度(ポンド/平方インチ)=ポンド力×試料
幅 と定義されている。
【0063】実施例1−6に関する接合剥離接着および
接合剪断強度は以上で略記されている試験工程に従い測
定され、ここで実際に測定された値はそれぞれ表Vおよ
びVI中に報告されている。
【0064】
【表5】 表V 熱接合可能なFR型屋根膜−接合剥離接着性研究 実施例番号 1* 2 3 4 5 6 剥離接着性@23℃-熱硬化#9(442℃) ポンド/インチ 6 7 9.5 14 19 21 破損の型 (A) (A) (A) (A),(B) (B) (B)剥離接着性@70℃-70℃で15分間予備加熱 ポンド/インチ 0.4 0.4 0.4 0.6 1.3 1.8 破損の型 (A) (A) (A) (A) (B) (B) * 100%の塩素化されたエチレン/ブテン共重合体 (A)=溶接破損−ゴム対ゴムプライ界面または付近にお
ける破損 (B)=プライ対プライ界面における初期破壊、その後に
織物強化剤までのゴム破壊(ゴム対織物破損)
【0065】
【表6】 表VI 熱接合可能なFR型屋根膜−接合剪断強度研究 実施例番号 1* 2 3 4 5 6 剪断強度@23℃-熱硬化#9(442℃) ポンド/平方インチ 62 79 >73 >78 >84 >108 破損の型 (A),(C) (A),(C) (C) (C) (C) (C)剪断強度@70℃-70℃で15分間予備加熱 ポンド/平方インチ 18 26 >29 >42 >46 >57 破損の型 (A),(C) (A),(C) (C) (C) (C) (C)剪断強度@95℃-95℃で15分間予備加熱 ポンド/平方インチ 8 15 >19 >30 >36 >39 破損の型 (A),(C) (A),(C) (C) (C) (C) (C) * 100%の塩素化されたエチレン/ブテン共重合体 (A)=溶接破損−ゴム対ゴムプライ界面または付近にお
ける破損 (C)=ネッキング/破壊−溶接接合物の隣で延伸されそ
して破壊されたスクリム強化されたゴム試験片 表VおよびVI中に表示されている接着データからわかる
ように、C−ELASTOMER/HDPE12065
の配合物の特徴を有する熱接合可能膜(実施例番号2−
6)に関する接合剥離接着および接合剪断接着性の値は
一般的には100%C−ELASTOMER対照用(実
施例番号1)と比較して良好であった。表V中に示され
ている実施例番号1(対照用)に関する接合剥離接着性
は23℃において6ポンド/インチであったが、表VI中
の23℃における接合剪断強度は>62ポンド/平方イ
ンチであった。実施例番号2−6は塩素化されたエチレ
ン−ブテン共重合体であるC−ELASTOMERとポ
リエチレンの高結晶性ホモ重合体であるHDPE120
65との配合物を基にしていた。塩素化されたエチレン
−ブテン共重合体であるC−ELASTOMERの10
−50重量部を等量のHDPE12065で置換するこ
とにより、室温および高温の接合剥離および剪断接着性
結果の両者が改良された。
【0066】本発明の膜(実施例番号2−6)は接合剥
離強度試験中に織物強化剤までのゴム破壊およびゴム対
織物破損を示した。接合剪断強度試験では、織物強化膜
は延伸またはネッキングにより破損しそして実際に溶接
された接合部の隣で破壊または破れた。
【0067】表VおよびVI中に挙げられている試験試料
を毎分2インチのクロスヘッドおよびチャート速度にお
いてモデル1130インストロン・ユニバーサル・テス
ターを用いてASTM D−413に示されている接着
試験に従い試験した。接合剥離および剪断強度は室温
(23℃)並びに70℃において測定され、剪断強度は
さらに95℃においても測定された。
【0068】まとめると、屋根ふき用のシート物質を製
造するための高結晶性の熱可塑性促進剤をハロゲン化さ
れたエラストマーと一緒に使用すると該シート物質を端
部領域に沿って充分な圧力および熱を用いて接合させる
ことができて、例えばダイC破壊抵抗性、炎抵抗性、剥
離および接合剪断強度の如き高温性質を改良することが
前記の実施例および試料開示からわかるはずである。本
発明はここに例示されている特定型のハロゲン化された
オレフィン系エラストマー類もしくは熱可塑性促進剤に
またはここに供されている他の典型的なハロゲン化され
たオレフィン系エラストマー類の開示により限定される
ものではなく、実施例は本発明の実施を単に説明するだ
けのために供されていることは理解すべきである。当技
術の専門家は上記の開示に従い他のハロゲン化されたオ
レフィン系エラストマー類または他の同様な熱可塑性促
進剤を容易に選択することができるであろう。同様に、
本発明は例示されている特定の充填剤、加工物質、およ
び添加物、またはそれらの量に限定される必要はない。
【0069】上記の性質に関すると、本発明の組成物は
屋根ふき膜の製造において価値がある。本発明の組成物
から製造される屋根ふき膜は、充填剤入りの重合体組成
物から屋根ふき膜を製造するために一般的に使用されて
いるいずれの方法によっても製造することができる。例
えば、膜を一般的なカレンダー掛け技術により製造する
ことができる。噴霧コーテイングおよびローラーダイ製
造を含む他の方法を使用することもできる。本発明の組
成物から製造された屋根ふき膜は任意にスクリムで強化
させることもできる。
【0070】従って、ここに開示されている変法のいず
れでもここに開示および記載されている本発明の範囲か
ら逸脱しない限り容易に決定しそして調節することがで
きる。さらに、本発明の範囲は添付されている請求の範
囲内に入る全ての改変および変更を含むであろう。
【0071】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0072】1.約50−90重量部の、炭素数が少な
くとも2である単量体類およびそれらの混合物から製造
された約2重量%までの結晶度を有するハロゲン化され
たポリオレフィン類からなる群から選択されるハロゲン
化されたオレフィン系エラストマー、および約10−5
0重量部の、炭素数が少なくとも2の単量体類から製造
されたポリオレフィン重合体類からなる群から選択され
る高結晶性の熱可塑性促進剤を含んでいる100重量部
の重合体配合物、100部の該重合体配合物当たり約5
0−250重量部の、強化用および非−強化用物質並び
にそれらの混合物からなる群から選択される充填剤、1
00部の該重合体配合物当たり約20−105重量部
の、加工用物質およびそれらの混合物、並びに100部
の該重合体配合物当たり約15−90重量部の、難燃性
物質およびそれらの混合物からなる群から選択される添
加物を含んでなる、硬化されていない重合体性組成物か
ら製造された屋根ふき用の熱接合可能な難燃性シート物
質。
【0073】2.該ハロゲン化されたオレフィン系エラ
ストマーが塩素化されたおよび臭素化されたエチレン−
プロピレンおよびエチレン−ブテン共重合体からなる群
から選択される、上記1に示されている熱接合可能な難
燃性シート物質。
【0074】3.該充填剤が約110重量部のカーボン
ブラックを含んでおり、該組成物が約55重量部の加工
油を含んでおり、そして該添加物が約5重量部の三酸化
アンチモンおよび約5重量部の液体の塩素化されたパラ
フィンの混合物を含んでいる、上記2に示されている熱
接合可能な難燃性シート物質。
【0075】4.該熱可塑性の促進剤が50重量部の高
密度ポリエチレンを含んでおりそして約23.6%酸素
の制限酸素指数性能を示す、上記1に示されている熱接
合可能な難燃性シート物質。
【0076】5.ハロゲン化されたオレフィンエラスト
マーおよび高結晶性の熱可塑性促進剤の配合物、充填
剤、加工用物質並びに難燃性物質およびそれらの混合物
からなる群から選択される添加物を含んでなる硬化され
ていない熱接合可能な難燃性の重合体性組成物から製造
された自己−接着性シート物質の層を、被覆しようとす
る屋根に適用し、該層の隣接端部を重ね、重ねられた領
域をシート物質の軟化点よりわずかに高く加熱し、重ね
られた部分を熱を用いてそして許容可能な接合強度を与
えるのに充分な圧力下で接合させる段階を含んでなる、
接着剤を使用せずに充分な自己−接着性を有する硬化さ
れていない重合体性組成物から製造された屋根ふき用の
熱接合可能な難燃性シート物質で屋根を被覆する方法。
【0077】6.加熱段階を少なくとも約82℃の温度
で行う、上記5に示されている方法。 7.該難燃性の重合体性組成物が、約50−90重量部
の、炭素数が少なくとも2である単量体類およびそれら
の混合物から製造された約2重量%までの結晶度を有す
るハロゲン化されたポリオレフィン類からなる群から選
択されるハロゲン化されたオレフィン系エラストマー、
および約10−50重量部の、炭素数が少なくとも2の
単量体類から製造されたポリオレフィン重合体類からな
る群から選択される高結晶性の熱可塑性促進剤を含んで
いる100重量部の重合体配合物を、100部の該重合
体配合物当たり約50−250重量部の強化用および非
−強化用物質並びにそれらの混合物からなる群から選択
される充填剤、100部の該重合体配合物当たり約20
−105重量部の加工用物質およびそれらの混合物、並
びに100部の該重合体配合物当たり約15−90重量
部の難燃性物質およびそれらの混合物からなる群から選
択される添加物と一緒に混合することにより製造され
る、上記5に示されている方法。
【0078】8.該充填剤が約110重量部のカーボン
ブラックを含んでおり、該組成物が約55重量部の加工
油を含んでおり、そして該添加物が約5重量部の三酸化
アンチモンおよび約5重量部の液体の塩素化されたパラ
フィンの混合物を含んでいる、上記7に示されている方
法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23:00)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約50−90重量部の、炭素数が少なく
    とも2である単量体類およびそれらの混合物から製造さ
    れた約2重量%までの結晶度を有するハロゲン化された
    ポリオレフィン類からなる群から選択されるハロゲン化
    されたオレフィン系エラストマー、および約10−50
    重量部の、炭素数が少なくとも2の単量体類から製造さ
    れたポリオレフィン重合体類からなる群から選択される
    高結晶性の熱可塑性促進剤を含んでいる100重量部の
    重合体配合物、100部の該重合体配合物当たり約50
    −250重量部の、強化用および非−強化用物質並びに
    それらの混合物からなる群から選択される充填剤、10
    0部の該重合体配合物当たり約20−105重量部の、
    加工用物質およびそれらの混合物、並びに100部の該
    重合体配合物当たり約15−90重量部の、難燃性物質
    およびそれらの混合物からなる群から選択される添加物
    を含んでなる、硬化されていない重合体性組成物から製
    造された屋根ふき用の熱接合可能な難燃性シート物質。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化されたオレフィンエラストマ
    ーおよび高結晶性の熱可塑性促進剤の配合物、充填剤、
    加工用物質並びに難燃性物質およびそれらの混合物から
    なる群から選択される添加物を含んでなる硬化されてい
    ない熱接合可能な難燃性の重合体性組成物から製造され
    た自己−接着性シート物質の層を、被覆しようとする屋
    根に適用し、該層の隣接端部を重ね、重ねられた領域を
    シート物質の軟化点よりわずかに高く加熱し、重ねられ
    た部分を熱を用いてそして許容可能な接合強度を与える
    のに充分な圧力下で接合させる段階を含んでなる、接着
    剤を使用せずに充分な自己−接着性を有する硬化されて
    いない重合体性組成物から製造された屋根ふき用の熱接
    合可能な難燃性シート物質で屋根を被覆する方法。
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